JP2012221418A - 解析装置、その方法及びそのプログラム - Google Patents
解析装置、その方法及びそのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012221418A JP2012221418A JP2011089410A JP2011089410A JP2012221418A JP 2012221418 A JP2012221418 A JP 2012221418A JP 2011089410 A JP2011089410 A JP 2011089410A JP 2011089410 A JP2011089410 A JP 2011089410A JP 2012221418 A JP2012221418 A JP 2012221418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function
- finite element
- level set
- design
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 36
- 238000013461 design Methods 0.000 claims abstract description 131
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 176
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 52
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 48
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims description 38
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 20
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 claims description 19
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 4
- 230000008571 general function Effects 0.000 claims 2
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 11
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 6
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005381 potential energy Methods 0.000 description 2
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000010206 sensitivity analysis Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
【解決手段】解析装置は、有限要素モデルにおける意匠について、位相と形状が変更可能な変更初期意匠と両者を保持する固定初期意匠とに分け、両意匠から最適化した意匠を求める。
【選択図】 図1
Description
本実施形態の解析装置10の構成について、図1のブロック図に基づいて説明する。
まず、モデル作成部12について図3に基づいて説明する。
次に、データ取得部14について図4に基づいて説明する。
次に、識別部16について図5に基づいて説明する。
次に、第1計算部18について図6に基づいて説明する。
次に、第2計算部20について図7と図8に基づいて説明する。
次に、第3計算部22について説明する。
H(φ(P))=Era ・・・(2−1)
−1<=φ(P)/h<=1のときは、
H(φ(P))=(1+Era)/2+φ(P)/h×{15/16−5/8×(φ(P)/h)2+3/16×(φ(P)/h)4}×(1−Era) ・・・(2−2)
1<φ(P)/hのときは、
H(φ(P))=1.0 ・・・(2−3)
となる。但し、hはヘビサイト関数H(φ(P))が0〜1へ遷移するときの幅であって、本実施形態では有限要素の辺の長さとする。また、Eraとは相対ヤング率を意味し、相対ヤング率とは、意匠内側のヤング率に対する意匠外側のヤング率の比である。
次に、解析部24について説明する。
Π=U−W ・・・(3−1)
但し、Πとは全ポテンシャルエネルギー(外力を受けて変形した状態から元の状態に戻ろうとする仕事量)、Uとは歪みエネルギー、Wとは外力による仕事である。
但し、ε=(εx,εy,γxy)は歪みベクトル、σは応力ベクトルである。*はベクトルの内積を表す。
ε=B*ui ・・・(3−3)
但し、uiは節点変位ベクトル(但し、i=1〜nであり、n=節点の数×自由度である。節点とは、各有限要素が交わる点を意味し、自由度とは、次元数を意味し、本実施形態では2次元であるため、自由度は2である)、Bは歪み−変位マトリックスである。このBはタイヤの材料によって決定できる。なお、節点が、タイヤという構造物の変位場となり、節点変位ベクトルuiが、変位場の変位ベクトルとなる。
σ=D*ε ・・・(3−4)
但し、Dとは応力−歪みマトリックスである。
−W=−fi T*ui ・・・(3−7)
となる。但し、fiは節点外力ベクトルである(但し、i=1〜nであり、n=節点数×自由度である)。
Π=(ui T*K*ui−fi T*ui)/2 ・・・(3−8)
Πを各節点変位について偏微分して、まとめると、
dΠ/dui=K*ui−fi ・・・(3−9)
となる。
dΠ/dui=0 ・・・(3−10)
したがって式(3−9)と式(3−10)より
K*ui−fi=0 ・・・(3−11)
となる。この式を変形すると、
K*ui=fi ・・・(3−12)
となる。この式(3−12)が剛性方程式である。式(3−12)より未知数uiを求め、歪みベクトル及び応力ベクトルは次のように求めることができる。
歪みベクトル ε=B*ui ・・・(3−13)
応力ベクトル σ=D*ε ・・・(3−14)
以上により、変位場(節点)における歪みベクトルと応力ベクトルを導くことができる。
次に、関数算出部26ついて説明する。
関数算出部26が歪力βを求める方法について説明する。
β=−ε*D+2b*u (4−1)
ここでbは物体力のベクトル、uは変位場(2次元で表された節点変位ベクトル、簡略表記のために有限要素のアドレスを示す添え字のiは省略している)、εは歪みベクトル、Dは応力−歪みマトリックス(弾性定数マトリックス)を意味する。本実施形態で扱う問題は、物体力(重力、遠心力など)は無視するので式(4−1)は次のようになる。
β=−ε*D*ε ・・・(4−2)
本実施形態は2次元であるので、εは次の式(4−3)のように表される。
ε=(εx,εy,γxy) ・・・(4−3)
εx,εy,γxyは式(3−3)より求められる。すなわち、式(3−3)を再表記すると、
ε=(εx,εy,γxy)=B*ui ・・・(4−4)
となる。Dは次の式(4−5)のように表される。
関数算出部26が、ラグランジュの未定定数λを求める方法について説明する。
dH(φ)/dφ=0 ・・・(5−2)
−1<=φ/h<=1のときは、
dH(φ)/dφ
=15/16h×{1−(φ/h)2}2×(1−Era) ・・・(5−3)
1<φ/hのときは、
dH(φ)/dφ=0 ・・・(5−4)
となる。
λ=A/B ・・・(5−5)
(9−3)目的汎関数Jの求め方
関数算出部26が、最終的な目的汎関数Jを求める方法について説明する。
次に、更新部28について説明する。
dφ/dt+(β+λ)×dH(φ)/dφ=0 ・・・(7−1)
ここで、
g=(β+λ)×dH(φ)/dφ ・・・(7−2)
とおくと、
dφ/dt+g=0 ・・・(7−3)
となる。この式(7−3)が偏微分方程式である。この偏微分方程式を前進オイラー法を用いて有限差分法で近似すると次の式(7−4)のようになる。
(φn+1 i−φn i)/Δt=−g ・・・(7−4)
但し、添字のnは反復回数、iは有限要素のアドレス、Δtは更新幅である。式(7−4)を変形すると、
φn+1 i=φn i−Δt×g ・・・(7−5)
となる。この式(7−5)によりレベルセット関数φを更新幅Δtで更新する。
dφmin/Δr<=1 ・・・(7−6)
ここでΔrは有限要素の間隔である。この式(7−6)を変形すると、
dφmin<=Δr ・・・(7−7)
この式(7−6)で表されたCFL条件を満たすようにdφminを決定する。dφminを決めた後に、Δtを以下の式(7−8)により定める。
Δt=dφmin/max{g} ・・・(7−8)
この更新幅Δtを用いることで安定的に解が求まる。但し、max{g}は、上記の式(7−2)で求めるgの最大値を意味する。
次に、再初期化部30について説明する。
φ=0の等位線を求めるには、図9に示すように、レベルセット関数φの4つの評価点で囲まれた仮想有限要素について、各辺を構成する評価点のレベルセット関数φの符号が異なる辺で必要があることがわかる。
φ(s,t)=a0+a1×s+a2×t+a3×s×t ・・・(8−1)
と定義する。但し、a3=0の場合について考える。φ(s,t)=0上の点は、任意のθを用いて次の式(8−2)、式(8−3)のように表せる。
s=−a2/a3+(|(a1×a2−a0×a3)/a3 2|)1/2×eθ
・・・(8−2)
t=−a1/a3+(|(a1×a2−a0×a3)/a3 2|)1/2×eθ
・・・(8−3)
となる。θは、図10に示すように点P0と仮想点Rとの間の角度であるので、次の式(8−4)により求まる。
θk=θ0+(θk−1−θ0)×k/(m−1) ・・・(8−4)
但し、k=1,2,・・・m−2である。
再初期化部30は、上記で求めた仮想点Rを一般座標系(s,t)から全体座標系(x,y)へ座標変換する。その変換について図11に基づいて説明する。
F1=(1.0+s1)(1.0+t1)
F2=(1.0−s1)(1.0+t1)
F3=(1.0−s1)(1.0−t1)
F4=(1.0+s1)(1.0−t1) ・・・(9−1)
全体座標系における有限要素の4つの節点座標をQ1(x1,y1),Q2(x2,y2),Q3(x3,y3),Q4(x4,y4)とする。これらより点Q(x’,y’)は次の式(10−1)、式(10−2)により求まる。
x’=F1×x1+F2×x2+F3×x3+F4×x4 ・・・(10−1)
y’=F1×y1+F2×y2+F3×y3+F4×y4 ・・・(10−2)
以上により、再初期化部30は、等位線φ=0上の仮想点Rの群を一般座標系(s,t)から全体座標系(x,y)へ座標変換して点Qの群を求める。
再初期化部30は、上記で求めた点Qの群とレベルセット関数φの評価点(有限要素の重心点)との距離を計算し、最短距離にある点間距離を新たにレベルセット関数φの値とする。この計算は、第2計算部20が式(1)を用いて計算した方法と同様にして求める。この計算が再初期化である。なお、各レベルセット関数の符号は、再初期化する前のレベルセット関数の符号をそのまま付加する。
次に、修正部32について説明する。
φ’=φ−q ・・・(11−5)
となる。なお、以下の説明では、φ’は、単にφで表記する。
次に、判定部32について説明する。
次に、変換部36について図12に基づいて説明する。
次に、出力部38について図14と図15に基づいて説明する。
以上により、本実施形態の解析装置10であると、固定初期意匠を保持したまま、変更初期意匠のみについて形状及び位相の最適化問題を解決できる。
Claims (16)
- タイヤのトレッドパターンの意匠を求める解析装置において、
初期意匠を表した有限要素モデルを作成するモデル作成部と、
前記有限要素モデルにおける初期意匠の境界を表した点列群に関するデータを取得するデータ取得部と、
前記初期意匠に関して、設計変更が可能な初期意匠である変更初期意匠と、設計変更が不可能な初期意匠である固定初期意匠とに識別する識別部と、
前記有限要素モデルにおける有限要素毎のヘビサイト関数の初期値を計算する第1計算部と、
(1)前記有限要素毎の評価点と最短距離にある前記初期意匠を表す点を特定し、前記最短距離を値とするレベルセット関数を、前記有限要素毎に計算すると共に、(2)前記最短距離の値に関して前記ヘビサイト関数に基づいてプラス又はマイナスの符号を付加する第2計算部と、
前記有限要素毎のレベルセット関数を用いて、前記初期値を計算したヘビサイト関数を再計算する第3計算部と、
有限要素法を用いて各有限要素の変位場における歪みベクトルを少なくとも解析する解析部と、
再計算した前記ヘビサイト関数の値と前記歪みベクトルとから目的凡関数を、前記有限要素毎に算出する関数算出部と、
前記目的凡関数を最小化することにより、前記変更初期意匠に関する前記有限要素のレベルセット関数のみを更新する更新部と、
更新した前記レベルセット関数を再初期化する再初期部と、
前記有限要素毎の再初期化した前記レベルセット関数が収束しているか否かを判定し、収束していなければ前記解析部、前記関数算出部、更新部、再初期化部の処理を繰り返すように制御し、収束していれば、収束した前記レベルセット関数を最適化したレベルセット関数と判定する判定部と、
前記有限要素毎の最適化したレベルセット関数から、最適化した意匠に変換する変換部と、
を有することを特徴とする解析装置。 - 前記モデル作成部が作成する有限要素モデルは、2次元の有限要素モデル、又は、3次元の有限要素モデルである、
ことを特徴とする請求項1に記載の解析装置。 - 前記タイヤパターンの設計領域に関する面積制約、又は、体積制約に基づいて、再初期化した前記レベルセット関数を修正する修正部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の解析装置。 - 前記評価点が、前記有限要素の重心点である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の解析装置。 - 前記第1計算部は、前記有限要素の前記評価点が、前記初期意匠を表す境界よりも外側のときは前記初期値を0と設定し、前記初期意匠を表す境界よりも内側のときは前記初期値を1と設定する、
ことを特徴とする請求項4に記載の解析装置。 - 前記第2計算部は、前記最短距離を値とする前記レベルセット関数の符号に関して、前記ヘビサイト関数の前記初期値が0のときはマイナスの符号を付加し、前記初期値が1のときはプラスの符号を付加する、
ことを特徴とする請求項5に記載の解析装置。 - 前記第3計算部は、前記レベルセット関数の値に加えて、前記有限要素の辺の長さと相対ヤング率から前記ヘビサイト関数の値を、前記有限要素毎に再計算する、
ことを特徴とする請求項6に記載の解析装置。 - 前記解析部は、前記有限要素の前記評価点を節点とした前記変位場における前記歪みベクトルと応力ベクトルを、前記有限要素法における剛性方程式に基づいて解析する、
ことを特徴とする請求項7に記載の解析装置。 - 前記関数算出部は、
前記歪みベクトルを用いて歪力を前記有限要素毎に算出し、
前記歪力と前記レベルセット関数を用いてラグランジュの未定定数を前記有限要素毎に算出し、
再計算した前記ヘビサイト関数、前記ラグランジュの未定定数、前記歪みベクトルを用いて、前記目的凡関数を前記有限要素毎に算出する、
ことを特徴とする請求項8に記載の解析装置。 - 前記更新部は、
前記レベルセット関数に関する偏微分方程式を、前進オイラー法を用いた有限差分法で近似し、この近似した式に関して、前記変更初期意匠に属する前記有限要素については所定の更新幅で更新し、かつ、前記固定初期意匠に属する前記有限要素については前記更新幅を0として更新するか、又は、この更新を計算しない、
ことを特徴とする請求項9に記載の解析装置。 - 前記再初期化部は、
更新した前記レベルセット関数φに関して、φ=0の等位線又は等位面を算出し、
前記有限要素毎の評価点と前記φ=0上の点と最短距離にある前記φ=0上の点を特定し、前記最短距離を値とする前記レベルセット関数を、前記有限要素毎に計算する、
ことを特徴とする請求項10に記載の解析装置。 - 前記判定部は、
前記更新後で、かつ、再初期化した前記レベルセット関数の値と、前記更新前で、かつ、再初期化した前記レベルセット関数の値との平均自乗残差値を求め、前記平均自乗残差値が所定値より小さくなれば収束したと判定する、
ことを特徴とする請求項11に記載の解析装置。 - 前記変換部は、
前記有限要素毎の最適化した前記レベルセット関数から求めたφ=0の各点をそれぞれ結んだ線又は面を、最適化した意匠の境界線又は境界面に設定する、
ことを特徴とする請求項12に記載の解析装置。 - 最適化した前記意匠を出力する出力部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の解析装置。 - タイヤのトレッドパターンの意匠を求める解析方法において、
初期意匠を表した有限要素モデルを作成するモデル作成ステップと、
前記有限要素モデルにおける初期意匠の境界を表した点列群に関するデータを取得するデータ取得ステップと、
前記初期意匠に関して、設計変更が可能な初期意匠である変更初期意匠と、設計変更が不可能な初期意匠である固定初期意匠とに識別する識別ステップと、
前記有限要素モデルにおける有限要素毎のヘビサイト関数の初期値を計算する第1計算ステップと、
(1)前記有限要素毎の評価点と最短距離にある前記初期意匠を表す点を特定し、前記最短距離を値とするレベルセット関数を、前記有限要素毎に計算すると共に、(2)前記最短距離の値に関して前記ヘビサイト関数に基づいてプラス又はマイナスの符号を付加する第2計算ステップと、
前記有限要素毎のレベルセット関数を用いて、前記初期値を計算したヘビサイト関数を再計算する第3計算ステップと、
有限要素法を用いて各有限要素の変位場における歪みベクトルを少なくとも解析する解析ステップと、
再計算した前記ヘビサイト関数の値と前記歪みベクトルとから目的凡関数を、前記有限要素毎に算出する関数算出ステップと、
前記目的凡関数を最小化することにより、前記変更初期意匠に関する前記有限要素のレベルセット関数のみを更新する更新ステップと、
更新した前記レベルセット関数を再初期化する再初期ステップと、
前記有限要素毎の再初期化した前記レベルセット関数が収束しているか否かを判定し、収束していなければ前記解析ステップ、前記関数算出ステップ、更新ステップ、再初期化ステップの処理を繰り返すように制御し、収束していれば、収束した前記レベルセット関数を最適化したレベルセット関数と判定する判定ステップと、
前記有限要素毎の最適化したレベルセット関数から、最適化した意匠に変換する変換ステップと、
を有することを特徴とする解析方法。 - タイヤのトレッドパターンの意匠を求める解析プログラムにおいて、
コンピュータに、
初期意匠を表した有限要素モデルを作成するモデル作成機能と、
前記有限要素モデルにおける初期意匠の境界を表した点列群に関するデータを取得するデータ取得機能と、
前記初期意匠に関して、設計変更が可能な初期意匠である変更初期意匠と、設計変更が不可能な初期意匠である固定初期意匠とに識別する識別機能と、
前記有限要素モデルにおける有限要素毎のヘビサイト関数の初期値を計算する第1計算機能と、
(1)前記有限要素毎の評価点と最短距離にある前記初期意匠を表す点を特定し、前記最短距離を値とするレベルセット関数を、前記有限要素毎に計算すると共に、(2)前記最短距離の値に関して前記ヘビサイト関数に基づいてプラス又はマイナスの符号を付加する第2計算機能と、
前記有限要素毎のレベルセット関数を用いて、前記初期値を計算したヘビサイト関数を再計算する第3計算機能と、
有限要素法を用いて各有限要素の変位場における歪みベクトルを少なくとも解析する解析機能と、
再計算した前記ヘビサイト関数の値と前記歪みベクトルとから目的凡関数を、前記有限要素毎に算出する関数算出機能と、
前記目的凡関数を最小化することにより、前記変更初期意匠に関する前記有限要素のレベルセット関数のみを更新する更新機能と、
更新した前記レベルセット関数を再初期化する再初期機能と、
前記有限要素毎の再初期化した前記レベルセット関数が収束しているか否かを判定し、収束していなければ前記解析機能、前記関数算出機能、更新機能、再初期化機能の処理を繰り返すように制御し、収束していれば、収束した前記レベルセット関数を最適化したレベルセット関数と判定する判定機能と、
前記有限要素毎の最適化したレベルセット関数から、最適化した意匠に変換する変換機能と、
を実現させるための解析プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011089410A JP5792502B2 (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 解析装置、その方法及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011089410A JP5792502B2 (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 解析装置、その方法及びそのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012221418A true JP2012221418A (ja) | 2012-11-12 |
JP5792502B2 JP5792502B2 (ja) | 2015-10-14 |
Family
ID=47272806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011089410A Active JP5792502B2 (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 解析装置、その方法及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5792502B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013105260A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 粘弾性体構造物の断面形状の設計装置、その方法及びそのプログラム |
KR101434665B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-08-28 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 트래드 형상의 최적화 설계방법 |
KR101534572B1 (ko) * | 2013-12-06 | 2015-07-07 | 넥센타이어 주식회사 | 타이어 노면 접지부의 유한요소해석 결과데이터 추출방법 |
JP2019174856A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 富士通株式会社 | 3次元モデル表示プログラム、3次元モデル表示方法、及び表示制御装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005258813A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム |
JP2006330917A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Ntn Corp | 転動体を有する機械構造物の形状設計方法 |
US20080300840A1 (en) * | 2007-04-13 | 2008-12-04 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Tire Design Method |
JP2008302827A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤの設計方法 |
WO2010029810A1 (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-18 | 国立大学法人京都大学 | 構造最適化装置、構造最適化方法及び構造最適化プログラム |
JP2010111271A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤモデルの作成方法及びタイヤモデルの作成用コンピュータプログラム |
-
2011
- 2011-04-13 JP JP2011089410A patent/JP5792502B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005258813A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム |
JP2006330917A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Ntn Corp | 転動体を有する機械構造物の形状設計方法 |
US20080300840A1 (en) * | 2007-04-13 | 2008-12-04 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Tire Design Method |
JP2008302827A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤの設計方法 |
WO2010029810A1 (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-18 | 国立大学法人京都大学 | 構造最適化装置、構造最適化方法及び構造最適化プログラム |
JP2010111271A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤモデルの作成方法及びタイヤモデルの作成用コンピュータプログラム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013105260A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 粘弾性体構造物の断面形状の設計装置、その方法及びそのプログラム |
KR101434665B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-08-28 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 트래드 형상의 최적화 설계방법 |
KR101534572B1 (ko) * | 2013-12-06 | 2015-07-07 | 넥센타이어 주식회사 | 타이어 노면 접지부의 유한요소해석 결과데이터 추출방법 |
JP2019174856A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 富士通株式会社 | 3次元モデル表示プログラム、3次元モデル表示方法、及び表示制御装置 |
JP7131013B2 (ja) | 2018-03-26 | 2022-09-06 | 富士通株式会社 | 3次元モデル表示プログラム、3次元モデル表示方法、及び表示制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5792502B2 (ja) | 2015-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3092624B1 (en) | Method for structure preserving topology optimization of lattice structures for additive manufacturing | |
Yamasaki et al. | A structural optimization method based on the level set method using a new geometry‐based re‐initialization scheme | |
Luo et al. | A level set‐based parameterization method for structural shape and topology optimization | |
Nguyen et al. | Improving multiresolution topology optimization via multiple discretizations | |
WO2017031718A1 (zh) | 弹性物体变形运动的建模方法 | |
JP5377501B2 (ja) | 構造最適化装置、構造最適化方法及び構造最適化プログラム | |
JP6608637B2 (ja) | モード動的解析におけるラグランジュ乗数を回復するシステムおよび方法 | |
CN105069826B (zh) | 弹性物体变形运动的建模方法 | |
Wang et al. | A moving superimposed finite element method for structural topology optimization | |
US11520944B2 (en) | System and method for modeling of parts with lattice structures | |
JP5792502B2 (ja) | 解析装置、その方法及びそのプログラム | |
US11620418B2 (en) | Efficient sensitivity analysis for generative parametric design of dynamic mechanical assemblies | |
US20220318591A1 (en) | Inference method and information processing apparatus | |
CN111742318A (zh) | 用于执行收缩线缆运动的模拟的方法和系统 | |
Vucina et al. | Computational procedure for optimum shape design based on chained Bezier surfaces parameterization | |
Hartmann et al. | On accuracy and efficiency of constrained reinitialization | |
JP5750091B2 (ja) | 流体シミュレーション方法 | |
JP2007011601A (ja) | マルチスケール解析装置 | |
JP5510014B2 (ja) | ニューラルネットワーク設計方法及びプログラム | |
JP5888013B2 (ja) | ニューラルネットワーク設計方法、プログラム及びデジタルアナログフィッティング方法 | |
Asok | Interface adapted LBB-stable finite elements on fluid structure interaction problems in fully Eulerian framework | |
JP5946628B2 (ja) | 粘弾性体構造物の断面形状の設計装置、その方法及びそのプログラム | |
Kim et al. | Adaptive Cartesian cut-cell sharp interface method (aC3SIM) for three-dimensional multi-phase flows | |
JP5691702B2 (ja) | 実行可能領域の可視化技術 | |
Tu et al. | Guaranteed Approximation Bounds for Mixed-Precision Neural Operators |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150317 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150403 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5792502 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |