JP2012221320A - 抜き取り管理システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイレクトメールの抜き取りを管理し、抜き取りに係る品質記録を取得することができる抜き取り管理方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るダイレクトメールの抜き取り管理方法には、抜き取り管理装置2が、序列検査に利用する通数連番とダイレクトメールの識別に利用する検索コードを対応付けた検査用ファイルから、抜き取り対象品として指定された検索コードを検索し抜き取り対象品リストを生成する抜き取りリスト生成工程1dと、序列検査装置3が、ダイレクトメールの序列検査する際、抜き取り対象品リストに記述されている通数連番を読み取ると、該通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理を実行する抜き取り工程1fと、抜き取り管理装置2が、抜き取り工程で抜き取られたダイレクトメールから通数連番を読み取り、抜き取り対象品リストに記述された通数連番と照合する抜き取り検査工程1eとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造されたダイレクトメールの中から、郵送対象外となるダイレクトメールを抜き取るケースにおいて、抜き取り対象品となるダイレクトメールを管理するための技術に関する。
個人情報漏洩が社会的な問題になり、個人情報が印刷されるダイレクトメールに対しても品質管理が要求されるようになった。
ダイレクトメールの品質管理を行う際、ダイレクトメールに係る品質記録を登録する品質管理装置が設けられ、ダイレクトメールの各製造工程において、ダイレクトメールに係る品質記録が検査され、ダイレクトメールの品質記録として検査結果が品質管理装置に登録される。
ダイレクトメールに係る品質記録は任意に設定可能であるが、例えば、ダイレクトメールに係る品質記録として、特許文献1で開示されている発明などを利用して、ダイレクトメールに封入する帳票の表裏印刷内容を検査した結果である表裏検査記録、特許文献2で開示されている発明などを利用して、ダイレクトメールに封入する複数の帳票を照合検査した結果である照合検査記録、及び、特許文献3で開示されている発明などを利用して、帳票を封入した後のダイレクトメールの序列を検査した結果である序列検査記録が品質管理装置に登録される。
特開2010―5818号公報 特開2001−243399号公報 特開平4―323786号公報
しかしながら、ダイレクトメールを製造した後、ダイレクトメールの発注側の都合により郵送を見送るダイレクトメールがあると、製造したダイレクトメールの中から、発注側が指定したダイレクトメールを抜き取る作業が実施されるが、ダイレクトメールの抜き取りを管理し、抜き取りに係る品質記録を取得することはできなかった。
そこで、本発明は、製造したダイレクトメールの中から、発注側が指定したダイレクトメールを抜き取る作業が実施される際、ダイレクトメールの抜き取りを管理し、抜き取りに係る品質記録を取得することができる抜き取り管理システム及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、ダイレクトメートの抜き取りを管理する抜き取り管理方法であって、抜き取り品となるダイレクトメールを指定するために、ダイレクトメールの抜き取りを管理する抜き取り管理装置が、ダイレクトメールの序列検査に利用する通数連番、発注先がそれぞれのダイレクトメールを識別するための検索コード、及び、抜き取り検査記録を登録するカラムが設けられたレコードがダイレクトメールの数に応じて含まれる検査用ファイルから、発注側が抜き取り対象品として指定した前記検索コードが記述された前記レコードを検索し、検索した前記レコードの前記通数連番を少なくとも記述した抜き取り対象品リストを生成する抜き取りリスト生成工程を含む。
また、第1の発明の抜き取り管理方法は、抜き取り品となるダイレクトメールを抜き取ることができるように、前記序列検査装置が、製造されたダイレクトメールから読み取った前記通数連番を用いて序列検査する際、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ると、該通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理を実行する抜き取り工程を含む。
また、第1の発明の抜き取り管理方法は、前記抜き取り管理装置が、前記抜き取り工程で抜き取られたダイレクトメールから前記通数連番を読み取り、前記抜き取り対象品リストに記述された前記通数連番と照合し、前記通数連番の照合結果を前記検査用ファイルの抜き取り検査記録を登録するカラムに登録する抜き取り検査工程を含む。
更に、第2の発明は、第1の発明の抜き取り管理方法において、発注側から入稿された入稿データから検査用ファイルを生成できるように、ダイレクトメールの発注側から入稿された入稿データから、ダイレクトメール毎に異なる個別データを生成し、前記検索コードと前記通数連番を個別データそれぞれに付加した後、前記検査ファイルを生成するデータ処理工程を含むことを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の抜き取り管理方法において、抜き取り品となるダイレクトメールを自動で抜き取れるように、前記抜き取り工程において、前記序列を検査する装置は、前記通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理として、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ったダイレクトメールを、前記序列を検査する装置から排出することを特徴とする。
更に、第4の発明は、ダイレクトメートの抜き取りを管理する抜き取り管理システムであって、抜き取り品となるダイレクトメールを指定するために、ダイレクトメールの序列検査に利用する通数連番、発注先がそれぞれのダイレクトメールを識別するための検索コード、及び、抜き取り検査記録を登録するカラムが設けられたレコードがダイレクトメールの数に応じて含まれる検査用ファイルから、発注側が抜き取り対象品として指定した前記検索コードが記述された前記レコードを検索し、検索した前記レコードの前記通数連番を少なくとも記述した抜き取り対象品リストを生成する抜き取りリスト生成手段と、前記抜き取り工程で抜き取られたダイレクトメールから前記通数連番を読み取り、前記抜き取り対象品リストに記述された前記通数連番と照合し、前記通数連番の照合結果を前記検査用ファイルの抜き取り検査記録を登録するカラムに登録する抜き取り検査手段を備えた抜き取り管理装置を含む。
また、第4の発明の抜き取り管理システムは、抜き取り品となるダイレクトメールを抜き取ることができるように、製造されたダイレクトメールから読み取った前記通数連番を用いて序列検査する際、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ると、該通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理を実行する抜き取り手段を備えた序列検査装置を含む。
更に、第5の発明は、第4の発明の抜き取り管理システムにおいて、発注側から入稿された入稿データから検査用ファイルを生成できるように、ダイレクトメールの発注側から入稿された入稿データから、ダイレクトメール毎に異なる個別データを生成し、前記検索コードと前記通数連番を個別データそれぞれに付加した後、前記検査ファイルを生成するデータ処理装置を含むことを特徴とする。
更に、第6の発明は、第4の発明又は第5の発明の抜き取り管理システムにおいて、抜き取り品となるダイレクトメールを自動で抜き取れるように、前記序列検査装置の前記抜き取り手段は、前記検索コードを読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理として、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ったダイレクトメールを、前記序列検査装置から排出することを特徴とする。
このように、本発明によれば、製造したダイレクトメールの中から、発注側が指定したダイレクトメールを抜き取る作業が実施される際、ダイレクトメールの抜き取りを管理し、抜き取りに係る品質記録を取得することができる抜き取り管理システム及び方法を提供できる。
ダイレクトメールの製造工程を説明する図。 ダイレクトメールを説明する図。 抜き取り管理システムに含まれる装置の機能を説明する図。 データ処理工程を説明する図。 抜き取り対象品リスト生成工程を説明する図。 抜き取り工程を説明する図。 抜き取り検査工程を説明する図。
ここから,本発明の実施形態について,本発明の技術分野に係わる当業者が,発明の内容を理解し,発明を実施できる程度に説明する。なお、これから説明する実施形態は本発明の一実施形態にしか過ぎず、本発明は,これから説明する実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
図1は、ダイレクトメールの製造工程1を説明する図、図2は、ダイレクトメールを説明する図、図3は、抜き取り管理システム7に含まれる装置の機能を説明する図である。
図2に図示したように、図1で図示したダイレクトメールの製造工程1で製造されるダイレクトメールは、ダイレクトメールの宛先となる顧客に係る情報が表裏に印刷された帳票8aが窓付き封筒に同封された形態の郵便物で、帳票8aには、ダイレクトメールの宛先となる顧客の住所・氏名に加え、序列検査に利用する通数連番がエンコードされた光学コード8b(図2では、2次元バーコード)に加え、ダイレクトメールの内容(例えば、請求書)が印刷され、ダイレクトメールの宛先となる顧客の住所・氏名及び光学コード8bは窓付き封筒の窓を通して見えるように折り畳んだ状態で同封されている。
図2で図示したダイレクトメールを製造するために、図1で図示したダイレクトメールの製造工程1には、ダイレクトメールの発注側から入稿された入稿データから、ダイレクトメールの印刷に利用する個別データをダイレクトメール毎に生成し、ダイレクトメールの発注先がそれぞれのダイレクトメールを識別するための検索コードと序列検査で利用する通数連番を個別データそれぞれに付加した後、検索コード、序列検査、後のダイレクメートの製造工程1で得られる品質記録を登録するためのカラムが設けられたレコードが通数連番順に並べられた検査用ファイルを生成するデータ処理工程1aと、指定された検査用ファイルから、抜き取り対象品として指定された検索コードに対応するレコードを検索し、検索したレコードの通数連番が記述された抜き取り対象品リストを生成する抜き取り対象品リスト生成工程1dと、個別データを利用してダイレクトメールに封入する帳票8aを印刷するプリント工程1bと、プリント工程1bで印刷された帳票8aを窓付き封筒に封入封緘する封入封緘工程1cと、封入封緘されたダイレクトメールの窓から見える光学コード8bにエンコードされた通数連番を読み取りダイレクトメールの序列検査を行い、抜き取り対象リストに通数連番が記述されているダイレクトメールが抜き取られる抜き取り工程1fと、抜き取り工程1fで抜き取られたダイレクトメールから読み取った通数連番と、抜き取り対象リストに記述されている通数連番を照合する抜き取り検査工程1eと、抜き取り対象品とならない発送品を出荷する出荷工程1gが含まれる。
また、図1では、ダイレクトメールの製造に係る装置として、データ処理工程1aで利用されるデータ処理装置5と、抜き取り対象品リスト生成工程1d及び抜き取り検査工程1eで利用される抜き取り管理装置2と、プリント工程1bで利用されるデジタルプリンタ6aと、封入封緘工程1cで利用される封入封緘機6bと、抜き取り工程1fで利用される序列検査装置3と、ダイレクトメールに係る様々な品質記録が登録される品質管理DB4(DB: DataBase)を図示している。
図1で図示したダイレクトメールの製造工程1に含まれる工程の中で、本発明の対象となる工程は、データ処理工程1a、抜き取り対象品リスト生成工程1d、抜き取り工程1f及び抜き取り検査工程1eで、これ以降、プリント工程1b、封入封緘工程1c及び出荷工程1gは、本発明とは直接的に関わりがないためここでは説明を省く。
図3(a)は、本実施形態に係る抜き取り管理システム7に含まれる装置を図示し、図3(a)に図示したように、本実施形態に係る抜き取り管理システム7には、データ処理工程1aで利用されるデータ処理装置5、抜き取り対象品リスト生成工程1dと抜き取り検査工程1eで利用される抜き取り管理装置2、抜き取り工程1fで利用される序列検査装置3、及び、データ処理工程1aで生成された検査用ファイルが登録される品質記録DB4が含まれる。
図3(b)に図示したように、データ処理装置5には、データ処理工程1aを実行するために、ダイレクトメールの発注側から入稿された入稿データから、ダイレクトメールの印刷に利用する個別データをダイレクトメール毎に生成し、検索コードと通数連番を付加した個別データを含む製造用ファイルを生成した後、該製造用ファイルに含まれる個別データを展開することで、検索コード、序列検査、後のダイレクメートの製造工程1で得られる品質記録を登録するためのカラムが設けられたレコードが通数連番順に並べられた検査用ファイルを生成するデータ処理手段50が備えられる。
なお、本実施形態において、検査用ファイルのレコードには、ダイレクメートの製造工程1で得られる品質記録を登録するためのカラムとして、抜き取り対象品リスト生成工程1dで得られる品質記録で、抜き取り対象品とするダイレクトメールの通数連番が少なくとも記述された抜き取り対象品リストの内容を登録するためのカラム、プリント工程1bで得られる品質記録で、ダイレクトメールに封入する帳票8aの表裏整合性を検査した結果である表裏検査記録の内容を登録するためのカラム、封入封緘工程1cで得られる品質記録で、同一のダイレクトメールに封入した帳票8aを検査した結果である封入検査記録の内容を登録するためのカラム、抜き取り工程1fで得られる品質記録で、帳票8aを封入した後のダイレクトメールの序列を検査した結果である序列検査記録の内容を登録するためのカラム、抜き取り検査工程1eで得られる品質記録で、抜き取り工程1fで抜き取られたダイレクトメールの通数連番と、抜き取り対象リストに記述されている通数連番を照合した結果である抜き取り検査記録の内容を登録するためのカラム、出荷工程1gで得られる品質記録で、郵送対象となるダイレクトメールを出荷確認した結果である出荷確認記録の内容を登録するためのカラムが設けられる。
また、図3(c)に図示したように、抜き取り管理装置2には、上述した抜き取り対象品リスト生成工程1dと抜き取り検査工程1eを実行するために、抜き取り対象品として指定されたダイレクトメールの検索コードに対応するレコードを検査用ファイルから検索し、ダイレクトメールの品質記録として、検索したレコードの通数連番が記述された抜き取り対象品リストを生成し、抜き取り対象品リストの内容を品質管理DB4に記憶されている検査用ファイルに反映させる抜き取り対象品リスト生成手段20と、抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメールから通数連番を読み取り、抜き取り対象品リストに記述された通数連番と照合し、通数連番の照合結果を抜き取り検査記録として記憶すると共に、抜き取り検査記録の内容を品質管理DB4に記憶されている検査用ファイルに反映させる抜き取り検査手段21が備えられ、図3(b)では図示していないが、ダイレクトメールの窓から見える光学コード8bにエンコードされた検索コードを読み取る光学コードリーダが抜き取り管理装置2に接続されている。
また、図3(d)に図示したように、序列検査装置3には、抜き取り工程1fを実行するために、光学コードリーダを用いてダイレクトメールから通数連番を読み取り、ダイレクトメールから読み取った通数連番を用いて序列検査を行い、抜き取り対象品リストに記述されている通数連番を読み取った場合、該通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理を実行する抜き取り手段21が備えられる。
ダイレクトメールから読み取った通数連番を用いて序列検査を行うために、序列検査装置3には、ダイレクトメールを順次搬送する搬送機構が接続され、この搬送機構には、搬送されるダイレクトメートの窓から見える光学コード8bにエンコードされた通数連番を読み取る光学コードリーダが接続されている。
ここから、ダイレクトメールの製造工程1に含まれる各工程について説明する。まず、ダイレクトメールの製造工程1に含まれるデータ処理工程1aについて説明する。図4は、データ処理工程1aを説明する図である。データ処理工程1aを実行する際、ダイレクトメールの発注側から入稿される入稿データがデータ処理装置5に入力される(S1)。
ダイレクトメールの発注側から入稿される入稿データには、宛先となる住所・氏名、請求書の内容などが含まれ、データ処理装置5のデータ処理手段50は、印刷対象の抽出、名寄せ、並び替えを行うことで、製造するダイレクトメール毎に、ダイレクトメールの印刷に利用する個別データを生成し、各ダイレクトメールを発注側が識別するための検索コードと序列検査に利用する通数連番を個別データに付加した後、ダイレクトメールの品目を特定するための品目データを付加することで、ダイレクトメール毎の個別データを含む製造用ファイルを生成する(S2)。
製造用ファイルを生成した後、データ処理装置5は、製造用ファイルに含まれる個別データを展開することで、検索コード、序列検査、ダイレクメートの製造工程1で得られる品質記録を登録するためのカラムが設けられたレコードが通信連番順に並べられ、ダイレクトメールの品目を特定するための品目データを付加した検査用ファイルを生成する(S3)。
データ処理装置5は、検査用ファイルを生成すると、検査用ファイルを品質記録DB4に登録した後(S4)、検査用ファイルを抜き取り管理装置2に登録して(S5)、この手順を終了する。
次に、ダイレクトメールの製造工程1に含まれる抜き取り対象品リスト生成工程1dについて説明する。図5は、抜き取り対象品リスト生成工程1dを説明する図である。抜き取り対象品リストを生成する際、抜き取り管理装置2は、抜き取り管理装置2を操作するオペレータのログイン処理を実行し(S10)、このログイン処理は、抜き取り管理装置2に入力されたユーザID及びパスワードを照合することでなされる。
抜き取り管理装置2を操作するオペレータがログインに成功すると、抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20は、品質記録DB4に問い合わせるなどして、この時点で出荷が終了していない検査用ファイルの品目データ一覧を表示し、抜き取り対象品リストを生成する品目をオペレータに選択させる(S11)。
抜き取り対象品リストを生成する品目が選択されると、抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20は、手動で検索コードを入力させるようにするか、また、ファイルから読み取るようにして、抜き取り対象品とするダイレクトメールの検索コードを取得する(S12)。
抜き取り対象品とするダイレクトメールの検索コードを取得すると、抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20は、選択された品目に対応する検査用ファイルを品質記録DB4から取得し、該検査用ファイルに含まれるレコードの中から、抜き取り対象品とするダイレクトメールの検索コードに対応するレコードを検索し、検索したレコードに記載されている通数連番が記述され、検査用ファイルの品目データを付加した抜き取り候補品リストを生成して記憶する(S13)。
抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20が生成する抜き取り候補品リストは、発注側が抜き取り対象品となるダイレクトメールを確認するために利用され、抜き取り候補品リストの確認結果が製造側に送信された後、抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20は、発注側の抜き取り候補品リストの確認結果に基づく抜き取り対象品リストを生成する(S14)。
本実施形態において、抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20には、抜き取り候補品リストをオペレータが編集する機能が備えられ、オペレータが発注側による確認結果を抜き取り候補品リストに反映することで、抜き取り候補品リストから抜き取り対象品リストが生成される。
抜き取り管理装置2の抜き取り対象品リスト生成手段20は、抜き取り候補品リストの確認結果に基づく抜き取り対象品リストを生成すると、ダイレクトメールの品質記録の一つとして、抜き取り対象品リストに記述されている通数連番に対応するレコードを対象とし、抜き取り対象品リストの内容を登録するためのカラムにフラグを書き込むなどして、抜き取り対象品リストの内容を選択された検査用ファイルに登録し(S15)、図5の手順は終了する。
次に、ダイレクトメールの製造工程1に含まれる抜き取り工程1fについて説明する。図6は、抜き取り工程1fを説明する図である。序列検査装置3の抜き取り手段21は、序列検査を行う際、品質記録DB4に問い合わせるなどして、この時点で出荷が終了していない検査用ファイルの品目データ一覧を表示し、序列検査する品目をオペレータに選択させることで、序列検査に利用する検査用ファイル及び抜き取り対象品リストを選択する(S20)。
序列検査に利用する検査用ファイル及び抜き取り対象品リストを選択すると、序列検査装置3の抜き取り手段21は、ダイレクトメールの搬送開始を搬送機構に指示した後、搬送機構に接続されたエンコードや光学センサなどを用いて生成される所定のトリガーが発生すると、光学コードリーダを用いてダイレクトメールの窓から見える光学コード8bから通信連番を読み取る(S21)。
光学コード8bから通信連番を読み取ると、序列検査装置3の抜き取り手段21は、ダイレクトメールから読み取った通信連番が、選択した抜き取り対象品リストに記述されている通数連番であるか判定する(S22)。
ダイレクトメールから読み取った通数連番が、抜き取り対象品指定リストに記述されている通数連番である場合、序列検査装置3の抜き取り手段21は、抜き取り対象品リストに記述されている通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理として、通数連番を読み取ったダイレクトメールを序列検査装置3から排出する処理、又は、抜き取り対象品指定リストに記述されている通数連番を読み取ったことを音声や光で通知する処理を行う(S23)。
抜き取り対象品指定リストに記述されている通数連番を読み取ったダイレクトメールを序列検査装置3から排出すれば、抜き取り工程1fを自動化できるし、また、抜き取り対象品指定リストに記述されている通数連番を読み取ったことを音声や光で通知すれば、序列検査を行うオペレータは、抜き取り対象品リストを参照することで、搬送機構上にあるダイレクトメールの中から抜き取り対象品となるダイレクトメールを見付け易くなる。
次に、序列検査装置3の抜き取り手段21は、選択した検査用ファイルから、通数連番を読み取った回数に応じたレコードから通数連番を取得し、ダイレクトメールから読み取った通数連番と検査用ファイルから取得した通数連番を照合することで序列検査を行い、序列検査記録の内容を登録するためのカラムに序列検査の合格/不合格を示すフラグを登録することで、序列検査の結果を検査用ファイルに登録する(S24)。
ダイレクトメールから読み取った通数連番と検査用ファイルから取得した通数連番を照合することで序列検査を行った後、序列検査装置3の抜き取り手段21は、通数連番を取得したレコードが最後のレコードであるか確認し(S25)、最後のレコードでなければ、ダイレクトメールから通数連番を読み取る処理に戻り、また、最後のレコードであれば、図6の手順を終了する。
最後に、ダイレクトメールの製造工程1に含まれる抜き取り検査工程1eについて説明する。図7は、抜き取り検査工程1eを説明する図である。抜き取り工程1fが実施されることで、製造されたダイレクトメールの中から、抜き取り対象品リストで指定されたダイレクトメールが抜き取り対象品として抜き取られると、抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメールから読み取った通数連番と、抜き取り指定リストに記述された通数連番を照合する抜き取り検査が実行される。
抜き取り検査を行う際、品目を特定する情報が抜き取り管理装置2の抜き取り検査手段21に入力され、抜き取り管理装置2の抜き取り検査手段21は、抜き取り管理装置2に登録されている抜き取り対象品リストの一覧を表示し、抜き取り検査に利用する抜き取り対象品リストをオペレータに選択させることで、抜き取り検査に利用する抜き取り対象品リストを選択する(S30)。
抜き取り検査に利用する抜き取り対象品リストが選択されると、抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメール毎に、抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメールの窓から見える光学コード8bにエンコードされた通数連番を抜き取り管理装置2に接続された光学コードリーダで読み取り、読み取った通数連番が抜き取り対象品リストに記述されているか確認することで、抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメールから読み取った通数連番と、抜き取り対象品リストに記述された通数連番を照合する(S31)。
抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメール全てについて、抜き取り対象品として抜き取られたダイレクトメールから読み取った通数連番と、抜き取り対象品リストに記述された通数連番を照合すると、ダイレクトメールの製造工程1の品質記録の一つとして、抜き取り対象品リストに記述されている通数連番に対応するレコードを対象とし、抜き取り検査の内容を登録するためのカラムに照合結果を示すフラグを書き込むなどして、
抜き取り検査記録を選択した検査用ファイルに登録して(S32)、図7の手順を終了する。
1 ダイレクトメールの製造工程
1a データ処理工程
1b プリント工程
1d 抜き取り対象品リスト生成工程
1c 封入封緘工程
1f 抜き取り工程
1e 検査工程
1g 出荷工程
2 抜き取り管理装置
20 抜き取り対象品リスト生成手段
21 抜き取り検査手段
3 序列検査装置
30 抜き取り手段
4 品質管理DB
5 データ処理装置
50 データ処理手段
6a デジタルプリンタ
6b 封入封緘機
7 抜き取り管理システム

Claims (6)

  1. ダイレクトメールの抜き取りを管理する抜き取り管理装置が、ダイレクトメールの序列検査に利用する通数連番、発注先がそれぞれのダイレクトメールを識別するための検索コード、及び、抜き取り検査記録を登録するカラムが設けられたレコードがダイレクトメールの数に応じて含まれる検査用ファイルから、発注側が抜き取り対象品として指定した前記検索コードが記述された前記レコードを検索し、検索した前記レコードの前記通数連番を少なくとも記述した抜き取り対象品リストを生成する抜き取りリスト生成工程と、
    前記序列検査装置が、製造されたダイレクトメールから読み取った前記通数連番を用いて序列検査する際、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ると、該通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理を実行する抜き取り工程と、
    前記抜き取り管理装置が、前記抜き取り工程で抜き取られたダイレクトメールから前記通数連番を読み取り、前記抜き取り対象品リストに記述された前記通数連番と照合し、前記通数連番の照合結果を前記検査用ファイルの抜き取り検査記録を登録するカラムに登録する抜き取り検査工程と、
    を含むことを特徴とする、ダイレクトメートの抜き取り管理方法。
  2. ダイレクトメールの発注側から入稿された入稿データから、ダイレクトメール毎に異なる個別データを生成し、前記検索コードと前記通数連番を個別データそれぞれに付加した後、前記検査ファイルを生成するデータ処理工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のダイレクトメートの抜き取り管理方法。
  3. 前記抜き取り工程において、前記序列を検査する装置は、ダイレクトメールを抜き取るための処理として、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ったダイレクトメールを、前記序列を検査する装置から排出することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のダイレクトメートの抜き取り管理方法。
  4. ダイレクトメールの序列検査に利用する通数連番、発注先がそれぞれのダイレクトメールを識別するための検索コード、及び、抜き取り検査記録を登録するカラムが設けられたレコードがダイレクトメールの数に応じて含まれる検査用ファイルから、発注側が抜き取り対象品として指定した前記検索コードが記述された前記レコードを検索し、検索した前記レコードの前記通数連番を少なくとも記述した抜き取り対象品リストを生成する抜き取りリスト生成手段と、前記抜き取り工程で抜き取られたダイレクトメールから前記通数連番を読み取り、前記抜き取り対象品リストに記述された前記通数連番と照合し、前記通数連番の照合結果を前記検査用ファイルの抜き取り検査記録を登録するカラムに登録する抜き取り検査手段を備えた抜き取り管理装置と、
    製造されたダイレクトメールから読み取った前記通数連番を用いて序列検査する際、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ると、該通数連番を読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理を実行する抜き取り手段を備えた序列検査装置と、
    から少なくとも構成されたことを特徴とする抜き取り管理システム。
  5. ダイレクトメールの発注側から入稿された入稿データから、ダイレクトメール毎に異なる個別データを生成し、前記検索コードと前記通数連番を個別データそれぞれに付加した後、前記検査ファイルを生成するデータ処理装置を含むことを特徴とする、請求項4に記載の抜き取り管理システム。
  6. 前記序列検査装置の前記抜き取り手段は、前記検索コードを読み取ったダイレクトメールを抜き取るための処理として、前記抜き取り対象品リストに記述されている前記通数連番を読み取ったダイレクトメールを、前記序列検査装置から排出することを特徴とする、請求項4又は請求項5に記載の抜き取り管理システム。
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