JP2012220141A - ヒートパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱体の冷却効率を向上させる。
【解決手段】ヒートパイプ10は、金属製とされ発熱体14と接触される加熱部16と、金属製とされ冷却体18によって冷却される冷却部20とを有すると共に、加熱部16から冷却部20に亘って複数の冷媒流路22A〜22Fが内部に形成された筐体12と、複数の冷媒流路22A〜22F内に封入された冷媒28と、筐体12における少なくとも加熱部16において複数の冷媒流路22A〜22Fの間に設けられた断熱層34とを備えている。この構成によれば、加熱部16側へ流入してくる冷媒が、隣りの冷媒流路を加熱部16から冷却部20へ戻っていく冷媒との間で熱交換をすることを抑制できる。これにより、加熱部16側へ流入してくる冷媒と発熱体14との間の熱交換効率を向上させることができるので、発熱体14の冷却効率を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヒートパイプに関する。
従来、複数の細孔を内部に有する平板状のヒートパイプが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。このヒートパイプでは、複数の細孔内を加熱部側へ流入してくる冷媒と、加熱部から冷却部へ戻っていく冷媒とによって発熱体との熱交換が行われるようになっている。
特許第3438087号公報 特開2006−52942号公報
しかしながら、上記ヒートパイプでは、加熱部側へ流入してくる冷媒が、発熱体との間でのみ熱交換すべきところを、隣りの細孔を加熱部から冷却部へ戻っていく冷媒との間においても熱交換をするため、発熱体の冷却効率が低下する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、発熱体の冷却効率を向上させることができるヒートパイプを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のヒートパイプは、金属製とされ発熱体と接触される加熱部と、金属製とされ冷却体によって冷却される冷却部とを有すると共に、前記加熱部から前記冷却部に亘って複数の冷媒流路が内部に形成された筐体と、前記複数の冷媒流路内に封入された冷媒と、前記筐体における少なくとも前記加熱部において前記複数の冷媒流路の間に設けられた断熱層と、を備えている。
このヒートパイプによれば、筐体における少なくとも加熱部には、複数の冷媒流路の間に断熱層が設けられている。従って、加熱部側へ流入してくる冷媒が、隣りの冷媒流路を加熱部から冷却部へ戻っていく冷媒との間で熱交換をすることを抑制することができる。これにより、加熱部側へ流入してくる冷媒と発熱体との間の熱交換効率を向上させることができるので、発熱体の冷却効率を向上させることができる。
請求項2に記載のヒートパイプは、請求項1に記載のヒートパイプにおいて、前記筐体に、前記複数の冷媒流路の間の隔壁に溝部が形成され、前記断熱層が、前記溝部に充填された断熱材によって形成されたものである。
このヒートパイプによれば、筐体に溝部を形成し、この溝部に断熱材を充填することで、筐体内に断熱層を容易に形成することができる。
請求項3に記載のヒートパイプは、請求項1に記載のヒートパイプにおいて、前記筐体に、前記加熱部から前記冷却部に亘って複数の孔部が形成され、前記複数の孔部のうちいずれか複数の孔部が、前記複数の冷媒流路とされ、前記複数の孔部のうち残りの複数の孔部の内部に、断熱材が充填されることにより前記断熱層が形成されたものである。
このヒートパイプによれば、冷媒流路用と断熱層用とに区別することなく筐体に複数の孔部を形成しておけば良いので、筐体を容易に製造することができる。
請求項4に記載のヒートパイプは、請求項1に記載のヒートパイプにおいて、前記筐体が、板状の基部と、前記基部から法線方向に延び互いに並列に形成された複数のフィンとを有する本体部と、前記基部と対向し前記複数のフィンの先端と固定された蓋部と、を有し、前記複数のフィンの間の溝部のうちいずれか複数の溝部が、前記複数の冷媒流路とされ、前記複数のフィンの間の溝部のうち残りの複数の溝部の内部に、断熱材が充填されることにより前記断熱層が形成されたものである。
このヒートパイプによれば、本体部を複数のフィンを有するヒートシンク状に形成すれば良いので、筐体を容易に製造することができる。
請求項5に記載のヒートパイプは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のヒートパイプにおいて、前記筐体が、前記加熱部と前記冷却部との間に断熱部を有するものである。
このヒートパイプによれば、加熱部と冷却部との間を断熱部によって断熱することができるので、発熱体の冷却効率をより向上させることができる。
請求項6に記載のヒートパイプは、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のヒートパイプにおいて、前記複数の冷媒流路の長手方向両側が、前記筐体における前記加熱部側の端面と前記冷却部側の端面とに開口され、前記筐体における前記加熱部側の端面と前記冷却部側の端面とにそれぞれ設けられ、前記複数の冷媒流路の長手方向両側の開口を閉止する一対の閉止部をさらに備えたものである。
このヒートパイプによれば、複数の冷媒流路の長手方向両側の開口を閉止するために筐体の両端部をかしめる必要が無いので、ヒートパイプの製造を容易とすることができる。
請求項7に記載のヒートパイプは、請求項6に記載のヒートパイプにおいて、前記筐体が、前記加熱部と前記冷却部との間に断熱部を有し、前記一対の閉止部、前記断熱部、及び、前記断熱層が、樹脂で一体に形成されたものである。
このヒートパイプによれば、加熱部と冷却部との間を断熱部によって断熱することができるので、発熱体の冷却効率をより向上させることができる。しかも、一対の閉止部、断熱部、及び、断熱層が、樹脂で一体に形成されているので、コストダウンすることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、加熱部側へ流入してくる冷媒と発熱体との間の熱交換効率を向上させることができるので、発熱体の冷却効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るヒートパイプの側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3−3線断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートパイプの第一変形例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートパイプの第二変形例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートパイプの第三変形例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒートパイプの第四変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るヒートパイプ10は、平盤状の筐体12を有している。この筐体12は、その全体が伝熱性の高いアルミニウム合金や銅などの金属で形成されている。
この筐体12において、一端側は、例えば、IGBTやMOSなどの半導体素子である発熱体14と接触される加熱部16とされており、他端側は、例えば、水冷ブロック、ヒートシンク、気体などの冷却体18によって冷却される冷却部20とされている。なお、発熱体14が半導体素子である場合、この発熱体14と加熱部16との間に電気的な回路が設けられた絶縁基板が配置されていても良い。
この筐体12の内部には、図2に示されるように、加熱部16から冷却部20に亘って複数の冷媒流路22A〜22Fが並列に形成されている。また、冷媒流路22A及び冷媒流路22Bにおける加熱部16側の端部、冷媒流路22C及び冷媒流路22Dにおける加熱部16側の端部、冷媒流路22E及び冷媒流路22Fにおける加熱部16側の端部は、複数の冷媒流路22A〜22Fが並ぶ方向に延びる連結流路24A〜24Cによってそれぞれ連結されている。
一方、冷媒流路22B及び冷媒流路22Cにおける冷却部20側の端部、冷媒流路22D及び冷媒流路22Eにおける冷却部20側の端部は、同じく複数の冷媒流路22A〜22Fが並ぶ方向に延びる連結流路24D,24Eによってそれぞれ連結されている。そして、このように、複数の冷媒流路22A〜22Fが複数の連結流路24A〜24Eによって連結されることにより、筐体12の内部には、開回路状の内部流路26が形成されている。
この内部流路26内には、例えば、水、フロン、ブタンなどの有機液体が冷媒28として封入されている。そして、このヒートパイプ10では、発熱体14の熱が冷媒28を介して加熱部16から冷却部20へと移動する。つまり、このヒートパイプ10は、自励ヒートパイプとされている。
また、図2,図3に示されるように、筐体12には、複数の冷媒流路22A〜22Fの間の隔壁30A〜30Eに溝部32がそれぞれ形成されている。各溝部32は、加熱部16から冷却部20に亘って形成されている。
そして、この各溝部32に断熱材が充填されることにより、複数の冷媒流路22A〜22Fの間には、断熱層34がそれぞれ形成されている。この断熱層34を形成する断熱材の材料としては、空気やガスなどの気体、又は、熱伝導率の低い樹脂、セラミックス、金属等、若しくは、これらの材料を発泡などにより多孔体化したものが用いられる。また、断熱層34は、真空層でも良い。
なお、このヒートパイプ10は、例えば、以下の要領で製造される。すなわち、先ず、複数の冷媒流路22A〜22Fの基となる複数の孔部を有する多孔扁平管を押出加工により作成する。そして、各隔壁30A〜30Eに溝部32を例えば切削加工等により形成する。続いて、この各溝部32に断熱層34の基となる断熱材を充填した後、これらを加熱して焼成する。
そして、隔壁30A,30C,30Eにおける加熱部16側の端部を切削して連結流路24A〜24Cの基となる隙間を形成すると共に、隔壁30B,30Dにおける冷却部20側の端部を切削して連結流路24D,24Eの基となる隙の間を形成する。
続いて、筐体12における加熱部16側の端部及び冷却部20側の端部の一方をスポット溶接でかしめ、複数の冷媒流路22A〜22Fに冷媒28を入れる。そして、筐体12における加熱部16側の端部及び冷却部20側の端部の他方をスポット溶接でかしめ、筐体12の内部に開回路状の内部流路26を形成する。このヒートパイプ10は、以上の要領で製造される。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
このヒートパイプ10によれば、複数の冷媒流路22A〜22Fの間には、断熱層34が設けられている。従って、加熱部16側へ流入してくる冷媒28が、隣りの冷媒流路を加熱部16から冷却部20へ戻っていく冷媒28との間で熱交換をすることを抑制することができる。これにより、加熱部16側へ流入してくる冷媒28と発熱体14との間の熱交換効率を向上させることができるので、発熱体14の冷却効率を向上させることができる。
また、筐体12に複数の溝部32を追加工で形成し、各溝部32に断熱材を充填することで、筐体12内に複数の断熱層34を容易に形成することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、断熱層34は、加熱部16から冷却部20に亘って形成されていたが、例えば、図4に示されるように、加熱部16にのみ形成されていても良い。
また、例えば、図4に示されるように、複数の冷媒流路22A〜22Fの間に幅狭の隔壁30A,30C,30Eと、幅広の隔壁30B,30Dが交互に形成されている場合に、断熱層34は、幅狭の隔壁30A,30C,30Eにのみ設けられていても良い。
また、上記実施形態において、内部流路26は、開回路状に形成されていたが、例えば、図4に示されるように、冷媒流路22A及び冷媒流路22Fにおける各冷却部20側の端部を連結する連結流路24Fが形成されることにより、閉回路状に形成されていても良い。
また、図5に示されるように、筐体12には、上述の加熱部16から冷却部20(いずれも図1参照)に亘って複数の孔部36が形成され、この複数の孔部36のうち両側の孔部36と、この孔部36と一つ置きに並ぶ孔部36とが複数の冷媒流路22A〜22Fとされても良い。また、残った複数の孔部36に例えばポリイミド樹脂等の断熱材が充填されることにより、複数の冷媒流路22A〜22Fの間に断熱層34が形成されても良い。
この変形例によれば、冷媒流路用と断熱層用とに区別することなく筐体12に複数の孔部36を形成しておけば良いので、筐体12を押出成形等により容易に製造することができる。
また、筐体12は、図6に示されるように構成されていても良い。すなわち、図6に示される変形例において、筐体12は、本体部38と蓋部40とに分かれている。
本体部38は、板状の基部41と、この基部41から法線方向に延び互いに並列に形成された複数のフィン44とを有している。複数のフィン44は、上述の加熱部16から冷却部20(いずれも図1参照)に亘って形成されている。一方、蓋部40は、基部41と同様に板状に形成されており、この基部41と対向し、複数のフィン44の先端と固定されている。また、この蓋部40の両側には、基部41側へ延びる壁部45が形成されている。
そして、複数のフィン44の間の溝部のうちいずれか複数の溝部42A〜42Fは、複数の冷媒流路22A〜22Fとされている。また、複数のフィン44の間の溝部のうち残りの複数の溝部46A〜46Eの内部には、断熱材が充填されることにより断熱層34が形成されている。
この変形例によれば、本体部38を複数のフィン44を有するヒートシンク状に形成すれば良いので、筐体12を容易に製造することができる。
なお、第一溝部42A〜42Fと第二溝部46A〜46Eの位置は、逆でも良い。
また、筐体12は、図7に示されるように構成されていても良い。すなわち、図7に示される変形例において、筐体12は、それぞれブロック状に形成された加熱部16、冷却部20に加え、同じくブロック状に形成された断熱部48を有して構成されている。加熱部16及び冷却部20は、金属製とされており、断熱部48は、樹脂製とされている。また、断熱部48は、加熱部16と冷却部20との間に配置されている。
この加熱部16、冷却部20、及び、断熱部48を有して構成された筐体12の内部には、加熱部16から断熱部48を通って冷却部20に至るまで複数の冷媒流路22A〜22Cが形成されている。この複数の冷媒流路22A〜22Cの長手方向両側は、加熱部16における断熱部48と反対側の端面16A(筐体12における加熱部16側の端面)と、冷却部20における断熱部48と反対側の端面20A(筐体12における冷却部20側の端面)とに開口されている。
また、加熱部16には、複数の冷媒流路22A〜22Cの間の隔壁50に穴部52が形成されている。この穴部52の長手方向両側は、加熱部16における断熱部48と反対側の端面16A及び断熱部48側の端面16Bに開口されている。この穴部52の内部には、断熱材が充填されることにより断熱層54が形成されている。
一方、冷却部20には、複数の冷媒流路22A〜22Cの間の隔壁56に穴部58が形成されている。この穴部58の長手方向両側は、冷却部20における断熱部48と反対側の端面20A及び断熱部48側の端面20Bに開口されている。この穴部58の内部には、断熱材が充填されることにより断熱層60が形成されている。
さらに、この変形例では、樹脂製の一対の閉止部62が追加されている。この一対の閉止部62は、加熱部16における断熱部48と反対側の端面16Aと、冷却部20における断熱部48と反対側の端面20Aとにそれぞれ設けられ、複数の冷媒流路22A〜22Cの長手方向両側の開口と、複数の穴部52、58の長手方向一方側の開口を閉止している。
この変形例によれば、加熱部16と冷却部20との間を断熱部48によって断熱することができるので、発熱体14の冷却効率をより向上させることができる。
また、複数の冷媒流路22A〜22Cの長手方向両側の開口を閉止するために筐体12の両端部をかしめる必要が無いので、ヒートパイプ10の製造を容易とすることができる。
なお、上述の断熱部48、断熱層54、60、及び、一対の閉止部62は、樹脂で一体に形成されていても良い。このようにすると、コストダウンすることができる。
なお、上記複数の変形例のうち組み合わせ可能な変形例は、適宜組み合わされて実施可能であることは勿論である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 ヒートパイプ
12 筐体
14 発熱体
16 加熱部
18 冷却体
20 冷却部
22A〜22F 冷媒流路
28 冷媒
30A〜30E 隔壁
32 溝部
34 断熱層
36 孔部
38 本体部
40 蓋部
44 フィン
48 断熱部
62 閉止部

Claims (7)

  1. 金属製とされ発熱体と接触される加熱部と、金属製とされ冷却体によって冷却される冷却部とを有すると共に、前記加熱部から前記冷却部に亘って複数の冷媒流路が内部に形成された筐体と、
    前記複数の冷媒流路内に封入された冷媒と、
    前記筐体における少なくとも前記加熱部において前記複数の冷媒流路の間に設けられた断熱層と、
    を備えたヒートパイプ。
  2. 前記筐体には、前記複数の冷媒流路の間の隔壁に溝部が形成され、
    前記断熱層は、前記溝部に充填された断熱材によって形成されている、
    請求項1に記載のヒートパイプ。
  3. 前記筐体には、前記加熱部から前記冷却部に亘って複数の孔部が形成され、
    前記複数の孔部のうちいずれか複数の孔部は、前記複数の冷媒流路とされ、
    前記複数の孔部のうち残りの複数の孔部の内部には、断熱材が充填されることにより前記断熱層が形成されている、
    請求項1に記載のヒートパイプ。
  4. 前記筐体は、
    板状の基部と、前記基部から法線方向に延び互いに並列に形成された複数のフィンとを有する本体部と、
    前記基部と対向し前記複数のフィンの先端と固定された蓋部と、
    を有し、
    前記複数のフィンの間の溝部のうちいずれか複数の溝部は、前記複数の冷媒流路とされ、
    前記複数のフィンの間の溝部のうち残りの複数の溝部の内部には、断熱材が充填されることにより前記断熱層が形成されている、
    請求項1に記載のヒートパイプ。
  5. 前記筐体は、前記加熱部と前記冷却部との間に断熱部を有する、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のヒートパイプ。
  6. 前記複数の冷媒流路の長手方向両側は、前記筐体における前記加熱部側の端面と前記冷却部側の端面とに開口され、
    前記筐体における前記加熱部側の端面と前記冷却部側の端面とにそれぞれ設けられ、前記複数の冷媒流路の長手方向両側の開口を閉止する一対の閉止部を備えた、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のヒートパイプ。
  7. 前記筐体は、前記加熱部と前記冷却部との間に断熱部を有し、
    前記一対の閉止部、前記断熱部、及び、前記断熱層は、樹脂で一体に形成されている、
    請求項6に記載のヒートパイプ。
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