JP2012220127A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012220127A JP2012220127A JP2011087880A JP2011087880A JP2012220127A JP 2012220127 A JP2012220127 A JP 2012220127A JP 2011087880 A JP2011087880 A JP 2011087880A JP 2011087880 A JP2011087880 A JP 2011087880A JP 2012220127 A JP2012220127 A JP 2012220127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- compressor chamber
- air conditioner
- compressor
- front plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
【課題】安価な構成で簡単に作業ができる作業性を向上させた空気調和機の室外ユニットを提供すること。
【解決手段】本発明の空気調和機の室外ユニットは、圧縮機を配置する圧縮機室6を内部に備える外箱1aと、圧縮機室6の前面に配置され外箱の一部を形成し取り外し可能な圧縮機室部前板8と、外箱の天面側を形成する天板3とを備え、圧縮機室部前板8と天板3とが圧着固定される仮固定部を設けたことにより、作業時に天板と圧縮機室部前板とが仮止めされるため作業性が向上する。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の空気調和機の室外ユニットは、圧縮機を配置する圧縮機室6を内部に備える外箱1aと、圧縮機室6の前面に配置され外箱の一部を形成し取り外し可能な圧縮機室部前板8と、外箱の天面側を形成する天板3とを備え、圧縮機室部前板8と天板3とが圧着固定される仮固定部を設けたことにより、作業時に天板と圧縮機室部前板とが仮止めされるため作業性が向上する。
【選択図】図2
Description
本発明は、空気調和機の室外ユニットに関する。
大能力タイプのルームエアコンの室外ユニットでは、室外ユニットを横方向に連続して設置できるように、前面側から作業ができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図7、図8は従来の大型タイプの室外ユニットの外観斜視図、および要部拡大図である。図7において、室外ユニット90の外箱90aは、周囲を上方に向かって折り曲げたユニットベース100、天面部を覆う天板101、前面部を覆い送風機(図示せず)の吹き出し口102aを設けた吹き出し口部前板102、圧縮機106を内蔵する圧縮機室106aと制御基板(図示せず)を収納する電装部品室104とを覆う断面略L字状の圧縮機室部前板103、右側面を覆う側板105a、105bから構成されている。
また、圧縮機室部前板103は、前面側103aと右側面側103bとで形成され、さらに圧縮機室部前板103の上端及び下端はそれぞれネジ103dで天板101とユニットベース100に締結されている。
図8は、図7における圧縮機室部前板103の右側面側103bのD部と側板105bのE部を拡大した詳細図であり、(a)は要部水平断面図、(b)は要部正面図である。
図8に示すように、圧縮機室部前板103の右側面側103b及び左側端部103cの各鉛直部には略L字状の係止爪110が、またこの係止爪110に対応して、吹き出し口部前板102および側板105bの鉛直端部に角形状の係合穴111がそれぞれ複数個設けられている。
室外ユニット90を横方向に連続設置する場合に、圧縮機室部前板103が室外ユニット90の手前方向に外せるようするために係止爪110は両端側ともに室外ユニット90の奥行き方向に突出して形成されており、対応する係合穴111は係止爪110に直交するように開口している。
そして圧縮機室部前板103は、圧縮機室部前板103の右側面側103b、左側端部103cに設けられた複数個の係止爪110が係合穴111に水平方向に挿入された後、上方にスライドされ、さらに上端、下端をそれぞれ1本のネジ103dで締結することによって吹き出し口部前板102、側板105a、105bに固着できるため、多くのネジを使用する必要がなく、組立時の作業工数を低減できると共にネジ本数が少ないので見栄えもよい。
しかしながら、前記従来の構成は、圧縮機室部前板103を取りつける場合には大型の室外ユニットであるため重量が重く、ネジ103dで螺着する際に自重により下方へ下が
ろうとする力が働き、ネジ孔がずれてしまうという課題を有していた。
ろうとする力が働き、ネジ孔がずれてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、安価な構成で簡単に作業ができる作業性を向上させた空気調和機の室外ユニットを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の空気調和機の室外ユニットは、圧縮機を配置する圧縮機室を内部に備える外箱と、圧縮機室の前面に配置され外箱の一部を形成し取り外し可能な圧縮機室部前板と、外箱の天面側を形成する天板とを備え、圧縮機室部前板と天板とが圧着固定される仮固定部を設けたことにより、作業時に天板と圧縮機室部前板とが仮止めされるため作業性が向上する。
本発明は、安価な構成で簡単に作業ができる作業性を向上させた空気調和機の室外ユニットを提供することができる。
第1の発明の空気調和機の室外ユニットは、圧縮機を配置する圧縮機室を内部に備える外箱と、圧縮機室の前面に配置され外箱の一部を形成し取り外し可能な圧縮機室部前板と、外箱の天面側を形成する天板とを備え、圧縮機室部前板と天板とが圧着固定される仮固定部を設けたことにより、作業時に天板と圧縮機室部前板とが仮止めされるため作業性が向上する。
第2の発明の空気調和機の室外ユニットは、特に第1の発明において、仮固定部は、天板に内方側へ凸となる溝形状と、圧縮機室部前板の上端であって外箱の前面よりも後方に位置する差込部とで構成され、圧縮機室部前板を天板に挿入した際に、溝形状の内方側の先端が差込部に押圧して固定されることにより、簡単な構成で圧着固定を実現することができる。
第3の発明の空気調和機の室外ユニットは、特に第2の発明において、差込部に切込みを設けたことにより、差込部の弾力性が向上し、より作業性が向上する。
第4の発明の空気調和機の室外ユニットは、特に第2または第3の発明において、切込みを複数設けたことにより、差込部の弾力性がさらに向上し、さらに作業性が向上する。
第5の発明の空気調和機の室外ユニットは、特に第2から第4の発明において、差込部に溝形状と嵌合する嵌合部を設けたことにより、さらに強固な圧着固定が実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の
形態によって本発明が限定されるものではない。
形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室外ユニットの外観斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の室外ユニット1の外箱1aは、底部を形成するユニットベース2、天面部を覆う天板3、前面部を覆うとともに内蔵された送風機(図示せず)による風を吹き出す吹き出し口4を有する吹き出し口部前板5、圧縮機(図示せず)を内蔵する圧縮機室6や制御基板(図示せず)を収納する電装部品室7を覆う圧縮機室部前板8、右側面を覆う側板となる右側板9を有している。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室外ユニットの外観斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の室外ユニット1の外箱1aは、底部を形成するユニットベース2、天面部を覆う天板3、前面部を覆うとともに内蔵された送風機(図示せず)による風を吹き出す吹き出し口4を有する吹き出し口部前板5、圧縮機(図示せず)を内蔵する圧縮機室6や制御基板(図示せず)を収納する電装部品室7を覆う圧縮機室部前板8、右側面を覆う側板となる右側板9を有している。
図2は、本発明の実施の形態1における要部断面図である。図1および図2に示すように、天板3には内方側に向かって凸となる溝形状3bを有している。なお、天板3はトレイ形状となっており、図2に示すように溝形状3bは、天面側から略垂直に下方に立設する前面側のフランジ3aに形成されている。
また、図2に示すように、圧縮機室部前板8の上端であって外箱の前面側を形成する面よりも後方に位置する差込部8dを有している。そして、差込部8dを天板3の内方に差し込むと差込部8dが溝形状3bと接触し、差込部8dが内方側へたわむ。その結果、差込部8dにはたわみに反発する力が発生し、差込部8dと溝形状3bとが圧着固定される。
図3は、差込部8dと溝形状3bとが圧着固定した状態を示した図である。このように、本実施の形態では仮固定部は、差込部8dと溝形状3bとで構成され、差込部8dのたわみに反発する力を利用して、互いに密着する構成となっている。
また、圧縮機室部前板8は、前面に位置する前面部8aと右側部8bとで断面略L字状に形成され、上端部に前記天板3の内側に差込む差込部8dが設けられ、左端部8cと右側部8bの端部のそれぞれに、後方に突出した略L字状の係止爪10が複数個設けられている。さらに吹き出し口部前板5および右側板9は、それぞれの鉛直端部の前記圧縮機室部前板8に形成した係止爪10に対応する位置に角形状の係合穴11が設けられている。
このように構成された室外ユニット1において、圧縮機室部前板8の室外ユニット1への取り付けは、圧縮機室部前板8の係止爪10を吹出し口部前板5と右側板9の係合穴11に挿入する。その後、圧縮機室部前板8を上方にスライドさせることにより差込部8dが天板3のフランジ3aに形成した溝形状3bにより圧接されることで圧縮機室部前板8が保持されるので、下方にずれないように押えておく必要がなく、ネジ12で圧縮機室部前板8の上端、下端を天板3ユニットベース2にそれぞれネジ止めすることで圧縮機室部前板8の取り付けは完了する。
また、図4、図5は本実施の形態1における他の実施例を示す図である。図4、図5に示すように差込部8dに溝形状3bと嵌合する嵌合部である溝形状3eを有している。このように、差込部8dに溝形状3eを設けることによって、より強硬な圧着固定を実現することができる。
また、図6は本実施の形態1における他の実施例を示す図である。図6に示すように、差込部8dに複数の切り込みを設け、差込部8dの弾力性を向上させている。その結果、天板3に差込部8dを挿入しやすくすることができ、作業性を向上させることができる。なお、図6においては切り込みを複数設けたが、これに限定されることはなく、一つの切込みを入れるような構成であってもよい。その場合には、圧縮機室部前板8はL字形状に屈曲しているため、その屈曲部に切り込みを設けることによって、より効果的に弾力性を
向上させることができる。
向上させることができる。
以上のように本発明は、設置時、サービス時に着脱を要する板金製の扉、蓋などを有する各種機器、装置にも適用できるものである。
1 室外ユニット
1a 外箱
3 天板
3b 溝形状
8 圧縮機室部前板
8d 差込部
1a 外箱
3 天板
3b 溝形状
8 圧縮機室部前板
8d 差込部
Claims (5)
- 圧縮機を配置する圧縮機室を内部に備える外箱と、前記圧縮機室の前面に配置され前記外箱の一部を形成し取り外し可能な圧縮機室部前板と、前記外箱の天面側を形成する天板とを備え、前記圧縮機室部前板と前記天板とが圧着固定される仮固定部を設けたことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
- 前記仮固定部は、前記天板に内方側へ凸となる溝形状と、前記圧縮機室部前板の上端であって前記外箱の前面よりも後方に位置する差込部とで構成され、前記圧縮機室部前板を前記天板に挿入した際に、前記溝形状の内方側の先端が前記差込部に押圧して固定されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外ユニット。
- 前記差込部に切込みを設けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室外ユニット。
- 前記切込みを複数設けたこと特徴とする請求項2または3に記載の空気調和機の室外ユニット。
- 前記差込部に前記溝形状と嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011087880A JP2012220127A (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011087880A JP2012220127A (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012220127A true JP2012220127A (ja) | 2012-11-12 |
Family
ID=47271840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011087880A Withdrawn JP2012220127A (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012220127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019150413A1 (ja) | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外ユニット |
WO2020012527A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室外機 |
-
2011
- 2011-04-12 JP JP2011087880A patent/JP2012220127A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019150413A1 (ja) | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外ユニット |
CN111656101A (zh) * | 2018-01-30 | 2020-09-11 | 三菱电机株式会社 | 空调机的室外单元 |
JPWO2019150413A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2020-11-19 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外ユニット |
JP7012750B2 (ja) | 2018-01-30 | 2022-01-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外ユニット |
WO2020012527A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室外機 |
JPWO2020012527A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2021-04-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室外機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7595446B2 (en) | Wall mounted electrical apparatus | |
AU2014210119B2 (en) | An induction module for an induction cooking hob | |
JP2011007363A (ja) | 室外ユニット | |
KR20080017036A (ko) | 적어도 하나의 단편의 전기설비를 위한 보조 지지 프레임 | |
KR20160075236A (ko) | 디스플레이 장치 | |
JP2012220127A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JP2013102420A (ja) | 表示装置およびテレビジョン装置 | |
KR20160001736U (ko) | 통합 배선일체형 레이스웨이 장치 | |
JP6213150B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
CN103002681A (zh) | 一种线路控制板安装盒的制作方法 | |
JP4887815B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JP4470068B2 (ja) | ディスプレイモジュール支持構造および液晶テレビジョン | |
JP2010266117A (ja) | 操作機器および操作機器の壁面への取付方法 | |
JP4608448B2 (ja) | 住宅の気密構造 | |
JP6517490B2 (ja) | 住宅用分電盤ケース | |
US8471146B2 (en) | Breaker tray for a panelboard cover | |
JP2018004230A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP4950723B2 (ja) | インナーコンセントの取付構造 | |
CN216438988U (zh) | 面板组件及具有其的烹饪器具 | |
JP5660668B2 (ja) | 接地系統接続状態確認システム | |
JP2012132170A (ja) | フロアパネル | |
JP2011120314A (ja) | 配線引込口装置 | |
US10827639B2 (en) | Housing for receiving at least one electromechanical, electrical and/or electronic component | |
CN202285461U (zh) | 一种线路控制板安装盒及其家用电器 | |
JP2011036021A (ja) | 配線装置用アダプタおよび配線装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140701 |