JP2012218632A - 車両のインストルメントパネル構造 - Google Patents

車両のインストルメントパネル構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両衝突時のエネルギを充分に効率良く吸収することができ、乗員の膝に作用する荷重を低減し得る車両のインストルメントパネル構造を提供する。
【解決手段】着座した乗員8の膝8aの車両衝突時における前方への移動を許容する凹部9内に、乗員8の膝8aの車両衝突時における前方への移動に伴って変形することによりエネルギを吸収するエネルギ吸収部材10を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のインストルメントパネル構造に関するものである。
一般に、図5に示される如く、車両としてのトラック1のキャブ2における運転室内前部には、インストルメントパネル3が装備されている。
前記インストルメントパネル3は、図6及び図7に示される如く、運転室内前部の車両幅方向両端部に設置されたサイドブラケット4に対し、車両幅方向へ延びるインストルメントパネルリインフォース5をボルト等の締結部材6で締め付けることによって取り付け、該インストルメントパネルリインフォース5の運転席側の端部に形成した括れ部5aと、該括れ部5aを覆うように配設されるインストルメントパネル部品7とによって、着座した乗員8の膝8aの車両衝突時における前方への移動を許容する凹部9を形成してある。
そして、前記車両としてのトラック1の衝突事故が発生した時、前記乗員8の膝8aは、慣性により、図6に示される如く、基準点Oから車両前方へL1だけ移動してインストルメントパネル部品7に対し、先ず、接触点Aに触れ、該インストルメントパネル部品7を押し潰すように更に車両前方へ移動して行き、前記乗員8の膝8aが基準点Oから車両前方へL2だけ移動する点Bの位置において、前記インストルメントパネル部品7がインストルメントパネルリインフォース5と接触し、更に、前記乗員8の膝8aは、基準点Oから車両前方へL3だけ移動する点Cの位置に到達する。
即ち、前記インストルメントパネル部品7が前記乗員8の膝8aの車両前方への移動に伴って前記凹部9に食い込むように変形することにより、車両衝突時のエネルギが吸収され、前記乗員8の膝8aが大きな衝撃を受けないようになっている。
因みに、前記乗員8の膝8aが車両衝突時に前方へ移動した場合、図8に示される如く、基準点Oからの膝移動量がL1となるまでは、膝8aに作用する荷重は0であるが、接触点Aで前記乗員8の膝8aがインストルメントパネル部品7と接触してからは該インストルメントパネル部品7の変形に伴って前記膝8aに作用する荷重が徐々に増加し、該膝8aによって押し潰されるインストルメントパネル部品7がインストルメントパネルリインフォース5と接触した時点、即ち前記乗員8の膝8aが基準点Oから車両前方へL2だけ移動して点Bの位置に達した時点で前記膝8aに作用する荷重は急激に上昇し、最大でF[N]となり、前記乗員8の膝8aが基準点Oから車両前方へL3だけ移動する点Cの位置に到達した後、前記膝8aに作用する荷重は再び0となる。
尚、前述の如き車両のインストルメントパネル構造と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
実開平6−42453号公報
しかしながら、前述の如く、前記乗員8の膝8aの車両前方への移動に伴ってインストルメントパネル部品7を凹部9に食い込ませるように変形させるだけでは、車両衝突時のエネルギを充分に吸収することが困難となり、前記乗員8の膝8aが剛体であるインストルメントパネルリインフォース5にインストルメントパネル部品7のみを介してぶつかることが避けられず、前記乗員8の膝8aに作用する荷重を低減させることが難しい場合があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、車両衝突時のエネルギを充分に効率良く吸収することができ、乗員の膝に作用する荷重を低減し得る車両のインストルメントパネル構造を提供しようとするものである。
本発明は、運転室内前部の車両幅方向両端部に設置されたサイドブラケットに対し、車両幅方向へ延びるインストルメントパネルリインフォースを取り付け、該インストルメントパネルリインフォースの少なくとも運転席側の端部に形成した括れ部と、該括れ部を覆うように配設されるインストルメントパネル部品とによって、着座した乗員の膝の車両衝突時における前方への移動を許容する凹部を形成した車両のインストルメントパネル構造において、
前記凹部内に、前記乗員の膝の車両衝突時における前方への移動に伴って変形することによりエネルギを吸収するエネルギ吸収部材を配設したことを特徴とする車両のインストルメントパネル構造にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
従来のように、乗員の膝の車両前方への移動に伴ってインストルメントパネル部品を単に凹部に食い込ませるように変形させるのとは異なり、凹部内に配設されたエネルギ吸収部材が乗員の膝の車両衝突時における前方への移動に伴って変形することにより、車両衝突時のエネルギを充分に吸収することが可能となり、前記乗員の膝が剛体であるインストルメントパネルリインフォースにインストルメントパネル部品のみを介してぶつかることが避けられ、前記乗員の膝に作用する荷重を低減させることが可能となる。
前記車両のインストルメントパネル構造においては、前記凹部内に、前記インストルメントパネルリインフォースのサイドブラケットに対する組付時にインストルメントパネル搭載機によって把持され且つ前記車両衝突時に変形するエネルギ吸収部材を前記インストルメントパネルリインフォースの括れ部と共に支持可能なインストルメントパネル搭載用ブラケットを設けることができ、このようにすると、前記インストルメントパネルリインフォースのサイドブラケットに対する組付時にインストルメントパネル搭載機によって把持されるインストルメントパネル搭載用ブラケットを兼用する形で、車両衝突時には、前記エネルギ吸収部材を前記インストルメントパネルリインフォースの括れ部と共に支持しつつ安定して変形させることが可能となるため、車両衝突時のエネルギを効率良く吸収する上で有効となる。
又、前記車両のインストルメントパネル構造においては、前記エネルギ吸収部材をドリンクホルダによって構成することもでき、このようにすると、ドリンクホルダは断面形状が円形であり、該ドリンクホルダが変形する際にその断面形状の崩れ方を一定にすることが容易となり、車両衝突時のエネルギをより効率良く吸収することが可能となる。
本発明の車両のインストルメントパネル構造によれば、車両衝突時のエネルギを充分に効率良く吸収することができ、乗員の膝に作用する荷重を低減し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の車両のインストルメントパネル構造の実施例を示す平断面図であって、(a)はインストルメントパネル部品が変形していない通常の状態を示す図、(b)は着座した乗員の膝が車両衝突時に前方へ移動してインストルメントパネル部品に接触し、該インストルメントパネル部品が変形した状態を示す図である。 本発明の車両のインストルメントパネル構造の実施例におけるインストルメントパネルリインフォースに取り付けられたインストルメントパネル搭載用ブラケット及びニーブラケットを示す斜視図である。 本発明の車両のインストルメントパネル構造の実施例におけるインストルメントパネル搭載用ブラケットがインストルメントパネル搭載機によって把持された状態を示す正面図である。 本発明の車両のインストルメントパネル構造の実施例において、着座した乗員の膝が車両衝突時に前方へ移動した場合の膝移動量と膝に作用する荷重との関係を示す線図である。 車両としてのトラックのキャブにおける運転室内前部に装備されたインストルメントパネルを示す斜視図である。 従来の車両のインストルメントパネル構造の一例を示す平断面図である。 従来の車両のインストルメントパネル構造の一例におけるインストルメントパネルリインフォースを示す斜視図である。 従来の車両のインストルメントパネル構造の一例において、着座した乗員の膝が車両衝突時に前方へ移動した場合の膝移動量と膝に作用する荷重との関係を示す線図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の車両のインストルメントパネル構造の実施例であって、図中、図5〜図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図5〜図8に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜図4に示す如く、凹部9内に、乗員8の膝8aの車両衝突時における前方への移動に伴って変形することによりエネルギを吸収するエネルギ吸収部材10を配設した点にある。
本実施例の場合、前記エネルギ吸収部材10は、インストルメントパネル部品7に凹設され且つ底面を有する円筒状のドリンクホルダ10aによって構成してある。
又、前記凹部9内には、前記インストルメントパネルリインフォース5のサイドブラケット4に対する組付時にインストルメントパネル搭載機11(図3参照)によって把持され且つ前記車両衝突時に変形するエネルギ吸収部材10を前記インストルメントパネルリインフォース5の括れ部5aと共に支持可能なインストルメントパネル搭載用ブラケット12を設けてある。
前記インストルメントパネル搭載用ブラケット12は、図1及び図2に示す如く、インストルメントパネルリインフォース5の端部に固着したL字型のブラケットであって、その端面には把持孔12a(図2参照)が上下に複数個(図2の例では二個)穿設されており、車両組立工場でインストルメントパネルリインフォース5に各種部品を取り付けて一つのユニットとしたインストルメントパネル3を、図3に示す如く、インストルメントパネル搭載機11で両側面から掴み上げる際に、該インストルメントパネル搭載機11から張り出す複数本(図3の例では二本)の支持ピン11aを前記インストルメントパネル搭載用ブラケット12の把持孔12aに嵌挿するようになっている。尚、図3に示す例では、助手席側(図3の左側)の端部に設けられるインストルメントパネル搭載用ブラケット12は、インストルメントパネルリインフォース5の端部に突設され、該インストルメントパネル搭載用ブラケット12に穿設された一個の把持孔12aに対しインストルメントパネル搭載機11から張り出す一本の支持ピン11aを嵌挿するようになっている。
更に又、前記インストルメントパネルリインフォース5には、図1及び図2に示す如く、ニーブラケット13を前記エネルギ吸収部材10としてのドリンクホルダ10aと並設されるよう取り付けてある。該ニーブラケット13は、前記インストルメントパネルリインフォース5に取り付けられる基端側から直線状に延びて先端側を湾曲させたフランジ部13aと、該フランジ部13aに直交するウェブ部13bとからなり、該ウェブ部13bには、その複数所要箇所(図1の例では二箇所)に切欠部13cを設けることにより、座屈しやすくする一方、前記ニーブラケット13の配設位置を、前記乗員8の膝8aの基準点Oを通る中心線から車両幅方向中心側(図1では左側)へ距離Wだけずらすことにより、前記乗員8の膝8aの車両前方への移動に伴って前記ニーブラケット13が変形する際に、瞬発的なエネルギ吸収ではなく、持続的なエネルギ吸収を行えるようにしてある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
車両としてのトラック1の衝突事故が発生した時、前記乗員8の膝8aは、慣性により、図1(a)に示す如く、基準点Oから車両前方へL1だけ移動してインストルメントパネル部品7に対し、先ず、接触点Aに触れ、該インストルメントパネル部品7を押し潰すように更に車両前方へ移動して行く。
続いて、前記乗員8の膝8aが、図1(b)に示す如く、基準点Oから車両前方へL4だけ移動して点Dに達すると、前記インストルメントパネル部品7がエネルギ吸収部材10としてのドリンクホルダ10a並びにニーブラケット13と接触する。更に該ドリンクホルダ10aが押し潰されると共に、前記ニーブラケット13が座屈し、前記乗員8の膝8aは基準点Oから車両前方へL5だけ移動する点Eの位置に到達して停止する。尚、前記ニーブラケット13のウェブ部13bには、その複数所要箇所(図1の例では二箇所)に切欠部13cを設けて座屈しやすくする一方、前記ニーブラケット13の配設位置は、前記乗員8の膝8aの基準点Oを通る中心線から車両幅方向中心側(図1では左側)へ距離Wだけずらすようにしてあるため、前記乗員8の膝8aの車両前方への移動に伴って前記ニーブラケット13が変形する際、瞬発的なエネルギ吸収ではなく、持続的なエネルギ吸収を行うことが可能となる。
前記ドリンクホルダ10aは、押し潰される過程で、図1(b)に示す如く、前記インストルメントパネルリインフォース5に対しその括れ部5aにおける点Xで接触すると共に、インストルメントパネル搭載用ブラケット12に対し点Yで接触し、該インストルメントパネル搭載用ブラケット12は、前記ドリンクホルダ10aに押されて車両幅端側へ広がるように変形し、その先端が前記インストルメントパネル部品7の内面に対し点Zで接触して停止する形となる。即ち、前記ドリンクホルダ10aは、前記点Xでインストルメントパネルリインフォース5の括れ部5aに支えられ且つ前記点Yでインストルメントパネル搭載用ブラケット12に支えられ、インストルメントパネルリインフォース5の括れ部5aとインストルメントパネル搭載用ブラケット12とによって包み込まれるように保持された状態で安定して変形することが可能となる。
因みに、前記乗員8の膝8aが車両衝突時に前方へ移動した場合、図4に示す如く、基準点Oからの膝移動量がL1となるまでは、膝8aに作用する荷重は0であるが、接触点Aで前記乗員8の膝8aがインストルメントパネル部品7と接触してからは該インストルメントパネル部品7の変形に伴って前記膝8aに作用する荷重が徐々に増加し、前記インストルメントパネル部品7がエネルギ吸収部材10としてのドリンクホルダ10a並びにニーブラケット13と接触する接触点Dからは前記膝8aに作用する荷重の上昇率が高まるが、該荷重の上昇率は、図6に示す従来例のように乗員8の膝8aが基準点Oから車両前方へL2だけ移動後、点Cの位置に達するまでの荷重の急激な上昇率(図8参照)と比べれば緩やかとなり、前記乗員8の膝8aが基準点Oから車両前方へL5だけ移動する点Eの位置に到達した時点での前記膝8aに作用する荷重は、前記エネルギ吸収部材10としてのドリンクホルダ10aの変形によるエネルギ吸収により、最大でf[N]に抑えられ、前記乗員8の膝8aの車両前方への動きは前記点Eの位置で停止し、この後、前記膝8aに作用する荷重は再び0となる。
この結果、従来のように、乗員8の膝8aの車両前方への移動に伴ってインストルメントパネル部品7を単に凹部9に食い込ませるように変形させるのとは異なり、凹部9内に配設されたエネルギ吸収部材10としてのドリンクホルダ10aが乗員8の膝8aの車両衝突時における前方への移動に伴って変形することにより、車両衝突時のエネルギを充分に吸収することが可能となり、前記乗員8の膝8aが剛体であるインストルメントパネルリインフォース5にインストルメントパネル部品7のみを介してぶつかることが避けられ、前記乗員8の膝8aに作用する荷重を低減させることが可能となる。
しかも、本実施例においては、前記凹部9内に、前記インストルメントパネルリインフォース5のサイドブラケット4に対する組付時にインストルメントパネル搭載機11によって把持され且つ前記車両衝突時に変形するエネルギ吸収部材10を前記インストルメントパネルリインフォース5の括れ部5aと共に支持可能なインストルメントパネル搭載用ブラケット12を設けているため、前記インストルメントパネルリインフォース5のサイドブラケット4に対する組付時にインストルメントパネル搭載機11によって把持されるインストルメントパネル搭載用ブラケット12を兼用する形で、車両衝突時には、前記エネルギ吸収部材10としてのドリンクホルダ10aを図1(b)に示す点Yで支え且つ前記インストルメントパネルリインフォース5の括れ部5aの図1(b)に示す点Xで支持しつつ安定して変形させることが可能となり、車両衝突時のエネルギを効率良く吸収する上で有効となる。
又、本実施例においては、前記エネルギ吸収部材10を、インストルメントパネル部品7に凹設され且つ底面を有する円筒状のドリンクホルダ10aによって構成しているため、該ドリンクホルダ10aが変形する際にその断面形状の崩れ方を一定にすることが容易となり、車両衝突時のエネルギをより効率良く吸収することが可能となる。
こうして、車両衝突時のエネルギを充分に効率良く吸収することができ、乗員8の膝8aに作用する荷重を低減し得る。
尚、本発明の車両のインストルメントパネル構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、エネルギ吸収部材としてはドリンクホルダに限らず、凹部を有するトレイ、中空円筒状の部品やリブ或いは格子状のリブを用いることも可能であること、又、インストルメントパネルリインフォース内部の運転席側の端部に限らず、助手席側の端部に適用することも可能であること等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 トラック(車両)
3 インストルメントパネル
4 サイドブラケット
5 インストルメントパネルリインフォース
5a 括れ部
6 締結部材
7 インストルメントパネル部品
8 乗員
8a 膝
9 凹部
10 エネルギ吸収部材
10a ドリンクホルダ
11 インストルメントパネル搭載機
12 インストルメントパネル搭載用ブラケット

Claims (3)

  1. 運転室内前部の車両幅方向両端部に設置されたサイドブラケットに対し、車両幅方向へ延びるインストルメントパネルリインフォースを取り付け、該インストルメントパネルリインフォースの少なくとも運転席側の端部に形成した括れ部と、該括れ部を覆うように配設されるインストルメントパネル部品とによって、着座した乗員の膝の車両衝突時における前方への移動を許容する凹部を形成した車両のインストルメントパネル構造において、
    前記凹部内に、前記乗員の膝の車両衝突時における前方への移動に伴って変形することによりエネルギを吸収するエネルギ吸収部材を配設したことを特徴とする車両のインストルメントパネル構造。
  2. 前記凹部内に、前記インストルメントパネルリインフォースのサイドブラケットに対する組付時にインストルメントパネル搭載機によって把持され且つ前記車両衝突時に変形するエネルギ吸収部材を前記インストルメントパネルリインフォースの括れ部と共に支持可能なインストルメントパネル搭載用ブラケットを設けた請求項1記載の車両のインストルメントパネル構造。
  3. 前記エネルギ吸収部材をドリンクホルダによって構成した請求項1又は2記載の車両のインストルメントパネル構造。
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