JP2012217925A - 浄水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エネルギー消費を抑制しつつ、内部を衛生的に保つことができる浄水装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る浄水装置1は、原水を浄化することによって浄水を生成する浄化部10と、殺菌成分を含むオゾンガスを生成するオゾン生成部60と、オゾンガスを循環させるオゾン循環部70と、浄化部10よりも下流側に位置する二次側流路12に配設され、浄水を保持する浄水保持部40と、浄水保持部40又は浄水保持部40よりも下流側に位置する流路から分岐し、分岐した地点から上流側に連通する循環流路50とを備える。オゾン循環部70は、オゾン生成部60によって生成されたオゾンガスを浄水保持部40上に通過させた後、循環流路50に流入させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、原水を浄化することによって浄水を生成する浄化部を備えた浄水装置に関する。
従来、主に医療用(例えば、歯医者用)の装置として、オゾン生成部(流体生成部)で生成されたオゾンガスをポンプ(流体循環部)によって殺菌室内に循環させる殺菌装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この殺菌装置では、特に、オゾンガスによる殺菌作用を効果的に発揮するために、殺菌部の側部に、オゾンガスを加湿する加湿器が設けられる。
ところで、近年においては、水道水などの原水を浄化して浄水を生成する浄化部を備えた浄水装置に、上述したようなオゾンガスを発生させるオゾン生成部を配設することによって、浄水装置の内部を衛生的に保つことが広く行われている。
特開2007−203966号公報(第2〜第4頁、第1及び第2図)
しかしながら、従来の殺菌装置を単に浄水装置に用いると、オゾンガスによる殺菌作用を効果的に発揮するために、加湿器どの機器を設ける必要があり、浄水装置のエネルギー消費が大きくなってしまう。
そこで、本発明は、エネルギー消費を抑制しつつ、内部を衛生的に保つことができる浄水装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、原水を浄化することによって浄水を生成する浄化部(浄化部10)と、殺菌成分を含む流体(オゾンガス)を生成する流体生成部(オゾン生成部60)と、前記流体を循環させる流体循環部(オゾン循環部70)と、前記浄化部よりも下流側に位置する二次側流路(二次側流路12)に配設され、前記浄水を保持する浄水保持部(浄水保持部40)と、前記浄水保持部又は前記浄水保持部よりも下流側に位置する流路から分岐し、分岐した地点から上流側に連通する循環流路(循環流路50)とを備え、前記流体循環部は、前記流体生成部によって生成された前記流体を前記浄水保持部上に通過させた後、前記循環流路に流入させることすることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記浄水保持部は、前記浄水を貯水するタンク(タンク41)によって構成されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記浄水保持部には、前記浄水が流入する流入部分(流入部分40a)と、前記浄水が流出する流出部分(流出部分40b)とが形成され、前記流入部分は、前記流出部分よりも高い位置に設けられることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴に係り、前記浄水保持部には、前記浄水が流出する流出部分が形成され、前記流出部分には、前記浄水を吐出する吐出口(吐出口31)が接続されることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至第4の特徴に係り、前記浄水保持部には、前記浄水保持部内に保持される前記浄水の表面積を増やす面積増大機構(回転機構42)が設けられることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至第5の特徴に係り、前記浄水保持部には、前記浄水保持部内に保持される前記浄水の状態を検知する浄水状態検知手段(センサ43,44)が設けられることを特徴とする浄水装置。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1乃至第6の特徴に係り、前記循環流路は、
前記浄化部よりも上流側に位置する一次側流路(一次側流路11)に連通する一次側環流路(一次側環流路510)と、前記二次側流路に連通する二次側環流路(二次側環流路520)とに分岐することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第7の特徴に係り、前記一次側環流路又は前記二次側環流路の何れかに前記流体を分岐可能な流路切替機構(三方弁530)を備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、エネルギー消費を抑制しつつ、内部を衛生的に保つことができる浄水装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る浄水装置1を説明するための概略図である。 図2は、第1実施形態に係る浄水装置1をブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る浄水保持部40近傍を示す図である。 図4は、第1実施形態の変更例1に係る浄水保持部40A近傍を示す図である(その1)。 図5は、第1実施形態の変更例1に係る浄水保持部40A近傍を示す図である(その2)。 図6は、第1実施形態の変更例2に係る浄水保持部40B近傍を示す図である(その1)。 図7は、第1実施形態の変更例2に係る浄水保持部40B近傍を示す図である(その2)。 図8は、第2実施形態に係る浄水装置2を示す構成図である。
次に、本発明に係る浄水装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)第1実施形態、(2)第2実施形態、(3)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)第1実施形態
(1−1)浄水装置1の構成
まず、第1実施形態に係る浄水装置1について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る浄水装置1を示す構成図である。図2は、第1実施形態に係る浄水装置1をブロック図である。
図1に示すように、浄水装置1は、水道水などの原水を浄水する装置である。この浄水装置1は、原水を浄化することによって浄水を生成する浄化部10を備える。例えば、浄化部10は、RO(逆浸透)、NF、UF(限外ろ過)、MF(精密ろ過)などの分離膜(カートリッジ)によって構成される。なお、浄化部10は、必ずしも分離膜によって構成される必要はない。例えば、浄化部10は、活性炭などの吸着手段や砂濾過、イオン交換樹脂などによって構成されていてもよい。
このような浄化部10の上流側には、原水が通過する一次側流路11が配接される。また、浄化部10の下流側には、浄化部10によって生成された浄水が通過する二次側流路12が配接される。
一次側流路11には、原水を供給する原水供給部20が配接される。原水供給部20には、原水が流入する原水口21と、原水口21を封止する電磁弁22が設けられる。
一方で、二次側流路12には、水栓部30と、浄水保持部40と、循環流路50と、オゾン生成部60(流体生成部)と、オゾン循環部70(流体循環部)と、排水部80とが配設される。
水栓部30には、浄水を吐出する吐出口31と、吐出口31を封止する切替弁32(図2及び図3参照)と、切替弁32を操作可能な操作部33(いわゆる、蛇口)が設けられる。水栓部30の上流側には、浄水保持部40が配設される。
浄水保持部40は、浄化部10と水栓部30との間に配設され、浄水を保持するように構成される。なお、浄水保持部40の詳細については、後述する。
循環流路50は、浄水保持部40又は浄水保持部40よりも下流側に位置する流路から分岐し、分岐した地点から上流側に連通する。本実施形態では、循環流路50は、浄水保持部40から分岐して、浄化部10の出口側に連通している。循環流路50の一端51a(浄水保持部40側の端部)には、一端51aを封止する電磁弁51が設けられる。また、循環流路50の他端52a(浄化部10側の端部)には、他端52aを封止する電磁弁52が設けられる。このような循環流路50の途中には、オゾン生成部60及びオゾン循環部70が配設される。
オゾン生成部60は、二次側流路12及び循環流路50内で殺菌成分を含むオゾンガス(流体)を生成する。例えば、オゾン生成部60は、ダイヤモンド電極などの電気分解方式やオゾン紫外線方式などによってオゾンガスを生成する。
オゾン循環部70は、電磁弁52とオゾン生成部60との間に配設され、二次側流路12及び循環流路50内にオゾンガスを循環させる。具体的には、オゾン循環部70は、オゾン生成部60によって生成されたオゾンガスを浄水保持部40上に通過させた後、循環流路50に流入させている。すなわち、オゾン循環部70は、循環流路50の一端51aから他端52aに向けてオゾンガスを循環させる。このオゾン循環部70は、例えばポンプによって構成される。
排水部80は、二次側流路12内の浄水を排出する。排水部80は、二次側流路12から分岐することによって構成される。排水部80には、浄水を排水する排水口81と、排水口81を封止する電磁弁82が設けられる。
このような浄水装置1は、各部の制御や各種演算を行う制御部90を備える。制御部90は、CPU、メモリ部、計時部などを有するコンピュータによって構成される。また、図2に示すように、制御部90には、電磁弁22、切替弁32、電磁弁51,52,82、オゾン生成部60、オゾン循環部70が接続される。制御部90は、浄化部10によって生成された浄水を水栓部30(吐出口31)から吐出する通常モードと、二次側流路12及び循環流路50内を循環させる殺菌モードとを切り替える。
(1−2)浄水保持部40の構成
次に、上述した浄水保持部40の構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る浄水保持部40近傍を示す図である。
図3に示すように、浄水保持部40は、浄水を貯水する箱状のタンク41によって構成される。浄水保持部40の上面下流側には、循環流路50の一端51aが連通している。また、浄水保持部40には、浄水が流入する流入部分40aと、浄水が流出する流出部分40bとが形成される。流入部分40aは、流出部分40bよりも高い位置に設けられる。また、流出部分40bには、上述した吐出口31が接続される。
このような浄水保持部40は、二次側流路12よりも低い位置に設けられる。特に、浄水保持部40は、電磁弁22及び電磁弁52,82よりも低い位置に設けられることが好ましい。
(1−3)浄水装置1の動作
(1−3−1)通常モード
通常モードでは、電磁弁22及び切替弁32が開き、電磁弁51,52が閉じた状態となる。この状態で、原水口21から流入された原水は、一次側流路11を介して浄化部10を通過する。浄化部10を通過することによって生成された浄水は、二次側流路12を通過して吐出口31から外部へ吐出される。
(1−3−2)殺菌モード
殺菌モードでは、電磁弁22及び切替弁32が閉じて、電磁弁51,52が開いた状態となる。このとき、二次側流路12内が浄水により塞がれている場合には、電磁弁82が開いて排水口81から浄水を排出された後に電磁弁82が閉じる。これにより、二次側流路12及び循環流路50内が加湿状態となる。
そして、オゾン生成部60及びオゾン循環部70が稼働することによって、二次側流路12及び循環流路50内をオゾンガスが環流する。これにより、二次側流路12及び循環流路50内が殺菌され、二次側流路12及び浄水保持部40に残った浄水にオゾンガスが含有される。
オゾンガスが含有された浄水は、殺菌モードから通常モードに切り替わった際に、切替弁32が開くことによって吐出口31から外部へ吐出される。これにより、水栓部30(吐出口31)が殺菌される。
(1−4)作用・効果
以上説明した第1実施形態では、浄水装置1は、浄化部10と、浄水保持部40と、循環流路50と、オゾン生成部60と、オゾン循環部70とを備える。これにより、オゾン生成部60によって生成されるオゾンガスは、二次側流路12及び循環流路50を循環する。このため、二次側流路12を確実に殺菌でき、浄水装置1の内部を衛生的に保つことができる。
また、オゾン生成部60によって生成されるオゾンガスは、二次側流路12及び循環流路50を循環する際に、必ず浄水保持部40を通過する。このため、オゾンガスが浄水保持部40内に保持される浄水によって加湿され、オゾンガスによる殺菌作用を効果的に発揮できる。このため、オゾンガスによる殺菌作用を効果的に発揮するために、従来のような加湿器を設ける必要がないため、浄水装置1のエネルギー消費を抑制できる。
第1実施形態では、浄水保持部40は、タンク41によって構成される。これにより、二次側流路12を通過する浄水がタンク41内に確実に貯めることができる。このため、従来のような加湿器を設けることなく、オゾンガスを容易に加湿できる。
第1実施形態では、二次側流路12に連通する流入部分40aは、流出部分40bよりも高い位置に設けられる。すなわち、浄水保持部40は、二次側流路12よりも低い位置に設けられる。これにより、二次側流路12内を浄水が塞ぐことないため、オゾンガスが二次側流路12内を通過し易くなり、二次側流路12をより確実に殺菌できる。また、二次側流路12内の浄水を排水部80から排水しても、浄水保持部40に一定量の浄水を貯めることができ、オゾンガスを容易に加湿できる。
第1実施形態では、流出部分40bには、吐出口31が接続される。オゾンガスが浄水保持部40を通過する際、オゾンガスが浄水により加湿されるとともに、浄水保持部40内の浄水にオゾン成分が含有される。このオゾン成分が含有された浄水が吐出口31から吐出されるため、吐出口31をも殺菌できる。
(1−5)変更例
次に、上述した第1実施形態に係る浄水保持部40の変更例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した第1実施形態に係る浄水保持部40と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
(1−5−1)変更例1
まず、第1実施形態の変更例1に係る浄水保持部40Aの構成について、図面を参照しながら説明する。図4及び図5は、第1実施形態の変更例1に係る浄水保持部40A近傍を示す図である。
変更例1では、浄水保持部40Aは、上述した第1実施形態に係る浄水保持部40の構成に加えて、以下の構成をさらに備える。すなわち、図4に示すように、浄水保持部40Aは、浄水を貯水する箱状のタンク41と、タンク41内に保持される浄水の表面積を増やす回転機構42(面積増大機構)とを備える。
回転機構42は、軸心に対して回転可能な複数の羽部を備える。回転機構42は、二次側流路12や浄水保持部40Aを流れる浄水や、二次側流路12及び循環流路50内を環流するオゾンガスによって回転する。なお、回転機構42は、軸心に連結されるモータ(不図示)の駆動によって羽部を回転するものであってもよい。
このような変更例1では、浄水保持部40Aは、タンク41と回転機構42とを備えることによって、タンク41内の浄水を波立たせることができる。このため、タンク41内の浄水の表面積が増大し、オゾンガスがさらに加湿され易くなる。
ここで、浄水保持部40Aは、図5に示すように、タンク41内に保持される浄水の状態(例えば、水位や水量、水質)を検知するセンサ43(浄水状態検知手段)が設けられていてもよい。なお、浄水の状態とは、浄水の化学的成分や物理的及び電気的な性質等の全般的な性質を示し、センサ43は、それら各性質の少なくとも1つで浄水の状態を検知するような構成であればよい。これにより、タンク41内の浄水量(吐水量)等を把握でき、浄水装置1を殺菌するタイミングを計ることができる。
(1−5−2)変更例2
次に、第1実施形態の変更例2に係る浄水保持部40Bの構成について、図面を参照しながら説明する。図6及び図7は、第1実施形態の変更例2に係る浄水保持部40B近傍を示す図である。
上述した変更例1では、タンク41は、箱状に形成される。これに対して、変更例2では、タンク41は、図6に示すように、円筒状に形成される。具体的には、タンク41には、浄水が流入する流入部分41aと、浄水が流出する流出部分41bとが形成される。流入部分41aは、流出部分41bよりも高い位置に設けられる。
回転機構42は、変更例1と同様に、複数の羽部を有しており、浄水やオゾンガスによって回転する。なお、回転機構42は、軸心に連結されるモータ(不図示)の駆動によって羽部を回転するものであってもよい。
このような変更例2では、変更例1と同様の作用・効果を得ることができるとともに、タンク41が円筒状に形成されることによって、タンク41内に浄水が貯まりやすくなり、オゾンガスがさらに加湿され易くなる。
ここで、浄水保持部40Bは、図7に示すように、タンク41内に保持される浄水の状態(例えば、水位や水量、水質)を検知するセンサ44(浄水状態検知手段)が設けられていてもよい。これにより、タンク41内の浄水量(吐水量)等を把握でき、浄水装置1を殺菌するタイミングを計ることができる。
なお、タンク41は、必ずしも円筒状に形成される必要はなく、回転機構42が回転可能な大きさや形状であればよい。また、回転機構42は、必ずしも回転する機構である必要はなく、超音波等のタンク41内の浄水を波立たせること(バブリング)が可能なものであればよい。
(2)第2実施形態
以下において、第2実施形態に係る浄水装置2について、図面を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係る浄水装置2を示す構成図である。なお、上述した第1実施形態に係る浄水装置1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
上述した第1実施形態では、循環流路50は、浄水保持部40から分岐して、浄化部10の出口側に連通している。これに対して、第2実施形態では、浄化部10の入口側と出口側とに分岐する。
具体的には、図8に示すように、循環流路50は、一次側流路11に連通する一次側環流路510と、二次側流路12に連通する二次側環流路520とに分岐する。
一次側環流路510には、一次側環流路510を封止する電磁弁511が設けられる。一方、二次側環流路520には、二次側環流路520を封止する電磁弁521が設けられる。
一次側環流路510と二次側環流路520との分岐点には、一次側環流路510又は二次側環流路520の何れかに流体を分岐可能な三方弁530(流路切替機構)が設けられる。
以上説明した第2実施形態では、一次側環流路510と二次側環流路520との分岐点に三方弁530が設けられる。これにより、オゾンガスを一次側流路11及び二次側流路12に通過させることができる。このため、一次側流路11及び二次側流路12を確実に殺菌でき、浄水装置1の内部をさらに衛生的に保つことができる。
また、オゾンガスが一次側環流路510及び一次側流路11を介して浄化部10を通過する。これにより、浄化部10に付着した不純物等を分解することができ、浄化部10の寿命を延ばすことができる。例えば、浄化部10が活性炭などの吸着手段によって構成される場合、オゾンガスが浄化部10を通過することによって無害化される。このため、始めに二次側環流路520を介して二次側流路12にオゾンガスを環流させ、その後、一次側環流路510を介して一次側流路11にオゾンガスを環流させることが好ましい。これにより、オゾンガスが浄化部10により無害化される前に、二次側流路12が殺菌され、その後、一次側流路11が殺菌される。このため、浄水装置1の内部をより衛生的に保つことができる。
(3)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、浄水装置1は、排水部80を備えるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、排水部80を備えていなくてもよい。
また、浄水保持部40は、タンクによって構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、綿や布、スポンジ、多孔質材、合成樹脂繊維(例えば、ポリマー)などによって構成されていてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1,2…浄水装置
10…浄化部
11…一次側流路
12…二次側流路
20…原水供給部
30…水栓部
31…吐出口
40,40A,40B…浄水保持部
41…タンク
40a,41a…流入部分
40b,41b…流出部分
42…回転機構(面積増大機構)
43,44…センサ(浄水状態検知手段)
50…還流流路
510…一次側環流路
520…二次側環流路
530…三方弁(流路切替機構)
60…オゾン生成部
70…オゾン循環部
80…排水部
90…制御部

Claims (8)

  1. 原水を浄化することによって浄水を生成する浄化部と、
    殺菌成分を含む流体を生成する流体生成部と、
    前記流体を循環させる流体循環部と、
    前記浄化部よりも下流側に位置する二次側流路に配設され、前記浄水を保持する浄水保持部と、
    前記浄水保持部又は前記浄水保持部よりも下流側に位置する流路から分岐し、分岐した地点から上流側に連通する循環流路と
    を備え、
    前記流体循環部は、前記流体生成部によって生成された前記流体を前記浄水保持部上に通過させた後、前記循環流路に流入させることを特徴とする浄水装置。
  2. 請求項1に記載の浄水装置であって、
    前記浄水保持部は、前記浄水を貯水するタンクによって構成されることを特徴とする浄水装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の浄水装置であって、
    前記浄水保持部には、
    前記浄水が流入する流入部分と、
    前記浄水が流出する流出部分と
    が形成され、
    前記流入部分は、前記流出部分よりも高い位置に設けられることを特徴とする浄水装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の浄水装置であって、
    前記浄水保持部には、前記浄水が流出する流出部分が形成され、
    前記流出部分には、前記浄水を吐出する吐出口が接続されることを特徴とする浄水装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の浄水装置であって、
    前記浄水保持部には、前記浄水保持部内に保持される前記浄水の表面積を増やす面積増大機構が設けられることを特徴とする浄水装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の浄水装置であって、
    前記浄水保持部には、前記浄水保持部内に保持される前記浄水の状態を検知する浄水状態検知手段が設けられることを特徴とする浄水装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の浄水装置であって、
    前記循環流路は、
    前記浄化部よりも上流側に位置する一次側流路に連通する一次側環流路と、
    前記二次側流路に連通する二次側環流路と
    に分岐することを特徴とする浄水装置。
  8. 請求項7に記載の浄水装置であって、
    前記一次側環流路又は前記二次側環流路の何れかに前記流体を分岐可能な流路切替機構を備えることを特徴とする浄水装置。
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