JP2012215488A - 電流センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来例の構成では基板上の配線パターンによっては、被測定電流が流れる被測定電流路に近い位置に磁気センサ素子を設けることができず、感度を高められないことがあった。
【解決手段】磁気センサ素子と磁気センサ素子が配置された絶縁基板とを備えて構成された電流センサであって、絶縁基板には被測定電流路が配置される切り欠け部または孔が設けられ、磁気センサ素子は第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを有し、第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とが切り欠け部または孔を挟んで配置され、絶縁基板の切り欠け部または孔に被測定電流路が配置された際に、被測定電流路の軸方向と直交する回転対称軸に対して、第1の磁気センサと第2の磁気センサとが等距離に対称配置されるとともに、第1の磁気センサと第2の磁気センサとを結ぶ仮想線と被測定電流路の軸方向とが直交しないように絶縁基板を傾けて配置したことを特徴とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定電流路に流れる電流を検出する電流センサに関し、特に磁気センサによる電流を検出するための電流センサに関する。
各種機器の制御や監視のために、被測定電流路に取り付けて被測定電流路に流れる電流を検出する電流センサが良く知られている。この種の電流センサとしては、ホール素子や磁気抵抗素子を用いた電流センサが知られており、磁気センサの感度向上や外部磁場からの影響低減等のため、複数の素子を用いられることがある。
従来技術として、特許文献1では、図9に示すように、被測定電流路を挟み込むための凹状の切り込みが形成された電流センサ900が提案されている。図9に示す電流センサ900は、被測定電流路を挟み込むための凹状の切り込み部911が形成された筐体920と、筐体920内に配置され切り込み部921を有した基板910と、切り込み部911の近傍に配置され導体に流れる電流によって生じる磁界の強さに応じた電気信号を出力する磁電変換素子(磁気センサ素子)930及び磁電変換素子(磁気センサ素子)931とから構成され、小型でしかも組み付け性に優れた電流センサ900が提供できるとされている。
特開2001−66327号公報
しかしながら、従来例のような構成では、基板上の配線パターンによっては、被測定電流が流れる金属製の被測定電流路に近い位置に磁気センサ素子を設けることができず、感度を高められないことがあった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、高い感度が得られ、しかも安定した検出値が得られる電流センサを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の請求項1による電流センサは、金属製の被測定電流路に電流が流れたときに発生する磁気を検出する磁気センサ素子と、前記磁気センサ素子が配置された絶縁基板とを備えて構成された電流センサであって、前記絶縁基板には、前記被測定電流路が配置される切り欠け部または孔が設けられ、前記磁気センサ素子は、第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを有し、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とが、前記切り欠け部または前記孔を挟んで配置され、前記絶縁基板の前記切り欠け部または前記孔に前記被測定電流路が配置された際に、前記被測定電流路の軸方向と直交する回転対称軸に対して、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とが等距離に対称配置されるとともに、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とを結ぶ仮想線と、前記被測定電流路の軸方向とが、直交しないように、前記絶縁基板を傾けて配置したことを特徴としている。
また、本発明の請求項2による電流センサは、前記絶縁基板を収納する収納部を有する筐体が設けられ、前記筐体には、前記被測定電流路が配置される切欠部または孔部が設けられ、前記収納部内に前記絶縁基板を所望の位置に固定する固定部が設けられていることを特徴としている。
また、本発明の請求項3による電流センサは、前記筐体が、直方体状に形成されており、
前記筐体の前記切欠部または前記孔部に前記被測定電流路が配置された際に、前記筐体の天面及び底面の法線方向と、前記被測定電流路の軸方向が一致していることを特徴としている。
また、本発明の請求項4による電流センサは、金属製の被測定電流路と、前記被測定電流路が配置される切り欠け部または孔が設けられた絶縁基板と、前記絶縁基板上に設けられた第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを備え、前記絶縁基板の前記切り欠け部または前記孔に前記被測定電流路が配置された際に、前記被測定電流路の軸方向と直交する回転対称軸に対して、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とが等距離に対称配置されるとともに、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とを結ぶ仮想線と、前記被測定電流路の軸方向とが、直交しないように、前記絶縁基板を傾けて配置したことを特徴としている。
また、本発明の請求項5による電流センサは、前記絶縁基板を収納する収納部を有する筐体が設けられ、前記筐体には、前記被測定電流路が配置される切欠部または孔部が設けられ、前記収納部内に前記絶縁基板を所望の位置に固定する固定部が設けられていることを特徴としている。
また、本発明の請求項6による電流センサは、前記筐体が、直方体状に形成されており、前記筐体の前記切欠部または前記孔部に前記被測定電流路が配置された際に、前記筐体の天面及び底面の法線方向と、前記被測定電流路の軸方向が一致していることを特徴としている。
また、本発明の請求項7による電流センサは、前記被測定電流路の断面が長方形であり、前記長方形の長辺と平行な軸が、前記回転対称軸であることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、電流センサは、絶縁基板の切り欠け部または孔に被測定電流路を挟み込んだ際に、被測定電流路に対して絶縁基板を傾けて配置したので、絶縁基板に設けられた第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを、被測定電流路に近づけて配置することができる。このことにより、磁気センサ素子の検出値を高めることができ、電流センサの感度を高めることができる。さらに、回転対称軸に対して、第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とが等距離に対称配置されているので、回転対称軸を中心にして、さまざまな角度に絶縁基板を傾けても、被測定電流路とそれぞれの磁気センサ素子との距離が双方とも同じになる。このため、被測定電流路を挟んで対向する磁気センサ素子同士の検出値の差を比較し、外部磁場からの影響を低減することが容易にできる。このことにより、安定した検出値を得られることができる。したがって、高い感度が得られ、しかも安定した検出値が得られる電流センサを提供できる。
請求項2の発明によれば、筐体の収納部内に絶縁基板を所望の位置に固定する固定部を設けたので、筐体を介して、被測定電流路に対して絶縁基板を傾けて配置することができる。このことにより、被測定電流路と磁気センサ素子の位置を所望の位置に固定することができるので、磁気センサ素子の検出値を安定して得ることができる。
請求項3の発明によれば、直方体状に形成された筐体の切欠部または孔部に被測定電流路が挟み込まれて配置された際に、筐体の天面及び底面の法線方向と、被測定電流路の軸方向が一致するように形成されているので、被測定電流路の軸方向に対して、磁気センサ素子が配置された絶縁基板を傾けて配置することになる。このため、筐体の幅よりも、より幅の広い絶縁基板を用いることができる。このことにより、絶縁基板の幅を固定して設計した際には、より小さい幅の筐体にすることができ、電流センサをより小型にできる。
請求項4の発明によれば、電流センサは、絶縁基板の切り欠け部または孔に被測定電流路を挟み込んだ際に、被測定電流路に対して絶縁基板を傾けて配置したので、絶縁基板に設けられた第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを、被測定電流路に近づけて配置することができる。このことにより、磁気センサ素子の検出値を高めることができ、電流センサの感度を高めることができる。さらに、回転対称軸に対して、第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とが等距離に対称配置されているので、回転対称軸を中心にして、さまざまな角度に絶縁基板を傾けても、被測定電流路とそれぞれの磁気センサ素子との距離が双方とも同じになる。このため、被測定電流路を挟んで対向する磁気センサ素子同士の検出値の差を比較し、外部磁場からの影響を低減することが容易にできる。このことにより、安定した検出値を得られることができる。したがって、高い感度が得られ、しかも安定した検出値が得られる電流センサを提供できる。
請求項5の発明によれば、筐体の収納部内に絶縁基板を所望の位置に固定する固定部を設けたので、筐体を介して、被測定電流路に対して絶縁基板を傾けて配置することができる。このことにより、被測定電流路と磁気センサ素子の位置を所望の位置に固定することができるので、磁気センサ素子の検出値を安定して得ることができる。
請求項6の発明によれば、直方体状に形成された筐体の切欠部または孔部に被測定電流路が挟み込まれて配置された際に、筐体の天面及び底面の法線方向と、被測定電流路の軸方向が一致するように形成されているので、被測定電流路の軸方向に対して、磁気センサ素子が配置された絶縁基板を傾けて配置することになる。このため、筐体の幅よりも、より幅の広い絶縁基板を用いることができる。このことにより、絶縁基板の幅を固定して設計した際には、より小さい幅の筐体にすることができ、電流センサをより小型にできる。
請求項7の発明によれば、長方形断面の被測定電流路を挟み込み、長辺と平行な回転対称軸に対して、磁気センサ素子を配置したので、長辺側に磁気センサ素子を近づけることができる。このことにより、断面が丸い被測定電流路と比較して、磁気センサ素子の検出値をより高めることができ、電流センサの感度をより高めることができる。
したがって、本発明の電流センサは、高い感度が得られ、しかも安定した検出値が得られる電流センサを提供できる。
本発明の第1実施形態の電流センサを説明する分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図2(a)は、斜視図であり、図2(b)は、図2(a)に示す斜視図のカバーを省略した図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図3(a)は、図2(b)に示すZ1側から見た図2(b)の上面図であり、図3(b)は、図3(a)に示すIII−III線における断面図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図4(a)は、図2(a)に示すZ1側から見た上面図であり、図4(b)は、図2(a)に示すY2側から見た側面図である。 本発明の第2実施形態の電流センサを説明する分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の電流センサを説明する図であって、図6(a)は、図5に示すZ1側から見た上面図であり、図6(b)は、図6(a)に示すVI−VI線における断面図である。 本発明の第2実施形態の電流センサを説明する図であって、図7(a)は、図5に示すZ1側から見た上面図であり、図7(b)は、図5に示すY2側から見た側面図である。 本発明の第1実施形態の電流センサの変形例1を説明する図であって、図8(a)は、筐体の上面図であり、図8(b)は、絶縁基板の上面図である。 従来例における電流センサの構造を概略的に示した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図2(a)は、斜視図であり、図2(b)は、図2(a)に示す斜視図のカバー41を省略した図である。図3は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図3(a)は、図2(b)に示すZ1側から見た図2(b)の上面図であり、図3(b)は、図3(a)に示すIII−III線における断面図である。図4は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図4(a)は、図2(a)に示すZ1側から見た上面図であり、図4(b)は、図2(a)に示すY2側から見た側面図である。なお、図1、図3及び図4に示す被測定電流路CBは、その一部のみを示している。
本発明の第1実施形態の電流センサ101は、図1及び図3(b)に示すように、被測定電流路CBに電流が流れたときに発生する磁気を検出する磁気センサ素子5と、磁気センサ素子5が配置された絶縁基板16とを備えて構成される。他に、絶縁基板16を収納する収納部21を有する筐体11が設けられている。
絶縁基板16は、ガラス入りのエポキシ樹脂からなり、一般に広く知られている両面のプリント配線板(PCB)を用いて、プリント配線板上に設けられた銅(Cu)等の金属箔をパターニングして、配線パターンを形成している。絶縁基板16には、図1ないし図3に示すように、磁気センサ素子5がパッケージされた磁気センサパッケージP5が2個はんだ付けされている他、チップコンデンサやFET(Field Effect Transistor)等の電子部品が搭載されている。また、絶縁基板16には、被測定電流路CBが配置される切り欠け部17が設けられている。なお、絶縁基板16にガラス入りのエポキシ樹脂からなるプリント配線板(PCB)を用いたが、これに限定されるものではなく、絶縁性のリジット基板であれば良く、例えばセラミック配線板でも良い。また、絶縁基板16に両面のプリント配線板(PCB)を用いたが、回路設計の結果より、片面のプリント配線板(PCB)を用いても良い。
また、図3(b)に示すように、後述する第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25とを結ぶ仮想線ILと、被測定電流路CBの軸方向AD(Z方向)とが、直交しないように(θ≠90°)、絶縁基板16を傾けて配置している。ここで言う被測定電流路CBの軸方向ADとは、被測定電流路CBに流れる電流の方向であって、円形状の被測定電流路CBの中心を示している。
磁気センサ素子5は、金属製の被測定電流路CBに電流が流れたときに発生する磁気を検出する電流センサ素子であって、例えば、巨大磁気抵抗効果を用いた磁気検出素子(GMR(Giant Magneto Resistive)素子と言う)を用いている。また、磁気センサ素子5は、GMR素子をシリコン基板上に作製した後、切り出されてチップ状の形状になっており、熱硬化性の合成樹脂でパッケージングされている。また、GMR素子は、例えば、反強磁性層がα−Fe層、ピン層がNiFe層、中間層がCu層、フリー層がNiFe層から形成されている。但し、これらのものに限定されるものではなく、巨大磁気抵抗効果を発揮するものであれば、いずれの層構成であってもよい。
また、磁気センサ素子5は、図3に示すように、第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25の2つの磁気センサ素子5を有しており、第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25とが、絶縁基板16の切り欠け部17を挟んで配置されている。また、被測定電流路CBが絶縁基板16の切り欠け部17に配置された際に、磁気センサ素子5が、図3(a)に示す被測定電流路CBの軸方向AD(Z方向)に対した同心円の接線方向DE(Y方向)にGMR素子の感度軸(磁気を感知する方向)を持つように、磁気センサパッケージP5を絶縁基板16に実装する。また、図3に示す被測定電流路CBの軸方向AD(Z方向)と直交する回転対称軸RA(Y方向)に対して、第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25とが等距離に対称配置されている。
以上の構成により、被測定電流路CBが絶縁基板16の切り欠け部17に挟み込まれて配置された際に、被測定電流路CBに対して、被測定電流路CBの軸方向AD(Z方向)と直交する回転対称軸RA(Y方向の軸)を中心にして回転させるように、絶縁基板16を傾けて配置することとなる。このため、絶縁基板16に設けられた第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25を、被測定電流路CBに近づけて配置することとなる。このことにより、磁気センサ素子5の検出値を高めることができ、電流センサ101の感度を高めることができる。
さらに、回転対称軸RA(Y方向の軸)に対して、第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25とが等距離に対称配置されているので、回転対称軸RA(Y方向の軸)を中心にして、さまざまな角度に絶縁基板16を傾けても、被測定電流路CBとそれぞれの磁気センサ素子5(15、25)との距離が双方とも同じになる。このため、被測定電流路CBを挟んで対向する磁気センサ素子5同士の検出値の差を比較し、外部磁場からの影響を低減することが容易にできる。このことにより、安定した検出値を得られることができる。
筐体11は、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂材料を用い、図1及び図4に示すように、絶縁基板16を収納する収納部21を有する箱状の形状で形成されているケース31と、筐体11の収納部21を塞ぐような形状で形成されているカバー41とから構成される。
また、筐体11には、図3及び図4に示すように、被測定電流路CBが配置される切欠部12が設けられ、収納部21内に絶縁基板16を固定する固定部13が4箇所設けられている。固定部13は、図1及び図3に示すように、絶縁基板16に設けられた4箇所の穴に挿通される凸状の凸設部13tを有しているとともに、ケース31の底壁側に絶縁基板16を支える傾斜面を有した基台13kを有している。このため、絶縁基板16を凸設部13tに挿通させながらケース31に載置するだけで、絶縁基板16を所望の位置に傾斜させて設置することができる。そして、熱かしめ等の方法を用いて、絶縁基板16の穴から突出した凸設部13tの部分を変形させて、筐体11のケース31に固定する。
これによれば、筐体11の収納部21内に絶縁基板16を所望の位置に固定する固定部13を設けたので、筐体11を介して、被測定電流路CBに対して絶縁基板16を傾けて配置することができる。このことにより、被測定電流路CBと磁気センサ素子5の位置を所望の位置に固定することができるので、磁気センサ素子5の検出値を安定して得ることができる。
また、筐体11は、図3(b)及び図4に示すように、直方体状に形成されており、筐体11の切欠部12に被測定電流路CBが挟み込まれて配置された際に、筐体11の天面11t及び底面11bの法線方向VD(Z方向)と、被測定電流路CBの軸方向AD(Z方向)が一致するように形成されている。このため、被測定電流路CBの軸方向AD(Z方向)に対して、磁気センサ素子5が配置された絶縁基板16を傾けて配置することになる。このため、筐体11の幅よりも、より幅の広い絶縁基板16を用いることができる。このことにより、筐体11の幅を固定して設計した際には、より大きい絶縁基板16を用いることができ、磁気センサ素子5の配置、回路設計やパターン設計等の自由度が向上し、設計がしやすくなる。また、絶縁基板16の幅を固定して設計した際には、より小さい幅の筐体11にすることができ、電流センサ101をより小型にできる。
以上により、本発明の電流センサ101は、被測定電流路CBが絶縁基板16の切り欠け部17に挟み込まれて配置された際に、被測定電流路CBに対して、被測定電流路CBの軸方向ADと直交する回転対称軸RAを中心にして回転させるように、絶縁基板16を傾けて配置することとなる。このため、絶縁基板16に設けられた第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25を、被測定電流路CBに近づけて配置することとなる。このことにより、磁気センサ素子5の検出値を高めることができ、電流センサ101の感度を高めることができる。
また、被測定電流路CBが絶縁基板16の切り欠け部17に挟み込まれて配置された際に、回転対称軸RAに対して、第1の磁気センサ素子15と第2の磁気センサ素子25とが等距離に対称配置されているので、回転対称軸RAを中心にして、さまざまな角度に絶縁基板16を傾けても、被測定電流路CBとそれぞれの磁気センサ素子5(15、25)との距離が双方とも同じになる。このため、被測定電流路CBを挟んで対向する磁気センサ素子5同士の検出値の差を比較し、外部磁場からの影響を低減することが容易にできる。このことにより、安定した検出値を得られることができる。
また、筐体11の収納部21内に絶縁基板16を所望の位置に固定する固定部13を設けたので、筐体11を介して、被測定電流路CBに対して絶縁基板16を傾けて配置することができる。このことにより、被測定電流路CBと磁気センサ素子5の位置を所望の位置に固定することができるので、磁気センサ素子5の検出値を安定して得ることができる。
また、直方体状に形成された筐体11の切欠部12に被測定電流路CBが挟み込まれて配置された際に、筐体11の天面11t及び底面11bの法線方向VDと、被測定電流路CBの軸方向ADが一致するように形成されているので、被測定電流路CBの軸方向ADに対して、磁気センサ素子5が配置された絶縁基板16を傾けて配置することになる。このため、筐体11の幅よりも、より幅の広い絶縁基板16を用いることができる。このことにより、絶縁基板16の幅を固定して設計した際には、より小さい幅の筐体11にすることができ、電流センサ101をより小型にできる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態の電流センサ102を説明する分解斜視図である。図6は、本発明の第2実施形態の電流センサ102を説明する図であって、図6(a)は、図5に示すZ1側から見た上面図であり、図6(b)は、図6(a)に示すVI−VI線における断面図である。図7は、本発明の第2実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図7(a)は、図5に示すZ1側から見た上面図であり、図7(b)は、図5に示すY2側から見た側面図である。なお、図5ないし図7に示す被測定電流路CCは、その一部のみを示している。また、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。第2実施形態の電流センサ102は、第1実施形態に対し、測定する被測定電流路CCの断面が、長方形である点が異なる。
本発明の第2実施形態の電流センサ102は、図5及び図6(b)に示すように、被測定電流路CCに電流が流れたときに発生する磁気を検出する磁気センサ素子A5と、磁気センサ素子A5が配置された絶縁基板A6とを備えて構成される。他に、絶縁基板A6を収納する収納部51を有する筐体A1が設けられている。
絶縁基板A6は、ガラス入りのエポキシ樹脂からなり、一般に広く知られている両面のプリント配線板(PCB)を用いて、プリント配線板上に設けられた銅(Cu)等の金属箔をパターニングして、配線パターンを形成している。絶縁基板A6には、図5及び図6に示すように、磁気センサ素子A5がパッケージされた磁気センサパッケージPA5が2個はんだ付けされている他、チップコンデンサやFET(Field Effect Transistor)等の電子部品が搭載されている。また、絶縁基板A6には、被測定電流路CCが配置される切り欠け部A7が設けられている。なお、絶縁基板A6にガラス入りのエポキシ樹脂からなるプリント配線板(PCB)を用いたが、これに限定されるものではなく、絶縁性の基材にフレキシブルプリント配線板(FPC)を保持させて用いても良い。
また、図6(b)に示すように、後述する第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25とを結ぶ仮想線ILと、被測定電流路CCの軸方向AD(Z方向)とが、直交しないように(θ≠90°)、絶縁基板A6を傾けて配置している。ここで言う被測定電流路CCの軸方向ADとは、被測定電流路CCに流れる電流の方向であって、角型形状の被測定電流路CCの中心を示している。
磁気センサ素子A5は、金属製の被測定電流路CCに電流が流れたときに発生する磁気を検出する電流センサ素子であって、例えば、磁気抵抗効果を用いた磁気検出素子(MR(Magneto Resistive)素子と言う)を用いている。また、磁気センサ素子A5は、MR素子をシリコン基板上に作製した後、切り出されてチップ状の形状になっており、熱硬化性の合成樹脂でパッケージングされている。
また、磁気センサ素子A5は、図6に示すように、第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25の2つの磁気センサ素子A5を有しており、第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25とが、絶縁基板A6の切り欠け部A7を挟んで配置されている。また、被測定電流路CCが絶縁基板A6の切り欠け部A7に配置された際に、磁気センサ素子A5が、図6(a)に示す被測定電流路CCの軸方向AD(Z方向)に対した同心円の接線方向DE(Y方向)にMR素子の感度軸(磁気を感知する方向)を持つように、磁気センサパッケージPA5を絶縁基板16に実装する。また、図6に示す被測定電流路CCの軸方向AD(Z方向)と直交する回転対称軸RA(Y方向)に対して、第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25とが等距離に対称配置されている。
以上の構成により、被測定電流路CCが絶縁基板A6の切り欠け部A7に挟み込まれて配置された際に、被測定電流路CCに対して、被測定電流路CCの軸方向AD(Z方向)と直交する回転対称軸RA(Y方向の軸)を中心にして回転させるように、絶縁基板A6を傾けて配置することとなる。このため、絶縁基板A6に設けられた第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25を、被測定電流路CCに近づけて配置することとなる。このことにより、磁気センサ素子A5の検出値を高めることができ、電流センサ102の感度を高めることができる。
さらに、回転対称軸RA(Y方向の軸)に対して、第1の磁気センサA15と第2の磁気センサA25とが等距離に対称配置されているので、回転対称軸RA(Y方向の軸)を中心にして、さまざまな角度に絶縁基板A6を傾けても、被測定電流路CCとそれぞれの磁気センサ素子A5(A15とA25)との距離が双方とも同じになる。このため、被測定電流路CCを挟んで対向する磁気センサ素子A5同士の検出値の差を比較し、外部磁場からの影響を低減することが容易にできる。このことにより、安定した検出値を得られることができる。
筐体A1は、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂材料を用い、図5及び図7に示すように、絶縁基板A6を収納する収納部51を有する箱状の形状で形成されているケース61と、筐体A1の収納部51を塞ぐような形状で形成されているカバー71とから構成される。
また、筐体A1には、図6及び図7に示すように、被測定電流路CCが配置される切欠部A2が設けられ、収納部51内に絶縁基板A6を固定する固定部A3が4箇所、設けられている。固定部A3は、図6に示すように、絶縁基板A6に設けられた4箇所の穴に挿通される凸状の凸設部A3tを有している。このため、絶縁基板A6を凸設部A3tに挿通させながらケース61に載置し、熱かしめ等の方法を用いて、絶縁基板A6の穴から突出した凸設部A3tの部分を変形させて、筐体A1のケース61の所望の位置に固定することができる。
これによれば、筐体A1の収納部51内に絶縁基板A6を所望の位置に固定する固定部A3を設けたので、筐体A1を介して、被測定電流路CCに対して絶縁基板A6を傾けて配置することができる。このことにより、被測定電流路CCと磁気センサ素子A5の位置を所望の位置に固定することができるので、磁気センサ素子A5の検出値を安定して得ることができる。
また、筐体A1は、図7に示すように、直方体状に形成されており、筐体A1の切欠部A2に被測定電流路CCが挟み込まれて配置された際に、筐体A1の天面A1t及び底面A1bの法線方向VD(Z方向)と、被測定電流路CCの軸方向AD(Z方向)が一致するように形成されている。
また、筐体A1は、図6(b)及び図7に示すように、被測定電流路CCの断面が長方形であり、長方形の長辺SLと平行な軸PAが、回転対称軸RAである。このため、長方形断面の被測定電流路CCを挟み込み、長辺SLと平行な回転対称軸RAに対して、磁気センサ素子A5を配置したので、長辺側に磁気センサ素子A5を近づけることができる。このことにより、断面が丸い被測定電流路と比較して、磁気センサ素子A5の検出値をより高めることができ、電流センサ102の感度をより高めることができる。
以上により、本発明の電流センサ102は、被測定電流路CCが絶縁基板A6の切り欠け部A7に挟み込まれて配置された際に、被測定電流路CCに対して、被測定電流路CCの軸方向ADと直交する回転対称軸RAを中心にして回転させるように、絶縁基板A6を傾けて配置することとなる。このため、絶縁基板A6に設けられた第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25を、被測定電流路CCに近づけて配置することとなる。このことにより、磁気センサ素子A5の検出値を高めることができ、電流センサ102の感度を高めることができる。
また、被測定電流路CCが絶縁基板A6の切り欠け部A7に挟み込まれて配置された際に、回転対称軸RAに対して、第1の磁気センサ素子A15と第2の磁気センサ素子A25とが等距離に対称配置されているので、回転対称軸RAを中心にして、さまざまな角度に絶縁基板A6を傾けても、被測定電流路CCとそれぞれの磁気センサ素子A5(A15とA25)との距離が双方とも同じになる。このため、被測定電流路CCを挟んで対向する磁気センサ素子A5同士の検出値の差を比較し、外部磁場からの影響を低減することが容易にできる。このことにより、安定した検出値を得られることができる。
また、このため、長方形断面の被測定電流路CCを挟み込み、長辺SLと平行な回転対称軸RAに対して、磁気センサ素子A5を配置したので、長辺側に磁気センサ素子A5を近づけることができる。このことにより、断面が丸い被測定電流路と比較して、磁気センサ素子A5の検出値をより高めることができ、電流センサ102の感度をより高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
図8は、本発明の第1実施形態の電流センサ101の変形例1を説明する図であって、図8(a)は、筐体C1の上面図であり、図8(b)は、絶縁基板C6の上面図である。
上記第1実施形態では、筐体11に被測定電流路CBが配置される切欠部12を設けていたが、図8(a)に示すように、筐体C1に孔部C4を設け、被測定電流路CBをこの孔部C4に挿通して適用する構成にしても良い。
また、上記構成の際には、第1実施形態の絶縁基板16の切り欠け部17の替わりに、図8(b)に示すように、絶縁基板C6に孔C8を設け、被測定電流路CBをこの孔C8に挿通して適用する構成にしても良い。このことにより、絶縁基板C6の面積を広げられ、磁気センサ素子5の配置、回路設計やパターン設計等の自由度が向上し、設計がし易くなる。
また、同様にして、上記第2実施形態の切欠部A2と切り欠け部A7の替わりに、孔部C4と孔C8を設けた構成にしても良い。
<変形例2>
上記実施形態では、両面のプリント配線板(PCB)の片面側に、2つの磁気センサ素子(5またはA5)を配置した構成にしたが、両側にそれぞれ1個ずつ配置するように構成しても良い。これによれば、プリント配線板(PCB)の両側面の配線パターン形状を同じようにすることができる。このことにより、配線パターンからのノイズの影響を相殺して、検出できるようになるのでより好ましい。
<変形例3>
上記実施形態では、筐体(11またはA1)の材質に合成樹脂材料を用いが、金属材料を用いた構成にしても良い。このことにより、電磁波に対するシールド効果が期待できる。また、金属材料が磁性体の場合は、外部磁場からの影響も低減できる効果も期待できる。
<変形例4>
上記第1実施形態では、磁気センサ素子5としてGMR素子を好適に用い、上記第2実施形態では、磁気センサ素子A5としてMR素子を好適に用いたが、磁気の方向を検知できる磁気検出素子であれば良く、AMR(Anisotropic Magneto Resistive)素子、TMR(Tunnel Magneto Resistive)素子、ホール素子等であっても良い。但し、ホール素子等の場合は、GMR素子やMR素子の感度軸と異なるので、使用する素子の感度軸に合わせて、他の構成要素を設計変更しなければいけない。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
11、A1、C1 筐体
21、51 収納部
11t、A1t 天面
11b、A1b 底面
12、A2 切欠部
13、A3 固定部
5、A5 磁気センサ素子
15、A15 第1の磁気センサ素子
25、A25 第2の磁気センサ素子
16、A6、C6 絶縁基板
17、A7 切り欠け部
AD 被測定電流路の軸方向
C4 孔部
C8 孔
CB、CC 被測定電流路
IL 仮想線
PA 平行な軸
RA 回転対称軸
SL 長方形の長辺
VD 法線方向
101、102 電流センサ

Claims (7)

  1. 金属製の被測定電流路に電流が流れたときに発生する磁気を検出する磁気センサ素子と、
    前記磁気センサ素子が配置された絶縁基板と、を備えて構成された電流センサであって、
    前記絶縁基板には、前記被測定電流路が配置される切り欠け部または孔が設けられ、
    前記磁気センサ素子は、第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを有し、
    前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とが、前記切り欠け部または前記孔を挟んで配置され、
    前記絶縁基板の前記切り欠け部または前記孔に前記被測定電流路が配置された際に、
    前記被測定電流路の軸方向と直交する回転対称軸に対して、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とが等距離に対称配置されるとともに、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とを結ぶ仮想線と、前記被測定電流路の軸方向とが、直交しないように、前記絶縁基板を傾けて配置したことを特徴とする電流センサ。
  2. 前記絶縁基板を収納する収納部を有する筐体が設けられ、
    前記筐体には、前記被測定電流路が配置される切欠部または孔部が設けられ、
    前記収納部内に前記絶縁基板を所望の位置に固定する固定部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記筐体は、直方体状に形成されており、
    前記筐体の前記切欠部または前記孔部に前記被測定電流路が配置された際に、
    前記筐体の天面及び底面の法線方向と、前記被測定電流路の軸方向が一致していることを特徴とする請求項2に記載の電流センサ。
  4. 金属製の被測定電流路と、
    前記被測定電流路が配置される切り欠け部または孔が設けられた絶縁基板と、
    前記絶縁基板上に設けられた第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを備え、
    前記絶縁基板の前記切り欠け部または前記孔に前記被測定電流路が配置された際に、
    前記被測定電流路の軸方向と直交する回転対称軸に対して、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とが等距離に対称配置されるとともに、前記第1の磁気センサ素子と前記第2の磁気センサ素子とを結ぶ仮想線と、前記被測定電流路の軸方向とが、直交しないように、前記絶縁基板を傾けて配置したことを特徴とする電流センサ。
  5. 前記絶縁基板を収納する収納部を有する筐体が設けられ、
    前記筐体には、前記被測定電流路が配置される切欠部または孔部が設けられ、
    前記収納部内に前記絶縁基板を所望の位置に固定する固定部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電流センサ。
  6. 前記筐体は、直方体状に形成されており、
    前記筐体の前記切欠部または前記孔部に前記被測定電流路が配置された際に、
    前記筐体の天面及び底面の法線方向と、前記被測定電流路の軸方向が一致していることを特徴とする請求項5に記載の電流センサ。
  7. 前記被測定電流路の断面が長方形であり、
    前記長方形の長辺と平行な軸が、前記回転対称軸であることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の電流センサ。
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