JP2012215142A - 内燃機関の排気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸排気系の掃気を適切に行うことが可能な内燃機関の排気制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の排気制御装置は、加熱手段によってガスを加熱する際に、EGR通路を排気ガスが通過するようにEGRバルブに対する制御を行う共に、インタークーラ及びEGRクーラの凝縮水量に応じて、EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量が変化するようにEGRクーラバイパスバルブに対する制御を行う。つまり、加熱された高温の排気ガスを還流させると共に、EGRクーラバイパス通路及びEGRクーラバイパスバルブを用いて、EGRクーラ及びインタークーラのうちで凝縮水量が多いほうに選択的に高温の排気ガスを供給する。これにより、EGRクーラ及びインタークーラのうち結露状態が厳しいほうの凝縮水を優先的に適切に除去することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、排気系から吸気系へ排気ガスを還流するシステムを有する内燃機関の排気制御装置に関する。
従来から、ディーゼルエンジンなどの内燃機関において、排気通路から排気ガスの一部を吸気通路へ戻す排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置が知られている。例えば、排気通路の触媒より下流側の位置から吸気側へ排気を還流させるEGR装置(以下では、適宜「LPL−EGR装置」と呼ぶ。)が提案されている。例えば、特許文献1には、LPL−EGR装置の未使用時(減速時や高負荷時時や触媒再生時)に、コンプレッサの下流側と、LPL−EGR装置のEGRクーラ(LPL−EGRクーラ)の下流側とを接続することで、EGRクーラで凝縮した水分を排気側へ吹き飛ばし除去することが記載されている。
その他にも、本発明に関連する技術が特許文献2乃至6に記載されている。
特開2007−198310号公報 特開2004−116402号公報 実開平05−064450号公報 特開2007−262956号公報 特開2010−059921号公報 特開2009−121300号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載された技術では、LPL−EGR通路及びLPL−EGRクーラの凝縮水を吹き飛ばす(以下では、凝縮水を吹き飛ばして除去することを「掃気」と呼ぶ。)ことはできるが、インタークーラで生じる凝縮水については考慮されていなかった。また、特許文献2乃至6に記載された技術でも、LPL−EGRクーラの凝縮水及びインタークーラの凝縮水の両方を考慮して適切に掃気を行うことについては記載されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、吸排気系の掃気を適切に行うことが可能な内燃機関の排気制御装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、内燃機関の排気制御装置は、吸気通路上に設けられ、内燃機関の吸気量を制御するスロットルバルブと、前記スロットルバルブの下流側の吸気通路上に設けられたインタークーラと、排気ガス及び/又は吸気を加熱する加熱手段と、排気通路上に設けられた触媒の下流側の位置から、前記スロットルバルブの下流側かつ前記インタークーラの上流側の位置へ排気ガスを還流させるEGR通路と、前記EGR通路を通過する排気ガスの量を調整するEGRバルブと、前記EGR通路上に設けられたEGRクーラと、前記EGRクーラをバイパスするEGRクーラバイパス通路と、前記EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量を調整するEGRクーラバイパスバルブと、前記インタークーラの凝縮水量及び前記EGRクーラの凝縮水量を推定又は検出により取得する凝縮水量取得手段と、前記加熱手段が前記加熱を行う際に、前記EGR通路を排気ガスが通過するように前記EGRバルブに対する制御を行う共に、前記凝縮水量取得手段が取得した前記インタークーラの凝縮水量及び前記EGRクーラの凝縮水量に応じて、前記EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量が変化するように前記EGRクーラバイパスバルブに対する制御を行う制御手段と、を備える。
上記の内燃機関の排気制御装置において、制御手段は、加熱手段によって加熱したガスを用いて、インタークーラ又はEGRクーラの掃気を行う。ここで、加熱手段は、吸気及び/又は排気ガスの加熱を行う。また、「掃気」は、インタークーラ又はEGRクーラなどに滞留した凝縮水を吹き飛ばして除去することを意味する。具体的には、制御手段は、加熱手段によって加熱したガスを用いて掃気を行う場合に、EGR通路を排気ガスが通過するようにEGRバルブに対する制御を行う共に、インタークーラ及びEGRクーラの凝縮水量に応じて、EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量が変化するようにEGRクーラバイパスバルブに対する制御を行う。こうすることで、加熱された高温の排気ガスを還流させると共に、EGRクーラバイパス通路及びEGRクーラバイパスバルブを用いて、EGRクーラ及びインタークーラのうちで凝縮水量が多いほうに選択的に高温の排気ガスを供給する。これにより、EGRクーラ及びインタークーラのうち結露状態が厳しいほうの凝縮水を優先的に適切に除去することができる。
上記の内燃機関の排気制御装置において好適には、前記制御手段は、前記インタークーラの凝縮水量が前記EGRクーラの凝縮水量よりも多い場合には、前記インタークーラの凝縮水量が前記EGRクーラの凝縮水量以下である場合よりも、前記EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量が多くなるように、前記EGRクーラバイパスバルブに対する制御を行うことができる。
上記の内燃機関の排気制御装置の一態様では、前記制御手段は、前記内燃機関のフューエルカット時に、前記EGRバルブに対する前記制御を行う共に、前記EGRクーラバイパスバルブに対する前記制御を行う。この態様によれば、水分を多く含まない乾燥したガスを加熱し、高温の排気ガスを還流させることができるので、効率的に凝縮水を除去することが可能となる。
上記の内燃機関の排気制御装置の他の一態様では、前記加熱手段は、バッテリの電力によって加熱を行うヒータを有する電気加熱式触媒である。この態様によれば、減速時の回生エネルギーなどを利用して、電気加熱式触媒(EHC)によって排気ガスを加熱することができると共に、減速時に触媒が暖められるので(触媒温度の低下が抑制されるので)、減速復帰時のエミッションを確保することができる。
上記の内燃機関の排気制御装置において好適には、前記制御手段は、前記バッテリの充電量が所定値よりも大きく、且つ、前記電気加熱式触媒内の触媒の温度が所定温度よりも高い場合に、前記EGRバルブに対する前記制御を行う共に、前記EGRクーラバイパスバルブに対する前記制御を行う。これにより、排気ガスを適切に加熱することができると共に、触媒に吸着した成分がEGR通路などに流入してしまうことを回避することができる。
本実施形態に係る内燃機関の排気制御装置の概略構成図を示す。 掃気条件による触媒温度及び冷却水温度への影響を示す。 本実施形態においてECUが行う処理フローを示す。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る内燃機関の排気制御装置100の概略構成を示すブロック図である。図1では、実線矢印はガスの流れの一例を示しており、破線矢印は制御信号・検出信号の入出力を示している。内燃機関の排気制御装置100は、例えば減速時に回生を行うハイブリッド車両に搭載される。
内燃機関の排気制御装置100は、内燃機関10として直列4気筒のディーゼルエンジンを備える。内燃機関10の各気筒は、吸気マニホールド11及び排気マニホールド12に接続されている。内燃機関10は、各気筒に設けられた燃料噴射弁15と、各燃料噴射弁15に対して高圧の燃料を供給するコモンレール14とを備え、コモンレール14には不図示の燃料ポンプにより燃料が高圧状態で供給される。水温センサ41は、内燃機関10などの冷却を行う冷却水の温度(以下、適宜「水温」と呼ぶ。)を検出し、水温に対応する検出信号S41をECU7に供給する。
吸気マニホールド11に接続された吸気通路20には、吸入空気量を検出するエアフロメータ(AFM)21と、スロットルバルブ22aと、クランクケースなどから抜き取られたブローバイガスを吸気系に戻すブローバイガス供給部19と、ターボチャージャ23のコンプレッサ23aと、吸気を冷却するインタークーラ(IC)24と、スロットルバルブ22bと、が設けられている。エアフロメータ21は、検出した吸入空気量に対応する検出信号S21をECU7に供給する。スロットルバルブ22aは、ECU7から供給される制御信号S22aによって開度などが制御される。なお、以下では、スロットルバルブ22aとスロットルバルブ22bとを区別するために、スロットルバルブ22aを適宜「第1スロットルバルブ」と呼び、スロットルバルブ22bを適宜「第2スロットルバルブ」と呼ぶ。
排気マニホールド12に接続された排気通路25には、ターボチャージャ23のタービン23bと、本発明における「加熱手段」に相当する電気加熱式触媒(以下、適宜「EHC(Electrically Heated Catalyst)」と表記する。)30とが設けられている。EHC30は、排気ガス中のNOxやSOxなどを浄化可能な触媒、及び、通電されることで当該触媒を加熱可能なヒータ(詳しくは電気ヒータ)を備える。EHC30のヒータは、バッテリ60の電力を利用して触媒を加熱すると共に、ECU7から供給される制御信号S30によって、その作動が制御される。以下では、「触媒」の文言を用いた場合にはEHC30が有する触媒を指すものとし、「ヒータ」の文言を用いた場合にはEHC30が有するヒータを指すものとする。EHC30には、触媒の温度(言い換えると触媒床温)を検出可能に構成された温度センサ42が設けられている。温度センサ42は、検出した触媒温度に対応する検出信号S42をECU7に供給する。
バッテリ60には、バッテリ60の充電状態(SOC;State Of Charge)を検出可能に構成されたSOCセンサ43が設けられている。SOCセンサ43は、検出したSOCに対応する検出信号S43をECU7に供給する。また、バッテリ60は、車両の回生時に発生した回生エネルギーに対応する電力などを充電するように構成されている。例えば、高電圧回生システムでは、減速時に効率良く回生するために、EHC30を放電器(ディスチャージャ)として使用して、バッテリ60のSOCを制御する。
内燃機関の排気制御装置100は、タービン23bの上流側からコンプレッサ23aの下流側に排気ガスを還流させるHPL−EGR装置50(「HPL」は「High Pressure Loop」を意味する)、及び、タービン23b及びEHC30の下流側からコンプレッサ23aの上流側に排気ガスを還流させるLPL−EGR装置51(「LPL」は「Low Pressure Loop」を意味する)を備える。
HPL−EGR装置50は、HPL−EGR通路31及びHPL−EGRバルブ33を有する。HPL−EGR通路31は、排気通路25のタービン23bの上流位置と、吸気通路20のインタークーラ24より下流位置とを接続する通路である。HPL−EGR通路31には、HPL−EGR装置50によるEGR量を調整するためのHPL−EGRバルブ33が設けられている。
LPL−EGR装置51は、LPL−EGR通路35と、LPL−EGRクーラ36と、LPL−EGRバルブ37と、LPL−EGRクーラバイパス通路38と、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39と、を有する。LPL−EGR通路35は、排気通路25上のEHC30における下流側の位置と、第1スロットルバルブ22aにおける下流側かつ吸気通路20のコンプレッサ23aにおける上流側の位置とを接続する通路である。LPL−EGR通路35には、LPL−EGR装置51によるEGRガスを冷却するLPL−EGRクーラ36と、LPL−EGRクーラ36をバイパスするLPL−EGRクーラバイパス通路38と、LPL−EGR装置51によるEGR量を制御するためのLPL−EGRバルブ37と、が設けられている。なお、LPL−EGR装置51によるEGR量は、LPL−EGRバルブ37及び上記した第1スロットルバルブ22aの両方を用いて調節される。
LPL−EGRクーラバイパス通路38には、LPL−EGRクーラバイパス通路38を通過させるEGR量(言い換えるとLPL−EGRクーラ36をバイパスさせるEGR量)を調整するためのLPL−EGRクーラバイパスバルブ39が設けられている。LPL−EGRバルブ37及びLPL−EGRクーラバイパスバルブ39は、それぞれ、ECU7から供給される制御信号S37、S39によって開度などが制御される。
内燃機関の排気制御装置100の各要素は、ECU(Electronic Control Unit)7により制御される。ECU7は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備えて構成される。本実施形態では、ECU7は、主に、エアフロメータ21、水温センサ41、温度センサ42、SOCセンサ43及び外気温センサ44から供給される検出信号S21、S41、S42、S43、S44を取得する。ECU7は、このような検出信号に基づいて制御信号S22a、S30、S37、S39を供給することで、第1スロットルバルブ22a、EHC30、LPL−EGRバルブ37及びLPL−EGRクーラバイパスバルブ39に対する制御を行う。ECU7は、本発明における「凝縮水量取得手段」及び「制御手段」として機能する(その詳細は後述する)。
なお、本発明は、図1に示したような直列4気筒の内燃機関10への適用に限定はされず、4気筒以外の気筒数で構成された内燃機関や、気筒がV型に配列された内燃機関に対しても適用することができる。また、本発明は、図1に示したような直噴タイプの燃料噴射弁15によって構成された内燃機関10への適用に限定はされず、ポート噴射タイプの燃料噴射弁によって構成された内燃機関に対しても適用することができる。更に、本発明は、図1に示したようなHPL−EGR装置50を有するシステムへの適用に限定はされず、HPL−EGR装置50を有しないシステム(つまりLPL−EGR装置51のみを有するシステム)に対しても適用することができる。
[制御方法]
次に、本実施形態においてECU7が行う制御方法について説明する。
(基本概念)
まず、本実施形態における制御方法の基本概念について説明する。
吸排気経路(特にガスを冷却するクーラなどの熱交換器)は温度分布を有しているため凝縮水が発生し易い。排気ガスの場合、温度が高く、かつ凝縮すると凝縮水になることから、部品の信頼性や、凝縮水混入による内燃機関10の制御に影響を与える可能性がある。よって、一般的に、凝縮水を吹き飛ばして除去すること(つまり掃気)が行われている。このような掃気は、ガスに燃料ガスがほとんど含まれていない状態となる減速時(つまりフューエルカット時)などに行うことが望ましい。
しかしながら、掃気に用いるガスの温度がそれほど高くないと、掃気により凝縮水を適切に蒸発させることができないため、通過ガス量を増加して掃気を行う必要がある。このとき、排気通路上の触媒の通過ガス量も増加することから、触媒温度が大きく低下してしまう場合がある。よって、例えばEHC30などにより加熱したガスを用いて掃気を行うことが望ましいと言える。一方で、このように加熱したガスを用いて掃気を行うと、LPL−EGRクーラ36などでガスの温度が低下してしまったり、冷却水が沸騰してしまったりすることが考えられる。
以上のことから、本実施形態では、触媒温度の低下や冷却水の沸騰などを抑制しつつ効率的に掃気を行うべく、EHC30及びLPL−EGRクーラバイパス通路38を利用して掃気を行う。具体的には、ECU7は、減速時(フューエルカット時)において、EHC30を作動させた状態で、つまりEHC30内のヒータによって排気ガスを加熱した状態で、LPL−EGRクーラバイパス通路38によってLPL−EGRクーラ36を適宜バイパスさせて排気ガスを流すことで掃気を行う。
ここで、図2を参照して、掃気条件による触媒温度及び冷却水温度への影響について具体的に説明する。図2(a)〜(c)は、それぞれ横軸にガス量を示している。図2(a)は縦軸に凝縮水移動量を示しており、図2(b)は縦軸に触媒温度を示しており、図2(c)は縦軸にLPL−EGRクーラ36の冷却水温度を示している。
図2(a)において、グラフA1は、ガス量と凝縮水移動量との関係の一例を示している。図2(b)において、グラフA2は、EHC30がオフである場合(つまりEHC30のヒータに通電していない場合)のガス量と触媒温度との関係の一例を示しており、グラフA3は、EHC30がオンである場合(つまりEHC30のヒータに通電している場合)のガス量と触媒温度との関係の一例を示している。図2(c)において、グラフA4は、EHC30がオンかつLPL−EGRクーラ36をバイパスさせなかった場合(つまりLPL−EGRクーラバイパスバルブ39を閉にした場合)のガス量とLPL−EGRクーラ36の冷却水温度との関係の一例を示しており、グラフA5は、EHC30がオンかつLPL−EGRクーラ36をバイパスさせた場合(つまりLPL−EGRクーラバイパスバルブ39を開にした場合)のガス量とLPL−EGRクーラ36の冷却水温度との関係の一例を示している。
図2(a)のグラフA1に示すように、ガス量を増加させると、各部に滞留した凝縮水をより多く吹き飛ばすことができることがわかる。しかしながら、図2(b)のグラフA2に示すように、EHC30をオフにした場合には、ガス量の増加が触媒温度の低下を招くことがわかる。逆に、図2(b)のグラフA3に示すように、EHC30をオンにした場合には、ガス量増加による触媒温度低下よりも熱移動による温度上昇のほうが大きいために、結果として触媒温度が上昇していることがわかる。
一方で、図2(c)のグラフA4に示すように、EHC30をオンにしてガス量を増加させた場合において、LPL−EGRクーラ36をバイパスさせなかった場合には、LPL−EGRクーラ36の冷却水温度が上昇してしまうことがわかる。しかしながら、図2(c)のグラフA5に示すように、EHC30をオンにしてガス量を増加させた場合において、LPL−EGRクーラ36をバイパスさせた場合には、LPL−EGRクーラ36の冷却水温度の上昇を回避できていることがわかる。
(具体的な制御方法)
次に、本実施形態においてECU7が行う制御方法を具体的に説明する。
本実施形態では、ECU7は、凝縮水が発生し易い箇所であるLPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の結露状態に応じて、EHC30及びLPL−EGRクーラバイパス通路38を利用して掃気を行う。つまり、ECU7は、EHC30によって加熱した排気ガスを、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の結露状態に応じてLPL−EGRクーラ36を適宜バイパスさせることで、LPL−EGRクーラ36又はインタークーラ24の掃気を行う。具体的には、ECU7は、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の結露状態を推定した結果に応じて、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24のうち結露状態が厳しいほうを優先的に掃気するように、LPL−EGRクーラバイパス通路38を流れる排気ガスの量を調整するべくLPL−EGRクーラバイパスバルブ39を制御する。
詳しくは、ECU7は、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の凝縮水量(言い換えると凝縮水発生量)を推定し、インタークーラ24の凝縮水量がLPL−EGRクーラ36の凝縮水量よりも多い場合には、LPL−EGRクーラ36をバイパスした排気ガス(つまりLPL−EGRクーラバイパス通路38を通過した排気ガス)がインタークーラ24に供給されるように、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39を開に制御する。これに対して、ECU7は、インタークーラ24の凝縮水量がLPL−EGRクーラ36の凝縮水量以下である場合、つまりLPL−EGRクーラ36の凝縮水量がインタークーラ24の凝縮水量以上である場合には、LPL−EGRクーラ36に排気ガスが供給されるように(つまり排気ガスがLPL−EGRクーラ36をバイパスしないように)、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39を閉に制御する。こうすることで、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24のうち結露状態が厳しいほうの凝縮水を優先的に適切に除去することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態においてECU7が行う処理フローを説明する。この処理フローは、LPL−EGRクーラ36又はインタークーラ24の掃気を行うために実行される。なお、当該処理フローの開始時に、ECU7は、LPL−EGRバルブ37を開に設定するものとする。
まず、ステップS101では、ECU7は、内燃機関10の運転状態を検出する。具体的には、ECU7は、ガス量や、水温や、外気温や、EGR量などを取得する。この場合、ECU7は、エアフロメータ21、水温センサ41及び外気温センサ44から検出信号S21、S41、S44などを取得する。そして、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、ECU7は、走行状態が減速状態であり、かつ、バッテリ60のSOCが所定値より大きいか否かを判定する。このような判定を行っているのは、本実施形態では、減速時(言い換えるとフューエルカット時)に、EHC30によって加熱された排気ガスを利用して掃気を行うこととしたからである。具体的には、減速状態であるか否かを判定しているのは、減速時は排気ガスに燃料ガスがほとんど含まれていないので、つまり排気ガスが乾燥している傾向にあるので、減速時には掃気を効率的に行うことができるからである。一方、SOCが所定値より大きいか否かを判定しているのは、バッテリ60が、EHC30のヒータを適切に作動させることが可能な充電状態にあるか否かを判定するためである。つまり、バッテリ60が、排気ガスを適切に加熱することが可能な充電状態にあるか否かを判定するためである。そういった観点より、SOCを判定するための所定値は、EHC30のヒータを適切に作動させることが可能な充電量に基づいて設定される。
減速状態かつSOCが所定値より大きい場合(ステップS102;Yes)、処理はステップS103に進む。これに対して、減速状態でない場合またはSOCが所定値以下である場合(ステップS102;No)、処理は終了する。この場合には、掃気を行わない。
ステップS103では、ECU7は、EHC30をオンに設定すると共に、第1スロットルバルブ22aを閉に設定する。つまり、ECU7は、排気ガスの加熱を行うべく、EHC30のヒータへの通電を開始すると共に、LPL−EGR装置51によって還流させる排気ガス量を調整するべく、第1スロットルバルブ22aを閉に設定する。そして、処理はステップS104に進む。
ステップS104では、ECU7は、温度センサ42から供給された検出信号S42に対応する触媒温度が所定温度よりも高いか否かを判定する。触媒温度が所定温度よりも高いか否かを判定しているのは、触媒温度が所定温度以下である場合に掃気を行うと、触媒に吸着した成分がLPL−EGR通路35などの経路に流入する可能性があるからである。そういった観点より、触媒温度を判定するための所定温度は、触媒温度に対する触媒の浄化率に基づいて設定される。
触媒温度が所定温度よりも高い場合(ステップS104;Yes)、処理はステップS105に進む。これに対して、触媒温度が所定温度以下である場合(ステップS104;No)、処理は終了する。この場合には、掃気を行わない。
ステップS105では、ECU7は、ステップS101で取得した運転状態(ガス量や、水温や、外気温や、EGR量など)に基づいて、LPL−EGRクーラ36の凝縮水量(以下、「AEGR」と表記する。)及びインタークーラ24の凝縮水量(以下、「AIC」と表記する。)を推定する。具体的には、ECU7は、実験などにより予め決定された、運転状態に対して凝縮水量AEGR、AICが対応付けられたマップや、運転状態によって規定された所定の演算式などを用いることで、凝縮水量AEGR、AICを求める。そして、処理はステップS106に進む。
ステップS106では、ECU7は、インタークーラ24の凝縮水量AICがLPL−EGRクーラ36の凝縮水量AEGRよりも多いか否かを判定する。この判定は、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24のうちで、より掃気が必要な箇所(つまり、より結露状態が厳しい箇所)を選定するために行っている。
凝縮水量AICが凝縮水量AEGRよりも多い場合(ステップS106;Yes)、処理はステップS107に進む。ステップS107では、ECU7は、インタークーラ24を優先的に掃気するべく、LPL−EGRクーラ36をバイパスした排気ガス(つまりLPL−EGRクーラバイパス通路38を通過した排気ガス)がインタークーラ24に供給されるように、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39を開に制御する。そして、処理はステップS109に進む。
これに対して、凝縮水量AICが凝縮水量AEGR以下である場合(ステップS106;No)、つまり凝縮水量AEGRが凝縮水量AIC以上である場合、処理はステップS108に進む。ステップS108では、ECU7は、LPL−EGRクーラ36を優先的に掃気するべく、LPL−EGRクーラ36に排気ガスが供給されるように(つまり排気ガスがLPL−EGRクーラ36をバイパスしないように)、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39を閉に制御する。そして、処理はステップS109に進む。
ステップS109では、ECU7は、LPL−EGR装置51による排気ガスの還流を終了するべく、LPL−EGRバルブ37を閉に制御する。そして、処理は終了する。
以上説明した本実施形態によれば、EHC30によって加熱された高温の排気ガスを還流させると共に、LPL−EGRクーラバイパス通路38及びLPL−EGRクーラバイパスバルブ39を用いて、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24のうちで凝縮水量が多いほうに選択的に高温の排気ガスを供給するため、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24のうち結露状態が厳しいほうの凝縮水を優先的に適切に除去することができる。また、本実施形態によれば、減速時(フューエルカット時)に掃気を行うことで、水分を多く含まない乾燥した排気ガスを加熱して還流させることができるので、効率的に凝縮水を除去することができる。更に、本実施形態によれば、減速時の回生エネルギーを利用して、EHC30によって排気ガスを加熱することができると共に、減速時に触媒が暖められるので(触媒温度の低下が抑制されるので)、減速復帰時のエミッションを確保することができる。
なお、上記では走行状態が減速状態である場合に掃気を行う例を示したが(ステップS102参照)、減速状態であるか否かによらずに掃気を行うこととしても良い。また、上記では、触媒温度が所定温度よりも高い場合に掃気を行う例を示したが(ステップS104参照)、触媒温度によらずに掃気を行うこととしても良い。
また、上記ではLPL−EGRクーラバイパスバルブ39の開閉を制御する例(全開又は全閉に制御する例)を示したが(ステップS107、S108参照)、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39の開度を制御しても良い。具体的には、ECU7は、凝縮水量AICが凝縮水量AEGRよりも多い場合に、凝縮水量AICが凝縮水量AEGR以下である場合よりも、LPL−EGRクーラバイパス通路38を通過する排気ガス量が多くなるように、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39の開度を制御(開側の開度に制御)することができる。言い換えると、ECU7は、凝縮水量AEGRが凝縮水量AIC以上である場合に、凝縮水量AEGRが凝縮水量AIC未満である場合よりも、LPL−EGRクーラバイパス通路38を通過する排気ガス量が少なくなるように、LPL−EGRクーラバイパスバルブ39の開度を制御(閉側の開度に制御)することができる。
[変形例]
上記では、温度センサ42を用いて触媒温度を検出する実施形態を示したが、温度センサ42の代わりに、排気ガス温度を検出する温度センサを用いて、排気ガス温度に基づいて触媒温度を推定しても良い。
上記では、「加熱手段」としてEHC30を用いる実施形態を示したが、これに限定はされない。具体的には、排気ガスを加熱することに限定はされず、排気ガスを加熱する代わりに、若しくは排気ガスを加熱すると共に、吸気を加熱することとしても良い。例えば、ディーゼルエンジンなどに設けられたインテークヒータなどを用いて、吸気を加熱することができる。また、排気ガスを加熱する場合にも、EHC30のような触媒とヒータとが一体に構成された装置を用いなくても良い。
上記では、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の凝縮水量を運転状態に基づいて推定する実施形態を示したが、この代わりに、凝縮水量を検出することとしても良い。例えば、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の凝縮水量を直接的に検出可能なセンサや、LPL−EGRクーラ36及びインタークーラ24の凝縮水量を一義的に示すパラメータを検出可能なセンサなどを用いることができる。
7 ECU
10 内燃機関(エンジン)
20 吸気通路
21 エアフロメータ(AFM)
23 ターボチャージャ
22a スロットルバルブ(第1スロットルバルブ)
24 インタークーラ
30 電気加熱式触媒(EHC)
35 LPL−EGR通路
36 LPL−EGRクーラ
37 LPL−EGRバルブ
38 LPL−EGRクーラバイパス通路
39 LPL−EGRクーラバイパスバルブ
50 HPL−EGR装置
51 LPL−EGR装置
60 バッテリ
100 内燃機関の排気制御装置

Claims (5)

  1. 吸気通路上に設けられ、内燃機関の吸気量を制御するスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブの下流側の吸気通路上に設けられたインタークーラと、
    排気ガス及び/又は吸気を加熱する加熱手段と、
    排気通路上に設けられた触媒の下流側の位置から、前記スロットルバルブの下流側かつ前記インタークーラの上流側の位置へ排気ガスを還流させるEGR通路と、
    前記EGR通路を通過する排気ガスの量を調整するEGRバルブと、
    前記EGR通路上に設けられたEGRクーラと、
    前記EGRクーラをバイパスするEGRクーラバイパス通路と、
    前記EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量を調整するEGRクーラバイパスバルブと、
    前記インタークーラの凝縮水量及び前記EGRクーラの凝縮水量を推定又は検出により取得する凝縮水量取得手段と、
    前記加熱手段が前記加熱を行う際に、前記EGR通路を排気ガスが通過するように前記EGRバルブに対する制御を行う共に、前記凝縮水量取得手段が取得した前記インタークーラの凝縮水量及び前記EGRクーラの凝縮水量に応じて、前記EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量が変化するように前記EGRクーラバイパスバルブに対する制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の排気制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記インタークーラの凝縮水量が前記EGRクーラの凝縮水量よりも多い場合には、前記インタークーラの凝縮水量が前記EGRクーラの凝縮水量以下である場合よりも、前記EGRクーラバイパス通路を通過する排気ガスの量が多くなるように、前記EGRクーラバイパスバルブに対する制御を行う請求項1に記載の内燃機関の排気制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記内燃機関のフューエルカット時に、前記EGRバルブに対する前記制御を行う共に、前記EGRクーラバイパスバルブに対する前記制御を行う請求項1又は2に記載の内燃機関の排気制御装置。
  4. 前記加熱手段は、バッテリの電力によって加熱を行うヒータを有する電気加熱式触媒である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記バッテリの充電量が所定値よりも大きく、且つ、前記電気加熱式触媒内の触媒の温度が所定温度よりも高い場合に、前記EGRバルブに対する前記制御を行う共に、前記EGRクーラバイパスバルブに対する前記制御を行う請求項4に記載の内燃機関の排気制御装置。
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