JP2012212024A - 運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム - Google Patents

運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運動映像に対応する楽曲を、運動レッスンに参加者するユーザの年齢層に応じて短時間で決定する運動支援装置、運動支援方法、運動支援プログラムを提供することである。
【解決手段】取得部が取得する運動レッスンを行うユーザの年齢層を示す年齢情報に従って、楽曲記憶部から、年齢情報に対応する、楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を抽出し、運動メニューを示す運動メニュー情報に含まれる楽曲情報と変更する変更部を備える運動支援装置に関する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、運動映像と共に出力させる楽曲を、運動支援装置を利用するユーザの年齢層に応じて決定し、変更する運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラムに関する。
従来、ユーザに対して運動映像を表示して運動支援を行う運動支援装置が提案されている。例えば、特許文献1に記載の運動支援装置は、複数の運動からなる運動メニューに従って運動映像を表示する。運動映像と共に楽曲が出力される。記憶領域に記憶された多数の運動の中から、ユーザにより所望の運動が選択される。記憶領域に記憶された多数の楽曲の中から、ユーザにより所望の楽曲が選択される。選択された運動ごとに、所望の楽曲が割り付けられることで、運動メニューが生成される。
運動支援装置は、例えばフィットネスクラブなどで活用される。フィットネスクラブのレッスンにおいて運動支援装置が用いられるとき、運動メニューはインストラクターによって生成される。インストラクターによりレッスンが開始されると、レッスンの参加者は、運動支援装置から出力される運動映像を見ながら運動を行う。
フィットネスクラブのレッスンは、レッスンの開始時に参加者を募る自由参加型のレッスンが一般的である。自由参加型のレッスンの場合は、レッスンの開始直前に複数の参加者が集まってくる。このような自由参加型のレッスンの複数の参加者は、レッスンの開始前に予め参加の意思を表明する必要はない。
特開2010−107807号公報
フィットネスクラブのインストラクターは、一般的に、レッスンの開始前に、複数の楽曲の中から、運動映像に応じた楽曲を選択することで、運動メニューを生成する。このとき、インストラクターは、運動映像と共に出力させる楽曲を、レッスンの参加者であるユーザに応じて設定したい要望がある。しかしながら、自由参加型のレッスンでは、レッスンの参加者となる複数のユーザが、レッスンの開始直前にしか分からない。自由参加型のレッスンにおいて、レッスンの開始前に運動メニューを生成するとき、インストラクターは、レッスンの開始直前にしかレッスンの複数の参加者を知ることはできないため、予め事前に複数の参加者に合った楽曲を設定することができなかった。また、インストラクターは、レッスンの開始直前に、複数の参加者を見て、複数の参加者に合った楽曲を再設定することが考えられる。レッスンの開始直前に楽曲を再設定するときは、レッスン開始までの短時間で、楽曲を再検索する必要があるため、結果として参加者を待たせることになってしまう課題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、運動映像に対応する楽曲を、運動レッスンに参加する複数のユーザに応じて短時間で決定する運動支援装置、運動支援方法、運動支援プログラムを提供することである。
この目的を達成するために、請求項1記載の運動支援装置は、複数のユーザが任意に参加するレッスンに用いられ、運動映像と楽曲とを出力することで運動を支援する運動支援装置であって、前記楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を複数記憶する楽曲記憶部と、運動映像を表示部に表示させる複数のモーション情報と、前記楽曲情報と、を含む運動メニューを示す運動メニュー情報を記憶する運動記憶部と、レッスンに参加する複数のユーザの年齢層を示す年齢情報を含む要求情報であって、前記楽曲情報の変更を要求する要求情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記年齢情報に対応する年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出する楽曲抽出部と、前記楽曲抽出部により抽出された前記楽曲情報を、前記運動メニュー情報に含まれる前記楽曲情報と変更する変更部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の運動支援装置において、前記楽曲記憶部は、前記年代情報と、前記楽曲を種別する属性情報とを含む前記楽曲情報を複数記憶し、前記楽曲抽出部は、前記取得部が取得する前記要求情報の前記年齢情報に対応する年代情報と、前記前記運動メニュー情報の前記属性情報に対応する前記属性情報とを含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする。
また、請求項3記載の運動支援装置において、前記楽曲情報に含まれる前記属性情報は、前記楽曲が所定拍数で出力される楽曲であるか否かを示す情報であり、前記運動メニュー情報の前記モーション情報は、前記運動映像を所定拍数で表示させる基本拍数を含み、前記楽曲抽出部は、前記運動メニュー情報の前記楽曲情報の前記属性情報が、前記モーション情報の基本拍数に対応する所定拍数で出力される楽曲であることを示すとき、前記運動メニュー情報の前記楽曲情報と所定拍数が一致する前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする。
また、請求項4記載の運動支援装置において、前記楽曲情報に含まれる前記属性情報は、前記楽曲のジャンルを種類別に示すジャンル情報であり、前記楽曲抽出部は、前記運動メニュー情報の前記属性情報の前記ジャンル情報と一致する前記ジャンル情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする。
また、請求項5記載の運動支援装置において、前記運動メニュー情報は、前記楽曲情報が変更可能であるか否かを示す変更可否情報を含み、前記運動メニュー情報の前記楽曲情報が変更可能であるかを、前記変更可否情報に従って判定する変更楽曲判定部と、前記変更部は、前記楽曲抽出部により抽出された前記楽曲情報を、前記変更可否情報に基づいて変更可能であると判定された前記運動メニュー情報の前記楽曲情報と変更することを特徴とする。
また、請求項6記載の運動支援装置において、前記取得部により取得される前記要求情報の前記年齢情報に応じて、所定の補正値を加えた閾値を設定する閾値設定部を備え、前記楽曲抽出部は、前記閾値設定部により設定された前記閾値に対応する前記年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする。
また、請求項7記載の運動支援装置において、前記モーションに対応する運動映像を表示部に表示させる制御をする表示制御部と、前記運動映像が前記表示部に表示されるとき、前記決定部により決定された前記楽曲を出力させる制御をする出力制御部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項8記載の運動支援方法は、複数のユーザが任意に参加するレッスンに用いられ、運動映像と楽曲とを出力することで運動を支援する運動支援装置であって、前記楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を複数記憶する楽曲記憶ステップと、運動映像を表示部に表示させる複数のモーション情報と、前記楽曲情報と、を含む運動メニューを示す運動メニュー情報を記憶する運動記憶ステップと、レッスンに参加する複数のユーザの年齢層を示す年齢情報を含む要求情報であって、前記楽曲情報の変更を要求する要求情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップが取得した前記年齢情報に対応する年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶ステップにより記憶された前記楽曲情報から抽出する楽曲抽出ステップと、前記楽曲抽出ステップにより抽出された前記楽曲情報を、前記運動メニュー情報に含まれる前記楽曲情報と変更する変更ステップと、を備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の運動支援プログラムは、複数のユーザが任意に参加するレッスンに用いられ、運動映像と楽曲とを出力することで運動を支援する運動支援装置であって、前記楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を複数記憶する楽曲記憶部と、運動映像を表示部に表示させる複数のモーション情報と、前記楽曲情報と、を含む運動メニューを示す運動メニュー情報を記憶する運動記憶部と、を備える運動支援装置に用いる運動支援プログラムであって、レッスンに参加する複数のユーザの年齢層を示す年齢情報を含む要求情報であって、前記楽曲情報の変更を要求する要求情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップが取得した前記年齢情報に対応する年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出する楽曲抽出ステップと、前記楽曲抽出ステップにより抽出された前記楽曲情報を、前記運動メニュー情報に含まれる前記楽曲情報と変更する変更ステップと、を備え、前記各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1記載の運動支援装置においては、取得部が取得する運動レッスンを行うユーザの年齢層を示す年齢情報に従って、楽曲決定部により運動メニュー情報の運動映像に対応して出力される楽曲が決定される。これにより、運動メニュー情報のモーションに対応して出力させる楽曲は、レッスンに参加するユーザの年齢層に合う楽曲に変更することができる。また、インストラクターは、レッスンに参加するユーザを待たせることなく、ユーザの年齢層に基づいて、複数の楽曲情報が記憶された楽曲記憶部から、レッスンに参加するユーザに合う楽曲を変更することができる。この結果、ユーザは、年齢層に合った楽曲を聴きながら運動映像に従って運動を行うため、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項2記載の運動支援装置においては、楽曲の構成の特徴を示す属性情報が、運動メニュー情報の楽曲情報に記憶される。前記楽曲の特徴を示す前記属性情報に従って、前記モーションに対応して出力する楽曲が決定される。レッスンに参加するユーザの年齢層に対応する楽曲の候補が複数ある場合には、運動メニュー情報の属性情報に基づいて、変更する楽曲が決定される。また、モーションに対応して出力される楽曲は、ユーザの年齢層と、運動記憶部に記憶された運動メニュー情報の楽曲の特徴とに応じて変更される。このため、ユーザの年齢層に適し、且つ、運動記憶部に記憶された運動メニュー情報に対応する属性情報の楽曲を聴きながら運動を行うことができ、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項3記載の運動支援装置においては、運動メニュー情報の楽曲に対応して記憶される所定拍数に対応する構成の曲であるか否かを示す属性情報に従って、モーションに対応して出力する楽曲が決定される。運動メニュー情報の楽曲が所定拍数に対応する構成であるとき、楽曲記憶部から所定拍数に対応する構成の楽曲が決定される。運動メニュー情報の楽曲を、ユーザの年齢層に応じて変更する場合に、所定拍数に対応する構成の楽曲であるか否かに応じて、運動メニュー情報に適した楽曲を決定することができる。この結果、ユーザの年齢層に適し、且つ、運動メニュー情報の所定拍数の構成に適した楽曲を聴きながら運動を行うことができ、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項4記載の運動支援装置は、楽曲記憶部には、楽曲情報の属性情報として、楽曲を種類別に示すジャンル情報が記憶される。モーションに対応する楽曲は、ユーザ情報と、楽曲の種類を示すジャンル情報が示される属性情報に従って決定される。出力される楽曲は、楽曲のジャンル情報が運動メニュー情報に記憶された楽曲のジャンルと一致する楽曲が、楽曲記憶部から決定される。これにより、ユーザは、運動映像に従って運動を行うとき、年齢層に合い、且つ、運動記憶部に記憶された運動メニュー情報の楽曲とジャンルが一致する楽曲を聴きながら、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項5記載の運動支援装置は、運動メニュー情報の属性情報に、変更可否情報を含む。変更部は、運動メニュー情報の属性情報が変更可能であることを示す楽曲を変更する。運動メニュー情報の楽曲は、インストラクターの知識及び経験に基づいて生成された運動メニュー情報のモーションに対して決定される。このとき、インストラクターは、運動メニュー情報の構成によっては、所定のモーションに対応する楽曲を変更したくないことがある。運動メニュー情報の楽曲に対応して変更可否情報が記憶されることにより、運動メニュー情報の構成のうち、変更してもよいことが変更可否情報に示された楽曲について、楽曲の変更が行われる。これにより、運動メニューは、変更可否情報により変更しないと設定された楽曲の変更は行われないため、運動メニューを生成したインストラクターの意図を踏まえ、楽曲の変更が行われる。
また、請求項6記載の運動支援装置は、前記取得部が取得する前記ユーザ情報の前記ユーザの年齢層を示す情報に応じて設定される閾値に従って、楽曲記憶部から楽曲が選択される。閾値は、ユーザの年齢層それぞれに応じて、異なる補正値を加えた値が設定される。これにより、楽曲選択部において、運動レッスンを行うユーザの年齢層ごとに、適切な楽曲が選択される。運動レッスンのモーションに応じて設定される楽曲は、運動を行うレッスンに参加するユーザが若年層、年配層等の年齢層の特徴を考慮して選択される。そのため、ユーザは、年齢層に合った楽曲を聴きながら、運動を行うことができ、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項7記載の運動支援方法は、表示制御部と、出力制御部を備える。表示制御部により、運動メニュー情報のモーションに対応する運動映像が表示される。出力制御部により、表示部に出力される運動映像とともに、決定部により決定される楽曲が出力される制御がされる。ユーザは、運動メニュー情報と決定された楽曲とに従って運動を行う。これにより、ユーザは、表示された運動映像とともに、年齢層に合った楽曲を聴きながら、運動を行うことができ、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項8記載の運動支援方法は、取得ステップが取得する運動レッスンを行うユーザの年齢層を示す年齢情報に従って、楽曲決定ステップにより、レッスンの実行時に運動映像に対応して出力される楽曲が決定される。これにより、レッスンに参加するユーザの年齢層に合う楽曲を、運動メニューの複数の運動動作を示す運動映像に従って、運動メニュー情報のモーションに対応して出力させることができる。また、インストラクターは、レッスンに参加するユーザを待たせることなく、ユーザの年齢層に基づいて、複数の楽曲情報が記憶された楽曲記憶部から、レッスンに参加するユーザに合う楽曲を再設定することができる。この結果、ユーザは、年齢層に合った楽曲を聴きながら運動映像に従って運動を行うため、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
また、請求項9記載の運動支援プログラムは、取得ステップが取得する運動レッスンを行うユーザの年齢層を示す年齢情報に従って、楽曲決定ステップにより、レッスンの実行時に運動映像に対応して出力される楽曲が決定される。これにより、レッスンに参加するユーザの年齢層に合う楽曲を、運動メニューの複数の運動動作を示す運動映像に従って、運動メニュー情報のモーションに対応して出力させることができる。また、インストラクターは、レッスンに参加するユーザを待たせることなく、ユーザの年齢層に基づいて、複数の楽曲情報が記憶された楽曲記憶部から、レッスンに参加するユーザに合う楽曲を再設定することができる。この結果、ユーザは、年齢層に合った楽曲を聴きながら運動映像に従って運動を行うため、高い運動意欲で効果的に運動を行うことができる。
本実施形態における出力端末装置1の外観図である。 出力端末装置1の電気的構成を示すブロック図である。 HDD12の楽曲情報記憶領域121に記憶される楽曲情報データベースの記憶内容の一例を示す概念図である。 HDD12の楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される楽曲演奏情報データベースの記憶内容の一例を示す概念図である。 本実施形態における第1運動リスト一時記憶領域131に第1運動リスト情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。 本実施形態における運動映像が、ディスプレイ3に表示される表示状態を示す概念図である。 本実施形態における第2運動リスト一時記憶領域133に出力端末動作処理が行われる前の第2運動リスト情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。 本実施形態における出力端末装置1における動作の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態における出力端末装置1の動作を指示する情報入力部4の正面図である。 本実施形態における出力端末装置1における動作の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態において、出力端末動作処理が行われ、楽曲が変更された第2運動リスト情報が、第2運動リスト一時記憶領域133に記憶される記憶状態を示す概念図である。
以下、本発明の運動支援装置を出力端末装置に適用した実施形態について説明する。出力端末装置は、運動動作を示す映像をディスプレイに表示させ、スピーカに楽曲を出力させる装置である。以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態の出力端末装置1は、一般的な情報処理装置が使用される。
[出力端末装置1の外観的構成]
図1は、本発明の運動支援装置を適用した本実施形態の出力端末装置1の外観図である。出力端末装置1は、スピーカ2と、ディスプレイ3と、情報入力部4とを備える。また、出力端末装置1は、情報入力部4と無線で通信可能である。出力端末装置1は、ディスプレイ3に運動映像表示指令を送信する。これにより、ディスプレイ3は、運動の動作を表す運動映像31を表示する。運動映像31が出力端末装置1によりディスプレイ3に表示されるときに、出力端末装置1は、スピーカ2に楽曲出力指令を送信する。これにより、スピーカ2により楽曲が出力される。本実施形態において出力端末装置1が動作し、運動映像31と楽曲とが出力されることにより、運動メニューが実行される。情報入力部4は、例えばリモコンである。情報入力部4と、出力端末装置1とは、例えば、赤外線により通信される。
フィットネスクラブでレッスンが実行されるときに、インストラクター200が運動メニューの実行を、情報入力部4により出力端末装置1に指示する。情報入力部4の指示に従って、出力端末装置1は、運動映像31をディスプレイ3に表示させ、楽曲をスピーカ2から出力させる。図1に示すように、フィットネスクラブのレッスンに参加する複数の参加者300は、ディスプレイ3に表示される運動映像31を見て運動を行う。尚、本実施形態においてフィットネスクラブのレッスンに参加する参加者300が、本発明のユーザの一例である。
[出力端末装置1の電気的構成]
図2は、本実施形態の出力端末装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2に示す出力端末装置1には、出力端末装置1を制御するCPU11が備えられる。また、出力端末装置1は、HDD12と、RAM13と、ROM14と、ネットワーク接続部15とを備える。CPU11は、HDD12と、RAM13と、ROM14と、ネットワーク接続部15、情報受信部16と電気的に接続される。また、CPU11は、出力端末装置1の外部にあるスピーカ2と、ディスプレイ3と電気的に接続される。CPU11は、HDD12、RAM13、ROM14などの記憶手段と共に、出力端末装置1の動作を制御処理するコンピュータを構成している。また、出力端末装置1は、ネットワーク接続部15を備える。ネットワーク接続部15は、インターネットを介して運動映像を表示するためのデータを多数有する運動情報サーバなどと通信する。情報受信部16は、情報入力部4と通信するために備えられる。情報入力部4により行われる指示が、情報受信部16を介して、CPU11へ伝送される。
図2に示すHDD(Hard Disc Drive)12は、楽曲情報記憶領域121と、楽曲演奏情報記憶領域122とを備える。楽曲情報記憶領域121は、多数の楽曲情報を記憶する。楽曲情報は、楽曲を示す情報であり、本実施形態においては、楽曲名である。また、楽曲情報は、各楽曲を表す識別コードであってもよい。図3は、楽曲情報記憶領域121に記憶される楽曲情報の記憶状態を示す概念図である。図3に示すように、各楽曲を表す楽曲名「AA」、「BB」等が楽曲情報記憶領域121に記憶される。楽曲名は、楽曲のアーティスト名と、楽曲のリリース年月と、楽曲の使用回数と、楽曲のジャンルと対応付けて記憶される。楽曲の使用回数には、出力端末装置1で使用された回数が記憶される。楽曲のリリース年月または楽曲の使用回数または楽曲のジャンルは、所望の楽曲を検索するための検索キーとして用いられる。本実施形態の楽曲情報記憶領域121が、本発明の楽曲記憶部の一例である。本実施形態のインストラクター200は、楽曲情報記憶領域121に記憶される楽曲情報から、スピーカ2から出力する楽曲を決定する。ユーザである参加者300は、決定された楽曲を聴きながら運動する。
楽曲演奏情報記憶領域122は、多数の楽曲演奏情報を記憶する。楽曲演奏情報は、楽曲をスピーカ2から出力するための情報である。楽曲演奏情報記憶領域122は、楽曲演奏情報を、楽曲情報の楽曲名と対応付けて記憶する。図4は、楽曲演奏情報が楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される記憶状態を示す概念図である。例えば、図4に示すように、楽曲名「AA」に対応する楽曲演奏情報「AA演奏.midi」が、楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される。楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される楽曲演奏情報は、楽曲情報記憶領域121の楽曲情報の楽曲名が示す楽曲の楽曲演奏情報が記憶されていることが望ましい。本実施形態では、楽曲演奏情報としてMIDIデータが楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される。尚、本実施形態ではMIDIデータが記憶されているが、MIDIデータ以外の楽曲演奏情報が記憶されても良い。本実施形態では、MIDIデータを再生可能な公知の再生機能を有した情報処理装置が使用される。
また、楽曲演奏情報記憶領域122の楽曲演奏情報には、楽曲の演奏方法が対応付けて記憶される。本実施形態では、演奏方法として32拍の整数倍での演奏であることが記憶される。32拍の整数倍での演奏である演奏方法に対応する楽曲情報は、楽曲演奏情報の再生が32拍の整数倍の拍数で出力される。
しかしながら、楽曲演奏情報によっては、32拍の整数倍での演奏が行われない場合がある。楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される楽曲演奏情報は、32拍の整数倍での演奏に対応した楽曲演奏情報であるとは限らない。本実施形態では、楽曲演奏情報記憶領域122に記憶された楽曲演奏情報が、32拍の整数倍での演奏に対応した楽曲演奏情報でない場合、演奏方法に「Null」が記憶される。例えば、図4に示す楽曲演奏情報「GG演奏.midi」には、楽曲演奏情報に対応する演奏方法として、演奏方法「Null」が記憶される。「Null」は、「32拍の整数倍の演奏」に対応していない楽曲演奏情報であることを示す。「32拍の整数倍の演奏」に対応している楽曲演奏情報とは、楽曲のサビ部分が再生される運動用の楽曲演奏情報である。「Null」の楽曲演奏情報は、楽曲の最初のイントロ部分から再生される楽曲演奏情報である。例えば、図4に示す楽曲演奏情報「AA演奏.midi」は、演奏方法に「Null」が対応付けられている。また、楽曲演奏情報「BB演奏.midi」は、演奏方法に「32拍の整数倍での演奏」が対応付けられている。また、楽曲の演奏方法は、所望の楽曲を検索するための検索キーとして用いられる。尚、本実施形態において、楽曲情報と、楽曲演奏情報及び演奏方法は、楽曲情報記憶領域121と楽曲演奏情報記憶領域122とにそれぞれ記憶されているが、これに限らない。1つの記憶領域に、楽曲情報と、楽曲演奏情報と、演奏方法とが対応付けて記憶されていてもよい。
図2に示すRAM13は、第1運動リスト一時記憶領域131と、運動映像情報一時記憶領域132と、第2運動リスト一時記憶領域133と、楽曲演奏情報一時記憶領域134と、楽曲情報一時記憶領域135と、ユーザ情報一時記憶領域136とを含む。
第1運動リスト一時記憶領域131は、第1運動リスト情報を一時記憶する。図5は、第1運動リスト一時記憶領域131に記憶される記憶状態を示す概念図である。第1運動リスト情報は、予めインストラクター200又は参加者300により生成される。第1運動リストを生成するたに、まず、出力端末装置1は、複数のエクササイズ名及び複数のモーション情報を、図示外のデータベースから取得する。そして、取得した複数のエクササイズ名及び複数のモーション情報の中から、所望のエクササイズ名とモーション情報とが複数選択されることにより、第1運動リスト情報が生成される。生成された第1運動リスト情報が、第1運動リスト情報一時記憶領域131に一時記憶される。データベースを保持する装置がネットワーク接続部15を介して、出力端末装置1と接続されることにより、出力端末装置1は、複数のエクササイズ名とモーション情報とを選択することが可能である。尚、第1運動リスト情報を生成する動作の説明の詳細は、特開2011−48546号公報に記載されている。
具体的には、図5に示すように、第1運動リスト情報は、エクササイズ名と、運動テンポと、基本拍数と、繰り返し回数と、モーション情報と、運動順序とを含む。図5に示すように、エクササイズ名は、「ウォーミングアップ」と、「メイン運動」と、「クールダウン」とを含む。一般的に、運動は、「ウォーミングアップ」、「メイン運動」、「クールダウン」の順に行われる。本実施形態の出力端末装置1においても、第1運動リスト情報の上位から「ウォーミングアップ」、「メイン運動」、「クールダウン」の順に運動が実行される。第1運動リスト情報は、モーション情報を含む。図5の第1運動リスト情報の例では、ウォーミングアップには、モーション情報として「ハーフ・スクワット」と「クォーター・スクワット」とを含む。また、図5の例では、メイン運動には、モーション情報として「マーチ」と「フロントランジ」と「バックランジ」とを含む。また、図3の例では、クールダウンには、モーション情報として「太腿ストレッチ」と「ふくらはぎストレッチ」とを含む。
第1運動リストが生成されるとき、モーション情報が選択されると、モーション情報に対応する基本拍数と繰り返し回数とが決定される。基本拍数及び繰り返し回数は、モーション情報が選択されるとき、インストラクター200により決定される。また、モーション情報に対応して予め定められているものであってもよい。基本拍数は、モーション情報が表す1単位の運動動作を実行するのに必要な拍数を示す情報である。1単位の運動動作を実行するのに必要な拍数は、「4」拍または「8」拍または「16」拍または「32」拍が一般的である。本実施形態においては、例えば、モーション情報「マーチ」には、基本拍数「32」が対応付けられている。また、モーション情報「マーチ」の基本拍数は、「4」拍であっても良く、「8」拍であっても良い。また、ストレッチは、身体をストレッチさせることが目的のため、特に運動を行う拍数は重要でない。そのため、ストレッチには、基本拍数が対応付けられていなくても良い。
繰り返し回数は、第1運動リスト情報を構成するモーション情報を繰り返し実行させる回数である。一般的なフィットネスクラブでは、1つのモーション情報に対応する1単位の運動動作が2回、または4回、または8回繰り返して実行される。本実施形態においては、例えば、モーション情報「マーチ」には、繰り返し回数「2」が対応付けられている。モーション情報「マーチ」の繰り返し回数は、「4」回であっても良く、「8」回であっても良い。あるモーション情報が示す運動動作が実行されるときは、「基本拍数×繰り返し回数」により決定される総拍数が必要となる。本実施形態では、一般的に必要とされる総拍数が「32」拍、または「16」拍の運動動作が用いられる。例えば、第1運動リスト情報のモーション情報「マーチ」は、総拍数が「32」拍×「2」回の「64」拍と決定されている。
また、第1運動リスト情報は、運動順序を含む。第1運動リスト情報において、上位に位置するモーション情報から順に運動が実行される。そのため、第1運動リスト情報の上位に位置するモーション情報から順に運動順序が付与される。本実施形態においては、第1運動リスト情報のモーション情報が指定される順に、運動順序が設定される。図5に示すように、モーション情報「ハーフ・スクワット」に対応する運動順序は、「1」が設定される。「1」は、1番目に実行されるモーション情報であることを示す。また、図5のモーション情報「マーチ」には、「3」が運動順序として登録されている。「3」は、3番目に実行されるモーション情報であることを示している。エクササイズ名と、運動テンポと、基本拍数と、繰り返し回数と、モーション情報と、運動順序とが設定されることで、生成される第1運動リスト情報は、第1運動リスト記憶領域131に記憶される。
RAM13の運動映像情報一時記憶領域132には、第1運動リスト情報のモーション情報に対応する運動映像情報が記憶される。運動映像情報一時記憶領域132に記憶される運動映像情報は、例えば、ネットワーク接続部15を介して図示外のデータベースから取得される。データベースには、多数の運動映像情報がモーション情報と対応して記憶されている。そして、第1運動リスト情報が記憶されるとき、データベースから第1運動リスト情報のモーション情報に対応する運動映像情報が取得される。取得された運動映像情報は、運動映像情報一時記憶領域132に記憶される。例えば、モーション情報「ハーフ・スクワット」に対応する運動映像情報として、「ハーフ・スクワット映像」が運動映像情報一時記憶領域132に記憶される。同様に、モーション情報「クォーター・スクワット」に対応する運動映像情報として、「クォーター・スクワット映像」が運動映像情報一時記憶領域132に記憶される。
図6は、モーション情報に対応する運動映像情報が、運動映像情報一時記憶領域132から読み出されてディスプレイ3に表示される一例を示す概念図である。図6は、モーション情報「マーチ」に対応する運動映像情報「マーチ映像」が、ディスプレイ3に表示される表示状態を示す。図6中の「1」〜「32」の番号は、ディスプレイ3に表示される静止画像の順序を表している。図6中の「1」〜「32」に対応する静止画像がディスプレイ3により連続して表示されることで、運動映像として運動「マーチ」が一回実行される。
本実施形態において、モーション情報「マーチ」の基本拍数「32」に対応して、「1」〜「32」の静止画像が表示される。モーション情報「マーチ」が実行される時、1拍に1つの静止画像が対応して表示される。このように、運動映像情報一時記憶領域132には、図6に一例として示すモーション情報を示す静止画像群が運動映像情報として記憶される。モーション情報が示す運動を複数回実行する場合には、運動映像情報一時記憶領域132に記憶された運動映像情報である静止画像群が実行される回数分だけ読み出され、ディスプレイ3に表示される。
第2運動リスト一時記憶領域133は、第2運動リスト情報を記憶する。図7は、第2運動リスト情報が、第2運動リスト一時記憶領域133に記憶される記憶状態を示す概念図である。図7に示すように、第2運動リスト情報は、第1運動リスト情報を用いて生成される。第2運動リスト情報は、第1運動リスト情報のモーション情報と、モーション情報に対応するエクササイズ名と、楽曲情報と、演奏方法と、変更可否、ジャンルとを含む。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報は、楽曲演奏情報記憶領域122に記憶された複数の楽曲情報の中から選択される。楽曲情報は、レッスンが開始される前に、インストラクター200により予め指定される。第2運動リスト情報は、第1運動リスト情報の各モーション情報について、インストラクター200により指定された楽曲情報が割り付けられる。
第2運動リスト情報には、各楽曲情報に対応して、楽曲情報を変更が可能であるかを示す変更可否に関する情報が付与される。第2運動リスト情報の変更可であることを示す情報が付与されている楽曲情報は、情報入力部4により指定される参加者300の年齢層を示す年齢情報に応じて、参加者300の年齢層に対応する楽曲情報に変更される。楽曲情報を変更する処理の詳細は、後述に説明する。
また、第2運動リスト情報には、割り付けられる楽曲情報ごとに、「Null」または「32拍の整数倍の演奏」の演奏方法が記憶される。演奏方法は、第2運動リストのモーション情報に楽曲情報が割り付けられるとき、楽曲情報に対応して「Null」または「32拍の整数倍の演奏」の演奏方法が決定される。尚、演奏方法の種別は、HDD12の楽曲演奏情報記憶領域122の楽曲演奏情報に対応付けて記憶される楽曲の演奏方法と同じであるため、説明を省略する。図7に示す第2運動リスト情報においては、各モーション情報に、楽曲情報が割り付けられた例であるが、特にこれに限定されない。各エクササイズ名に楽曲情報が割り付けられても良い。また、複数のエクササイズに同一の楽曲情報が割り付けられても良い。また、複数のモーション情報に同一の楽曲情報が割り付けられても良い。
楽曲演奏情報一時記憶領域134には、第2運動リスト情報の楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が記憶される。第2運動リスト情報の楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、HDD12から楽曲演奏情報が読み出され、記憶される。
楽曲情報一時記憶領域135には、後述する楽曲変更プログラムの処理に従って、HDD12の楽曲情報記憶領域121から抽出される楽曲情報が記憶される。第2運動リスト情報に記憶された楽曲情報を変更するとき、楽曲情報一時記憶領域135には、HDD12の楽曲情報記憶領域121から楽曲情報が抽出され、記憶される。
ユーザ情報一時記憶領域136には、後述の楽曲変更プログラムの処理が行われるとき、情報入力部4により指定される参加者300の年齢情報及びリピーター率の情報が記憶される。リピーター率は、レッスンに参加する複数の参加者300のうち、2回目以上の参加である参加者300の割合を数値化したものである。
図2に示すROM14は、各種のプログラム情報記憶領域を含む。プログラム情報記憶領域は、出力端末装置動作プログラム情報記憶領域141と、楽曲変更プログラム情報記憶領域142と、閾値決定テーブル記憶領域143とを含む。出力端末装置動作プログラム情報記憶領域141は、出力端末装置1を制御するためのプログラム情報を記憶する。具体的には、第1運動リスト情報及び第2運動リスト情報に従って、運動映像を表示し、楽曲を出力するプログラムである。また、楽曲変更プログラム情報記憶領域142は、第2運動リスト情報の楽曲情報を変更する制御をするための楽曲変更プログラム情報を記憶する。楽曲変更プログラムの詳細な処理は、後述において説明する。また、閾値決定テーブル記憶領域143は、参加者300の年齢情報に従って、HDD12の楽曲情報記憶領域121から抽出する楽曲情報を決定するための閾値が定められた閾値決定テーブルを記憶する。尚、上記プログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしても良いし、例えば、CD-ROM等の記録媒体に記録されて、この記録媒体を介して読み込まれるようにしても良い。
本実施形態では、図5に示す第1運動リスト情報のモーション情報に対応する運動映像31が、ディスプレイ3に表示される。ディスプレイ3に運動映像31が表示されるとき、図7に示す第2運動リスト情報の楽曲情報の楽曲が、スピーカ2から出力される。レッスンに参加する参加者300は、スピーカ2から出力される楽曲を聴きながら、ディスプレイ3に表示される運動映像31を見て運動を行う。スピーカ2から出力される楽曲は、レッスンの開始前にインストラクター200により予め指定された第2運動リスト情報の楽曲情報の楽曲である。そのため、レッスンの開始直前に参加者300が判明する自由参加型のレッスンにおいては、予め指定された第2運動リスト情報の楽曲情報の楽曲は、参加者300に適さない楽曲の場合がある。
本実施形態では、インストラクター200が、レッスンの開始直前に複数の参加者300を判断し、情報入力部4により複数の参加者300の年齢層を示す年齢情報を指定する。そして、出力端末装置1により、HDD12から指定された年齢情報に応じて、参加者300に適する楽曲情報が抽出され、第2運動リスト情報の楽曲情報が変更される。これにより、レッスンに参加する複数の参加者300は、参加者300の年齢層に従って変更された第2運動リスト情報の楽曲情報に従って出力される楽曲を聴きながら、運動を行う。
<本実施形態の出力端末の動作の説明>
以上、説明した構成からなる本実施形態の出力端末装置1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、出力端末装置1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図8及び図10は、出力端末装置1における動作の処理手順を示すフローチャートである。図8は、出力端末装置1を動作させる出力端末動作フローチャートである。図10は、出力端末動作において変更楽曲決定処理を示すフローチャートである。出力端末装置1は、電源又はコンセントを介して商用電源などの外部電源と接続されたことにより起動する。出力端末装置1の動作は、図9に示す情報入力部4を用いてインストラクター200により指示される。図9に示す情報入力部4は、開始キー4a及び変更キー4bを備える。そして、情報入力部4からの指示を受け、CPU11が出力端末動作プログラムを実行することにより、スピーカ2から楽曲が出力され、ディスプレイ3に運動映像が表示される。以下に示す処理は、CPU11により処理される。
出力端末装置1では、最初にステップS10で電源スイッチがONされたかが判定される。電源スイッチがONされたと判定されるまで、ステップS10が繰り返される。電源スイッチがONされたと判定されたとき、ステップS20が実行される。電源スイッチはハードウエアスイッチであっても、ソフトウエアにより動作される電源スイッチであっても良い。
ステップS20では、出力端末装置1は、運動メニューの実行が指示されたか判定される。運動メニューの実行とは、第1運動リスト一時記憶領域131に記憶された第1運動リスト情報に従って運動映像31を表示させ、第2運動リスト一時記憶領域133に記憶された第2運動リスト情報に従って楽曲を出力させることである。信号受信部16が受信する。CPU11が、情報入力部4の開始キー4aが押下されたことを示す信号を信号受信部16が受信したと判断することにより、運動メニューを実行させる指示が行われたと判定される。運動メニューを実行させる指示が行われたと判定したとき、ステップS130が実行される。運動メニューを実行させる指示が行われたと判定しないとき、ステップS30が実行される。
ステップS30では、出力端末装置1は、運動メニューの楽曲を変更する指示がされたかが判断される。インストラクター200は、図9に示す情報入力部4によりレッスンに参加する参加者300に関する情報を指定する。具体的には、参加者300に関する情報とは、レッスンに参加する複数の参加者300の年齢層を示す年齢情報と、複数の参加者300のリピーター率である。インストラクター200は、情報入力部4により参加者300に関する情報を指定し、変更キー4bを押下する。情報入力部4の変更キー4bが押下されると、CPU11が指定された参加者300に関する情報を受信し、運動メニューの楽曲を変更する指示がされたと判断する。参加者300の年齢情報とリピーター率とは、RAM13のユーザ情報一時記憶領域136に記憶される。
ステップS40では、RAM13に記憶された第1運動リスト情報のモーション情報に対応して記憶された第2運動リスト情報の楽曲情報に、変更すべき楽曲情報があるか判断される。変更すべき楽曲情報とは、第2運動リスト情報の楽曲情報に対応して記憶された変更可否において、楽曲変更可と設定されている楽曲情報を示す。第2運動リスト情報の変更可否において、楽曲変更可と設定されている楽曲情報があると判断されると、ステップS50が実行される。第2運動リスト情報に楽曲変更可と設定されている楽曲情報があると判断されないと、ステップS120が実行される。
ステップS50では、ユーザ情報一時記憶領域136から、レッスンに参加する複数の参加者300の年齢層を示す年齢情報が読み出される。
ステップS60では、現在の日付が取得される。日付は、出力端末装置1が備える図示外の計時クロックから取得される。また、日時は、ネットワーク接続部15を介して取得されてもよい。
ステップS70では、ステップS50において読み出された年齢情報と、ステップS60において取得された日付とから、レッスンに参加する複数の参加者300の年齢層に応じた閾値を決定する。閾値は、ROM14の閾値決定テーブル記憶領域143に記憶された閾値決定テーブルに従って決定される。閾値決定テーブルは、年齢層に応じて、複数の参加者300の10代後半〜20代前半となる日付が対応付けられており、その日付を閾値とするものである。例えば、ステップS50において読み出された年齢情報が20代を示していれば、ステップS60において読み出された現在の日付から5年遡った日付が、閾値と決定される。具体的には、現在の日付が「2011年3月3日」であるとき、年齢情報が20代を示していれば、5年前の「2006年3月3日」が閾値となる。また、ステップS50において読み出された年齢情報が30代を示していれば、ステップS60において読み出された現在の日時から15年遡った日付が、閾値と決定される。また、現在の日付が「2011年3月3日」であるとき、年齢情報が30代を示していれば、15年前の「1996年3月3日」が閾値となる。同様に、年齢情報が40代であれば、25年前の「1986年3月3日」が閾値となる。年齢情報が50代であれば、35年前の「1976年3月3日」が閾値となり、年齢情報が60代であれば、45年前の「1966年3月3日」が閾値となる。尚、年齢情報が10代及びそれ以下であれば、現在の日付である「2011年3月3日」が閾値となる。
ステップS80では、RAM13の第2運動リスト一時記憶領域133に記憶された第2運動リスト情報において、変更可と設定された楽曲情報が1曲読み出される。ステップS80では、第2運動リスト情報のうち、第1運動リスト情報のモーション情報に対応する。第1運動リスト情報に従って、第2運動リスト情報から、運動順序が最上位のモーション情報に対応する楽曲情報が、1曲読み出される。
ステップS90では、ステップS80において読み出された第2運動リスト情報の楽曲情報を、HDD12の楽曲情報記憶領域121に記憶された楽曲情報へ変更する変更楽曲決定処理が行われる。図10は、変更楽曲決定処理を示すフローチャートである。
図10のステップS901では、HDD12の楽曲情報記憶領域121に記憶された多数の楽曲情報から、閾値に従って複数の楽曲情報が抽出される。具体的には、閾値となる日付を中心とした前後10年における日付が、リリース年月となっている楽曲の楽曲情報が抽出される。抽出された楽曲情報は、RAM13の楽曲情報一時記憶領域135に記憶される。例えば、ステップS70により決定された閾値が「2006年3月3日」なら、「2001年4月」から「2011年3月」までがリリース年月となっている楽曲の楽曲情報が抽出される。そして、「2001年4月」から「2011年3月」までがリリース年月となっている楽曲の楽曲情報が、楽曲情報一時記憶領域135に記憶されるまた、ステップS60において、現在の日時が閾値と決定された場合は、ステップS70では、現在の日付から5年前までの、「2006年4月」から現在「2011年3月」までがリリース年月となっている楽曲情報が抽出される。
ステップS902では、楽曲情報一時記憶領域135に記憶されている楽曲情報が1つであるかが判断される。楽曲情報一時記憶領域135の楽曲情報が1つであると判断されると、変更楽曲決定処理は終了される。楽曲情報一時記憶領域135の楽曲情報が1つであると判断されないと、ステップS903が行われる。
ステップS903では、ステップS901の処理により楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報から、ステップS80において読み出しされた第2運動リスト情報の楽曲情報に対応する演奏方法が同一の楽曲情報が抽出される。例えば、ステップS80において、モーション情報「クウォーター・スクワット」に対応する楽曲情報「UU」が読み出されたとする。このとき、第2運動リスト情報の楽曲情報「UU」に対応する演奏方法として「32拍の整数倍の演奏」であることが記憶されている。よって、楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報から演奏方法が「32拍の整数倍の演奏」である楽曲情報が抽出される。抽出された楽曲情報は、RAM13の楽曲情報一時記憶領域135に楽曲候補として記憶される。
ステップS904では、楽曲情報一時記憶領域135に記憶されている楽曲情報が1つであるかが判断される。ステップS904の処理は、ステップS902の処理と同一である。楽曲情報一時記憶領域135の楽曲情報が1つであると判断されると、変更楽曲決定処理は終了される。楽曲情報一時記憶領域135の楽曲情報が1つであると判断されないと、ステップS905が行われる。
ステップS905では、ステップS903の処理により楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報から、ステップS80において読み出しされた第2運動リスト情報の楽曲情報のジャンルが同一の楽曲情報が抽出される。抽出された楽曲情報は、RAM13の楽曲情報一時記憶領域135に楽曲候補として記憶される。
ステップS906では、楽曲情報一時記憶領域135に記憶されている楽曲情報が1つであるかが判断される。ステップS906の処理は、ステップS902及びステップS904の処理と同一である。楽曲情報一時記憶領域135の楽曲情報が1つであると判断されると、変更楽曲決定処理は終了される。楽曲情報一時記憶領域135の楽曲情報が1つであると判断されないと、ステップS907が行われる。
ステップS907では、ステップS30において受信した複数の参加者300のリピーター率が、RAM13のユーザ情報一時記憶領域136から読み出される。
ステップS908では、ステップS907において読み出しされた参加者300のリピーター率が50%以上であるかが判断される。ステップS908において、リピーター率が50%以上であると判断されると、ステップS909が実行される。リピーター率が50%以上であると判断されないと、ステップS910が実行される。
ステップS909では、ステップS905の処理により楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報のうち、使用回数が最少の楽曲情報が1つ抽出される。ステップS909が実行されると、変更楽曲決定処理が終了する。ステップS908においてリピーター率が50%以上であると判断されるとき、レッスンの参加者300は、使用回数が多い楽曲情報の楽曲は、過去のレッスンにおいて聞いたことがある楽曲である可能性が高い。使用回数が最少の楽曲情報を抽出することにより、レッスンの参加者300が聞き飽きていない楽曲を設定させることができる。
ステップS910では、ステップS905の処理により楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報のうち、使用回数が最多の楽曲情報が1つ抽出される。ステップS910が実行されると、変更楽曲決定処理が終了する。
ステップS100においては、ステップS80の処理において読み出された第2運動リスト情報の楽曲情報が、ステップS90の変更楽曲決定処理により決定された楽曲情報へ変更する処理が行われる。ステップS90において決定された楽曲情報が、第2運動リスト情報において上書き記憶される。
ステップS110においては、第2運動リスト一時記憶領域133に記憶された第2運動リスト情報において、変更可と設定された楽曲情報であり、未だ変更がされていない楽曲情報があるかが判断される。第2運動リスト情報において、未だ変更がされていない楽曲情報があると判断されると、ステップS80が実行される。第2運動リスト情報において、未だ変更がされていない楽曲情報があると判断されないと、ステップS120が実行される。
ステップS120においては、出力端末装置1は、運動メニューの実行が指示されたかが判定される。ステップS120では、ステップS20と同様に、CPU11が、インストラクター200が、情報入力部4の開始キー4aを押下したことを検知すると、運動メニューを実行させる指示が行われたと判定される。運動メニューを実行させる指示を検知したと判定されるまで、ステップS120が繰り返し実行される。運動メニューを実行させる指示を検知したと判定されたとき、ステップS130が実行される。
ステップS130においては、ステップS120において運動メニューを実行させる指示を取得したと判定されると、第1運動リスト情報のモーション情報に対応する運動映像をディスプレイに順に表示させる処理が実行される。
ステップS140では、電源スイッチがユーザによりOFFされたかが判定される。電源スイッチがOFFされたと判定されないとき、ステップS20が実行される。電源スイッチがOFFされたと判定されたとき、図8に示す本実施形態の出力端末動作処理が終了される。
ここで、本実施形態において、上述した出力端末動作処理及び変更楽曲決定処理により、図7に示す第2運動リスト情報の楽曲情報が変更される処理の流れを説明する。その一例として、インストラクター200が、図9に示す情報入力部4により、年齢情報「20歳代」と、リピーター率「60%」とを指定する。インストラクター200が指定された内容に従って、図7の第2運動リストの楽曲情報を、20歳代の参加者300に適した楽曲に変更する場合を説明する。
CPU11は、ステップS30において、情報入力部4から年齢情報「20歳代」と、リピーター率「60%」を取得する。ステップS40では、図7の第2運動リスト情報に変更可の楽曲情報があると判断される。ステップS50では、ユーザ情報一時記憶領域136から年齢情報「10歳代」が読み出される。ステップ60では、現在の日時が取得される。現在の日時が、「2011年3月3日」とすると、ステップ70においては、「2006年3月3日」が閾値と決定される。
ステップS80においては、第2運動リスト情報から楽曲情報「UU」が読み出される。楽曲情報「UU」は、図7に示す第2運動リスト情報において「変更可」のモーション情報のうち、図5に示す第1運動リスト情報において運動順序が最上位の「2」の「クウォーター・スクワット」に対応する楽曲情報である。
ステップS901では、HDD12の楽曲情報記憶領域121から、「2001年4月」から「2011年3月」までがリリース年月となっている楽曲情報「BB」、「DD」、「FF」、「HH」、「II」、「JJ」が抽出される。抽出された楽曲情報は、楽曲情報一時記憶領域135に記憶される。ステップS902では、楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報が1つであると判断されず、ステップ903の処理が行われる。
ステップS903では、ステップS901において楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報のうち、楽曲情報「UU」の演奏方法「32拍の整数倍の演奏」と一致する演奏方法の楽曲情報「BB」、「FF」、「II」、「JJ」が抽出される。抽出された楽曲情報は、楽曲情報一時記憶領域135に上書き記憶される。ステップS904では、楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報が1つであると判断されず、ステップ905の処理が行われる。
ステップS905では、ステップS903において楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報のうち、楽曲情報「UU」のジャンル「ジャズ」と一致する演奏方法の楽曲情報「FF」、「JJ」が抽出される。抽出された楽曲情報は、楽曲情報一時記憶領域135に上書き記憶される。抽出された楽曲情報は、楽曲情報一時記憶領域135に上書き記憶される。ステップS906では、楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報が1つであると判断されず、ステップ907の処理が行われる。
ステップS907では、ユーザ情報一時記憶領域136からリピーター率「60%」が取得される。そして、ステップS908において、リピーター率が「50%」以上であると判断され、ステップS909の処理が行われる。ステップS909では、ステップS905において、楽曲情報一時記憶領域135に記憶された楽曲情報「FF」、「JJ」のうち、使用回数が少ない楽曲情報「FF」が抽出される。そして、ステップS100において、第2運動リスト一時記憶領域143に記憶されている第2運動リスト情報の楽曲情報「UU」を、楽曲情報「JJ」に変更する処理が行われる。
また、第2運動リスト情報においては、楽曲情報を変更が可能であるかを示す情報が「変更可」と設定されている楽曲情報「YY」、「MM」、「XX」についても、楽曲情報を変更する処理が行われる。上述した処理により、楽曲情報「YY」は楽曲情報「II」に変更される。楽曲情報「MM」は楽曲情報「BB」に変更される。楽曲情報「XX」は楽曲情報「HH」に変更される。図7の第2運動リスト情報の「変更可」と設定されている楽曲情報について、楽曲情報を変更する処理が行われると、第2運動リスト情報の各モーション情報に対応する楽曲情報は、図11に示す楽曲情報となる。
尚、第2運動リスト情報の楽曲情報を変更するとき、2つ以上のモーション情報に対応して、同一の楽曲情報が設定されていてもよい。また、楽曲変更決定処理においてHDD12の楽曲情報記憶領域121から楽曲情報を抽出するとき、1つのモーション情報に設定されている楽曲情報は、抽出対象から除外してもよい。
(実施例との対応)
本実施形態における第1運動リスト情報及び第2運動リスト情報が、本発明の運動メニュー情報の一例である。また、本実施形態におけるRAM13の第2運動リスト一時記憶領域133が、本発明の運動記憶部及び運動記憶ステップの一例である。本実施形態のCPU11及びステップS30の処理が、本発明の取得部及び取得ステップの一例である。また、本実施形態の第2運動リスト情報におけるリリース年月、または演奏方法、またはジャンル、または繰り返し回数が、それぞれ本発明の楽曲に対応する属性情報の一例である。特に、本実施形態のリリース年月が、本発明の年代情報の一例である。また、本実施形態のHDD12の楽曲情報記憶領域121及び楽曲演奏情報記憶領域122が、本発明の楽曲記憶部の一例である。本実施形態のCPU及びステップS901、S903、S905の処理が、本発明の楽曲抽出部の一例である。本実施形態のCPU11及びステップS100の処理が、本発明の変更部の一例である。
本実施形態の第2運動リスト情報に記憶された楽曲情報を変更が可能であるかを示す情報が、本発明の変更可否情報の一例である。また、本実施形態のCPU11及びステップS70の処理が、本発明の閾値設定部の一例である。
また、本実施形態のCPU11及びステップS901により、RAM13の楽曲情報一時記憶領域135に記憶される処理が、本発明の運動支援方法における楽曲記憶ステップの一例である。
本発明の運動支援プログラムにおいては、本実施形態のステップS30の処理が、本発明の取得ステップの一例である。本実施形態のステップS901、S903、S905の処理が、本発明の楽曲抽出ステップの一例である。本実施形態のステップS100の処理が、本発明の変更ステップの一例である。
(変形例)
本実施形態において、図10に示す変更楽曲決定処理では、ステップS901の処理により、参加者300の年齢層に応じた所定の10年間に「リリース年月」が設定されている楽曲情報が抽出される。そして、ステップS903と、ステップS905と、ステップS909またはステップS910とにより、楽曲情報の1つが抽出される。抽出された楽曲情報が、第2運動リスト情報の楽曲情報と変更される。しかしながら、第2運動リスト情報の楽曲情報と変更する楽曲情報の決定方法はこれに限らない。例えば、ステップS901の処理が実行されたあと、ステップS903、またはステップS905の処理が選択的に行われてもよい。すなわち、ステップS901の処理が行われた後、ステップS903が行わず、ステップS905の処理を行ってもよい。これにより、第2運動リスト情報の楽曲情報と「ジャンル」が一致する楽曲情報が、第2運動リスト情報の楽曲情報と変更する楽曲情報と決定される。
また、ステップS901の処理が行われることにより、複数の楽曲情報が抽出された場合には、インストラクター200が情報入力部4により「演奏方法」または、「ジャンル」を選択してもよい。これにより、ステップS901の処理により抽出された複数の楽曲情報は、「演奏方法」または「ジャンル」に従って、さらに抽出が行われる。
また、第2運動リスト情報において変更する楽曲情報は、楽曲情報の変更が可能であるかを示す情報である「変更可否」により判断されなくてもよい。インストラクター200により、所定の「演奏方法」の楽曲演奏方法に対応する楽曲情報は変更しない設定としてもよい。例えば、インストラクター200により、「演奏方法」が「32拍の整数倍の演奏」の楽曲演奏情報に対応する楽曲情報を変更しないと設定する。この場合、「演奏方法」が「Null」である楽曲演奏情報に対応する楽曲情報のみについて、楽曲情報が変更される。また、インストラクター200により、所定の「ジャンル」の楽曲情報は変更しない設定としてもよい。例えば、インストラクター200により、楽曲情報の「ジャンル」が「ジャズ」の楽曲情報を変更しないと設定する。この場合、楽曲情報の「ジャンル」が「ジャズ」以外の楽曲情報について、楽曲情報が変更される。
また、HDD12の楽曲情報記憶領域121には、記憶される楽曲情報に所定の特定日情報を対応させて記憶してもよい。本実施形態の変更楽曲決定処理において、ステップS901では、現在の日時を基準に所定の10年の期間に該当する楽曲情報を抽出する処理が行われる。そして、現在の日時が、予め定められた特定日であるときは、ステップS901の処理により抽出された複数の楽曲情報から、現在の日時に対応する特定日情報の楽曲情報を抽出する。例えば、楽曲情報に、特定日情報として「3月3日」が対応して記憶されていれば、現在の日時が「2011年3月3日」であるとき、特定日情報として「3月3日」の楽曲情報が抽出されてもよい。これにより、現在の日時が節句の日である場合には、節句にちなんだ楽曲情報を抽出することも可能である。
また、HDD12の楽曲演奏情報記憶領域122に記憶される楽曲演奏情報には、「演奏方法」に「32拍の整数倍での演奏」であることが記憶されている。しかしながら、演奏方法に「Null」が記憶されている楽曲演奏情報のように、元々の楽曲演奏情報が、「32拍の整数倍での演奏」と異なる楽曲演奏情報である場合がある。「32拍の整数倍での演奏」と異なる楽曲演奏情報は、人工的に「32拍の整数倍での演奏」に対応する楽曲演奏情報に変換してもよい。本実施形態において、第2運動リスト情報に記憶された楽曲情報について、楽曲演奏情報の演奏方法が「32拍の整数倍での演奏」である楽曲情報を、人工的に変換された楽曲演奏情報に対応する楽曲情報に変更してもよい。例えば、楽曲演奏情報の拍数が30拍の場合、30拍である楽曲演奏情報が出力された後に、ドラム音を2拍分追加することで、32拍に変換することができる。また、例えば、楽曲演奏情報の拍数が34拍の場合、強制的に32拍目で楽曲演奏情報の出力で終了することで32拍演奏を実行することができる。本実施形態では、変換された楽曲演奏情報は、32拍の整数倍での演奏で楽曲演奏情報が出力される際に上述の変換処理が実行される。
1 出力端末装置
2 スピーカ
3 ディスプレイ
4 情報入力部
11 CPU
12 HDD
13 RAM
14 ROM
15 ネットワーク接続部

Claims (9)

  1. 複数のユーザが任意に参加するレッスンに用いられ、運動映像と楽曲とを出力することで運動を支援する運動支援装置であって、
    前記楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を複数記憶する楽曲記憶部と、
    運動映像を表示部に表示させる複数のモーション情報と、前記楽曲情報と、を含む運動メニューを示す運動メニュー情報を記憶する運動記憶部と、
    レッスンに参加する複数のユーザの年齢層を示す年齢情報を含む要求情報であって、前記楽曲情報の変更を要求する要求情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記年齢情報に対応する年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出する楽曲抽出部と、
    前記楽曲抽出部により抽出された前記楽曲情報を、前記運動メニュー情報に含まれる前記楽曲情報と変更する変更部と、
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  2. 前記楽曲記憶部は、前記年代情報と、前記楽曲を種別する属性情報とを含む前記楽曲情報を複数記憶し、
    前記楽曲抽出部は、前記取得部が取得する前記要求情報の前記年齢情報に対応する年代情報と、前記前記運動メニュー情報の前記属性情報に対応する前記属性情報とを含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 前記楽曲情報に含まれる前記属性情報は、前記楽曲が所定拍数で出力される楽曲であるか否かを示す情報であり、
    前記運動メニュー情報の前記モーション情報は、前記運動映像を所定拍数で表示させる基本拍数を含み、
    前記楽曲抽出部は、前記運動メニュー情報の前記楽曲情報の前記属性情報が、前記モーション情報の基本拍数に対応する所定拍数で出力される楽曲であることを示すとき、前記運動メニュー情報の前記楽曲情報と所定拍数が一致する前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする請求項2に記載の運動支援装置。
  4. 前記楽曲情報に含まれる前記属性情報は、前記楽曲のジャンルを種類別に示すジャンル情報であり、
    前記楽曲抽出部は、前記運動メニュー情報の前記属性情報の前記ジャンル情報と一致する前記ジャンル情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の運動支援装置。
  5. 前記運動メニュー情報は、前記楽曲情報が変更可能であるか否かを示す変更可否情報を含み、
    前記運動メニュー情報の前記楽曲情報が変更可能であるかを、前記変更可否情報に従って判定する変更楽曲判定部と、
    前記変更部は、前記楽曲抽出部により抽出された前記楽曲情報を、前記変更可否情報に基づいて変更可能であると判定された前記運動メニュー情報の前記楽曲情報と変更することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の運動支援装置。
  6. 前記取得部により取得される前記要求情報の前記年齢情報に応じて、所定の補正値を加えた閾値を設定する閾値設定部を備え、
    前記楽曲抽出部は、前記閾値設定部により設定された前記閾値に対応する前記年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の運動支援装置。
  7. 前記モーションに対応する運動映像を表示部に表示させる制御をする表示制御部と、
    前記運動映像が前記表示部に表示されるとき、前記決定部により決定された前記楽曲を出力させる制御をする出力制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の運動支援装置。
  8. 複数のユーザが任意に参加するレッスンに用いられ、運動映像と楽曲とを出力することで運動を支援する運動支援装置であって、
    前記楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を複数記憶する楽曲記憶ステップと、
    運動映像を表示部に表示させる複数のモーション情報と、前記楽曲情報と、を含む運動メニューを示す運動メニュー情報を記憶する運動記憶ステップと、
    レッスンに参加する複数のユーザの年齢層を示す年齢情報を含む要求情報であって、前記楽曲情報の変更を要求する要求情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップが取得した前記年齢情報に対応する年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶ステップにより記憶された前記楽曲情報から抽出する楽曲抽出ステップと、
    前記楽曲抽出ステップにより抽出された前記楽曲情報を、前記運動メニュー情報に含まれる前記楽曲情報と変更する変更ステップと、
    を備えることを特徴とする運動支援方法。
  9. 複数のユーザが任意に参加するレッスンに用いられ、運動映像と楽曲とを出力することで運動を支援する運動支援装置であって、前記楽曲に関する年代を示す年代情報を含む楽曲情報を複数記憶する楽曲記憶部と、運動映像を表示部に表示させる複数のモーション情報と、前記楽曲情報と、を含む運動メニューを示す運動メニュー情報を記憶する運動記憶部と、を備える運動支援装置に用いる運動支援プログラムであって、
    レッスンに参加する複数のユーザの年齢層を示す年齢情報を含む要求情報であって、前記楽曲情報の変更を要求する要求情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップが取得した前記年齢情報に対応する年代情報を含む前記楽曲情報を、前記楽曲記憶部から抽出する楽曲抽出ステップと、
    前記楽曲抽出ステップにより抽出された前記楽曲情報を、前記運動メニュー情報に含まれる前記楽曲情報と変更する変更ステップと、
    を備え、前記各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする運動支援プログラム。
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