JP2017108198A - 楽譜表示システム、動画データ供給装置、楽譜データ供給装置、及び画像表示装置、並びに楽譜表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】動画の音楽の楽譜に関する情報を簡単に入手できる楽譜表示システムを提供する。【解決手段】 楽譜表示システム1は、音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給部MPと、楽譜を表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給部SPと、前記複数の動画データのうちの1つの動画データ及び前記複数の楽譜データを取得して、前記複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索部SFと、前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記表示する動画の音楽に対応する楽譜データであって、前記楽譜データ検索部SFの検索結果を用いて選択された楽譜データに関する情報を表示する画像表示部GDと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、音楽を含む動画を再生すると、その音楽に対応した楽譜に関する情報を表示する楽譜表示システム、並びに前記楽譜表示システムに適用される、動画データ供給装置、楽譜データ供給装置及び画像表示装置に関する。また、楽譜表示システムに適用される楽譜表示プログラムに関する。
例えば、特許文献1に記載されているように、動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、前記複数の動画データのうちの選択された動画データを、インターネットなどの通信ネットワークを介して他の装置に供給する動画サーバ(動画データ供給装置)は知られている。ユーザは、動画サーバに接続された端末(画像表示装置)を用いて、前記動画サーバから動画データを取得して、前記取得した動画データが表す動画を端末に表示させることができる。
また、特許文献2に記載されているように、楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、前記複数の楽譜データのうちの選択された楽譜データを、インターネットなどの通信ネットワークを介して他の装置に供給する楽譜サーバ(楽譜データ供給装置)は知られている。ユーザは、楽譜サーバに接続された端末(画像表示装置)を用いて、前記楽譜サーバから楽譜データを取得して、前記取得した楽譜データが表す楽譜を端末に表示させることができる。
ユーザは、動画を視聴している際に、その動画の音楽の楽譜に関する情報を入手したくなった場合、端末を楽譜サーバに接続(楽譜に関する情報を配信しているサイトにアクセス)し、前記音楽の楽譜を、タイトル、作曲者などのキーワードを用いて検索する必要がある。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、動画の音楽の楽譜に関する情報を簡単に入手できる楽譜表示システム、動画サーバ、楽譜サーバ、及び画像表示装置、並びに楽譜表示プログラムを提供することにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給手段(MP)と、楽譜を表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給手段(SP)と、前記複数の動画データのうちの1つの動画データ及び前記複数の楽譜データを取得して、前記複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段(SF)と、前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記表示する動画の音楽に対応する楽譜データであって、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択された楽譜データに関する情報を表示する画像表示手段(GD)と、を備えた、楽譜表示システム(1)としたことにある。
この場合、前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータ(AD)を生成するアライメントデータ生成手段(AG)をさらに備え、前記画像表示手段は、前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記アライメントデータに基づいて、前記表示する動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表示するとよい。
また、本発明の特徴は、楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給装置(20)であって、音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給装置(10)から動画データを取得するとともに、前記複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段(SF)と、前記動画データ供給装置から画像表示装置(30)に供給される動画データに対応する楽譜データを、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択し、前記選択した楽譜データに関する情報を前記動画データ供給装置又は前記画像表示装置に供給する楽譜データ供給手段(SP)と、を備えた楽譜データ供給装置としたことにある。
この場合、前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータ(AD)を生成するアライメントデータ生成手段(AG)をさらに備え、前記楽譜データ供給手段は、前記選択した楽譜データ及び前記選択した楽譜データに関するアライメントデータを、前記動画データ供給装置又は前記画像表示装置に供給するとよい。
また、この場合、前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータ(AD)を生成するアライメントデータ生成手段(AG)をさらに備え、前記楽譜データ供給手段は、アライメントデータに基づいて、前記画像表示装置にて表示される動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表す楽譜テロップデータを前記動画データ供給装置又は前記画像表示装置に供給するとよい。
また、本発明の特徴は、音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給手段を有する動画データ供給装置(10)であって、楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給装置(20)から複数の楽譜データを取得するとともに、前記複数の動画データのうちの1つの動画データを選択して、前記取得した複数の楽譜データのうち、前記選択した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段(SF)を備え、前記動画データ供給手段は、動画データを画像表示装置(30)に供給するとともに、前記画像表示装置に供給される動画データに対応する楽譜データを、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択し、前記選択した楽譜データに関する情報を前記画像表示装置に供給する動画データ供給装置としたことにある。
この場合、前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータ(AD)を生成するアライメントデータ生成手段(AG)をさらに備え、前記動画データ供給手段は、前記選択した楽譜データ及び前記選択した楽譜データに関するアライメントデータを、前記動画データ供給装置に供給するとよい。
この場合、前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータ(AD)を生成するアライメントデータ生成手段(AG)をさらに備え、前記動画データ供給手段は、前記アライメントデータに基づいて、前記画像表示装置にて表示される動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表す楽譜テロップデータを前記画像表示装置に供給するとよい。
また、本発明の特徴は、画像表示装置(30)であって、音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給装置(10)から動画データを取得するとともに、楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給装置(20)から複数の楽譜データを取得して、前記取得した複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段(SF)と、前記取得した動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記表示する動画の音楽に対応する楽譜データを、前記検索結果を用いて選択し、前記選択した楽譜データに関する情報を表示する画像表示手段(GD)と、を備えた画像表示装置としたことにある。
この場合、前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータ(AD)を生成するアライメントデータ生成手段(AG)をさらに備え、前記画像表示手段は、前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記アライメントデータに基づいて、前記表示する動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表示するとよい。
本発明によれば、ユーザは、所望の動画データを選択して再生するだけで、その動画の音楽に対応する楽譜に関する情報を表示させることができる。すなわち、ユーザが動画の音楽に対応する楽譜を検索する手間を省略できる。また、動画の進行に同期して、表示される楽譜の小節範囲を変更させることができる。言い換えれば、動画の現在の再生位置に対応する小節範囲のみを表示できる。したがって、ユーザが楽譜を視認し易いだけでなく、ユーザが動画の進行に合わせて楽譜の表示範囲を切り替える必要が無い。よって、例えば、ユーザが楽器演奏を練習する際に本システムを利用すれば、楽譜のページをめくる必要が無いので、練習に集中できる。
なお、本発明は、楽譜表示システム、並びに前記楽譜表示システムに適用される、動画データ供給装置、楽譜データ供給装置及び画像表示装置としての実施に限られず、楽譜表示システムに適用されるコンピュータプログラム(楽譜表示プログラム)としても実施可能である。
本発明の一実施形態に係る楽譜表示システム1について説明する。まず、楽譜表示システム1の構成について説明する。楽譜表示システム1は、図1に示すように、動画サーバ10、楽譜サーバ20、及び画像表示装置30を備える。
動画サーバ10の構成は、周知のコンピュータ装置の構成と同様である。すなわち、動画サーバ10は、図2に示すように、入力操作子11、制御装置12、表示器13、記憶装置14、外部インターフェース回路15及びサウンドシステム16を備え、これらがバス17を介して接続されている。
入力操作子11は、数値、文字などを入力するキーボード、マウス、タッチパネルなどを含む。入力操作子11が操作されると、その操作内容を表す操作情報が、バス17を介して、後述する制御装置12に供給される。
制御装置12は、バス17にそれぞれ接続されたCPU12a、ROM12b及びRAM12cを含む。CPU12aは、詳しくは後述するように、各種プログラムに従って、各種処理を実行する。
ROM12bには、動画サーバ10の各種動作を規定する各種プログラムに加えて、各種パラメータの初期値、表示器13に表示される画像を表わす表示データを生成するための図形データ及び文字データなどの各種データが記憶されている。RAM12cには、各種プログラムの実行時に必要なデータが一時的に記憶される。
表示器13は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)によって構成される。表示器13には、制御装置12から、表示すべき内容を表わす表示データが供給される。表示器13は、表示データに基づいて画像を表示する。
また、記憶装置14は、HDD、FDD、CD、DVDなどの大容量の不揮発性記録媒体と、各記録媒体に対応するドライブユニットから構成されている。この記憶装置14に、動画をそれぞれ表す複数の動画データが記憶されている。ユーザは、動画データを動画サーバ10に送信(アップロード)して記憶装置14に記憶させ、他のユーザがその動画データを再生(ストリーミング)可能な状態に設定可能である。外部インターフェース回路15は、動画サーバ10をインターネットなどの通信ネットワークに接続する接続端子を備えている。
サウンドシステム16は、制御装置12から供給されたディジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換するD/A変換器、前記変換したアナログ楽音信号を出力する出力端子などを備えている。
楽譜サーバ20の構成も、周知のコンピュータ装置の構成と同様である。すなわち、楽譜サーバ20は、動画サーバ10と同様の、入力操作子21、制御装置22、表示器23、記憶装置24、外部インターフェース回路25及びサウンドシステム26を備え、これらがバス27を介して接続されている(図2参照)。制御装置22は、CPU22a、ROM22b及びRAM22cを含む。また、記憶装置24には、楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データが記憶されている。なお、楽譜データは、楽譜を表す画像データと、その楽譜に従って楽器を演奏して発せられた音の音響波形を表すオーディオデータとからなる。楽譜サーバ20の運営者、楽譜を作成した本システムのユーザ等によって、逐次、新たな楽譜データが追加される。
また、画像表示装置30の構成も、周知のコンピュータ装置の構成と同様である。すなわち、画像表示装置30は、動画サーバ10と同様の、入力操作子31、制御装置32、表示器33、記憶装置34、外部インターフェース回路35及びサウンドシステム36を備え、これらがバス37を介して接続されている(図2参照)。制御装置32は、CPU32a、ROM32b及びRAM32cを含む。
つぎに、楽譜表示システム1の動作について説明する。動画サーバ10のCPU12aは、動画データ取得プログラム及び動画データ供給プログラムを実行する。これにより、動画サーバ10は、動画データ取得部MR及び動画データ供給部MPを備えた装置として機能する(図1参照)。また、楽譜サーバ20のCPU22aは、対応情報生成プログラム及び楽譜データ供給プログラムを実行する。これにより、楽譜サーバ20は、対応情報生成部IG及び楽譜データ供給部SPを備えた装置として機能する。また、画像表示装置30のCPU32aは、画像表示プログラムを実行する。これにより、画像表示装置30は、動画及び楽譜を表示する画像表示部GDを備えた装置として機能する。
まず、新たな動画データが動画サーバ10にアップロードされた際の楽譜表示システム1の動作について説明する。
動画データ取得部MRは、他の装置(パーソナルコンピュータ、携帯電話など)から通信ネットワークを介して新たな動画データを受信する。そして、動画データ取得部MRは、前記新たな動画データに識別情報IDMを付して、記憶装置14に記憶する。また、前記新たな動画データがオーディオデータを含む場合、動画データ取得部MRは、前記新たな動画データのオーディオデータ及び前記新たな動画の識別情報IDMを対応情報生成部IGに供給する。
対応情報生成部IGは、前記新たな動画データのオーディオデータに対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索部SFを有する。また、対応情報生成部IGは、前記新たな動画データが表す動画の各再生位置と前記検索した楽譜データが表す楽譜の各部分(小節範囲)との対応関係を表すアライメントデータADを生成するアライメントデータ生成部AGを有する。
楽譜データ検索部SFによる楽譜データの検索手法としては、周知の手法を採用可能である。例えば、特開2005−004576に記載されている手法を用いる。すなわち、楽譜データ検索部SFは、前記新たな動画データのオーディオデータと記憶装置24に記憶されている各楽譜データを構成するオーディオデータとの類似度を計算する。そして、楽譜データ検索部SFは、前記類似度の最も高い楽譜データが前記動画に対応する楽譜データであると決定する。
アライメントデータ生成部AGは、前記動画の各再生位置と前記類似度の最も高い楽譜データが表す楽譜の各部分(小節範囲)とを対応関係を表すアライメントデータADを生成する。なお、アライメントデータの生成手法としては、周知の手法を採用可能である。例えば、特開2015−79183に記載されている手法を用いる。すなわち、楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分の確率密度の系列、及び現在のテンポの確率密度の系列を用いた高次の自己回帰過程に基づいて、アライメントデータADを生成する。
対応情報生成部IGは、前記新たな動画データの識別情報IDM、前記類似度の最も高い楽譜データの識別情報IDS及び前記生成したアライメントデータADを、一組の対応情報MSI(図3参照)として、記憶装置24に記憶する。
上記のように、新たな動画データがアップロードされるごとに、その動画データに対応する対応情報MSIが生成され、楽譜サーバ20の記憶装置24に記憶される。
つぎに、ユーザが、画像表示装置30を用いて、動画を再生する際の楽譜表示システム1の動作について説明する。まず、画像表示部GDは、動画サーバ10の記憶装置24に記憶されている動画データのリスト(識別情報IDMのリスト)を取得する。そして、前記取得した動画データのリストを表示器33に表示する。ユーザは、入力操作子31を用いて、所望の動画データを選択する。画像表示部GDは、動画の再生を開始することを表す再生開始情報及び前記選択された動画データの識別情報IDMを動画サーバ10の動画データ供給部MPに供給する。
動画データ供給部MPは、画像表示部GDから取得した識別情報IDMを楽譜データ供給部SPに供給する。楽譜データ供給部SPは、動画データ供給部MPから取得した識別情報IDMを含む対応情報MSIを参照して、前記識別情報IDMに対応付けられている楽譜データを特定する。そして、前記特定した楽譜データと、前記参照した対応情報MSIのアライメントデータADとを、動画データ供給部MPに供給する。
動画データ供給部MPは、画像表示部GDから取得した識別情報IDMに対応する動画データを画像表示部GDに供給する。その際、動画データ供給部MPは、楽譜データ供給部SPから取得したアライメントデータADを参照して動画の現在の再生位置に対応する楽譜の一部分(小節範囲)を表す楽譜テロップデータを、前記取得した楽譜データを用いて生成する。そして、前記生成した楽譜テロップデータを画像表示部GDに逐次供給する。すなわち、動画データ供給部MPは、楽譜のうち、動画の現在の再生位置に対応する部分(小節範囲)を切り出すとともに拡大した画像を表す楽譜テロップデータを生成して、画像表示部GDに供給する。
画像表示部GDは、動画データ供給部MPから取得した動画データ及び楽譜テロップデータに基づいて動画及び楽譜の一部分を表示する(図4参照)。なお、ユーザは、動画の再生途中において、早送り、巻き戻しなどの操作が可能である。それらの操作に応じて、画像表示部GDは、動画の再生を制御する動画制御データを動画データ供給部MPに供給する。動画データ供給部MPは、前記動画制御データに応じた動画データ及び楽譜テロップデータを、画像表示部GDに供給する。
上記のように構成した楽譜表示システム1によれば、ユーザは、所望の動画データを選択して再生するだけで、その動画の音楽に対応する楽譜を表示させることができる。すなわち、ユーザが動画の音楽に対応する楽譜を検索する手間を省略できる。また、動画の進行に同期して、表示される楽譜の小節範囲を変更させることができる。言い換えれば、動画の現在の再生位置に対応する小節範囲のみを表示できる。したがって、ユーザが楽譜を視認し易いだけでなく、ユーザが動画の進行に合わせて楽譜の表示範囲を切り替える必要が無い。よって、例えば、ユーザが楽器演奏を練習する際に本システムを利用すれば、楽譜のページをめくる必要が無いので、練習に集中できる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、動画データ供給部MPが楽譜データ及びアライメントデータADに基づいて、楽譜テロップデータを生成し、画像表示部GDに供給している。しかし、楽譜データ供給部SPが楽譜テロップデータを生成して、動画データ供給部MP又は画像表示部GDに供給してもよい、
また、上記実施形態においては、対応情報生成部IGが楽譜サーバ20内に設けられているが、図5に示すように、対応情報生成部IGが動画サーバ10内に設けられていても良い。この場合、新たな動画データがアップロードされるごとに、対応情報生成部IGは、楽譜データを楽譜サーバ20から取得して、前記取得した楽譜データを用いて前記新たな動画データに対応する対応情報MSIを生成して、記憶装置14に記憶する。そして、動画を再生する際には、画像データ供給部GPは、再生する動画データに対応する楽譜データを楽譜データ供給部SPから取得するとともに、前記取得した楽譜データ及び記憶装置14内の対応情報MSIを用いて楽譜テロップデータを生成する。
なお、図5に示す例において、動画を再生する際、動画データ供給部GPは、再生する動画データに対応する楽譜データ及びアライメントデータADを画像表示装置30に供給しても良い。この場合、画像表示装置30内にて楽譜テロップデータを生成して表示すればよい。
また、図6に示すように、対応情報生成部IGが画像表示装置30内に設けられていてもよい。この場合、新たな動画がアップロードされた時点では対応情報MSIは生成されず、画像表示装置30において動画を再生する際に、その画像表示装置30内の対応情報生成部IGによって対応情報MSIが生成される。すなわち、対応情報生成部IGは、ユーザによって再生する動画データが選択されると、画像表示部GDが動画を表示し始める前に前記選択された動画データを動画データ供給部MPから取得し、対応情報MSIを生成する。画像表示部GDは、前記選択された動画データを、動画データ供給部MPから取得するとともに、対応情報MSIを参照して、前記選択された動画データに対応する楽譜データを特定し、前記特定した楽譜データを、楽譜サーバから取得する。また、画像表示部GDは、アライメントデータADを参照して、動画データの現在の再生位置に対応する楽譜の一部分(小節範囲)を表す楽譜テロップデータを生成する。そして、画像表示部GDは、前記取得した動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記生成した楽譜テロップデータに基づいて楽譜の一部分を表示する。なお、対応情報生成部IGが対応情報MSIを完全に生成してから、画像表示部GDが動画及び楽譜の表示を開始しても良いが、動画の再生開始を指示してから実際に動画及び楽譜の表示が開始されるまでに長い時間がかかる虞がある。そこで、楽譜データ検索部によって楽譜データが特定され、アライメントデータADの先頭部分がある程度生成された時点(例えば、16小節分のアライメントデータADが生成された時点)で動画の再生を開始しても良い。その後、動画の再生とアライメントデータADの生成とを、並行して実行してもよい。また、アライメントデータ生成部AGが、音楽の先頭部分のアライメントデータのみを生成するように構成しても良い。この場合、画像表示部GDが前記先頭部分のアライメントデータを用いて、その音楽のテンポを計算し、前記計算したテンポに基づいて、動画の現在の再生位置に対応する楽譜の表示範囲を決定しても良い。この手法は、テンポの変化が少ない音楽に好適である。
また、この場合、図7に示すように、あるユーザの画像表示装置30内の対応情報生成部IGによって生成された対応情報MSIを他のユーザが利用可能なように、対応情報MSIを記憶する対応情報記憶部IMを有する中間サーバ40を設けても良い。中間サーバ40の構成も、周知のコンピュータ装置の構成と同様である。
また、図8に示すように、中間サーバ40内に対応情報生成部IGを設けても良い。この場合、画像表示装置30の画像表示部GDは、取得した動画データからオーディオデータを抽出し、前記オーディオデータの各区間の特徴を表す特徴データ(例えば、スペクトログラム)を逐次生成して、対応情報生成部IGに供給しても良い。対応情報生成部IGは、前記特徴データを画像表示部GDから取得するとともに、楽譜データを楽譜データ供給部SPから取得して、前記取得したデータを用いて対応情報MSIを生成する。対応情報生成部IGは、アライメントデータAD及び楽譜データを画像表示部GDに供給する。画像表示部GDは、図6に示す例と同様に、楽譜テロップデータを生成して、動画及び楽譜を表示する。
また、図1及び図5に示す例において、新たな動画データがアップロードされた時点で、その動画に関する対応情報MSIが生成されるが、対応情報MSIの生成タイミングは上記の例に限られない。例えば、定期的に対応情報MSIの生成を開始してもよい。すなわち、動画をアップロード可能なアップロード期間と、対応情報MSIを生成する対応情報生成期間とを交互に設け、アップロード期間内にアップロードされた動画に関する対応情報MSIを、前記アップロード期間の次の対応情報生成期間内に生成してもよい。また、例えば、動画サーバの負荷が比較的小さいとき、対応情報MSIの生成しても良い。
また、楽譜を表示することが指示されたとき、最初、楽譜のタイトル又は曲中の所定の部分のみ(最初の数小節、サビの部分等)が表示され、購入手続きを完了すると全ての楽譜が表示されるように構成してもよい。
また、上記の楽譜表示システム1におけるアライメントデータ生成部AGを省略して、楽譜表示装置30は、検索された楽譜データのタイトル、サムネイル画像、楽譜データの所在(URL)などを表示してもよい。
また、ユーザが、楽譜データに関する感想、意見などを楽譜サーバ20、中間サーバ40などにアップロード可能としてもよい。
また、上記実施形態においては、表示器33の動画が表示される領域の下方に楽譜が表示される領域が設けられている(図4参照)が、動画の表示領域及び楽譜の表示領域の配置位置は上記実施形態に限られない。例えば、動画の作者の了承が得られている場合には、楽譜を動画に重ねて表示しても良い。
1・・・楽譜表示システム、10・・・動画サーバ、20・・・楽譜サーバ、30・・・画像表示装置、40・・・中間サーバ、AD・・・アライメントデータ、AG・・・アライメントデータ生成部、GD・・・画像表示部、IDM・・・識別情報、IDS・・・識別情報、IG・・・対応情報生成部、IM・・・対応情報記憶部、MP・・・動画データ供給部、MR・・・動画データ取得部、MSI・・・対応情報、SF・・・楽譜データ検索部、SP・・・楽譜データ供給部
Claims (11)
- 音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給手段と、
楽譜を表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給手段と、
前記複数の動画データのうちの1つの動画データ及び前記複数の楽譜データを取得して、前記複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段と、
前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記表示する動画の音楽に対応する楽譜データであって、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択された楽譜データに関する情報を表示する画像表示手段と、
を備えた、楽譜表示システム。 - 請求項1に記載の楽譜表示システムにおいて、
前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータを生成するアライメントデータ生成手段をさらに備え、
前記画像表示手段は、前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記アライメントデータに基づいて、前記表示する動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表示する、楽譜表示システム。 - 楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給装置であって、
音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給装置から動画データを取得するとともに、前記複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段と、
前記動画データ供給装置から画像表示装置に供給される動画データに対応する楽譜データを、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択し、前記選択した楽譜データに関する情報を前記動画データ供給装置又は前記画像表示装置に供給する楽譜データ供給手段と、
を備えた楽譜データ供給装置。 - 請求項3に記載の楽譜データ供給装置において、
前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータを生成するアライメントデータ生成手段をさらに備え、
前記楽譜データ供給手段は、前記選択した楽譜データ及び前記選択した楽譜データに関するアライメントデータを、前記動画データ供給装置又は前記画像表示装置に供給する、楽譜データ供給装置。 - 請求項3に記載の楽譜データ供給装置において、
前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータを生成するアライメントデータ生成手段をさらに備え、
前記楽譜データ供給手段は、アライメントデータに基づいて、前記画像表示装置にて表示される動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表す楽譜テロップデータを前記動画データ供給装置又は前記画像表示装置に供給する、楽譜データ供給装置。 - 音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給手段を有する動画データ供給装置であって、
楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給装置から複数の楽譜データを取得するとともに、前記複数の動画データのうちの1つの動画データを選択して、前記取得した複数の楽譜データのうち、前記選択した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段を備え、
前記動画データ供給手段は、動画データを画像表示装置に供給するとともに、前記画像表示装置に供給される動画データに対応する楽譜データを、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択し、前記選択した楽譜データに関する情報を前記画像表示装置に供給する動画データ供給装置。 - 請求項6に記載の動画データ供給装置において、
前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータを生成するアライメントデータ生成手段をさらに備え、
前記動画データ供給手段は、前記選択した楽譜データ及び前記選択した楽譜データに関するアライメントデータを、前記動画データ供給装置に供給する、動画データ供給装置。 - 請求項6に記載の動画データ供給装置において、
前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータを生成するアライメントデータ生成手段をさらに備え、
前記動画データ供給手段は、前記アライメントデータに基づいて、前記画像表示装置にて表示される動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表す楽譜テロップデータを前記画像表示装置に供給する、動画データ供給装置。 - 画像表示装置であって、
音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給装置から動画データを取得するとともに、楽譜をそれぞれ表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給装置から複数の楽譜データを取得して、前記取得した複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段と、
前記取得した動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記表示する動画の音楽に対応する楽譜データを、前記検索結果を用いて選択し、前記選択した楽譜データに関する情報を表示する画像表示手段と、
を備えた画像表示装置。 - 請求項9に記載の画像表示装置において、
前記動画の各再生位置と前記動画の音楽に対応する楽譜の各部分との対応関係を表すアライメントデータを生成するアライメントデータ生成手段をさらに備え、
前記画像表示手段は、前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記アライメントデータに基づいて、前記表示する動画に対応する楽譜の一部分であって、前記動画の現在の再生位置に対応する部分を表示する、画像表示装置。 - コンピュータを、
音楽を含む動画をそれぞれ表す複数の動画データを記憶していて、選択された動画データを供給する動画データ供給手段と、
楽譜を表す複数の楽譜データを記憶していて、選択された楽譜データを供給する楽譜データ供給手段と、
前記複数の動画データのうちの1つの動画データ及び前記複数の楽譜データを取得して、前記複数の楽譜データのうち、前記取得した動画データが表す動画の音楽に対応する楽譜データを検索する楽譜データ検索手段と、
前記動画データに基づいて動画を表示するとともに、前記表示する動画の音楽に対応する楽譜データであって、前記楽譜データ検索手段の検索結果を用いて選択された楽譜データに関する情報を表示する画像表示手段と、
を備えた、楽譜表示システムとして機能させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015238229A JP2017108198A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 楽譜表示システム、動画データ供給装置、楽譜データ供給装置、及び画像表示装置、並びに楽譜表示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015238229A JP2017108198A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 楽譜表示システム、動画データ供給装置、楽譜データ供給装置、及び画像表示装置、並びに楽譜表示プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017108198A true JP2017108198A (ja) | 2017-06-15 |
Family
ID=59060058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015238229A Pending JP2017108198A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 楽譜表示システム、動画データ供給装置、楽譜データ供給装置、及び画像表示装置、並びに楽譜表示プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017108198A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019113727A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 株式会社デザインMプラス | 楽譜提供方法およびプログラム |
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2015
- 2015-12-07 JP JP2015238229A patent/JP2017108198A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019113727A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 株式会社デザインMプラス | 楽譜提供方法およびプログラム |
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