JP2010178772A - 運動支援システム、出力端末、サーバ、運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム - Google Patents

運動支援システム、出力端末、サーバ、運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、運動を実行する実行速度が異なる場合であっても、出力される運動映像の出力時間に適した時間の補助音声情報を自動で決定する運動支援装置を提供することである。
【解決手段】
運動情報「マーチ」の運動が1回実行されるために必要な時間は、図11に示す「6」秒である。そのため、図9に示す「マーチ」の補助音声情報の中から、「6」秒以下の補助音声が決定される。第1の実施例では、「6秒」以下の補助音声であり、且つ、「6秒」と、補助音声情報の秒数との差が最も小さい補助音声が決定される。

【選択図】図26

Description

本発明は、運動映像の映像出力時間に適した音声出力時間の補助音声情報を自動で決定する運動支援システム、出力端末、サーバ、運動支援装置及び運動支援方法に関する。
特開平8−44858には、画像データと、補助音声情報としてナレーションとの出力開始時間が記載されたテーブルを作成する技術が開示されている。詳細には、画像キャストと音キャストから構成されるテーブルが作成される。画像キャストは、画像データを識別するための画像識別情報と画像データの表示開始時間とを含む。音キャストは、ナレーションを識別するためのナレーション識別情報とナレーションの出力開始時間とを含む。作成されたテーブルに基づいて、画像識別情報に対応する画像データが表示開始時間になると出力される。また、ナレーション識別情報に対応するナレーションが出力開始時間になると出力される。
特開平8−44858号公報
運動映像をディスプレイに表示することで運動支援を行う運動支援装置に、特許文献1の技術を適用した場合、同じ種類の運動を実行する場合であっても、実行速度が異なる場合がある。同じ種類の運動であっても実行速度が異なる場合、その運動映像の出力が終了する終了時間が異なる。そのため、運動映像に合わせて、運動映像を補助する音声情報が出力される場合、補助音声情報の出力が全て終了する前に運動映像の出力が終わってしまことがある。運動映像を音声で補助する補助音声情報の効果を、運動支援装置のユーザは得ることができない恐れがある課題を発明者は見出した。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、運動を実行する実行速度が異なる場合であっても、出力される運動映像の出力時間に適した時間の補助音声情報を自動で決定する運動支援装置を提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、運動の内容を表す運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部と、前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定部と、前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部と、前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生部と、前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定部と、前記補助音声情報記憶部により記憶された複数の補助音声情報の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声を決定する補助音声決定部と、前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生部と、を備えることを特徴とする運動支援システムである。
請求項2に記載の発明によれば、前記運動映像情報記憶部は、運動の内容を表す運動映像情報を多数記憶し、前記運動映像情報記憶部により記憶された多数の運動映像情報から、所望の運動映像情報を選択する運動映像情報選択部を備え、前記補助音声情報記憶部は、前記多数の運動映像情報それぞれに対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶し、前記実行速度設定部は、前記選択された運動映像情報が表す運動内容を実行する実行速度を設定し、前記映像出力指令発生部は、前記選択された運動映像情報を前記設定された実行速度に基づいて前記映像出力指令を発生し、前記映像出力時間決定部は、前記実行速度に基づいて出力される前記選択された運動映像情報の映像出力時間を決定し、前記補助音声情報決定部は、前記選択された運動映像情報に対応する前記補助音声情報記憶部に記憶された複数の補助音声情報の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間より短い音声出力時間の補助音声情報を決定し、前記映像出力指令により、前記選択された運動映像情報が出力されるとき、前記音声出力指令発生部は、前記出力される運動映像情報に対応する前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する前記音声出力指令を発生することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、前記補助音声情報決定部は、前記補助音声記憶部に記憶された複数の補助音声情報の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下であり、且つ、前記決定された映像出力時間と前記複数の補助音声情報の音声出力時間との差が最も小さい補助音声を決定することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、前記運動映像情報が前記映像出力指令により出力されるとき、前記音声出力指令により前記補助音声情報を出力する出力タイミングを設定するタイミング設定部と、前記出力タイミングから前記運動映像情報の出力が終了されるまでの経過時間を決定する経過時間決定部とを備え、前記補助音声情報決定部は、前記補助音声記憶部に記憶された複数の補助音声の中から、前記経過時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、ユーザの個人情報を取得する個人情報取得部と、前記個人情報と前記映像出力指令により出力される運動映像情報とに基づいて、前記実行速度設定部は、前記出力される運動映像情報の実行速度を設定することを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、前記補助音声情報決定部は、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間が、前記補助音声情報記憶部に記憶された補助音声の音声出力時間より長いか否かを判定する時間判定部を備え、前記時間判定部により、前記映像出力時間より前記音声出力時間の方が長いと判定された場合、前記補助音声情報決定部は、前記音声出力指令により補助音声情報を出力させず、前記映像出力指令により前記補助音声情報を文字により出力させること決定することを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、前記運動支援システムは、前記運動映像情報記憶部と、前記補助音声情報記憶部と、前記補助音声情報決定部とを備えたサーバと、少なくとも、前記実行速度設定部を備えた出力端末と、から構成され、前記サーバは、前記実行速度設定部により設定された実行速度を受信する実行速度受信部と、を備え、前記出力端末は、前記サーバに備えられた前記運動映像情報記憶部から前記運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を、前記サーバに備えられた前記補助音声情報記憶部から取得する補助音声情報取得部と、前記実行速度設定部により設定された実行速度を前記サーバへ送信する実行速度送信部と、前記映像出力指令に基づいて運動映像情報を出力する運動映像情報出力部と、前記音声出力指令に基づいて補助音声情報を出力する補助音声情報出力部と、を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の出力端末である。
請求項9に記載の発明によれば、請求項7に記載のサーバである。
請求項10に記載の発明によれば、運動の内容を表す運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定部と、前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を取得する補助音声情報取得部と、前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生部と、前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定部と、前記補助音声情報取得部により取得された複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定部と、前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生部と、を備えることを特徴とする運動支援装置である。
請求項11に記載の発明によれば、運動の内容を表す運動映像情報を取得する運動映像情報取得ステップと、前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定ステップと、前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を取得する補助音声情報取得ステップと、前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、前記補助音声情報取得ステップにより取得された複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定ステップにより決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生ステップと、を備えることを特徴とする運動支援方法である。
請求項12に記載の発明によれば、運動の内容を表す運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部が記憶した前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を受信する実行速度受信ステップと、前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部に記憶される複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、前記映像出力指令発生ステップにより前記映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する指令を発生する音声出力指令発生ステップと、を備えることを特徴とする運動支援方法である。
請求項13に記載の発明によれば運動の内容を表す運動映像情報を取得する運動映像情報取得ステップと、前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定ステップと、前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を取得する補助音声情報取得ステップと、前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、前記補助音声情報取得ステップにより取得された複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定ステップにより決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生ステップと、をコンピュータに実現させるための運動支援プログラムである。
請求項14に記載の発明によれば、運動の内容を表す運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部が記憶した前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を受信する実行速度受信ステップと、前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部に記憶される複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、前記映像出力指令発生ステップにより前記映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する指令を発生する音声出力指令発生ステップと、をコンピュータに実現させるための運動支援プログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、補助音声情報決定部は、補助音声情報記憶部により記憶された複数の補助音声情報の中から、映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声を決定する。この結果、運動を実行する実行速度が異なる値に設定された場合であっても、運動映像の出力が終了する前に、出力される補助音声情報の内容を全て聞くことができる。そのため、運動支援システムのユーザは補助音声情報による運動支援の効果を確実に受けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、運動映像情報選択部は、運動映像情報記憶部により記憶された多数の運動映像情報から、所望の運動映像情報を選択する。補助音声情報決定部は、選択された運動映像情報に対応する補助音声情報記憶部に記憶された複数の補助音声情報の中から、映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する。この結果、選択された複数の運動それぞれに対して、適切な時間の長さの補助音声情報が決定される。そのため、複数の運動が組み合わされた1つの運動コンテンツが生成された場合であっても、運動コンテンツを生成する各運動に対して、補助音声情報による運動支援の効果をユーザは確実に受けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、補助音声情報決定部は、補助音声記憶部に記憶された複数の補助音声情報の中から、映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下であり、且つ、決定された映像出力時間と複数の補助音声情報の音声出力時間との差が最も小さい補助音声を決定する。一般的に、補助音声の音声出力時間が長いと、詳細な音声補助を行うことが可能である。この結果、映像出力時間の長さに最も適した出力時間の長さの補助音声により、運動支援システムのユーザは補助音声の効果を受けることができる。
請求項4に記載の発明によれば、タイミング設定部は、運動映像情報が映像出力指令により出力されるとき、音声出力指令により補助音声情報を出力する出力タイミングを設定する。経過時間決定部は、出力タイミングから運動映像情報の出力が終了されるまでの経過時間を決定する。補助音声情報決定部は、補助音声記憶部に記憶された複数の補助音声の中から、経過時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する。この結果、所定の補助音声情報を開始する開始時間を設定するだけで、運動映像情報の終了時間に対応した補助音声情報を自動で決定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、個人情報取得部は、ユーザの個人情報を取得する。個人情報取得部により取得された個人情報と映像出力指令により出力される運動映像情報とに基づいて、実行速度設定部は、実行速度を設定する。この結果、実行速度によって運動の効果が異なる場合であっても、個人情報に基づいて各ユーザに適した実行速度で運動を実行しながら、補助音声情報による運動支援の効果を確実に受けることができる。
請求項6に記載の発明によれば、補助音声情報決定部は、映像出力時間決定部により決定された映像出力時間が、補助音声情報記憶部に記憶された補助音声の音声出力時間より長いか否かを判定する時間判定部を備える。時間判定部により、映像出力時間より音声出力時間の方が長いと判定された場合、補助音声情報決定部は、補助音声情報出力部により補助音声情報を出力させず、運動映像情報出力部により補助音声情報を文字により出力させること決定する。この結果、映像出力時間に対応する音声出力時間の補助音声情報がない場合であっても、表示される文字によりユーザは運動支援の効果を受けることができる。
請求項7に記載の発明によれば、運動支援システムは、運動映像情報記憶部と、補助音声情報記憶部と、補助音声情報決定部と、映像出力指令発生部と、前記音声出力指令発生部と、を備えたサーバと、少なくとも、前記実行速度設定部を備えた出力端末と、から構成される。サーバは、実行速度設定部により設定された実行速度を受信する実行速度受信部と、を備える。出力端末は、サーバに備えられた運動映像情報記憶部から運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を、サーバに備えられた補助音声情報記憶部から取得する補助音声情報取得部と、実行速度設定部により設定された実行速度をサーバへ送信する実行速度送信部と、映像出力指令に基づいて運動映像情報を出力する運動映像情報出力部と、音声出力指令に基づいて補助音声情報を出力する補助音声情報出力部と、を備える。この結果、サーバに備えられたメモリが運動映像情報と補助音声情報を保持するため、出力端末は、メモリ容量の大きい高性能なメモリを備える必要がない。そのため、汎用的なメモリを用いて安価な構成で、出力端末を構成することができる。また、出力端末は、出力端末装置により出力する補助音声情報のみをサーバから取得すれば良いため、通信するデータ量も少なく、短時間で補助音声情報をサーバから取得することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の出力端末である。この結果、サーバに備えられたメモリが運動映像情報と補助音声情報を保持するため、出力端末は、メモリ容量の大きい高性能なメモリを備える必要がない。そのため、汎用的なメモリを用いて安価な構成で、出力端末を構成することができる。また、出力端末は、出力端末装置により出力する補助音声情報のみをサーバから取得すれば良いため、通信するデータ量も少なく、短時間で補助音声情報をサーバから取得することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項7に記載のサーバである。
請求項10に記載の発明によれば、補助音声情報決定部は、補助音声情報取得部により取得された複数の補助音声情報の中から、映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声を決定する。この結果、運動を実行する実行速度が異なる値に設定された場合であっても、運動映像の出力が終了する前に、出力される補助音声情報の内容を全て聞くことができる。そのため、運動支援装置のユーザは補助音声情報による運動支援の効果を確実に受けることができる。
請求項11及び請求項13に記載の発明によれば、補助音声情報決定ステップは、補助音声情報取得ステップにより取得された複数の補助音声情報の中から、映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声を決定する。この結果、運動を実行する実行速度が異なる値に設定された場合であっても、運動映像の出力が終了する前に、出力される補助音声情報の内容を全て聞くことができる。そのため、補助音声情報による運動支援の効果を確実に受けることができる。
請求項12及び請求項14に記載の発明によれば、補助音声決定ステップは、運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部に記憶される複数の補助音声の中から、映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する。この結果、運動を実行する実行速度が異なる値に設定された場合であっても、運動映像の出力が終了する前に、出力される補助音声情報の内容を全て聞くことができる。そのため、補助音声情報による運動支援の効果を確実に受けることができる。
第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100の構成図である。 第1の実施形態における出力端末1の外観図である。 第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における運動サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における運動情報記憶領域121に運動情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における運動映像情報記憶領域122に運動映像情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における映像情報50がディスプレイ4に表示される表示状態を示す概念図である。 第1の実施形態における人の所定の1動作を表示するために図5(b)の各身体部位を表しているP1〜P17の座標位置を示す説明図である。 第1の実施形態における運動映像情報記憶領域73に記憶される映像情報がディスプレイ4に表示される表示状態を示す概念図である。 第1の実施形態における補助音声情報が補助音声情報記憶領域125に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態におけるテロップとして表示される画像情報が補助文字情報記憶領域126に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における各運動情報の実行時間が実行時間一時記憶領域132に一時記憶される概念図である。 第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における楽曲サーバ20の電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における楽曲情報が楽曲情報記憶領域221に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における楽曲演奏情報が楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における出力端末1の電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における第1運動リスト情報が、第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における第2運動リスト情報が、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における補助音声情報が補助音声情報一時記憶領域87に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。 第1の実施形態における画像情報が補助文字情報一時記憶領域88に一時記憶された概念図である。 第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100を構成する出力端末1における動作の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における第1運動リスト情報生成処理プログラムに従う出力端末1の第1運動リスト情報生成処理を実行するフローチャートである。 第1の実施形態におけるユーザにより所望の運動情報を選択するときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。 第1の実施形態におけるユーザにより所望の繰り返し回数が設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。 第1の実施形態におけるユーザにより所望の運動テンポが設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。 第1の実施形態における運動コンテンツ生成システムを構成する運動サーバ10における動作の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における運動サーバ10における補助音声情報決定処理動作の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における運動コンテンツ生成システムを構成する楽曲サーバ20における動作の処理手順を示すフローチャートである。 変形例9における個人情報の一例である。 変形例9における体力レベルテーブルの一例である。 変形例9における運動情報と対応付けてHDDに記憶される運動強度の一例である。 変形例9における個人情報に基づいて決定された体力レベルに対応する基準テンポ値の一例である。 変形例10におけるユーザによりタイミングが手動で設定される説明図である。
[第1の実施形態]
以下、運動コンテンツを自動で生成する運動コンテンツ生成システムに本発明を適用した第1の実施形態について図面を参照して説明する。第1の実施形態の運動コンテンツ生成システムは、多数の運動の種類を表す運動情報と、その運動を実行する実行速度とから、運動コンテンツを生成する。
<第1の実施形態の運動コンテンツ生成システムの構成>
図1は、本発明を適用した第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100の構成図である。運動コンテンツ生成システム100は、出力端末1と運動サーバ10と楽曲サーバ20とから構成される。出力端末1と運動サーバ10と楽曲サーバ20とは、インターネットを介して接続される。
<第1の実施形態の出力端末1の外観的構成>
図2は、本発明を適用した第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100の出力端末1の外観図である。出力端末1は、スピーカ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、情報入力部5とを備える。ディスプレイ4は、映像情報に基づいて映像を表示する。図2は、ディスプレイ4が運動映像160を表示する例である。運動映像160がディスプレイ4により表示されるときに、運動映像160と共に出力される楽曲が、スピーカ2とスピーカ3とにより出力される。情報入力部5を用いて、ユーザは、運動を選択するたの情報と楽曲を選択するための情報とを入力する。例えば、情報入力部5は、キーボードやマウスである。ユーザ150は、運動映像160が示す動作に従って運動を行う。第1の実施形態のスピーカ2及びスピーカ3は、本発明の補助音声情報出力部の一例である。第1の実施形態のディスプレイ4は、本発明の運動映像情報出力部の一例である。
<第1の実施形態の運動サーバ10の電気的構成>
図3は、第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における運動サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。図3に示すように、第1の実施形態の運動サーバ10には、運動サーバ10を制御するCPU11が備えられている。CPU11には、HDD12とRAM13とネットワーク接続部14とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU11と、HDD12、RAM13などの記憶手段とは、運動サーバ10のコンピュータを構成している。そのコンピュータは、運動サーバ10の動作を制御処理する。
ネットワーク接続部14は、インターネットを介して出力端末1と情報を通信する。
運動サーバ10に備えられるHDD12は、運動情報記憶領域121と運動映像情報記憶領域122と運動サーバ動作プログラム情報記憶領域123と補助音声情報決定プログラム情報記憶領域124と補助音声情報記憶領域125と補助文字情報記憶領域126とを備える。
運動情報記憶領域121は、運動情報を多数記憶する。運動情報は、運動の種類及び内容を表す情報である。図4は、運動情報が運動情報記憶領域121に記憶される記憶状態を示す概念図である。各運動の内容を表す「アームカール」、「スクワット」等が、運動情報として、運動情報記憶領域121に記憶される。運動情報と対応付けられて拍数が、運動情報記憶領域121に記憶される。運動情報記憶領域121に記憶される拍数は、その拍数と対応付けられた運動情報が実行されるために必要な拍数である。例えば、運動情報「アームカール」が示す運動を1回実行するために必要な拍数は、「8」である。1拍辺りに経過する時間として、各運動情報の運動テンポが変更される。運動テンポが変更されることで、1回の運動に必要な実行時間が変更される。運動の実行時間を変更する方法の詳細は、後述する。運動情報記憶領域121に記憶される運動情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、新しい運動コンテンツを選択及び生成することができる。
運動映像情報記憶領域122は、運動映像情報を記憶する。運動映像情報は、運動情報に対応する映像情報である。運動映像情報は、運動の内容を表す運動映像情報である。図5は、運動映像情報が運動映像情報記憶領域122に記憶される記憶状態を示す概念図である。図5に示すように、運動情報「アームカール」に対応する運動映像情報として、「アームカール映像」が運動映像情報記憶領域122に記憶される。同様に、運動情報「マーチ」に対応する運動映像情報として、「マーチ映像」が運動映像情報記憶領域122に記憶される。図6は、運動情報に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122から読み出されてディスプレイ4に表示される概念図である。図6(a)は、ディスプレイ4の表示画面中におけるX軸、Y軸、Z軸を定義して、CGにより人の形を表した映像情報50をディスプレイ4に表示する概念図である。また、図6(b)は、図6(a)に示す映像情報50が表す人の各身体部位の座標位置を示す概念図である。図6(b)に示す各身体部位の座標位置に基づいて、図6(a)の映像情報は生成される。図6(b)のP1〜P17は、人の各身体部位を表している。図7は、人の所定の1動作を表示するために図6(b)の各身体部位を表しているP1〜P17の座標位置を示す説明図である。図7に示す人の各身体部位を表すP1〜P17についてのX軸、Y軸、Z軸における座標位置を表す映像が静止画像を示す。図7に示す座標位置を表す映像の静止画像が、複数連続してディスプレイ4に表示されることで、所定の運動を行う人の映像がディスプレイ4に表示される。図8は、運動情報記憶領域121に記憶されている図4の運動情報「マーチ」に対応する映像情報が、ディスプレイ4により表示される表示状態を示す概念図である。図8中の「1」〜「8」の番号は、ディスプレイ4に表示される静止画像の順序を表している。図8中の「1」〜「8」に対応する静止画像がディスプレイ4により連続して表示されることで、映像として運動情報「マーチ」が1回実行される。図8に示す所定の運動情報を表す静止画像群が、運動映像情報記憶領域122に記憶される。図8中の静止画像に割り当てられた「1」〜「8」は、図4に示す運動情報の拍数に対応する。運動情報の拍数「8」に対応する図8中の静止画像「1」〜「8」が順にディスプレイ4により出力されることで、マーチ1回の運動映像が出力される。運動情報「マーチ」が実行される回数分の運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122から読み出され、ディスプレイ4に表示される。図8中の静止画像「1」〜「8」が出力される出力間隔が運動テンポに基づいて変更されることで、複数の運動テンポに応じた運動映像を提供することができる。運動映像情報記憶領域122に記憶される運動映像情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、新しい運動コンテンツを選択及び生成することができる。第1の実施形態における運動映像情報記憶領域122は、本発明の運動映像情報記憶部の一例である。
運動サーバ動作プログラム情報記憶領域123は、運動サーバ動作プログラム情報を記憶する。運動サーバ動作プログラム情報は、運動サーバ10を制御するためのプログラムである。運動サーバ10は、ネットワーク接続部14を介して出力端末1から第1運動リスト情報を取得する。運動サーバプログラム情報により運動サーバ10は、取得された第1運動リスト情報に従って、第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報を、出力端末1へ送信する。第1運動リスト情報の詳細な説明は後述する。
補助音声情報決定プログラム情報記憶領域124は、補助音声情報決定プログラムを記憶する。補助音声情報決定プログラムは、補助音声情報記憶領域125が記憶する複数の補助音声の中から、補助音声情報を決定する。補助音声情報決定プログラムの詳細な説明は後述する。
補助音声情報記憶領域125は、補助音声情報を記憶する。補助音声情報は、出力端末1により出力される運動映像情報を、音声により補助するための情報である。運動サーバ10は、ネットワーク接続部14を介して出力端末1から第1運動リスト情報を取得する。取得された第1運動リスト情報に従って運動サーバ10は、第1運動リスト情報を構成する運動映像情報に対応する補助音声情報を、出力端末1へ送信する。運動サーバ10が補助音声情報を送信する詳細な説明は後述する。図9は、補助音声情報が補助音声情報記憶領域125に記憶される記憶状態を示す概念図である。図9は、運動情報「マーチ」に対応する補助音声情報が記憶される記憶状態を示す。運動情報「マーチ」に対応する補助音声種類として、最初補助音声と繰り返し補助音声と最後補助音声とが記憶される。出力端末1は、各運動情報について繰り返し回数を設定することが可能である。繰り返し回数が2回以上の複数回ある場合は、繰り返し回数1回目の運動に対して、最初補助音声が対応付けられる。同様に、繰り返し回数が最後の回数の運動に対しては、最後補助音声が対応付けられる。それ以外の運動に対しては、繰り返し補助音声が対応付けられる。繰り返し回数が2回の場合、最初補助音声情報と最後音声情報とが対応付けられず、繰り返し補助音声のみが対応付けられても良い。図9に示すように、補助音声情報記憶領域125は、各補助音声種類について、複数の異なる出力時間の補助音声情報を記憶する。複数の補助音声情報として、ファイル名が「f_march_A.wav」と「f_march_B.wav」と「f_march_C.wav」と「f_march_D.wav」とのファイルが、最初補助音声と対応付けられて補助音声情報記憶領域125に記憶される。「f_march_A.wav」と「f_march_B.wav」と「f_march_C.wav」と「f_march_D.wav」との各ファイルごとに、図9に示す音声情報が対応付けられて記憶される。例えば、ファイル名「f_march_A.wav」は、補助音声情報「右脚から元気良く!」である。各補助音声情報は、その補助音声情報の出力時間と対応付けられて補助音声情報記憶領域125に記憶される。出力時間は、補助音声情報がスピーカ2及びスピーカ3により出力される秒数を示す。図9の出力時間は、スピーカ2及びスピーカ3により出力される無音を含む音声情報の出力時間でも良い。また、図9の出力時間は、スピーカ2及びスピーカ3により出力される無音を含まない補助音声情報の出力時間でも良い。また、wav形式以外のファイルでも良い。第1の実施形態における補助音声情報記憶領域125は、本発明の補助音声情報記憶部の一例である。
補助文字情報記憶領域126は、ディスプレイ4にテロップとして文字表示するための画像情報が記憶される。補助文字情報記憶領域126に記憶される画像情報は、補助音声情報が文字として記述された画像情報である。図10は、テロップとして表示される画像情報が補助文字情報記憶領域126に記憶される記憶状態を示す概念図である。図10示すように、運動情報「アームカール」に対応する文字として「肘の位置を一定に!」という画像情報が記憶される。
RAM13は、受信第1運動リスト情報一時記憶領域131と、実行時間一時記憶領域132と、決定補助音声情報一時記憶領域133と、決定補助文字情報一時記憶領域134とを含む。
受信第1運動リスト情報一時記憶領域131は、運動サーバ10により受信された第1運動リスト情報を記憶する。第1運動リスト情報は、運動情報から構成される。第1運動リスト情報を構成する運動情報は、ユーザ150により情報入力部5を用いて図4に示す多数の運動情報から選択される。運動サーバ10は、ネットワーク接続部14を介して、出力端末1から第1運動リスト情報を取得する。
実行時間一時記憶領域132は、補助音声情報決定プログラムにより決定された各運動情報の運動映像情報の実行時間を一時記憶する。図11は、各運動情報の実行時間が実行時間一時記憶領域132に一時記憶される概念図である。各運動情報と、その実行時間とが対応付けられて、実行時間一時記憶領域132に一時記憶される。
決定補助音声情報一時記憶領域133は、補助音声情報決定プログラムにより決定された運動情報の補助音声情報を一時記憶する。
決定補助文字情報一時記憶領域134は、補助音声情報決定プログラムにより決定された運動情報の補助文字情報として画像情報一時記憶する。
<第1の実施形態の楽曲サーバ20の電気的構成>
図12は、第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における楽曲サーバ20の電気的構成を示すブロック図である。図12に示すように、第1の実施形態の楽曲サーバ20には、楽曲サーバ20を制御するCPU21が備えられている。CPU21には、HDD22とRAM23とネットワーク接続部24とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU21と、HDD22、RAM23などの記憶手段とは、楽曲サーバ20のコンピュータを構成している。そのコンピュータは、楽曲サーバ20の動作を制御処理する。ネットワーク接続部24は、インターネットを介して出力端末1と情報を通信する。
楽曲サーバ20に備えられるHDD22は、楽曲情報記憶領域221と楽曲演奏情報記憶領域222と楽曲サーバ動作プログラム情報記憶領域223とを備える。
楽曲情報記憶領域221は、楽曲情報を多数記憶する。楽曲情報は、楽曲を表す情報である。図13は、楽曲情報が楽曲情報記憶領域221に記憶される記憶状態を示す概念図である。図13に示すように、各楽曲を表す「AA」、「BB」が、楽曲情報として、楽曲情報記憶領域221に記憶される。楽曲情報は、各楽曲を表す楽曲名であっても良い。また、楽曲情報は、各楽曲を表す識別コードであっても良い。楽曲情報記憶領域221に記憶される楽曲情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、運動情報と楽曲情報とを組み合わせて新しい運動コンテンツを生成することができる。
楽曲演奏情報記憶領域222は、楽曲演奏情報を多数記憶する。楽曲演奏情報は、楽曲演奏情報をスピーカ2及びスピーカ3から出力するための演奏情報である。楽曲演奏情報記憶領域222は、楽曲情報と楽曲演奏情報とを対応付けて記憶する。図14は、楽曲演奏情報が楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される記憶状態を示す概念図である。図14に示すように、楽曲情報「AA」に対応する楽曲演奏情報として「AA演奏.midi」が、楽曲演奏情報として、楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される。第1の実施形態では、楽曲演奏情報としてMIDIデータが楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される。楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される楽曲演奏情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、運動映像情報と楽曲演奏情報とを組み合わせて新しい運動コンテンツを生成することができる。第1の実施形態ではMIDIデータが記憶されているが、MIDIデータ以外の楽曲演奏情報が記憶されても良い。
楽曲サーバ動作プログラム情報記憶領域223は、楽曲サーバ動作プログラム情報を記憶する。楽曲サーバ動作プログラム情報は、楽曲サーバ20を制御するためのプログラムである。楽曲サーバ20は、出力端末1からネットワーク接続部24を介して第2運動リスト情報を取得する。楽曲サーバプログラム情報により楽曲サーバ20は、取得された第2運動リスト情報に従って、第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報を、出力端末1へ送信する。第2運動リスト情報の詳細な説明は後述する。
RAM23は、受信第2運動リスト情報一時記憶領域231を含む。受信第2運動リスト情報一時記憶領域231は、楽曲サーバ20により受信された第2運動リスト情報を記憶する。第2運動リスト情報は、運動情報と楽曲情報とから構成される。第2運動リスト情報を構成する運動情報は、ユーザ150により情報入力部5を用いて図4に示す多数の運動情報から選択される。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報は、ユーザ150により情報入力部5を用いて図13に示す多数の楽曲情報から所望の楽曲情報が選択される。第2運動リスト情報は、出力端末1から取得される。
<第1の実施形態の出力端末1の電気的構成>
図15は、第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における出力端末1の電気的構成を示すブロック図である。図15に示すように、第1の実施形態の出力端末1には、出力端末1を制御するCPU6が備えられている。CPU6には、スピーカ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、情報入力部5と、HDD7と、RAM8と、ネットワーク接続部9とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU6と、HDD7、RAM8などの記憶手段とは、出力端末1のコンピュータを構成している。そのコンピュータは、出力端末1の動作を制御処理する。ネットワーク接続部9は、インターネットを介して運動サーバ10及び楽曲サーバ20と情報を通信する。
HDD7は、プログラム情報記憶領域71を含む。プログラム情報記憶領域71は、端末動作プログラム情報記憶領域711と第1運動リスト情報生成プログラム情報記憶領域712とを含む。端末動作プログラム情報記憶領域711は、運動コンテンツ生成システム100における出力端末1を制御するためのプログラム情報を記憶する。第1運動リスト情報生成プログラム情報記憶領域712は、第1運動リスト情報を生成するためのプログラム情報を記憶する。
RAM8は、運動情報一時記憶領域81と運動映像情報一時記憶領域82と楽曲情報一時記憶領域83と楽曲演奏情報一時記憶領域84と第1運動リスト情報一時記憶領域85と第2運動リスト情報一時記憶領域86と補助音声情報一時記憶領域87と補助文字情報一時記憶領域88とを含む。
運動情報一時記憶領域81は、運動情報を一時記憶する。運動情報一時記憶領域81に記憶される運動情報は、ネットワーク接続部9を介して運動サーバ10の運動情報記憶領域121から取得される。
運動映像情報一時記憶領域82は、第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報を一時記憶する。第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122に記憶された情報の中から取得される。第1の実施形態の運動映像情報一時記憶領域82は、本発明の運動映像情報記憶部と、運動映像情報取得部との一例である。
楽曲情報一時記憶領域83は、楽曲情報を一時記憶する。楽曲情報一時記憶領域83に記憶される楽曲情報は、ネットワーク接続部9を介して楽曲サーバ20の楽曲情報記憶領域221から取得される。
楽曲演奏情報一時記憶領域84は、第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報を一時記憶する。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲サーバ20に備えられた楽曲演奏情報記憶領域222に記憶された情報の中から取得される。
第1運動リスト情報一時記憶領域85は、第1運動リスト情報を記憶する。図16は、第1運動リスト情報が、第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶される記憶状態を示す概念図である。図16は、第1運動リスト情報として「エクササイズA」が、第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶されている例である。図16に示すように、第1運動リスト情報は、運動ナンバーと、実行速度として運動テンポと、繰り返し回数と、運動情報とから構成される。第1運動リスト情報は、運動情報として「スクワット」と「マーチ」と「バックランジ」と「フロントランジ」とから構成される。第1運動リスト情報を構成する運動情報として、所望の個数の運動情報が、図4に示す運動情報の中からユーザにより選択される。運動ナンバーは、運動情報に対応する運動映像情報が出力端末1により出力される順番である。出力端末1は、運動ナンバーの値が小さい運動情報に対応する運動映像情報から順番に出力する。
第2運動リスト情報一時記憶領域86は、第2運動リスト情報を記憶する。図17は、第2運動リスト情報が、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶される記憶状態を示す概念図である。図17に示すように、第2運動リスト情報は、運動ナンバーと、実行速度として運動テンポと、繰り返し回数と、運動情報と、楽曲情報とから構成される。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報は、楽曲情報一時記憶領域83に記憶された楽曲情報の中からユーザにより選択される。図16に示す第1運動リスト情報の各運動情報について、ユーザにより所望の楽曲が、割り付けられることで、第2運動リスト情報は生成される。生成された第2運動リスト情報は、第2運動リスト情報一時記憶領域86に一時記憶される。
補助音声情報一時記憶領域87は、運動サーバ10から受信した補助音声情報を一時記憶する。図18は、補助音声情報が補助音声情報一時記憶領域87に一時記憶される記憶状態を示す概念図である。図18に示すように、第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応した補助音声情報が一時記憶される。図18の「null」は、運動情報「スクワット」に対応する補助音声情報が運動サーバ10の補助音声情報記憶領域125になかったことを表している。各運動情報の最初補助音声と繰り返し補助音声と最後補助音声と表す補助音声情報が、ファイルとして運動サーバ10から出力端末1へ送信される。送信された補助音声情報は、補助音声情報一時記憶領域87に一時記憶される。第1の実施形態の補助音声情報一時記憶領域87は、本発明の補助音声情報記憶部と補助音声情報取得部との一例である。
補助文字情報一時記憶領域88は、運動サーバ10から受信した補助文字情報として画像情報を一時記憶する。図19は、上述の画像情報が補助文字情報一時記憶領域88に一時記憶された概念図である。図19の「null」は、運動情報に対応する補助音声情報が、運動サーバ10の補助音声情報記憶領域125に存在したことを表している。図19に示す画像情報「脚の裏を地面に付けてしっかり膝を曲げて!」が、運動サーバ10から出力端末1へ送信される。送信された画像情報は、補助文字情報一時記憶領域88に一時記憶される。
<第1の実施形態の出力端末1の動作の説明>
以上説明した構成からなる第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、出力端末1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図20は、運動コンテンツ生成システム100を構成する出力端末1における動作の処理手順を示すフローチャートである。出力端末動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と出力端末1とが接続されたことにおり、CPU6が出力端末動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU6により処理される。
出力端末1では、最初にステップS101で本装置の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS101が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS101が繰り返される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
ステップS102では、出力端末1は、運動サーバ10へ運動情報取得指令を送信する。運動情報取得指令は、運動サーバ10に、運動情報記憶領域121に記憶された運動情報を出力端末1へ送信させる指令である。運動情報取得指令を受信した運動サーバ10は、運動情報記憶領域121に記憶された情報を出力端末1へ送信する。
ステップS103では、運動サーバ10から送信された運動情報が、出力端末1により取得されたかが判定される。取得されたと判定されるまで、ステップS103が繰り返し実行される。取得されたと判定された場合、ステップS104が実行される。
ステップS104では、ステップS103で取得された運動情報が、出力端末1に備えられた運動情報一時記憶領域81に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS104とは、本発明の運動映像情報取得部の一例である。第1の実施形態のステップS104は、本発明の運動映像情報取得ステップの一例である。
ステップS105では、第1運動リスト情報生成処理が実行される。ステップS105では、ステップS104で取得された運動情報に基づいて、第1運動リスト情報が生成される。生成された第1運動リスト情報は、第1運動リスト情報一時記憶領域85に一時記憶される。
ステップS106では、ステップS105で生成された第1運動リスト情報が、ネットワーク接続部9を介して出力端末1から運動サーバ10へ送信される。出力端末1に備えられた第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶された第1運動リスト情報が、運動サーバ10へ送信される。第1の実施形態のコンピュータとステップS106とは、本発明の実行速度送信部の一例である。
ステップS107では、ステップS106で送信された第1運動リスト情報を構成する運動映像情報と、運動映像情報に対応する補助音声情報とが、出力端末1により受信されたかが判定される。運動映像情報と補助音声情報とは、運動サーバ10から出力端末1へ送信される。受信されたと判定されるまで、ステップS107が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS108が実行される。第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶された第1運動リスト情報を構成する運動映像情報と、出力端末1により受信されて運動映像情報一時記憶領域82に記憶された運動映像情報とが比較される。比較した結果、運動映像情報一時記憶領域82に、第1運動リストを構成する運動映像情報が記憶されていない場合、運動映像情報は受信されていないと判定される。同様に、運動映像情報に対応する補助音声情報が、補助音声情報一時記憶領域87に記憶されているか否かを判定することで、補助音声情報が受信されたかが判定される。
ステップS108では、ステップS107で受信された運動映像情報が、出力端末1に備えられた運動映像情報一時記憶領域82に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS108とは、本発明の運動映像情報取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS104は、本発明の運動映像情報取得ステップの一例である。
ステップS109では、ステップS107で受信された補助音声情報が、補助音声情報一時記憶領域87に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS109とは、本発明の補助音声情報取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS109は、本発明の補助情報取得ステップの一例である。
ステップS110では、出力端末1は、楽曲サーバ20へ楽曲情報取得指令を送信する。楽曲情報取得指令は、楽曲サーバ20に、楽曲サーバ20に備えられた楽曲情報記憶領域221に記憶された楽曲情報を、出力端末1へ送信させる指令である。楽曲情報取得指令を受信した楽曲サーバ20は、楽曲サーバ20に備えられた楽曲情報記憶領域221に記憶された楽曲情報を、出力端末1へ送信する。
ステップS111では、楽曲サーバ20から送信された楽曲情報が、出力端末1により取得されたかが判定される。取得されたと判定されるまで、ステップS111が繰り返し実行される。取得されたと判定された場合、ステップS112が実行される。
ステップS112では、ステップS111で取得された楽曲情報が、楽曲情報一時記憶領域83に一時記憶される。
ステップS113では、第2運動リスト情報が生成される。第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶された第1運動リスト情報を構成する各運動情報に対して、ユーザにより所望の楽曲が選択される。ユーザは、楽曲情報一時記憶領域83に記憶される多数の楽曲情報の中から所望の楽曲情報を選択する。ユーザにより選択された楽曲情報が割り付けられる。図17に示すユーザにより楽曲情報が割り付けられた第2運動リスト情報は、第2運動リスト情報一時記憶領域86に一時記憶される。
ステップS114では、ステップS113で各運動情報について楽曲情報の割り付け設定が完了したか否かが判定される。設定が完了したと判定されなかった場合、ステップS113が再度実行される。設定が完了したと判定された場合、ステップS115が実行される。第1の実施形態では、後述する図22及び図23及び図24に示す設定完了情報90が、情報入力部5を用いてユーザにより指示されることで、設定が完了したと判定される。
ステップS115では、ステップS113で生成された第2運動リスト情報が、ネットワーク接続部9を介して、楽曲サーバ20へ送信される。楽曲サーバ20は、受信した第2運動リスト情報を、楽曲サーバ20の受信第2運動リスト情報一時記憶領域231に一時記憶する。
ステップS116では、ステップS115で送信された第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、出力端末1により受信されたかが判定される。ステップS116で受信される楽曲演奏情報は、楽曲サーバ20から出力端末1へ送信される。受信されたと判定されるまで、ステップS116が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS117が実行される。第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報を構成する楽曲演奏情報と、出力端末1により受信されて楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報とが比較される。比較した結果、楽曲演奏情報一時記憶領域84に、第2運動リスト情報を構成する楽曲演奏情報が記憶されていない場合、楽曲演奏情報は受信されていないと判定される。
ステップS117では、ステップS116で取得された楽曲演奏情報が、楽曲演奏情報一時記憶領域84に一時記憶される。
ステップS118では、運動映像情報一時記憶領域82に記憶された運動映像情報が、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報に従って、ディスプレイ4により出力される。また、出力端末1に備えられた楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報が、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報に従って、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。補助音声情報一時記憶領域87に記憶された補助音声情報が、第2運動リスト情報に従って、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。第1の実施形態では、運動ナンバーの値が小さい運動情報に対応する運動映像情報から順番に出力される。図17に示す第2運動リスト情報の運動情報「スクワット→マーチ→バックランジ→フロントランジ」の順に各運動情報に対応する運動映像情報がディスプレイ4により出力される。各運動情報と対応付けられた運動テンポに基づいて、運動映像情報はディスプレイ4により出力される。ディスプレイ4により運動映像情報が表示されるとき、出力される楽曲演奏情報の楽曲テンポの値が運動テンポの値に変更されて、スピーカ2とスピーカ3とにより楽曲演奏情報が出力される。各運動情報に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により表示されるとともに、運動を実行する運動テンポに応じて運動情報に対応する楽曲演奏情報がスピーカ2とスピーカ3とにより出力される。例えば、運動情報「バックランジ」に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により出力される場合、運動情報「バックランジ」を実行する運動テンポは、「90」である。そのため、楽曲情報「CC」に対応する楽曲演奏情報「CC演奏.midi」が、テンポ「90」でスピーカ2及びスピーカ3により出力される。各運動情報に対応する運動映像情報がディスプレイ4により出力されるとともに、補助音声情報一時記憶領域87に記憶された補助音声情報がスピーカ2及びスピーカ3により出力される。また、補助文字情報一時記憶領域88に記憶された画像情報がディスプレイ4により出力される。第2運動リストに従って、各運動情報に対応する運動映像情報が出力されるときに、その運動情報に対応する補助音声情報が出力される。例えば、運動情報「マーチ」に対応する運動映像が出力される場合を考える。図17に示すように、運動情報「マーチ」の繰り返し回数は、「8」回である。運動情報「マーチ」の1回目の運動映像が出力されるとき、図18に示すように最初補助音声である「f_march_B.wav」の補助音声が、出力される。運動情報「マーチ」の2回目から7回目の運動映像が出力されるとき、繰り返し補助音声である「m_march_B.wav」の補助音声が出力される。運動情報「マーチ」の最後8回目の運動映像が出力されるとき、最後補助音声である「l_march_B.wav」の補助音声が出力される。第1の実施形態のコンピュータとステップS117とは、本発明の映像出力指令発生部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS117とは、本発明の音声出力指令発生部の一例である。第1の実施形態のステップS117は、本発明の映像出力指令発生ステップと音声出力指令発生ステップの一例である。
ステップS119では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS102が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS101へ戻り再びステップS101が実行される。
(第1運動リスト生成動作の説明)
図21は、第1運動リスト情報生成プログラムに従う出力端末1の第1運動リスト情報生成処理を実行するフローチャートである。まず、ステップS201では、ユーザにより所望の運動情報が選択される。運動情報一時記憶領域81に記憶された多数の運動情報の中から、ユーザにより所望の運動情報が選択される。図22は、ユーザにより所望の運動情報を選択するときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。図22に示すように、第1運動リスト情報51と運動情報52と設定完了情報90とが、ディスプレイ4により表示される。ディスプレイ4により表示された運動情報52の中から、ユーザは所望の運動情報を選択する。第1の実施形態では、図16に示すように運動情報として、「スクワット」と「マーチ」と「バックランジ」と「フロントランジ」とが、運動情報52の中から選択される。第1の実施形態のコンピュータとステップS201とは、本発明の運動映像情報選択部の一例である。
ステップS202では、ステップS201で選択された運動情報について、所望の繰り返し回数がユーザにより設定される。図23は、ユーザにより所望の繰り返し回数が設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。図23に示すように、第1運動リスト情報51と繰り返し回数情報53と設定完了情報90とが、ディスプレイ4により表示される、ディスプレイ4により表示された繰り返し回数情報53の中から、ユーザは所望の繰り返し回数を選択する。第1の実施形態では、図16に示すように繰り返し回数として、「スクワット」は「8」回と、「マーチ」は「6」回と、「バックランジ」は「12」回と、「フロントランジ」は「12」回と設定される。
ステップS203では、ステップS201で選択された運動情報について、運動情報が表す運動が実行される運動テンポが設定される。図24は、ユーザにより所望の運動テンポが設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。図24に示すように、第1運動リスト情報51と運動テンポ情報54と設定完了情報90とが、ディスプレイ4により表示される、ディスプレイ4により表示された運動テンポ情報54の中から、ユーザは所望の運動テンポ情報を選択する。第1の実施形態では、運動テンポ情報として、図16に示すように「スクワット」は「120」と、「マーチ」は「80」と、「バックランジ」は「90」と、「フロントランジ」は「90」と設定される。第1の実施形態のコンピュータとステップ203とは、本発明の実行速度設定部の一例である。また、第1の実施形態のステップS203は、本発明の実行速度設定ステップの一例である。また、運動テンポではなく、運動を実行する速度そのものが設定されても良い。この場合、設定された速度から実行時間が決定される。
<第1の実施形態の運動サーバ10の動作の説明>
第1の実施形態の運動サーバ10の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図25は、運動コンテンツ生成システム100を構成する運動サーバ10における動作の処理手順を示すフローチャートである。運動サーバ10の動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と運動サーバ10とが接続されたことにおり、CPU11が運動サーバ動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU11により処理される。
運動サーバ10では、最初にステップS301で運動サーバ10の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS301が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されると、ステップS302が実行される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
ステップS302では、出力端末1から送信された運動情報取得指令が、運動サーバ10により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS302が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS303が実行される。
ステップS303では、運動サーバ10に備えられた運動情報記憶領域121に記憶された運動情報が、出力端末1へネットワーク接続部14を介して送信される。
ステップS304では、出力端末1から送信された第1運動リスト情報が、運動サーバ10により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS304が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS305が実行される。
ステップS305では、ステップS304で受信された第1運動リスト情報が、運動サーバ10に備えられた受信第1運動リスト情報一時記憶領域131に一時記憶される。第1の実施形態のステップS305は、本発明の実行速度受信ステップの一例である。
ステップS306では、補助音声情報決定処理が実行される。ステップS305で一時記憶された第1運動リスト情報の中の各運動映像情報に対応する補助音声情報が、決定される。第1の実施形態のコンピュータとステップS306とは、本発明の補助音声決定部の一例である。また、第1の実施形態のステップS306は、本発明の補助音声決定ステップの一例である。
ステップS307では、ステップS304で受信された第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122から読み出されて、出力端末1へ送信される。また、第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する補助音声情報が補助音声情報記憶領域125から読み出されて出力端末1へ送信される。同様に、第1運動リストを構成する運動情報に対応する補助音声文字情報が補助文字情報記憶領域126から読み出されて出力端末1へ送信される。
ステップS308では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS302が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS301へ戻り再びステップS301が実行される。
(補助音声情報決定処理動作)
図26は、補助音声情報決定プログラムに従う運動サーバ10の補助音声情報決定処理を実行するフローチャートである。まず、ステップS401では、第1運動リストの各運動情報の実行時間が決定される。実行時間は、第1運動リストの各運動情報が表す運動が1回実行される時間である。図11の実行時間は、図4に示す各運動情報の拍数と、図16に示す第1運動リストにおける各運動情報の運動テンポとから決定される。図16に示す各運動情報の運動テンポは、1分間当たりに刻まれる拍数(BPM:Beat per Minutes)である。つまり、1拍辺りの秒数は、「1拍辺りの秒数=60(秒)/運動テンポ」で決定される。従って、図27に示すように、運動情報「マーチ」が1回実行される実行時間は、拍数「8」×(60/運動テンポ「80」)=6(秒)と決定される。他の運動情報「スクワット」、「バックランジ」、「フロントランジ」も上記手順と同様に、実行時間が決定される。第1の実施形態のコンピュータとステップS401とは、本発明の映像出力時間決定部の一例である。また、第1の実施形態のステップS401は、本発明の映像出力時間決定ステップの一例である。
ステップS402では、各運動情報についての補助音声情報が決定される。図18は、第1運動リストの中の運動情報に補助音声情報が割り当てられる概念図である。図18の運動情報「マーチ」の繰り返し回数は、図16に示すように「8」回である。各繰り返し回数ごとに、補助音声情報が割り当てられる。運動情報「マーチ」の運動が1回実行されるために必要な時間は、図11に示す「6」秒である。そのため、図9に示す「マーチ」の補助音声情報の中から、「6」秒以下の補助音声が決定される。第1の実施例では、「6秒」以下の補助音声であり、且つ、「6秒」と、補助音声情報の秒数との差が最も小さい補助音声が決定される。従って、運動情報「マーチ」に対応する補助音声情報の中から、「最初補助音声」として、ファイル名が「f_march_B.wav」の「右足から太ももを上げて元気良く!」が決定される。繰り返し補助音声として、ファイル名が「m_march_B.wav」の「疲れても左右の腿を高く上げて!」が決定される。最後補助音声として、ファイル名が「l_march_B.wav」」の「ラスト1回も太ももを高く上げて!」が決定される。ステップS402で決定された補助音声情報は、図18に示すように決定補助音声情報一時記憶領域133に一時記憶される。運動情報の実行時間以内の秒数である補助音声情報がない場合、補助音声情報がないと決定される。補助音声情報がないと決定された場合、図18に示す運動情報「スクワット」のように「null」が割り当てられる。第1の実施形態のコンピュータとステップS402とは、補助音声決定部の一例である。また、第1の実施形態のステップS402は、本発明の補助音声決定ステップの一例である。また、本発明のコンピュータとステップS402及びステップS403とは、本発明の時間判定部の一例である。
ステップS403では、決定補助音声情報一時記憶領域133に記憶された各運動情報について、補助音声情報が割り当てられているかが判定される。決定補助音声情報一時記憶領域133に記憶された全ての運動情報について、補助音声情報が割り当てられ手いる場合、補助音声情報決定処理は終了される。補助音声情報が割り当てられていない運動情報があると判定された場合、ステップS404が実行される。決定補助音声情報一時記憶領域133に記憶された運動情報「スクワット」に対応する補助音声情報に「null」が割り当てられている。そのため、ステップS404が実行される。
ステップS404では、ステップS402で補助音声情報が割り当てられなかった運動情報に対して、補助文字情報記憶領域126に記憶された画像情報が割り当てられる。図19は、第1運動リストを構成する運動情報に画像情報が割り当てられた一例である。図19の「null」は画像情報が割り当てられていないことを示す。ステップS402で補助音声情報が割り当てられなかった「スクワット」に画像情報として、「脚の裏を地面に付けて、しっかり膝を曲げて!」が割り当てられる。ステップS404で決定された画像情報は、決定補助文字情報一時記憶領域134に一時記憶される。
<第1の実施形態の楽曲サーバ20の動作の説明>
第1の実施形態の楽曲サーバ20の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図27は、運動コンテンツ生成システム100を構成する楽曲サーバ20における動作の処理手順を示すフローチャートである。楽曲サーバ20の動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と楽曲サーバ20とが接続されたことにおり、CPU21が楽曲サーバ動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU21により処理される。
楽曲サーバ20では、最初にステップS501で本装置の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS501が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されると、ステップS502が実行される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
ステップS502では、出力端末1から送信された楽曲情報取得指令が、楽曲サーバ20により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS502が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS503が実行される。
ステップS503では、楽曲情報記憶領域221に記憶された楽曲情報が、出力端末1へネットワーク接続部24を介して送信される。
ステップS504では、出力端末1から送信された第2運動リスト情報が、楽曲サーバ20により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS504が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS505が実行される。
ステップS505では、ステップS504で受信された第2運動リスト情報が、楽曲サーバ20に備えられた受信第2運動リスト情報一時記憶領域231に一時記憶される。
ステップS506では、ステップS504で受信された第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲演奏情報記憶領域222から読み出されて、出力端末1へ送信される。
ステップS507では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS502が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS501へ戻り再びステップS501が実行される。
(変形例1)
第1の実施形態の変形例1について説明する。第1の実施形態では、繰り返し回数が複数回ある場合、上述した最初補助音声と最後補助音声とが対応付けられている。変形例1では、補助音声情報記憶領域125に最初補助音声と最後補助音声とが記憶されず、繰り返し補助音声1つのみが記憶されても良い。その場合、繰り返し回数が複数回ある場合、繰り返し補助音声のみが対応付けられる。また、補助音声情報記憶領域125に最初補助音声情報と最後補助音声情報と繰り返し補助音声情報とが記憶され、繰り返し回数が複数回ある場合であっても繰り返し補助音声情報のみが対応付けられても良い。
(変形例2)
第1の実施形態の変形例2について説明する。第1の実施形態では、複数の繰り返し回数が設定された場合、各繰り返し回数全てについて補助音声情報がスピーカ2及びスピーカ3により出力されている。変形例2では、各繰り返し回数全てについて補助音声情報が出力されなくても良い。
(変形例3)
第1の実施形態の変形例3について説明する。第1の実施形態では、複数の繰り返し回数が設定された場合、各繰り返し回数ごとに補助音声情報がスピーカ2及びスピーカ3により出力されている。変形例3では、複数回繰り返される運動映像情報の総実行時間が、第1の実施形態の実行時間として決定されても良い。その場合、補助音声情報記憶領域125は、総実行時間に対応した補助音声情報とその出力時間の秒とが対応付けられて記憶する。
(変形例4)
第1の実施形態の変形例4について説明する。第1の実施形態では、運動映像の内容を表す運動情報と、補助音声情報とが対応付けられている。変形例4では、補助音声情報と運動映像情報そのものとが対応付けられても良い。その場合、第1の実施形態のステップS104では、運動サーバに備えられた運動映像情報記憶領域に記憶された運動映像情報を取得する。
(変形例5)
第1の実施形態の変形例5について説明する。第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100は、出力端末1と運動サーバ10と楽曲サーバ20とにより構成されている。第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例5では、出力端末1に運動サーバ10が備えるHDD12及びRAM13とが備えられても良い。出力端末は、運動情報及び運動映像情報及び補助音声情報及び補助文字情報を、インターネットを介して取得する必要がない。この場合運動サーバ10は不要となる。
(変形例6)
第1の実施形態の変形例6について説明する。第1の実施形態の運動サーバ動作のステップS307では、第1運動リスト情報を構成す運動情報に対応する運動映像情報と補助音声情報とが出力端末1に送信されている。変形例6では、第1の運動リスト情報を運動サーバ10へ送信せず、運動サーバ10の運動映像情報記憶領域122に記憶される全ての運動映像情報、または、補助音声情報記憶領域125に記憶される全ての補助音声情報、補助文字情報記憶領域126に記憶される全ての補助文字情報が、出力端末1へ送信されても良い。また、第1の運動リスト情報を運動サーバ10へ送信せず、運動サーバ10の運動映像情報記憶領域122に記憶される一部の運動映像情報、または、補助音声情報記憶領域125に記憶される一部の補助音声情報、補助文字情報記憶領域126に記憶される一部の補助文字情報が、出力端末1へ送信されても良い。その場合、運動サーバ10の補助音声情報決定プログラム記憶領域124は、出力端末1に備えられる。また、出力端末1のHDDに記憶されていない運動映像情報、または、補助音声情報、または補助文字情報が、運動サーバ10から出力端末1へ送信される。
(変形例7)
第1の実施形態の変形例7について説明する。第1の実施形態のHDD12は、運動サーバ10に備えられている。変形例7では、運動情報を記憶する運動情報記憶領域121と運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶領域122と補助運動情報を記憶する補助音声情報記憶領域125と補助文字情報記憶領域126の中の少なくとも1つが、運動サーバ10に備えられず、出力端末のHDDに備えられても良い。この場合、運動サーバ10の補助音声情報決定プログラム記憶領域124は、出力端末1に備えられる。また、出力端末1は、第1運動リスト情報を運動サーバ10に送らない。そのため、運動サーバ10に備えられたRAM13の受信第1運動リスト情報一時記憶領域131と実行時間一時記憶領域132と決定補助音声情報一時記憶領域133と決定補助音声情報一時記憶領域133と決定補助文字情報一時記憶領域134とは、出力端末1のRAM8に備えられる。
(変形例8)
第1の実施形態の運動映像情報記憶領域122の変形例8について説明する。第1の実施形態では、複数の座標位置により所定の1動作を表す複数の静止画像が、運動映像情報記憶領域122としてHDD12に記憶されている。変形例8では、実際の人が所定の運動を実行する映像が撮影され、撮影された映像情報が、運動映像情報記憶領域122に記憶されても良い。変形例8では、設定された運動テンポまたは実行速度に基づいて、実際に撮影された映像をディスプレイ4により再生される再生速度が変更される。運動テンポの速さに応じて再生速度は速くなる。また、再生速度が本発明の実行速度として用いられても良い。
(変形例9)
第1の実施形態の第1運動リスト情報生成処理の変形例9について説明する。第1の実施形態の第1運動リスト情報生成処理のステップS202では、各運動情報について実行速度として運動テンポがユーザにより選択されることで設定されている。変形例9では、運動テンポがユーザにより入力されず、自動で設定されても良い。例えば、ユーザの個人情報が入力されることで、個人情報と運動情報とに基づいて、各運動情報の運動テンポが自動で設定されても良い。図28は、個人情報の一例である。図28に示す個人情報は、運動コンテンツ生成システムのユーザが、手動入力またはIDカード等の記憶媒体に記憶された個人情報である。または、出力端末1に備えられたHDDに予め記憶された情報である。ユーザにより手動入力された個人情報、またはIDカード等に記憶された個人情報は、出力端末に備えられたRAMに一時記憶される。上述した変形例9のRAM及びHDDは、本発明の個人情報取得部の一例である。変形例9では、個人情報として、識別IDとユーザ名と性別と身長と体重と運動習慣とが用いられた例である。次に、個人情報に基づいて、各ユーザの体力レベルが決められる。図29は、体力レベルを決定する一例を示す。図29(a)は、情報入力部5により性別が「男性」と入力されたときに用いられる体力レベルテーブルである。図29(b)は、情報入力部5により性別が「女性」と入力されたときに用いられる体力レベルテーブルである。図29の表に基づいて、ユーザの体力レベルが決定される。例えば、個人情報の年齢と性別と運動習慣とから体力レベルが決定される。図28に示す個人情報の場合、年齢「25」、性別「女性」、運動習慣「4」のため、体力レベルは、図29の表により「5」と決定される。図30は、各運動情報が表す運動の運動強度を示す。図30に示すように、各運動情報と運動強度とが対応付けられている。上述した運動強度と体力レベルとから、その運動テンポが決定される。図31は、体力レベルに対応した基準運動テンポを示す。各ユーザの体力レベルに対応する基準テンポと、決定された運動情報の運動強度に基づいて、自動的に運動テンポが決定される。例えば、運動情報「マーチ」で、ユーザの体力レベルが「5」の場合、運動テンポは、140(基準運動テンポ)/1(運動強度)=140と決定される。上記以外の例として、個人情報に基づいて各ユーザの運動履歴が運動習慣として用いられても良い。また、運動経験によって補助音声情報の内容が変更されても良い。
(変形例10)
第1の実施形態の出力端末動作のステップS118の変形例10について説明する。第1の実施形態では、ステップ201で選択された運動情報に対応する運動映像情報が出力されると同時に、運動情報に対応する補助音声情報が出力される。変形例10では、補助音声情報を出力するタイミングが、ユーザにより手動で設定されても良い。図32は、ユーザによりタイミングが手動で設定される説明図である。図32は、図16に示す運動情報「マーチ」が繰り返し回数「8」であり、運動情報「マーチ」の実行時間が図11に「6」秒の場合である。図32に示すように、運動情報「マーチ」の「8」回の総実行時間は、「8」回×「6」秒の「48」秒である。図32に示すように運動映像情報31を用いて、補助音声情報が出力されるタイミングを任意に設定する。図32の運動映像情報31の静止画像「5」が、カーソルポインタ32に指示された場合を例に挙げる。カーソルポインタ32は、「マーチ(3回目)」の運動映像情報31の静止画像「5」を指示している。つまり、カーソルポインタ32の指示は、「マーチ(3回目)」の静止画像「5」から、補助音声情報を出力することを示す。変形例9のカーソルポインタ32による処理と第1の実施形態のコンピュータとは、本発明のタイミング設定部の一例である。運動映像情報31の静止画像「5」から「8」の静止画像数は、静止画像「1」から「8」の静止画像数の半分である。そのため、カーソルポインタ32が示す運動情報「マーチ」の繰り返し回数「3」における静止画像「5」から静止画像「8」までの実行時間は、運動情報「マーチ」の実行時間「6」秒の半分の「3」秒と決定される。上述したカーソルポインタ32により指示された静止画像「5」から静止画像「8」までの実行時間を決定する処理と第1の実施形態のコンピュータとは、本発明の経過時間決定部の一例である。従って、繰り返し回数「3」回目の運動情報「マーチ」の補助音声情報は、図9に示す出力時間が「3」秒より短いファイル名「m_march_A.wav」の「左右の腿を上げて!」が決定される。
(変形例11)
第1の実施形態の補助音声情報決定処理のステップS402の変形例11について説明する。第1の実施形態では、補助音声情報記憶領域125に記憶された複数の補助音声情報の中から、対応する運動映像情報の実行出力時間以下であり、且つ、実効時間と補助音声の出力時間との差が最も小さい補助音声情報が決定される。変形例11では、補助音声情報記憶領域125に記憶された複数の補助音声情報の中から、対応する運動映像情報の実行出力時間以下の補助音声情報が選択されても良い。対応する運動映像情報の実行出力時間以下の補助音声情報が複数ある場合、ユーザが選択可能なように音声情報候補をスピーカまたはディスプレイに出力しても良い。
(変形例12)
第1の実施形態の変形例12について説明する。第1の実施形態では、本発明の映像出力指令発生部と音声出力指令発生部とが、出力端末1に備えられている。変形例12では、運動サーバが、映像出力指令発生部と音声出力指令発生部とを備えても良い。この場合、出力端末は、運動サーバにより送信される運動映像情報と補助音声情報とを出力するスピーカ及びディスプレイを備えるだけで良い。
(変形例13)
第1の実施形態の補助音声情報決定処理の変形例13について説明する。第1の実施形態では、運動映像情報の実行時間以下の出力時間である補助音声情報がない場合、画像情報が出力される。変形例13では、補助音声情報と画像情報との両方を表示しても良い。また、図9の表に示す補助音声情報がそのまま変換されて画像情報として表示されても良い。運動映像情報の実行時間と、補助音声情報の出力時間との差が最も小さい補助音声情報がそのまま画像情報に変換されて表示されても良い。
(変形例14)
第1の実施形態の第1運動リスト情報生成動作のステップS201の変形例14について説明する。第1の実施形態のステップS201では、出力端末1のユーザにより手動で運動情報が選択されている。変形例14では、自動で運動情報が選択されても良い。例えば、ユーザの個人情報や過去の運動履歴等に基づいて、自動で運動情報が選択されても良い。
1 出力端末
2 スピーカ
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 情報入力部
6 CPU
7 HDD
8 RAM
9 ネットワーク接続部
10 運動サーバ
11 CPU
12 HDD
13 RAM
14 ネットワーク接続部
20 楽曲サーバ
21 CPU
22 HDD
23 RAM
24 ネットワーク接続部
31 運動映像情報
32 カーソルポインタ
50 映像情報
51 第1運動リスト情報
52 運動情報
53 繰り返し回数情報
54 運動テンポ情報
71 プログラム情報記憶領域
81 運動情報一時記憶領域
82 運動映像情報一時記憶領域
83 楽曲情報一時記憶領域
84 楽曲演奏情報一時記憶領域
85 第1運動リスト情報情報一時記憶領域
86 第2運動リスト情報一時記憶領域
87 補助音声情報一時記憶領域
88 補助文字情報一時記憶領域
100 運動コンテンツ生成システム
121 運動情報記憶領域
122 運動映像情報記憶領域
123 運動サーバ動作プログラム情報記憶領域
124 補助音声情報決定プログラム情報記憶領域
125 補助音声情報記憶領域
126 補助文字情報記憶領域
131 受信第1運動リスト情報一時記憶領域
132 実行時間一時記憶領域
133 決定補助音声情報一時記憶領域
134 決定補助文字情報一時記憶領域
150 ユーザ
160 運動映像
221 楽曲情報記憶領域
222 楽曲演奏情報記憶領域
223 楽曲サーバ動作プログラム情報記憶領域
231 受信第2運動リスト情報一時記憶領域
P1 身体部位
P2 身体部位
P3 身体部位
P4 身体部位
P5 身体部位
P6 身体部位
P7 身体部位
P8 身体部位
P9 身体部位
P10 身体部位
P11 身体部位
P12 身体部位
P13 身体部位
P14 身体部位
P15 身体部位
P16 身体部位
P17 身体部位

Claims (14)

  1. 運動の内容を表す運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部と、
    前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定部と、
    前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部と、
    前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生部と、
    前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定部と、
    前記補助音声情報記憶部により記憶された複数の補助音声情報の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声を決定する補助音声決定部と、
    前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補所音声決定部により決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生部と、
    を備えることを特徴とする運動支援システム。
  2. 前記運動映像情報記憶部は、運動の内容を表す運動映像情報を多数記憶し、
    前記運動映像情報記憶部により記憶された多数の運動映像情報から、所望の運動映像情報を選択する運動映像情報選択部を備え、
    前記補助音声情報記憶部は、前記多数の運動映像情報それぞれに対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶し、
    前記実行速度設定部は、前記選択された運動映像情報が表す運動内容を実行する実行速度を設定し、
    前記映像出力指令発生部は、前記選択された運動映像情報を前記設定された実行速度に基づいて前記映像出力指令を発生し、
    前記映像出力時間決定部は、前記実行速度に基づいて出力される前記選択された運動映像情報の映像出力時間を決定し、
    前記補助音声情報決定部は、前記選択された運動映像情報に対応する前記補助音声情報記憶部に記憶された複数の補助音声情報の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定し、
    前記映像出力指令により、前記選択された運動映像情報が出力されるとき、前記音声出力指令発生部は、前記出力される運動映像情報に対応する前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する前記音声出力指令を発生することを特徴とする請求項1に記載の運動支援システム。
  3. 前記補助音声情報決定部は、前記補助音声情報記憶部に記憶された複数の補助音声情報の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下であり、且つ、前記決定された映像出力時間と前記複数の補助音声情報の音声出力時間との差が最も小さい補助音声情報を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運動支援システム。
  4. 前記運動映像情報が前記映像出力指令により出力されるとき、前記音声出力指令により前記補助音声情報を出力する出力タイミングを設定するタイミング設定部と、
    前記出力タイミングから前記運動映像情報の出力が終了されるまでの経過時間を決定する経過時間決定部とを備え、
    前記補助音声情報決定部は、前記補助音声情報記憶部に記憶された複数の補助音声の中から、前記経過時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の運動支援システム。
  5. ユーザの個人情報を取得する個人情報取得部と、
    前記個人情報と前記映像出力指令により出力される運動映像情報とに基づいて、前記実行速度設定部は、前記出力される運動映像情報の実行速度を設定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の運動支援システム。
  6. 前記補助音声情報決定部は、
    前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間が、前記補助音声情報記憶部に記憶された補助音声の音声出力時間より長いか否かを判定する時間判定部を備え、
    前記時間判定部により、前記映像出力時間より前記音声出力時間の方が長いと判定された場合、前記補助音声情報決定部は、前記音声出力指令により補助音声情報を出力させず、前記映像出力指令により前記補助音声情報を文字により出力させること決定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の運動支援システム。
  7. 前記運動支援システムは、
    少なくとも、前記運動映像情報記憶部と、前記補助音声情報記憶部と、前記映像出力時間決定部と、前記補助音声情報決定部とを備えたサーバと、
    少なくとも、前記実行速度設定部を備えた出力端末と、から構成され、
    前記サーバは、
    前記実行速度設定部により設定された実行速度を受信する実行速度受信部と、
    を備え、
    前記出力端末は、
    前記サーバに備えられた前記運動映像情報記憶部から前記運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、
    前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を、前記サーバに備えられた前記補助音声情報記憶部から取得する補助音声情報取得部と、
    前記実行速度設定部により設定された実行速度を前記サーバへ送信する実行速度送信部と、
    前記映像出力指令に基づいて運動映像情報を出力する運動映像情報出力部と、
    前記音声出力指令に基づいて補助音声情報を出力する補助音声情報出力部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6に記載の運動支援システム。
  8. 請求項7に記載の出力端末。
  9. 請求項7に記載のサーバ。
  10. 運動の内容を表す運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、
    前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定部と、
    前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を取得する補助音声情報取得部と、
    前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生部と、
    前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定部と、
    前記補助音声情報取得部により取得された複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定部により決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定部と、
    前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定部により決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生部と、を備えることを特徴とする運動支援装置。
  11. 運動の内容を表す運動映像情報を取得する運動映像情報取得ステップと、
    前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定ステップと、
    前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を取得する補助音声情報取得ステップと、
    前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、
    前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、
    前記補助音声情報取得ステップにより取得された複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、
    前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定ステップにより決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生ステップと、
    を備えることを特徴とする運動支援方法。
  12. 運動の内容を表す運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部が記憶した前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を受信する実行速度受信ステップと、
    前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、
    前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部に記憶される複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、
    前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、
    前記映像出力指令発生ステップにより前記映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定ステップにより決定された補助音声情報を出力する指令を発生する音声出力指令発生ステップと、
    を備えることを特徴とする運動支援方法。
  13. 運動の内容を表す運動映像情報を取得する運動映像情報取得ステップと、
    前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を設定する実行速度設定ステップと、
    前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を取得する補助音声情報取得ステップと、
    前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、
    前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、
    前記補助音声情報取得ステップにより取得された複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、
    前記映像出力指令により前記運動映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定ステップにより決定された補助音声情報を出力する音声出力指令を発生する音声出力指令発生ステップと、
    をコンピュータに実現させるための運動支援プログラム。
  14. 運動の内容を表す運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部が記憶した前記運動映像情報が表す運動の内容を実行する実行速度を受信する実行速度受信ステップと、
    前記実行速度に基づいて出力される前記運動映像情報の映像出力時間を決定する映像出力時間決定ステップと、
    前記運動映像情報に対応する複数の異なる音声出力時間の補助音声情報を記憶する補助音声情報記憶部に記憶される複数の補助音声の中から、前記映像出力時間決定ステップにより決定された映像出力時間以下の音声出力時間の補助音声情報を決定する補助音声決定ステップと、
    前記設定された実行速度に基づいて、前記運動映像情報を出力する映像出力指令を発生する映像出力指令発生ステップと、
    前記映像出力指令発生ステップにより前記映像情報が出力されるとき、前記補助音声情報決定ステップにより決定された補助音声情報を出力する指令を発生する音声出力指令発生ステップと、
    をコンピュータに実現させるための運動支援プログラム。
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