JP2012209608A - 電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、複数の1/4波長ストリップラインが結合してなる複数の共振器の結合度を独立して調整できる電子部品を提供することである。
【解決手段】共振器30aは、誘電体層16d上に設けられている1/4波長ストリップライン18a、及び、誘電体層16c上に設けられ、かつ、1/4波長ストリップライン18aとインターディジタル結合している1/4波長ストリップライン18bにより構成されている。共振器30bは、誘電体層16e上に設けられている1/4波長ストリップライン18c、及び、誘電体層16c上に設けられ、かつ、1/4波長ストリップライン18cとインターディジタル結合している1/4波長ストリップライン18dにより構成されている。1/4波長ストリップライン18aと1/4波長ストリップライン18cとは電磁気的に結合しており、かつ、異なる誘電体層16上に設けられている。1/4波長ストリップライン18bと1/4波長ストリップライン18dとは、電磁気的に結合している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品に関し、より特定的には、不平衡信号を平衡信号に変換する電子部品に関する。
従来の電子部品としては、例えば、特許文献1に記載のフィルタが知られている。図5は、特許文献1に記載のフィルタ500の透視図である。
フィルタ500は、図5に示すように、入力用共振器501及び出力用共振器502を備えている。入力用共振器501は、互いにインターディジタル結合している1/4波長ストリップライン511,512により構成されている。出力用共振器502は、互いにインターディジタル結合している1/4波長ストリップライン521,522により構成されている。また、1/4波長ストリップライン511と1/4波長ストリップライン521とは、接続用導体510Aにより接続されており、1/4波長ストリップライン512と1/4波長ストリップライン522とは、接続用導体510Bにより接続されている。以上の構成を有するフィルタ500では、1/4波長ストリップライン511に不平衡信号が入力されると、1/4波長ストリップライン521,522から平衡信号が出力される。
ところで、特許文献1に記載のフィルタ500では、1/4波長ストリップライン511,512間の結合度と1/4波長ストリップライン521,522間の結合度とを別々に調整することが困難である。より詳細には、1/4波長ストリップライン511,521は同じ誘電体層上に設けられており、1/4波長ストリップライン512,522は同じ誘電体層上に設けられている。そのため、1/4波長ストリップライン511,521が設けられている誘電体層と1/4波長ストリップライン512,522が設けられている誘電体層との間の誘電体層の数を調整した場合には、1/4波長ストリップライン511,512間の距離及び1/4波長ストリップライン521,522間の距離が変化してしまう。その結果、1/4波長ストリップライン511,512間の結合度及び1/4波長ストリップライン521,522間の結合度が変化してしまう。
特開2007−180684号公報
そこで、本発明の目的は、複数の1/4波長ストリップラインが結合してなる複数の共振器の結合度を独立して調整できる電子部品を提供することである。
本発明の一形態に係る電子部品は、不平衡信号を平衡信号に変換する電子部品であって、複数の誘電体層が積層されてなる積層体と、前記誘電体層上に設けられている第1の1/4波長ストリップライン、及び、該第1の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第1の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第2の1/4波長ストリップラインにより構成されている第1の共振器と、前記誘電体層上に設けられている第3の1/4波長ストリップライン、及び、該第3の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第3の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第4の1/4波長ストリップラインにより構成されている第2の共振器と、を備えており、前記第1の1/4波長ストリップラインと前記第3の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、かつ、異なる前記誘電体層上に設けられており、前記第2の1/4波長ストリップラインと前記第4の1/4波長ストリップラインとは、電磁気的に結合していること、を特徴とする。
本発明によれば、複数の1/4波長ストリップラインが結合してなる複数の共振器の結合度を独立して調整できる。
本発明の一実施形態に係る電子部品の外観斜視図である。 図1の電子部品の積層体の分解斜視図である。 第1の変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。 第2の変形例に係る電子部品の積層体の分解斜視図である。 特許文献1に記載のフィルタの透視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。
(電子部品の構成)
以下、本発明の一実施形態に係る電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る電子部品は、バランスフィルタである。バランスフィルタは、例えば、携帯電話のチューナにおいて、アンテナが受信した不平衡信号を平衡信号に変換して後段の高周波ICに出力する素子である。図1は、本発明の一実施形態に係る電子部品10aの外観斜視図である。図2は、図1の電子部品10aの積層体12の分解斜視図である。以下、電子部品10aの積層方向をz軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときに、電子部品10aの長辺に沿った方向をx軸方向と定義し、電子部品10aの短辺に沿った方向をy軸方向と定義する。x軸、y軸及びz軸は互いに直交している。
電子部品10aは、図1及び図2に示すように、積層体12、外部電極14(14a〜14h)、接続導体20(20a,20b)、引き出し導体22(22a〜22e)、グランド導体24(24a,24b)、共振器30(30a〜30c)及びビアホール導体v(v1〜v3)を備えている。
積層体12は、図2に示すように、誘電体層16a〜16gがz軸方向の正方向側から負方向側に向かってこの順に並ぶように積層されてなり、直方体状をなしている。誘電体層16は、長方形状の誘電体層(例えば、低温同時焼成セラミックス)である。
外部電極14(14a〜14h)は、積層体12の表面に設けられている。具体的には、外部電極14a〜14cは、図1に示すように、y軸方向の正方向側の側面において、x軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並ぶように設けられている。外部電極14d〜14fは、図1に示すように、y軸方向の負方向側の側面において、x軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並ぶように設けられている。外部電極14gは、x軸方向の正方向側の端面に設けられている。外部電極14hは、x軸方向の負方向側の端面に設けられている。外部電極14は、例えば、Agからなる下地電極上にNiめっき及びSnめっきが施されることにより形成されている。
共振器30aは、図2に示すように1/4波長ストリップライン18a,18bにより構成されている。1/4波長ストリップライン18aは、誘電体層16d上に設けられており、x軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。1/4波長ストリップライン18bは、誘電体層16dよりもz軸方向の正方向側に設けられている誘電体層16c上に設けられており、x軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。1/4波長ストリップライン18a,18bは、誘電体層16cを介して対向していることにより、互いに電磁気的に結合している。また、1/4波長ストリップライン18a,18bは、電子部品10aの動作周波数の信号の波長の1/4の長さを有している。
共振器30bは、図2に示すように1/4波長ストリップライン18c,18dにより構成されており、共振器30aのy軸方向の負方向側に設けられている。1/4波長ストリップライン18cは、誘電体層16e上に設けられており、x軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。1/4波長ストリップライン18dは、誘電体層16eよりもz軸方向の正方向側に設けられている誘電体層16c上に設けられており、x軸方向に延在してい、例えば、Cuからなる線状の導体層である。1/4波長ストリップライン18c,18dは、誘電体層16c、16dを介して対向していることにより、互いに電磁気的に結合している。また、1/4波長ストリップライン18c,18dは、電子部品10aの動作周波数の信号の波長の1/4の長さを有している。
共振器30cは、図2に示すように1/4波長ストリップライン18e,18fにより構成されており、共振器30bのy軸方向の負方向側に設けられている。1/4波長ストリップライン18eは、誘電体層16d上に設けられており、x軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。1/4波長ストリップライン18fは、誘電体層16dよりもz軸方向の正方向側に設けられている誘電体層16c上に設けられており、x軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。1/4波長ストリップライン18e,18fは、誘電体層16cを介して対向していることにより、互いに電磁気的に結合している。また、1/4波長ストリップライン18e,18fは、電子部品10aの動作周波数の信号の波長の1/4の長さを有している。
また、1/4波長ストリップライン18a,18eは、同じ誘電体層16d上に設けられているのに対して、1/4波長ストリップライン18cは、1/4波長ストリップライン18a,18eが設けられている誘電体層16dとは異なる誘電体層16e上に設けられている。これにより、1/4波長ストリップライン18a,18cは、互いに電磁気的に結合している。また、1/4波長ストリップライン18aと18c,18cと18eは、互いに電磁気的に結合している。
また、1/4波長ストリップライン18b,18d,18fは、y軸方向において一致するように誘電体層16c上に設けられている。これにより、1/4波長ストリップライン18b,18dは、互いに電磁気的に結合している。また、1/4波長ストリップライン18d,18fは、互いに電磁気的に結合している。
接続導体20aは、誘電体層16d上に設けられており、y軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。接続導体20aのy軸方向の正方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18aのx軸方向の負方向側の端部に接続されている。接続導体20aのy軸方向の負方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18eのx軸方向の負方向側の端部に接続されている。
接続導体20bは、誘電体層16c上に設けられており、y軸方向に延在し、例えば、Cuからなる線状の導体層である。接続導体20bのy軸方向の正方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18bのx軸方向の正方向側の端部に接続されている。接続導体20bのy軸方向の負方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18fのx軸方向の正方向側の端部に接続されている。これにより、1/4波長ストリップライン18b,18fは電気的に接続されている。
ビアホール導体v1,v2は、誘電体層16c,16dをz軸方向に貫通しており、互いに接続されることにより1本のビアホール導体を構成している。ビアホール導体v1,v2は、例えば、Cuからなる。ビアホール導体v1のz軸方向の正方向側の端部は、接続導体20bに接続されている。ビアホール導体v2のz軸方向の負方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18cのx軸方向の正方向側の端部に接続されている。これにより、1/4波長ストリップライン18b,18c,18fは電気的に接続されている。
ビアホール導体v3は、誘電体層16cをz軸方向に貫通しているおり、例えば、Cuからなる。ビアホール導体v3のz軸方向の正方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18dのx軸方向の負方向側の端部に接続されている。ビアホール導体v3のz軸方向の負方向側の端部は、接続導体20aに接続されている。これにより、1/4波長ストリップライン18a,18d,18eは電気的に接続されている。
引き出し導体22aは、誘電体層16d上に設けられており、1/4波長ストリップライン18aのx軸方向の正方向側の端部に接続されていると共に、誘電体層16dのy軸方向の正方向側の長辺に引き出されている。そして、引き出し導体22aは、外部電極14aに接続されている。引き出し導体22aは、例えば、Cuからなる。
引き出し導体22bは、誘電体層16c上に設けられており、1/4波長ストリップライン18fのx軸方向の負方向側の端部に接続されていると共に、誘電体層16cのy軸方向の負方向側の長辺に引き出されている。そして、引き出し導体22bは、外部電極14fに接続されている。引き出し導体22bは、例えば、Cuからなる。
引き出し導体22cは、誘電体層16d上に設けられており、1/4波長ストリップライン18eのx軸方向の正方向側の端部に接続されていると共に、誘電体層16dのy軸方向の負方向側の長辺に引き出されている。そして、引き出し導体22cは、外部電極14dに接続されている。引き出し導体22cは、例えば、Cuからなる。
引き出し導体22dは、誘電体層16c上に設けられており、接続導体20bに接続されていると共に、誘電体層16cのx軸方向の正方向側の短辺に引き出されている。そして、引き出し導体22dは、外部電極14gに接続されている。引き出し導体22dは、例えば、Cuからなる。
引き出し導体22eは、誘電体層16d上に設けられており、接続導体20aに接続されていると共に、誘電体層16dのx軸方向の負方向側の短辺に引き出されている。そして、引き出し導体22eは、外部電極14hに接続されている。引き出し導体22eは、例えば、Cuからなる。
グランド導体層24aは、誘電体層16b上に設けられており、長方形状をなし、例えば、Cuからなる導体層である。グランド導体層24aは、誘電体層16bのx軸方向の両側の短辺及びy軸方向の負方向側の長辺に引き出されることにより、外部電極14e,14g,14hに接続されている。
グランド導体層24bは、誘電体層16f上に設けられており、長方形状をなし、例えば、Cuからなる導体層である。グランド導体層24bは、誘電体層16fのx軸方向の両側の短辺及びy軸方向の負方向側の長辺に引き出されることにより、外部電極14e,14g,14hに接続されている。
以上のように構成された電子部品10aは、外部電極14e,14g,14hが接地され、外部電極14aが入力端子(不平衡端子)、外部電極14d,14fが出力端子(平衡端子)とされることにより、バランスフィルタとして用いられる。1/4波長ストリップライン18aと1/4波長ストリップライン18bとは、インターディジタル結合する。1/4波長ストリップライン18cと1/4波長ストリップライン18dとは、インターディジタル結合する。1/4波長ストリップライン18eと1/4波長ストリップライン18fとは、インターディジタル結合する。
更に、1/4波長ストリップライン18aと1/4波長ストリップライン18cとは、インターディジタル結合する。1/4波長ストリップライン18cと1/4波長ストリップライン18eとは、インターディジタル結合する。1/4波長ストリップライン18bと1/4波長ストリップライン18dとは、インターディジタル結合する。1/4波長ストリップライン18dと1/4波長ストリップライン18fとは、インターディジタル結合する。
なお、インターディジタル結合について、1/4波長ストリップライン18aと1/4波長ストリップライン18bとの結合を例に挙げて説明する。1/4波長ストリップライン18aのx軸方向の負方向側の端部は接地(短絡)され、1/4波長ストリップライン18aのx軸方向の正方向側の端部は開放される。一方、1/4波長ストリップライン18bのx軸方向の負方向側の端部は開放され、1/4波長ストリップライン18bのx軸方向の正方向側の端部は接地(短絡)される。このように、2本の1/4波長ストリップライン18の開放端と短絡端とが互い違いになっている状態をインターディジタル結合と呼ぶ。
以上のような電子部品10aでは、不平衡信号は、外部電極14aを介して1/4波長ストリップライン18aに入力される。そして、各1/4波長ストリップライン18間の結合度に応じた周波数帯域の平衡信号が、1/4波長ストリップライン18e,18fから外部電極14b,14cを介して出力される。
(電子部品の製造方法)
次に、電子部品10aの製造方法について図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、誘電体層16となるべきセラミックグリーンシートを準備する。次に、誘電体層16c,16dとなるべきセラミックグリーンシートのそれぞれに、ビアホール導体v1〜v3を形成する。ビアホール導体v1〜v3の形成時には、誘電体層16c,16dとなるべきセラミックグリーンシートにレーザビームを照射してビアホールを形成する。次に、このビアホールに対して、Cu等の導電性ペーストを印刷塗布などの方法により充填する。
次に、誘電体層16b〜16fとなるべきセラミックグリーンシートの表面上に、Cu等を主成分とする導電性ペーストをスクリーン印刷法などの方法で塗布することにより、1/4波長ストリップライン18、接続導体20、引き出し導体22及びグランド導体24を形成する。なお、1/4波長ストリップライン18、接続導体20、引き出し導体22及びグランド導体24の形成の際に、ビアホールに対する導電性ペーストの充填を行ってもよい。
次に、各セラミックグリーンシートを積層する。具体的には、誘電体層16a〜16gとなるべきセラミックグリーンシートをz軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並ぶように1枚ずつ積層及び圧着する。以上の工程により、マザー積層体が形成される。このマザー積層体に静水圧プレスなどにより本圧着を施す。
次に、マザー積層体をカット刃によりカットして所定寸法の積層体12を得る。この後、未焼成の積層体12に脱バインダー処理及び焼成を施す。
以上の工程により、焼成された積層体12を得る。積層体12には、バレル加工を施して、面取りを行う。
最後に、Agからなる導電性ペーストを積層体12の表面に塗布することにより、下地電極を形成する。更に、下地電極の表面に、Niめっき/Snめっきを施して外部電極14を形成する。以上の工程を経て、図1及び図2に示す電子部品10aが完成する。
(効果)
以上のように構成された電子部品10aによれば、1/4波長ストリップライン18a,18b間の結合度及び1/4波長ストリップライン18e,18f間の結合度と、1/4波長ストリップライン18c,18d間の結合度とを独立して調整できる。より詳細には、特許文献1に記載のフィルタ500では、1/4波長ストリップライン511,521は同じ誘電体層上に設けられており、1/4波長ストリップライン512,522は同じ誘電体層上に設けられている。そのため、1/4波長ストリップライン511,521が設けられている誘電体層と1/4波長ストリップライン512,522が設けられている誘電体層との間の誘電体層の数を調整した場合には、1/4波長ストリップライン511,512間の距離及び1/4波長ストリップライン521,522間の距離が変化してしまう。その結果、1/4波長ストリップライン511,512間の結合度及び1/4波長ストリップライン521,522間の結合度が変化してしまう。
一方、電子部品10aでは、1/4波長ストリップライン18cは、1/4波長ストリップライン18a,18eが設けられている誘電体層16dとは異なる誘電体層16e上に設けられている。そのため、誘電体層16d,16e間に設けられる誘電体層16の枚数または厚みを調整することにより、1/4波長ストリップライン18a,18b間の距離及び1/4波長ストリップライン18e,18f間の距離を変更することなく、1/4波長ストリップライン18c,18d間の距離を変更することができる。よって、1/4波長ストリップライン18a,18b間の結合度及び1/4波長ストリップライン18e,18f間の結合度と、1/4波長ストリップライン18c,18d間の結合度とを独立して調整できる。その結果、電子部品10aを種々の通過帯域を有するバランスフィルタに適用することができるようになる。
また、電子部品10aでは、1/4波長ストリップライン18e,18f間の距離を調整する際に、誘電体層16d,16eに形成される導体層のパターンを変更する必要がない。そのため、電子部品10aでは、製造コストを抑制しつつ、種々の通過帯域を有するバランスフィルタに適用することができる。
(第1の変形例)
次に、第1の変形例に係る電子部品について図面を参照しながら説明する。図3は、第1の変形例に係る電子部品10bの積層体12の分解斜視図である。電子部品10bの外観斜視図については、図1を援用する。
電子部品10aでは、1/4波長ストリップライン18cは、1/4波長ストリップライン18a,18eが設けられている誘電体層16dとは異なる誘電体層16eに設けられていた。一方、電子部品10bでは、1/4波長ストリップライン18bは、1/4波長ストリップライン18c,18eが設けられている誘電体層16dとは異なる誘電体層16eに設けられている。以下に、電子部品10bの構成について電子部品10aの相違点を中心に詳細に説明する。
電子部品10bでは、誘電体層16hが誘電体層16b,16c間に設けられている。引き出し導体22aは、誘電体層16h上に設けられている。
また、1/4波長ストリップライン18aは、誘電体層16c上に設けられている。ビアホール導体v11は、誘電体層16hをz軸方向に貫通しており、引き出し導体22aと1/4波長ストリップライン18aのx軸方向の正方向側の端部とを接続している。ビアホール導体v12は、誘電体層16cをz軸方向に貫通しており、1/4波長ストリップライン18aのx軸方向の負方向側の端部と接続導体20aのy軸方向の正方向側の端部とを接続している。
また、1/4波長ストリップライン18cは、接続導体20aに接続されている。1/4波長ストリップライン18dは、接続導体20bに接続されている。
1/4波長ストリップライン18bは、誘電体層16e上に設けられている。ビアホール導体v13,v14は、誘電体層16c,16dをz軸方向に貫通しており、互いに接続されることにより1本のビアホール導体を構成している。ビアホール導体v13のz軸方向の正方向側の端部は、接続導体20bのy軸方向の正方向側の端部に接続されている。ビアホール導体v14のz軸方向の負方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18bのx軸方向の正方向側の端部に接続されている。
以上のように構成された電子部品10bでは、1/4波長ストリップライン18c,18eは、同じ誘電体層16d上に設けられている。また、1/4波長ストリップライン18d,18fは、同じ誘電体層16c上に設けられている。また、1/4波長ストリップライン18bは、1/4波長ストリップライン18d,18fと電気的に接続されている。1/4波長ストリップライン18aは、1/4波長ストリップライン18c,18eと電気的に接続されている。
以上のように構成された電子部品10bでは、不平衡信号は、外部電極14aを介して1/4波長ストリップライン18aに入力される。そして、各1/4波長ストリップライン18間の結合度に応じた周波数帯域の平衡信号が、1/4波長ストリップライン18e,18fから外部電極14d,14fを介して出力される。
電子部品10bでは、誘電体層16d,16e間に設けられる誘電体層16の枚数、厚みを調整することにより、1/4波長ストリップライン18c,18d間の距離及び1/4波長ストリップライン18e,18f間の距離を変更することなく、1/4波長ストリップライン18d,18f間の距離を変更することができる。
(第2の変形例)
次に、第2の変形例に係る電子部品について図面を参照しながら説明する。図4は、第2の変形例に係る電子部品10cの積層体12の分解斜視図である。電子部品10cの外観斜視図については、図1を援用する。
電子部品10cでは、1/4波長ストリップライン18fは、1/4波長ストリップライン18a,18cが設けられている誘電体層16dとは異なる誘電体層16eに設けられている。以下に、電子部品10cの構成について電子部品10aの相違点を中心に詳細に説明する。
電子部品10cでは、誘電体層16hが誘電体層16b,16c間に設けられている。引き出し導体22cは、誘電体層16h上に設けられている。
また、1/4波長ストリップライン18eは、誘電体層16c上に設けられている。ビアホール導体v21は、誘電体層16hをz軸方向に貫通しており、引き出し導体22cと1/4波長ストリップライン18eのx軸方向の正方向側の端部とを接続している。ビアホール導体v22は、誘電体層16cをz軸方向に貫通しており、1/4波長ストリップライン18eのx軸方向の負方向側の端部と接続導体20aのy軸方向の負方向側の端部とを接続している。
また、1/4波長ストリップライン18cは、接続導体20aに接続されている。1/4波長ストリップライン18dは、接続導体20bに接続されている。
1/4波長ストリップライン18fは、誘電体層16e上に設けられている。ビアホール導体v23,v24は、誘電体層16c,16dをz軸方向に貫通しており、互いに接続されることにより1本のビアホール導体を構成している。ビアホール導体v23のz軸方向の正方向側の端部は、接続導体20bのy軸方向の負方向側の端部に接続されている。ビアホール導体v24のz軸方向の負方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18fのx軸方向の正方向側の端部に接続されている。
また、誘電体層16iが誘電体層16e,16f間に設けられている。引き出し導体22bは、誘電体層16i上に設けられている。ビアホール導体v25は、誘電体層16eをz軸方向に貫通している。ビアホール導体v25のz軸方向の正方向側の端部は、1/4波長ストリップライン18fのx軸方向の負方向側の端部に接続されている。ビアホール導体v25のz軸方向の負方向側の端部は、引き出し導体22bに接続されている。
以上のように構成された電子部品10cでは、1/4波長ストリップライン18a,18cは、誘電体層16d上に設けられている。1/4波長ストリップライン18b,18dは、同じ誘電体層16c上に設けられている。また、1/4波長ストリップライン18fは、1/4波長ストリップライン18b,18dと電気的に接続されている。1/4波長ストリップライン18eは、1/4波長ストリップライン18a,18cと電気的に接続されている。
以上のように構成された電子部品10cでは、不平衡信号は、外部電極14aを介して1/4波長ストリップライン18aに入力される。そして、各1/4波長ストリップライン18間の結合度に応じた周波数帯域の平衡信号が、1/4波長ストリップライン18e,18fから外部電極14d,14fを介して出力される。
電子部品10cでは、誘電体層16d,16e間に設けられる誘電体層16の枚数、厚みを調整することにより、1/4波長ストリップライン18a,18b間の距離及び1/4波長ストリップライン18c,18d間の距離を変更することなく、1/4波長ストリップライン18e,18f間の距離を変更することができる。
(その他の実施形態)
本発明に係る電子部品は、前記実施形態に係る電子部品10a〜10cに限らずその要旨の範囲内において変更可能である。
なお、電子部品10a〜10cは、3つの共振器30a〜30cを備えている。しかしながら、共振器30は、複数設けられていればよく、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
以上のように、本発明は、電子部品に有用であり、特に、複数の1/4波長ストリップラインが結合してなる複数の共振器の結合度を独立して調整できる点において優れている。
10a〜10c 電子部品
12 積層体
14a〜14h 外部電極
16a〜16i 誘電体層
18a〜18f 1/4波長ストリップライン
30a〜30c 共振器

Claims (10)

  1. 不平衡信号を平衡信号に変換する電子部品であって、
    複数の誘電体層が積層されてなる積層体と、
    前記誘電体層上に設けられている第1の1/4波長ストリップライン、及び、該第1の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第1の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第2の1/4波長ストリップラインにより構成されている第1の共振器と、
    前記誘電体層上に設けられている第3の1/4波長ストリップライン、及び、該第3の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第3の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第4の1/4波長ストリップラインにより構成されている第2の共振器と、
    を備えており、
    前記第1の1/4波長ストリップラインと前記第3の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、かつ、異なる前記誘電体層上に設けられており、
    前記第2の1/4波長ストリップラインと前記第4の1/4波長ストリップラインとは、電磁気的に結合していること、
    を特徴とする電子部品。
  2. 前記誘電体層上に設けられている第5の1/4波長ストリップライン、及び、該第5の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第5の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第6の1/4波長ストリップラインにより構成されている第3の共振器を、
    更に備えており、
    前記第3の1/4波長ストリップラインと前記第5の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、
    前記第4の1/4波長ストリップラインと前記第6の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、
    前記不平衡信号は、前記第1の1/4波長ストリップラインから入力され、
    前記平衡信号は、前記第5の1/4波長ストリップライン及び前記第6の1/4波長ストリップラインから出力されること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記第1の1/4波長ストリップラインと前記第5の1/4波長ストリップラインとは、同じ前記誘電体層上に設けられていること、
    前記第2の1/4波長ストリップラインと前記第6の1/4波長ストリップラインとは、同じ前記誘電体層上に設けられていること、
    を特徴とする請求項2に記載の電子部品。
  4. 前記第3の1/4波長ストリップラインは、前記第2の1/4波長ストリップライン及び前記第6の1/4波長ストリップラインと電気的に接続され、
    前記第4の1/4波長ストリップラインは、前記第1の1/4波長ストリップライン及び前記第5の1/4波長ストリップラインと電気的に接続されていること、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品。
  5. 前記誘電体層上に設けられている第5の1/4波長ストリップライン、及び、該第5の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第5の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第6の1/4波長ストリップラインにより構成されている第3の共振器を、
    更に備えており、
    前記第3の1/4波長ストリップラインと前記第5の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、
    前記第4の1/4波長ストリップラインと前記第6の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、
    前記不平衡信号は、前記第2の1/4波長ストリップラインから入力され、
    前記平衡信号は、前記第5の1/4波長ストリップライン及び前記第6の1/4波長ストリップラインから出力されること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  6. 前記第1の1/4波長ストリップラインは、前記第4の1/4波長ストリップライン及び前記第6の1/4波長ストリップラインと電気的に接続されていること、
    を特徴とする請求項5に記載の電子部品。
  7. 前記第2の1/4波長ストリップラインは、前記第3の1/4波長ストリップライン及び前記第5の1/4波長ストリップラインと電気的に接続されていること、
    を特徴とする請求項5又は請求項6のいずれかに記載の電子部品。
  8. 前記誘電体層上に設けられている第5の1/4波長ストリップライン、及び、該第5の1/4波長ストリップラインが設けられている該誘電体層よりも積層方向の一方側に設けられている前記誘電体層上に設けられ、かつ、該第5の1/4波長ストリップラインとインターディジタル結合している第6の1/4波長ストリップラインにより構成されている第3の共振器を、
    更に備えており、
    前記第1の1/4波長ストリップラインと前記第5の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、
    前記第2の1/4波長ストリップラインと前記第6の1/4波長ストリップラインとは電磁気的に結合しており、
    前記不平衡信号は、前記第5の1/4波長ストリップラインから入力され、
    前記平衡信号は、前記第3の1/4波長ストリップライン及び前記第4の1/4波長ストリップラインから出力されること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  9. 前記第1の1/4波長ストリップラインと前記第5の1/4波長ストリップラインとは、同じ前記誘電体層上に設けられていること、
    前記第2の1/4波長ストリップラインと前記第6の1/4波長ストリップラインとは、同じ前記誘電体層上に設けられていること、
    を特徴とする請求項8に記載の電子部品。
  10. 前記第3の1/4波長ストリップラインは、前記第2の1/4波長ストリップライン及び前記第6の1/4波長ストリップラインと電気的に接続され、
    前記第4の1/4波長ストリップラインは、前記第1の1/4波長ストリップライン及び前記第5の1/4波長ストリップラインと電気的に接続されていること、
    を特徴とする請求項9に記載の電子部品。
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