JP2012209045A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
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Abstract

【課題】封着排気工程における保護膜の劣化を回避し、不純ガス除去を十分に行うことが可能な封着構造を設ける。
【解決手段】前面側基板2に表示電極対、誘電体層及び保護膜が設けられた前面板と、背面側基板9上に放電セルを区画するリブ20等が設けられた背面板と、前面板と背面板の間を封着している枠状のシール層とを備える。シール層は、一方が内側で他方が外側に配置された第1シール層21と第2シール層22とを含む。第1及び第2シール層を各々形成する第1及び第2シール材について、熱融着により前面板と背面板の間を封止可能な下限温度を封止可能温度と定義し、溶融により封止不能に至る前の上限温度を封止限界温度と定義したとき、第1シール材の封止可能温度は、第2シール材の封止可能温度よりも高く、かつ第2シール材の封止限界温度よりも低く、第1シール材の封止限界温度は第2シール材の封止限界温度よりも高い。
【選択図】図1

Description

本発明は、AC駆動型のプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと略記する場合もある。)に関し、特に、前面板と背面板の封着構造が改良されたPDP、及びその製造方法に関する。
代表的なAC駆動型PDPである交流面放電型PDPの構成の一例を、図16及び図17に示す。図16は、前面板1と背面板8を分離した状態でPDPの一部を示した斜視図である。図17は、図16の前面板1と背面板8が合体された状態を示し、図16における表示電極対5を横切る方向に沿った断面図である。
前面板1は、透明で絶縁性を有するガラス等からなる前面側基板2の表面上に、面放電を行う走査電極3および維持電極4からなる表示電極対5が平行に配列された構成を有する。走査電極3および維持電極4はそれぞれ、前面側基板2の表面上に形成された透明電極3a、4aと、その上に形成されたバス電極3b、4bとにより構成される。バス電極3b、4bは、例えば、銀(Ag)とその結着材であるガラスフリット材料からなる。そして表示電極対5を覆うように前面側誘電体層6が形成され、その上に保護膜7が形成されている。
一方、背面板8は、透明で絶縁性を有するガラス等からなる背面側基板9の表面上に、画像データを書き込むためのデータ電極10が、前面側基板2の表示電極対5に対して直交する方向に配列され、その上が背面側誘電体層11で覆われた構成を有する。背面側誘電体層11上にはさらに、隔壁を構成するリブ12が形成されている。リブ12は、データ電極10に平行な方向に伸びて形成された縦リブ12aと、それと直交する方向に形成された横リブ12bとで形成された井桁形状をしている。縦リブ12aと横リブ12bとで囲まれた領域により、各画素が規定される。各画素の領域における、リブ12の側面と背面側誘電体層11の表面とには、データ電極10に対応させてそれぞれ赤色、緑色、青色の蛍光体層13r、13g、13bが塗布形成されている。
前面板1と背面板8とは、表示電極対5とデータ電極10とがマトリックスを形成するように対向している。前面板1と背面板8の間で縦リブ12aと横リブ12bとで囲まれた空間が、各画素の放電空間14となる。各放電空間14に対応して、表示電極対5とデータ電極10とが立体交差することにより、放電セル15が形成される。前面板1の表示電極対5の間には、横リブ12bの頂部に対向するようにブラックストライプ16が形成されている。
前面板1と背面板8との外周部はガラスフリットなどのシール材(図示せず)によって封着され、排気された後の放電空間14に、ネオン(Ne)とキセノン(Xe)の混合ガスからなる放電ガスが封入されている。放電ガスは、例えば、Xeの割合が10%のものが用いられ、約450Torr(約60kPa)の圧力で封入される。
このような構成のAC駆動型のPDPでは、表示電極対5上に形成された前面側誘電体層6が特有の電流制限機能を発揮するので長寿命である。また、保護膜7は、プラズマ放電により前面側誘電体層6がスパッタリングされることを防止するとともに、電子放出を行い安定した放電を発生させ、放電電圧を低下させる効果をもたらす。従って、保護膜材料としては、耐スパッタリング性に優れるとともに、二次電子放出係数の高い材料が望ましい。
そのような保護膜材料としては、従来、酸化マグネシウム(MgO)が主に使用されてきた。しかしながら、近年のパネルの省電力化の要求を背景に、より電子放出特性に優れ、パネルにおける放電電圧の低下が可能となる酸化カルシウム(CaO)、酸化ストロンチウム(SrO)、あるいは酸化バリウム(BaO)を保護層材料に用いる研究・開発が進められてきた。但し、これら材料はMgOに比べ活性であるため、大気中に存在する二酸化炭素(CO2)が吸着し反応して炭酸塩になりやすい。炭酸塩に変化すると、CaO等が本来有する電子放出特性が著しく低下し、パネルにおける放電電圧も上昇する。従って、保護膜のこれら特性を安定させることが、良好に画像表示を行える特性の実現には重要である。
活性な材料であるCaO、SrO、SrCaOなどを用いて保護膜7を形成する場合は、前面板に保護膜材料の層を形成した後、昇温時に大気に曝露してしまうと、大気中の水や二酸化炭素の影響を受けて、すぐに材料特性が劣化し、放電電圧が上昇してしまう。また保護膜7は、大気中での昇温に伴い、真空中での加熱による不純ガス除去可能温度が上昇してしまう。従って、昇温により大気中での保護膜の劣化が開始する前に、パネル内部を大気に曝露されない環境に調整すること、また、不純ガスを効率よく除去するために、大気に曝露されない環境下で、不純ガスが除去される温度まで十分に加熱することが必要である。これらのことを考慮すると、保護膜7の劣化を抑制し、不純ガスを十分に除去するためには、前面板1と背面板8の外周部の封着排気工程を適切に管理することが重要である。
前面板1と背面板8の間の封着の信頼性を向上させるために、図18に示すように改良された封着構造を用いることが、特許文献1に開示されている。同図においては、前面側基板2と背面側基板9の封着が、内側の第1の封止層17と、外側の第2の封止層18からなる二重の封止層によって行われる。第1の封止層17は、リブ12を構成する低融点ガラス層より低い軟化点を有する結晶質のガラス層で構成され、第2の封止層18は、第1の封止層17を構成するガラス層より低い軟化点を有する非晶質のガラス層で構成される。
この二重の封止層は、第1の封止層17により、耐熱性を向上させかつ封着温度と排気温度との差を低減すること、及び第1の封止層17の結晶化度のばらつきによる封着部分不良や熱歪みの影響を、第2の封止層18により緩和することを意図したものである。すなわち、加熱焼成処理中に熱融着温度が設定温度範囲内において変動して第1の封止層17が場所によって結晶化度がばらついた場合でも、第2の封止層18が軟化流動して第1の封止層17の外周を気密に覆うので封着部分不良を来すことがない。また、熱融着温度が設定温度範囲内において高い方に変動して第2の封止層18が軟化流動した場合でも、第1の封止層17が耐熱性に優れているので軟化流動せずその形状を保持して前面板1と背面板8の間の封着を維持することができる。従って、高温で排気を行おうとする場合に、封止層が流動することによりリークが発生する危険性を回避することができる。
このように、結晶質のガラス層と非晶質のガラス層からなる二重の封止層を設けることにより、封着の信頼性が確保され、また、封着排気プロセスにおいて高温で排気することが可能になる。
特開2000−30618号公報
しかし、特許文献1には、活性な保護膜材料を用いる場合に必要な封着工程の条件を、二重の封止層により満足させることについての記載はない。すなわち、活性な保護膜材料を用いる場合は、保護膜が劣化する温度未満の比較的低い温度でパネル内部(放電空間を形成する前面板と背面板の間の空間)を封止し、真空にする必要があるが、特許文献1には、保護膜の劣化を防止するために必要な条件を充足することに関する記載はない。
また、パネル内部の封止状態を低温から高温領域に亘って安定して維持し、保護膜が大気に曝露されないように密閉するためには、第1の封止層と第2の封止層について、熱融着による封止が可能となる封止可能温度、及び溶融して封止が不能となる封止限界温度の関係を適切に設定する必要がある。しかし、これに関しても、特許文献1には、必要な条件を充足することに関する記載はない。
本発明は、封着排気工程における保護膜の劣化を回避し、不純ガス除去を十分に行うことが可能な封着構造を有するPDPを提供することを目的とする。
また本発明は、そのような封着構造を有するPDPを作製するのに適した製造方法を提供することを目的とする。
本発明のプラズマディスプレイパネルは、前面側基板に走査電極および維持電極からなる複数の表示電極対が設けられ、前記表示電極対を覆って前面側誘電体層が設けられ、前記前面側誘電体層上に保護膜が設けられた前面板と、背面側基板に前記表示電極対と立体交差する複数のデータ電極が設けられ、前記データ電極と前記表示電極対の交差部に各々放電セルを区画するリブが設けられ、前記リブ間に蛍光体層が設けられ、放電空間を形成して前記前面板と接合された背面板と、前記前面板と前記背面板の間の外周縁領域に枠状に設けられ、前記前面板と前記背面板の間を封着したシール層とを備える。
上記課題を解決するために、本発明のプラズマディスプレイパネルは、前記シール層が、第1シール層と第2シール層とを含む二重構造を有し、いずれか一方が内側で他方が外側に配置され、前記第1及び第2シール層を各々形成する第1及び第2シール材について、融着により前記前面板と前記背面板の間を封止可能な下限温度を封止可能温度と定義し、溶融により封止不能に至る前の上限温度を封止限界温度と定義したとき、前記第1シール材の封止可能温度は、前記第2シール材の封止可能温度よりも高く、かつ前記第2シール材の封止限界温度よりも低く、前記第1シール材の封止限界温度は前記第2シール材の封止限界温度よりも高いことを特徴とする。
本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、上記構成のプラズマディスプレイパネルを製造する方法であって、前記前面板及び前記背面板を作製し、前記背面側基板の前記放電空間側に、前記第1及び第2シール材の層を、前記第2シール材の高さが前記第1シール材の高さよりも高くなるように形成し、前記第1及び第2シール材を漸次昇温させることにより、前記第1及び第2シール層を形成して前記前面板と前記背面板の間を封着し、かつ前記放電空間を排気する封着排気工程を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、PDP作製時の封着排気工程において、第2シール層により低温領域でのパネル内封止を可能として保護膜の劣化を抑制し、第1シール層により高温領域でのパネル内封止を維持して、不純ガス除去を十分に行うことができる。従って、活性な保護膜材料を用いることが容易となる。
実施の形態1におけるPDPの概略構成を示す断面図 同PDPの平面図 同PDPの製造方法の一工程における状態を示す断面図 同PDPの封着構造を形成するシール材の材料特性の特徴を示す図 同PDPの製造方法の封着排気工程におけるパネル内の温度の変化と排気開始のタイミングを示すグラフ 同製造方法におけるシール材の形状の特徴を説明するためのグラフ 実施の形態2におけるPDPの製造方法を示す断面図 実施の形態3におけるPDPの製造方法の第1態様を示す断面図 同第1態様を示す平面図 実施の形態3におけるPDPの製造方法の第2態様を示す断面図 実施の形態3におけるPDPの製造方法の第3態様を示す断面図 実施の形態4におけるPDPの製造方法の第1態様を示す断面図 同第1態様を示す平面図 実施の形態4におけるPDPの製造方法の第2態様を示す断面図 同第2態様を示す平面図 従来例のPDPの一部を前面板1と背面板8を分離した状態で示した斜視図 図15の前面板1と背面板8が合体された状態を示す断面図 従来例の前面板1と背面板8の間の封着構造を示す断面図
本発明のプラズマディスプレイパネルは、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、前記第2シール材の封止可能温度は、前記保護膜の温度劣化を回避可能な範囲にあることが好ましい。
また前記第1シール層と前記第2シール層の間に間隙が設けられ、前記前面板及び前記背面板の少なくとも一方の前記放電空間側の面には、前記間隙内に突出する乗り上げ防止部材が設けられていることが好ましい。
また、前記背面板の放電空間側の面には、前記第1及び前記第2シール層のうち、内側に配置されたシール層の内側、及び外側に配置されたシール層の外側の少なくとも一方に沿って突出するリーク防止部材が設けられていることが好ましい。
前記第2シール材の封止可能温度は350℃以下、前記第1シール材の封止限界温度は450℃〜500℃であることが好ましい。
また、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、前記第1シール材の高さを、前記リブの高さよりも100μm以上高く形成し、前記第2シール材の高さを、前記第1シール材の高さよりも100μm以上程度高く形成することが好ましい。
また、前記第1シール材と前記第2シール材の間に間隙を設け、前記間隙の幅を、前記前面板と前記背面板の間を封着する工程において溶融した前記第2シール材が前記第1シール材と前記前面板の間に進入することを回避可能な大きさに設定することが好ましい。
また、前記第1シール材と前記第2シール材の間に間隙を設け、前記前面板及び前記背面板の少なくとも一方の放電空間側の面には、前記間隙内に突出するように乗上げ防止部材を設けて、前記封着排気工程を行うことが好ましい。
また、前記背面板の放電空間側の面に、前記第1及び前記第2シール層のうち、内側に配置されたシール層の内側、及び外側に配置されたシール層の外側の少なくとも一方に沿って突出するリーク防止部材を設けて、前記封着排気工程を行うことが好ましい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1におけるPDPの構造について、図1〜図2を参照して説明する。図1及び図2はそれぞれ、実施の形態1におけるPDPの構造の概要を示す断面図、及び平面図である。
本実施の形態のPDPにおける前面板及び背面板の構造は、図16〜図17に示した従来例と同様である。本実施の形態は、前面板と背面板の間の封着構造を形成するシール層に特徴を有するので、図1〜図2では、シール層以外には、前面側基板2、背面側基板9、及びリブ20のみが具体的に図示され、他の要素は図示が省略されている。また、リブ20は、その形成された範囲のみが簡略的に示され、具体的な図示は省略されている。
シール層は、前面側基板2と背面側基板9の間の外周縁領域に枠状に形成された第1シール層21と、第1シール層21の周囲を包囲して形成された第2シール層22とを含む二重構造を有する。背面側基板9には、排気管23がシール材によって接続されている。排気管23は、放電空間を形成するための、前面側基板2と背面側基板9の間のシール層に包囲された空間(パネル内空間)に対して、排気を行ない、あるいは所望のガスを封入するために用いられる。シール層の二重構造の特徴は、製造工程における利点を与えるものであり、従って、図3〜図5に示す製造方法の特徴と併せて説明する。
図3は、本実施の形態のPDPの製造方法における封着排気工程前に、前面板と背面板が、シール材の層を挟んで重ね合わされた状態を示す断面図である。背面側基板9の放電空間側に、図1の第1及び第2シール層21、22を各々形成するための、第1及び第2シール材21a、22aが設けられている。この状態で雰囲気を漸次昇温させることにより、第1及び第2シール材21a、22aは、軟化、流動して前面側基板2がリブ20の上面に当接するまで変形し、第1及び第2シール層21、22を形成する。それに伴い、前面側基板2と背面側基板9の間が封着され、封着工程中に放電空間の排気、放電ガスの封入が行われる。その過程については、以下に詳細に説明する。
昇温に伴う第1及び第2シール材21a、22aの軟化・溶融の進行に伴い、パネル内部の温度と排気の関係が制御される。これを適切に行うことが容易なように、第1及び第2シール材21a、22aの材料特性が、図4を参照して以下に説明するように調整される。
すなわち、第1及び第2シール材21a、22aについて、熱融着により前面側基板2と背面側基板9の間を封止可能な下限温度を封止可能温度と定義する。また、溶融により封止不能に至る前の上限温度を封止限界温度と定義する。図4に示すように、第2シール材22aについては、封止可能温度T2cと封止限界温度T2uの間が、封止可能な温度範囲である。また、第1シール材21aについても、封止可能温度T1cと封止限界温度T1uの間が、封止可能な温度範囲である。
また、図4に示すように、第1シール材21aの封止可能温度T1cは、第2シール材22aの封止可能温度T2cよりも高く、かつ第2シール材22aの封止限界温度T2uよりも低くなるように調整する。また、第1シール材21aの封止限界温度T1uは、第2シール材22aの封止限界温度T2uよりも高くなるように調整する。これにより、T1cとT2uの間の温度範囲では、第2シール材22aと第1シール材21aの封止可能な範囲が重複することになる。
なお、第2シール材22aの封止可能温度T2cは、保護膜の温度劣化を回避可能な範囲に調整されることが望ましい。また、図3に示すように、背面側基板9上に設けられた第1及び第2シール材21a、22aの層は、第2シール材22aの高さが第1シール材21aの高さよりも高くなるように設定されることが望ましい。
図3の状態に第1及び第2シール材21a、22aが設置された後の、封着排気工程の進行に伴う変化と制御について、図5も参照して説明する。図5は、封着排気工程におけるパネル内の温度(T)の変化と排気開始のタイミングを示すグラフある。横軸は経過時間(t)、縦軸は温度(T)を示す。時刻t1〜t4の間は昇温工程であり、パネルを漸次昇温させる。時刻t4〜t5の間は定温工程であり、パネルの温度を一定の状態に維持する。時刻t5以降は降温工程であり、パネルを室温まで降温させる。
昇温工程では、時刻t1に第2シール材22aの封止可能温度T2cに到達する。このとき、前面側基板2には第2シール材22aのみが当接しているので、パネル内は、第2シール材22aにより外気に対して封止される。この時点から、パネル内の排気を開始する。排気は急速に行い、保護膜が実質的な劣化を発生する温度に達する前に、パネル内を真空状態にする。第2シール材22aは、昇温に伴い軟化により高さが低下し、前面側基板2は第1シール材21aにも当接するようになる。
時刻t2には、第1シール材21aの封止可能温度T1cに達し、第1シール材21aによる封止作用も得られる状態になる。さらに、時刻t3には、第2シール材22aの封止限界温度T2uに到達し、第2シール材22aによる封止が不能となる。しかし、第1シール材21aにより、封止状態が維持されるので、保護膜の劣化は回避される。
さらに昇温及び排気を続行し、第1シール材21aの封止限界温度T1uに達する前の時刻t4に、昇温を停止して温度Tmを維持する。温度Tmは、保護膜が不純ガスを十分に放出する程度の高温になるよう設定される。しかし、第1シール材21aの封止限界温度T1uには達しないので、パネル内の封止状態は維持される。その後、時刻t5まで温度Tmを維持した後、降温させる。
以上のように、特有な材料特性の組み合わせを有する2重のシール層を用いることにより、第2シール材22aは、保護膜材料が大気により劣化する温度未満でパネル内部を封止し、第1シール材21aは、保護膜が不純ガスを放出する温度以上まで封止作用を維持可能な封着構造が得られる。このような効果を十分に得るためには、PDPのシール材として使用可能な材料および保護膜の材料の範囲内で考慮すると、第2シール材22aの封止可能温度T2cは350℃以下、第1シール材21aの封止限界温度T1uは450℃〜500℃であることが望ましい。
第1シール材21a、及び第2シール材22aの高さの詳細について、図3及び図6を参照して説明する。図6は、シール材の高さの特徴を説明するためのグラフである。図3に示したように、リブ20の高さh0、第1シール材21aの高さh1、及び第2シール材22aの高さh2は、図6に示すような関係を有する。まず第1シール材21aの高さh1は、リブ20の高さh0よりも高く設計する必要がある。リブ20よりも第1シール材21aが低ければ、封止することができず、リークしてしまう。また、第1シール材21aは、リブ20より少なくとも100μm程度高く設計することが望ましい。これと同様に、第2シール材22aの高さh2は、第1シール材21aの高さh1よりも100μm程度高く設計することが望ましい。
なお、上記記載では、第1シール層21が内側に配置され、第2シール層22が外側に配置された例について記述したが、内側に第2シール層22が配置され、外側に第1シール層21が配置された構成とすることもできる。以降の各実施の形態についても同様である。
第1及び第2シール材21a、22aとしては、例えば、下記のような特性を有する材料を組み合わせて用いることができる。
(1)第1シール材
密閉可能温度:440℃
密閉限界温度:500℃
(材料特性)
熱膨張係数:71.5×10-7/℃ (30〜300℃)
転移点:346℃
軟化点:475℃
(2)第2シール材
封止可能温度:350℃
封止限界温度:460℃
(材料特性)
熱膨張係数:75.1×10-7/℃ (30〜250℃)
転移点:304℃
降伏点:325℃
軟化点:363℃
<実施の形態2>
実施の形態2におけるPDPの製造方法について、その一工程における断面図を示す図7を参照して説明する。図7は、封着排気工程前に、前面板と背面板が、シール材の層を挟んで重ね合わされた状態を示す。背面側基板9の放電空間側に、図1の第1及び第2シール層21、22を各々形成するための、第1及び第2シール材21a、22aが設けられている。
第1シール材21aと第2シール材22aの間には間隙gが設けられている。間隙gの幅は、封着排気工程において溶融した第2シール材22aが、第1シール材21aと前面側基板2の間に進入することを回避可能な大きさに設定される。封着排気工程は、上述の実施の形態1の場合と同様に行う。
このような間隙gを設けるのは、以下の理由による。すなわち、シール層を2重に形成する場合、温度が上昇するに従い、第2シール材22aの流動性が増大してくる。そして内部を真空にしたとき、第2シール材22aが変形し始めると、第1シール材21aに乗り上げる可能性がある。もしも、第2シール材22aが第1シール材21aに乗り上げてしまうと、第1シール材21aによる封止機能が得られなくなる。つまり、第2シール材22aが、第1シール材21aと前面側基板2の間に介在することにより、第2シール材22aを通してリークが発生するからである。また、その状態では、第1シール材21aにより封止されるべき温度に到達しても、パネル内部の封止作用が得られなくなる不具合が生じる。
この危険性を回避するためには、封着前の構造において、第1シール材21aと第2シール材22aの間に十分な広さの間隙gを設けることが効果的である。これにより、封着中において、第2シール材22aが第1シール材21aに乗り上げる可能性を低減することが可能になる。この間隙gは広ければ広いほど、封止不能となる可能性が低くなるので、少なくとも1mmの広さに設定することが望ましい。
<実施の形態3>
実施の形態3におけるPDPの構造及びその製造方法について、図8〜図11を参照して説明する。
図8は、実施の形態3におけるPDPの製造方法の第1態様を示す断面図、図9はその平面図である。図8は、封着排気工程前に、前面板と背面板が、シール材の層を挟んで重ね合わされた状態を示す。すなわち、背面側基板9の放電空間側に、図1の第1及び第2シール層21、22を各々形成するための、第1及び第2シール材21a、22aの層が設けられている。第1シール材21aと第2シール材22aの間には間隙が設けられ、前面側基板2の放電空間側の面には、その間隙内に突出する乗り上げ防止部材24が設けられている。
このような乗り上げ防止部材24を設けるのは、実施の形態2において間隙gを設けたのと同様の理由による。すなわち、封着排気工程での昇温に従い、第2シール材22aの流動性が増大し、その結果、第2シール材22aが第1シール材21aに乗り上げて、第1シール材21aによる封止作用が得られなくなる不具合を回避するためである。この乗り上げ防止部材24があることにより、封着中において第2シール材22aの内側への流動を阻止して、第1シール材21aに乗り上げる可能性を低減することが可能になる。
図10は、実施の形態3におけるPDPの製造方法の第2態様を示す断面図である。この態様は、前面側基板2の乗り上げ防止部材24に加えて、背面側基板9の面にも乗り上げ防止部材25を設けたものである。背面側基板9に設けた乗り上げ防止部材25により、流動性が増大し変形する第2シール材22aを、内側に崩さず外側に逃がす効果が得られる。それにより、第2シール材22aが第1シール材21aに乗り上げることを抑制する効果が増大する。
図11は、実施の形態3におけるPDPの製造方法の第3態様を示す断面図である。この態様は、背面側基板9の面の乗り上げ防止部材25のみを設けたものである。上述のとおり、背面側基板9に設けた乗り上げ防止部材25により、流動性が増大し変形する第2シール材22aを、内側に崩さず外側に逃がす効果が得られる。それだけでも、第2シール材22aが第1シール材21aに乗り上げることを抑制する効果を得ることは可能である。
<実施の形態4>
実施の形態4におけるPDPの構造及びその製造方法について、図12〜図15を参照して説明する。
図12は、実施の形態4におけるPDPの製造方法の第1態様を示す断面図、図13はその平面図である。図12は、封着排気工程前に、前面板と背面板が、シール材の層を挟んで重ね合わされた状態を示す。すなわち、背面側基板9の放電空間側に、図1の第1及び第2シール層21、22を各々形成するための、第1及び第2シール材21a、22aが設けられている。背面側基板9の放電空間側の面にはさらに、第2シール材22aの外側に沿って突出するリーク防止部材26が設けられている。
このようなリーク防止部材26を設けるのは、以下の理由による。すなわち、封着排気工程での昇温に従い、第2シール材22aの流動性が増大したとき、第2シール材22aが外側に向かって広がる。当然、第2シール材22aが広がるのに応じて、シール高さが低くなるので、前面側基板2との間に隙間が発生し、パネル内部がリークする可能性が大きくなる。リーク防止部材26は、これを抑制するために設置され、第2シール材22aの上端と前面側基板2の間からリークしてしまう可能性を低減することができる。
図14は、実施の形態4におけるPDPの製造方法の第2態様を示す断面図、図15はその平面図である。背面側基板9の放電空間側の面には、第1シール材21aの内側に沿って突出するリーク防止部材27が設けられている。第1態様のリーク防止部材26と同様に、第1シール材21aに対してリーク防止部材27を設けることで、第1シール材21aの流動性が増大したとき、第1シール材21aが内側に向かって広がることに起因する、第1シール材21aの上端と前面側基板2の間からのリークの可能性を低減することができる。
また、第2シール材22aに対するリーク防止部材26と、第1シール材21aに対するリーク防止部材27を併用して、リーク防止効果をより確実にすることも可能である。
本発明のPDPは、保護膜の劣化を回避しつつ、不純ガス除去を十分に行うことを可能とするものであり、壁掛けテレビや大型モニターとして有用である。
1 前面板
2 前面側基板
3 走査電極
3a、4a 透明電極
3b、4b バス電極
4 維持電極
5 表示電極対
6 前面側誘電体層
7 保護膜
8 背面板
9 背面側基板
10 データ電極
11 背面側誘電体層
12、20 リブ
12a 縦リブ
12b 横リブ
13r、13g、13b 蛍光体層
14 放電空間
15 放電セル
16 ブラックストライプ
17 第1の封止層
18 第2の封止層
21 第1シール層
21a 第1シール材
22 第2シール層
22a 第2シール材
23 排気管
24、25 乗り上げ防止部材
26、27 リーク防止部材

Claims (10)

  1. 前面側基板に走査電極および維持電極からなる複数の表示電極対が設けられ、前記表示電極対を覆って前面側誘電体層が設けられ、前記前面側誘電体層上に保護膜が設けられた前面板と、
    背面側基板に前記表示電極対と立体交差する複数のデータ電極が設けられ、前記データ電極と前記表示電極対の交差部に各々放電セルを区画するリブが設けられ、前記リブ間に蛍光体層が設けられ、放電空間を形成して前記前面板と接合された背面板と、
    前記前面板と前記背面板の間の外周縁領域に枠状に設けられ、前記前面板と前記背面板の間を封着したシール層とを備えたプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記シール層は、第1シール層と第2シール層とを含む二重構造を有し、いずれか一方が内側で他方が外側に配置され、
    前記第1及び第2シール層を各々形成する第1及び第2シール材について、熱融着により前記前面板と前記背面板の間を封止可能な下限温度を封止可能温度と定義し、溶融により封止不能に至る前の上限温度を封止限界温度と定義したとき、前記第1シール材の封止可能温度は、前記第2シール材の封止可能温度よりも高く、かつ前記第2シール材の封止限界温度よりも低く、前記第1シール材の封止限界温度は前記第2シール材の封止限界温度よりも高いことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第2シール材の封止可能温度は、前記保護膜の温度劣化を回避可能な範囲にある請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記第1シール層と前記第2シール層の間に間隙が設けられ、前記前面板及び前記背面板の少なくとも一方の前記放電空間側の面には、前記間隙内に突出する乗り上げ防止部材が設けられている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記背面板の放電空間側の面には、前記第1及び前記第2シール層のうち、内側に配置されたシール層の内側、及び外側に配置されたシール層の外側の少なくとも一方に沿って突出するリーク防止部材が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記第2シール材の封止可能温度は350℃以下、前記第1シール材の封止限界温度は450℃〜500℃である請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルを製造する方法であって、
    前記前面板及び前記背面板を作製し、
    前記背面側基板の前記放電空間側に、前記第1及び第2シール材の層を、前記第2シール材の高さが前記第1シール材の高さよりも高くなるように形成し、
    前記第1及び第2シール材を漸次昇温させることにより、前記第1及び第2シール層を形成して前記前面板と前記背面板の間を封着し、かつ昇温させた状態で前記放電空間を排気する封着排気工程を行うことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 前記第1シール材の高さを、前記リブの高さよりも100μm以上高く形成し、前記第2シール材の高さを、前記第1シール材の高さよりも100μm以上程度高く形成する請求項6に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  8. 前記第1シール材と前記第2シール材の間に間隙を設け、前記間隙の幅を、前記前面板と前記背面板の間を封着する工程において溶融した前記第2シール材が前記第1シール材と前記前面板の間に進入することを回避可能な大きさに設定する請求項6に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  9. 前記第1シール材と前記第2シール材の間に間隙を設け、前記前面板及び前記背面板の少なくとも一方の放電空間側の面には、前記間隙内に突出するように乗上げ防止部材を設けて、前記封着排気工程を行う請求項6〜8のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  10. 前記背面板の放電空間側の面に、前記第1及び前記第2シール層のうち、内側に配置されたシール層の内側、及び外側に配置されたシール層の外側の少なくとも一方に沿って突出するリーク防止部材を設けて、前記封着排気工程を行う請求項6〜9のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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