JP2012207477A - コーナー作業用ゴンドラ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 構造物から吊り下げられるコーナー作業用ゴンドラ装置1で、作業ケージ2,2を少なくとも2台の作業ユニットと、これら2台の作業ユニットを鉛直軸回りに回動可能に連結する回動連結部11を両端部に備えるコーナーユニット10とで構成し、コーナーユニットに、2台の作業ユニットと回動および伸縮可能に連結される伸縮枠機構12を設けるとともに、コーナーユニット10に対するそれぞれの作業ユニット2,2の角度を調整して固定する角度調整固定機構13を設ける。
これにより、2台の作業ユニットをコーナーユニットの回動連結部を中心に回動して角度を変え、角度を保持することで、構造物のコーナー部分の両側面に作業ケージを対向させて作業するようにする。
【選択図】 図6
Description
また、予め角度をなすように2台の作業ケージ2,2を連結したゴンドラ装置Aで作業を行う場合には、コーナー部分Cが出隅C1状態だけや入隅C2状態だけであれば対応できるものの、図7に示した出隅C1部分と入隅C2部分の両方が存在する場合には、出隅C1部分に対応させて構造物S側を作業面としたゴンドラ装置Aを入隅C2部分に適用して作業を行おうとすると、作業ケージ2,2の作業面が逆になり、搭載機器3,3が邪魔になって作業が制約され、通常、作業ケージ2,2に搭載してある機器3,3、例えば昇降用の巻き上げ機3,3を反対側に付け替える必要があり、2台の作業ケージ2,2を地上や屋上で組み立て直す必要から簡単にコーナー部分Cに対して作業することができないという問題がある。
このコーナー作業用ゴンドラ装置1Aは、構造物から吊り下げられ構造物Sの側面に沿って移動される少なくとも2台の作業ユニットを構成する従来構造の作業ケージ2,2を構造物Sの側面S1,S2が角度をなした出隅C1状態や入隅C2状態のそれぞれのコーナー部分Cの両側面S1,S2に対向させて作業することができるようにしたものであり、2台の作業ユニット2,2と、これら2台の作業ユニット2,2の間に設けられるコーナーユニット10を備えて構成され、作業ユニット2,2およびコーナーユニット10にそれぞれ昇降用の昇降機3,3,3が搭載され、例えば、昇降用のワイヤーロープをシーブに巻き掛け、摩擦力が加わる状態でその巻き掛け位置を変えることで昇降できるワインダで構成されている。
これら可動フレーム11b,11bには頂部と底辺との間に補強部材が溶接などで取り付けられ、底辺の長さが連結される作業ケージ2,2の幅と一致するようにしてある。そして、図示省略したが、可動フレーム11b,11b上に回動軸11e側が円弧の半円状の床板が取り付けられ、可動フレームの回動により干渉しないようにしてある。
さらに、上下2本の固定外筒12dには、それぞれ作業ケージ2の手摺と連結するための連結プレート12iが上部の固定外筒12dに1箇所、中間部の固定外筒12dに2箇所、上部固定軸11hまたは下部固定軸11gとともに溶接してあり、連結ピン12jで連結できるようにしてある。また、下部固定軸11gには、作業ケージ2の底部フレームとの連結プレート12iが溶接してあり、同様に、連結ピン12jで連結できるようにしてある。
したがって、この伸縮枠機構12によって、コーナーユニット10の台車フレーム11aに対して両側の可動フレーム11b,11bを回動軸11eを中心に角度を変えても、可動手摺12a、固定外筒12dおよび伸縮内筒12eによって作業ケージ2側の手摺と連続して手摺が設置されることになる。なお、伸縮された伸縮内筒12eは固定外筒12dとの間に固定用ピンを入れて伸縮が固定される。
これにより、操作ハンドル13dを回転して支持ブロック13aとナット部材13bとの距離を変えることでができ、台車フレーム11aに対して可動フレーム11bを、回動軸11eを中心に角度を変えることができるようになる。
まず、作業前の準備として、コーナーユニット10の台車フレーム11aの両側に可動フレーム11bを回動連結部11を構成する回動支持部11dに回動軸11eで連結するとともに、伸縮枠機構12の可動手摺12aの連結部12cと伸縮内筒12eの連結部12fをピン12gで連結する。
さらに、作業ケージ2,2の上部および中間部の手摺とそれぞれに対応する固定外筒12dの連結プレート12iと連結ピン12jで連結するとともに、作業ケージ2、2の底部でも連結プレート12iと連結ピン12jで可動フレーム11b,11bと連結する。
なお、この可動フレーム11bの角度調整操作は、両側を同時に行う必要はなく、片側ずつ行うようにしても良い。
なお、この可動フレーム11bの角度調整操作は、両側を同時に行う必要はなく、片側ずつ行うようにしても良い。
S1 側面
S2 側面
C コーナー部分
C1 出隅
C2 入隅
2,2 作業ケージ(作業ユニット)
3,3 搭載機器(昇降機)
1 コーナー作業用ゴンドラ装置
10 コーナーユニット
11 回動連結部
11a 台車フレーム
11b 可動フレーム
11c キャスター輪
11d 回動支持部
11e 回動軸
11f 固定軸
11g 下部固定軸
11h 上部固定軸
12 伸縮枠機構
12a 可動手摺
12b ピン
12c 連結部
12d 固定外筒
12e 伸縮内筒
12f 連結部
12g ピン
12h 補強部材
12i 連結プレート
12j 連結ピン
13 角度調整固定機構
13a 支持ブロック
13b ナット部材(スライドねじ機構)
13c ねじ軸(スライドねじ機構)
13d 操作ハンドル
Claims (5)
- 構造物から吊り下げられ構造物側面に沿って移動される作業ケージを構造物側面が角度をなしたコーナー部分の両側面に対向させ得るコーナー作業用ゴンドラ装置であって、
前記作業ケージを少なくとも2台の作業ユニットと、これら2台の作業ユニットの間に設けられ2台の作業ユニットを鉛直軸回りに回動可能に連結する回動連結部を両端部に備えるコーナーユニットとで構成する一方、前記コーナーユニットに、前記2台の作業ユニットと回動および伸縮可能に連結される伸縮枠機構を設けるとともに、当該コーナーユニットに対するそれぞれの前記作業ユニットの角度を調整して固定する角度調整固定機構を設けてなることを特徴とするコーナー作業用ゴンドラ装置。 - 前記角度調整固定機構を、前記作業ユニット内から操作可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のコーナー作業用ゴンドラ装置。
- 前記作業ユニットおよび前記コーナーユニットのそれぞれを構造物から吊り下げるとともに、それぞれに昇降機構を設けて昇降可能に構成したことを特徴とする請求項1または2記載のコーナー作業用ゴンドラ装置。
- 前記伸縮枠機構を、前記コーナーユニットに伸縮可能に設けた可動手摺部材と兼用して構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコーナー作業用ゴンドラ装置。
- 前記角度調整固定機構を、前記コーナーユニットに先端部が支持され、中間部を前記作業ユニットに支持したナット部材にねじ込まれ当該コーナーユニットと作業ユニットとの距離を変更し固定し得るねじ軸を備えたスライドねじ機構で構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコーナー作業用ゴンドラ装置。
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JP2011074803A JP5771830B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | コーナー作業用ゴンドラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011074803A JP5771830B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | コーナー作業用ゴンドラ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103422663A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-12-04 | 成都嘉泽正达科技有限公司 | 附着升降脚手架 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05222834A (ja) * | 1992-02-12 | 1993-08-31 | Nippon Bisoo Kk | 高層建築物用昇降連続吊り足場 |
JP2000017832A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Ohbayashi Corp | 作業用吊り足場の形状可変トラス架構 |
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2011
- 2011-03-30 JP JP2011074803A patent/JP5771830B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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CN103422663B (zh) * | 2013-01-25 | 2016-02-24 | 成都嘉泽正达科技有限公司 | 附着升降脚手架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP5771830B2 (ja) | 2015-09-02 |
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