JP2012202044A - 誤ロック防止装置及びそれを備えた窓用ロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】窓枠22に取り付けられる取付部材8、取付部材8により室内外方向へ揺動可能に支持されたトリガー9、トリガー9を室外方向へ付勢する弾性付勢手段11を備え、障子の開状態ではトリガー9が鈎状掛止片7の連結部7Bを当止して連動部材3の移動が阻止されるためロック操作部材2は操作不能となり、障子を閉じることにより掛止ピン19がトリガー9を弾性付勢手段11の付勢力に抗して揺動させてトリガー9の連結部7Bへの当止が解除されるためロック操作部材2は操作可能となる。
【選択図】図1
Description
特許文献1の窓用ロック装置は、切り欠きが形成されたカムを障子開放側縁部の係合部材と対応させて窓枠に設け、窓枠に支持されながらロック操作部材により操作されて上下に移動する移動部材に、カムの切り欠きに嵌るカムフォロワが設けられた略U字状のフックを揺動自在に取り付け、フックを係合部材に係合させて障子をロックするものであり、その誤ロック防止装置は、障子の開状態において、カムにより揺動可能に支持されたストッパーの板状突出部を移動部材の切り欠きに係合させることにより移動部材の移動を阻止するものである。
また、特許文献2の窓用ロック装置は、窓枠にねじ止めされたケース内に収容されて上下移動可能に支持され、ケースにより回動可能に支持された操作レバーにより操作されて上下に移動する略し字状のカマを障子開放側縁部の係止ローラーに係合させて障子をロックするものであり、その誤ロック防止装置は、障子の開状態において、ケースにより揺動可能に支持されたトリガーの端部にカマに形成した係止突部を衝接させることによりカマの移動を阻止するものである。
さらに、特許文献3の窓用ロック装置は、窓枠に支持されながらロック操作部材により操作されて上下に移動する連動部材に鈎状掛止片を取り付け、鈎状掛止片を障子開放側縁部の掛止ピンに係合させて障子をロックするものであり、その誤ロック防止装置は、障子の開状態において、連動部材により揺動可能に支持されたトリガーの当止部を窓枠に取り付けられたトリガー受けの受部により当止することにより連動部材の移動を阻止するものである。
以上のような誤ロック防止装置を備えた窓用ロック装置は、障子の開状態では誤ロック防止装置が作用状態となるため誤操作が防止され、障子の閉状態では誤ロック防止装置が非作用状態となるため施錠することができる。
さらに、特許文献3の誤ロック防止装置を備えた窓用ロック装置は、施錠のための鈎状掛止片が取り付けられた連動部材にトリガーも取り付けられており、連動部材と別体にトリガーを取り付ける構成と比較して、トリガーの取付部材が不要になるとともに施工の際におけるトリガーの取り付け作業が不要になる反面、トリガーの当止部を当止するトリガー受けという別部品が必要になるとともに、トリガー受けを窓枠に取り付ける必要があるため、窓枠にトリガー受けを取り付けるスペースがない場合には誤ロック防止装置を構成することができない。
さらにまた、特許文献1〜3の誤ロック防止装置を備えた窓用ロック装置のいずれの構成においても、既設の窓用ロック装置(サブロック)が取り付けられたサッシに対し、既設部品を取り外すことなく後付けで誤ロック防止装置(トリガー機能)を取り付けることができない。
その上、窓枠にトリガー受けを取り付ける必要がないため、窓枠にトリガー受けを取り付けるスペースがない場合であっても使用することができる。
その上さらに、窓枠に取り付けられる取付部材にトリガー及び弾性付勢手段を取り付けてユニット化されているため、このようにユニット化された誤ロック防止装置を、誤ロック防止装置を備えていない既設の窓用ロック装置に対して既設部品を取り外すことなく後付けで取り付けることができる。
このような構成によれば、窓用ロック装置の基体の取付ねじを共用して取り付けることができるため、誤ロック防止装置を備えていない既設の窓用ロック装置に対して、現場合わせで窓枠にねじ穴を加工することなく後付けで容易に取り付けることができる。
窓枠22は横枠である上枠及び下枠並びに左右の縦枠22S,22Sにより、障子23は横框である上框及び下框並びに左右の縦框23S,23S及びガラス等により構成されており、上枠と上框との間並びに下枠と下框との間にそれぞれ取り付けられた図示しない上下のステーにより障子23は窓枠22により支持され、障子23の閉状態において、窓用ロック装置1により障子23は窓枠22に対して施錠される。
ここで、図1〜図3及び図6(a)に示すように、上下方向に延びる略矩形板状の連動部材3には、その上下端に合成樹脂製のガイド体4,5が取り付けられ、上下のガイド体4,5が、図4に示す右縦枠22Sに形成したガイド溝20に係合するため、連動部材3は、ガイド溝20にガイドされながら右縦枠22Sに沿って上下方向に移動可能に支持される。
さらに、図6(b)に示すように、鈎状掛止片7は連動部材3の上下方向中間位置(上下のガイド体4,5の間)に取り付けられた取付部7A、取付部7Aから左方(取付部7Aから離間する方向)へ延びる連結部7B、連結部7Bの自由端縁に繋がって上方(窓枠に沿う方向)へ延びる掛止部7Cからなる。
図6(a)に示すように、取付部材8は上下方向に長い平面視略アングル状であり、段付シャフト10を右方からトリガー9上端部(基端部)の通孔9A及び取付部材8上端部の通孔8Aに挿通して軸端をかしめることにより、トリガー9下端部(遊端部)が前後方向へ揺動可能なように取付部材8にトリガー9が取り付けられ、取付部材8に突設された係合凸部8Bがトリガー9の通孔9A下方の前後長孔9Bに係合するため、取付部材8に対するトリガー9の揺動角度範囲が制限される。
ここで、誤ロック防止装置Aは、取付部材8にトリガー9及び圧縮コイルばね11を取り付けて図5に示すようにユニット化されているため、図8に示す窓用ロック装置1のロック操作部材2を支持して右縦枠22Sに取り付けられる基体1Aの上下の取付ねじ17,18を共用し、図5(a)に示す取付部材8の切欠15及び通孔16を利用して図1に示すように右縦枠22Sに容易に取り付けることができる。
図1に示す障子23の開状態では、上述のとおりトリガー9の当止部9Cが鈎状掛止片7の連結部7Bの真上に位置していることから、窓用ロック装置1のロック操作部材2を下方へ操作しようした際に、当止部9Cにより連結部7Bが当止されてロック操作部材2の操作に連動する連動部材3の上方への移動が阻止され、ロック操作部材2は操作不能となるため、誤操作が防止される。
この障子23の開状態から、図示しないオペレーターにより障子23を閉じる方向へ移動させて障子23開放側縁部の掛止ピン19が図1中の矢印A1のように窓枠22に近づき、図2のように掛止ピン19がトリガー9を圧縮コイルばね11の付勢力に抗して揺動させた障子23の閉状態では、トリガー9が連結部7Bの真上から後方へ移動してトリガー9の連結部8Bへの当止が解除される。
したがって、ロック操作部材2は図2中の矢印A2のように操作可能となり、図3のようにロック操作部材2を下方へ操作した状態では、図3中の矢印A3のように連動部材3とともに鈎状掛止片7が上方へ移動して掛止ピン19を掛止するため、窓用ロック装置1により障子23は窓枠22に対して施錠される。
また、窓枠22にトリガー受けを取り付ける必要がないため、窓枠22にトリガー受けを取り付けるスペースがない場合であっても使用することができる。
さらに、窓枠22に取り付けられる取付部材8にトリガー9及び圧縮コイルばね11を取り付けてユニット化されているため、このようにユニット化された誤ロック防止装置Aを、誤ロック防止装置Aを備えていない既設の窓用ロック装置1(例えば図8参照。)に対して既設部品を取り外すことなく後付けで取り付けることができる。
さらにまた、窓用ロック装置1の基体1Aの取付ねじ17,18を共用して取り付けることができるため、誤ロック防止装置Aを備えていない既設の窓用ロック装置1に対して、現場合わせで窓枠22にねじ穴を加工することなく後付けで容易に取り付けることができる。
1 窓用ロック装置
1A 基体
2 ロック操作部材
2A 支軸
2B 連結片
2C ロック操作用長孔
3 連動部材
4,5 ガイド体
6 連動ピン
7 鈎状掛止片
7A 取付部
7B 連結部
7C 掛止部
8 取付部材
8A 通孔
8B 係合凸部
9 トリガー
9A 通孔
9B 前後長孔
9C 当止部
10 段付シャフト
11 圧縮コイルばね(弾性付勢手段)
13,14 ばね支持凸部
15 切欠
16 通孔
17,18 取付ねじ
19 掛止ピン
20 ガイド溝
21 窓
22 窓枠
22S 縦枠
23 障子
23S 縦框
Claims (3)
- 窓枠内に組み込まれた障子を室内外方向へ開閉することができる窓において、屋内側のロック操作部材により操作されて移動する連動部材に取り付けられた取付部、該取付部から離間する方向へ延びる連結部、該連結部の自由端縁に繋がって前記窓枠に沿う方向へ延びる掛止部からなる鈎状掛止片を前記障子の開放側縁部に取り付けられた掛止ピンに掛止して施錠する窓用ロック装置に用いられる、前記障子の開状態における前記窓用ロック装置の誤操作を防止する誤ロック防止装置であって、
前記窓枠に取り付けられる取付部材と、
該取付部材により室内外方向へ揺動可能に支持されたトリガーと、
該トリガーを室外方向へ付勢する弾性付勢手段とを備え、
前記障子の開状態では前記トリガーが前記鈎状掛止片の連結部を当止して前記連動部材の移動が阻止されるため前記ロック操作部材は操作不能となり、
前記障子を閉じることにより前記掛止ピンが前記トリガーを前記弾性付勢手段の付勢力に抗して揺動させて前記トリガーの前記連結部への当止が解除されるため前記ロック操作部材は操作可能となることを特徴とする誤ロック防止装置。 - 前記ロック操作部材を支持して前記窓枠に取り付けられる基体の取付ねじを共用して前記取付部材を前記窓枠に取り付ける請求項1記載の誤ロック防止装置。
- 請求項1又は2記載の誤ロック防止装置を備えた窓用ロック装置。
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JP2011065447A JP5609733B2 (ja) | 2011-03-24 | 2011-03-24 | 誤ロック防止装置及びそれを備えた窓用ロック装置 |
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JP6977976B1 (ja) * | 2021-01-28 | 2021-12-08 | アルメタックス株式会社 | 窓開閉ロック装置 |
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JP2007247357A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Nakanishi Eng:Kk | 締り金具及びそれを用いた窓障子 |
JP4337068B2 (ja) * | 1999-09-14 | 2009-09-30 | 美和ロック株式会社 | 窓のロック装置 |
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- 2011-03-24 JP JP2011065447A patent/JP5609733B2/ja active Active
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