JP2012198346A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な動作で、媒体の水分量の均質化を図り、熱定着を行う画像形成装置における用紙変形を抑制する手段を提供する。
【解決手段】媒体上の現像剤像を加熱と加圧を用いて当該媒体上に定着させる定着部と、時間を計測する時計部と、少なくとも湿度を含む環境情報を検出する環境検出部と、を備えた画像形成装置において、環境検出部から取得した環境情報と、時計部から取得した時刻とを環境履歴情報として蓄積する手段と、媒体の媒体情報を取得する手段と、定着部をウォームアップする際に、環境履歴情報と媒体情報とに基づいて、定着部の空回し時間を延長する手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プリンタやファクシミリ、複写機等の熱定着を行う画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、ピックアップローラと感光体ドラムとの間に配置された湿度センサと、用紙の表裏を反転させる反転機構とを備え、湿度センサで測定した周囲湿度の測定値を予め設定されている基準値と比較して、その測定値が基準値よりも高いときに、用紙に画像を印刷しないで定着部を通過させ、反転機構により用紙を反転させた後に、両面印刷の行程に従って印刷を実行させて用紙中の水分を除去している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−66834号公報(主に、段落0019−0030、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、用紙中の水分除去のための処理が複雑になるという問題があった。
また、水分除去のための処理を行わない画像形成装置の場合は、定着部を通過した後の用紙に用紙変形(いわゆるカール)が生ずるという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、簡単な動作で、媒体の水分量の均質化を図り、熱定着を行う画像形成装置における用紙変形を抑制する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、媒体上の現像剤像を加熱と加圧を用いて当該媒体上に定着させる定着部と、時間を計測する時計部と、少なくとも湿度を含む環境情報を検出する環境検出部と、を備えた画像形成装置において、前記環境検出部から取得した環境情報と、前記時計部から取得した時刻とを環境履歴情報として蓄積する手段と、前記媒体の媒体情報を取得する手段と、前記定着部をウォームアップする際に、前記環境履歴情報と前記媒体情報とに基づいて、前記定着部の空回し時間を延長する手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
これにより、本発明は、簡単な動作で、定着ローラと加圧ローラとの表面温度の温度差を縮めることができ、媒体の水分量を均質化させて熱定着を行う画像形成装置における用紙変形を抑制することができるという効果が得られる。
実施例1の画像形成装置の構成を示す説明図 実施例1の定着部を示す説明図 実施例1の温度検出素子の設置位置を示す説明図 実施例1の画像形成装置の制御系統を示すブロック図 実施例1の操作パネルを示す説明図 実施例1の媒体情報を示す説明図 実施例1の環境履歴情報蓄積処理を示すフローチャート 実施例1の媒体水分均質化処理を示すフローチャート 実施例1の媒体水分均質化処理を示すタイムチャート 実施例2の媒体水分均質化処理を示すフローチャート 実施例2の表示部への表示情報等を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのプリンタである。本実施例のプリンタ1は、カラー画像を印刷する電子写真方式のカラープリンタである。
このプリンタ1には、図1に示すように、その装置筐体内の下部に、印刷用の媒体としての用紙Pを収容する媒体カセット3が着脱自在に装着され、その外部の上面に、画像が印刷された用紙Pを集積するスタッカ4が配置されており、これらの間は、図1に破線で示す、概ねS字状に形成された用紙搬送路5で接続されている。
用紙搬送路5と媒体カセット3との接続部には、媒体カセット3から用紙Pを用紙搬送路5へ1枚毎に繰出すピックアップローラ6が設けられ、ピックアップローラ6の用紙Pの搬送方向(図1に矢印で示す方向をいう。以下、単に搬送方向という。)の下流側には、ピックアップローラ6により搬送された用紙Pの斜行を修正して搬送するレジストローラ7、レジストローラ7に挟持されて搬送された用紙Pの通過を検出する媒体通過検出センサ8、媒体通過検出センサ8を通過した用紙Pを挟持して搬送する搬送ローラ9、搬送ローラ9により搬送された用紙Pの通過を検出する媒体通過検出センサ10が配置されている。また、レジストローラ7と搬送ローラ9との間には、プリンタ1内の湿度および温度からなる環境情報を検出するための環境情報検出センサ11が配置されている。
媒体通過検出センサ10の搬送方向の下流側には、搬送ローラ9により搬送された用紙Pを搬送する搬送ベルト12が配置され、その搬送ベルト12の平行部の上面部には、搬送ベルト12に沿って複数の画像形成ユニット13が配置され、各画像形成ユニット13の上方には、静電潜像を形成するための図示しない露光ヘッドが、搬送ベルト12の上面部を挟んだ反対側には、画像形成ユニット13の感光体ドラム14上に形成された現像剤像としてのトナー像を用紙P上に転写する転写ローラ15が配置され、搬送ベルト12の搬送方向の下流側には、転写されたトナー像を用紙P上に定着させる定着部17が配置されている。
また、定着部17の搬送方向の下流側には、定着部17から排出された用紙Pの通過を検出する媒体通過検出センサ18、媒体通過検出センサ18を通過して用紙搬送路5により搬送された定着後の用紙Pを挟持してスタッカ4上へ排出する排出ローラ19が配置されている。
なお、媒体通過検出センサ8、10、18は用紙Pの通過を認識するためのメカニカルセンサであり、用紙Pが通過する度に機械的に動作して用紙Pの通過を検出する。
本実施例のプリンタ1には、それぞれに設定された設定色、つまりK色(ブラック)、Y色(イエロー)、M色(マゼンダ)、C色(シアン)の現像剤としてのトナーを収容した、4つの画像形成ユニット13k、13y、13m、13cが搬送方向に沿ってトナー像を形成する順に配置されている。
上記の搬送ベルト12と、搬送ベルト12内に各画像形成ユニット13の感光体ドラム14に対向して配置された4つの転写ローラ15により、本実施例の転写ユニット20が構成され、この転写ユニット20と4つの画像形成ユニット13により、本実施例の画像形成部21が構成される。
このような画像形成部21の各画像形成ユニット13と搬送ベルト12の間を用紙Pが通過しているときに、転写ローラ15によって用紙P上にトナー像が転写され、トナー像が転写された用紙Pは、定着部17へ搬送される。
本実施例の定着部17は、図2に示すように、定着ローラ24と、定着ローラ24を押圧する加圧ローラ25、定着ローラ24の表面温度を検出するサーミスタ等の温度検出素子26、温度検出素子26の雰囲気温度を計測するサーミスタ等の温度検出素子27等により構成されている。
また、定着ローラ24の内部には、ハロゲンランプ等のヒータ28、29が内蔵されており、定着ローラ24と加圧ローラ25は図2に示した搬送方向に用紙Pを搬送するように回転し、トナーが転写された用紙Pが定着ローラ24と加圧ローラ25との間を通過するときに、加圧および加熱によって用紙P上にトナーが定着される。
本実施例の温度検出素子26は、定着ローラ24の表面との間に隙間を介して非接触で配置され、温度検出素子27は温度検出素子26に接触して配置され、これらの温度検出素子26、27は、図3に示すように、定着ローラ24の長手方向の中央部に配置されている。また、ヒータ28、29は、これらの発熱量が異なるように設定されている。
上記の定着ローラ24は、ヒータ28、29を内蔵する芯金24aの表面に弾性層24bを接着して構成され、芯金24aは鉄等の金属材料からなる厚さt1=0.5mmのパイプで形成され、弾性層24bは厚さt2=0.8mmのシリコン系ゴム等の耐熱弾性体で形成されている。また、定着ローラ24の直径は27mm程度である。
加圧ローラ25は、芯金25aの表面に弾性層25bを接着して構成され、芯金25aは鉄等の金属材料からなる厚さt3=0.5mmのパイプで形成され、弾性層24bは厚さt4=0.8mmのシリコン系ゴム等の耐熱弾性体で形成されている。また、加圧ローラ25の直径は19mm程度である。
これら定着ローラ24および加圧ローラ25の各部の厚さは、できるだけ薄いほうが熱容量としては少なくなるので、厚さt1、t3をさらに薄くする場合は、さらに剛性がある材料を選ぶとよい。また、弾性層24b、25bの材料は、耐熱弾性体であれば他の合成ゴムであってもよい。
図4は、本実施例のプリンタ1の制御系統を示すブロック図であり、主制御部30はCPUを備えており、定着温度制御部31、パネル制御部32、媒体情報管理部33、インタフェース部34、用紙搬送制御部35、環境履歴情報管理部36等を制御して、本実施例の印刷処理や環境履歴情報蓄積処理、媒体水分均質化処理等を実行すると共に、インタフェース部34を介して上位装置37とのデータ通信を制御する機能等を有している。
記憶部38は、主制御部30が実行するプログラムを格納する読出専用のメモリであるROM、書換え可能なROMであるEEPROM、一時的な読出し書込みが可能なメモリであるRAM等を備えており、主制御部30が、定着温度制御部31、パネル制御部32、媒体情報管理部33、インタフェース部34、用紙搬送制御部35、環境履歴情報管理部36、時計部39等から取得した情報を格納すると共に、上記各処理に用いる閾値等の各種のデータを格納している。
定着温度制御部31は、温度検出素子26および温度検出素子27からの出力を用いて温度検出部41および温度検出部42で検出された温度を基に、定着ローラ24の表面温度Tcを計算式により推定し、定着温度設定部43に設定されている制御目標温度Tgに定着ローラ24の表面温度Tcが近づくように、電源部44ヘヒータ制御信号を出力して定着ローラ24の表面温度を制御する。
この場合に、温度検出素子26、温度検出素子27は定着ローラ24に非接触で設置されているため、温度検出素子26、温度検出素子27で検出した温度を式(1)に示す所定の計算式で計算した結果を定着ローラ24表面温度として用いる。
Tc=A×(Tnc−Tamb)+Tamb+B ・・・・・・・・・(1)
ここに、Tcは定着ローラ24の表面温度、Tncは温度検出素子26で検出した温度、Tambは温度検出素子27で検出した温度、A、Bは定数である。
定着温度設定部43には、制御目標温度Tgと、ウォームアップ終了温度Tw=Tg−Tpとが設定される。この場合の、Tpは表面温度Tcの制御幅であり、0℃以上の値である。本実施例では、制御幅Tpは3〜5℃、制御目標温度Tgは170℃程度の温度に設定される。
温度検出部41は、温度検出素子26の出力から温度を検出し、定着温度制御部31に温度情報を出力する。また、温度検出部42は温度検出素子27の出力から温度を検出し、定着温度制御部31に温度情報を出力する。
電源部44は、定着温度制御部31からヒータ制御信号を受信し、この制御信号を基に、商用AC電源45からの電力をヒータ28とヒータ29へ供給する。
用紙搬送制御部35は、主制御部30から用紙搬送信号を受信し、回転制御部46に駆動信号を送信する。定着部回転機構47、用紙搬送機構48は、回転制御部46から出力される駆動信号によって、用紙Pを所定の搬送方向に搬送するように動作する。
パネル制御部32は、利用者が操作する操作パネル50の入力手段としての入力ボタン51からの入力情報の入力を受付けて、入力された情報を主制御部30に送信すると共に、表示部52に対して利用者が入力した情報を基に表示情報を送信し、表示部52は、受信した表示情報を基に、その液晶等の表示画面に利用者が操作するための文言または絵の情報を表示する。なお、入力手段は、ボタンスイッチからなる入力ボタン51であってもよく、表示部52に設けたタッチパネル等であってもよい。
本実施例の操作パネル50には、図5に示すように、表示部52と、←ボタン、↑ボタン、↓ボタン、Enterボタン、ONLINEボタン、CANCELボタン等からなる入力ボタン51が配置されている。
インタフェース部34は、パーソナルコンピュータ等の上位装置37からの印刷情報を受信して主制御部30に送信すると共に、主制御部30からの情報を上位装置37へ送信する機能を有しており、有線LANや無線LAN、USB、セントロニクスインタフェース等である。
媒体情報管理部33は、印刷に用いる用紙Pに関する情報であって、例えば、図6に示す用紙厚さや用紙種類等の用紙種別および用紙サイズ等の媒体情報を管理する。また、主制御部30は媒体情報管理部33が管理している媒体情報を読出すことができる。この媒体情報は、利用者が操作パネル50の入力ボタン51や表示部52を用いて、入力もしくは選択した情報、または利用者が上位装置37で選択等により入力し印刷情報に含まれた状態で送信された情報である。
環境履歴情報管理部36は、温度と湿度を検出する環境情報検出センサ11により環境検出部54から出力される温度と湿度からなる環境情報と、時間を計測する時計部39から出力される時刻(月日を含む。)とからなる環境履歴情報を管理する。また、主制御部30は必要に応じて環境履歴情報管理部36の環境履歴情報を読出すことができる。
時計部39は、水晶発振器等を有する周波数発生器とカレンダを記憶したメモリ等を備え、周波数発生器が発生した周波数を計数してそのカウント数から現在時刻を演算すると共にカレンダを参照して年月日を演算し、演算した年月日と時刻とを現在時刻として主制御部30へ送信する機能を有しており、上記各部が用いる時間を計測するものである。
上記のプリンタ1の記憶部38には、利用者が上位装置37から送信した印刷情報を受付け、これを基に媒体カセット3から繰出した用紙P上にトナー像を転写し、これを定着部17で定着してスタッカ4上に排出する機能等を有する通常の印刷処理プログラムと、図7を用いて説明する環境履歴情報蓄積処理および図8を用いて説明する媒体水分均質化処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等からなる業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部30が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例のプリンタ1の各機能手段が形成される。
また、記憶部38には、環境履歴情報を蓄積するための履歴情報格納領域が予め確保されている。
以下に、図7に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って、本実施例の環境履歴情報蓄積処理について説明する。
S1:利用者がプリンタ1へ商用AC電源45からの電源を投入すると、プリンタ1の記憶部38に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動され、主制御部30は環境履歴情報蓄積処理の実行を開始する。
S2:環境履歴情報蓄積処理が開始されると、主制御部30は、時計部39から現在時刻を取得し、これを環境履歴情報管理部36に送信する。
S3:現在時刻を受信した環境履歴情報管理部36は、環境検出部54から環境情報検出センサ11で検出した温度と湿度からなる環境情報を取得し、現在時刻と環境情報とからなる環境履歴情報を生成し、これを主制御部30へ送信する。
S4:環境履歴情報を受信した主制御部30は、受信した環境履歴情報を記憶部38の履歴情報格納領域に追加して格納し、時系列で環境履歴情報を蓄積する。
S5:主制御部30は、記憶部38の履歴情報格納領域に、過去36時間分の環境履歴情報が蓄積されたか否かを判定し、蓄積されている環境履歴情報が36時間分以下の場合(NO)はステップS7へ移行する。蓄積されている環境履歴情報が36時間分を超える場合(YES)はステップS6へ移行する。
S6:蓄積されている環境履歴情報が36時間分を超えていると判定した主制御部30は、36時間より前の古い環境履歴情報を削除してステップS7へ移行する。これにより有限である記憶部38の記憶領域を有効に活用することができる。
S7:新たな環境履歴情報の蓄積を終えた主制御部30は、時計部39から現在時刻を取得してステップS8へ移行する。
S8:主制御部は、取得した現在時刻が、前回環境履歴情報を格納した時刻から所定の経過時間(本実施例では5分間)を経過したか否かを判定し、所定の経過時間を経過していない場合(NO)はステップS9へ移行する。所定の経過時間を経過した場合(YES、本実施例では5分間経過した場合)はステップS2へ戻り、ステップS2〜S6による今回の環境履歴情報の蓄積を行う。
S9:現在時刻が所定の経過時間を経過していないことを判定した主制御部30は、電源状態を確認し、電源がON状態の場合(NO)はステップS7へ戻り、ステップS7〜S9による電源状態を監視しながらの経過時間の計数を継続する。電源がOFF状態の場合(YES)は、環境履歴情報蓄積処理を終了する。
このようにして本実施例の環境履歴情報蓄積処理が実行され、プリンタ1の稼働中は、所定の時間間隔でプリンタ1の内部の環境履歴情報が記憶部38の履歴情報格納領域に蓄積される。
以下に、図8に示すフローチャートおよび図9に示すタイムチャートを用い、SAで示すステップに従って、本実施例の媒体水分均質化処理について説明する。
SA1:プリンタ1の稼働中に、主制御部30は、上位装置37からインタフェース部34を介して印刷情報を受信すると、上記した環境履歴情報蓄積処理との並行処理によって、媒体水分均質化処理の実行を開始する。
SA2:上位装置37からの印刷情報を受信した主制御部30は、媒体情報管理部33が管理している、現在実行しようとしている印刷処理に用いる用紙Pの媒体情報(図6(a)(b)参照)を取得する。
SA3:媒体情報を取得した主制御部30は、その用紙種別によって、印刷に用いる用紙Pが、水分量の均質化が必要な要均質化紙であるか否かの判定を行い、用紙Pが薄紙またはリサイクル紙であって要均質化紙の場合(YES)はステップSA4へ移行する。用紙Pが普通紙または厚紙であって均質化不要紙である場合は、均質化不要と判定してステップSA6へ移行する。
この場合に、薄紙とは、坪量が80g/m以下の用紙Pのことをいい、リサイクル紙とは原料として古紙を含有する用紙Pのことをいう。
SA4:用紙Pを要均質化紙と判定した主制御部30は、記憶部38の履歴情報格納領域に蓄積されている環境履歴情報を読出す。
SA5:主制御部30は、読みだした環境履歴情報の直近の所定期間(本実施例では、過去1時間)の環境情報の変化幅、つまり温度または湿度の変化幅が所定の変化幅(本実施例では、予め温度で10℃、湿度で20%rhに設定されている。)超えているか否かを判定し、環境情報の変化幅が所定の変化幅を超えている場合(YES)はステップSA7へ移行する。環境情報の変化幅が所定の変化幅以内の場合(NO)は、均質化不要と判定してステップSA6へ移行する。
この場合に、環境情報の変化幅は、過去1時間における湿度または温度の最大値と最小値との差分をいうが、通常の場合は、湿度または温度は単調に増加または減少するので、1時間前の湿度または温度と現在の湿度または温度との差分となる。
また、直近の所定期間を過去1時間とするのは、プリンタ1の外部環境または内部環境の変化によって環境情報検出センサ11の出力値に変化があったとしても、その変化が用紙Pに反映されるまでの間にはタイムラグが存在し、そのタイムラグは1時間以上であるからである。
SA6:ステップSA3またはSA5において、用紙Pの水分量の均質化を不要と判定した主制御部30は、定着部17の定着ローラ24と加圧ローラ25の空回し時間Jcを「0秒」、つまり空回しの延長不要に設定し、設定した空回し時間Jcを記憶部38に一時保存してステップSA8へ移行する。
SA7:用紙Pが要均質化紙であって過去1時間の環境情報の変化幅が所定の変化幅を超えていると判定した主制御部30は、定着部17の空回し時間Jcを「10秒」に設定し、設定した空回し時間Jcを記憶部38に一時保存してステップSA8へ移行する。
SA8:空回し時間Jcを設定した主制御部30は、定着温度制御部31によって、その定着温度設定部43に制御目標温度Tg(本実施例では、170℃)とウォームアップ終了温度Tw(=Tg−Tp、本実施例では165℃)を設定する。
SA9:制御目標温度Tgとウォームアップ終了温度Twを設定した定着温度制御部31は、ヒータ28、29のヒータ制御を開始する。すなわち、定着温度制御部31は、電源部44へヒータ制御信号を出力し、定着部17の定着ローラ24に内蔵されたヒータ28および/もしくはヒータ29へ商用AC電源45からの電力を供給して定着ローラ24の表面温度Tcを上昇させる。これにより、定着部17は待機状態からウォームアップ状態へと切替わる(図9の時間J0参照)。
SA10:主制御部30は、定着温度制御部31によって温度検出部41、42から出力される定着ローラ24の表面温度Tcを監視しながら表面温度Tcが回転開始温度Trに達したか否かを判定し、表面温度Tcが回転開始温度Trに達したとき(YES)にステップSA11へ移行する。表面温度Tcが回転開始温度Trに達していない場合(NO)は、ウォームアップを継続しながら表面温度Tcが回転開始温度Trに達するのを待って待機する。この場合の回転開始温度Trは、予め設定された固定値であり、本実施例ではTr=100℃である。
SA11:定着ローラ24の表面温度Tcが回転開始温度Trに達したことを判定した主制御部30は、用紙搬送制御部35によって回転制御部46に駆動信号を送信し、回転制御部46は定着部回転機構47によって定着ローラ24の回転を開始させる(図9の時間J1参照)。このとき、定着部17は、用紙Pへの定着動作を行わずに定着ローラ24と加圧ローラ25とが回転する空回し状態で動作する。
SA12:主制御部30は、上記ステップSA10と同様にして、定着ローラ24の表面温度Tcを監視しながら表面温度Tcがウォームアップ終了温度Twに達したか否かを判定し、表面温度Tcがウォームアップ終了温度Twに達したとき(YES)にステップSA13へ移行する。表面温度Tcがウォームアップ終了温度Twに達していない場合(NO)は、ウォームアップを継続しながら表面温度Tcがウォームアップ終了温度Twに達するのを待って待機する。
SA13:定着ローラ24の表面温度Tcがウォームアップ終了温度Twに達したことを判定した主制御部30は、記憶部38に一次保存されている空回し時間Jcを読出し、読出した空回し時間Jcが「0秒」の場合(YES)は、定着部17の空回しを不要と判定し、記憶部38の空回し時間Jcを消去してステップSA16へ移行する。読出した空回し時間Jcが「0秒」以外(本実施例では「10秒」)の場合(NO)は、定着ローラ24の空回しの延長を判定してステップSA14へ移行する。
SA14:定着ローラ24の空回しの延長を判定した主制御部30は、回転制御部46による定着ローラ24の回転を継続させ、定着部17の空回しを継続させてステップSA15へ移行する(図9の時間J2参照)。
SA15:定着ローラ24の回転を継続させた主制御部30は、時計部39によってステップSA13における延長判定時からの回転の継続時間を監視しながら空回し時間Jcの経過を待って待機し、回転の継続時間が空回し時間Jcになったとき(YES)に、記憶部38の空回し時間Jcを消去してステップSA16へ移行する。回転の継続時間が空回し時間Jcを経過していない場合(NO)は定着ローラ24の回転を継続させる。
SA16:上記ステップSA13において定着部17の空回しを不要と判定した、またはステップSA15において空回し時間Jcの経過を判定した主制御部30は、印刷処理の実行を開始する。この場合の印刷処理の動作は、通常の場合と同様であるので、その説明を省略する。
上記したステップSA8〜SA15までの処理における定着ローラ24の表面温度Tcの変化について、図9に示すタームチャートを用いて説明する。
ステップSA8において、定着温度制御部31の定着温度設定部43に制御目標温度Tgとウォームアップ終了温度Twが設定されると、ステップSA9において時間J0のタイミングで、ヒータ制御はOFF制御からON制御となり、定着部17の状態は待機状態からウォームアップ状態へと切替わり表面温度Tcが上昇し始める。
このウォームアップ中に、時間J1のタイミングで定着ローラ24の表面温度がTrに到達したら、ステップSA11において、定着ローラ24の回転が開始され、これに伴って加圧ローラ25も回転するため、定着ローラ24から伝達された熱によって加圧ローラ25の表面温度が上昇し始める。
そして、時間J2のタイミングでは、定着ローラ24の表面温度Tcが、ウォームアップ終了温度Twに到達し、定着部17のウォームアップは終了となる。しかし、印刷する用紙が薄紙やリサイクル紙等の要均質化紙であって、環境履歴情報に大きな変化があった場合には、ステップSA15において空回しが10秒間延長され、時間J3で10秒間の空回しが終了したときに給紙動作開始となり、印刷処理が開始される。
このような空回しを実行すると、加圧ローラ25は定着ローラ24に接しているために、加圧ローラ25の表面温度は上昇し、定着ローラ24と加圧ローラ25との表面温度の温度差は小さくなる。
一般に、用紙種別が薄紙やリサイクル紙であり、かつ、多く吸湿している用紙Pに熱定着をするとき、定着ローラ24と加圧ローラ25の温度差が大きい場合、印刷した用紙Pの用紙変形(カール)が大きいことが分かっている。これは、用紙Pが定着ローラ24と加圧ローラ25のニップ部を通過する際、定着ローラ24側の面と加圧ローラ25側の面との水分の放出量が異なるためである。
用紙Pのカールは、用紙Pに含まれる水分量の変化によって用紙Pが伸縮し、その搬送方向の紙端部が中央部に引っ張られ反り返る現象であり、用紙Pが置かれる周囲の温度や湿度で表わされる環境変化に影響され、特に、湿度変化に大きく影響される。
また、プリンタ1内において、用紙Pに転写されたトナー像を定着するときは、定着ローラ24と加圧ローラ25との間を通過させているため、定着後の用紙Pが高温に加熱された結果、急激に乾燥、つまり脱湿され、上向き(定着ローラ24側)または下向き(加圧ローラ25側)に反って湾曲する。このような用紙Pのカールは、フルカラー化による用紙Pに転写されるトナー量の増加や、紙の種類の多様化によって顕著に発生する傾向にある。
更に、用紙Pのカールは、用紙Pが収納される場所の環境変化によっても発生しやすくなり、用紙Pに含まれる水分量の変化、特に元々の水分状態よりも少ない水分状態に変化したときに発生する可能性が高くなる。
従って、用紙変形を極力少なくするためには、定着ローラ24の表面温度Tcと加圧ローラ25の表面温度の温度差をできるだけ少なくすること、つまり、用紙Pの定着ローラ24側と、加圧ローラ25側との水分の放出量をできるだけ同じにすることが必要であり、それを実現するために、本実施例では、所定の空回し時間Jcを設定して空回しの延長を行っている。
なお、本実施例では、プリンタ1の起動直後、または待機時間が長かったために、定着ローラ24の表面温度Tcが回転開始温度Tr未満になっているときに、上位装置37から印刷情報を受信した場合における媒体水分均質化処理について説明したが、プリンタ1の待機中であって、印刷情報の受信時に定着ローラ24の表面温度Tcがウォームアップ終了温度Tw(=Tg−Tp)以上である場合は、ステップSA8において、制御目標温度Tgとウォームアップ終了温度Twとを設定した後に、ヒータ制御が開始され(SA9)、表面温度Tcが回転開始温度Tr以上であるので(SA10のYES)、即座に定着ローラ24の回転が開始され(SA11)、表面温度Tcがウォームアップ終了温度Tw以上であるので(SA12のYES)、即座にステップSA13へ移行して、空回し時間Jcが「0秒」以外の値に設定されていれば(SA13のNO)、ステップSA14、SA15において、設定された空回し時間Jc、定着ローラ24の空回しが延長され、その後に印刷処理が開始される(SA16)ため、プリンタ1の稼働中は、いつでも上記した媒体水分均質化処理の実行が可能になる。
以上説明したように、本実施例では、用紙種別と環境履歴情報を基に、ウォームアップ終了後の定着ローラの空回し時間を延長したことによって、簡単な動作で、定着ローラと加圧ローラとの表面温度の温度差を縮めることができ、用紙Pの水分量を均質化させて熱定着を行うプリンタにおける用紙変形を抑制することができる。
以下に、図10および図11を用いて本実施例の画像形成装置について説明する。なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のプリンタ1の記憶部38には、上記実施例1と同様の印刷処理プログラムと、図7を用いて説明した環境履歴情報蓄積処理および図10を用いて説明する本実施例の媒体水分均質化処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等からなる業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部30が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例のプリンタ1の各機能手段が形成される。
以下に、図10に示すフローチャートを用い、SBで示すステップに従って、本実施例の媒体水分均質化処理について説明する。
本実施例のステップSB1〜SB4の処理動作は、上記実施例1のステップSA1〜SA4の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
SB5:主制御部30は、読出した環境履歴情報が、直近の所定期間(本実施例では、過去1時間)以上連続して存在するか否かを判定し、連続した環境履歴情報が所定期間以上の場合(YES)はステップSB10へ移行する。連続した環境履歴情報が所定期間未満の場合(NO)は、接続子Aを介して接続するステップSB6へ移行する。
SB6:連続した環境履歴情報が所定期間未満と判定した主制御部30は、パネル制御部32によって、表示部52の表示画面に「1時間以上放置されていましたか?」(図11参照)というような、利用者に装置の放置時間(前回の印刷処理終了時から現在までの時間間隔をいう。)を問う旨の文言を表示した放置時間問合せ画面を表示する。
SB7:放置時間問合せ画面を表示したパネル制御部32は、操作パネル50の入力ボタン51の押下による入力情報の入力を待って待機し、いずれかの入力ボタン51が押下されたときにステップSB8へ移行する。いずれの入力ボタン51も押下されないときは前記の待機を継続する。
この場合の押下された入力ボタン51の意味は、図11に示すように、↑ボタンが押下されたときは「はい」を、↓ボタンが押下されたときは「いいえ」を、ONLINEボタンが押下されたときは「不明」を意味する。
SB8:入力ボタン51の押下により入力された入力情報を認識したパネル制御部32は、認識した入力情報に応じて、予め設定されたコードを割当て、それを主制御部30へ送信する。
この場合のコードは、図11に示すように、↑ボタンが押下されたときは「00H」が、↓ボタンが押下されたときは「01H」が、ONLINEボタンが押下されたときは「02H」が割当てられる。
SB9:入力情報のコードを受信した主制御部30は、受信したコードに応じて、予め設定された定着部17の空回し時間Jcを設定し、設定した空回し時間Jcを記憶部38に一時保存してステップSB12へ移行する。
この場合の空回し時間Jcは、図11に示すように、入力情報のコードが「00H」つまり放置時間が1時間以上の場合は「10秒」に、入力情報のコードが「01H」つまり放置時間が1時間未満の場合は「5秒」に、入力情報のコードが「02H」つまり放置時間が「不明」の場合は「15秒」に設定される。
このように、本実施例では、↑ボタン、↓ボタンの押下により放置時間が入力された場合、つまり放置時間が明らかな場合は、その場合に延長する空回し時間Jcを、ステップSB11またはSB12において所定期間の環境履歴情報が存在する場合に延長する最大空回し時間(本実施例では、ステップSB12における「10」秒)以下に設定し、ONLINEボタンの押下により、放置時間が不明の場合は、その場合に延長する空回し時間Jcを、最大空回し時間より長く(本実施例では「15」秒)に設定している。
なお、放置時間問合せ画面を表示すべき表示部52や入力ボタン51を備えていないプリンタ1の場合、または処理の簡素化を図る場合は、上記ステップSB5において、直近の所定期間の連続した環境履歴情報が存在しないと判定した場合(NO)に、次ステップにおいて、その場合に延長する空回し時間Jcを、ステップSB11またはSB12において所定期間の環境履歴情報が存在する場合に延長する最大空回し時間(本実施例では、ステップSB12における「10」秒)以上、例えば「15秒」に設定し、これを記憶部38に一時保存してステップSB12へ移行するようにしてもよい。このようにすれば、操作パネル50、表示部52、パネル制御部32の有無に関らず、空回し時間Jcを設定することができる。
その後のステップSB10〜SB21の処理動作は、上記実施例1のステップSA5〜SA16の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、直近の所定期間の環境履歴情報が得られない場合であっても、上記実施例1と同様の効果をえることができる。
なお、上記各実施例においては、用紙Pの水分均質化の要否の判定に用いる環境情報の変化幅は、湿度または温度の変化幅であるとして説明したが、湿度の変化幅のみを用いるようにしてもよい。本実施例の媒体水分均質化処理では、少なくとも湿度の変化によって用紙Pの水分均質化の要否を判定すれば、上記と同様の効果を得ることができるからである。
また、上記各実施例においては、定着部は加圧ローラを備えるとして説明したが、加圧ローラに替えて加圧ベルトを備えるようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、温度検出素子26は定着ローラの表面と非接触に配置されているとして説明したが、定着ローラの表面に接触させて配置するようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、画像形成装置は、両面印刷機構を持たないカラープリンタであるとして説明したが、両面印刷機構を備えたプリンタやモノクロプリンタ、MFP装置、ファクシミリ、複写機等であってもよい。これらの機器であっても本発明を適用すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
1 プリンタ
3 媒体カセット
4 スタッカ
5 用紙搬送路
6 ピックアップローラ
7 レジストローラ
8、10、18 媒体通過検出センサ
9 搬送ローラ
11 環境情報検出センサ
12 搬送ベルト
13、13k、13y、13m、13c 画像形成ユニット
14 感光体ドラム
15 転写ローラ
17 定着部
19 排出ローラ
20 転写ユニット
21 画像形成部
24 定着ローラ
24a、25a 芯金
24b、25b 弾性層
25 加圧ローラ
26、27 温度検出素子
28、29 ヒータ
30 主制御部
31 定着温度制御部
32 パネル制御部
33 媒体情報管理部
34 インタフェース部
35 用紙搬送制御部
36 環境履歴情報管理部
37 上位装置
38 記憶部
39 時計部
41、42 温度検出部
43 定着温度設定部
44 電源部
45 商用AC電源
46 回転制御部
47 定着部回転機構
48 用紙搬送機構
50 操作パネル
51 入力ボタン
52 表示部

Claims (7)

  1. 媒体上の現像剤像を加熱と加圧を用いて当該媒体上に定着させる定着部と、
    時間を計測する時計部と、
    少なくとも湿度を含む環境情報を検出する環境検出部と、を備えた画像形成装置において、
    前記環境検出部から取得した環境情報と、前記時計部から取得した時刻とを環境履歴情報として蓄積する手段と、
    前記媒体の媒体情報を取得する手段と、
    前記定着部をウォームアップする際に、前記環境履歴情報と前記媒体情報とに基づいて、前記定着部の空回し時間を延長する手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記空回し時間の延長を、ウォームアップの終了後に行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記蓄積された環境履歴情報に、所定期間の環境履歴情報が存在しない場合は、その場合に延長する空回し時間を、所定期間の環境履歴情報が存在する場合に延長する最大空回し時間以上にする手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    利用者が環境情報に関する過去の情報を入力する入力手段と、
    前記蓄積された環境履歴情報に、所定期間の環境履歴情報が存在しない場合は、その場合に延長する空回し時間を、前記入力手段から入力された前記過去の情報に基づいて設定する手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記過去の情報が装置の放置時間であって、前記放置時間が明らかな場合は、その場合に延長する空回し時間を、所定期間の環境履歴情報が存在する場合に延長する最大空回し時間以下に設定し、入力された前記放置時間が不明の場合は前記最大空回し時間より長く設定することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記媒体は、再生紙であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記媒体は、坪量が80g/m以下であるであることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015007685A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2018116238A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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