JP2012197077A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、エンジン(1)が発生した動力、第1モータ(MG1)が発生した動力、および第2モータ(MG2)が発生した動力を、車両の車軸(15)に伝達する車両用動力伝達装置であって、前記エンジン(1)が発生した動力が入力され、入力された前記エンジン(1)の動力を伝達するエンジン入力軸(2、4、19)と、前記第1モータ(MG1)が発生した動力が入力され、入力された前記第1モータ(MG1)の動力を伝達するモータ入力軸(6、6a、18)と、前記第2モータ(MG2)が発生した動力が入力されると共に、前記車軸(15)に伝達するための動力を出力する出力軸(9)と、前記エンジン入力軸(2、4、19)に設けられ、前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力を、前記モータ入力軸(6、6a、18)を介さずに、前記出力軸(9)に伝達するためのエンジン側ギア機構(5、10、11)と、前記モータ入力軸(6、6a、18)に設けられ、前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力を、前記エンジン入力軸(2、4、19)を介さずに、前記出力軸(9)に伝達するための第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)と、前記エンジン入力軸(2、4、19)と前記モータ入力軸(6、6a、18)とを相互に断続する入力側クラッチ(8)と、を備え、前記入力側クラッチ(8)が接続された場合、前記エンジン入力軸(2、4、19)上の前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と、前記モータ入力軸(6、6a、18)上の前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)との間は、動力伝達が可能となり、前記モータ入力軸(6、6a、18)と前記エンジン入力軸(2、4、19)は同軸に配置されており、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記エンジン入力軸(2、4、19)から前記出力軸(9)への動力の伝達を断続すると共に前記エンジン入力軸(2、4、19)および前記出力軸(9)のうち前記出力軸(9)側に取り付けられるエンジン側出力側クラッチ(11)を有することを特徴とする車両用動力伝達装置である
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用動力伝達装置において、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力が伝達されるエンジン側ドリブンギア(10)を有し、前記第2モータ(MG2)が発生した動力は、前記エンジン側出力側クラッチ(11)および前記エンジン側ドリブンギア(10)のどちらも介さずに前記出力軸(9)に伝達されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両用動力伝達装置において、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力が伝達されるエンジン側ドリブンギア(10)を有し、前記出力軸(9)は、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記車軸側(15)の車軸側出力軸と、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記第2モータ(MG2)側のモータ側出力軸とを備え、前記エンジン側出力側クラッチ(11)は、前記車軸側出力軸と前記エンジン側ドリブンギア(10)とを相互に断続することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記モータ入力軸(6、6a、18)から前記出力軸(9)への動力の伝達を断続すると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)および前記出力軸(9)のうち前記出力軸(9)側に取り付けられるモータ側出力側クラッチ(13、13a、13c)を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両用動力伝達装置において、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力が伝達されるモータ側ドリブンギア(12、12a、12c)を有し、前記第2モータ(MG2)が発生した動力は、前記モータ側出力側クラッチ(13、13a、13c)および前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)のどちらも介さずに前記出力軸(9)に伝達されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の車両用動力伝達装置において、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力が伝達されるモータ側ドリブンギア(12、12a、12c)を有し、前記出力軸(9)は、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記車軸側(15)の車軸側出力軸と、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記第2モータ(MG2)側のモータ側出力軸とを備え、前記モータ側出力側クラッチ(13、13a、13c)は、前記車軸側出力軸と前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)とを相互に断続することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記入力側クラッチ(8)が接続された場合、前記エンジン入力軸(2、4、19)上の前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と、前記モータ入力軸(6、6a、18)上の前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)との間は、動力伝達が可能となることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記入力側クラッチ(8)が切断された場合、前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力と、前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力を、同時に違う減速比で前記出力軸(9)に伝達することが可能となることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用動力
伝達装置において、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比は、前記第1モ
ータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)の減
速比よりも小さいことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比は、当該車両用動力伝達装置に備えられたギア機構の減速比のうちで最も小さく、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)の減速比は、当該車両用動力伝達装置に備えられたギア機構の減速比のうちで最も大きいことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記モータ入力軸(6、6a、18)に設けられ、前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力を、前記エンジン入力軸(2、4、19)を介さずに、前記出力軸(9)に伝達するための第2モータ側ギア機構(7b、7d、12b、12d、13b、13d)を備え、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)の減速比および前記第2モータ側ギア機構(7b、7d、12b、12d、13b、13d)の減速比は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)と前記エンジン(1)との間の位置に配置されていることを特徴とする。
そこで、請求項12に係る発明では、上記のように、エンジン側ギア機構(5、10、11)を、第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)とエンジン(1)との間の位置に配置することで、エンジン(1)からエンジン側ギア機構(5、10、11)までの距離を低減することができ、その結果、搭載スペースを削減するとともに、エンジン入力軸(2、4、19)のねじれ振動に対する耐性を高く保つことができる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の車両用動力伝達装置において、前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)との間に配置されたことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項12に記載の車両用動力伝達装置において、前記入力側クラッチ(8)は、前記第1モータ(MG1)と前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)の間に配置され、前記モータ入力軸(6、18)は、入力側クラッチ(8)の当該モータ入力軸(6)と共に回転する部分に取り付けられた円筒状の円筒モータ入力軸(18)を含み、前記円筒モータ入力軸(18)は、前記入力側クラッチ(8)の前記エンジン入力軸(2、4)と共に回転する部分を同軸に取り囲むと共に前記エンジン入力軸(2、4)を同軸に取り囲んで前記エンジン(1)方向に延びており、前記モータ入力軸(6、18)の他の部分(6)と共に回転し、前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)は、前記円筒モータ入力軸(18)の前記エンジン(1)に近い方の端部に取り付けられることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項12に記載の車両用動力伝達装置において、前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン(1)と前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の間に配置され、前記エンジン入力軸(2、4、19)は、入力側クラッチ(8)の当該前記エンジン入力軸(2、4、19)と共に回転する部分に取り付けられた円筒状の円筒エンジン入力軸(19)を含み、前記円筒エンジン入力軸(19)は、前記入力側クラッチ(8)の前記モータ入力軸(6)と共に回転する部分を同軸に取り囲むと共に前記モータ入力軸(6)を同軸に取り囲んで前記第1モータ(MG1)方向に延びており、前記エンジン入力軸(2、4、19)の他の部分(4)と共に回転し、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記円筒エンジン入力軸(19)の前記モータ(MG1)に近い方の端部に取り付けられることを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置において、前記第1モータ(MG1)は、前記エンジン(1)と前記モータ側ギア機構(7、12、13)との間に配置され、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)から見て前記エンジン(1)の反対側に配置されていることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の車両用動力伝達装置において、
前記入力側クラッチ(8)は、前記第1モータ(MG1)と前記エンジン(1)との間に配置されていることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、請求項16に記載の車両用動力伝達装置において、
前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と前記第1モ
ータ側ギア機構(7、12、13)との間に配置されていることを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明は、請求項1ないし18のいずれか1つに記載の車両用
動力伝達装置において、前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン入力軸(2、4、1
9)側から前記モータ入力軸(6、6a、18)側にのみ駆動トルクを伝達するクラッチ
であり、前記モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a
、13c)の減速比は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比よりも大き
いことを特徴とする。
また、請求項20に記載の発明は、請求項1ないし19のいずれか1つに記載の車両用
動力伝達装置において、前記車両内で取得された物理量に基づいて、前記入力側クラッチ
(8)および前記モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、1
3a、13c)および前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の接続、切断を制御す
ることで、前記エンジン(1)および前記第1モータ(MG1)が発生する動力の伝達経路および減速比を制御する制御装置(20)を備え、前記制御装置(20)は、取得された前記物理量に割り当てられた前記エンジン(1)および前記モータ(MG1)の作動モードを、物理量の値に作動モードを割り当てる所定の切替マップに基づいて選択し、前記入力側クラッチ(8)、前記モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)および前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の接続、切断を制御することで、選択した作動モードを実現することを特徴とする。
また、請求項21に記載の発明は、請求項20に記載の車両用動力伝達装置において、
前記第1モータ(MG1)は、前記車両に搭載された車両駆動用バッテリの電力によって回転し、前記制御装置(20)は、複数種類の切替マップを記憶しており、前記車両駆動用バッテリのSOCを取得し、取得した前記SOCに基づいて、前記複数種類の切替マップのうち1つを選択することを特徴とする。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用動力伝達装置の構成を、スケルトン図で示す。この車両用動力伝達装置は、ハイブリッド車両に搭載され、エンジン1、モータMG1(第1モータ)、MG2(第2モータ)、第1エンジン入力軸2、ダンパ3、第2エンジン入力軸4、第1ドライブギア5、第1モータ入力軸6、第2ドライブギア7、入力側クラッチ8、出力軸9、第1ドリブンギア10(エンジン側ドリブンギア)、第1出力側クラッチ11(エンジン側出力側クラッチ)、第2ドリブンギア12(モータ側ドリブンギア)、第2出力側クラッチ13(モータ側出力側クラッチ)、ディファレンシャルギア14を備えており、エンジン1、モータMG1、MG2が発生した動力(すなわち駆動トルク)を車軸に伝達し、それによって駆動輪16、17に駆動力を発生させるようになっている。
また、第2ドライブギア7aは、第2ドリブンギア12aに噛合しており、この第2ド
リブンギア12a(モータ側ドリブンギア)は、出力軸9に回動自在に支持される。また、第2出力側クラッチ13a(モータ側出力側クラッチ)が、出力軸9に取り付けられ、出力軸9と第2ドリブンギア12aとを相互に断続する。
また、第2ドライブギア7cは、第2ドリブンギア12c(モータ側ドリブンギア)に噛合しており、この第2ドリブンギア12cは、出力軸9に回動自在に支持される。また、第2出力側クラッチ13c(モータ側出力側クラッチ)が、出力軸9に取り付けられ、出力軸9と第2ドリブンギア12cとを相互に断続する。

Claims (21)

  1. エンジン(1)が発生した動力、第1モータ(MG1)が発生した動力、および第2モータ(MG2)が発生した動力を、車両の車軸(15)に伝達する車両用動力伝達装置であって、
    前記エンジン(1)が発生した動力が入力され、入力された前記エンジン(1)の動力を伝達するエンジン入力軸(2、4、19)と、
    前記第1モータ(MG1)が発生した動力が入力され、入力された前記第1モータ(MG1)の動力を伝達するモータ入力軸(6、6a、18)と、
    前記第2モータ(MG2)が発生した動力が入力されると共に、前記車軸(15)に伝達するための動力を出力する出力軸(9)と、
    前記エンジン入力軸(2、4、19)に設けられ、前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力を、前記モータ入力軸(6、6a、18)を介さずに、前記出力軸(9)に伝達するためのエンジン側ギア機構(5、10、11)と、
    前記モータ入力軸(6、6a、18)に設けられ、前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力を、前記エンジン入力軸(2、4、19)を介さずに、前記出力軸(9)に伝達するための第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)と、
    前記エンジン入力軸(2、4、19)と前記モータ入力軸(6、6a、18)とを相互に断続する入力側クラッチ(8)と、を備え、
    前記入力側クラッチ(8)が接続された場合、前記エンジン入力軸(2、4、19)上の前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と、前記モータ入力軸(6、6a、18)上の前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)との間は、動力伝達が可能となり、
    前記モータ入力軸(6、6a、18)と前記エンジン入力軸(2、4、19)は同軸に配置されており、
    前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記エンジン入力軸(2、4、19)から前記出力軸(9)への動力の伝達を断続すると共に前記エンジン入力軸(2、4、19)および前記出力軸(9)のうち前記出力軸(9)側に取り付けられるエンジン側出力側クラッチ(11)を有することを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力が伝達されるエンジン側ドリブンギア(10)を有し、
    前記第2モータ(MG2)が発生した動力は、前記エンジン側出力側クラッチ(11)および前記エンジン側ドリブンギア(10)のどちらも介さずに前記出力軸(9)に伝達されることを特徴とする請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
  3. 前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記エンジン入力軸(2、4、19)の動力が伝達されるエンジン側ドリブンギア(10)を有し、
    前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力が伝達されるモータ側ドリブンギア(12、12a、12c)を有し、
    前記出力軸(9)は、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記車軸側(15)の車軸側出力軸と、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記第2モータ(MG2)側のモータ側出力軸とを備え、
    前記エンジン側出力側クラッチ(11)は、前記車軸側出力軸と前記エンジン側ドリブンギア(10)とを相互に断続することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用動力伝達装置。
  4. 前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記モータ入力軸(6、6a、18)から前記出力軸(9)への動力の伝達を断続すると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)および前記出力軸(9)のうち前記出力軸(9)側に取り付けられるモータ側出力側クラッチ(13、13a、13c)を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  5. 前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力が伝達されるモータ側ドリブンギア(12、12a、12c)を有し、
    前記第2モータ(MG2)が発生した動力は、前記モータ側出力側クラッチ(13、13a、13c)および前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)のどちらも介さずに前記出力軸(9)に伝達されることを特徴とする請求項4に記載の車両用動力伝達装置。
  6. 前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)は、前記出力軸(9)に取り付けられると共に前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力が伝達されるモータ側ドリブンギア(12、12a、12c)を有し、
    前記出力軸(9)は、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記車軸側(15)の車軸側出力軸と、前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)よりも前記第2モータ(MG2)側のモータ側出力軸とを備え、
    前記モータ側出力側クラッチ(13、13a、13c)は、前記車軸側出力軸と前記モータ側ドリブンギア(12、12a、12c)とを相互に断続することを特徴とする請求項4または5に記載の車両用動力伝達装置。
  7. 前記入力側クラッチ(8)が接続された場合、前記エンジン入力軸(2、4、19)上の前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と、前記モータ入力軸(6、6a、18)上の前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)との間は、動力伝達が可能となることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  8. 前記入力側クラッチ(8)が切断された場合、前記エンジン入力軸(2、4、19)の
    動力と、前記モータ入力軸(6、6a、18)の動力を、同時に違う減速比で前記出力軸
    (9)に伝達することが可能となることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  9. 前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比は、前記第1モータ側ギア機構(
    7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)の減速比よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  10. 前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比は、当該車両用動力伝達装置に備
    えられたギア機構の減速比のうちで最も小さく、前記第1モータ側ギア機構(7、7a、
    7c、12、12a、12c、13、13a、13c)の減速比は、当該車両用動力伝達
    装置に備えられたギア機構の減速比のうちで最も大きいことを特徴とする請求項1ないし
    のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  11. 前記モータ入力軸(6、6a、18)に設けられ、前記モータ入力軸(6、6a、18
    )の動力を、前記エンジン入力軸(2、4、19)を介さずに、前記出力軸(9)に伝達
    するための第2モータ側ギア機構(7b、7d、12b、12d、13b、13d)を備
    え、
    前記第1モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、
    13c)の減速比および前記第2モータ側ギア機構(7b、7d、12b、12d、13
    b、13d)の減速比は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比よりも大
    きいことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  12. 前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記第1モータ側ギア機構(7、7a
    、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)と前記エンジン(1)との間の
    位置に配置されていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  13. 前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と前記第1
    モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)と
    の間に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の車両用動力伝達装置。
  14. 前記入力側クラッチ(8)は、前記第1モータ(MG1)と前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)の間に配置され、
    記モータ入力軸(6、18)は、入力側クラッチ(8)の当該モータ入力軸(6)と共に回転する部分に取り付けられた円筒状の円筒モータ入力軸(18)を含み、
    前記円筒モータ入力軸(18)は、前記入力側クラッチ(8)の前記エンジン入力軸(
    2、4)と共に回転する部分を取り囲むと共に前記エンジン入力軸(2、4)を取り囲ん
    で前記エンジン(1)方向に延びており、前記モータ入力軸(6、18)の他の部分(6
    )と共に回転し、
    前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)は、前記円筒モータ入力軸(18)の前
    記エンジン(1)に近い方の端部に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の車両用動力伝達装置。
  15. 前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン(1)と前記エンジン側ギア機構(5、1
    0、11)の間に配置され、
    前記エンジン入力軸(2、4、19)は、入力側クラッチ(8)の当該前記エンジン入
    力軸(2、4、19)と共に回転する部分に取り付けられた円筒状の円筒エンジン入力軸
    (19)を含み、
    前記円筒エンジン入力軸(19)は、前記入力側クラッチ(8)の前記モータ入力軸(
    6)と共に回転する部分を取り囲むと共に前記モータ入力軸(6)を取り囲んで前記モー
    タ(MG1)方向に延びており、前記エンジン入力軸(2、4、19)の他の部分(4)
    と共に回転し、
    前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記円筒エンジン入力軸(19)の前
    第1モータ(MG1)に近い方の端部に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の車両用動力伝達装置。
  16. 前記第1モータ(MG1)は、前記エンジン(1)と前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)との間に配置され、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)は、前記第1モータ側ギア機構(7、12、13)から見て前記エンジン(1)の反対側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  17. 前記入力側クラッチ(8)は、前記第1モータ(MG1)と前記エンジン(1)との間に配置されていることを特徴とする請求項16に記載の車両用動力伝達装置。
  18. 前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)と前記第1
    モータ側ギア機構(7、12、13)との間に配置されていることを特徴とする請求項
    に記載の車両用動力伝達装置。
  19. 前記入力側クラッチ(8)は、前記エンジン入力軸(2、4、19)側から前記モータ
    入力軸(6、6a、18)側にのみ駆動トルクを伝達するクラッチであり、
    前記モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13
    c)の減速比は、前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の減速比よりも大きいこと
    を特徴とする請求項1ないし18のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  20. 前記車両内で取得された物理量に基づいて、前記入力側クラッチ(8)および前記モー
    タ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)および
    前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の接続、切断を制御することで、前記エンジ
    ン(1)および前記第1モータ(MG1)が発生する動力の伝達経路および減速比を制御する制御装置(20)を備え、
    前記制御装置(20)は、取得された前記物理量に割り当てられた前記エンジン(1)
    および前記第1モータ(MG1)の作動モードを、物理量の値に作動モードを割り当てる所定の切替マップに基づいて選択し、前記入力側クラッチ(8)、前記モータ側ギア機構(7、7a、7c、12、12a、12c、13、13a、13c)および前記エンジン側ギア機構(5、10、11)の接続、切断を制御することで、選択した作動モードを実現することを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1つに記載の車両用動力伝達装置。
  21. 前記第1モータ(MG1)は、前記車両に搭載された車両駆動用バッテリの電力によって回転し、
    前記制御装置(20)は、複数種類の切替マップを記憶しており、前記車両駆動用バッ
    テリのSOCを取得し、取得した前記SOCに基づいて、前記複数種類の切替マップのう
    ち1つを選択することを特徴とする請求項20に記載の車両用動力伝達装置。
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