JP2012196940A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の液体噴射装置は、ヘッド19から噴射された液体を受け、大径ローラー32と小径ローラー33との間に支持されて回転可能な液体受け部としての無端シート状部31と、大径ローラー32の重力方向下側に位置して液体を保持する液体保持部41と、小径ローラー33の重力方向下側に位置し、液体が固化した固化物を収容する固化インク受け部45と、無端シート状部31に対向させたヘッド19から吐出された液体を受けた部分が大径ローラー32を通過するように無端シート状部31を一方向に回転させる第1動作と第1動作から少なくとも液体が固化する時間経過後に、無端シート状部31で固化した部分を小径ローラー33を通過するように無端シート状部31を他方向に回転させる第2動作とを実行する制御部23と、を有する。
【選択図】図7
Description
図1に示すように、インクジェット式プリンター11の略矩形箱状をなすフレーム12内の下部には、その長手方向である左右方向に沿って媒体Pを支持するプラテン13が延設されている。プラテン13上には、フレーム12の背面下部に設けられた媒体送りモーター14の駆動に基づいて、図示しない媒体送り機構により媒体Pが後方側から給送されるようになっている。
図3示すように、フラッシング受け部25は、ヘッド19と対向してヘッド19から噴射されたインク滴を受ける無端シート部31を備えている。無端シート部31は、矩形板状のシートの両端とつなぎ合わせることで無端状にしている。無端シート部31の内側には第1のローラーとしての大径ローラー32と第2のローラーとしての小径ローラー33が備えられる。大径ローラー32と小径ローラー33により無端シートはテンションが掛けられ、たるまずに張られた状態となる。大径ローラー32の上端の位置と小径ローラー33の上端の位置は同じ高さである。そのため、無端シート部31のヘッド19に近い側の面はヘッド19のノズル20が形成された面と平行である。逆に、無端シート部31のヘッド19に遠い側の面はヘッド19のノズル20が形成された面に対して傾斜した状態となる。大径ローラー32もしくは小径ローラー33の一方は、無端シート送りモーター30により回転させられ、無端シート部31も各ローラーに沿って移動する。ここで、無端シート部31のヘッド19に近い側が大径ローラー32側に移動するような無端シート送りモーター30の回転方向、もしくは無端シート部31の回転方向を正回転、無端シート部31のヘッド19に近い側が小径ローラー33側に移動する方向の回転を逆回転とする。
インクジェット式プリンター11では、媒体Pへの噴射の最中に、ほぼ一定の間隔(例えば、10秒間隔やキャリッジ16を8往復毎)でヘッド19をフラッシング位置にキャリッジ16を移動させた状態でフラッシングが行われる。フラッシング位置は、ヘッド19を無端シート部31に対向させ全ノズル20からのフラッシングが可能な位置である。そして、フラッシングによってヘッド19の各ノズル列20Aの各ノズル20から噴射されたインクは、無端シート部31のヘッド19に近い側の上に付着する。このときの無端シート部31の位置は図3に示された位置であり、第1位置とする。付着したインクは無端シート部31上で若干濡れ広がる。無端シート部31上でインクが付着する領域をインク受け区間34と呼ぶ。1回のフラッシングにより噴射されるインク量は1ノズル当たり0.01mg程度である。図3ではインク受け区間34のインクは一つに連続しているが、複数に分かれていてもよい。複数に分かれている場合は、一方の端から他方の端までの区間がインク受け区間34となる。
ここで、大径ローラー32をインク受け区間34が通過するときには固化インクが剥離せず、小径ローラー33を通過するときに剥離するのが望ましい。大径ローラー32で剥離した場合、剥離した固化インクはインク受け部41の吸収材43の上に落ちる。剥離した固化インクは吸収材43に吸収されることは無いので、吸収材の上に残る。その後、固化していないインクがインク受け部41に落ちた場合、固化していないインクは固化したインクの上に落ちる。固化していないインクは固化したインクをすぐには溶解できず、吸収材43に吸収されることもないため、固化したインクの上に堆積することになる。一方、固化インク受け部45に収容されるのは無端シート部31から剥離した固化したインクであり、固化していないインクが収容されることはない。そのため、固化インク受け部45には吸収材は備えられていない。また、固化していないインクが収容されることは無いので堆積することもない。よって、大径ローラー32は固化したインクが剥離しない直径であるのが望ましく、小径ローラー33は固化したインクが剥離する直径であるのが望ましい。
その後、制御部23は、無端シート送りモーター30を正回転させ、インク受け区間34を第3位置から第1位置へ移動させる。そして、媒体Pへの噴射を実行する。
Claims (5)
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドから噴射された液体を受け、第1のローラーと第2のローラーとの間に支持されて回転可能な無端シート状部材である液体受け部と、
前記第1のローラーの重力方向下側に位置して前記液体を保持する液体保持部と、
前記第2のローラーの重力方向下側に位置して、前記液体が固化した固化物を収容する固化物収容部と、
前記液体噴射ヘッドを前記液体受け部に対向させ、前記液体噴射ヘッドから吐出し、吐出された前記液体を受けた部分が前記第1のローラーを通過するように前記液体受け部を一方向に回転させる第1動作と、前記第1動作から少なくとも前記液体が固化する時間経過後に、前記無端シート状部材で固化した部分を前記第2ローラーを通過する前記無端シート状部材を他方向に回転させる第2動作と、を実行する制御部と、を有する液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記第2のローラーの直径は前記第1のローラーの直径より小さい液体噴射装置。 - 請求項2に記載の液体噴射装置において、
前記無端シート状部材で前記液体を受ける部分は、前記第1のローラーと前記第2のローラーの中心間距離より短く、かつ、定められた領域である液体噴射装置。 - 請求項3に記載の液体噴射装置において、
前記制御部は、前記第1動作時の回転速度より前記第2動作時の回転速度を速くする液体噴射装置。 - 請求項4に記載の液体噴射装置において、
前記制御部は、前記第2動作と、前記第2動作の後に再度前記無端シート状部材で固化した部分が前記第2ローラーを通過するよう前記無端シート状部材を前記一方向に回転する第3動作と、を複数回繰り返す液体噴射装置。
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JP2011064034A JP5741110B2 (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | 液体噴射装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640443A (ja) * | 1992-04-20 | 1994-02-15 | Nec Corp | ラベルプリンタ |
JPH07276657A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-24 | Hewlett Packard Co <Hp> | インクジェットプリンタ用サービスステーション |
JP2005119294A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-05-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005170041A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-30 | Oce Technologies Bv | インク滴を取り扱うための装置および方法 |
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2011
- 2011-03-23 JP JP2011064034A patent/JP5741110B2/ja active Active
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