JP2012195582A - プラズマエッチング方法及びコンピュータ記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炭素とフッ素の比率(C/F)が第1の値である第1処理ガスを含む処理ガスを用いたプラズマエッチングにより、マスク層の残量と、ホールのボーイングCDとの相関関係を調べ、ボーイングCDの変化量が増大する変化点に相当するマスク層の残量を求める準備工程と、第1処理ガスを含む処理ガスを用い、マスク層の残量が変化点となるまでプラズマエッチングを行う第1プラズマエッチング工程と、第1プラズマエッチング工程の後に行う、第2プラズマエッチング工程とを具備し、第2プラズマエッチング工程は、少なくとも、第1の値よりC/Fが小さい第2処理ガスを含む処理ガスを用いたプラズマエッチングを行う期間を含む。
【選択図】図3
Description
処理ガス:C4F6/Ar/O2=50/600/47sccm
高周波電力(高い周波数/低い周波数):1700W/4500W
直流電圧:−300V
中央部のガス流量比:50%
ヘリウムガス圧力(中央部/周縁部):2.0kPa/5.32kPa(15Torr/40Torr)
温度(上部/側壁部/下部):150/150/10℃
圧力:3.99Pa(30mTorr)
処理ガス:C3F8/Ar/O2=60/600/10sccm
高周波電力(高い周波数/低い周波数):1700W/4500W
直流電圧:−300V
中央部のガス流量比:50%
ヘリウムガス圧力(中央部/周縁部):2.0kPa/5.32kPa(15Torr/40Torr)
温度(上部/側壁部/下部):150/150/10℃
時間:10秒
(2−2工程)
圧力:3.99Pa(30mTorr)
処理ガス:C4F6/Ar/O2=50/600/47sccm
高周波電力(高い周波数/低い周波数):1700W/4500W
直流電圧:−300V
中央部のガス流量比:50%
ヘリウムガス圧力(中央部/周縁部):2.0kPa/5.32kPa(15Torr/40Torr)
温度(上部/側壁部/下部):150/150/10℃
時間:10秒
C4F8/C4F6/Ar/O2=0/80/400/77sccm
を使用し、第2プラズマエッチング工程では、C4F8を徐々に増加させるとともに、C4F6を徐々に減少させ、さらにO2も若干減少させ最終的には、例えば、エッチングガスを、
C4F8/C4F6/Ar/O2=100/0/400/50sccm
とする。このように、徐々にエッチングガスのガス成分を切り換えるようにしても、前述した実施形態及び実施例と同様な効果を得ることができる。
圧力:2.66Pa(20mTorr)
処理ガス:C4F8/C4F6/Ar/O2=40/40/400/48sccm
高周波電力(高い周波数/低い周波数):1700W/6600W
直流電圧:−150〜―900V
中央部のガス流量比:50%
ヘリウムガス圧力(中央部/周縁部):2.0kPa/5.32kPa(15Torr/40Torr)
温度(上部/側壁部/下部):150/150/40℃
(第1プラズマエッチング工程)
圧力:2.66Pa(20mTorr)
処理ガス:C4F6/Ar/O2=80/400/77sccm
高周波電力(高い周波数/低い周波数):1700W/6600W
直流電圧:−150〜―900V
中央部のガス流量比:50%
ヘリウムガス圧力(中央部/周縁部):2.0kPa/5.32kPa(15Torr/40Torr)
温度(上部/側壁部/下部):150/150/40℃
(第2プラズマエッチング工程)
圧力:2.66Pa(20mTorr)
処理ガス:
(初期)
C4F6/C4F8/Ar/O2=40/40/400/50sccm
C4F8を徐々に増加させるとともに、C4F6を徐々に低下させ、さらにO2も若干低下させ最終的には、
(最終)
C4F6/C4F8/Ar/O2=0/80/400/35sccm
とした。
高周波電力(高い周波数/低い周波数):1700W/6600W
直流電圧:−150〜―900V
中央部のガス流量比:50%
ヘリウムガス圧力(中央部/周縁部):2.0kPa/5.32kPa(15Torr/40Torr)
温度(上部/側壁部/下部):150/150/40℃
Claims (11)
- 炭素(C)とフッ素(F)とを含む処理ガスのプラズマにより、マスク層を介してシリコン酸化膜にホールを形成するプラズマエッチング方法であって、
炭素(C)とフッ素(F)の比率(C/F)が第1の値である第1処理ガスを含む処理ガスを用いたプラズマエッチングにより、前記マスク層の残量と、前記ホールのボーイングCDとの相関関係を調べ、ボーイングCDの変化量が増大する変化点に相当する前記マスク層の残量を求める準備工程と、
前記第1処理ガスを含む処理ガスを用い、前記マスク層の残量が前記変化点となるまでプラズマエッチングを行う第1プラズマエッチング工程と、
前記第1プラズマエッチング工程の後に行う、第2プラズマエッチング工程と、
を具備し、
前記第2プラズマエッチング工程は、少なくとも、前記第1の値より炭素(C)とフッ素(F)の比率(C/F)が小さい第2処理ガスを含む処理ガスを用いたプラズマエッチングを行う期間を含む
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項1記載のプラズマエッチング方法であって、
前記第2プラズマエッチング工程では、前記第2処理ガスを用いたプラズマエッチングを行う期間と、前記第1処理ガスを用いたプラズマエッチングを行う期間とを交互に複数回繰り返して行う
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法であって、
前記第1処理ガスは、C4F6ガスであり、前記第2処理ガスは、C3F8ガスである
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項1〜3いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、
前記マスク層がカーボン層を含む
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項1記載のプラズマエッチング方法であって、
第2プラズマエッチング工程では、前記第2処理ガスの流量を徐々に増加させる
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項5記載のプラズマエッチング方法であって、
前記マスク層がポリシリコン層を含む
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項5又は6記載のプラズマエッチング方法であって、
前記第1処理ガスは、C4F6ガスであり、前記第2処理ガスは、C4F8ガスである
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項1〜7いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、
前記第1プラズマエッチング工程では、前記マスク層の開口寸法が初期寸法より小さくなり、
前記第2プラズマエッチング工程では、前記マスク層の開口寸法が、前記第1プラズマエッチング工程終了時の前記マスク層の開口寸法より大きくなる
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 請求項1〜8いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、
前記変化点に相当する前記マスク層の残量は、前記マスク層の初期の開口寸法が50nmより大きい場合には400nmより大きくなり、前記マスク層の初期の開口寸法が50nmより小さい場合には400nmより小さくなる
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 被処理基板を収容する処理チャンバーと、
前記処理チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給機構と、
前記処理ガスのプラズマを発生させるプラズマ発生機構と
を具備したプラズマエッチング装置を制御する制御プログラムが記録されたコンピュータ記録媒体であって、
前記制御プログラムは、請求項1〜9いずれか1項記載のプラズマエッチング方法が実行されるように前記プラズマエッチング装置を制御する
ことを特徴とするコンピュータ記録媒体。 - 請求項1〜9いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、
前記変化点に相当する前記マスク層の残量は、100〜500nmである
ことを特徴とするプラズマエッチング方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016004983A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | 東京エレクトロン株式会社 | 絶縁膜をエッチングする方法 |
JP2016225436A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 東京エレクトロン株式会社 | エッチング方法 |
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- 2012-03-02 JP JP2012046050A patent/JP5804978B2/ja not_active Expired - Fee Related
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