JP2012193846A - 免震装置用の免震プラグの製造方法及び免震プラグ、並びに、その製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粉体材料2を一対のスタンパ5で挟み込んで加圧成形する免震プラグ9の製造方法において、少なくとも2回の加圧成形を、スタンパ5の軸線方向Xにて垂直断面視したときに、スタンパの中央部12が加圧方向に突出したV字型の加圧面を有する凸状スタンパ6、及び、スタンパの中央部12が加圧方向とは反対の方向に陥没したV字型の加圧面を有する凹状スタンパ7を用いて行うにあたり、それらスタンパ6、7により加圧成形した後に、スタンパ6、7を、その軸線中心に回転させてから再度加圧成形を行なう免震プラグの製造方法である。また、かかる製造方法を用いて製造される免震プラグ6である。更に、かかる製造方法を実施し得る金型3及びスタンパ5を具える製造装置である。
【選択図】図1
Description
なお、図3に示す凸状スタンパ6では、金型に対して凸状スタンパ6を真っ直ぐに挿入し易くする観点から、頂辺61を平面視で凸状スタンパ6の中央に位置させている。しかし、本発明の免震プラグの製造方法では、平面視における頂辺61の位置が中央からオフセットした凸状スタンパ(楔形スタンパ)を用いても良い。また、図3に示す凸状スタンパ6では、頂辺61が加圧方向に直交しているが、本発明の免震プラグの製造方法では、頂辺が加圧方向に対して傾斜した楔形スタンパを凸状スタンパとして用いても良い。更に、凸状スタンパ6の二つの平面62a,62bが交差する角度は、適宜変更することができる。
なお、図4に示す凹状スタンパ7では、凹状スタンパ7の形状を凸状スタンパ6の形状に対応させる観点から底辺71を平面視で凹状スタンパ7の中央に位置させているが、本発明の免震プラグの製造方法では、平面視における底辺71の位置が中央からオフセットした凹状スタンパ(楔溝形スタンパ)を用いても良い。また、図4に示す凹状スタンパ7では、底辺71が加圧方向に直交しているが、本発明の免震プラグの製造方法では、底辺が加圧方向に対して傾斜した楔溝形スタンパを凹状スタンパとして用いても良い。更に、凹状スタンパ7の二つの平面72a,72bが交差する角度は、適宜変更することができる。
このことから、発明者は、粉体材料の流動を全体に強く促し、粉体材料(特に、硬質充填材B)間の隙間を小さくして、粉体材料全体を図5(b)に示すような空気が残留し難い最密配置とすることにより、免震プラグの空気含有率を小さくし、硬度の均一性を向上させ、減衰性能及び変位追従性を向上し得ることを見出した。
未加硫、RSS#4
*2 (ポリブタジエンゴム(低シス))
未加硫、旭化成製「ジエンNF35R」
*3 (カーボンブラック)
ISAF、東海カーボン製「シースト6P」
*4 (樹脂)
日本ゼオン製「ゼオファイン」、新日本石油化学製「日石ネオポリマー140」、丸善石油化学製「マルカレッツM−890A」、「ゼオファイン」:「日石ネオポリマー140」:「マルカレッツM−890A」=40:40:20(質量比)
*5 (可塑剤)
ジオクチルアジペート(DOA)
*6 (その他の配合剤)
亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤[住友化学製「アンステージ6C」]、ワックス[新日本石油製「プロトワックス1」]、亜鉛華:ステアリン酸:老化防止剤:ワックス=4:5:3:1(質量比)
以上のことから、空気含有率が有利に低下していた(即ち、減衰性能及び変位追従性がともに向上していた)のは、実施例免震プラグであった。
2 粉体材料
3 金型
5 スタンパ
6 凸状スタンパ
7 凹状スタンパ
8 平面スタンパ
9 免震プラグ
10 受圧面
12 受圧面の中央部
13 免震装置
14 ゴム板
15 鋼板
61 頂辺
62a,62b 平面
71 底辺
72a,72b 平面
73a,73b 加圧方向最外端
B 硬質充填材
X スタンパの軸線
Claims (10)
- 金型内に充填された粉体材料を、一対のスタンパを用いて挟み込んで加圧成形する免震プラグの製造方法において、
該加圧成形を複数回行い、
前記複数回の加圧成形のうち、少なくとも2回の加圧成形を、該スタンパの軸線方向にて垂直断面視したときに、スタンパの中央部が加圧方向に突出したV字型の加圧面を有する凸状スタンパ、及び、スタンパの中央部が加圧方向とは反対の方向に陥没したV字型の加圧面を有する凹状スタンパを用いて行うにあたり、該凸状スタンパ及び凹状スタンパを用いて加圧成形した後に、該凸状スタンパ及び凹状スタンパを、該スタンパの軸線中心に回転させ、該回転した凸状スタンパ及び凹状スタンパを用いて再度加圧成形を行なうことを特徴とする免震プラグの製造方法。 - 前記凸状スタンパが、加圧方向側に位置する頂辺で交差する二つの平面を加圧面として有する楔形スタンパであり、
前記凹状スタンパが、加圧方向最外端よりも内方に位置する底辺で交差する二つの平面を加圧面として有する楔溝形スタンパであることを特徴とする、請求項1に記載の免震プラグの製造方法。 - 前記凸状スタンパ及び凹状スタンパを該スタンパの軸線中心に回転させ、該回転した凸状スタンパ及び凹状スタンパを用いて再度加圧成形を行なう工程において、該回転角度を90°とし、かつ、該工程を4回行う、請求項1に記載の免震プラグの製造方法。
- 前記凸状スタンパ及び凹状スタンパは、該スタンパの加圧面の中央部が90°に屈曲してなる、請求項1に記載の免震プラグの製造方法。
- 前記凸状スタンパ及び凹状スタンパにより加圧成形した後に、加圧方向に直交する平面状の加圧面を有する一対の平面スタンパにより加圧成形する、請求項1に記載の免震プラグの製造方法。
- 前記粉体材料は、塑性流動材及び硬質充填材からなる、請求項1に記載の免震プラグの製造方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の免震プラグの製造方法を用いて製造される免震プラグ。
- 粉体材料が充填される金型、及び該金型内の粉体材料を挟み込んで加圧成形する加圧面を有する対向する一対のスタンパを具える、免震装置用の免震プラグの製造装置において、
前記一対のスタンパは、該一対のスタンパの軸線方向にて垂直断面視したときに、スタンパの中央部が加圧方向に突出したV字型の加圧面を有する凸状スタンパ、及び、スタンパの中央部が加圧方向とは反対の方向に陥没したV字型の加圧面を有する凹状スタンパからなり、
該凸状スタンパ及び凹状スタンパは、スタンパの軸線を中心に回転可能であることを特徴とする免震プラグの製造装置。 - 前記凸状スタンパが、加圧方向側に位置する頂辺で交差する二つの平面を加圧面として有する楔形スタンパであり、
前記凹状スタンパが、加圧方向最外端よりも内方に位置する底辺で交差する二つの平面を加圧面として有する楔溝形スタンパであることを特徴とする、請求項8に記載の免震プラグの製造装置。 - 前記凸状スタンパ及び凹状スタンパに加え、該スタンパの加圧方向に対して垂直な加圧面を有する対向する一対の平面スタンパを更に具える、請求項8に記載の免震プラグの製造装置。
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