JP2012189795A - 液晶パネル製造装置及び液晶パネルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態によれば、処理槽と、窓部と、液体流動部と、光照射部と、を備えた液晶パネル製造装置が提供される。前記処理槽は、内部に液体を溜め、光重合性材料と液晶組成物とを含む液晶層を含む被処理パネルを前記液体中に収容する。前記窓部は、前記処理槽に付設され、前記液体に接し、透光性である。前記液体流動部は、前記被処理パネルと前記窓部との間の前記液体を前記被処理パネルの主面に沿って流動させる。前記光照射部は、前記処理槽の前記内部に収容された前記被処理パネルに、前記窓部を介して、前記光重合性材料が重合する光を照射する。
【選択図】図1
Description
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1の実施形態に係る液晶パネル製造装置の構成を例示する模式図である。
図1においては、構成要素の一部の断面が図示され、他の一部が模式的に図示されている。
図2は、第1の実施形態に係る液晶パネル製造装置の構成を例示する模式的平面図である。
なお、図2においては、図1に例示された要素の一部が省略されている。
なお、処理槽10の窓部12は、光30Lに対して透過性を有する。
ただし、上記のようなフィルタを設けた場合においても、光30Lの照射によって被処理パネル40の温度は完全には一定にはし難く、被処理パネル40の温度は上昇する。
図3は、液晶パネルの製造において被処理パネル40に光30Lを照射したときの被処理パネル40の温度変化を例示している。この図には、実施形態に係る液晶パネル製造装置110における特性と、第1参考例の液晶パネル製造装置119aにおける特性と、が示されている。第1参考例の液晶パネル製造装置119aにおいては、被処理パネル40と窓部12との間の液体50が流動していない。すなわち、液体流動部20が設けられていない。それ以外の構成は、液晶パネル製造装置110と同じである。
このように、実施形態によれば、均一な条件で光を照射できる。
すなわち、図4(a)は、第2参考例の液晶パネル製造装置119bに対応し、図4(b)は、第3参考例の液晶パネル製造装置119cに対応する。
同図は、窓部12の構成の例を示している。図5に表したように、窓部12は、内側部12cと、枠部12pと、を有することができる。枠部12pの厚さは、内側部12cよりも厚い。窓部12の液体50に接する側の面(下面)は窓部12の全体に渡って平面である。すなわち、内側部12cの下面と枠部12pの下面とは、同一平面上にある。枠部12pは、内側部12cよりも上面側に突出している。このような構成を用いることで、窓部12の上面、特に内側部12cに液体50(または液滴)がのることが抑制できる。窓部12の上面に液体50がのると、光の照射が不均一になることがあるが、上記の構成を用いることで均一に光を照射できる。
図6に表したように、実施形態に係る別の液晶パネル製造装置111においては、窓部12が液体50を覆っている。すなわち、液体50は、処理槽10により実質的に密閉されている。これにより、例えば、液体50の蒸発により、液体50のガスが処理槽10の外部に流出することが抑制できる。これにより、液体50の温度の制御の精度が向上する。さらに、液晶パネル製造装置111を設置した場所の周囲への悪影響が抑制できる。
すなわち、図7(a)は、光源31で生成された光(長波長光カットフィルタ33及び短波長光カットフィルタ34を通過する前)の特性を例示している。図7(b)は、光源31から出射した光が、長波長光カットフィルタ33及び短波長光カットフィルタ34を通過した後の光(光30L)の特性を例示している。これらの図の横軸は、波長λである。図7(a)の縦軸は、光の相対強度LIである。図7(b)の縦軸は、光の相対強度LIである。この例では、光源として鉄メタルハライドランプが用いられている。
同図は、光照射部30の構成の別の例を示している。
図8に表したように、この例においては、光照射部30は、光源31と、2重管液冷部35と、を含む。光源31は、光重合性材料が重合する光(例えば紫外線)を放出する。
図9に表したように、実施形態に係る別の液晶パネル製造装置112においては、処理槽10は、被処理パネル40を保持するパネル保持部15を含む。パネル保持部15は、被処理パネル40の主面(例えば第1主面40a)に対して垂直な方向を軸にして、被処理パネル40を回転させる。例えば、軸部15bを軸にして、アーム部15cが回転する。これにより、載置部15dに載せられた被処理パネル40が軸部15bを軸にして回転する。
図10は、第2の実施形態に係る液晶パネル製造装置の構成を例示する模式図である。
図10に表したように、実施形態に係る液晶パネル製造装置120は、処理槽10と、窓部12と、液体流動部20と、光照射部30と、を備える。
図11は、第3の実施形態に係る液晶パネルの製造方法を例示するフローチャート図である。
図11に表したように、実施形態に係る液晶パネルの製造方法においては、光重合性材料と液晶組成物とを含む液晶層43を含む被処理パネル40を、透光性を有する窓部12が付設された処理槽10の内部に導入した液体50中に収容する(ステップS110)。
これにより、被処理パネル40の面内の温度の均一性が高い。この製造方法によれば、均一な条件で光を照射できる。
ただし、実施形態において、被処理パネル40の構成は任意である。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
Claims (8)
- 内部に液体を溜め、光重合性材料と液晶組成物とを含む液晶層を含む被処理パネルを前記液体中に収容する処理槽と、
前記処理槽に付設され、前記液体に接する透光性の窓部と、
前記被処理パネルと前記窓部との間の前記液体を前記被処理パネルの主面に沿って流動させる液体流動部と、
前記処理槽の前記内部に収容された前記被処理パネルに、前記窓部を介して、前記光重合性材料が重合する光を照射する光照射部と、
を備えたことを特徴とする液晶パネル製造装置。 - 前記被処理パネルは、
カラーフィルタを有するカラーフィルタ基板と、
前記カラーフィルタ基板に対向する対向基板と、
前記カラーフィルタ基板と対向基板との間に設けられた液晶層と、
を含み、
前記光照射部は、前記対向基板の側から前記被処理パネルに前記光を照射し、
前記液体流動部は、前記被処理パネルの前記窓部とは反対側の面に接する前記液体をさらに流動させることを特徴とする請求項1記載の液晶パネル製造装置。 - 前記光照射部は、
前記光重合性材料が重合する前記光を放出する光源と、
前記光源と離間し前記光源を内包する内管と、前記内管の外側に設けられた外管と、前記内管と前記外管との間に設けられた中間壁と、を含む2重管液冷部と、
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶パネル製造装置。 - 前記被処理パネルに前記光が照射されるときの前記被処理パネル内の最高温度と最低温度との差は5℃以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の液晶パネル製造装置。
- 前記光照射部から前記窓部に向かう軸は、重力の方向に対して垂直であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の液晶パネル製造装置。
- 前記液晶層は、ブルー相を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の液晶パネル製造装置。
- 光重合性材料と液晶組成物とを含む液晶層を含む被処理パネルを、透光性を有する窓部が付設された処理槽の内部に導入した液体中に収容し、
前記被処理パネルと前記窓部とに接する前記液体を前記被処理パネルの主面に沿って流動させつつ、前記被処理パネルに前記窓部を介して前記光重合性材料が重合する光を照射することを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 前記光の照射は、前記液晶層の全体にブルー相が出現するように前記液晶層の温度を制御した後に実施されることを特徴とする請求項7記載の液晶パネルの製造方法。
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