JP2012188394A - 睫用化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】カールキープ力や耐皮脂性、クレンジング性、付着性において従来にない優れた効果を兼ね備え、更に保存安定性が良好な油中水型睫用化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)〜(G);
(A)揮発性炭化水素
(B)非イオン界面活性剤
(C)非揮発性非シリコーン液状油剤
(D)有機シリコーン樹脂
(E)融点が95〜130℃の高融点ワックス
(F)半固形状油剤
(G)有機変性粘土鉱物
を含有する油中水型睫用化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は睫用化粧料に関するものである。
マスカラなどの睫用化粧料に対する消費者のニーズは、近年ではカールキープ力や付着性、耐皮脂性などの基本的な機能についてかなり高いレベルの品質が要求されるようになっている。またそれに加えて、市販のクレンジング剤で容易に落ちるかどうかという日常生活における利便性に関わるニーズも大きくなり始めてきている。
これに伴い、耐水性が非常に強いウォータープルーフタイプ(油性剤型や油中水型剤型)のマスカラが商品化されている。
しかし、一般的にウォータープルーフタイプのマスカラは耐皮脂性が弱いという欠点があり、それを補うために強力な皮膜形成樹脂が多く配合されている。このため、ウォータープルーフタイプのマスカラは一般的にクレンジングしにくい製剤となっていた。例えば、化粧持続性(にじみの無さ)を強化するために油溶性皮膜形成性樹脂を配合した睫用化粧料(特許文献1参照)などが報告されている。
しかし、この発明においては、カールキープ力や化粧持続性(にじみの無さ)も充分でないばかりか、皮膜形成性樹脂のためにクレンジング性が良好でないという大きな欠点があった。また付着性に関しても満足のいくものではなかった。
一方で、ウォータープルーフタイプでありながらクレンジングしやすさを改善した油中水型マスカラ(特許文献2参照)なども報告されている。しかしながら、この発明についてもクレンジング性が不十分であるばかりか、カールキープ力や付着性、耐皮脂性(化粧持続性)に乏しく、また保存安定性も良好ではなかった。
また本発明者は、水と非イオン界面活性剤とエイコセン・ビニルピロリドン共重合体及びデキストリン脂肪酸エステルを含有することで、カールアップやボリュームアップ効果などの目元を際立たせる化粧効果、睫への付着性及び耐摩擦性に優れ、かつ保存安定性に優れた油中水型睫用化粧料(特許文献3参照)が得られることを過去に見出し、既に特許出願を行っているが、この発明においては耐皮脂性にまだ改善の余地があったうえ、クレンジング性も満足のいくものではなかった。
特開2002−154932号公報 特許第4195820号公報 特許第4084294号公報
これらのように従来技術においては、耐皮脂性とクレンジング性は相反するファクターであり、両立することが根本的に困難であった。またさらにカールキープ力や付着性などについても現在の高い消費者ニーズを同時に満たし、かつ保存安定性が良好な睫用化粧料は見出されていなかった。
従って、本発明の課題は、カールキープ力や耐皮脂性、付着性及びクレンジング性において従来にない優れた効果を兼ね備え、更に保存安定性が良好な睫用化粧料を提供することにある。
本発明者は前記課題を達成するために鋭意研究を重ねた結果、複数の特定の成分を特定の条件で組み合わせた場合にのみ、従来では困難であった高いカールキープ力、耐皮脂性、付着性に加えてクレンジング性を兼備し、更に保存安定性が良好な睫用化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(G);
(A)揮発性炭化水素
(B)非イオン界面活性剤
(C)非揮発性非シリコーン液状油剤
(D)有機シリコーン樹脂
(E)融点が95〜130℃の高融点ワックス
(F)半固形状油剤
(G)有機変性粘土鉱物
を含有する油中水型睫用化粧料である。
本発明により、従来では兼備することが困難であった高いカールキープ力や耐皮脂性、付着性とクレンジング性とを有し、更に保存安定性が良好な油中水型睫用化粧料を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について詳述する。
本発明の油中水型睫用化粧料は、次の成分(A)〜(G);
(A)揮発性炭化水素
(B)非イオン界面活性剤
(C)非揮発性非シリコーン液状油剤
(D)有機シリコーン樹脂
(E)融点が95〜130℃の高融点ワックス
(F)半固形状油剤
(G)有機変性粘土鉱物
を含有するものである。
本発明に用いる成分(A)の揮発性炭化水素は、常圧における沸点が60〜260℃の範囲にある炭化水素が好ましく、化粧料に一般的に用いられているものであれば、直鎖状でも分岐状でもよく、特に限定されず好ましく使用される。例えば、このようなものとして軽質流動イソパラフィン、イソヘキサデカン、イソドデカン等が挙げられる。
本発明においては、成分(A)として、これらの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。高い付着性と耐皮脂性を得る観点、また保存安定性を良好なものとする観点から、成分(A)の含有量は、化粧料総量を基準として15〜55質量%(以下、単に「%」で示す。)の範囲が好ましく、20〜50%の範囲がより好ましく、25〜45%の範囲がさらに好ましい。
さらに、成分(A)の揮発性炭化水素は、常圧における沸点が150〜200℃の範囲にある炭化水素がより好ましく、例えば、このようなものとしてイソドデカンまたはイソヘキサデカンが挙げられる。このような成分(A)の市販品には、マルカゾールR(沸点約180℃:丸善石油化学社製)等が挙げられる。
本発明に用いる成分(B)の非イオン界面活性剤は、化粧料に一般的に用いられるものであれば特に限定されず好ましく使用される。例えば、ソルビタン脂肪酸エステル又はそのアルキレングリコール付加物、グリセリン脂肪酸エステル又はそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル又はそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル又はそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル又はそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。
本発明に用いる成分(B)は、これらの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。高いクレンジング性と保存安定性を得る観点から、成分(B)の含有量は、化粧料総量を基準として0.05〜10%の範囲が好ましく、0.1〜5%の範囲がより好ましく、0.5〜4%の範囲がさらに好ましい。
本発明においては、成分(B)として、ジイソステアリン酸ポリグリセリルなどのポリグリセリン脂肪酸エステルを用いると、特に優れたクレンジング性と保存安定性を得ることができるためより好ましい。このような成分(B)の市販品として、コスモール42(日清オイリオグループ社製)等が挙げられる。
本発明に用いる成分(C)の非揮発性非シリコーン液状油剤とは、常温、1気圧下で揮発性を有さない液状の油剤であり、かつシロキサン構造を持たない非シリコーン油剤のことをいい、更に成分(B)非イオン界面活性剤を除くものをいう。これらは化粧料に一般的に用いられているものであれば、特に限定されず好ましく使用される。例えば、イソステアリン酸等の液状脂肪酸;マカデミアナッツ油、オリーブ油、ツバキ油、アボガド油、トウモロコシ油、ヒマシ油、ゴマ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、ホホバ油、パーム油、ヤシ油、硬化ヤシ油、硬化油、硬化ヒマシ油、卵黄油、ナタネ油、コムギ胚芽油、落花生油、コメヌカ油等の油脂;イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、オレイン酸フィトステリル、乳酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、トリベヘン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル等のエステル油;オクチルドデカノール、カプリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール;流動パラフィン、スクワラン、ポリブテン等の炭化水素;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤;パルミチン酸2−エチルヘキシル,2−エチルヘキサン酸セチル,イソノナン酸イソトリデシル等の脂肪酸と一価のアルコールのエステル;ジカプリン酸ネオペンチルグリコール,ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール等の脂肪酸とグリコールのエステル;トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン,テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトールなどの脂肪酸と多価アルコールのエステル;リンゴ酸ジイソステアリルなどの水酸基を持つエステル;コハク酸ジ2−エチルヘキシル,炭酸ジアルキルなどの二塩基酸のエステル;マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル,マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル等の脂肪酸とステロールとのエステルや液状ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体等が挙げられる。
本発明においては、成分(C)として、これらの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。高いクレンジング性と耐皮脂性を得る観点から、成分(C)の含有量は、化粧料総量を基準として0.1〜10%の範囲が好ましく、0.5〜8%の範囲がより好ましく、1〜6%の範囲がさらに好ましい。
本発明においては、成分(C)として、これらの中から液状脂肪酸及び/又はそのエステルを選択して用いることが好ましく、特にイソステアリン酸などの分岐状脂肪酸を用いると、とりわけ高いクレンジング性が得られるため、より好ましい。
本発明に用いる成分(D)の有機シリコーン樹脂は、化粧料に一般的に用いられているものであれば特に限定されず好ましく使用される。このようなものの例としては、[(CH33SiO1/2]x[SiO2]y(Xは1〜3、Yは0.5〜8)で表されるトリメチルシロキシケイ酸などが挙げられる。また、変性されたシリコーン樹脂としてはアクリル−シリコーングラフト共重合体、長鎖アルキル変性アクリル−シリコーングラフト共重合体、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、フッ素変性シリコーン等が挙げられ、変性された部分がブロック状態に結合していてもグラフト状態やペンダント状態に結合していてもよい。
本発明においては、成分(D)として、これらの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。その形態は溶剤に希釈された液状形態であっても粉末形態や固形形態であってもよい。
十分な耐皮脂性とカールキープ力を得る観点から、またクレンジング性を良好なものとする観点から、成分(D)の含有量は、樹脂分換算で化粧料総量を基準として5〜35%の範囲が好ましく、10〜30%の範囲がより好ましい。
なかでも、トリメチルシロキシケイ酸を選択すると、より高い耐皮脂性とカールキープ力が得られるため、より好ましい。このようなものの市販品として、X−21−5037(信越化学工業社製)、SR−1000(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)等が挙げられる。
本発明に用いる成分(E)の融点が95〜130℃の高融点ワックスは、化粧料に一般的に用いられるものであれば特に限定されず好ましく使用される。例えば、ポリエチレンワックス、合成炭化水素ワックスなどが挙げられる。とりわけ、融点が95〜125℃の炭化水素ワックスであると、高い耐皮脂性とカールキープ力が得られるため、より好ましい。このような成分(E)の市販品としては、PERFORMALENE655(融点95〜105℃、ニューフェーステクノロジー社製)などが挙げられる。
本発明においては、成分(E)として、これらの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。より高い耐皮脂性とカールキープ力を得る観点、また付着性を良好なものとする観点から、成分(E)の含有量は、化粧料総量を基準として0.1〜15%の範囲が好ましく、1〜12%の範囲がより好ましい。
なお、本明細書における「融点」は、医薬部外品規格一般試験法、融点測定法の第4報に記載の方法により求めたものである。
本発明に用いる成分(F)の半固形状油剤は、25℃、1気圧下において非液状であり、融点が20〜70℃で、かつ25℃における硬度が0.02〜13Nの油剤である。これらは化粧品に一般的に用いられるものであれば特に限定されず好ましく使用される。融点は、25〜65℃の範囲がより好ましく、30〜60℃の範囲がさらに好ましい。
本発明に用いる成分(F)の半固形状油剤としては、例えば、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、ワセリン、ラノリン、シア脂,部分水添ヤシ油など植物脂、部分水添ホホバ油などの他、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリット、マカデミアナッツ油ポリグリセリル−6−エステルズベヘネート、ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット等を挙げることができる。
本発明においては、成分(F)として、これらの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。十分なクレンジング性と付着性を得る観点、また耐皮脂性を良好なものとする観点から、成分(F)の含有量は、化粧料総量を基準として0.01〜10%の範囲が好ましく、0.1〜5%の範囲がより好ましい。
とりわけ、これらの中からワセリン及び/又はトリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリドを選択して用いると、より高いクレンジング性と付着性が得られるため、より好ましい。これらの市販品としては、クロラータムV(融点45〜55℃;クローダジャパン社製)やサラコス334(融点35〜45℃;日清オイリオグループ社製)等が挙げられる。
なお、本発明における「硬度」とは、サン科学社製レオメーターにより、感圧軸5φ、針入速度6cm/min、針入度5mmにて測定した値をいう。
本発明に用いる成分(G)の有機変性粘土鉱物は、水膨潤性粘土鉱物の層間カチオンをアルキル4級アンモニウム塩等のカチオン系界面活性剤でイオン交換して得られるものであり、本発明ではベンジルジメチルステアリルアンモニウムイオン、またはジメチルジステアリルアンモニウムイオンで交換されたものが好ましい。水膨潤性粘土鉱物は、三層構造を有するコロイド性含水ケイ酸アルミニウムの1種であり、一般に下記一般式(1)
Figure 2012188394
[式中、XはAl、Fe、Mn又はCrを示し、YはMg、Fe、Ni、Zn又はLiを示し、ZはK、Na又はCaを示す]
で表わされる。具体的にはモンモリロナイト、スメクタイト(ラポナイト:ラポート社製)又はヘクトライト等の天然又は合成(この場合、上記一般式中の(OH)がフッ素で置換されたもの)のモンモリロナイト群、及びナトリウムシリシックマイカやナトリウムテニオライト又はリチウムテニオライト等の合成雲母等が挙げられる。水膨潤性粘土鉱物としては、特にヘクトライト、又はベントナイトが好ましい。
本発明に用いる成分(G)の有機変性粘土鉱物は、化粧料に一般的に用いられるものであれば特に限定されず好ましく使用される。本発明においては、成分(G)として、前記のものの中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。十分なクレンジング性と付着性を得る観点、また保存安定性を良好なものとする観点から、成分(G)の含有量は、化粧料総量を基準として、0.01〜10%の範囲が好ましく、0.1〜10%の範囲がより好ましく、0.1〜5%の範囲がさらに好ましい。
有機変性粘土鉱物の代表的なものとしては、ジメチルアルキルアンモニウムヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム処理ケイ酸アルミニウムマグネシウム等が挙げられる。本発明においては、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトを用いると、より高いクレンジング性と付着性が得られるため好ましい。ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトの市販品としては、ベントン38V(エレメンティス社製)などが挙げられる。
本発明においては、良好なクレンジング性を有しながらもカールキープ力や耐皮脂性において従来にない劇的な効果を発揮することを可能とする観点から、揮発性シリコーンを実質的に含有しないことが好ましい。なお、本発明において「実質的に含有しない」とは、揮発性シリコーンの含有量が、好ましくは化粧料総量を基準として5%未満であることを意味し、より好ましくは3%未満であることを意味し、さらに好ましくは1%未満を意味する。
なお、前記揮発性シリコーンは常温、1気圧下で揮発性を有するシリコーン油のことを指し、例としては、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルトリメチコン、低粘度ジメチコン(5mm2/s以下、25℃)などが挙げられる。
本発明においては、さらに成分(H)のデキストリン脂肪酸エステルを含有させるのが好ましい。より一層の高い付着性とクレンジング性を得る観点から、成分(H)のデキストリン脂肪酸エステルと成分(G)の有機変性粘土鉱物との質量比率が、(G):(H)=1.5:1〜1:150の範囲となるようにするのが好ましく、(G):(H)=1:1〜1:100の範囲となるようにするのがより好ましく、(G):(H)=1:1〜1:80の範囲となるようにするのがさらに好ましい。
本発明に用いられる成分(H)のデキストリン脂肪酸エステルは、デキストリンと脂肪酸とのエステルであり、化粧料に一般的に使用されているものであれば特に限定されず好ましく使用される。具体的には、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、ベヘン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン等のデキストリンと炭素数10〜24の脂肪酸とのエステルが挙げられ、これらを1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。
本発明においては、これらの中からパルミチン酸デキストリンを選択して用いると、より高い付着性と保存安定性が得られるため、好ましい。このような成分(H)の市販品としては、レオパールKL、レオパールTL(何れも、千葉製粉社製)等が挙げられる。
また、高い付着性を得る観点、また保存安定性を良好なものとする観点から、成分(H)の含有量は、化粧料総量を基準として0.01〜10%の範囲が好ましく、0.1〜8%の範囲がより好ましい。
本発明においては、より一層高いカールキープ力と付着性を得る観点から、ポリ(メタ)アクリル酸塩、キサンタンガム、ジェランガム、ローカストビーンガム、グアーガム、プルラン、ヒアルロン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム及びポリウレタンの中から選択される少なくとも1種の成分(I)水溶性高分子を内水相に含有させるのが好ましい。
本発明においては、前記成分(I)水溶性高分子の中から1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。十分なカールキープ力と付着性を得る観点、また保存安定性を良好なものとする観点から、前記成分(I)水溶性高分子の含有量は、化粧料総量を基準として0.001〜5%の範囲が好ましく、0.005〜1%の範囲がより好ましい。
本発明においては、これらの中からポリ(メタ)アクリル酸塩を選択することが、カールキープ力、付着性の面で好ましい。ポリ(メタ)アクリル酸塩としては、アクリル酸及び/又はメタアクリル酸の重合体のアンモニウム塩,カリウム塩,ナトリウム塩又はこれらの混合物アクリル酸及び/又はメタアクリル酸の重合体のナトリウム塩又はこれらの混合物が挙げられ、化粧料や医薬部外品に一般的に用いられるものであれば特に限定されず好ましく使用される。また、前記水溶性高分子として平均分子量が200万以上のポリアクリル酸ナトリウムを選択するのが好ましく、さらに平均分子量が400万以上のポリアクリル酸ナトリウムの部分中和物を選択するのがより好ましい。このポリアクリル酸ナトリウムの部分中和物は、ポリアクリル酸ナトリウム中の一部がアルカリで中和されたものであり、アルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属塩、アンモニア、アンモニア水、トリエタノールアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロパノールアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ポリエタノールアミン等の第1級、第2級もしくは第3級のアルキルアミン、又は第1級、第2級もしくは第3級のアルカノールアミンなどが挙げられる。ポリアクリル酸ナトリウムの部分中和物を製造する方法としては、ポリアクリル酸ナトリウムを後から一部中和する方法と、重合時のモノマーの仕込み時においてアクリル酸の一部を中和してから重合する方法があるが、本発明においてはどちらの方法も採用できる。このようなものの市販品としては、アロンビスシリーズ(日本純薬社製)等を挙げることができる。
本発明においては、より一層高いクレンジング性を得る観点、また保存安定性を良好なものとする観点から、内相に水を含有させるのが好ましい。水の含有量は、化粧料総量を基準として0.001〜50%の範囲が好ましく、0.1〜40%の範囲がより好ましく、2〜30%の範囲がさらに好ましい。
本発明は、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、化粧料において一般的に用いられる各種の成分、例えば、睫を目立たせるための繊維や着色顔料、成分(A)〜(H)以外の油性成分、成分(I)以外の水性成分、保湿剤、増粘剤、皮膜形成剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、紫外線吸収剤、溶剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類、キューティクル保護成分等を適宜含有させることができる。
本発明で用いることのできる前記繊維としては、化粧料に一般的に用いられているものであれば、特に限定されず好ましく使用される。例えば、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられる。また、これらの繊維は前記着色顔料で染色されていたり、もしくは練りこみという形で着色されていてもよく、さらに一般油剤、シリコーン油、フッ素油、界面活性剤、シリカ、金属石鹸等で表面を被覆処理されていてもよい。
また、本発明で用いることのできる前記着色顔料については、化粧料に通常使用されるものであれば特に限定されず、本発明を損なわない程度に含有させることができる。またその形態についても、板状、紡錘状、針状等の形状、粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されない。例えば、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。具体的には、カーボンブラック、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、チタン・酸化チタン焼結物、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、カオリン、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、珪ソウ土、ヒドロキシアパタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、紺青被覆雲母チタン、カルミン被覆雲母チタン、有機顔料被覆雲母チタン、酸化鉄・酸化チタン被覆合成金雲母、魚燐箔、二酸化チタン被覆ガラスフレーク、銀被覆ガラスフレーク、金被覆ガラスフレーク、酸化鉄被覆ガラスフレークポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・ポリウレタン積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体類、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、N−アシルリジン等の有機粉体類、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、アルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられる。これらは油層と水層のどちらに含有されていてもよく、また溶剤に分散された形態で含有されていてもよい。さらに、着色顔料の表面はシリコーン油、フッ素油、ラウロイルリジン、ステアロイルグルタミン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩、ポリエチレン、シリカ、金属石鹸、その他油剤等で被覆処理が施されていてもよい。
本発明で用いることのできる前記成分(A)〜成分(H)以外の油性成分としては、化粧品に一般的に用いられているものであれば、特に限定されず何れのものも使用できる。例えば、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、α−オレフィンオリゴマー、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス、サンフラワーワックス、モクロウ、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ、コメヌカロウ、12−ヒドロキシステアリン酸などの成分(E)及び(F)に該当しないワックス類や、エイコセン・ビニルピロリドン共重合体、キャンデリラロウ樹脂、ロジン系樹脂などの油溶性樹脂、シリコーン化プルランなどのゲル化剤等が挙げられる。
本発明に用いることのできる前記成分(I)以外の水性成分としては、化粧品に通常使用される水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく、本発明の効果を損なわない程度であれば、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。このような水性成分としては、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、アラビアガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体等の水溶性樹脂などが挙げられる。
本発明は種々の形態で用いることができる。固形又は液状形態のマスカラやマスカラ下地、マスカラオーバーコート、睫用美容液、睫用育毛剤など睫に塗付する剤型に使用され、常法に従い製造することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。なお、これらの実施例により本発明の技術的範囲が何ら限定されるものではない。配合量は特記しない限り含有量(質量%)である。
<実施例1〜10、比較例1〜7>
表1に示す組成の油中水型睫用化粧料を製造し、保存安定性の評価試験及び官能評価試験を行った。その結果も表1に併せて示す。実施例に先立ち、各実施例で採用した製造方法及び評価試験方法を説明する。
(1)製造方法
表1の(1)〜(17)に示される成分を90〜130℃で加熱溶解させ、分散により均一化し、これを「油相」とした。次に(18)〜(21)の成分を80℃で加熱溶解させ、分散により均一化し、これを「水相」とした。そして油相成分を80℃まで冷却した後、(22)と(23)の成分を混合して分散により均一化した後、水相成分と混合し、ホモミキサーにより乳化させ、室温まで撹拌しながら冷却した。これを所定の気密容器に充填し、目的の油中水型睫用化粧料を得た。
(2)保存安定性評価試験方法
所定の方法で調製した各油中水型睫用化粧料を45℃の恒温槽内に放置して、1ヶ月後の保存安定性を下記評価基準に従って評価した。
(評価基準)
分離、凝集、固化なし ;◎
分離、凝集、固化ごくわずかに有り ;○
分離、凝集、固化あり ;△
完全に分離又は固化 ;×
(3)官能評価試験方法
女性パネラー20名に各油中水型睫用化粧料を睫に塗布してもらい、塗布した際の付着性と塗布6時間後のカールキープ力及び耐皮脂性と除去する際のクレンジング性について下記の評価基準に従って評価した。なお、クレンジング性の評価については、市販のコットンに市販のクレンジングオイル2.0gを浸し、睫を挟み込んで5秒間馴染ませた後、睫上のマスカラの残り具合によって評価した。またカールキープ力については、塗布時の角度がどれだけ維持されているか、耐皮脂性については、にじみにより目の下が黒くなっていないかという観点から評価を行った。
(評価基準)
良いと答えた人数が17人以上 ;◎
良いと答えた人数が12〜16人;○
良いと答えた人数が8〜11人 ;△
良いと答えた人数が7人以下 ;×
(評価項目)
a.付着性
b.カールキープ力
c.耐皮脂性
d.クレンジング性
Figure 2012188394
(*1) :マルカゾールR(丸善石油化学社製)
(*2) :TSF405(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
(*3) :コスモール42(日清オイリオグループ社製)
(*7) :KF−56A(信越化学工業社製)
(*8) :SR−1000(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
(*9) :KP−561P(信越化学工業社製)、長鎖アルキル変性アクリル−シリコーングラフト共重合体
(*10):キャンデリラ樹脂E−1(日本ナチュラルプロダクツ社製)
(*11):PERFORMALENE655(平均分子量655、融点95〜105℃、針入度1〜3dmm;ニューフェーステクノロジー社製)
(*12):PERFORMALENE500(平均分子量500、融点85〜90℃、針入度3.5〜9.5dmm;ニューフェーステクノロジー社製)
(*13):マルチワックスW−445(融点75〜85℃;SONNEBORN社製)
(*14):クロラータムV(融点45〜55℃;クローダジャパン社製)
(*15):Plandool−H(融点約40℃;日本精化社製)
(*16):ベントン38V(エレメンティス社製)
(*17):レオパールKL2(千葉製粉社製)
(*18):アロンビスシリーズ(平均分子量約400万、部分中和物;日本純薬社製)
表1から明らかなように、本発明の油中水型睫用化粧料を用いれば、カールキープ力、耐皮脂性、クレンジング性及び付着性が良好であった。また経時安定性も良好であった。しかし、成分(A)〜(G)のいずれかを具備しない比較例1〜7は、実施例と比較して、いずれかの評価項目で劣ったものしか得ることができなかった。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(G);
    (A)揮発性炭化水素
    (B)非イオン界面活性剤
    (C)非揮発性非シリコーン液状油剤
    (D)有機シリコーン樹脂
    (E)融点が95〜130℃の高融点ワックス
    (F)半固形状油剤
    (G)有機変性粘土鉱物
    を含有する油中水型睫用化粧料。
  2. 揮発性シリコーンを実質的に含有しない請求項1記載の油中水型睫用化粧料。
  3. 成分(H)デキストリン脂肪酸エステルを含有し、成分(G)及び(H)の質量比率が、(G):(H)=1.5:1〜1:150である請求項1又は2記載の油中水型睫用化粧料。
  4. ポリ(メタ)アクリル酸塩、キサンタンガム、ジェランガム、ローカストビーンガム、グアーガム、プルラン、ヒアルロン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム及びポリウレタンの中から選択される少なくとも1種の成分(I)水溶性高分子を内水相に含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の油中水型睫用化粧料。
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