JP2012187293A - 眼底撮影装置 - Google Patents

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康文 福間
Takeshi Hayashi
健史 林
Hiroaki Okada
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Abstract

【課題】眼底をスリット状に走査して撮影を行うタイプの眼底撮影装置において、従来のようなスリット板の同期制御を不要とし、装置構成を簡易化する技術を提供する。
【解決手段】眼底撮影装置1は、照明光学系10と、撮影光学系30と、制御部50と、画像生成部80とを有する。照明光学系10は、被検眼Eの眼底Efをスリット光で走査する。撮影光学系30は、光電変換素子Gijを2次元的に配置してなる受光面34aを有するイメージセンサ34を含む。撮影光学系30は、スリット光の眼底反射光をイメージセンサ34に導く。制御部50は、スリット光の走査に対応して光電変換素子34ijの複数の群Gkを順次に動作させる。画像生成部80は、順次に動作された複数の群Gkからの電気信号に基づいて眼底画像Hを生成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、被検眼の眼底を撮影する眼底撮影装置に関する。
被検眼の状態を観察するために眼底を撮影する技術が知られている。特許文献1には、眼底をスリット状に走査して撮影を行うタイプの眼底撮影装置が開示されている。このタイプの装置は、小瞳孔の被検眼の眼底撮影に適している。
すなわち、このタイプの装置は、特許文献2のように一度のフラッシュ発光で撮影を行うタイプと比較して画角が狭い。したがって、被検眼の瞳孔が小さい場合であっても、瞳孔における照明光束の通過領域とその眼底反射光の通過領域とを好適に分離できるので、フレア等の有害光が撮影画像に混入することを防止できる。
特公昭61−48940号公報 特開2008−295971号公報
特許文献1に記載の装置は、感光フィルムの直前に設けられたスリット板を、スリット光の走査に同期して移動させつつ1枚の撮影画像を得るよう構成されている。しかし、このような同期制御は容易ではない。また、装置構成が複雑になるという問題もある。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、眼底をスリット状に走査して撮影を行うタイプの眼底撮影装置において、従来のようなスリット板の同期制御を不要とし、装置構成を簡易化することが可能な技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の眼底撮影装置は、被検眼の眼底をスリット光で走査する照明光学系と、光電変換素子を2次元的に配置してなる受光面を有するイメージセンサを含み、前記スリット光の眼底反射光を前記イメージセンサに導く撮影光学系と、前記スリット光の走査に対応して前記イメージセンサを反復動作させる制御部と、前記反復動作により得られた電気信号に基づいて複数の画像を生成し、前記複数の画像に基づいて眼底画像を生成する画像生成部とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼底撮影装置において、前記制御部は、前記イメージセンサの反復動作として、前記光電変換素子の複数の群を順次に動作させ、前記画像生成部は、前記順次に動作された前記複数の群からの電気信号に基づいて前記眼底画像を生成することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の眼底撮影装置において、前記画像生成部は、前記複数の群のそれぞれからの電気信号に基づいて画像を生成し、当該複数の画像を合成して前記眼底画像を生成することを特徴とする。
また、請求項4に記載の眼底撮影装置は、請求項2又は請求項3に記載の眼底撮影装置において、前記照明光学系は、前記眼底に対して前記スリット光をその長手方向に直交する方向に走査し、前記複数の群は、それぞれが略矩形状に配列された複数の前記光電変換素子からなり、当該略矩形状における短手方向に配列されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の眼底撮影装置において、前記制御部は、前記イメージセンサの反復動作として、全ての又は一部の前記光電変換素子を反復動作させることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の眼底撮影装置において、前記画像生成部は、前記反復動作された前記全ての又は一部の光電変換素子からの電気信号に基づいて前記複数の画像を生成し、当該複数の画像のそれぞれから前記スリット光の走査に対応する画像領域を抽出し、抽出された複数の前記画像領域を合成して前記眼底画像を生成することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の眼底撮影装置において、前記画像生成部は、前記複数の画像を合成して前記眼底画像を生成することを特徴とする。
この発明に係る眼底撮影装置は、眼底をスリット光で走査しつつイメージセンサを反復動作させることにより眼底撮影を行うよう構成されている。したがって、従来のようなスリット板の同期制御が不要であり、装置構成を簡易化することが可能である。
実施形態に係る眼底撮影装置の光学系の構成の一例を表す概略図である。 実施形態に係る眼底撮影装置の制御系の構成の一例を表す概略ブロック図である。 実施形態に係る眼底撮影装置のイメージセンサの構成の一例を表す概略図である。 実施形態に係る眼底撮影装置の画像生成処理を説明するための概略図である。
この発明に係る眼底撮影装置の実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〈構成〉
実施形態に係る眼底撮影装置の構成を説明する。この眼底撮影装置は、眼底をスリット状に走査しつつ撮影を行う。この眼底撮影装置の光学系の構成例を図1に、制御系の構成例を図2に示す。
[光学系]
眼底撮影装置1は、照明光学系10と撮影光学系30を有する。照明光学系10は、被検眼Eの眼底Efをスリット光で走査する。撮影光学系30は、眼底Efに照射されたスリット光の反射光(眼底反射光)を受光する。
(照明光学系)
照明光学系10は、観察光源11と、コンデンサレンズ12と、撮影光源13と、コンデンサレンズ14と、偏向ミラー15と、二孔絞り16と、リレーレンズ17と、可動スリット板18と、リレーレンズ19と、孔開きミラー20と、対物レンズ21とを含んで構成される。
観察光源11は、眼底Efを観察するための照明光(観察照明光)を発する。観察光源11は、たとえばハロゲンランプにより構成される。観察照明光は、コンデンサレンズ12〜対物レンズ21を経由して眼底Efに照射される。なお、「観察」には、眼底Efの肉眼での観察と、眼底Efの画像(特に動画像)による観察の双方が含まれる。
撮影光源13は、眼底Efを撮影するための照明光(撮影照明光)を発する。撮影光源13は、たとえばLED(Light Emitting Diode)やキセノンランプにより構成される。撮影照明光は、コンデンサレンズ14〜対物レンズ21を経由して眼底Efに照射される。
二孔絞り16には2つの透光部が設けられている(図示せず)。これら透光部は、可動スリット板18の移動方向に並んで配置される。二孔絞り16は、被検眼Eの瞳孔と共役な位置に配置される。
可動スリット板18は、直線状のスリット(透光部)18aを有する。なお、「直線状」とは、実際には長手方向に比べて短手方向が十分に短い矩形状を意味する。可動スリット板18は、後述の駆動機構により、直線状のスリット18aの短手方向(つまり長手方向に直交する方向)に移動される。なお、スリット18aは直線状に限定されるものではなく、たとえば矩形状や円形状など、任意の形状とすることが可能である。なお、駆動機構による可動スリット板18の移動態様は、眼底Efの撮影対象領域全体をスリット光で走査できるように、スリット18aの形状に応じて適宜に設定される。可動スリット板18は、眼底Efと共役な位置に配置され、この共役面内において移動される。
孔開きミラー20は、照明光学系10の光軸と撮影光学系30の光軸とを合成する。孔開きミラー20の中心領域には孔部20aが形成されている。照明光学系10の光軸と撮影光学系30の光軸は、孔部20aの略中心位置にて交差する。孔部20aは、絞り31とともに撮影光学系30の絞りとして作用する。
(撮影光学系)
撮影光学系30は、対物レンズ21と、孔開きミラー20(の孔部20a)と、絞り31と、結像レンズ32と、イメージセンサ34とを含んで構成される。
イメージセンサ34は、光電変換素子を2次元的に配置してなる受光面34aを有する、いわゆるエリアセンサである。光電変換素子は、たとえばフォトダイオードである。イメージセンサ34は、たとえばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサや、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである。結像レンズ32は、対物レンズ21による眼底Efの像を受光面34aに結像させる。
結像レンズ32とイメージセンサ34との間には、クイックリターンミラー33が設けられている。クイックリターンミラー33は、撮影光学系30の光路(撮影光路)上に斜設されている。また、クイックリターンミラー33は、図示しない駆動機構によって回動軸33a周りに回動される。イメージセンサ34で眼底Efを撮影するとき、クイックリターンミラー33は上方に跳ね上げられ、眼底反射光はイメージセンサ34に導かれる。
一方、肉眼で眼底Efを観察するときには、クイックリターンミラー33は撮影光路上に斜設配置された状態とされ、眼底反射光を上方に反射させる。クイックリターンミラー33により反射された眼底反射光は、可動スリット板35に導かれる。可動スリット板35のスリットを通過した眼底反射光は、偏向ミラー36により反射されて接眼レンズ37に導かれる。
なお、可動スリット板35は、クイックリターンミラー33の反射面に対して、受光面34aと共役な位置に配置されている。また、可動スリット板35は、後述の駆動機構により、この共役配置を維持した状態で移動される。可動スリット板35のスリットは、可動スリット板18のスリット18aに対応する形状及び向きを有する。この実施形態では、可動スリット板18のスリット18aは矩形状であり、可動スリット板35のスリットも矩形状に形成されている。なお、照明光学系10の可動スリット板18と撮影光学系30の可動スリット板22は、眼底Efの肉眼観察を行うときに同期して移動される。
[制御系]
眼底撮影装置1の制御系の構成について説明する。制御系の構成例を図2に示す。制御系は、制御部50を中心に構成される。制御部50は、CPU等の処理装置と、RAM、ROM、ハードディスクドライブ等の記憶装置とを含んで構成される。記憶装置にはコンピュータプログラムがあらかじめ記憶されている。制御部50は、このコンピュータプログラムや入力情報に基づいて、眼底撮影装置1の各部を制御する。
駆動機構60は、照明光学系10の可動スリット板18を、スリット18aの短手方向に移動させる。駆動機構70は、接眼レンズ37に向かう光路上の可動スリット板35を、そのスリットの短手方向に移動させる。各駆動機構60、70は、パルスモータやソレノイド等のアクチュエータを含んで構成される。
制御部50によるイメージセンサ34の制御について説明する。図3に示すように、イメージセンサ34の受光面34aには、光電変換素子34ij(i=1〜M、j=1〜N)が2次元的に配置されている。なお、図3に示す例の光電変換素子34ijはアレイ状(格子状)に配列されているが、その配列態様はこれに限定されるものではない。
受光面34aに設けられた光電変換素子34ijは、複数の群Gk(k=1〜K)に分割される。各群Gkには、可動スリット板18のスリット18aの形状及び向きに対応して配列された複数の光電変換素子34ijが含まれる。この実施形態では、スリット18aは矩形状に形成されている。これに対応し、各群Gkは、スリット18aの長手方向に対応する方向を長手方向とする矩形状の領域に配列された複数の光電変換素子34ijからなる。また、複数の群Gkは、可動スリット板18の移動方向に対応する方向、つまり各群Gkの短手方向に配列されている。
複数の群Gkは、互いに排他的に光電変換素子34ijを含んでいてもよいし(図3参照)、一部の光電変換素子34ijを共有していてもよい。共有されている光電変換素子34ijは、後述する画像合成処理において、いわゆる「のりしろ」として用いることが可能である。
また、各群Gkは、移動しているスリット18aを或る時点において通過して眼底Efに照射された照明光の眼底反射光を受光する位置に設定される。この眼底反射光の全体を確実に検出するため、(たとえば受光面34aに対する眼底反射光の理論的な投射領域よりも)広めに各群Gkを設定することが可能である。他方、眼底反射光の周縁領域の強度が弱い場合などには、この周縁領域を除外するべく各群Gkを小さめに設定することができる。なお、強度の弱い周縁領域に対応する光電変換素子34ijからの電気信号を増幅して強度を揃えるようにしてもよい。
また、複数の群Gkの設定は、事前に行ってもよいし、撮影時に行ってもよい。事前に設定する場合の例として、スリット18aの形態(形状、サイズ、向き等)に応じて、複数の群Gkをデフォルト設定することが可能である。また、眼底Efの撮影対象領域に応じて、複数の群Gkを複数種類あらかじめ設定するようにしてもよい。撮影対象領域としては、黄斑を中心に撮影するための黄斑撮影領域、視神経乳頭を中心に撮影するための乳頭撮影領域、眼底全体(黄斑と視神経乳頭とを含む領域)を撮影するための全体撮影領域などがある。これらの撮影対象領域と複数の群Gkとを関連付けて撮影モードを事前に設定しておくことにより、撮影モードを指定するだけで複数の群Gkを自動的に選択設定することが可能となる。なお、撮影対象領域の変更は、たとえば、一般的な眼底カメラと同様に固視標(図示せず)を用いることで行われる。また、眼球光学系の情報(屈折力等)などに応じて、複数の群Gkを複数種類用意しておくことも可能である。
撮影時に複数の群Gkを設定する場合について説明する。被検眼Eの屈折力などの影響により、スリット18aのサイズと、受光面34aにおける眼底反射光の投影サイズとが変化することが考えられる。また、被検眼Eの状態や撮影対象領域の選択に応じて、スリット18aのサイズを変更することも考えられる。このようなケースを考慮すると、被検眼Eの撮影時に複数の群Gkを設定できれば有利である。
複数の群Gkの設定方法としては、実際の眼底撮影の前にスリット光を眼底Efに照射し、その眼底反射光をイメージセンサ34で検出する。そして、各光電変換素子34ijからの電気信号に基づいて、実際に眼底反射光を検出した光電変換素子34ijを特定する。この処理としては、たとえば、電気信号の強度(画像としては輝度等)に対する閾値処理を用いることができる。可動スリット板18を移動させつつこの処理を繰り返し行うことにより、スリット18aの複数の位置のそれぞれに対応する群Gkを決定することが可能である。
眼底Efを撮影するとき、制御部50は、駆動機構60を制御して可動スリット板18を移動させつつ、イメージセンサ34を制御して複数の群Gkを順次に動作させる。この連動制御は、たとえば、可動スリット板18の位置(つまりスリット18aの位置)と、群Gkとを対応付けた情報を事前に生成し、この情報に基づいて駆動機構60とイメージセンサ34とを制御することにより実現できる。また、可動スリット板18の移動速度と群Gkの切り換え速度(切り換えの時間間隔)とを対応付けた情報を事前に生成し、この情報に基づいて駆動機構60とイメージセンサ34とを制御することによっても実現できる。
更に、制御部50は、群Gkの切り換えと同期させて撮影光源13をフラッシュ発光させる。すなわち、制御部50は、撮影光源13の制御と駆動機構60の制御とを連動させて眼底Efをスリット光で走査させつつ、イメージセンサ34を制御して複数の群Gkを切り換えることにより、眼底Efに対する照射位置の異なるスリット光の眼底反射光を順次に検出させる。
画像生成部80は、複数の群Gkからの電気信号に基づいて眼底Efの画像を生成する。画像生成部80には、部分画像生成部81と画像合成部82が設けられている。
部分画像生成部81は、各群Gkからの電気信号に基づいて眼底Efの画像を生成する。各群Gkに対応する画像は撮影対象領域の一部を撮影したものであるから、これを部分画像と呼ぶことにする。部分画像の例を図4に示す。複数の部分画像Hk(k=1〜K)は、複数の群Gkに対応している。
画像合成部82は、複数の部分画像Hkを合成して眼底Efの画像Hを生成する。ここで「合成」とは、複数の群Gkの位置(つまり各群Gkの光電変換素子34ijの配列)に基づいて複数の部分画像Hkを配列させることにより、撮影対象領域全体の画像Hを形成することをいう。この実施形態では、従来の眼底画像の形状(円形状)に合わせて各部分画像Hkの一部を抽出し、それら抽出画像を合成して眼底Efの画像Hを生成している。
なお、前述したように複数の群Gkに重複がある場合には、その重複部分に対応する画像領域に基づいて、隣接する部分画像Hkの位置合わせを行ってから合成処理を行うことができる。
また、一般に、被検眼Eは固視微動等により変位している。よって、スリット光の走査に掛かる時間によっては、部分画像Hkの間に位置ズレが生じる可能性がある。この問題に対処するため、スリット光の走査を迅速に行うか、或いは、上記した部分画像Hkの位置合わせを行うことが望ましい。
〈作用効果〉
眼底撮影装置1の作用及び効果を説明する。
眼底撮影装置1は、眼底Efをスリット光で走査しつつ、イメージセンサ34における光電変換素子34ijの複数の群Gkを順次に切り換えて動作させることにより眼底Efの画像Hを生成する。
また、画像生成部80は、部分画像生成部81により複数の群Gkのそれぞれからの電気信号に基づいて部分画像Hkを生成し、画像合成部82により複数の部分画像Hkを合成して眼底画像Hを生成する。
また、照明光学系10は、眼底Efに対してスリット光をその長手方向に直交する方向(つまり短手方向)に走査する。更に、複数の群Gkのそれぞれは、略矩形状に配列された複数の前記光電変換素子からなり、複数の群Gkは、この略矩形状における短手方向に配列されている。
このような眼底撮影装置1によれば、従来のようなスリット板の同期制御が不要であり、装置構成を簡易化することが可能である。
〈変形例〉
以上に説明した実施形態は、この発明を実施するための構成の一例に過ぎず、この発明を限定するものではない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内における任意の変形を適宜に施すことが可能である。以下、このような変形の例を説明する。
上記の実施形態では、従来と同様に円形状の眼底画像を生成している(図4参照)。しかし、この発明に係る眼底画像の形状はこれに限定されるものではない。たとえば、図4に示す複数の矩形の部分画像Hkをそのまま合成して矩形の眼底画像を生成することも可能である。なお、部分画像の任意の部分領域を抽出し、任意の形状の眼底画像を形成することが可能である。それにより所望の形状の眼底画像が得られる。
最終的な眼底画像の形状に応じてスリット18aの形状を変更しつつ眼底Efを走査するよう構成することが可能である。たとえば上記の実施形態のように、矩形状のスリット18aを用いて円形状の眼底画像を生成する場合、撮影対象領域の端部(図4においては上端と下端)に近づくほどスリット光の長手方向の長さを短くすることができる。それにより、被検眼E(特に瞳孔)によるスリット光のケラレを抑制することができる。また、画像処理に供されるデータのデータ量を減らすことができるので、処理の迅速化や省力化を図ることが可能である。
1枚の眼底画像を生成するために、スリット光による走査を複数回行うように構成することも可能である。その場合、各領域に対応する複数の部分画像のうちから最適なものを選択し、それらを合成して眼底画像を生成するよう構成することができる。最適な部分画像の選択は、たとえば画質の評価による。また、各領域に対応する複数の部分画像を重ね合わせて当該領域の部分画像を生成し、それらを合成して眼底画像を生成するよう構成することも可能である。
以上で説明した画像処理以外にも、イメージセンサの特徴を利用した任意の画像処理を適用することが可能である。
上記の実施形態では、クイックリターンミラー32に反射された眼底反射光を接眼レンズに導いて肉眼観察するようになっている。これに対し、接眼レンズに代えて、結像レンズとイメージセンサとを設けるように構成することも可能である。この構成によれば、たとえば観察光源11を点灯させつつ当該イメージセンサを動作させることにより、眼底Efの動画像を取得することが可能である。この動画像を図示しない表示デバイスに表示させることにより、眼底Efの動画観察が可能となる。
また、クイックリターンミラー32により反射された眼底反射光の光路をハーフミラー等で分割し、一方の光路上に接眼レンズを配置し、他方の光路上にイメージセンサを配置するように構成することも可能である。それにより、眼底Efの肉眼観察と動画観察の双方が可能となる。
また、図1に記載のイメージセンサ34を眼底Efの撮影と動画観察の双方に用いるよう構成することも可能である。眼底撮影時、上記実施形態と同様にクイックリターンミラー32を跳ね上げ制御する。一方、動画観察時には、イメージセンサ34に続く光路からクイックリターンミラー32を退避させておく。なお、肉眼観察が不要な場合には、クイックリターンミラー32を設ける必要はない。
上記の実施形態では、スリット板18を移動させることによりスリット光を走査しているが、他の構成によってスリット光の走査を行うことも可能である。たとえば、固定配置されたスリット板と、スリット板のスリットを通過した光束(スリット光)を走査する機構とを、照明光学系に設けることができる。この走査機構としては、たとえばガルバノスキャナやレゾナントスキャナのように、光束を走査することが可能な任意の構成を適用できる。また、移動可能なスリット板と走査機構との連動制御によってスリット光を走査するよう構成することも可能である。
上記の実施形態は、スリット光の走査に対応して光電変換素子の複数の群を順次に動作するよう構成されているが、この発明はこれに限定されるものではない。たとえば、スリット光の走査に対応してイメージセンサを反復動作させ、それにより得られた複数組の電気信号に基づいて複数の画像を生成し、これら複数の画像に基づいて眼底画像を生成するように構成することが可能である。この変形例は、上記の実施形態とほぼ同様の構成を有する(図1〜図3を参照)。以下、上記の実施形態の図面を参照して説明する。
この変形例において、イメージセンサ34の反復動作とは、イメージセンサ34の所定の光電変換素子34ij(たとえば全ての光電変換素子34ij)を用いた撮像を繰り返し行うことをいう。また、スリット光の走査に対応したイメージセンサ34の反復動作とは、スリット光を走査しながら撮像を繰り返すことをいう。また、電気信号の組とは、1回の撮影、つまり1枚の撮影画像を得るためにイメージセンサ34から出力される信号を意味する。この変形例では、複数回の撮影を行うので、それに対応する複数組の電気信号が得られる。そして、各組の電気信号に基づいて1枚の画像を生成することにより、複数の撮影画像が得られる。
なお、スリット光で眼底Efを走査しているので、各撮影画像には、スリット光の眼底反射光を検出した光電変換素子34ijからの電気信号に対応する画像領域(描画領域)と、それ以外の画像領域(非描画領域)とが存在する。スリット光の走査と反復撮像との連動制御は、各光電変換素子34ijに対応する画素が少なくとも1枚の撮影画像の描画領域に含まれるように実行される。それにより、複数の撮影画像に基づいて、撮影対象領域全体を描写した眼底画像を取得できる。
この変形例を実現する構成としては、たとえば以下の2種類がある。第1の構成例として、複数の撮影画像のそれぞれからスリット光の走査に対応する画像領域を抽出し、これら複数の画像領域を合成して眼底画像を生成するものがある。この処理は画像生成部80により実行される。
第1の構成例において各撮影画像から抽出される画像領域は、上記の描画領域を含む。すなわち、各撮影画像から抽出される画像領域には、当該撮影画像の撮影時に出力されたスリット光の眼底Efへの照射領域が描画されている。
撮影画像(つまりフレーム)内における画像領域の位置は、撮影前に設定することもできるし、撮影後に設定することもできる。前者の例として、上記実施形態と同様に理論的に又は実際の測定により、スリット18aの位置に対応する画像領域(つまり光電変換素子34ij)を特定することが可能である。一方、後者の例として、撮影画像の画素値(輝度等)を解析して、抽出対象の画像領域を特定することができる。この解析処理としては、たとえば閾値処理が用いられる。
第1の構成例における複数の画像領域の合成処理は、たとえば、抽出された複数の画像領域を画素位置に基づいて1つのフレーム内に配列させることにより実行される。この合成処理は、上記実施形態のそれと実質的に同様である。複数の画像領域の間の位置合わせについても同様にして行うことができる。以上で第1の構成例の説明を終わる。
続いて、第2の構成例について説明する。第2の構成例では、画像領域の抽出を行うことなく、複数の撮影画像を合成することにより眼底画像を生成する。この合成処理は、たとえば、対応する画素毎に複数の撮影画像を重ね合わせることによって実行できる。このとき、複数の撮影画像の間での位置合わせや、最終的な眼底画像の画素値(輝度等)の調整を行うことができる。
なお、イメージセンサ34に設けられた複数の光電変換素子34ijのうちの一部のみを反復動作させるように構成することも可能である。この場合、たとえば、眼底Efの撮影対象領域全体を撮影することが可能な範囲の光電変換素子34ijが選択されて反復動作される。つまり、スリット光での撮影と同じ倍率で、かつ一度のフラッシュ発光で撮影対象領域を撮影したと仮定したときに、この撮影対象領域全体を描画することができる範囲の光電変換素子34ijが選択される。
この変形例によれば、眼底をスリット状に走査して撮影を行うタイプの眼底撮影装置において、従来のようなスリット板の同期制御を行う必要がないので、装置構成を簡易化することが可能である。
1 眼底撮影装置
10 照明光学系
13 撮影光源
18 可動スリット板
20 孔開きミラー
21 対物レンズ
30 撮影光学系
34 イメージセンサ
34a 受光面
34ij 光電変換素子
50 制御部
60 駆動機構
80 画像生成部
81 部分画像生成部
82 画像合成部
Gk 光電変換素子の群
Hk 部分画像
H 眼底画像
E 被検眼
Ef 眼底

Claims (7)

  1. 被検眼の眼底をスリット光で走査する照明光学系と、
    光電変換素子を2次元的に配置してなる受光面を有するイメージセンサを含み、前記スリット光の眼底反射光を前記イメージセンサに導く撮影光学系と、
    前記スリット光の走査に対応して前記イメージセンサを反復動作させる制御部と、
    前記反復動作により得られた電気信号に基づいて複数の画像を生成し、前記複数の画像に基づいて眼底画像を生成する画像生成部と、
    を備えることを特徴とする眼底撮影装置。
  2. 前記制御部は、前記イメージセンサの反復動作として、前記光電変換素子の複数の群を順次に動作させ、
    前記画像生成部は、前記順次に動作された前記複数の群からの電気信号に基づいて前記眼底画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底撮影装置。
  3. 前記画像生成部は、前記複数の群のそれぞれからの電気信号に基づいて画像を生成し、当該複数の画像を合成して前記眼底画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の眼底撮影装置。
  4. 前記照明光学系は、前記眼底に対して前記スリット光をその長手方向に直交する方向に走査し、
    前記複数の群は、それぞれが略矩形状に配列された複数の前記光電変換素子からなり、当該略矩形状における短手方向に配列されている、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の眼底撮影装置。
  5. 前記制御部は、前記イメージセンサの反復動作として、全ての又は一部の前記光電変換素子を反復動作させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底撮影装置。
  6. 前記画像生成部は、前記反復動作された前記全ての又は一部の光電変換素子からの電気信号に基づいて前記複数の画像を生成し、当該複数の画像のそれぞれから前記スリット光の走査に対応する画像領域を抽出し、抽出された複数の前記画像領域を合成して前記眼底画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の眼底撮影装置。
  7. 前記画像生成部は、前記複数の画像を合成して前記眼底画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の眼底撮影装置。
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