JP2012187195A - 撮影制御装置、x線撮影装置、撮影制御方法および撮影制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents

撮影制御装置、x線撮影装置、撮影制御方法および撮影制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 検診運用においては、被験者を区別可能な検査オーダーが自動で生成され、次々に異なる被験者のX線撮影を進行可能なX線撮影システムが望まれる。しかし、通常施設においては、異なる入力方法で検査の割り込みが発生する可能性がある。また、何らかの理由で検査を保留し、異なる被験者の検査を実施後に保留検査を再開する可能性もある。従って、検診運用中はこれらの状況を考慮し、効率よく検査を進行する必要がある。
【解決手段】 被験者を区別可能な検査オーダーが自動で生成される運用モードにおいて、検査の入力方法や、検査の保留・再開、割り込み検査を考慮して、次の検査の撮影を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は被検者情報を管理し撮影を制御する撮影制御装置、X線撮影装置、撮影制御方法及び撮影制御処理をコンピュータに実行するためのプログラムに関する。
近年、X線撮影装置で検査を進行する方法は、患者情報および、医師により要求された撮影部位や撮影方法、画像処理等を含む撮影プロトコルから成る検査オーダーを、放射線技師等の操作者が手動で作成し検査を進行している。また、HIS(Hospital Information System)やRIS(Radiology Information System)等を用いた病院内のオンライン化の発展に伴い、予め外部で作成された検査オーダーを、ネットワークを介して接続されたX線撮影装置へ転送し検査を進行することも可能になった。更に、検診向け検査オーダーの自動生成や、緊急患者を容易に検査進行するX線撮影システム、磁気カードやバーコードリーダーなどの外部装置よる検査オーダーが入力可能なX線撮影システムなど、様々な方法で検査を入力し進行することが可能となっている。
また、開始した検査を一時的に保留状態にしてくことができるX線撮影システムもある。間隔をあけて撮影する検査や、患者が検査を継続できなくなった場合に、一時的に検査を保留にしておき、その間に別患者の検査を実施することができる。(特許文献1)
特開2003−245270号
かかる装置を用いて例えば集団検診を運用しようとする場合、被験者を区別可能な被検者IDおよび既定の撮影部位その他の撮影条件が自動で設定される。
しかしながら自動で設定されてしまうがゆえに、誤った撮影が行われるのを防止するため、設定内容について検査者は細心の注意を払い確認する必要がある。
そこで本発明の一態様に係る撮影制御装置は、所定の条件に応じて順次生成される被検者IDが付与される撮影を順次実行する第一の撮影モードの実行中に割り込み撮影を指示する撮影指示手段と、前記指示に応じて行われた割り込み撮影の後に、前記割り込み撮影の直前に行われた前記第一の撮影モードでの撮影の次の前記第一の撮影モードでの撮影に付与されるべく生成された被検者IDを、表示部に表示させる指示を取得する取得手段と、
前記指示が取得された場合に前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでの撮影を許可する制御手段と、を有することを特徴とする。
このように、第一の撮影モードの実行中に割り込み撮影が行われた場合、割り込み撮影の終了後に第一の撮影モードにおいて次に付与されるべき被検者IDが表示された場合に第一の撮影モードへの移行を許可する。これにより検査者に注意を促し誤った撮影が行われる可能性を減らすことができる。
X線撮影システム100の構成を示す図である。 撮影制御部1004の詳細な構成を示す図である。 実施例1に係る処理の概要を示すフローチャートである。 検査情報入力画面 検診検査情報画面 検診運用設定画面 実施例1の画面遷移図の一例である。 実施例2に係る処理の概要を示すフローチャートである。 実施例3に係る処理の概要を示すフローチャートである。 実施例4のX線撮影システム機能の構成図 実施例4の割り込み検査開始時の処理を示すフローチャートである。 実施例4の割り込み検査終了時の処理を示すフローチャートである。 実施例4に係る撮影制御装置12のハードウェアを示す図である。 実施例4に係る処理の流れを示すフローチャートである。
[実施例1]
本発明は、図1に示すようなX線撮影システム100 に適用される。この、X線撮影システム100は、放射線部門内の情報システムであるRIS 1014、X線デジタル画像を撮影するX線撮影装置1010を備える。更に、X線撮影装置1010で撮影したX線デジタル画像を保存・管理するPACS 1016、診断用X線デジタル画像を表示するViewer 1018やプリンタ 1020を備え、ネットワーク1008で接続される。
また、X線撮影装置1010は、X線を照射するX線管球1000、X線管球1000を制御するX線発生装置制御部1001、X線を受光して画像を生成するセンサ1003から成るセンサユニット1002、X線撮影を制御する撮影制御部1004で構成される。1005はX線撮影装置1010の表示部であり、検査情報や撮影画像を表示する。また、1006はX線撮影装置1010の操作入力部であり、検査情報の入力や、画像処理の操作、検査進行指示等を行う。更に1006は、磁気カードやバーコードリーダー等の外部装置の入力を含む。
撮影制御部1004は、RIS 1014から受信した検査オーダー、もしくは操作者が操作入力部1006により入力した検査オーダーを表示部1005に表示する。また選択された撮影プロトコルに応じた、管電流や管電圧、照射時間等の撮影条件をX線発生装置制御部1001へ送る。X線発生装置制御部1001は、照射ボタンが押されると撮影条件に応じてX線管球1000に高電圧をかけ、X線を発生させる。センサユニット1002は、センサ1003で検出された被検者の透過X線量に相当する電荷をA/D変換し、X線デジタル画像として撮影制御部1004へ転送する。撮影制御部1004は、受信したX線デジタル画像に対し、操作者が選択した撮影プロトコルに紐づく画像処理パラメータに基づいて、様々な補正処理や画像処理を施す。そして、画像処理後のX線デジタル画像をPACS 1016へ保存すると共に、Viewer1018やプリンタ1020に出力し、診断が行われる。
図2は、本発明の実施例1におけるX線撮影システム100の撮影制御部1004の一部である。同図において、検査情報取得部2001は、RIS1014や操作部1006によって要求された検査情報を受信し入力する。自動生成情報取得部2002は、検査進行制御部2000より検査情報の自動生成要求を受け、自動生成情報記憶部2010に保持されている情報に基づき検査情報を自動生成し入力する。検査進行制御部2000は、入力された検査情報を検査情報記憶部2011に保存し、保存された検査情報に基づき検査の進行を管理する。検査状態制御部2004は、操作部1006からの検査の終了や保留、キャンセルを監視し検査の状態を制御する。また、検査状態制御部2004は、検査の保留が行われた際、保留検査情報記憶部2012に保留された検査情報を保存する。保留検査情報入力部2003は、操作部1006からの保留検査再開要求を受信すると、保留検査情報記憶部2012から対象となる保留検査情報を取得し入力する。
図3は、本実施例のフローチャートで、図2の検査進行制御部2000に関する。
図4(a)、(b)は検査情報入力画面で、(a)は新規検査のマニュアル入力画面4010、(b)は保留検査を再開する保留検査入力画面4020の一例を示し、表示部1005に表示される。図4(a)および(b)には、検査情報の入力を切り替えるタブ4011が設けられており、検査をマニュアル入力するマニュアル、RIS 1014から受信した検査が選択可能なMWL、保留検査を再開する保留のタブから成る。なお、図4 (a)は切り替えタブ4001のマニュアルを選択した状態、図4 (b)は保留を選択した状態の入力画面である。図4(a)は、患者情報を手動で入力する患者情報入力部4012、既に登録済の患者情報から選択可能な患者情報リスト部4016から構成される。いずれかにより患者情報を入力した後、入力ボタン4013を押下し、撮影プロトコル選択画面へと遷移する。更に、患者情報の入力が不要な緊急患者ボタン4015、自動で検査情報を生成し検査を進行可能な検診ボタン4014が設けられている。また、図4 (b)は、保留検査を検索する検査リスト検索部4021、保留中の検査一覧である保留検査リスト部4022、保留検査を選択し再開するための検査開始ボタン4023から成る。
図5は、図4(a)の検診ボタン4014押下により表示される検診情報画面5000の一例を示し、マニュアル入力画面4010の上に配置され、表示部1005に表示される。検診情報画面5000は、以後自動生成される検査情報の基準となる初回患者IDを確認するための患者ID表示部5001、患者IDをUp、Downボタンで変更可能な患者ID入力部5002、患者ID入力を例えばテンキー入力に切り替える画面切替ボタン5003から成る。更に、自動生成する検査情報をあらかじめ運用サイト毎に複数設定しておき、それらを切り替える運用切替ボタン5004が設けられている。また、キャンセルボタン5005が押下されると検診モードを開始せずに画面を閉じ、OKボタン5006が押下されると検診モードが開始される。検診モード時は、患者ID表示部5001の患者IDを基準に、例えば1ずつ増加することでユニークな患者IDが生成される。
図6は、図5の運用切替ボタン5004押下により表示される運用設定画面6000の一例を示し、検診情報画面5000の上に配置され、表示部1005に表示される。運用設定画面6000は、あらかじめ登録されている運用サイトから使用する運用を選択可能な運用選択部6001、運用サイト毎の設定情報を一覧可能な運用リスト6002、詳細設定画面へ遷移するプロパティボタン6003から成る。運用方法リスト6002では、例えば自動生成する患者IDに付与する属性や、患者IDの有効桁数、患者IDを有効桁数でゼロ埋めするか否か、撮影するプロトコルの情報などが確認できる。キャンセルボタン6004が押下されると変更をキャンセルし、OKボタン6005が押下されると変更を反映し画面を閉じる。
図7は、本実施例における画面遷移の一例であり、表示部1005に表示される。
次に、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7を用いて本実施例の全体の流れについて説明する。
放射線技師は、検診運用を開始するため表示部1005、操作部1006を用いてマニュアル入力画面4010の検診ボタン4014を押下する。そして、検診情報画面5000で、検診モードで自動生成される検査情報を確認する。必要に応じて患者ID入力部5002より、基準となる患者IDを変更したり、運用設定画面6000から使用する運用設定を切り替えたり、プロパティボタン6003を押下し各種詳細設定を行う。そして、検診情報画面5000のOKボタン5006を押下し検診モードを開始する。通常の検診フローは、検診を受ける被写体が連続して撮影室に入り撮影を繰り返す。その際、表示部1005に表示される画面遷移は、図7(a) マニュアル入力画面4010、図7 (b) 検診情報画面5000を経て検診モードへ遷移する。そしてあらかじめ設定されている情報に基づき検査情報が自動生成され、図7(c)撮影前撮影画面7010に遷移する。撮影が行われると図7(d)撮影後撮影画面7020に遷移し、検査終了ボタン7021押下により、次の検査が自動生成され図7(c)撮影前撮影画面7010に遷移する。また、図7(c)、および図7(d)の検査保留ボタン7011押下時も、次の検査が自動生成され図7(c)撮影前撮影画面7010に遷移する。その後、例えば、図7(c)撮影前撮影画面7010のキャンセルボタン7012押下により検診モードをやめるまで、図7(c)と図7(d)の画面遷移を繰り返す。
病院内において検診運用中に、検診以外の患者の撮影を要求されたり、検診中の被写体が何らかの理由で撮影継続できなくなり、一時保留してから検査を再開したりすることがある。その際の、撮影制御部1004の詳細について以下に示す。
まず、検診以外の患者の検査オーダーが例えば磁気カードにより入力されると、検査情報取得部2001は要求された検査情報を受信し、検査進行制御部2000に通知する。検査進行制御部2000は、要求された検査情報を検査情報記憶部2011に保存し、磁気カードによって要求された検査の撮影を進行する。放射線技師が、操作部1006によって検査の終了操作を行うと、検査状態制御部2004が検知し、検査進行制御部2000に検査の終了を通知する。すると、検査進行制御部2000は、検査情報記憶部2011に保存されている終了した検査の検査情報を取得する(S301)。そして、取得した検査の検査種別が検診かを判別する(S302)。この場合、検査種別は磁気カードであり、検診ではないためマニュアル入力画面4010へ遷移する。
次に、マニュアル入力画面4010の検診ボタン4014を押下し、検診情報画面5000のOKボタン5006押下後の検診中に、被写体が例えばトイレに行きたくなったため、放射線技師が操作部1006により検査を保留したとする。すると、検査状態制御部2004が保留を検知し、保留検査情報記憶部2012に保留された検査情報を保存後、検査進行制御部2000に検査の保留を通知する。検査進行制御部2000は、検査情報記憶部2011に保存されている保留した検査の検査情報を取得する(S301)。そして、取得した検査の検査種別が検診かを判別する(S302)。検査種別は検診なので、さらにS301で取得した検査情報から検査開始時の状態が新規検査かを判別する(S303)。保留した検査は新規で開始しているので、自動生成情報取得部2002に検査の自動生成を要求する(S304)。検査情報自動生成部2002は、自動生成要求を受けると自動生成情報記憶部2010に保持されている情報に基づき検査情報を自動生成する。例えば、自動生成情報記憶部2010に患者IDの情報として、有効桁数7桁かつ、ゼロ埋め有効、付属情報として西暦4桁の撮影日+識別情報”A1”、最後に発番したIDが100と保存されているとする。この場合、自動生成する患者IDは”20110211−A1−0000101”となる。また、あらかじめ撮影するプロトコルが胸部P−Aと胸部R−Lと保存されている場合、これらの撮影プロトコルで検査オーダーを生成し、撮影前撮影画面7010に遷移する。
先ほど保留にした被写体が戻ってきたため、放射線技師は、表示部1005、操作部1006を用いて保留検査入力画面4020より対象となる保留検査を選択し、検査開始ボタン4023を押下する。すると、保留検査情報入力部2003が保留検査の再開要求を受信し、保留検査情報記憶部2012から対象となる保留検査情報を取得し、検査進行制御部2000に通知する。検査進行制御部2000は、再開要求された検査情報を検査情報記憶部2011に保存し、保留検査の撮影を進行する。放射線技師が、操作部1006によって検査の終了操作を行うと、検査状態制御部2004が検知し、検査進行制御部2000に検査の終了を通知する。すると、検査進行制御部2000は、検査情報記憶部2011に保存されている終了した検査の検査情報を取得する(S301)。そして、取得した検査の検査種別が検診かを判別する(S302)。検査種別は検診なので、さらにS301で取得した検査情報から検査開始時の状態が新規検査かを判別する(S303)。この場合、新規検査ではなく保留検査を再開した検査であるため、自動生成情報取得部2002から自動生成される検査情報の基準となる初回患者ID確認状況を取得し、確認済みかを判別する(S305)。既に確認済みであるため、自動生成情報取得部2002に検査の自動生成を要求し(S304)、撮影前撮影画面7010に遷移する。保留検査を再開する前に、何らかの理由でX線撮影装置1010を再起動し、その後、一度も検診モードで運用せずに、検診中に保留した検査を再開した場合は、S305で初回患者IDを未確認とし、マニュアル入力画面4010へ遷移する。
なお、検査を保留にする際、撮影前撮影画面7010や撮影後撮影画面7020の患者情報部7013より被写体の名前等の特徴を入力し、保留検査情報記憶部2012に保存しておき、保留検査入力画面4020で参照しながら再開する検査を選択してもよい。
[実施例2]
次に、検診検査中の被写体を一時保留してから検査を再開する際の異なる実施例について以下に述べる。
図8は、本実施例のフローチャートで、図2の検査進行制御部2000に関し、図3の第実施例1のフローチャートの符号と同じステップは処理も同様である。
次に、図1乃至図8を用いて本実施例の全体の流れについて説明する。
検診検査は、通常の健康診断のような検診の他に、例えば、肺結核検診など、目的によって自動生成する検査情報が異なる。そのため、午前中は通常の検診、午後は肺結核検診といったように、時間帯によって検診の種類が異なる場合がある。そこで、放射線技師は、予め検診ごとに詳細設定を行い、運用設定画面6000の運用選択部6001を用いて、時間帯によって運用を切り替える。
例えば、午前中に通常の検診をしていた被写体が、途中で気分が悪くなったため検査を一時保留にしたとする。午後になり、肺結核検診の設定に切り替えた状態で、午前中に保留にした被写体の体調が回復したため、検査を再開することになったとする。この場合の、撮影制御部1004の詳細について以下に示す。
まず、肺結核検診運用中に午前中に保留にした被写体の体調が回復し戻ってきたため、放射線技師は、表示部1005、操作部1006を用いて保留検査入力画面4020より対象となる保留検査を選択し、検査開始ボタン4023を押下する。すると、保留検査情報入力部2003が保留検査の再開要求を受信し、保留検査情報記憶部2012から対象となる保留検査情報を取得し、検査進行制御部2000に通知する。検査進行制御部2000は、再開要求された検査情報を検査情報記憶部2011に保存し、保留検査の撮影を進行する。放射線技師が、操作部1006によって検査の終了操作を行うと、検査状態制御部2004が検知し、検査進行制御部2000に検査の終了を通知する。すると、検査進行制御部2000は、検査情報記憶部2011に保存されている終了した検査の検査情報を取得する(S301)。そして、取得した検査の検査種別が検診かを判別する(S302)。検査種別は検診なので、S301のステップで取得した検査情報から検査開始時の状態が新規検査かを判別する(S303)。この場合、保留検査を再開した検査であるため、自動生成情報取得部2002から自動生成される検査情報の基準となる初回患者ID確認状況を取得し、確認済みかを判別する(S305)。既に肺結核の検診運用を開始中であるため、確認済みとなる。更に、検査進行制御部2000は、自動生成情報取得部2002より現在設定されている運用方法を取得する(S306)。例えば、通常検診を”運用1”、肺結核検診を”運用2”と設定している場合、現在設定されている運用方法は、”運用2”となる。そして、S301のステップで取得した検査情報の運用方法とS306で取得した運用方法が一致するかを判別する(S307)。すると、S301で取得した運用方法は””運用1”、 S306で取得した運用方法は”運用2”であり一致しないため、マニュアル入力画面4010へ遷移する。運用方法の切り替えが行われていない場合は、S307のステップで一致すると判断し、自動生成情報取得部2002に検査の自動生成を要求し(S304)、撮影前撮影画面7010に遷移する。
[実施例3]
次に、検診検査の撮影中に検診以外の患者の割り込み撮影を要求された際の異なる実施例について以下に示す。
図9は、本発明の実施例3におけるX線撮影システム機能の構成を示す。なお、図9は、X線撮影制御部1004の一部であり、実施例1で説明した図2中の符号と同じものは同一のものを示す。同図において割り込み検査監視部2100は、検査情報取得部2001による検査の入力を監視する。更に、検査種別が検診の検査中に割り込みを検知すると、割り込みが発生したことを操作者へ通知し、検診検査中の情報を割り込み時検査情報記憶部2110に保存する。そして、検査進行制御部2000を介して検査状態制御部2004へ検査の保留を要求し、割り込み検査の開始を指示する。
図10、図11は、本実施例のフローチャートで、それぞれ図9の割り込み検査監視部2100、検査進行制御部2000に関する。
次に、図1、図4、図5、図6、図7、図9、図10、図11を用いて本実施例の全体の流れについて説明する。
病院内において検診運用中、次の被写体の検査を開始しようと表示部1005に撮影画面7010を表示中に、検診以外の患者の検査オーダーが要求された場合を考える。この場合であって、割り込み患者の検査を優先して行い、その後、検診運用に戻るまでの撮影制御部1004の詳細について以下に示す。
検診撮影中に、放射線技師によって例えば磁気カードによる割り込み検査の検査オーダーが入力されると、検査情報取得部2001は要求された検査情報を受信する。そして、割り込み検査を監視中の割り込み検査監視部2100が割り込みを検知する(S801)。割り込み検査監視部2100は、割り込み検査を検知すると、検査進行制御部2000で検診検査中かを判別する(S802)。ここでは、検診検査を開始しようと撮影前撮影画面7010表示中であるため、検診検査中と判断し、割り込み検査が要求されたことを放射線技師へ通知する(S803)。更に、検査進行制御部2000より検診検査中の検査情報を取得し、割り込み時検査情報記憶部2110に検査識別情報を保存する(S804)。保存される情報は、割り込み検査終了後に検診検査を自動で再開するために必要な情報であり、保留検査情報記憶部2012から必要な情報を取得可能な識別情報で、例えば、患者IDなどである。その後、検査進行制御部2000へ検査中の検査の保留を指示する(S805)。検査進行制御部2000は、保留要求を受け検査状態制御部2004に検査の保留を指示する。検査状態制御部2004は、要求された検査情報を保留検査情報記憶部2012に保存し、検査中の検査を保留にする。なお、保存される検査情報には、患者ID等の患者情報の他に、検査の進行状況や撮影条件、画像処理条件等を含む。その後、割り込み検査監視部2100は、検査進行制御部2000へ割り込まれた磁気カードの検査開始を要求する。
放射線技師が、操作部1006によって割り込み検査の終了操作を行うと、検査状態制御部2004が検知し、検査進行制御部2000に検査の終了を通知する。すると、検査進行制御部2000は、割り込み検査管理部2100に割り込み終了待ち検査があるかを問い合わせる(S901)。この場合、磁気カードによる割り込み検査終了であるため、終了待ち検査があると判断される。すると、検査進行制御部2000は、割り込み検査管理部2100から終了待ちしている検査の識別情報を取得する(S902)。割り込み検査管理部2100は、割り込み時検査情報記憶部2110から保存されている識別情報を取得し返す。更に、検査進行制御部2000は、取得した識別情報を元に、保留検査入力部2003に対して保留検査の再開を要求する(S903)。保留検査入力部2003は依頼された識別情報に基づき、保留検査情報記憶部2012より関連する検査情報を取得し、保留検査再開を検査進行制御部2000へ通知する。
[実施例4]
第4の実施例に係るX線撮影システム100では、撮影制御部1004が以下説明する図12に示す撮影制御装置12という1つの装置で構成されている。撮影制御装置12は検査進行制御部1200、表示制御部1201、モード設定部1202、ID生成部1203、割り込み撮影指示部1204、指示取得部1205、表示指示部1206、判定部1207を有する。
検査進行制御部1200は順次実行される検査の進行に応じて撮影制御装置12内の各部を制御する。表示制御部1201は検査の進行に応じて表示部1208にユーザが操作するための操作画面を表示させる。例えば先述の図4から図7に示される操作画面である。操作入力部1209からの入力に応じて操作画面上のボタンやアイコンがクリックされ、かかる操作情報を検査進行制御部1200等が取得し、撮影制御装置12全体が制御される。
モード設定部1202は、ユーザからの操作入力部1209からの入力に応じて検査のための撮影モードを実行させる設定を行う。ここで撮影モードの1つは、所定の条件に応じて順次生成される被検者IDが付与される撮影を順次実行する第一の撮影モードである。かかるモードは例えば集団検診など、被検者群に対して固定の撮影部位を撮影する場合に用いられる。また撮影モードの1つは、RIS等外部の装置からの入力または操作入力部1209からの手動入力に応じて被検者IDその他の撮影条件が設定され、撮影が実行される第二の撮影モードである。これは集団検診とは異なり一般的に行われる通常の撮影モードである。
第一の撮影モードで実行する場合、検査者により図5の画面が表示され、撮影毎に撮影される被検者の被検者ID(患者ID)の初期番号が設定される。また検査者は先述の図6に示す画面を表示させ、第一の撮影モードの撮影条件を設定する。ここで設定されるのは、被検者IDのIDヘッダー、IDの桁数、IDのゼロ埋めを行うか否か、撮影部位およびそれに対応する撮影方法である。
ID生成部1203は先述の第一の撮影モードが設定された場合に、検査の進行に応じて被検者IDを順次生成する。被検者IDを生成するための条件は、図6の画面において設定されたIDヘッダーと、被検者IDの初期番号とによって定められる。生成するたびにインクリメントされた番号とIDヘッダーと合わせて被検者IDが生成される。生成された被検者IDは検診撮影に順次付与される。
割り込み撮影指示部1204は第一の撮影モードの実行中に割り込み撮影の実行を指示する。この指示機能は、例えば集団検診を実行中に緊急に患者の撮影依頼があった場合に、集団検診を一時中断して当該撮影依頼に対応するための機能である。この割り込み撮影は、第二の撮影モードに従う撮影のほか、第一の撮影モードに従う集団検診撮影でありかつ一時的に実行が保留された撮影も含まれる。
かかる機能は図7(c)に示すキャンセルボタン7012によって実現される。RISから緊急の撮影オーダーを受信した場合、表示制御部1201はオーダがあった旨のメッセージ表示させ、ユーザが割り込み撮影を行なうと判断した場合、操作入力部1209を介してキャンセルボタン7012を押下する。当該押下操作により割り込み撮影を行う選択がされると割り込み撮影指示部1204は検査進行制御部1200にその旨の指示を行う。検査進行制御部1200は第一の撮影モードを一時中断し、表示制御部1201は図7(c)から図7(a)の画面へと遷移させる。
なお別の実施例としては、表示制御部1201はオーダがあった旨のメッセージとともに割り込み撮影を行うか否かを選択するためのボタンを表示させる。割り込み撮影を行う選択がされたことに応じて割り込み撮影指示部1204が割り込み撮影の撮影画面に遷移させることとすれば、割り込み撮影を行うためのユーザの操作負担を軽減することができる。
なおここで、割り込み撮影に対して設定される被検者IDが、中断中の第一の撮影モード下でID生成部1203が生成する可能性のある被検者IDと同一である場合には、表示制御部1201はその旨の警告を表示させる。例えば第一の撮影モードでの被検者IDが20110211−A1−0000001、20110211−A1−0000002、と生成される場合に、割り込み撮影に対する被検者IDが20110211−A1−0000003であった場合には第一の撮影モードでの撮影の進行に応じて被検者IDが重複してしまう恐れがある。このような状況を防ぐために警告を表示することで、被検者IDの重複を防ぎ撮影情報の管理を容易にする。
割り込み撮影が終了した後、指示取得部1205は割り込み撮影の直前に行われた第一の撮影モードでの集団検診撮影の次の集団検診撮影に付与されるべく生成された被検者IDを、表示部に表示させる指示を取得する。これは、割り込み撮影が行われた後第一の撮影モードに復帰する前に、今一度ユーザが確認するための指示を取得するための機能である。第一の撮影モードでは自動で被検者IDおよび撮影条件が設定されてしまうため、確認ミスによる誤撮影や被検者取り違えを防ぐための措置である。ユーザは操作入力部1209を操作し図6の画面を表示させる指示を行う。割り込み撮影の終了後にかかる画面を表示させる指示を指示取得部1205が取得する。
また、割り込み撮影の終了に応じて表示指示部1206が、中断している第一の撮影モードで次の撮影に付与される被検者IDを表示するダイアログを表示制御部1201に表示させる指示をすることもできる。指示取得部1205の機能を利用するか、表示指示部1206の機能を利用するかはユーザの設定に応じて選択される。
判定部1207は指示取得部1205または表示指示部1206により、第一の撮影モードに復帰した場合の撮影に付与される被検者IDを表示する指示が行われたか否かを判定する。指示があった場合には、確認が済んだものと判定して、かかる判定結果を検査進行制御部1200に通知する。検査進行制御部1200はかかる通知に応じて中断中の第一の撮影モードの再開を許可する制御を行う。これにより、表示の指示がされた被検者IDが付与される撮影が許可されることとなる。
上述の説明では、撮影制御装置12の各部を回路で実現する場合として説明したが、撮影制御装置12と、表示部1208と、操作入力部1209とを有する撮影制御システム13をハードウェアとソフトウェアを協働させることで実現することもできる。図13はかかる場合の撮影制御装置12のハードウェア構成を示す図である。この場合撮影制御装置12はCPU1301、RAM1302、ROM1303、外部記憶装置1304、インターフェース1305を有し、それぞれがバス1307を介して接続されている。また撮影制御装置12にはモニタ1308、キーボード1309、マウス1310が接続されている。ROM1303または外部記憶装置1304には後述する図14のフローチャートに示す処理を実現するためのプログラムが格納されている。かかるプログラムをCPU1301がRAM1302に展開しCPU1301が実行することにより、先述の各機能が実現されるとともに図14の処理が実現される。
図14に従い、上述の構成を有する撮影制御装置12が実行する処理の流れを説明する。
ステップS1401でモード設定部1202は操作部により入力された撮影モードを取得し設定する。直前の設定と同様であった場合には特に処理は行わず、設定が変更されていた場合には設定を更新する。
ステップS1402で検査進行制御部1200は操作入力部1209からの入力に応じて撮影処理を行う。または、検査が保留される入力がなされる。割り込み撮影がなされる場合には、割り込み撮影指示部1204は割り込み撮影を指示する。撮影処理は図7(c)の画面が表示された状態で撮影の開始指示を行うことにより開始され、図7(d)の画面が表示される。この画面にて検査終了ボタン7021を押下することで1回の検査が終了する。また図7(d)の画面で検査保留ボタン7011が押下されることで検査が保留される。
ステップS1403で検査進行制御部1200は図7の検査終了ボタン7021が押下されるか、ソフトウェアが終了された場合には処理を終了する。終了されていない場合には次の処理に進む。
ステップS1404で検査進行制御部1200は終了または保留した撮影処理に対応する検査情報を取得する。
ステップS1405で検査進行制御部1200は終了した検査が、現在実行中の(第一の撮影モードに従う検診撮影に該当する検査であるかを判定する。かかる判定は被検者IDや撮影条件の設定、または検査情報を参照することで行う。ここで終了した検査が現在実行中の検診撮影であると判定された場合には、判定に応じて次の検診撮影を行うためにID生成部1203が被検者IDを生成する(ステップS1406)。その後被検者IDその他の撮影条件が検査進行制御部1200により読み込まれる(ステップS1407)。表示制御部1201は図7(c)の画面を表示させ、次の検査に移行する。以下、ステップS1401に戻り、再び撮影が行われる。
ステップS1405にて終了した検査が第一の撮影モードに該当しない撮影であるか、または第一の撮影モードが実行されていない場合にはステップS1408に進む。
ステップS1408で検査進行制御部1200は当該撮影が割り込み撮影であったか否かを判定する。割り込み撮影があったか否かは、第一の撮影モードの実行中に指示取得部1205が割り込み撮影であると判定された場合には、ステップS1409に進む。
ステップS1409で検査進行制御部1200は割り込み撮影がすべて終了したか否かを判定する。割り込み撮影は1つではなく、緊急撮影の依頼が複数ある場合もあるため、かかる判定処理を設けている。割り込み撮影がすべて終了したと判定された場合には、ステップS1410に進む。
ステップS1410で割り込み撮影がすべて終了した場合、第一の撮影モード(集団検診モード)に復帰するのが検査者にとっての便宜である。しかし第一の撮影モードは被検者IDや撮影条件が自動的に設定されるため、被検者に対する誤撮影が行われる可能性もある。例えば割り込みの検査が残っているが入力がなされていない場合もある。そこで判定部1207は割り込み撮影の直前に行われた検診撮影の次の検診撮影に付与されるべく生成された被検者IDを、表示部1208に表示させ、検査者に確認させることとする。この確認がなされていない場合には、検診モードに復帰させないこととする。具体的には、検診用のIDが付与される撮影が行えないように検査進行制御部1200により制御される。またここで、表示制御部1201は第一の撮影モードの設定確認を行う旨のメッセージを表示部1208に表示させ、ユーザに対して再度の設定確認を促すこととすれば利便性が向上する。
本実施例では、検査者が操作入力部1209を操作し、図7(a)または図4(a)の画面で検診ボタン4014を押下することで表示制御部1201は図7(b)の画面を表示させる。図5の画面には第一の撮影モードにおける次の撮影に付与されるべき被検者IDが表示される。この検診ボタン4014を押下する指示を指示取得部1205が取得する。判定部1207は指示取得部1205が指示を取得したか否かを監視する。取得したと判定された場合に検査進行制御部1200は検診モードへの復帰を許可する制御を行う(ステップS1411)。さらに検査者が図7(a)または図4(a)のOKボタン5006を押下することで、表示制御部1201は図7(c)の画面を表示させ、中断していた検診モードを再開させる。なお判定部1207は指示取得部1205が指示を取得しない場合には集団検診モード(第一の撮影モード)への復帰を許可しない(ステップS1412)。
判定部1207による判定はステップS1409に続いて行われるだけでなく、撮影処理中や撮影処理と撮影処理の合間の任意のタイミングで行われることとする。
また別の例で、ステップS1409でユーザの設定に応じて割り込み撮影がすべて終了したと判定されたことに応じて、表示指示部1206は被検者IDその他の撮影条件を表示させるダイアログを表示させる指示を表示制御部1201に対して行う。
また別の例としては、被検者IDが表示された後、第一の撮影モードに復帰する旨の指示を行うためのボタンを表示部1208に表示させる。操作入力部1209を介してそのボタンが押下されたことに応じて検査進行制御部1200は第一の撮影モードに復帰させる制御をする。これによりユーザが確認をしたことより正確に判定することができる。
また、ユーザがボタンを押下する操作を行わずとも、被検者IDが表示されたダイアログが既定の時間表示された後に自動的に第一の撮影モードを再開することとすることで、ユーザの操作負担を軽減することができる。
ステップS1408で割り込み撮影でないと判定された場合には、例えば第一の撮影モードではなく通常の第二の撮影モードである場合と考えられるため、ステップS1401に進み撮影処理が行われる。
ステップS1409で、割り込み撮影がすべて終了していないと判定された場合には、残りの割り込み撮影を実行するためステップS1401に進み撮影処理が行われる。
以上のとおり、割り込み撮影が終了後第一の撮影モードに復帰する前に、ユーザに再度の設定確認を促し、誤撮影が発生する可能性を低減させることができる。 〔その他の実施例〕
上述の実施例4では割り込み撮影からの復帰後は常にユーザに再度の設定確認を促すこととしたが、誤撮影が発生する可能性が高い場合のみユーザに再度の設定確認を促すことも可能である。例えば、検診中に複数の割り込み撮影を連続して行う場合、割り込み撮影の回数が多くなればなるほど、元の検診撮影に関する状況認識が薄れ、検診撮影に関する記憶が薄れてしまうことが考えられる。そこでこのような場合には万全を期すため、ユーザに再度の設定確認を促すこととする。具体的には、判定部1207は割り込み撮影が連続する場合その連続する撮影回数をカウントし、この回数が所定の閾値を超えるか否かを判定する。閾値を超えたと判定された場合には、検査進行制御部1200は割り込み撮影後に第一の撮影モードの設定確認が行われない場合に検診モードへの移行を許可しない制御をする。一方この回数が所定の閾値を超えないと判定された場合には、判定部1207は設定確認が行われたか否かによらず、第一の撮影モードへの復帰を許可してもよい旨の情報を通知し、これに応じて検査進行制御部1200が第一の撮影モードへの復帰を許可する。このように、設定の誤りが生じる可能性が高い場合にのみユーザに設定の確認を促すことにより、利便性と安全性を両立した撮影を実現することができる。
その他、割り込み撮影が開始後に前記撮影制御を行うシステムが再起動されたと判定部1207が判定した場合、設定のミスが発生する可能性が高いとして、検査進行制御部1200は第一の撮影モードの設定が表示された後に第一の撮影モードへの復帰を許可する。また、割り込み撮影が中断している検診とは異なる設定で行われる検診撮影であると判定部1207が判定した場合には、設定のミスが発生する可能性が高いとして、検査進行制御部1200は第一の撮影モードの設定が表示された後に第一の撮影モードへの復帰を許可する。このほかの場合には、判定部1207は設定確認が行われたか否かによらず、第一の撮影モードへの復帰を許可してもよい旨の情報を通知し、これに応じて検査進行制御部1200が第一の撮影モードへの復帰を許可することとしてもよい。

上述の実施例では本発明をソフトウェアとコンピュータのハードウェアにより実現する例を示したが、この場合当該ソフトウェアを記憶した記憶媒体も本発明を構成することは言うまでもない。 上述の撮影制御装置12はCPUを含む電子計算機(コンピュータ)とソフトウェアとの協働によって実現されるが、画像処理装置10の各機能ブロックの一部を回路、一部をソフトウェアにより実装してもよい。回路のまとまりは機能ブロック単位に限定されることはなく、機能の一部のみを回路として実装することとしてもよい。
また、撮影制御装置12の各機能を複数の装置に分散させた撮影制御システムとすることも可能である。
上述の実施例はあくまで実施形態を例示したものであり、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
100 X線撮影システム
1010 X線撮影装置
12 撮影制御装置
1200 検査進行制御部
1201 表示制御部
1202 モード設定部
1203 ID生成部
1204 割り込み撮影指示部
1205 指示取得部

Claims (13)

  1. 所定の条件に応じて順次生成される被検者IDが付与される撮影を順次実行する第一の撮影モードの実行中に割り込み撮影を指示する撮影指示手段と、
    前記指示に応じて行われた割り込み撮影の後に、前記割り込み撮影の直前に行われた前記第一の撮影モードでの撮影の次の前記第一の撮影モードでの撮影に付与されるべく生成された被検者IDを、表示部に表示させる指示を取得する取得手段と、
    前記指示が取得された場合に前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでの撮影を許可する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮影制御装置。
  2. 前記第一の撮影モードと、外部装置の入力またはユーザに操作された操作部からの入力に応じて得られる被検者IDが付与される撮影を実行する第二の撮影モードとのいずれかを実行する設定を行う設定手段
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  3. 前記所定の条件に応じて被検者IDを順次生成する生成手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  4. 前記割り込み撮影に対して前記所定の条件に応じて付与される被検者IDと同一の被検者IDが設定される場合に警告を表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記割り込み撮影が連続する回数が所定の閾値よりも多い場合には 前記指示が取得された場合に前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでの撮影を許可し、
    前記割り込み撮影が連続する回数が所定の閾値より少ない場合には前記指示が取得されたか否かによらず前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでの撮影を許可する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  6. 前記取得手段は、操作部において入力された前記付与されるべく生成された被検者IDを表示させる指示を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  7. 前記割り込み撮影の終了に応じて前記付与されるべく生成された被検者IDを表示させる指示をする表示指示手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  8. 前記割り込み撮影の終了に応じて、前記付与されるべき被検者IDを表示部に表示させるとともに、該被検者IDの表示が終了したことに応じて該被検者IDが付与されるX線撮影を行うための表示を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  9. 前記付与されるべく生成された被検者IDを表示させるとともに、前記被検者IDの確認が済んだことを示す指示を入力するためのボタンを表示させる表示制御手段
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  10. 前記撮影指示手段は、外部装置から入力された撮影条件、ユーザに操作された操作部から入力された撮影条件、予め入力され保留されていた撮影条件のいずれかに基づく割り込み撮影を指示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  11. X線を受光して画像を得る撮影手段と、
    所定の条件に応じて被検者IDが順次付与されるX線撮影を前記撮影手段により順次実行する第一の撮影モードを実行する設定を行う設定手段と、
    前記第一の撮影モードの実行中に前記所定の条件に応じた被検者IDが付与されない割り込み撮影を指示する撮影指示手段と、
    前記指示に応じて行われた割り込み撮影の後に、前記割り込み撮影の直前に行われた前記第一の撮影モードに従うX線撮影の次に付与されるべき被検者IDが表示部に表示されたか否かを判定する判定手段と、
    前記表示がされたと判定された場合に前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでのX線撮影を許可する制御手段と、
    を有することを特徴とするX線撮影装置。
  12. 所定の条件に応じて被検者IDが順次生成される被検者IDが付与される撮影を順次実行する第一の撮影モードの実行中に割り込み撮影を指示するステップと、
    前記指示に応じて行われた割り込み撮影の後に前記割り込み撮影の直前に行われた前記第一の撮影モードでの撮影の次の前記第一の撮影モードでの撮影に付与されるべく生成された被検者IDを、表示部に表示させる指示を取得するステップと、
    前記指示が取得された場合に前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでの撮影を許可するステップと、
    を有することを特徴とする撮影制御方法。
  13. 所定の条件に応じて被検者IDが順次生成される被検者IDが付与される撮影を順次実行する第一の撮影モードの実行中に割り込み撮影を指示する処理と、
    前記指示に応じて行われた割り込み撮影の後に前記割り込み撮影の直前に行われた前記第一の撮影モードでの撮影の次の前記第一の撮影モードでの撮影に付与されるべく生成された被検者IDを、表示部に表示させる指示を取得する処理と、
    前記指示が取得された場合に前記付与されるべき被検者IDが付与される前記第一の撮影モードでの撮影を許可する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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