JP2012184361A - ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物及び空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】優れた氷上性能を有するゴム組成物、及び、該ゴム組成物を用いてなる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム100質量部に対し、平均粒径が10〜50μmであって、各粒子中に空洞部が中心部近傍から表面近傍に至るまで分布し中空度が40〜60%である多中空微粒子を0.3〜20質量部配合してなるゴム組成物である。また、該ゴム組成物からなるトレッドを備えた空気入りタイヤである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴム組成物に関し、より詳細には、例としてスタッドレスタイヤやスノータイヤなどの冬用タイヤ(ウインタータイヤ)のトレッドに好適に用いることのできるゴム組成物、及び、同ゴム組成物を用いてなる空気入りタイヤに関するものである。
氷雪路面では一般路面に比べて著しく摩擦係数が低下し滑りやすくなる。そのため、スタッドレスタイヤ等の冬用タイヤのトレッドに用いられるゴム組成物においては、氷上路面での接地性を高めるために、ガラス転移点の低いブタジエンゴム等の使用や軟化剤の配合により、低温でのゴム硬度を低く維持することがなされている。また、氷上摩擦力を高めるために、トレッドに発泡ゴムを使用したり、中空粒状体や、ガラス繊維、植物性粒状体等の硬質材料を配合することがなされている。
例えば、下記特許文献1には、種子の殻又は果実の核を粉砕してなる植物性粒状体などの引っ掻き効果のある粒子をゴム成分に添加して、引っ掻き効果により氷上摩擦性能を向上させることが開示されている。同文献では特に、レゾルシン・ホルマリン樹脂初期縮合物とラテックスの混合物を主成分とするゴム接着性改良剤で植物性粒状体を表面処理し、これによりトレッドゴムと化学的に結合させて、引っ掻き効果を向上する点が提案されている。なお、氷上摩擦性能を向上させる機構として、「粒状体が接地したときトレッド表面から突出して」(圧雪由来のアイスバーンにおける)「肉厚の薄くなった部分を破壊」することが記載されている。
下記特許文献2には、氷上の水膜を効果的に除去するために、アルミノケイ酸金属塩のフライポンタイトの微細な積層板状結晶の単位層をシリカ粒子の周囲に担持させてなるフライポンタイト−シリカ複合体を、ゴム成分に配合することが提案されている。また、下記特許文献3には、氷上の水膜を更に効果的に除去するために、平均粒径が10〜500μmである竹炭等の粉砕物をゴム成分に配合することが提案されている。
また、特許文献4〜5には、熱膨張性中空ポリマー粒子を、タイヤ製造用のマスターバッチに配合することで、氷上性能を改良することが提案されている。熱膨張性中空ポリマー粒子は、液状の低沸点炭化水素などを熱可塑性高分子殻(シェル)で包み込んだマイクロカプセルである。マスターバッチ製造時の加熱により球殻が膨張を行って薄肉のバルーンとなって、摩耗を受けるトレッド面にて、水膜除去効果を実現するものと考えられる。なお、特許文献5では、熱膨張性中空ポリマー粒子の表面を予めジエン系液状ポリマー又はRFL(レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂の初期縮合物とゴムラテックスとの水系混合液)で処理しておくことで加工性を改善することが記載されている。
これらの従来技術は氷上性能の改良効果を示すものの、最近益々厳しくなる市場の要求に対し、必ずしも十分なレベルに達しているとは言えない。
一方、下記特許文献6には、アクリル系架橋モノマーから、高中空度かつ高強度の球状多孔質粒子を製造する方法が記載されている。この方法により得られた球状多孔質粒子は、つや消し性付与や、焼結用などへの用途に適していると考えられる。
特開平10−007841号公報 特開2001−123017号公報 特開2005−162865号公報 特開2002−201306号公報 特開2001−139719号公報 特開2005−146223号公報
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、一層優れた氷上性能を発揮することができるゴム組成物、及び空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題に鑑み、様々な物質をゴム組成物中に配合し、鋭意検討していく中で、スタッドレスタイヤのトレッドゴムに、各粒子内に微細な多数の空洞を有する球状の多中空微粒子を配合して見た。その結果、特定の粒度、及び、特定の微細構造を有する多中空微粒子を用いることで、上記の引っ掻き効果及び吸水効果をいずれも実現することができ、氷上制動性能を顕著に向上させることができた。ここで用いた多中空微粒子は、特には、各粒子内にて、微細な空洞部が芯部から表層部近傍に至るまで分布することで、応力集中部を有さず、高中空度かつ高強度を実現したものである。すなわち、管状の空洞部を多数有する竹炭や、一つの球状の空洞のみを有する球殻状中空ポリマーとは、全く異なる構造を有するものである。
すなわち、本発明に係るゴム組成物は、一の好ましい態様において、ジエン系ゴム100質量部に対し、平均粒径が10〜50μmであって、各粒子中に空洞部が中心部近傍から表面近傍に至るまで分布し中空度が40〜60%である多中空微粒子を0.3〜20質量部配合してなるものである。また、本発明に係る空気入りタイヤは、かかるゴム組成物からなるトレッドを備えるものである。
本発明によれば、耐摩耗性の低下を抑えながら、氷上性能を著しく向上することができる。
一実施例のゴム組成物を混練後に観察した様子を示す電子顕微鏡写真である。 比較例のゴム組成物を、同様に、混練後に観察した様子を示す電子顕微鏡写真である。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
本発明のゴム組成物において、ゴム成分として用いられるジエン系ゴムとしては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴムなど、タイヤトレッド用ゴム組成物において通常使用される各種ジエン系ゴムが挙げられる。これらジエン系ゴムは、いずれか1種単独で、又は2種以上ブレンドして用いることができる。
上記ゴム成分として、好ましくは、天然ゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドを用いる。特に好ましくは、天然ゴム(NR)とブタジエンゴム(BR)とのブレンドゴムを用いる。ブタジエンゴム(BR)の比率が少なすぎるとゴム組成物の低温特性が得難くなり、逆に多くなりすぎると加工性の悪化や耐引き裂き抵抗性が低下する傾向になるので、NR/BRの比率は質量比で30/70〜80/20、更には40/60〜70/30程度であることが好ましい。
本発明のゴム組成物には、ジエン系ゴム100質量部に対し、各粒子中に多数の微細な空洞部を有する多中空微粒子が配合される。本発明における多中空微粒子は、微細な多数の空洞部が、中心部近傍から表面近傍に至るまで分布することで、中空度40〜60%を実現している。中空度は、製造の容易さと性能とのバランスから、好ましくは45〜55%である。このような微細構造により、高い中空度とともに、高い粒子強度を実現している。そのため、ゴム原料の混練中に粒子が変形して空洞部が扁平に押しつぶされるといったこともない。本発明における多中空微粒子は、好ましい形態において、中空度50%に換算した場合の対圧縮強度が15MPa以上、好ましくは20MPa以上となっている。ここで、対圧縮強度は、(粒子に荷重をかけ、破砕に要した力であり、例えば(株)島津製作所の「微小圧縮試験機MCT-Wシリーズ」を用い、例えば、上部加圧圧子にダイヤモンド製 500μm平面圧子を、下部加圧板にSUS板を用い、負荷速度7.1 mN/sにて測定することができる。また、中空度は、アムコ社製ポロシメーター2000を用い、封入水銀圧力196MPaで測定することができる。本発明における多中空微粒子は、他の好ましい形態において、例えば、ジエン系ゴム100質量部及び50質量部のフィラーを含むゴム組成物に対し、5質量部だけ配合した場合に、配合しない場合に比べて、加硫後のゴムの貯蔵弾性率を、好ましくは15%以上、好ましくは20%以上増加させる。なお、本発明で用いる多中空微粒子は、好ましくは、真球状または略球状である。このような形状により、ゴム原料混練時における粒子の割れや変形を一層少なくすることができる。
本発明で用いる多中空微粒子は、アクリレート系またはメタクリレート系といった、比較的硬度及び靭性の高い樹脂材を形成するモノマーを用い、モノマーからなる油相が微小水滴を内包するとともに水中に分散した形の水中油中水(W/O/W)型エマルションを作ることで効率よく製造することができる。モノマー液には適宜に架橋性モノマーが添加される。モノマー液から水中油中水(W/O/W)型エマルションを形成させるためには、例えば、グリセリントリステアレート(HLB値=1.7)、ポリグリセリンポリリシノレート(HLB値=0.3)、ソルビタントリステアレート(HLB値=2.0)、ソルビタントリベヘネート(HLB値=1.5)といった低HLB(すなわち、親油基の多い)乳化剤を用い、まず、モノマー溶液を塩水溶液に分散させて油中水滴(W/O)型エマルションとする。次いで、この油中水滴(W/O)型エマルションを、例えばポリビニルアルコール(PVA)水溶液に分散させる。このようにして水中油中水(W/O/W)型エマルションを得た後、脱酸素条件で加熱重合を行ってから、脱水及び真空乾燥を行うことで、多中空微粒子を得ることができる。すなわち、特開2005−146223号公報(上記の特許公報6)の記載に準拠して多中空微粒子を製造することができる。
このように、球状のアクリル系微粒子を製造するにあたり、油中水滴(W/O)型エマルションの形態を維持したまま重合を行うならば、得られる各微粒子中に、中心部から表層に至るまで分布する多数の微細な空洞を、容易に形成することができるので、本発明における多中空微粒子として用いるのに適している。但し、本発明における多中空微粒子は、微細な多数の空洞が中心近傍から表面近傍まで分布することで、所定の中空度と、必要な程度の強度を有すれば良く、他の方法で製造されたものも用いることができる。例えば、重合時に軽度に発泡を行う発泡剤を微粒子内に均質に分散させておき、重合時に徐々に発泡を行うようにするならば、中心近傍から表層近傍まで微細な空洞が分布する微粒子を製造可能と思われる。
本発明で用いる多中空微粒子の平均粒子径は、10〜100μmであることが好ましく、より好ましくは10〜50μm、更に好ましくは15〜45μmである。平均粒子径がこの範囲よりも大きいと、トレッドから過度に脱落しやすくなるために耐摩耗性が低下する傾向にある。平均粒子径がこの範囲よりも小さいと、氷上制動性能の低下を招く。これは、平均粒子径が過度に小さくなった場合、引っ掻き効果が低下する傾向にあるためと考えられる。なお、本発明において、平均粒子径は、レーザ回折・散乱法により測定される値であり、下記実施例では、光源として赤色半導体レーザ(波長680nm)を用いる島津製作所製のレーザ回折式粒度分布測定装置「SALD−2200」を用いて乾式により測定した。
本発明により氷上性能を大幅に向上できる理由について、現在のところ、以下のように考えている。引っ掻き効果を発揮させるためのクルミ殻粉砕物などの植物性粒状体と、吸水効果を発揮させるための竹炭粉砕物などの多孔性粒状体とを配合する場合、氷上制動性能をある程度以上とするためには、粒状体の合計の配合量を大きくとる必要がある。そして、粒状体の合計の配合量を大きくしすぎると、耐摩耗性が過度に低下してしまう。結果的に、氷上制動性能と、耐摩耗性とのバランスを取った配合量とする必要があり、いずれの性能も、ある程度以上に向上させるのは難しい。ところが、本発明のように高強度かつ高中空度の多中空微粒子を用いるならば、同一の粒子が引っ掻き効果と吸水効果との両方の役割を担うと考えられる。例えば、ジエン系ゴム100質量部に対し5質量部の上記多中空微粒子を配合した場合、クルミ殻粉砕物などと、竹炭粉砕物などとをトータルで5質量部添加する場合に比べて、すぐれた性能を発揮することが可能であると考えられる。
本発明における多中空微粒子は、ジエン系ゴム100質量部に対して、0.5〜20質量部、好ましくは0.5〜10質量部、より好ましくは1〜10質量部、更に好ましくは2〜8質量部が配合される。該配合量が0.5質量部未満では、添加効果が不十分であり、逆に20質量部を超えると、耐摩耗性が悪化する。
上記の多中空微粒子とともに、植物性粒状体を配合するのが好ましい。ここで、植物性粒状体を得るための原料植物体としては、種子の殻又は果実の核などといった、モース硬度が2〜5程度の植ものが用いられる。例えば、胡桃(クルミ)、杏(あんず)、椿、桃、梅などの果実の核、またはトウモロコシの穂芯などを用いることができる。また、この際、植物性粒状体は、ゴムとのなじみを良くして過度の脱落を防ぐために、ゴム接着性改良剤の樹脂液で表面処理されたものを用いることが好ましい。ゴム接着性改良剤としては、例えば、レゾルシン・ホルマリン樹脂初期縮合物とラテックスの混合物を主成分とするもの(RFL液)が挙げられる。このような樹脂処理植物性粒状体の平均粒子径は、50〜500μmであることが好ましく、より好ましくは100〜400μm、更に好ましくは150〜350μmである。すなわち、平均粒子径が小さくトレッドゴムとの接合性が高いと考えられる上記の多中空微粒子に対し、平均粒子径が比較的大きい樹脂処理植物性粒状体、または植物性粒状体を配合するのが、特に好ましい。植物性粒状体、特には、接着剤樹脂により表面処理した植物性粒状体と、上記の多中空微粒子とを、例えば3:7〜6:4の質量比で併用するならば、氷上制動性能を向上させる上で、さらに好ましい。これは、トレッドゴムに堅固に接続して引っ掻き効果を発揮し続ける部分と、適宜に脱落して微細凹陥部を形成して吸水効果を発揮する部分とが適当な比率で混ざっているのが好ましいからであると考えられる。
本発明のゴム組成物には、必要に応じて、植物の多孔質性炭化物の粉末を少量配合するのが好ましい。植物の多孔質性炭化物としては、木材、竹材、やし殻、クルミ殻などの植物質材料を炭化して得られるものであり、この中でも、竹炭の粉砕物を好ましいものとして挙げることができる。竹炭はその特有の多孔質性により優れた吸着性を発揮することから、氷上路面に発生する水膜を効果的に吸水、除去し路面との摩擦力を高め、ゴム組成物の氷上性能を著しく向上させることができる。上記の部分炭化植物性粒状体と、多孔質炭化物とを併用するならば、微細凹陥部による吸水効果をさらに向上させることができるため、氷上制動性能を向上させる上で特に好ましい。特には、上記の部分炭化植物性粒状体と、接着剤樹脂液で処理した植物性粒状体と、多孔質炭化物との三者を併用するならば更に好ましい。植物の多孔質性炭化物の粒径は、30〜300μmであるのが好ましい。また、植物の多孔質性炭化物の配合量は、ジエン系ゴム100質量部に対し、好ましくは0.5〜5質量部、より好ましくは1〜4質量部配合される。
本発明のゴム組成物は、上記した各成分に加え、通常のゴム工業で使用されているカーボンブラックやシリカなどの補強剤や充填剤、プロセスオイル、亜鉛華、ステアリン酸、軟化剤、可塑剤、老化防止剤(アミン−ケトン系、芳香族第2アミン系、フェノール系、イミダゾール系等)、加硫剤、加硫促進剤(グアニジン系、チアゾール系、スルフェンアミド系、チウラム系等)などの配合薬品類を通常の範囲内で適宜配合することができる。
ここで、カーボンブラックとしては、スタッドレスタイヤのトレッド部に用いる場合は、ゴム組成物の低温性能、耐摩耗性やゴムの補強性などの観点から、窒素吸着比表面積(N2SA)(JIS K6217−2)が70〜150m2/gであり、かつDBP吸油量(JIS K6217−4)が100〜150ml/100gであるものが好ましく用いられる。具体的にはSAF,ISAF,HAF級のカーボンブラックが例示され、配合量としてはジエン系ゴム100質量部に対して10〜80質量部程度の範囲で使用されることが好ましい。
また、シリカを用いる場合は、湿式シリカ、乾式シリカ或いは表面処理シリカなどが使用され、配合量はゴムのtanδのバランスや補強性、電気伝導度の観点からジエン系ゴム100質量部に対して50質量部未満が好ましく、カーボンブラックとの合計量では10〜120質量部程度が好ましい。また、シリカを配合する場合、シランカップリング剤を併用することが好ましい。
本発明のゴム組成物は、通常に用いられるバンバリーミキサーやニーダなどの混合機を用いて混練し作製することができる。該ゴム組成物は、スタッドレスタイヤ、スノータイヤなどの冬用タイヤ(ウインタータイヤ)のトレッド部のためのゴム組成物として好適に用いられる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いてゴム用押し出し機などによりタイヤのトレッド部を作製し未加硫タイヤを成型した後、常法に従い加硫工程を経ることで製造することができる。キャップベース構造のスタッドレスタイヤに適用される場合は、接地面側のキャップトレッドにのみに本発明のゴム組成物を適用すればよい。
このようにして得られた本発明の空気入りタイヤは、上記の高強度かつ高中空度の多中空微粒子を用いることにより、各多中空微粒子が、高い靭性・強度を有することで引っ掻き効果を発揮するとともに、微粒子の高中空度の構造により高い吸水効果をも発揮する。そのため、比較的少量の配合により充分な程度の引っ掻き効果及び吸水効果を発揮できる。しかも、アクリル樹脂その他の樹脂材料より形成できるため、道路の損傷やアスファルトの粉塵を発生させることがない。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合に従い、スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物を調製した。表1中の各成分は以下の通りである。
・天然ゴム:RSS#3、
・ブタジエンゴム:JSR(株)製の「ハイシスBR」、
・カーボンブラック:東海カーボン株式会社製「シーストKH」(N339、HAF)、
・シリカ:東ソー・シリカ株式会社製湿式シリカ「ニップシールAQ」、
・シランカップリング剤:デグサ社製「Si75」、
・パラフィンオイル:株式会社ジャパンエナジー製「JOMOプロセスP200」。
・多中空微粒子1(平均粒子径20μm):積水化学工業(株)、アドバンセルHB-2051。;
・多中空微粒子2(平均粒子径40μm):積水化学工業(株)、アドバンセルHB-4051。;
*多中空微粒子1及び多中空微粒子2は、いずれも、アクリル系架橋樹脂の球状微粒子であり、中空度が約50%で、耐圧縮強度が約30MPa。また、微細空洞の分布が中心から表層まで均一であり、粒径も均一である。
・多中空微粒子3(平均粒子径6μm):積水化成品工業(株)、テクポリマー XX-1696Z。;
*「多中空微粒子3」は、アドバンセルHBシリーズに概ね類似するが、微細空洞の分布は中心から表層にわたり、やや不均一である。
・多孔質微粒子:松本油脂製薬(株)、マツモトマイクロスフェアーM-600。;
*「多孔質微粒子」は、メタクリル酸メチル架橋ポリマーであり、各粒子が一つの大きい中空部を有する球殻状をなす。粒径20〜50μm、平均粒子径は約40μm。
・竹炭粉砕物:孟宗竹の竹炭(宮崎土晃株式会社製「1号炭」)をハンマーミルで粉砕し、得られた粉砕物をふるいにより分級した竹炭粉末(平均粒子径100μm)。;
・樹脂処理植物性粒状体:市販クルミ殻粉砕物(株式会社日本ウォルナット製「ソフトグリット#46」)に対し、特開平10−7841号公報に記載の方法に準じてRFL処理液で表面処理を施したもの(処理後の植物性粒状体の平均粒子径は300μm)。
各ゴム組成物には、共通配合として、ジエン系ゴム100質量部に対し、ステアリン酸(花王株式会社製「ルナックS−20」)2質量部、亜鉛華(三井金属鉱業株式会社製「亜鉛華1種」)2質量部、老化防止剤(住友化学株式会社製「アンチゲン6C」)2質量部、ワックス(日本精鑞株式会社製「OZOACE0355」)2質量部、加硫促進剤(住友化学株式会社製「ソクシノールCZ」)1.5質量部、及び、硫黄(鶴見化学工業株式会社製「粉末硫黄」)2.1質量部を配合した。
各ゴム組成物を用いてスタッドレスタイヤを作製し、耐摩耗性と、氷上路面における制動性能(氷上制動性能)を評価した。タイヤサイズは195/65R15として、そのトレッドに各ゴム組成物を適用し、常法に従い加硫成形することにより製造した。各使用リムは15×5.5JJとした。各測定・評価方法は次の通りである。
・常温硬度及び低温硬度:JIS K 7215に準拠して、160℃×20分で加硫したサンプル(厚みが12mm以上のもの)について、それぞれ、23℃での硬度、及び−5℃での硬度を、タイプAデュロメータを用いて測定した。
・ミクロ強度(貯蔵弾性率E'):東洋精機(株)製の粘弾性試験機を使用し、周波数10Hz, 静歪10%, 動歪±0.25%, 温度-5℃の貯蔵弾性率E'を測定し、比較例1の値を100とした指数で示した。指数が大きいほど、貯蔵弾性率E'が大きく、ミクロレベルの強度が高いことを示す。即ち、配合されている粒子の強度が高いことを意味する。
・引張応力(M300):JIS K 6251に準拠して、ダンベル3号サンプルにて引張試験を行い、300%伸張時応力(M300)を測定し、比較例1の値を100とした指数で示した。;
・E'/M300:比較例1の値を100とした指数で示す。指数が大きいほどマクロレベルの柔軟性が高く、ミクロレベルの強度が高いことを意味する。
・耐摩耗性:上記タイヤを2000ccの4WD車に装着し、2500km毎に左右ローテーションして、10000km走行後の残溝(4本のタイヤの残溝の平均値)を測定し、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど耐摩耗性が良好であることを示す。
・氷上制動性能:上記タイヤを2000ccの4WD車に装着し、−3±3℃の氷盤路上で40km/h走行からABSを作動させて制動距離を測定し(n=10の平均値)、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど制動距離が短く、制動性能に優れることを示す。
・加硫ゴム断面の観察:上記の「多中空微粒子2(平均粒径40μm)」、及び中空球殻状の上記「多孔質微粒子(マツモトマイクロスフェアーM-600」)をゴム成分100質量部に対して5質量部配合し、バンバリーミキサーにより上記各配合成分を配合して混練を行ってから加硫を行った。この後、ガラスナイフによる切断面を、走査電子顕微鏡(日立製 SEM S-3500N)により撮影した。得られた写真を、図1〜2に示す。
まず、図1〜2を参照して、加硫ゴム中での粒子の状態について説明する。図1には、「多中空微粒子2(40μm)」を配合した場合について示すが、これら微粒子は、本来の径及び形状を保っており、変形、割れ及び欠けは見られない。そのため、平均粒子径は、均一なままである。一方、図2には、中空球殻状の「多孔質微粒子」を配合した場合について示すが、粒子が押しつぶされて多様に変形しており、この結果、粒子径及び形状が極めて不均一となっている。
次に、表1のタイヤ評価結果について説明する。平均粒径20μmの多中空微粒子を5質量部添加した実施例1、及び、平均粒径40μmの多中空微粒子を5質量部添加した実施例2では、竹炭または樹脂処理植物粒状体のみを5質量部添加した比較例2〜3の場合に比べて、氷上制動性能が顕著に向上した。但し、耐摩耗性は、少し低かった。実施例1と実施例2とを比較した場合、氷上制動性能及び耐摩耗性には、あまり差が見られなかった。ミクロ強度を示す貯蔵弾性率は、より粒径の大きい実施例2の方が大きかったが、引っ張り応力は、逆であった。しかし、E'/M300で見た場合、実施例2の方が顕著に大きく、平均粒径40μmの方が、より好ましいであろうことが示唆された。
一方、実施例2〜4は、平均粒径40μmの多中空微粒子をそれぞれ、5質量部、1質量部及び15質量部添加した場合であるが、添加量の増大につれて氷上制動性能の向上が見られた。但し、添加量を15質量部と比較的大きくすると、耐摩耗性の低下も多少大きかった。なお、このとき、加硫ゴムの貯蔵弾性率も、多中空微粒子の増大につれて顕著に増大しており、粒子の潰れなどがないことを示唆していると考えられた。15質量部の添加では、ミクロ強度が顕著に大きくなるが、引っ張り強度の低下も顕著となり、このことが、耐摩耗性の多少の低下につながったのではないかと考えられた。
実施例5では、平均粒径40μmの多中空微粒子と樹脂処理植物粒状体とをいずれも5質量部添加した結果、竹炭または樹脂処理植物粒状体のみを5質量部添加した比較例2〜3の場合に比べ、耐摩耗性を維持しつつ氷上制動性能を顕著に向上することができた。実施例5では、貯蔵弾性率が、15質量部添加の実施例4に比べても大きく、また、引っ張り応力が比較例2〜3と同一レベルであった。これらの貯蔵弾性率及び引っ張り応力の値が、耐摩耗性の維持と氷上制動性能の維持とに関係があると推測された。高強度の多中空微粒子によるフィラー効果で、貯蔵弾性率が顕著に向上するとともに、繊維性及び柔軟性を残す樹脂処理植物粒状体の作用により引っ張り強度が維持されたと推測される。
実施例6では、さらに竹炭を添加した結果、耐摩耗性を維持しつつ、氷上制動性能をさらに若干向上することができた。すなわち、実施例6では、平均粒径100μmの多中空微粒子2と、竹炭と、樹脂処理植物粒状体とをいずれも3部添加することにより、最も良好な結果が得られた。なお、特に、実施例6では、実施例5に比べ、比較的高価な多中空微粒子の使用量を低減しつつ、同程度以上の性能が得られた。
一方、多中空微粒子の添加量を0.1質量部のみとした比較例4では、耐摩耗性は保たれたものの氷上制動性能が不充分であった。また、30質量部添加した比較例5では、氷上制動性能が実施例5〜6と同程度となったものの、耐摩耗性がかなり低下した。
他方、平均粒径6μm多中空微粒子を5質量部添加した比較例6では、耐摩耗性が向上したものの、氷上制動性能が不充分であった。粒径が過度に小さいために、引っ掻き効果が不充分であったためと推測される。また、粒径20〜50μm多孔質微粒子(球殻ポリマー粒子)を5質量部添加した比較例7では、耐摩耗性はほぼ保たれたが、氷上制動性能が不充分であった。貯蔵弾性率が小さいことから、粒子の強度が不足していることが示唆され、図2の電顕写真の結果と一致した。すなわち、粒子の強度が不充分であるために、引っ掻き効果が不充分であった他、空洞の扁平化により吸水性性能も低下したと推測された。
本発明に係るゴム組成物は、スタッドレスタイヤ、スノータイヤなどの冬用タイヤ、産業車両用タイヤなどの各種空気入りタイヤを始めとして、靴底、マット類、床材等の防滑性が要求されるゴム製品に広く利用することができる。

Claims (3)

  1. ジエン系ゴム100質量部に対し、平均粒径が10〜50μmである多中空微粒子を0.3〜20質量部配合してなり、
    前記多中空微粒子は、各粒子中に空洞部が中心部近傍から表面近傍に至るまで分布し、中空度が40〜60%であることを特徴とするゴム組成物。
  2. 植物性粒状体の表面をゴム接着性改良剤の樹脂液により処理したもの、及び/または、植物の多孔質性炭化物を、更に配合してなる請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 請求項1または2に記載のゴム組成物からなるトレッドを備えた空気入りタイヤ。
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