JP2012181923A - 回路遮断器の端子装置 - Google Patents

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武史 江村
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Abstract

【課題】サーキットプロテクタを対象に、従来の本体ケースに変更を加えることなしに、付属部品の端子カバーを巧みに活用して配線の作業性改善が図れるように改良した回路遮断器の端子装置を提供する。
【解決手段】本体ケース1の両端に形成した端子台1aに端子板5,端子ネジ7,座金6からなる主回路端子を配した上で、前記端子台1aに装着する端子カバー4を備えた回路遮断器において、端子カバー4には予め端子ネジ7,座金6を所定位置に仮保持し、配線時には端子カバー4を端子台1aに装着した状態で外方から端子ネジ7を締め付け操作して電線を主回路端子の端子板と座金との間に挟持締結するようにし、具体的には端子カバー4の上壁に形成した左右一対の支持脚片4aの間に座金6を圧挿して仮保持させておき、配線時には端子カバー4を本体ケース1の端子台1aに装着した状態で上壁のドライバー挿入穴4dより端子ネジ7を締め付けて端子台1aに挿入した電線を端子板5と座金6との間に挟持締結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、低圧配電系統の機器保護用に適用するサーキットプロテクタ(Circuit Protector)を対象とする回路遮断器の端子装置に関する。
頭記のサーキットプロテクタとして、本体ケースに接触子,開閉機構,過電流引外し装置を搭載し、該本体ケースの両端に形成した主回路の端子台に電源側,負荷側の主回路端子を配置した構成(例えば、特許文献1参照)、およびその付属部品として主回路の端子台に装着して端子の結線部を覆う感電防止用の端子カバーが知られている(例えば、特許文献2参照)。
次に、従来のサーキットプロテクタ(単極品)の端子装置,および端子カバーの構造を図5,図6に示す。図において、1は左右二分割構造になるサーキットプロテクタの本体ケース(モールド樹脂の成形品)、1aは本体ケース1の両端に形成した主回路の端子台、2は端子台1aに配置した主回路端子、3は開閉操作ハンドル、4は端子カバー(付属部品)であり、この端子カバー4は後記のように端子台1aに起立形成した左右の隔壁1bに装着するようにしている。
すなわち、主回路端子2は端子台1aに引き出した端子板5に座金6,端子ネジ7を取り付けて電線(不図示)と接続するようにし、端子ネジ7は座金6に嵌挿して予め端子板4に螺合されている。一方、端子カバー4は、図6(a)〜(c)で示すように逆U字形のキャップ形状体(モールド樹脂製)になり、その後部には左右一対の支持脚片4a,および係合突起4bが上壁の側縁から下方に向けて突き出し形成されている。なお、端子カバー4の上壁に開口した穴4cは検電棒を差し入れるための検電用穴(穴径3.5mm)である。
また、端子カバー4に形成した支持脚片4a,係合突起4bに対向して、本体ケース1の端子台1aから起立する左右隔壁1bの内壁面には、縦方向のガイド溝1c,および係合凹溝1dが形成されている(図5参照)。
なお、上記のサーキットプロテクタは、操作ハンドル3を前方に向けた取り付け姿勢で制御盤などの盤内に設置される。
上記の構成で、盤内に設置したサーキットプロテクタの主回路端子2に電線(素線)を接続するには、先ず端子ネジ7を緩めて電線を端子板5と座金6との間に差し込んだ上で、ドライバーを使って端子ネジ7を締め付ける。そして、この電線の結線状態で付属部品の端子カバー4を前方から端子台1に装着して主回路端子2と電線の結線部を覆うようにする。また、丸形圧着端子を取り付けた電線を接続する場合には、端子台1aから座金6と一緒に端子ネジ7を一旦取り外した上で、端子台1aに挿入した丸形圧着端子に端子ネジ7を嵌挿,締結して端子板5に結線するようにする。
特開平9−326228号公報(図1) 特開2009−266480号公報
前述のように従来構造のサーキットプロテクタ(図5参照)の主回路端子2に電線を接続する際には、その作業手順として端子板5に螺合保持されている端子ネジ7を一旦緩める,ないし取り外した上で、次に端子台1aに挿入した電線を端子ネジ7で締結し、その後に端子カバー4を端子台1aに装着することから、多数台のサーキットプロテクタが配備されている制御盤ではその配線作業に多くの手間と時間を要する。
また、電線の丸形圧着端子を配線する場合には端子ネジを一旦取り外す必要があるが、先記のように盤内に設置したサーキットプロテクタの取り付け姿勢は操作ハンドル3を前に向けて設置されていることから、ドライバーを使って端子ネジ7を取り外す際に、誤って座金6,端子ネジ7が端子台1aから脱落して盤内に落下,紛失するトラブルが発生し易い問題がある。
なお、配線作業の工数を削減するために、サーキットプロテクタの本体ケースに開閉式の端子カバーを一体に設けた構成も知られているが、この方式を採用するには本体ケースの成形金型を変更する必要があり、現在市場に展開しているサーキットプロテクタの製品には簡単に適用できない。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は先記のサーキットプロテクタを対象に、従来の本体ケースに変更を加えることなしに、本体ケースの端子台に装着する付属部品の端子カバーを巧みに活用して配線の作業性改善が図れるように改良した回路遮断器の端子装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、本体ケースの両端に形成した主回路の端子台に端子板,端子ネジ,座金からなる電源側,負荷側の主回路端子を配した上で、付属部品として前記端子台に装着して主回路端子を覆う端子カバーを備えた回路遮断器の端子装置において、
前記端子カバーには予め主回路端子の座金を端子ネジと組み合わせて所定位置に仮保持しておき、配線時には端子カバーを端子台に装着した状態で該端子カバーの外方から端子ネジを締め付け操作して電線を主回路端子の端子板と座金との間に挟持締結するようにし(請求項1)、具体的には端子カバーに対して主回路端子の端子ネジ,座金を次記のように仮保持する。
すなわち、端子カバーは逆U字形を呈するキャップ形状体で、その上壁の後部側縁に左右一対の支持脚片,および係合突起を突き出し形成するとともに、上壁にはドライバーの挿入穴が開口した構成になり、座金に端子ネジを嵌挿した状態で、前記支持脚片の間に座金を圧挿して仮保持させる(請求項2)。
上記構成の端子装置によれば次記の効果を奏する。すなわち、盤内に回路遮断器を設置した状態でその主回路端子に電線を接続する際に、ユーザーはあらかじめ端子ネジ,座金が仮保持されている端子カバーを本体ケースの端子台に装着し、この状態で端子カバーの上壁に穿設した穴にドライバーを差し込んで端子ネジを締め付けるだけの簡単な作業で端子台に挿入した電線をネジ締結して結線することができる。これにより、従来製品のように配線時に端子ネジを端子板から緩めたり,取り外す手間を省いて配線工数の削減が図れるほか、端子ネジの緩め,取外し操作に伴う端子ネジ,座金の脱落,紛失のトラブルを引き起こすおそれなしに配線作業を短時間で能率よく行うことができる。
しかも、回路遮断器の本体ケースは構造を変更する必要がなく、付属部品の端子カバーに僅かな変更を加えるだけで対応できる。
サーキットプロテクタを対象とした本発明実施例の構成図であって、(a)は一方の端子カバーを装着する前の組立状態を表す側面図、(b)は(a)の平面図である。 図1の端面図であって、(a),(b)はそれぞれ左側,右側から見た端面図である。 図1における端子カバーに端子ネジ,座金を仮保持した状態を表す図であって、(a)は側面図、(b)は後部側から見た端面図、(c)は下面図、(d)は下面側から見た斜視図である。 図1に対応する実施例の外観斜視図であって、(a),(b)はそれぞれ異なる方向から見た図である。 従来製品のサーキットプロテクタに採用されている端子装置の構成を示す外観斜視図である。 図5における端子カバーの構造図であって、(a),(b),(c)はそれぞれ平面図,側面図,および正面図である。
以下、先記のサーキットプロテクタを対象とした本発明の実施の形態を図1〜図4に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図5,図6に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
図示実施例のサーキットプロテクタは基本的に図5,図6に示した従来例と同じ構造であるが、製品出荷時には本体ケース1の端子台1aに主回路端子2の端子ネジ7,座金6が取り付けて無く、座金6,端子ネジ7は次記のようにサーキットプロテクタの付属部品である端子カバー7に仮保持した状態で製品に同梱してユーザーに出荷するようにしている。
すなわち、本体ケース1の端子台1aに装着する端子カバー4の上壁後部には、図6の従来品と同様な左右一対の支持脚片4a,および係合突起4bが上壁の側縁から下方に向けて突き出し形成されている。そこで、図示の実施例では図3で示すように端子ネジ7を座金6に嵌挿した状態で、該座金6を支持脚片4aの間に圧入して端子カバー4の上壁の内側に仮保持するようにしている。
このために、左右一対の支持脚片4aの間の内法寸法(Internal Dim)Lは座金6の幅寸法dに合わせて設定しておく。なお、座金6の前後方向の仮保持位置は、支持脚片4aを本体ケース1の端子台1aの隔壁1bに形成したガイド溝1c(図5参照)に差し込んで端子カバー4を本体ケース1の端子台1aに装着し状態で、端子カバー4に仮保持した端子ネジ7の軸先端が端子板5のネジ穴と向かい合うように定めておく(図2参照)。
また、外方から端子カバー4にドライバーを差し込んで端子ネジ7をネジ操作するために、端子カバー4の上壁には、図1(b),図4で示すようにドライバー挿入穴4dが端子ネジ7の仮保持位置に合わせて穿孔されている。なお、ドライバー挿入穴4dの穴径は6mm程度である。
上記の構成で、盤内に設置したサーキットプロテクタを配線する際には、その作業手順として予め座金6,端子ネジ7が仮保持されている付属部品の端子カバー4を本体ケース1の前方から端子台1aの隔壁1bに嵌め込み装着する(図2(a),(b)参照)。次に配線する電線の先端(素線,または圧着端子)を端子カバー4を通して端子台1aに挿入し、この状態で端子カバー4のドライバー挿入穴4dにドライバーを差し込んだ上で、端子ネジ7を押込みながら端子板5のネジ穴に螺合して締め付け操作する。これにより、電線は端子板5と座金6との間に挟持締結されることになる。
この作業手順から判るように、主回路端子に電線を接続する配線作業では、従来のように端子ネジ7を緩めたり,取り外す手間が必要なく配線工数を削減できるほか、ネジ操作の過程で端子ネジ7,座金6が端子台1aから脱落するおそれもなくて、配線作業を短時間で能率よく行うことができる。
1 本体ケース
1a 端子台
1b 隔壁
1c ガイド溝
1d 係合凹溝
2 主回路端子
3 操作ハンドル
4 端子カバー
4a 支持脚片
4b 係合突起
4d ドライバー挿入穴
5 端子板
6 座金
7 端子ネジ

Claims (2)

  1. 本体ケースの両端に形成した主回路の端子台に端子板,端子ネジ,座金からなる電源側,負荷側の主回路端子を配した上で、付属部品として前記端子台に装着して主回路端子を覆う端子カバーを備えた回路遮断器の端子装置において、
    前記端子カバーには予め主回路端子の座金を端子ネジと組み合わせて所定位置に仮保持しておき、配線時には端子カバーを端子台に装着した状態で該端子カバーの外方から端子ネジを締め付け操作して電線を主回路端子の端子板と座金との間に挟持締結するようにしたことを特徴とする回路遮断器の端子装置。
  2. 請求項1に記載の回路遮断器の端子装置において、端子カバーは逆U字形を呈するキャップ形状体で、その上壁の後部側縁に左右一対の支持脚片,および係合突起を突き出し形成するとともに、上壁にはネジ締めドライバーの挿入穴が開口した構成になり、座金に端子ネジを嵌挿した状態で、前記支持脚片の間に座金を圧挿して仮保持するようしたことを特徴とする回路遮断器の端子装置。
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