JP2012180875A - クラッチ及び苗移植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 駆動側クラッチ体83と、該駆動側クラッチ体83から伝動される従動側クラッチ体84と、該駆動側クラッチ体83又は従動側クラッチ体84と一体回転する伝動軸を設けたクラッチにおいて、前記駆動側クラッチ体83及び前記従動側クラッチ体84のうちの一方を他方側に押し付けるスプリング86を設け、前記駆動側クラッチ体83又は前記従動側クラッチ体84の外周で一体回転する伝動部材80を設け、前記伝動部材80を設けた駆動側クラッチ体83又は前記従動側クラッチ体84の内部で、且つ前記伝動軸方向で前記伝動部材80と同じ位置に前記スプリング86を配置した。
【選択図】図7
Description
また、前記苗載台は、上下に延びる複数の仕切り壁部を備え、該仕切り壁部により区分けされて各条の苗載部が構成されている(特許文献1参照。)。
この田植機は、苗載台の左右外寄りに配置した仕切り壁部とリードカムを連結する連結部材を設け、駆動側アームを設け、苗載台が左右移動端に移動したとき駆動側アームの駆動が苗載台に設けた従動側アームに伝達され、該従動側アームから苗送りベルトへ伝動する構成とし、苗載台の左右側部の位置に従動側アームを設けている(特許文献2参照。)。
また、走行車体に設けた座席の側方に、苗植付部の昇降操作又は苗植付部の駆動の入切操作を行う植付昇降操作レバーや、各々対応する苗植付装置へ伝動する部分クラッチを操作する複数の部分クラッチレバーや、苗植付部の昇降制御の制御感度を設定する感度調節レバーを設けた乗用型の田植機が知られており、また、座席の左右に配置される複数の部分クラッチレバーを同数で且つ操作する部分クラッチの左右方向の配置順に対応して配置した乗用型の田植機が知られている。
本発明は、クラッチのコンパクト化を図ると共に、各種の伝動装置において配置が容易なクラッチを構成することを課題とする。そして、クラッチのコンパクト化により植付条間の狭い苗移植機を構成することを課題とする。また、植付条間の狭い苗移植機を構成するにあたり、植付性能及び操作性能が良く、簡単な構造でコストダウンを図ることを課題とする。
請求項5に係る発明によると、左右方向の駆動軸71から植付駆動軸79と横送り装置へ伝動するにあたり、部分クラッチ駆動側クラッチ体71b又は部分クラッチ従動側クラッチ体72に横送り入力用ギヤ91を一体で設けることにより、部分クラッチ26と横送り入力用ギヤ91ひいては横送り装置の左右位置を近づけることができ、狭い植付条間の苗移植機でも簡単な伝動構造で横送り装置へ伝動することができ、コストダウンが図れる。
請求項6に係る発明によると、複数のフロートの前部により側方に押し流される泥水流を、フロートを設けない最外側の植付条位置及びその周辺を介して後方に排出することができ、隣接する既に植え付けた苗(既植付条)が狭い植付条間であるために近い位置にあっても、隣接する既に植え付けた苗(既植付条)への泥水流の影響を抑えて植え付けた苗の植付姿勢が不適正になるのを抑えることができる。
請求項7に係る発明によると、請求項6に係る発明の効果に加えて、中央のフロート30と側部のフロート102の間に泥水流を流して後方に排出でき、隣接する既に植え付けた苗(既植付条)への泥水流の影響を更に抑えて植え付けた苗の植付姿勢が不適正になるのを抑えることができる。また、左右最外側の植付条位置を整地する左右各々のフロートは設けない構成としたので、フロートを設けない左右両側位置へ泥水流を分割して排出でき、左右最外側の植付条の苗への影響を極力抑えることができる。
請求項8に係る発明によると、中央の左右2条の苗載部46bのうちの左右一方に連結部材53を連結するので、横送り装置からの横送り動力を苗載台46の極力左右中央寄りの位置へ伝えるため、苗載台46を円滑に左右移動させることができる。しかも、リードカム軸50の端部に駆動側アーム63を設けた簡単な伝動構造としながら、苗送りベルト45へ伝動する従動側アーム65も苗載台46の極力左右中央寄りの位置に配置されるため、各々の苗載部46bに設けた苗送りベルト45への伝動を円滑に行うことができる。よって、狭い植付条間の苗移植機において苗送りベルト45の苗送り及び苗載台46の左右移動の伝動を円滑に行え、且つこの伝動構造を簡単にできる。
請求項9に係る発明によると、左右の後輪の走行跡をフロート102により的確に整地することができ、トーイン角を有する左右の前輪5の走行跡が機体の左右外側寄りに形成されるが、左右の前輪5を前記植付条間で且つ機体の左右内側寄りに配置したので、前輪5の走行跡が植付条間の略中央位置に形成され、該走行跡をフロート102により的確に整地することができ、狭い植付条間でも圃場の植付条位置を左右の前輪5及び左右の後輪6により極力荒らさないようにできる。
請求項10に係る発明によると、作業中に操作頻度の高い植付昇降操作レバー24が座席17の右側で且つ該座席17に最も近い位置で且つ最も長く構成されているので、座席17に座る作業者が右手で該植付昇降操作レバー24を容易に操作できる。次いで操作頻度の高い感度調節レバー28が座席17の左側で且つ該座席17に最も近い位置で且つ植付昇降操作レバー24に次いで長く構成されているので、座席17に座る作業者が左手で該感度調節レバー24を容易に操作できる。最も操作頻度の低い複数の部分クラッチレバー27は左右外側に配置され且つ短く構成されているので、他のレバーの操作の邪魔になりにくい。座席17の左側よりも右側のレバーの数が多いので、作業者が右手で操作する頻度が高くなり、操作しやすい。座席17の左側に設けたレバーの数が少ない分、座席17の左側に設けた複数の部分クラッチレバー27は、座席17の右側に設けた複数の部分クラッチレバー27よりも座席17寄りの位置に配置されており、座席17に座る作業者が操作しやすい。よって、操作性が向上する。
また、座席17の右側の側方には、該座席17に近い側(左側)から順に、苗植付部4の昇降操作及び苗植付部4の作動の入切操作が行える植付昇降操作レバー24、苗植付部4の下降を規制する下降規制レバー25、後述する各々の部分クラッチ26を操作する複数(2本)の部分クラッチレバー27を配置している。植付昇降操作レバー25により、植付クラッチを操作すると共に、後述する昇降用油圧バルブを操作して苗植付部4を昇降操作する構成となっている。また、下降規制レバー25により、下降規制用油圧バルブを操作して、昇降用油圧バルブの操作すなわち植付昇降操作レバー24の操作に拘らず苗植付部4の下降を規制する構成となっている。座席17の左側の側方には、該座席17に近い側(右側)から順に苗植付部4の昇降制御の制御感度を設定する感度調節レバー28、後述する各々の部分クラッチ26を操作する複数(2本)の部分クラッチレバー27を配置している。感度調節レバー28により、後述する上下動検出機構29を上下に移動させて後述するセンターフロート30の前後傾斜角度の制御目標を変更し、苗植付部4の昇降制御の制御感度を変更する構成となっている。尚、センターフロート30の前後傾斜角度の制御目標が前下がり側に変更されれば前記制御感度が敏感となり、センターフロート30の前後傾斜角度の制御目標が前上がり側に変更されれば前記制御感度が鈍感となる周知の制御感度の変更方法である。
座席17の左右に2本ずつ配置される複数の部分クラッチレバー27は、右から1本目の部分クラッチレバー27が右から1条目及び2条目の植付作動を入切する部分クラッチ26を操作し、右から2本目の部分クラッチレバー27が右から3条目及び4条目の植付作動を入切する部分クラッチ26を操作し、右から3本目の部分クラッチレバー27が右から5条目及び6条目の植付作動を入切する部分クラッチ26を操作し、右から4本目の部分クラッチレバー27が右から7条目及び8条目の植付作動を入切する部分クラッチ26を操作する構成となっている。植付昇降操作レバー25と感度調節レバー28は座席17から同じ距離隔てた位置に配置され、座席17の左右各々に配列したレバーは、同じ間隔ごとに配置されている。従って、座席17の左側に設けた複数の部分クラッチレバー27は、座席17の右側に設けた複数の部分クラッチレバー27よりもレバーの配列の1ピッチ分座席17寄りの位置に配置されている。各レバーの長さは、前記植付昇降操作レバー24が最も長く、次いで前記感度調節レバー28、前記下降規制レバー25、前記部分クラッチレバー27の順に次第に短く設定している。
また、走行車体2の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく予備苗載台31を設けている。予備苗載台31は左右各々が上下に4段構成され、左右各々の最上段の予備苗載台31を連結する連結フレーム32を備えて正面視門型の予備苗載台フレーム33を構成している。該予備苗載台フレーム33の左右の下端は、ミッションケース7及び左右各々の前輪ファイナルケース8に支持されている。
苗植付装置47は、回転ケース89と苗植付具47aを備え、植付駆動軸79の駆動と共に回転ケース89が回転することにより、回転ケース89内の遊星ギヤ機構90を介して苗植付具47aの前後傾斜姿勢を変更させながら該苗植付具47aを上下に長い所定のループ軌跡で作動させて苗を植え付ける周知の構成である。
苗載台支持フレーム42には、上下方向略中央位置で左右に延びる左右フレーム部42aを備えている。該左右フレーム42aは、断面円形の丸軸である。該左右フレーム42aの左右の適所には、下端にフック98を備える吊下げ部材99を、該左右フレーム42aの軸回りに左右各々回動自在に取り付けている。
そして、左右最外側の植付条位置には、フロートを含めて整地装置を全く設けていない。また、別例として、左右最外側の植付条位置に、フロートを設けない代わりに、簡易的に整地するレーキ108を設ける構成とすることもできる。該レーキ108は、サイドフロート102に固着した支持ステー109を介して支持され、サイドフロート102と共に上下動する構成であり、センターフロート30及びサイドフロート102の左右幅よりも極めて小さい左右幅で、且つセンターフロート30及びサイドフロート102の接地面積よりも極めて小さい接地面積に設定されている。
左右の後輪6は、を左右外側から2条目と3条目の植付条位置の間となる植付条間の中央に配置されている。従って、後輪6の後方に、前記植付条間の左右両側の植付条位置を整地するサイドフロート102が配置される。前記左右の前輪5は、左右の後輪6が位置するのと同じ前記植付条間で且つ機体の左右内側寄りすなわち左右外側から3条目の植付条位置寄りの位置に偏位して配置されている。
以上により、安全クラッチ82であるクラッチは、駆動側クラッチ体83と、該駆動側クラッチ体83から伝動される従動側クラッチ体84と、該駆動側クラッチ体83又は従動側クラッチ体84と一体回転する伝動軸を設け、前記駆動側クラッチ体83及び前記従動側クラッチ体84のうちの一方を他方側に押し付けるスプリング86を設け、前記駆動側クラッチ体83又は前記従動側クラッチ体84の外周で一体回転する伝動部材80を設け、前記伝動部材80を設けた駆動側クラッチ体83又は前記従動側クラッチ体84の内部で、且つ前記伝動軸方向で前記伝動部材80と同じ位置に前記スプリング86を配置している。
また、駆動側クラッチ体83と、該駆動側クラッチ体83から伝動される従動側クラッチ体84と、該駆動側クラッチ体83又は従動側クラッチ体84と一体回転する伝動軸を設け、前記駆動側クラッチ体83又は前記従動側クラッチ体84の外周を軸受部88により軸受し、前記軸受された駆動側クラッチ体83又は従動側クラッチ体84を介して伝動軸を軸受する構成としている。
また、駆動側クラッチ体83に設けた駆動クラッチ爪83aと、従動側クラッチ体84に設けた従動クラッチ爪84aを、軸受部88の内部空間に配置している。
また、苗移植機である乗用型の田植機1は、苗を載置する苗載台46と、該苗載台46に載置した苗の端部を受ける苗受枠49と、該苗載台46を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠49に設けた複数の苗取出口44と、各々の該苗取出口44から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置47を設け、左右方向の駆動軸71からの動力を複数の分岐伝動機構を介して各々対応する植付駆動軸79へ分岐して伝動し、複数の前記植付駆動軸79の駆動により各々の苗植付装置47を作動させる構成とし、前記複数の分岐伝動機構及び複数の植付駆動軸79を収容する各々の植付伝動部43cを構成し、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のクラッチ82を前記植付駆動軸79上に設けている。
よって、左右方向の駆動軸71から植付駆動軸79と横送り装置へ伝動するにあたり、部分クラッチ駆動側クラッチ体71b又は部分クラッチ従動側クラッチ体72に横送り入力用ギヤ91を一体で設けることにより、部分クラッチ26と横送り入力用ギヤ91ひいては横送り装置の左右位置を近づけることができ、狭い植付条間の苗移植機でも簡単な伝動構造で横送り装置へ伝動することができ、コストダウンが図れる。
また、複数の苗植付装置47と圃場の植付条位置を整地する複数のフロートを設けた複数条植えの苗移植機において、最外側の植付条位置を整地するフロートを設けない構成としている。
よって、複数のフロートの前部により側方に押し流される泥水流を、フロートを設けない最外側の植付条位置及びその周辺を介して後方に排出することができ、隣接する既に植え付けた苗(既植付条)が狭い植付条間であるために近い位置にあっても、隣接する既に植え付けた苗(既植付条)への泥水流の影響を抑えて植え付けた苗の植付姿勢が不適正になるのを抑えることができる。
また、前記複数のフロートは、中央の2条の植付条位置を整地する中央のフロート30と、中央の2条の植付条位置の左右に隣接する左右各々2条の植付条位置を整地する側部のフロート102により構成され、左右最外側の植付条位置を整地する左右各々のフロートは設けない構成とした8条植え苗移植機としている。
よって、中央のフロート30と側部のフロート102の間に泥水流を流して後方に排出でき、隣接する既に植え付けた苗(既植付条)への泥水流の影響を更に抑えて植え付けた苗の植付姿勢が不適正になるのを抑えることができる。また、左右最外側の植付条位置を整地する左右各々のフロートは設けない構成としたので、フロートを設けない左右両側位置へ泥水流を分割して排出でき、左右最外側の植付条の苗への影響を極力抑えることができる。
また、偶数の植付条分の苗を載置する苗載台46と、該苗載台46に載置した苗の端部を受ける苗受枠49と、該苗載台46を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠49に設けた複数の苗取出口44と、各々の該苗取出口44から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置47と、苗載台46が左右移動端に移動したとき該苗載台46上の苗を苗受枠49側に送る苗送りベルト45を設け、前記苗載台46は、上下に延びる複数の仕切り壁部46aを備え、該仕切り壁部46aにより区分けされて各条の苗載部46bが構成された偶数条植えの苗移植機において、横送り装置は、外周にリード溝を形成したリードカム軸50と、該リードカム軸50に螺合するリードカム51を備え、リードカム軸50の駆動回転によりリードカム51が左右に往復移動する構成とし、中央の左右2条の苗載部46bのうちの左右一方とリードカム51を連結する連結部材53を設け、リードカム軸50の前記左右一方の苗載部46bとは左右反対側となる端部に駆動側アーム63を設け、該駆動側アーム63は該リードカム軸50と一体回転する構成とし、苗載台46が左右移動端に移動したとき駆動側アーム63の駆動が苗載台46に設けた従動側アーム65に伝達され、該従動側アーム65から苗送りベルト45へ伝動する構成とし、中央の左右2条の苗載部46bのうちの左右他方の位置又は該左右他方の苗載部46bの外側に隣接する苗載部46bの位置又は前記左右他方の苗載部46bと前記隣接する苗載部46bの間の仕切り壁部46aの位置に、従動側アーム65を設けている。
よって、中央の左右2条の苗載部46bのうちの左右一方に連結部材53を連結するので、横送り装置からの横送り動力を苗載台46の極力左右中央寄りの位置へ伝えるため、苗載台46を円滑に左右移動させることができる。しかも、リードカム軸50の端部に駆動側アーム63を設けた簡単な伝動構造としながら、苗送りベルト45へ伝動する従動側アーム65も苗載台46の極力左右中央寄りの位置に配置されるため、各々の苗載部46bに設けた苗送りベルト45への伝動を円滑に行うことができる。よって、狭い植付条間の苗移植機において苗送りベルト45の苗送り及び苗載台46の左右移動の伝動を円滑に行え、且つこの伝動構造を簡単にできる。
また、トーイン角を有する左右の前輪5と、該左右の前輪とは相対的に上下動する左右の後輪6を設け、該左右の後輪6を植付条間の中央に配置し、後輪6の後方に前記植付条間の左右両側の植付条位置を整地するフロート102を設け、前記左右の前輪5を前記植付条間で且つ機体の左右内側寄りに配置している。
よって、左右の後輪6の走行跡をフロート102により的確に整地することができ、トーイン角を有する左右の前輪5の走行跡が機体の左右外側寄りに形成されるが、左右の前輪5を前記植付条間で且つ機体の左右内側寄りに配置したので、前輪5の走行跡が植付条間の略中央位置に形成され、該走行跡をフロート102により的確に整地することができ、狭い植付条間でも圃場の植付条位置を左右の前輪5及び左右の後輪6により極力荒らさないようにできる。
また、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4を昇降可能に設け、該苗植付部4は、苗を載置する苗載台46と、該苗載台46に載置した苗の端部を受ける苗受枠49と、該苗載台46を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠49に設けた複数の苗取出口44と、各々の該苗取出口44から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置47を設け、左右方向の駆動軸71からの動力を複数の部分クラッチ26を介して各々対応する植付駆動軸79へ分岐して伝動し、複数の前記植付駆動軸79の駆動により各々の苗植付装置47を作動させる構成とし、走行車体2に設けた座席17の右側には、該座席17側から順に苗植付部4の昇降操作又は苗植付部4の駆動の入切操作を行う植付昇降操作レバー24、苗植付部4の下降を規制する下降規制レバー25及び前記部分クラッチ26を操作する複数の部分クラッチレバー27を配置し、座席17の左側には該座席17側から順に苗植付部4の昇降制御の制御感度を設定する感度調節レバー28及び前記部分クラッチ26を操作する複数の部分クラッチレバー27を配置し、前記座席17の左右に配置される複数の部分クラッチレバー27は同数で且つ操作する部分クラッチ26の左右方向の配置順に対応して配置され、座席17の左側に設けた複数の部分クラッチレバー27は、座席17の右側に設けた複数の部分クラッチレバー27よりも座席17寄りの位置に配置され、レバーの長さは、前記植付昇降操作レバー24が最も長く、次いで前記感度調節レバー28、前記下降規制レバー25、前記部分クラッチレバー27の順に次第に短く設定している。
よって、作業中に操作頻度の高い植付昇降操作レバー24が座席17の右側で且つ該座席17に最も近い位置で且つ最も長く構成されているので、座席17に座る作業者が右手で該植付昇降操作レバー24を容易に操作できる。次いで操作頻度の高い感度調節レバー28が座席17の左側で且つ該座席17に最も近い位置で且つ植付昇降操作レバー24に次いで長く構成されているので、座席17に座る作業者が左手で該感度調節レバー28を容易に操作できる。最も操作頻度の低い複数の部分クラッチレバー27は左右外側に配置され且つ短く構成されているので、他のレバーの操作の邪魔になりにくい。座席17の左側よりも右側のレバーの数が多いので、作業者が右手で操作する頻度が高くなり、操作しやすい。座席17の左側に設けたレバーの数が少ない分、座席17の左側に設けた複数の部分クラッチレバー27は、座席17の右側に設けた複数の部分クラッチレバー27よりも座席17寄りの位置に配置されており、座席17に座る作業者が操作しやすい。よって、操作性が向上する。
Claims (10)
- 駆動側クラッチ体(83)と、該駆動側クラッチ体(83)から伝動される従動側クラッチ体(84)と、該駆動側クラッチ体(83)又は従動側クラッチ体(84)と一体回転する伝動軸を設けたクラッチにおいて、前記駆動側クラッチ体(83)及び前記従動側クラッチ体(84)のうちの一方を他方側に押し付けるスプリング(86)を設け、前記駆動側クラッチ体(83)又は前記従動側クラッチ体(84)の外周で一体回転する伝動部材(80)を設け、前記伝動部材(80)を設けた駆動側クラッチ体(83)又は前記従動側クラッチ体(84)の内部で、且つ前記伝動軸方向で前記伝動部材(80)と同じ位置に前記スプリング(86)を配置したクラッチ。
- 駆動側クラッチ体(83)と、該駆動側クラッチ体(83)から伝動される従動側クラッチ体(84)と、該駆動側クラッチ体(83)又は従動側クラッチ体(84)と一体回転する伝動軸を設けたクラッチにおいて、前記駆動側クラッチ体(83)又は前記従動側クラッチ体(84)の外周を軸受部(88)により軸受し、前記軸受された駆動側クラッチ体(83)又は従動側クラッチ体(84)を介して伝動軸を軸受する構成としたクラッチ。
- 駆動側クラッチ体(83)に設けた駆動クラッチ爪(83a)と、従動側クラッチ体(84)に設けた従動クラッチ爪(84a)を、軸受部(88)の内部空間に配置した請求項2に記載のクラッチ。
- 苗を載置する苗載台(46)と、該苗載台(46)に載置した苗の端部を受ける苗受枠(49)と、該苗載台(46)を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠(49)に設けた複数の苗取出口(44)と、各々の該苗取出口(44)から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置(47)を設け、左右方向の駆動軸(71)からの動力を複数の分岐伝動機構を介して各々対応する植付駆動軸(79)へ分岐して伝動し、複数の前記植付駆動軸(79)の駆動により各々の苗植付装置(47)を作動させる構成とした苗移植機において、前記複数の分岐伝動機構及び複数の植付駆動軸(79)を収容する各々の植付伝動部(43c)を構成し、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のクラッチ(82)を前記植付駆動軸(79)上に設けた苗移植機。
- 苗を載置する苗載台(46)と、該苗載台(46)に載置した苗の端部を受ける苗受枠(49)と、該苗載台(46)を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠(49)に設けた複数の苗取出口(44)と、各々の該苗取出口(44)から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置(47)を設け、左右方向の駆動軸(71)からの動力を複数の部分クラッチ(26)を介して各々対応する植付駆動軸(79)へ分岐して伝動し、複数の前記植付駆動軸(79)の駆動により各々の苗植付装置(47)を作動させる構成とし、前記部分クラッチ(26)は、部分クラッチ駆動側クラッチ体(71b)と部分クラッチ従動側クラッチ体(72)を備えた苗移植機において、複数の部分クラッチ(26)のうちの一つの部分クラッチ(26)の部分クラッチ駆動側クラッチ体(71b)又は部分クラッチ従動側クラッチ体(72)に横送り入力用ギヤ(91)を一体で設け、該横送り入力用ギヤ(91)から横送り装置へ伝動する構成とした苗移植機。
- 複数の苗植付装置(47)と圃場の植付条位置を整地する複数のフロートを設けた複数条植えの苗移植機において、最外側の植付条位置を整地するフロートを設けない構成とした苗移植機。
- 前記複数のフロートは、中央の2条の植付条位置を整地する中央のフロート(30)と、中央の2条の植付条位置の左右に隣接する左右各々2条の植付条位置を整地する側部のフロート(102)により構成され、左右最外側の植付条位置を整地する左右各々のフロートは設けない構成とした請求項6に記載の8条植え苗移植機。
- 偶数の植付条分の苗を載置する苗載台(46)と、該苗載台(46)に載置した苗の端部を受ける苗受枠(49)と、該苗載台(49)を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠(49)に設けた複数の苗取出口(44)と、各々の該苗取出口(44)から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置(47)と、苗載台(46)が左右移動端に移動したとき該苗載台(46)上の苗を苗受枠(49)側に送る苗送りベルト(45)を設け、前記苗載台(46)は、上下に延びる複数の仕切り壁部(46a)を備え、該仕切り壁部(46a)により区分けされて各条の苗載部(46b)が構成された偶数条植えの苗移植機において、横送り装置は、外周にリード溝を形成したリードカム軸(50)と、該リードカム軸(50)に螺合するリードカム(51)を備え、リードカム軸(50)の駆動回転によりリードカム(51)が左右に往復移動する構成とし、中央の左右2条の苗載部(46b)のうちの左右一方とリードカム(51)を連結する連結部材(53)を設け、リードカム軸(50)の前記左右一方の苗載部(46b)とは左右反対側となる端部に駆動側アーム(63)を設け、該駆動側アーム(63)は該リードカム軸(50)と一体回転する構成とし、苗載台(46)が左右移動端に移動したとき駆動側アーム(65)の駆動が苗載台(46)に設けた従動側アーム(65)に伝達され、該従動側アーム(65)から苗送りベルト(45)へ伝動する構成とし、中央の左右2条の苗載部(46b)のうちの左右他方の位置又は該左右他方の苗載部(46b)の外側に隣接する苗載部(46b)の位置又は前記左右他方の苗載部(46b)と前記隣接する苗載部(46b)の間の仕切り壁部(46a)の位置に、従動側アーム(65)を設けた偶数条植えの苗移植機。
- トーイン角を有する左右の前輪(5)と、該左右の前輪(5)とは相対的に上下動する左右の後輪(6)を設け、該左右の後輪(6)を植付条間の中央に配置し、後輪(6)の後方に前記植付条間の左右両側の植付条位置を整地するフロート(102)を設け、前記左右の前輪(5)を前記植付条間で且つ機体の左右内側寄りに配置した苗移植機。
- 走行車体(2)の後側に昇降リンク装置(3)を介して苗植付部(4)を昇降可能に設け、該苗植付部(4)は、苗を載置する苗載台(46)と、該苗載台(46)に載置した苗の端部を受ける苗受枠(49)と、該苗載台(46)を左右移動させる横送り装置と、前記苗受枠(49)に設けた複数の苗取出口(44)と、各々の該苗取出口(44)から苗を取って圃場に植え付ける複数の苗植付装置(47)を設け、左右方向の駆動軸(71)からの動力を複数の部分クラッチ(26)を介して各々対応する植付駆動軸(79)へ分岐して伝動し、複数の前記植付駆動軸(79)の駆動により各々の苗植付装置(47)を作動させる構成とした苗移植機において、走行車体(2)に設けた座席(17)の右側には、該座席(17)側から順に苗植付部(4)の昇降操作又は苗植付部(4)の駆動の入切操作を行う植付昇降操作レバー(24)、苗植付部(4)の下降を規制する下降規制レバー(25)及び前記部分クラッチ(26)を操作する複数の部分クラッチレバー(27)を配置し、座席(17)の左側には該座席(17)側から順に苗植付部(4)の昇降制御の制御感度を設定する感度調節レバー(28)及び前記部分クラッチ(26)を操作する複数の部分クラッチレバー(27)を配置し、前記座席(17)の左右に配置される複数の部分クラッチレバー(27)は同数で且つ操作する部分クラッチ(26)の左右方向の配置順に対応して配置され、座席(17)の左側に設けた複数の部分クラッチレバー(27)は、座席(17)の右側に設けた複数の部分クラッチレバー(27)よりも座席(17)寄りの位置に配置され、レバーの長さは、前記植付昇降操作レバー(24)が最も長く、次いで前記感度調節レバー(28)、前記下降規制レバー(25)、前記部分クラッチレバー(27)の順に次第に短く設定した苗移植機。
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