JP2012179638A - 連続プレス装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続プレス装置は、対向ベルト5を背面5Bから押圧する押圧フレーム2と、対向ベルト5のベルト間隔を設定間隔とする位置決め機構1と、押圧フレーム2の摺動面に配置されたグラファイト3を加熱又は冷却する温度制御機構とを備える。連続プレス装置は、押圧フレーム2を、対向ベルト5の摺動面2Xと同一平面で位置決め機構1に連結しており、位置決め機構1が押圧フレーム2の上下位置を調整して、対向ベルト5のベルト間隔を設定間隔としている。連続プレス装置は、温度制御機構でグラファイト3を介して対向ベルト5を加熱又は冷却して、ワーク9を加圧加熱状態又は加圧冷却状態としながらプレス状態で移送する。
【選択図】図3
Description
以上の連続プレス装置は、押圧フレームの両側に設けた連結軸を介して、押圧フレームを理想的な状態で位置決め機構に連結できる。
以上の連続プレス装置は、連結軸を介して押圧フレームを傾斜できる構造とするので、移送方向に厚さが異なるワークを無理なく対向ベルトでプレス状態に移送できる。
以上の連続プレス装置は、ワークの移送方向における加圧面圧分布を意図的に調整することができる。
以上の連続プレス装置も、ワークの移送方向における加圧面圧分布を意図的に調整することができる。
以上の連続プレス装置は、押圧フレームの本体部に連結される連結アームを介して、対をなす連結軸を、簡単かつ正確にグラファイトの摺動面に配置できる。
以上の連続プレス装置は、加圧ロールで対向ベルトの背面を強く押圧して、すなわち対向ベルトがワークを押圧する面圧を大きくしながら、対向ベルトをスムーズに移送できる。それは、加圧ロールが対向ベルトに対して摺動することなく回転しながら対向ベルトを背面から押圧できるからである。
以上の連続プレス装置は、押圧フレームの間において、加圧ロールで対向ベルトを強く押圧し、あるいは加圧ロールの間を補完するように押圧フレームで押圧して加熱又は冷却できる。すなわち、加圧ロールで強く加圧し、押圧フレームで加圧しながら加熱又は冷却できる。
以上の連続プレス装置は、グラファイトをワークの移送方向に交差する方向、すなわち横方向に複数の区画領域に分割して、各々の区画領域の温度を独立して制御するので、対向ベルトの熱歪みを防止しながら、ワークをより理想的な状態で加熱又は冷却してプレス状態で移送できる。それは、対向ベルトを介してワークを加熱する区画領域に供給する熱エネルギを、ワークを加熱しない区画領域に供給する熱エネルギよりも大きくして、対向ベルトの温度分布を均一にできるからである。
たとえば、加熱された対向ベルトの中央部でワークを挟んで加熱しながら移送すると、対向ベルトの中央部の熱はワークに伝導して奪われ、対向ベルトの両側部はワークに接触しないので、中央部に比較してワークに奪われる熱量が少なくなる。このため、対向ベルトの両側部の温度が高くなる傾向となる。ところが、以上の連続プレス装置は、対向ベルトに面状に接触する状態にあるグラファイトを横方向に複数の区画領域に区画して、各々の区画領域を独立して加熱できるので、対向ベルトの横方向の温度差を少なくなるように、区画領域に熱エネルギを供給して、対向ベルトの温度差を少なくできる。
1B…第2の位置決め機構
2…押圧フレーム 2A…第1の押圧フレーム
2B…第2の押圧フレーム
2X…摺動面
3…グラファイト 3A…区画領域
3a…凹部
3b…収納溝
4…温度制御機構
5…対向ベルト 5A…加圧面
5B…背面
6…駆動機構
7…基台
8…基台
9…ワーク
10…ロール
11…ストッパ機構
12…逃げ機構
13…シリンダ 13A…シリンダ本体
13B…ロッド
13C…ピストン
13D…ストッパ壁
14…弾性体 14A…バネ
14B…加圧流体
15…加圧源
16…ネジ棒
17…移動体 17A…外周部
18…モータ
19…軸受
20…本体部
21…固定プレート
22…連結具 22A…連結ボルト
22a…鍔部
22B…ナット
23…連結軸
24…連結アーム
27…支持プレート
28…挿通穴
29…軸受
30…スプロケット
31…駆動ベルト
32…スプロケット
34…ガイドロッド
35…連結ロッド
36…ネジ棒
37…移動体
38…ガイド穴
39…軸受
41…加熱機構
42…ヒーター
43…閉塞プレート
44…コントロール回路
45…温度センサ
46…冷却機構
47…冷却プレート
48…流体通路
49…断熱プレート
50…加圧ロール
51…回転ロール
52…回転軸
60…傾斜角調整機構
61…傾斜角リミッタ
62…位置決めストッパ 62A…位置決めボルト
63…当接プレート
64…支持プレート
102…押圧フレーム 102X…摺動面
105…対向ベルト
m…中心軸
Claims (10)
- ワーク(9)を両面から挟むように加圧する加圧面を互いに平行な姿勢として対向するように配置してなる対向ベルト(5)と、この対向ベルト(5)でワーク(9)を挟んで移送するように、対向ベルト(5)を移動させる駆動機構(6)と、前記対向ベルト(5)の背面(5B)に摺動自在に配置されて、対向ベルト(5)を背面(5B)から押圧すると共に、対向ベルト(5)との摺動面(2X)にグラファイト(3)を面状に接触する状態に配置してなる押圧フレーム(2)と、前記対向ベルト(5)のベルト間隔を設定間隔とする位置に押圧フレーム(2)を位置させる位置決め機構(1)と、前記グラファイト(3)を加熱又は冷却して対向ベルト(5)を背面(5B)から摺動状態で加熱又は冷却する温度制御機構(4)とを備え、
前記押圧フレーム(2)が、対向ベルト(5)の摺動面(2X)と同一平面において前記位置決め機構(1)に連結され、前記位置決め機構(1)が押圧フレーム(2)の上下位置を調整して、前記対向ベルト(5)のベルト間隔を設定間隔とし、
前記温度制御機構(4)がグラファイト(3)を加熱又は冷却し、グラファイト(3)が対向ベルト(5)を加熱又は冷却してワーク(9)を加熱又は冷却する状態で、前記駆動機構(6)で対向ベルト(5)を移動させて、ワーク(9)を加圧加熱状態又は加圧冷却状態で移送するようにしてなる連続プレス装置。 - 前記押圧フレーム(2)が、対をなす連結軸(23)を介して前記位置決め機構(1)に連結され、対をなす連結軸(23)は、その中心軸(m)を押圧フレーム(2)の摺動面(2X)と同一平面に位置し、かつ前記対向ベルト(5)の移送方向に直交する直線上に配設されてなる請求項1に記載される連続プレス装置。
- 前記押圧フレーム(2)が、連結軸(23)を介して、ワーク(9)の移送方向に対して傾斜できるように前記位置決め機構(1)に連結してなる請求項2に記載される連続プレス装置。
- 前記押圧フレーム(2)の傾斜角(α)を調整する傾斜角調整機構(60)を有する請求項2又は3に記載される連続プレス装置。
- 前記押圧フレーム(2)の傾斜角(α)を制限する傾斜角リミッタ(61)を有する請求項2ないし4に記載される連続プレス装置。
- 前記押圧フレーム(2)が、対向ベルト(5)との摺動面(2X)に配置してなるグラファイト(3)と、このグラファイト(3)を固定してなる本体部(20)と、この本体部(20)からグラファイト(3)の摺動面(2X)に向かって延びる連結アーム(24)とを有し、この連結アーム(24)の先端を前記連結軸(23)に連結してなる請求項2ないし5のいずれかに記載される連続プレス装置。
- 前記対向ベルト(5)の背面(5B)に、対向ベルト(5)を背面(5B)から押圧する加圧ロール(50)を有し、この加圧ロール(50)と前記押圧フレーム(2)とで対向ベルト(5)を背面(5B)から押圧する請求項1ないし6のいずれかに記載される連続プレス装置。
- 複数の押圧フレーム(2)を備えると共に、押圧フレーム(2)の間に前記加圧ロール(50)を配置し、あるいは複数の加圧ロール(50)を備えて、加圧ロール(50)の間に押圧フレーム(2)を配置してなる請求項7に記載される連続プレス装置。
- 前記位置決め機構(1)が、第1の位置決め機構(1A)と第2の位置決め機構(1B)とを備えており、
第1の位置決め機構(1A)は、対向ベルト(5)のベルト間隔を設定間隔とするストッパ位置に押圧フレーム(2)を配置するストッパ機構(11)を有すると共に、前記ワーク(9)が対向ベルト(5)を所定の圧力よりも大きな圧力で押し戻しする状態にあっては、ベルト間隔を設定間隔よりも拡開する逃げ機構(12)を有し、
第2の位置決め機構(1B)は、前記第1の位置決め機構(1A)が押圧フレーム(2)をストッパ位置に位置させる状態で、ベルト間隔を設定間隔とする機構を有し、
前記ストッパ機構(11)が押圧フレーム(2)をストッパ位置に配置する状態で、前記第2の位置決め機構(1B)がベルト間隔を設定間隔に保持するようにしてなる請求項1ないし8のいずれかに記載される連続プレス装置。 - 前記温度制御機構(4)が、グラファイト(3)をワーク(9)の移送方向に交差する方向に複数の区画領域(3A)に分割して、分割された区画領域(3A)の温度を制御しながら加熱又は冷却する請求項1ないし9のいずれかに記載される連続プレス装置。
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