JP2012179637A - 連続プレス装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続プレス装置は、対向ベルト5を背面5Bから押圧する押圧フレーム2と、対向ベルト5のベルト間隔を設定間隔とする位置決め機構1と、押圧フレーム2の摺動面に配置されたグラファイト3を加熱又は冷却する温度制御機構とを備える。位置決め機構1は、ストッパ機構11と逃げ機構12を有する第1の位置決め機構1Aと第2の位置決め機構1Bとを備え、ストッパ機構11が押圧フレーム2をストッパ位置に配置する状態で、第2の位置決め機構1Bがベルト間隔を設定間隔に保持してワーク9を加圧加熱又は加圧冷却状態で移送し、ワーク9が一定圧力以上で対向ベルト5を押し戻しする状態にあっては、第1の位置決め機構1Aの逃げ機構12でベルト間隔を設定間隔よりも拡開しながら、ワーク9を加圧加熱又は加圧冷却状態で移送する。
【選択図】図3
Description
この連続プレス装置は、各々の押圧フレームを別々にコントロールすることで、対向ベルトのベルト間隔をワークの移送方向に最適な設定間隔にできる。このため、ワークに無理な押圧力を作用させることなく、これを加圧状態で移送して加熱又は冷却できる。
以上の連続プレス装置は、グラファイトをワークの移送方向に交差する方向、すなわち横方向に複数の区画領域に分割して、各々の区画領域の温度を独立して制御するので、対向ベルトの熱歪みを防止しながら、ワークをより理想的な状態で加熱又は冷却してプレス状態で移送できる。それは、対向ベルトを介してワークを加熱する区画領域に供給する熱エネルギを、ワークを加熱しない区画領域に供給する熱エネルギよりも大きくして、対向ベルトの温度分布を均一にできるからである。
たとえば、加熱された対向ベルトの中央部でワークを挟んで加熱しながら移送すると、対向ベルトの中央部の熱はワークに伝導して奪われ、対向ベルトの両側部はワークに接触しないので、中央部に比較してワークに奪われる熱量が少なくなる。このため、対向ベルトの両側部の温度が高くなる傾向となる。ところが、以上の連続プレス装置は、対向ベルトに面状に接触する状態にあるグラファイトを横方向に複数の区画領域に区画して、各々の区画領域を独立して加熱できるので、対向ベルトの横方向の温度差を少なくなるように、区画領域に熱エネルギを供給して、対向ベルトの温度差を少なくできる。
以上の連続プレス装置は、簡単な構造で理想的な状態の逃げ機構とストッパ機構とを実現できる。
以上の連続プレス装置は、簡単な構造の第2の位置決め機構でもって、ベルト間隔を設定間隔に調整できる。
以上の連続プレス装置は、簡単な構造としながら、グラファイトの温度を正確にコントロールできる特徴がある。
以上の連続プレス装置は、無端ベルトでワークを加熱又は冷却状態に挟んで連続して移送できる。
1B…第2の位置決め機構
2…押圧フレーム 2A…第1の押圧フレーム
2B…第2の押圧フレーム
2X…摺動面
3…グラファイト 3A…区画領域
3a…凹部
3b…収納溝
4…温度制御機構
5…対向ベルト 5A…加圧面
5B…背面
6…駆動機構
7…基台
8…基台
9…ワーク
10…ロール
11…ストッパ機構
12…逃げ機構
13…シリンダ 13A…シリンダ本体
13B…ロッド
13C…ピストン
13D…ストッパ壁
14…弾性体 14A…バネ
14B…加圧流体
15…加圧源
16…ネジ棒
17…移動体 17A…外周部
18…モータ
19…軸受
20…本体部
21…固定プレート
22…連結具 22A…連結ボルト
22a…鍔部
22B…ナット
23…連結軸
24…連結アーム
27…支持プレート
28…挿通穴
29…軸受
30…スプロケット
31…駆動ベルト
32…スプロケット
34…ガイドロッド
35…連結ロッド
36…ネジ棒
37…移動体
38…ガイド穴
39…軸受
41…加熱機構
42…ヒーター
43…閉塞プレート
44…コントロール回路
45…温度センサ
46…冷却機構
47…冷却プレート
48…流体通路
49…断熱プレート
m…中心軸
Claims (8)
- ワーク(9)を両面から挟んで加圧する加圧面(5A)を互いに平行な姿勢として対向するように配置してなる対向ベルト(5)と、この対向ベルト(5)でワーク(9)を挟んで移送するように、対向ベルト(5)を移動させる駆動機構(6)と、前記対向ベルト(5)の背面(5B)に摺動自在に配置されて、対向ベルト(5)を背面(5B)から押圧すると共に、対向ベルト(5)との摺動面(2X)にグラファイト(3)を面状に接触する状態に配置してなる押圧フレーム(2)と、前記対向ベルト(5)のベルト間隔を設定間隔とする位置に押圧フレーム(2)を位置させる位置決め機構(1)と、前記グラファイト(3)を加熱又は冷却して対向ベルト(5)を背面(5B)から摺動状態で加熱又は冷却する温度制御機構(4)とを備え、
前記位置決め機構(1)が、第1の位置決め機構(1A)と第2の位置決め機構(1B)とを備えており、
第1の位置決め機構(1A)は、対向ベルト(5)のベルト間隔を設定間隔とするストッパ位置に押圧フレーム(2)を配置するストッパ機構(11)を有すると共に、前記ワーク(9)が対向ベルト(5)を所定の圧力よりも大きな圧力で押し戻しする状態にあっては、ベルト間隔を設定間隔よりも拡開する逃げ機構(12)を有し、
第2の位置決め機構(1B)は、前記第1の位置決め機構(1A)が押圧フレーム(2)をストッパ位置に位置させる状態で、ベルト間隔を設定間隔とする機構を有し、
前記温度制御機構(4)がグラファイト(3)を加熱又は冷却し、グラファイト(3)が対向ベルト(5)を加熱又は冷却してワーク(9)を加熱又は冷却すると共に、前記ストッパ機構(11)が押圧フレーム(2)をストッパ位置に配置する状態で、前記第2の位置決め機構(1B)がベルト間隔を設定間隔に保持してワーク(9)を両面から挟んで加圧加熱状態又は加圧冷却状態で移送し、かつ、ワーク(9)が一定の圧力以上の圧力で対向ベルト(5)を押し戻しする状態にあっては、前記第1の位置決め機構(1A)の逃げ機構(12)でもってベルト間隔を設定間隔よりも拡開しながら、前記駆動機構(6)で対向ベルト(5)を移動させて、ワーク(9)を加圧加熱状態又は加圧冷却状態で移送するようにしてなる連続プレス装置。 - ワーク(9)の移送方向に複数の押圧フレーム(2)を配置しており、前記位置決め機構(1)が各々の押圧フレーム(2)を独立して対向ベルト(5)の背面(5B)に押圧している請求項1に記載される連続プレス装置。
- 前記温度制御機構(4)が、グラファイト(3)をワーク(9)の移送方向に交差する方向に複数の区画領域(3A)に分割して、分割された区画領域(3A)の温度を制御しながら加熱又は冷却する請求項1又は2に記載される連続プレス装置。
- 前記第1の位置決め機構(1A)が、シリンダ(13)と、このシリンダ(13)のピストン(13C)を一定の方向に押圧している弾性体(14)とを備え、
弾性体(14)がピストン(13C)を一端に移動させる状態で、押圧フレーム(2)をストッパ位置に配置し、弾性体(14)がピストン(13C)を押圧する方向と反対にピストン(13)を移動せて逃げ機構(12)を実現してなる請求項1ないし3のいずれかに記載される連続プレス装置。 - 前記弾性体 (14)が、ピストン(13C)を一定の方向に押圧するバネ(14A)と、加圧流体(14B)のいずれか又は両方である請求項4に記載される連続プレス装置。
- 前記第2の位置決め機構(1B)が、ネジ棒(16;36)と、このネジ棒(16;36)をねじ込んでなる移動体(17;37)と、ネジ棒(16;36)と移動体(17;37)の何れかを回転させるモータ(18)とを備え、ネジ棒(16;36)と移動体(17;37)のいずれかが押圧フレーム(2)に連結され、
前記モータ(18)がネジ棒(36)と移動体(17)のいずれかを回転させて、移動体(17;37)をネジ棒(16;36)に沿って相対的に移動させて押圧フレーム(2)を移動させて、対向ベルト(5)のベルト間隔を調整するようにしてなる請求項1ないし5のいずれかに記載される連続プレス装置。 - 前記温度制御機構(4)がグラファイト(3)に設けたヒーター(42)である請求項1ないし6のいずれかに記載される連続プレス装置。
- 前記対向ベルト(5)が無端ベルトである請求項1ないし7のいずれかに記載される連続プレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011044530A JP2012179637A (ja) | 2011-03-01 | 2011-03-01 | 連続プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2012179637A true JP2012179637A (ja) | 2012-09-20 |
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JP2011044530A Pending JP2012179637A (ja) | 2011-03-01 | 2011-03-01 | 連続プレス装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115648694A (zh) * | 2022-09-26 | 2023-01-31 | 宁波德玛智能机械有限公司 | 一种卧式缠绕液压机 |
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-
2011
- 2011-03-01 JP JP2011044530A patent/JP2012179637A/ja active Pending
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