JP2012178802A - アンテナ設置金具 - Google Patents

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Nirifumi Nakada
訓史 中田
Yuichi Haneda
友一 羽田
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Abstract

【課題】 断面が円形のマストや断面が矩形の角柱、ベランダの格子や壁面、ベランダの笠木(手すり)やたて柱にアンテナを設置する。
【解決手段】 平面アンテナ1の背面に4本の取付ネジ40により第1取付金具Aを固着する。2本の短ボルト41を第1取付金具Aの上側板に形成された孔部に挿通して第2取付金具Bの上側板に形成されたネジ孔に螺着することにより、第2取付金具Bを第1取付金具Aに固着する。第2取付金具Bと第3取付金具Cにより丸マスト42を挟持して、長ボルト43を第3取付金具Cの孔部30bと異形孔30aに挿通して、第2取付金具Bのネジ孔20dにそれぞれ螺着することにより、平面アンテナ1を丸マスト42に設置することができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、地上デジタル放送対応アンテナ等の平板状のアンテナを設置するアンテナ設置金具に関する。
従来の八木式アンテナは、断面が円形のマストや断面が矩形の角柱に設置する事が多かった。また、BS・CSアンテナや地上デジタル放送対応アンテナは、一般にベランダの格子や壁面に取り付けるようにしていた。従来のベランダの形状は格子状とされている場合が多かったが、最近のベランダの形状では壁部の上部に笠木(手すり)とたて柱を持った形状とされている場合が多くなってきている。このようなベランダの笠木(手すり)やたて柱には、従来の取付金具ではアンテナを取り付けることができないことから、付属品とは別の専用の取付金具を購入するようにしてアンテナをベランダの笠木(手すり)やたて柱に取り付けるようにしていた。
特開2010−226150号公報
ベランダの笠木(手すり)やたて柱に取り付ける場合に、取付金具を別途購入することはコストが上昇することからユーザーに敬遠されると云う問題点があった。
また、従来の取付金具を用いて平板状の地上デジタル放送対応アンテナを壁面に取り付ける場合は、アンテナと壁面との間に大きな間隔(隙間)が必要とされて、アンテナが壁面から飛び出すようになり、家の外観を悪化させるという問題点があった。さらに、アンテナと壁面との間隔(隙間)が大きいと、降雨時にアンテナ背面の壁に雨がかかってしまい、雨が止んだ後に壁面に雨だれ(雨水跡)ができる。この雨だれは、汚れを含んだ雨水が壁を伝わる事で起こり、壁面の突起物や段差から汚水が流れた様に見えることから、壁面が黒っぽく汚染されるという問題点もあった。
そこで、本発明は、断面が円形のマストや断面が矩形の角柱、ベランダの格子や壁面、ベランダの笠木(手すり)やたて柱にアンテナを設置することができるとともに、壁面に取り付けた際にアンテナと壁面との間隔を小さくすることのできるアンテナ設置金具を提供することを目的としている。
本発明のアンテナ設置金具は、L字状の折曲部がほぼ直立して形成されている第1平板部と、該第1平板部の上部にほぼ直交するよう折曲されて前記折曲部とほぼ平行に形成されている第1上側板と、前記第1平板部の前記折曲部を囲むほぼ正方形の頂点の位置に形成された第1孔部と、前記折曲部の先端を前記第1上側板の方向と逆方向に折り曲げて形成した差し込み用爪と、前記第1上側板の左右に形成されている1対の第2孔部とを有する第1取付金具と、前記第1取付金具の前記第1上側板に形成されている前記第2孔部の間隔とほぼ同じ間隔で中央より上部の左右に形成されている第1ネジ孔と、前記第2孔部の間隔とほぼ同じ間隔で下部の左右に形成されている第2ネジ孔とが形成されている第2平板部と、該第2平板部の上部にほぼ直交するよう折曲されて形成されている第2上側板と、前記第2平板部の下部にほぼ直交するよう折曲されて前記第2上側板と対向するよう形成されている第1下側板と、前記第2平板部の上部の左右にそれぞれ形成された第1異形穴と、前記第2平板部の四隅に形成されている挿通孔と、前記第2平板部に形成された前記第1異形穴の一方と、その下方に形成されている前記第2ネジ孔の一つとの間に形成されている第2異形穴と、前記第2孔部の間隔とほぼ同じ間隔で前記第2上側板に形成されている第3ネジ孔と、前記第1下側板に形成された前記差し込み用爪が嵌入可能な細長い矩形孔とを有する第2取付金具と、第3平板部と、該第3平板部の上下がほぼ直交して折曲されることにより対面するよう形成された第3上側板と第2下側板と、前記第3平板部の一方の側に形成された第3異形孔と、前記第3平板部の他方の側に形成された第3孔部と、前記第3上側板と前記第2下側板のほぼ中央の外縁に形成された外縁に向かって幅が広がる三角溝とを有し、前記第3異形孔と前記第3孔部との間隔が前記第2取付金具の前記第1ネジ孔の間隔と同じとされている断面コ字状の第3取付金具とを備えることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、アンテナの背面に固着した第1取付金具に、第2取付金具と第3取付金具とを組み合わせることにより、断面が円形のマストや断面が矩形の角柱にアンテナを設置することができる。また、アンテナの背面に固着した第1取付金具に、壁面に固着した第2取付金具を組み合わせることにより、壁面とアンテナとの間隔を小さくしてアンテナを壁面に固着することができる。さらに、アンテナの背面に固着した第1取付金具に、組み合わせ方を変更した第2取付金具と第3取付金具を組み合わせることにより、ベランダの笠木(手すり)やたて柱にアンテナを設置することができるようになる。
本発明の実施例のアンテナ設置金具により設置されるアンテナの前側の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のアンテナ設置金具により設置されるアンテナの後側の構成を示す他の斜視図である。 本発明の実施例のアンテナ設置金具における第1取付金具の前側の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のアンテナ設置金具における第2取付金具の前側および後側の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のアンテナ設置金具における第3取付金具の前側および後側の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第1取付金具をアンテナに固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具を固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具を固着する次の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせて丸マストにアンテナを固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせて角マストにアンテナを固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第1取付金具をアンテナに固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具を固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具を固着する次の他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせて丸マストにアンテナを固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせて角マストにアンテナを固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第1取付金具をアンテナに固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第2取付金具を壁面に固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第2取付金具を壁面に固着する次の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に、壁面に固着した第2取付金具を固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に、壁面に固着した第2取付金具を固着して壁面にアンテナを固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第1取付金具をアンテナに固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第2取付金具を壁面に固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具の第2取付金具を壁面に固着する次の他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に、壁面に固着した第2取付金具を固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に、壁面に固着した第2取付金具を固着して壁面にアンテナを固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具によりベランダの格子部にアンテナを固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具によりベランダの格子部にアンテナを固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具の固着態様を替えて固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせてベランダの笠木にアンテナを固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具の固着態様を替えて固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせてベランダの笠木にアンテナを固着する他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせてベランダの笠木にアンテナを固着するさらに他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具の固着態様を替えて固着するさらに他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせてベランダのたて柱にアンテナを固着する構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第1取付金具に第2取付金具の固着態様を替えて固着するさらに他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせてベランダのたて柱にアンテナを固着するさらに他の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるアンテナ設置金具のアンテナに固着した第2取付金具に第3取付金具を組み合わせてベランダのたて柱にアンテナを固着する他の構成を示す斜視図である。
本発明の実施例のアンテナ設置金具により設置されるアンテナの前側の構成を示す斜視図を図1に、アンテナの後側の構成を示す斜視図を図2に示す。
これらの図に示すように、本発明の実施例のアンテナ設置金具により設置されるアンテナは平面アンテナ1とされており、平板状の縦長の形状をしている。平面アンテナ1は、アンテナケース1aを備えており、アンテナケース1a内にアンテナ素子が内蔵されている。図示するように縦長に配置した際に、平面アンテナは水平偏波用アンテナとして動作し、約90°回転させて横長に配置した際に垂直偏波用アンテナとして動作するようになる。アンテナケース1aの下面には、受信信号を出力する同軸端子とされた出力端子1bが設けられている。また、アンテナケース1aの背面にはほぼ正方形の頂点に位置して4つのネジ孔1cが形成されている。
平面アンテナ1は、例えば地上デジタル放送対応アンテナとされ、13〜52chが受信チャンネルとされ、その受信周波数帯域は約470MHz〜約710MHz、動作利得は約8.0dB〜約9.3dB、電力半値幅が約80°位と広く指向特性がブロードとされており、高さが約637mmで幅が約276mmで奥行きが約68mmとされている。
上記した平面アンテナ1を種々の支持物や壁面に取り付けることのできる本発明の実施例のアンテナ設置金具は、第1取付金具Aと第2取付金具Bと第3取付金具Cとから構成されている。まず、第1取付金具Aの構成を示す斜視図を図3に示す。
図3に示すように、第1取付金具Aは金属板を加工することにより作成されており、「A」の表示がされている側が表面とされている。第1取付金具Aは、平面状の平板部10と、平板部10の左右を約90°折り曲げて形成された側板11と、平板部10の上部を側板11と同方向に約90°折り曲げて形成された上側板12とを有している。この上側板12の両側端は下方へ折り曲げられており、その端縁は約45°の斜縁に形成されて、側板11の上縁に形成されている約45°の斜縁に当接している。第1取付金具Aの板厚は約2mmとされ、高さは約192mmで幅が約137mmとされ、上側板12の奥行きが約41mmとされている。
平板部10の下半分においてほぼ正方形の頂点に位置して4つの孔部10aが形成されている。この孔部10aの位置は、平面アンテナ1の背面に形成されているネジ孔1cの位置に対応している。また、平板部10の上部から中央の若干下まで切欠が形成されており、この切欠の下縁にL字状の折曲部13が延伸されている。折曲部13は、平板部10に対してほぼ直交するよう折曲されて上側板12と同方向に延伸しており、その先端が下方へ折り曲げられて差し込み用爪13aが形成されている。さらに、上側板12の左右にそれぞれ孔部12aが形成されている。折曲部13の奥行きは約30.5mmとされ、上側板12と折曲部13との間隔は約125mmとされ、差し込み用爪13aの幅は約30mmで高さは約15mmとされている。
次に、第2取付金具Bの前側の構成を示す斜視図を図4(a)に示し、第2取付金具Bの後側の構成を示す斜視図を図4(b)に示す。
これらの図に示すように、第2取付金具Bは金属板を加工することにより作成されており、「B」の表示がされている側が表面とされている。第2取付金具Bは、平面状の平板部20と、平板部20の左右を約90°折り曲げて形成された側板22と、平板部20の上部を側板22と同方向に約90°折り曲げて形成された上側板23と、平板部20の下部を上側板23と同方向に約90°折り曲げて形成された下側板24とを有している。平板部20のほぼ中央に縦方向に断面三角状の三角溝21が形成されている。上側板23の両側端は下方へ折り曲げられており、その端縁は約45°の斜縁に形成されて、側板22の上縁に形成されている約45°の斜縁に当接しており、当接している合わせ目が溶接部25とされて合わせ目の全体に溶接が施されている。これにより、平板部20と上側板23とは強固に約90°の角度を持って固着されて、平板部20と上側板23との境界に大きな応力が印加されても、平板部20に対して上側板23は約90°の角度を維持するようになる。なお、下側板24は、中央部を残して両側が切り取られている形状とされている。
第2取付金具Bの板厚は約2mmとされ、高さは約130mmで幅が約130mmとされ、上側板23の奥行きが約48mmで下側板24の中央部の奥行きが約45mmとされている。また、三角溝21の深さが約5mmで、三角溝21の斜面の開き角度は約120°に形成されている。
また、平板部20の中央より若干上方に位置して左右に一対のネジ孔20dと、平板部20の下部の左右に一対のネジ孔20gとが形成されている。ネジ孔20d同士の間隔とネジ孔20g同士の間隔とは同じとされ、第1取付金具Aの上側板12に形成されている孔部12a同士の間隔と同様とされている。さらに、平板部20の四隅には挿通孔20eがそれぞれ形成されており、一対のネジ孔20gの内側に一対の孔部20fが形成されている。さらにまた、平板部20の上部には円形の孔に径の小さい円形の孔を連通させた異形孔20aと異形孔20cとが左右にそれぞれ形成されており、異形孔20aと孔部20fとの間にも異形孔20bが形成されている。さらに、上側板23の左右にそれぞれネジ孔23aが形成されており、ネジ孔23a同士の間隔は、第1取付金具Aの上側板12に形成されている孔部12a同士の間隔と同様とされている。さらにまた、下側板24の中央部の奥行きが大きい部分の左右の端にそれぞれ孔部24aが形成されており、孔部24a間に細長い矩形状の矩形孔24bが形成されている。この矩形孔24bには、第1取付金具10の折曲部13の先端に形成されている差し込み用爪13aが嵌入可能とされ、矩形孔24bの幅は約32mmとされている。
次に、第3取付金具Cの前側の構成を示す斜視図を図5(a)に示し、第3取付金具Cの後側の構成を示す斜視図を図5(b)に示す。
これらの図に示すように、第3取付金具Cは金属板を加工することにより作成されており、「C」の表示がされている側が表面とされている。第2取付金具Cは、平面状の平板部30と、平板部30の上下を同方向に約90°折り曲げて形成された上側板31と下側板32とを有している。上側板31の外縁のほぼ中央に外縁に向かって幅が広がる三角溝33が形成されている。また、下側板32の外縁のほぼ中央にも外縁に向かって幅が広がる三角溝33が形成されている。この三角溝33の斜面には尖った段差が複数形成されており、平面アンテナ1が設置される支持物が三角溝33内に挟持された際に段差が支持物に喰い込むようになる。
第3取付金具Cの板厚は約3.2mmとされ、高さは約47mmで幅が約136mmとされ、上側板31および下側板32の奥行きが約20mmとされている。また、三角溝21の深さが約7mmで、三角溝21の最大幅は約30mmとされている。
平板部30の左右の一方の側に円形の孔に径の小さい円形の孔を連通させた異形孔30aが形成され、他方の側に孔部30bが形成されている。この異形孔30aと孔部30bとの間隔は、ネジ孔20d同士の間隔、ネジ孔20g同士の間隔、ネジ孔23a同士の間隔と同じ間隔とされている。
以上説明した第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて平面アンテナ1を支持物に設置する構成を以下に説明する。平面アンテナ1を断面が円形の丸マストに設置する際に水平偏波を受信する場合の構成を図6ないし図9に示す。図6は第1取付金具Aを平面アンテナ1に固着する構成を示す斜視図であり、図7は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する構成を示す斜視図であり、図8は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する次の構成を示す斜視図であり、図9は平面アンテナ1に固着した第2取付金具Bに第3取付金具Cを組み合わせて丸マストに平面アンテナ1を固着する構成を示す斜視図である。
水平偏波受信時の平面アンテナ1を丸マストに固着する際には、まず、図6に示すように、第1取付金具Aの平板部10に形成されている4つの孔部10aに4本の取付ネジ40をそれぞれ挿通して、縦長に配置した平面アンテナ1の背面に形成されている4つのネジ孔1cに取付ネジ40をそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aを平面アンテナ1の背面に固着することができる。次いで図7に示すように、平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aの折曲部13の先端に形成されている差し込み用爪13aを、第2取付金具Bの下側板24に形成されている細長い矩形孔24b内に嵌入し、第2取付金具Bの上側板23が第1取付金具Aの上側板12の内側に当接するように、第2取付金具Bを第1取付金具A内に嵌合する。この際に、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図8に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔23aにそれぞれ螺着する。これにより、差し込み用爪13aが矩形孔24bに嵌入されている作用と短ボルト41による螺着との作用とで、第1取付金具Aから第2取付金具Bが抜け出ることなく両者を強固に固着することができる。
次いで、図9に示すように、丸マスト42の外表面を第2取付金具Bの平板部20に形成されている三角溝21に当接させ、丸マスト42の反対側の外表面が第3取付金具Cの上側板31および下側板32に形成されている三角溝33に当接するよう第3取付金具Cを配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20dにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、丸マスト42が第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、水平偏波受信時の平面アンテナ1が丸マスト42に設置されるようになる。この際に、丸マスト42は第2取付金具Bの三角溝21と第3取付金具Cの三角溝33とにより挟持されることから、平面アンテナ1を丸マスト42に強固に設置することができるようになる。
なお、丸マスト42に替えて断面が矩形の角マスト44にも 本発明にかかるアンテナ設置金具を用いて水平偏波受信時の平面アンテナ1を固着することができ、この際の構成を示す斜視図を図10に示す。図10に示すように、角マスト44に平面アンテナ1を設置する場合は、第3取付金具Cの平板部30が角マスト44に当接されるよう第3取付金具Cの表裏を逆に配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20dにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、角マスト44が第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、水平偏波受信時の平面アンテナ1を角マスト44に設置することができる。他の構成は、図6ないし図8に示す構成と同様とされるので、その説明は省略する。
次に、垂直偏波受信時の平面アンテナ1を断面が円形の丸マストに設置する場合の構成を図11ないし図14に示す。図11は第1取付金具Aを平面アンテナ1に固着する構成を示す斜視図であり、図12は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する構成を示す斜視図であり、図13は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する次の構成を示す斜視図であり、図14は平面アンテナ1に固着した第2取付金具Bに第3取付金具Cを組み合わせて丸マストに平面アンテナ1を固着する構成を示す斜視図である。
垂直偏波受信時の平面アンテナ1を丸マストに固着する際には、まず、図11に示すように、第1取付金具Aの平板部10に形成されている4つの孔部10aに4本の取付ネジ40をそれぞれ挿通して、横長に配置した平面アンテナ1の背面に形成されている4つのネジ孔1cに取付ネジ40をそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aが平面アンテナ1の背面に固着され、第1取付金具Aの上側板12の面と平面アンテナ1の長辺の面とがほぼ同一に配置される。次いで図12に示すように、平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aの折曲部13の先端に形成されている差し込み用爪13aを、第2取付金具Bの下側板24に形成されている細長い矩形孔24b内に嵌入し、第2取付金具Bの上側板23が第1取付金具Aの上側板12の内側に当接するように、第2取付金具Bを第1取付金具A内に嵌合する。この際に、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図13に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔23aにそれぞれ螺着する。これにより、差し込み用爪13aが矩形孔24bに嵌入されている作用と短ボルト41による螺着との作用とで、第1取付金具Aから第2取付金具Bが抜け出ることなく両者を強固に固着することができる。
次いで、図14に示すように、丸マスト42の外表面を第2取付金具Bの平板部20に形成されている三角溝21に当接させ、丸マスト42の反対側の外表面が第3取付金具Cの上側板31および下側板32に形成されている三角溝33に当接するよう第3取付金具Cを配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20dにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、丸マスト42が第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、垂直偏波受信時の平面アンテナ1が丸マスト42に設置されるようになる。この際に、丸マスト42は第2取付金具Bの三角溝21と第3取付金具Cの三角溝33とにより挟持されることから、平面アンテナ1を丸マスト42に強固に設置することができるようになる。
なお、丸マスト42に替えて断面が矩形の角マスト44に 本発明にかかるアンテナ設置金具を用いて垂直偏波受信時の平面アンテナ1を固着することができ、この際の構成を示す斜視図を図15に示す。
図15に示すように、角マスト44に垂直偏波受信時の平面アンテナ1を設置する場合は、第3取付金具Cの平板部30が角マスト44に当接するよう第3取付金具Cの表裏を逆に配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20dにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、角マスト44が第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、角マスト44に垂直偏波受信時の平面アンテナ1を設置することができる。他の構成は、図11ないし図13に示す構成と同様とされるので、その説明は省略する。
次に、水平偏波受信時の平面アンテナ1を建物の壁面に設置する場合の構成を図16ないし図20に示す。図16は第1取付金具Aを平面アンテナ1に固着する構成を示す斜視図であり、図17は第2取付金具Bを壁面に固着する構成を示す斜視図であり、図18は第2取付金具Bを壁面に固着する次の構成を示す斜視図であり、図19は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aを壁面に固着した第2取付金具Bに固着する構成を示す斜視図であり、図20は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aを壁面に固着した第2取付金具Bに固着する次の構成を示す斜視図である。
水平偏波受信時の平面アンテナ1を壁面に固着する際には、まず、図16に示すように、90°回転させた状態の第1取付金具Aの平板部10に形成されている4つの孔部10aに4本の取付ネジ40をそれぞれ挿通して、縦長に配置した平面アンテナ1の背面に形成されている4つのネジ孔1cに取付ネジ40をそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aが平面アンテナ1の背面に固着され、第1取付金具Aの上側板12の面と平面アンテナ1の長辺の面とがほぼ同一に配置される。次に図17に示すように、壁面50における平面アンテナ1を設置する場所に1本の木ネジ51を中途まで螺着し、この木ネジ51を第2取付金具Bの平板部20に形成されている異形孔20bに挿通する。そして、第2取付金具Bが約90°回転した状態を維持させたまま仮止めするよう木ネジ51を異形孔20bの径の細い部位に締着する。次いで、図18に示すように第2取付金具Bの平板部20の四隅に形成されている4つの挿通孔20eに4本の木ネジ52をそれぞれ挿通して、4本の木ネジ52を壁面50に螺着する。これにより、第2取付金具Bが約90°回転した状態で壁面50に固着される。約90°回転された第2取付金具Bにおいては、上側板23が向かって右側に配置される。
次いで、図19に示すように平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aの折曲部13の先端に形成されている差し込み用爪13aを、壁面50に固着された第2取付金具Bの下側板24に形成されている細長い矩形孔24b内に嵌入し、第2取付金具Bの上側板23が第1取付金具Aの上側板12の内側に当接するように、第2取付金具Bを第1取付金具A内に嵌合する。この際に、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図20に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔23aにそれぞれ螺着する。これにより、壁面50に水平偏波受信時の平面アンテナ1を設置することができる。なお、設置された平面アンテナ1の背面と壁面50との隙間は上側板23の奥行きとほぼ同様の約50mmとなり、隙間に手を差し込んでの作業をしにくくなるが、第1取付金具Aの上側板12の面と平面アンテナ1の長辺の面とがほぼ同一に配置されることから、隙間に手を差し込んでの作業が不要となり短ボルト41を容易に孔部12aに挿通してネジ孔23aに螺着することができる。また、差し込み用爪13aが矩形孔24bに嵌入されている作用と短ボルト41による螺着との作用とで、第1取付金具Aから第2取付金具Bが抜け出ることなく両者を強固に固着することができる。
上記したように、平面アンテナ1を建物の壁面50に設置する場合には第3取付金具Cは使用しない。また、平面アンテナ1を建物の壁面50に設置した場合に、設置された平面アンテナ1の背面と壁面50との隙間が約50mmと狭くすることができることから、降雨時に平面アンテナ1の背面の壁に雨がかかりにくくなり、雨が止んだ後に壁面に雨だれ(雨水跡)ができることを極力防止することができる。
次に、垂直偏波受信時の平面アンテナ1を建物の壁面に設置する場合の構成を図21ないし図25に示す。図21は第1取付金具Aを平面アンテナ1に固着する構成を示す斜視図であり、図22は第2取付金具Bを壁面に固着する構成を示す斜視図であり、図23は第2取付金具Bを壁面に固着する次の構成を示す斜視図であり、図24は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aを壁面に固着した第2取付金具Bに固着する構成を示す斜視図であり、図25は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aを壁面に固着した第2取付金具Bに固着する次の構成を示す斜視図である。
垂直偏波受信時の平面アンテナ1を壁面に固着する際には、まず、図21に示すように、直立した状態の第1取付金具Aの平板部10に形成されている4つの孔部10aに4本の取付ネジ40をそれぞれ挿通して、横長に配置した平面アンテナ1の背面に形成されている4つのネジ孔1cに取付ネジ40をそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aが平面アンテナ1の背面に固着され、第1取付金具Aの上側板12の面と平面アンテナ1の長辺の面とがほぼ同一に配置される。次に図22に示すように、壁面50における平面アンテナ1を設置する場所に2本の木ネジ51を、ほぼ水平でその間隔が第2取付金具Bの平板部20に形成されている異形孔20aと異形孔20cとなるよう配置し中途まで螺着する。次いで、この2本の木ネジ51に第2取付金具Bの平板部20に形成されている異形孔20aと異形孔20cとに挿通して、第2取付金具Bが直立した状態を維持させたまま仮止めするよう2本の木ネジ51をそれぞれ異形孔20aと異形孔20cとの径の小さい部位に締着する。次に、図23に示すように第2取付金具Bの平板部20の四隅に形成されている4つの挿通孔20eに4本の木ネジ52をそれぞれ挿通して、4本の木ネジ52を壁面50に螺着する。これにより、第2取付金具Bが直立した状態で壁面50に固着される。
次いで、図24に示すように平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aの折曲部13の先端に形成されている差し込み用爪13aを、壁面50に固着された第2取付金具Bの下側板24に形成されている細長い矩形孔24b内に嵌入し、第2取付金具Bの上側板23が第1取付金具Aの上側板12の内側に当接するように、第2取付金具Bを第1取付金具A内に嵌合する。この際に、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図25に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔23aにそれぞれ螺着する。これにより、壁面50に垂直偏波受信時の平面アンテナ1を設置することができる。なお、設置された平面アンテナ1の背面と壁面50との隙間は約50mmとなるが、第1取付金具Aの上側板12の面と平面アンテナ1の長辺の面とがほぼ同一に配置されることから、上記したように隙間に手を差し込んでの作業が不要となり短ボルト41を容易に孔部12aに挿通してネジ孔23aに螺着することができる。また、差し込み用爪13aが矩形孔24bに嵌入されている作用と短ボルト41による螺着との作用とで、第1取付金具Aから第2取付金具Bが抜け出ることなく両者を強固に固着することができる。
上記したように、平面アンテナ1を建物の壁面50に設置する場合には第3取付金具Cは使用しない。また、平面アンテナ1を建物の壁面50に設置した場合に、設置された平面アンテナ1の背面と壁面50との隙間が約50mmと狭くすることができることから、降雨時に平面アンテナ1の背面の壁に雨がかかりにくくなり、雨が止んだ後に壁面に雨だれ(雨水跡)ができることを極力防止することができる。
次に、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて水平偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの格子部45aに設置する構成を示す斜視図を図26に示す。なお、ベランダにおいては横方向に延伸する幅が広くされている笠木45bの下面から複数本の断面円形の格子部45aが縦方向に設けられている構成とされている。
水平偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの格子部45aに設置する際には、前記した図6ないし図8に示すようにして平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する。次いで、図26に示すように、縦方向に設けられている格子部45aの外表面に第2取付金具Bの平板部20に形成されている三角溝21に当接させ、格子部45aの反対側の外表面に第3取付金具Cの上側板31および下側板32に形成されている三角溝33が当接するよう第3取付金具Cを配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20dにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、格子部45aが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、水平偏波受信時の平面アンテナ1が断面円形の格子部45aに設置されるようになる。この際に、格子部45aは第2取付金具Bの三角溝21と第3取付金具Cの三角溝33とにより挟持されることから、平面アンテナ1を断面円形の格子部45aに強固に設置することができるようになる。
なお、格子部45aの外表面に平板部30が当接するよう第3取付金具Cの表裏を逆に配置することにより、格子部45aの断面が矩形とされても平面アンテナ1を格子部45aに設置することができるようになる。
次に、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて垂直偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの格子部46aに設置する構成を示す斜視図を図27に示す。なお、ベランダにおいては横方向に延伸する幅が広くされている笠木46bの下面から複数本の断面が矩形の格子部46aが縦方向に設けられている構成とされている。
垂直偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの格子部46aに設置する際には、前記した図11ないし図13に示すようにして平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する。次いで、図27に示すように、縦方向に設けられている格子部46aの外表面に第2取付金具Bの平板部20を当接させ、格子部46aの反対側の外表面に第3取付金具Cの平板部30が当接するよう第3取付金具Cを表裏を逆に配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20dにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が矩形の格子部46aが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、垂直偏波受信時の平面アンテナ1が断面が矩形の格子部46aに設置されるようになる。
なお、格子部46aの外表面に第3取付金具Cの上側板31および下側板32に形成されている三角溝33が当接するよう第3取付金具Cを配置することにより、格子部46aの断面が円形とされても平面アンテナ1を格子部46aに設置することができるようになる。
次に、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて水平偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの笠木47bに設置する構成を図28および図29に示す。図28(a)(b)は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する構成を示す斜視図であり、図29は平面アンテナ1に固着した第2取付金具Bに第3取付金具Cを組み合わせてベランダの笠木47bに平面アンテナ1を固着する構成を示す斜視図である。なお、ベランダにおいては横方向に延伸する幅が広くされて断面が矩形の笠木47bの下面から複数本の断面矩形の格子部47aが縦方向に設けられている構成とされている。
水平偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの笠木47bに設置する際には、図28(a)に示すように、縦長に配置した平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する。この場合、第1取付金具Aは図16に示す構成により平面アンテナ1の背面に約90°回転して固着されており、この第1取付金具Aの上側板12の内側に平板部20の下部が当接されるよう第2取付金具Bを約90°回転して嵌合する。この際に、第2取付金具Bの平板部20の下部に形成されている2つのネジ孔20gの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図28(b)に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔20gにそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aから突出するよう第2取付金具Bを固着することができる。
次に図29に示すように、横方向に設けられている断面が矩形の笠木47bの外表面に第2取付金具Bの上側板23を当接させ、笠木47bの反対側の外表面に表裏を逆に配置した第3取付金具Cの平板部30を当接させる。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が矩形の笠木47bが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、水平偏波受信時の平面アンテナ1を幅が広くされている笠木47bに設置することができるようになる。この場合、平面アンテナ1の背面と設置される笠木47bとの間隔が第2取付金具Bの高さ分に相当する広い間隔とされることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中する。しかし、上記したように上側板23の両側端は下方へ折り曲げられて、その端縁は約45°の斜縁に形成されて、側板22の上縁に形成されている約45°の斜縁に当接し、当接している合わせ目の全体が溶接部25とされて溶接が施されている。このため、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中しても、十分耐えることができる。
次に、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて垂直偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの笠木48bに設置する構成を図30および図31に示す。図30は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する構成を示す斜視図であり、図31は平面アンテナ1に固着した第2取付金具Bに第3取付金具Cを組み合わせてベランダの笠木48bに平面アンテナ1を固着する構成を示す斜視図である。なお、ベランダにおいては横方向に延伸する幅が広くされて断面が矩形の笠木48bの下面から複数本の断面矩形の格子部48aが縦方向に設けられている構成とされている。
垂直偏波受信時の平面アンテナ1をベランダの笠木48bに設置する際には、図30に示すように、横長に配置した平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する。この場合、第1取付金具Aは図6に示す構成により平面アンテナ1の背面に固着されており、図6に示す平面アンテナ1を約90°回転した状態に相当する。この第1取付金具Aの上側板12の内側に平板部20の下部が当接されるよう第2取付金具Bを約90°回転して嵌合する。この際に、第2取付金具Bの平板部20の下部に形成されている2つのネジ孔20gの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔20gにそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aから突出するよう第2取付金具Bを固着することができる。
次に図31に示すように、横方向に設けられている断面が矩形の笠木48bの外表面に第2取付金具Bの上側板23を当接させ、笠木48bの反対側の外表面に表裏を逆に配置した第3取付金具Cの平板部30を当接させる。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が矩形の笠木48bが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、垂直偏波受信時の平面アンテナ1を幅が広くされている笠木48bに設置することができるようになる。この場合、平面アンテナ1の背面と設置される笠木48bとの間隔が第2取付金具Bの高さ分に相当する広い間隔とされることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中するが、この境界には上記した溶接部25が設けられていることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中しても、十分耐えることができる。
ところで、ベランダの笠木が断面円形とされている場合がある。このような断面円形の笠木に第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて平面アンテナ1を設置する構成を図32に示す。なお、ベランダにおいては横方向に延伸する幅が広くされて断面が円形の笠木49bの下面から複数本の断面円形の格子部49aが縦方向に設けられている構成とされている。
図32においては平面アンテナ1は省略して示しているが、水平偏波受信時においては平面アンテナ1が縦長に配置され、垂直偏波受信時においては平面アンテナ1が横長に配置される。図示しない平面アンテナ1の背面に第1取付金具Aが固着されており、図28あるいは図30に示す構成により第1取付金具Aに第2取付金具Bが固着されている。次いで、図32に示すように横方向に設けられている断面が円形の笠木49bの外表面に第2取付金具Bの上側板23を当接させ、笠木49bの反対側の外表面に第3取付金具Cの上側板31および下側板32に形成されている三角溝33が当接するよう第3取付金具Cを配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が円形の笠木49bが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、平面アンテナ1を幅が広くされて断面が円形の笠木49bに設置することができるようになる。
この場合、平面アンテナ1の背面と設置される笠木49bとの間隔が第2取付金具Bの高さ分に相当する広い間隔とされることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中するが、この境界には上記した溶接部25が設けられていることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中しても、十分耐えることができる。
次に、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて水平偏波受信時の平面アンテナ1をベランダのたて柱55aに設置する構成を図33および図34に示す。図33(a)(b)は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する構成を示す斜視図であり、図34は平面アンテナ1に固着した第2取付金具Bに第3取付金具Cを組み合わせてベランダのたて柱55aに平面アンテナ1を固着する構成を示す斜視図である。なお、ベランダにおいては壁部55の上から縦方向に短いたて柱55aが複数本突出して設けられ、複数本の断面矩形のたて柱55aの上部が横方向に延伸する幅が広くされて断面が半円形の笠木55bの下面に固着されている構成とされている。
水平偏波受信時の平面アンテナ1をベランダのたて柱55aに設置する際には、図33(a)に示すように、縦長に配置した平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する。この場合、第1取付金具Aは図6に示す構成により平面アンテナ1の背面に固着されており、この第1取付金具Aの上側板12の内側に平板部20の下部が当接されるよう第2取付金具Bがほぼ水平に配置されて嵌合される。この際に、第2取付金具Bの平板部20の下部に形成されている2つのネジ孔20gの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図33(b)に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔20gにそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aから突出するよう第2取付金具Bを固着することができる。
次に図34に示すように、縦方向に設けられている断面が矩形のたて柱55aの外表面に第2取付金具Bの上側板23を当接させ、たて柱55aの反対側の外表面に表裏を逆に配置した第3取付金具Cの平板部30を当接させる。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が矩形のたて柱55aが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、水平偏波受信時の平面アンテナ1を断面が矩形で長さが短いたて柱55aに設置することができるようになる。
この場合、平面アンテナ1の背面と設置されるたて柱55aとの間隔が第2取付金具Bの高さ分に相当する広い間隔とされることから、壁部55の厚さが厚くても笠木55bの幅が広くてもこれらが邪魔になることがなく、たて柱55aに平面アンテナ1を設置することができるようになる。また、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中するが、この境界には上記した溶接部25が設けられていることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中しても、十分耐えることができる。
次に、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて垂直偏波受信時の平面アンテナ1をベランダのたて柱57aに設置する構成を図35および図36に示す。図35(a)(b)は平面アンテナ1に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する構成を示す斜視図であり、図36は平面アンテナ1に固着した第2取付金具Bに第3取付金具Cを組み合わせてベランダのたて柱57aに平面アンテナ1を固着する構成を示す斜視図である。なお、ベランダにおいては壁部57の上から縦方向に短いたて柱57aが複数本突出して設けられ、複数本の断面矩形のたて柱57aの上部が横方向に延伸する幅が広くされて断面が半円形の笠木57bの下面に固着されている。
垂直偏波受信時の平面アンテナ1をベランダのたて柱57aに設置する際には、図35(a)に示すように、横長に配置した平面アンテナ1の背面に固着した第1取付金具Aに第2取付金具Bを固着する。この場合、第1取付金具Aは図11に示す構成により平面アンテナ1の背面に固着されており、この第1取付金具Aの上側板12の内側に平板部20の下部が当接されるよう第2取付金具Bがほぼ水平に配置されて嵌合される。この際に、第2取付金具Bの平板部20に形成されている2つのネジ孔20gの位置に、第1取付金具Aの上側板12に形成されている2つの孔部12aの位置が一致するようになる。そこで、図35(b)に示すように2本の短ボルト41を第1取付金具Aの2つの孔部12aにそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの2つのネジ孔20gにそれぞれ螺着する。これにより、第1取付金具Aから突出するよう第2取付金具Bを固着することができる。
次に図36に示すように、縦方向に設けられている断面が矩形のたて柱57aの外表面に第2取付金具Bの上側板23を当接させ、たて柱57aの反対側の外表面に表裏を逆に配置した第3取付金具Cの平板部30を当接させる。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が矩形のたて柱57aが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、垂直偏波受信時の平面アンテナ1を断面が円形で長さが短いたて柱57aに設置することができるようになる。
この場合、平面アンテナ1の背面と設置されるたて柱57aとの間隔が第2取付金具Bの高さ分に相当する広い間隔とされることから、壁部57の厚さが厚くても笠木57bの幅が広くてもこれらが邪魔になることがなく、たて柱57aに平面アンテナ1を設置することができるようになる。また、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中するが、この境界には上記した溶接部25が設けられていることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中しても、十分耐えることができる。
ところで、ベランダのたて柱が断面円形とされている場合がある。このような断面円形のたて柱に第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cからなる本発明のアンテナ設置金具を用いて平面アンテナ1を設置する構成を図37に示す。なお、なお、ベランダにおいては壁部の上から縦方向に短いたて柱56aが複数本突出して設けられ、複数本の断面円形のたて柱56aの上部が横方向に延伸する幅が広くされて断面が半円形の笠木56bの下面に固着されている。
図37においては平面アンテナ1は省略して示しているが、水平偏波受信時においては平面アンテナ1が縦長に配置され、垂直偏波受信時においては平面アンテナ1が横長に配置される。図示しない平面アンテナ1の背面に第1取付金具Aが固着されており、図33あるいは図35に示す構成により第1取付金具Aに第2取付金具Bが固着されている。次いで、図37に示すように縦方向に設けられている断面が円形のたて柱56aの外表面に第2取付金具Bの上側板23を当接させ、たて柱56aの反対側の外表面に第3取付金具Cの上側板31および下側板32に形成されている三角溝33が当接するよう第3取付金具Cを配置する。そして、第3取付金具Cの孔部30bおよび異形孔30aに2本の長ボルト43をそれぞれ挿通して、第2取付金具Bの上側板23に形成されている2つのネジ孔23aにそれぞれ長ボルト43を螺着する。これにより、断面が円形のたて柱56aが第2取付金具Bと第3取付金具Cとにより挟持されて、平面アンテナ1を断面が円形の長さが短いたて柱56aに設置することができるようになる。
この場合、平面アンテナ1の背面と設置されるたて柱56aとの間隔が第2取付金具Bの高さ分に相当する広い間隔とされることから、壁部の厚さが厚くても笠木56bの幅が広くてもこれらが邪魔になることがなく、たて柱56aに平面アンテナ1を設置することができるようになる。また、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中するが、この境界には上記した溶接部25が設けられていることから、第2取付金具Bの平板部20と上側板23との境界に応力が集中しても、十分耐えることができる。
上記した本発明にかかるアンテナ設置金具において異形孔30aが第3取付金具Cに形成されているが、この異形孔30aにおける径の大きい孔の径は長ボルト43の頭部の外径より大きくされ、異形孔30aにおける径の小さい孔の径は長ボルト43のネジ部の外径より大きくされている。このため、第2取付金具Bのネジ孔20dあるいはネジ孔23aに螺合した状態とした長ボルト43を頭部から第3取付金具Cの異形孔30aに挿通して、異形孔30aの径の小さい部位に長ボルト43を締着することができるようになる。これにより、長ボルト43を予め第2取付金具Bに螺合しておくことができることから、平面アンテナ1の設置時に長ボルト43を落下させる恐れを防止することができる。また、第2取付金具Bにも異形孔20a,20b,20cが形成されているが、これらの異形孔20a,20b,20cにおける径の大きい孔の径は木ネジ51の頭部の外径より大きくされ、異形孔20a,20b,20cにおける径の小さい孔の径は木ネジ51のネジ部の外径より大きくされている。このため、第2取付金具Bの異形孔20a,20b,20cに木ネジ51を挿通してから木ネジ51を壁面50に取り付けることなく、予め木ネジ51を壁面50に所定の間隔で螺合しておき、螺合した木ネジ51を頭部から第2取付金具Bの異形孔20a,20b,20cに挿通して、異形孔20a,20b,20cの径の小さい部位に木ネジ51を締着することができるようになる。これにより、平面アンテナ1を容易に壁面50に設置することができるようになる。
以上説明した本発明にかかるアンテナ設置金具を使用して設置する地上デジタル放送対応アンテナは、電力半値幅が約80°位と広く指向特性がブロードとされていることから、精密に地上デジタル放送対応アンテナを送信アンテナ方向に向ける必要がない。このことから、概略送信アンテナ方向に地上デジタル放送対応アンテナを向けることができるユーザーが希望するマスト,角柱,壁,ベランダに、本発明にかかるアンテナ設置金具を使用して地上デジタル放送対応アンテナを設置することで、地上デジタル放送を受信することができるようになる。
また、以上説明した本発明にかかるアンテナ設置金具において、第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cの上記した寸法は一例であって、これに限るものではなく設置するアンテナの大きさに応じた寸法とすることができる。上記第1取付金具A、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cは、所定の厚さの鉄板を加工すると共に全体にメッキ加工を施して作成されるが、金属材は鉄材に限ることはなく所定の強度を有する金属材であればよい。
さらに、上記の説明ではアンテナは地上デジタル放送対応アンテナとしたが、これに限るものではなく平板状のアンテナとされていれば他の周波数帯域対応アンテナであっても良い。
さらにまた、断面形状が◇型のマストや格子部あるいは笠木にも本発明にかかるアンテナ設置金具によりアンテナを設置することができる。この場合のアンテナ設置の構成は、断面形状が円形の丸マストや格子部あるいは笠木と同様の設置の構成とすればよく、第2取付金具Bおよび第3取付金具Cに形成されている三角溝に◇の頂部が当接されるようにして固着することが好適とされる。
さらにまた、本発明にかかるアンテナ設置金具を用いてアンテナを設置する際に、ベランダの笠木やたて柱あるいは格子部を傷つけないようにするために、第2取付金具Bおよび第3取付金具で挟持される部位をゴムシートで巻くようにしてもよい。
さらにまた、第2取付金具Bに形成されているネジ孔は、ナットを内側に溶着することにより形成したり、あるいは、バーリング加工した孔にネジを切ることにより形成することができる。
1 平面アンテナ、1a アンテナケース、1b 出力端子、1c ネジ孔、10 取付金具、10 平板部、10a 孔部、11 側板、12 上側板、12a 孔部、13 折曲部、13a 差し込み用爪、20 平板部、20a 異形孔、20b 異形孔、20c 異形孔、20d ネジ孔、20e 挿通孔、20f 孔部、20g ネジ孔、21 三角溝、22 側板、23 上側板、23a ネジ孔、24 下側板、24a 孔部、24b 矩形孔、25 溶接部、30 平板部、30a 異形孔、30b 孔部、31 上側板、32 下側板、33 三角溝、40 取付ネジ、41 短ボルト、42 丸マスト、43 長ボルト、44 角マスト、45a 格子部、45b 笠木、46a 格子部、46b 笠木、47a 格子部、47b 笠木、48a 格子部、48b 笠木、49a 格子部、49b 笠木、50 壁面、51 木ネジ、52 木ネジ、55 壁部、55a たて柱、55b 笠木、56a たて柱、56b 笠木、57 壁部、57a たて柱、57b 笠木、A 第1取付金具、B 第2取付金具、C 第3取付金具

Claims (4)

  1. L字状の折曲部がほぼ直立して形成されている第1平板部と、該第1平板部の上部にほぼ直交するよう折曲されて前記折曲部とほぼ平行に形成されている第1上側板と、前記第1平板部の前記折曲部を囲むほぼ正方形の頂点の位置に形成された第1孔部と、前記折曲部の先端を前記第1上側板の方向と逆方向に折り曲げて形成した差し込み用爪と、前記第1上側板の左右に形成されている1対の第2孔部とを有する第1取付金具と、
    前記第1取付金具の前記第1上側板に形成されている前記第2孔部の間隔とほぼ同じ間隔で中央より上部の左右に形成されている第1ネジ孔と、前記第2孔部の間隔とほぼ同じ間隔で下部の左右に形成されている第2ネジ孔とが形成されている第2平板部と、該第2平板部の上部にほぼ直交するよう折曲されて形成されている第2上側板と、前記第2平板部の下部にほぼ直交するよう折曲されて前記第2上側板と対向するよう形成されている第1下側板と、前記第2平板部の上部の左右にそれぞれ形成された第1異形穴と、前記第2平板部の四隅に形成されている挿通孔と、前記第2平板部に形成された前記第1異形穴の一方と、その下方に形成されている前記第2ネジ孔の一つとの間に形成されている第2異形穴と、前記第2孔部の間隔とほぼ同じ間隔で前記第2上側板に形成されている第3ネジ孔と、前記第1下側板に形成された前記差し込み用爪が嵌入可能な細長い矩形孔とを有する第2取付金具と、
    第3平板部と、該第3平板部の上下がほぼ直交して折曲されることにより対面するよう形成された第3上側板と第2下側板と、前記第3平板部の一方の側に形成された第3異形孔と、前記第3平板部の他方の側に形成された第3孔部と、前記第3上側板と前記第2下側板のほぼ中央の外縁に形成された外縁に向かって幅が広がる三角溝とを有し、前記第3異形孔と前記第3孔部との間隔が前記第2取付金具の前記第1ネジ孔の間隔と同じとされている断面コ字状の第3取付金具と、
    を備えることを特徴とするアンテナ設置金具。
  2. 前記第1取付金具の前記第1孔部のそれぞれに挿通した取付ネジを、平板状のアンテナの背面においてほぼ正方形の頂点の位置に形成されている取付ネジ孔に螺着することにより、前記第1取付金具を前記アンテナの背面に固着し、
    前記第2取付金具の前記矩形孔に前記第1取付金具の前記差し込み用爪を嵌入して係合させると共に、前記第1取付金具における前記第1上側板の前記第2孔部に挿通したボルトを、前記第1上側板の内側に当接している前記第2取付金具の前記第2上側板の前記第3ネジ孔に螺着することにより、前記第2取付金具を前記第1取付金具に固着し、
    前記第3取付金具の前記第3異形孔および前記第3孔部に挿通したボルトを、前記第2取付金具の前記第1ネジ孔に螺着することにより、前記第2取付金具と前記第3取付金具との間に挟持された支持物に前記アンテナを設置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ設置金具。
  3. 前記第1取付金具の前記第1孔部のそれぞれに挿通した取付ネジを、平板状のアンテナの背面においてほぼ正方形の頂点の位置に形成されている取付ネジ孔に螺着することにより、前記第1取付金具を前記アンテナの背面に固着し、
    前記第2取付金具における第2平板部の前記挿通孔に挿通されたネジを壁面に螺着することにより、前記第2取付金具を前記壁面に取り付け、
    前記第1取付金具の前記矩形孔に前記第1取付金具の前記差し込み用爪を嵌入して係合させると共に、前記第1取付金具における前記第1上側板の前記第2孔部に挿通したボルトを、前記第1上側板の内側に当接している前記第2取付金具の前記第2上側板の前記第3ネジ孔に螺着することにより、前記壁面に前記アンテナを設置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ設置金具。
  4. 前記第1取付金具の前記第1孔部のそれぞれに挿通した取付ネジを、平板状のアンテナの背面においてほぼ正方形の頂点の位置に形成されている取付ネジ孔に螺着することにより、前記第1取付金具を前記アンテナの背面に固着し、
    前記第1取付金具における前記第1上側板の前記第2孔部に挿通したボルトを、前記第1上側板の内側に当接している前記第2取付金具における前記第2ネジ孔に螺着することにより、前記第2取付金具を前記第1取付金具に固着し、
    前記第3取付金具の前記第3異形孔および前記第3孔部に挿通したボルトを、前記第2取付金具における前記第2上側板の前記第3ネジ孔に螺着することにより、前記第2取付金具と前記第3取付金具との間に挟持された支持物に前記アンテナを設置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ設置金具。
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