JP2012175325A - Ip電話システムおよびハンドセット - Google Patents

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Abstract

【課題】自席から離れた場所であってもIP電話による通信を行うことができるIP電話システム10を提供する。
【解決手段】IP電話システム10は、ユーザコンピュータ20およびハンドセット30を備える。ユーザコンピュータ20は、ユーザによる操作に応じて、IPテレフォニーサーバ11との間でSIP等を用いて呼制御を実行し、呼が確立された場合に、呼の確立をハンドセット30に通知する。ハンドセット30は、ユーザコンピュータ20から呼の確立を通知された場合に、通話相手のIP電話機14との間でRTP等を用いて音声通信を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPネットワークを介して音声通信を行うIP電話システムおよびそれに用いられるハンドセットに関する。
汎用のコンピュータに実装されたソフトフォンで実現されたIP電話は、機能や拡張性の観点で、IP電話の専用機よりも利便性が高い。そのため、汎用のコンピュータを操作する場面が多いユーザはソフトフォンのIP電話を使用することが多い。下記の特許文献1には、使い慣れたハンドセットを、ソフトフォンにおいて接続可能とする技術が開示されている。
特開平10−340181号公報
ところで、上記特許文献1の技術では、自席に設置してあるデスクトップ端末でソフトフォンが実現されている場合、その端末に接続されているハンドセットのケーブルが伸びる範囲でなければIP電話による通話はできない。そのため、自席を離れて自由に場所を変えてIP電話を行うことはできない。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、自席から離れた場所であってもIP電話による通信を行うことができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決するための手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、IPネットワークを介して音声通信を行うIP電話システムであって、
ユーザが操作するユーザコンピュータと、
IPネットワークを介して音声通信を行うハンドセットと
を備え、
前記ユーザコンピュータは、
前記ハンドセットのIPアドレスを保持するアドレス保持部と、
ユーザの発信操作を受け付ける発信操作受付部と、
前記発信操作受付部によってユーザの発信操作が受け付けられた場合に、IPテレフォニーサーバを介して着信先のIP電話機との間で呼を確立した後に、着信先のIP電話機の情報をIPネットワークを介して前記ハンドセットに通知し、前記IPテレフォニーサーバを介して着信を受けた場合に、発信元のIP電話機との間で呼を確立した後に、発信元のIP電話機の情報をIPネットワークを介して前記ハンドセットへ送信する呼制御部と
を有し、
前記ハンドセットは、
マイクと、
スピーカと、
フックスイッチと、
前記ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して着信先のIP電話機の情報を受信した場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該着信先のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力し、
前記ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して発信元のIP電話機の情報を受信した場合に、前記スピーカから呼び出し音を出力し、前記フックスイッチが操作された場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該発信元のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力する音声通信部と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、自席から離れた場所であってもIP電話による通信を行うことができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係るIP電話システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。 第1の実施形態におけるユーザコンピュータ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるハンドセット30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 ハンドセット30の外観の一例を説明するための概念図である。 第1の実施形態においてハンドセット30によるユーザコンピュータ20への登録動作の一例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態におけるユーザコンピュータ20からの発信動作の一例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態におけるユーザコンピュータ20への着信動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態におけるユーザコンピュータ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるハンドセット30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態においてハンドセット30によるユーザコンピュータ20への登録動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態におけるハンドセット30からの発信動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態におけるハンドセット30への着信動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るIP電話システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。IP電話システム10は、ユーザコンピュータ20およびハンドセット30を備える。
本実施形態において、IPテレフォニーサーバ11およびユーザコンピュータ20は、LAN(Local Area Network)12に接続されている。ハンドセット30は、ユーザコンピュータ20と同一のLAN12に接続されて使用される場合もあれば、ユーザコンピュータ20が接続しているLAN12とは異なるLAN15に接続されて使用される場合もある。本実施形態において、LAN12とLAN15とは、WAN13を介して接続されている。
ユーザコンピュータ20は、ユーザの自席に設置され、ユーザからの操作に応じてIPテレフォニーサーバ11を介して発信処理を実行し、通話相手のIP電話機14との間で呼を確立し、呼の確立をハンドセット30に通知する。また、IPテレフォニーサーバ11から着信を受けた場合、ユーザコンピュータ20は当該着信をハンドセット30に通知し、ハンドセット30から着信への応答を受信した場合に、通話相手のIP電話機14との間で呼を確立し、呼の確立をハンドセット30に通知する。
ハンドセット30は、LANに接続された場合に、自身に割り当てられたIPアドレスをユーザコンピュータ20に通知する。そして、ユーザコンピュータ20から呼の確立を通知された場合、ハンドセット30は、呼が確立された通信相手のIP電話機14との間で、例えばRTP(Real-time Transport Protocol)等を用いて音声通信を実行する。
また、ユーザコンピュータ20は、ユーザコンピュータ20に接続されている入力装置を介してユーザから発信の操作を受け付けることもできるが、ユーザコンピュータ20は、TC(シンクライアント)サーバの機能を有しており、ネットワークを介してTC端末16から入力された発信の操作に応じて、発信処理を実行することも可能である。
例えば、ハンドセット30がハンドセット30aのように、ユーザコンピュータ20と同一のLAN12に接続され、ユーザコンピュータ20の近傍で使用される場合には、ユーザは、ユーザコンピュータ20を操作して発信の操作をユーザコンピュータ20に入力することで、ハンドセット30aにより通信相手のIP電話機14との間で通話を行うことができる。
また、ハンドセット30がハンドセット30bのように、ユーザコンピュータ20とは異なるLAN15に接続され、ユーザコンピュータ20から離れた場所で使用される場合には、ユーザは、TC端末16を操作してユーザコンピュータ20に発信の操作を入力することで、ハンドセット30bにより通信相手のIP電話機14との間で通話を行うことができる。
図2は、第1の実施形態におけるユーザコンピュータ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態におけるユーザコンピュータ20は、通信部200、TCサーバ部201、アドレス取得部202、呼制御部203、発信操作受付部204、ハンドセット情報保持部205、アドレス保持部206、およびユーザデータ保持部207を有する。
ハンドセット情報保持部205は、呼の確立を通知する対象となるハンドセット30の識別情報を予め保持している。本実施形態において、ハンドセット情報保持部205が保持しているハンドセット30の識別情報は、例えばハンドセット30のMAC(Media Access Control)アドレスである。アドレス保持部206は、ハンドセット30から通知されたハンドセット30のIPアドレスを保持する。ユーザデータ保持部207は、電話帳や発信履歴、着信履歴など、ユーザ固有のデータを保持する。
通信部200は、LAN12を介して他の機器と通信を行い、他の機器から受信したデータをTCサーバ部201、アドレス取得部202、または呼制御部203へ送り、アドレス取得部202または呼制御部203から受け取ったデータを、LAN12を介して他の機器へ送信する。
アドレス取得部202は、LAN12を介してハンドセット30からブロードキャストされた、IPアドレスおよびMACアドレスを含む登録要求を受信した場合に、ハンドセット情報保持部205を参照し、当該登録要求に含まれているMACアドレスがハンドセット情報保持部205が保持しているMACアドレスと同一であれば、当該登録要求に含まれているIPアドレスをアドレス保持部206に保持させる。なお、アドレス保持部206が他のIPアドレスを保持している場合、アドレス取得部202は、当該登録要求に含まれているIPアドレスで、アドレス保持部206が保持しているIPアドレスを更新させる。
発信操作受付部204は、ユーザコンピュータ20に接続されている入力装置を介してユーザからの発信操作を受け付け、受け付けた発信操作を呼制御部203へ送る。なお、発信操作受付部204は、発信操作において、受け付けた通話相手の電話番号、ユーザデータ保持部207内の電話帳および発着信履歴等のデータを、ユーザコンピュータ20に接続されている表示装置に表示するようにしてもよい。
TCサーバ部201は、LAN12を介したTC端末16からの要求に応じてアプリケーションを実行し、実行結果を示す画面データを作成し、作成した画面データをLAN12を介してTC端末16へ送信する。また、TCサーバ部201は、TC端末16から受信した発信操作を呼制御部203へ送る。なお、TCサーバ部201は、発信操作において、受け付けた通話相手の電話番号、ユーザデータ保持部207内の電話帳および発着信履歴等のデータを表示する画面データを、LAN12を介してTC端末16へ送信するようにしてもよい。
呼制御部203は、TCサーバ部201または発信操作受付部204から発信操作を受け取った場合に、LAN12を介してIPテレフォニーサーバ11と通信し、通信相手のIP電話機14との間で、例えばSIP(Session Initiation Protocol)等を用いて呼を確立する。
呼が確立された場合、呼制御部203は、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206から取得し、通信相手のIP電話機14の情報等を含む、確立された呼の情報を、LAN12を介してハンドセット30へ送信する。そして、ハンドセット30から呼の切断を要求された場合、呼制御部203は、通信相手のIP電話機14との間で、例えばSIP等を用いてIPテレフォニーサーバ11を介して呼の切断処理を実行する。
また、IPテレフォニーサーバ11を介して着信を受けた場合、呼制御部203は、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206から取得し、LAN12を介してハンドセット30に着信を通知する。そして、ハンドセット30から着信への応答を受信した場合、呼制御部203は、IPテレフォニーサーバ11を介して発信元のIP電話機14との間で、例えばSIP等を用いて呼を確立し、確立された呼の情報を、LAN12を介してハンドセット30へ送信する。呼の切断については、発信の場合と同様である。
図3は、第1の実施形態におけるハンドセット30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。ハンドセット30は、通信部31、アドレス通知部32、音声通信部33、ネットワークアドレス保持部34、スピーカ35、マイク36、およびフックスイッチ37を有する。
ネットワークアドレス保持部34は、ユーザコンピュータ20が属するネットワークのアドレスを予め保持している。通信部31は、ハンドセット30がLANに接続された場合に、その旨をアドレス通知部32に通知する。本実施形態において、通信部31は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバによって、ハンドセット30が接続されたLAN上のIPアドレスを割り当てられる。
通信部31は、割り当てられたIPアドレスを送信元アドレスとして、ハンドセット30が接続されたLAN12またはLAN15を介して他の機器と通信を行い、他の機器から受信したデータを音声通信部33へ送り、アドレス通知部32または音声通信部33から受け取ったデータを、LAN12またはLAN15を介して他の機器へ送信する。
アドレス通知部32は、ハンドセット30がLANに接続された旨を通信部31から通知された場合に、ハンドセット30に割り当てられたIPアドレスおよびハンドセット30のMACアドレスを含む登録要求を作成する。そして、アドレス通知部32は、ネットワークアドレス保持部34に保持されているネットワークアドレスを抽出し、抽出したアドレスのネットワークへ、作成した登録要求をブロードキャストする。ハンドセット30が属していないネットワークへブロードキャストする方法としては、例えば指示ブロードキャスト(Directed Broadcast)やマルチキャストなどが考えられる。
音声通信部33は、LAN12またはLAN15を介してユーザコンピュータ20から、着信を通知された場合に、スピーカ35を介して呼び出し音を出力する。そして、フックスイッチ37によりオフフックの操作がなされると、音声通信部33は、スピーカ35による呼び出し音の出力を停止して、応答を示す信号をLAN12またはLAN15を介してユーザコンピュータ20へ送信する。
また、音声通信部33は、LAN12またはLAN15を介してユーザコンピュータ20から、確立された呼に関する情報を受信した場合に、通信相手のIP電話機14との間でRTPによる通信路を確立する。そして、音声通信部33は、確立した通信路を介して音声データを受信し、受信した音声データをデコードしてスピーカ35へ出力する。また、音声通信部33は、マイク36を介して取得した音声を音声データに符号化し、確立した通信路を介して当該音声データを通信相手のIP電話機14へ送信する。
また、フックスイッチ37によりオンフックの操作がなされた場合、音声通信部33は、終話を要求する信号をLAN12またはLAN15を介してユーザコンピュータ20へ送信する。
図4は、ハンドセット30の外観の一例を説明するための概念図である。ハンドセット30には、スピーカ300、フックスイッチ301、マイク302、およびコネクタ303が設けられる。LANケーブルがコネクタ303に接続されることにより、ハンドセット30はLANに接続する。
図5は、第1の実施形態においてハンドセット30によるユーザコンピュータ20への登録動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、ハンドセット30がLAN12またはLAN15に接続されると、通信部31がLANへの接続を検出し(S100)、アドレス通知部32は、ユーザコンピュータ20が属するネットワークへ登録要求をブロードキャストする(S101)。
ブロードキャストにより登録要求を受け取ったユーザコンピュータ20は、当該登録要求に含まれているMACアドレスがハンドセット情報保持部205が保持しているMACアドレスと同一であることを検出し(S102)、当該登録要求に含まれているIPアドレスをアドレス保持部206に保持させる(S103)。そして、アドレス取得部202は、登録完了をハンドセット30に通知する(S104)。
これにより、ユーザコンピュータ20は、ハンドセット30のIPアドレスを認識することができ、着信や確立された呼の情報をハンドセット30へ送信することができる。
図6は、第1の実施形態におけるユーザコンピュータ20からの発信動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、発信操作受付部204がユーザコンピュータ20の入力装置を介してユーザからの発信操作を受け付けた場合、または、ユーザコンピュータ20のTCサーバ部201がTC端末16を介してユーザからの発信操作を受け付けた場合(S200)、呼制御部203は、IPテレフォニーサーバ11を介して、通話相手のIP電話機14との間で呼を確立する(S201〜S208)。
より詳しく説明すると、呼制御部203は、発信操作で示される通話相手のIP電話機14の電話番号を含むINVITEリクエストをIPテレフォニーサーバ11へ送る(S201)。IPテレフォニーサーバ11は、受信したINVITEリクエストを通話相手のIP電話機14へ転送し(S202)、100 Tryingレスポンスをユーザコンピュータ20へ送信する(S203)。
そして、通話相手のIP電話機14は、呼び出し音を鳴らし、180 RingingレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信し(S204)、IPテレフォニーサーバ11は、受信した180 Ringingレスポンスをユーザコンピュータ20へ送信する(S205)。
そして、通話相手のIP電話機14のユーザがオフフック操作を行うと、通話相手のIP電話機14は、200 OKレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信し(S206)、IPテレフォニーサーバ11は、受信した200 OKレスポンスをユーザコンピュータ20へ送信する(S207)。これにより、ユーザコンピュータ20の呼制御部203は、呼が確立されたことを認識する。
次に、呼制御部203は、通信相手のIP電話機14の情報等を含む、確立された呼の情報をハンドセット30へ送信する(S208)。ハンドセット30の音声通信部33は、通信相手のIP電話機14との間でRTPによる通信路を確立し、確立した通信路を介して音声データを送受信することにより音声通信を実行する(S209)。
そして、ハンドセット30から終話を行う場合、フックスイッチ37によりオンフックの操作がなされることで、音声通信部33は、終話を要求する信号をユーザコンピュータ20へ送信する(S210)。ユーザコンピュータ20の呼制御部203は、BYEリクエストをIPテレフォニーサーバ11へ送る(S211)。
IPテレフォニーサーバ11は、受信したBYEリクエストを通話相手のIP電話機14へ転送する(S212)。通話相手のIP電話機14は、終話処理を行って、200 OKレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信する(S213)。IPテレフォニーサーバ11は、受信した200 OKレスポンスをユーザコンピュータ20へ転送する(S214)。
図7は、第1の実施形態におけるユーザコンピュータ20への着信動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、発信元のIP電話機14は、ユーザからの操作に応じて、着信先であるユーザコンピュータ20の電話番号を含むINVITEリクエストをIPテレフォニーサーバ11へ送る(S300)。IPテレフォニーサーバ11は、受信したINVITEリクエストをユーザコンピュータ20へ転送し(S301)、100 TryingレスポンスをIP電話機14へ送信する(S302)。
ユーザコンピュータ20の呼制御部203は、着信を示す情報をハンドセット30に通知する(S303)。ハンドセット30の音声通信部33は、スピーカ35を介して呼び出し音を出力し(S304)、呼び出し中を示す信号をユーザコンピュータ20へ送信する(S305)。
ユーザコンピュータ20の呼制御部203は、180 RingingレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信し(S306)、IPテレフォニーサーバ11は、受信した180 RingingレスポンスをIP電話機14へ送信する(S307)。そして、フックスイッチ37の操作により音声通信部33がオフフックを検出すると(S308)、スピーカ35による呼び出し音の出力を停止して、応答を示す信号をユーザコンピュータ20へ送信する(S309)。
ユーザコンピュータ20の呼制御部203は、200 OKレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信することにより呼を確立する(S310)。IPテレフォニーサーバ11は、受信した200 OKレスポンスをIP電話機14へ送信する(S311)。そして、呼制御部203は、発信元のIP電話機14の情報等を含む、確立された呼の情報をハンドセット30へ送信する(S312)。
ハンドセット30の音声通信部33は、発信元のIP電話機14との間でRTPによる通信路を確立し、確立した通信路を介して音声データを送受信することにより音声通信を実行する(S313)。なお、終話処理については、図6と同様であるため説明を省略する。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態のIP電話システム10によれば、自席から離れた場所であってもハンドセット30を用いてIP電話による通信を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態では、ユーザコンピュータ20が呼制御を実施したが、本実施形態では、ハンドセット30が呼制御を実施する点が異なる。
図8は、第2の実施形態におけるユーザコンピュータ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態におけるユーザコンピュータ20は、通信部200、TCサーバ部201、アドレス取得部202、発信操作受付部204、ハンドセット情報保持部205、アドレス保持部206、ユーザデータ保持部207、呼制御情報通知部208、および呼制御情報保持部209を有する。なお、以下に説明する点を除き、図8において、図2と同じ符号を付した構成は、図2における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
呼制御情報保持部209は、IPテレフォニーサーバ11を介してIP電話による発着信を行うために必要な情報である呼制御情報を予め保持している。呼制御情報としては、例えば、IPテレフォニーサーバ11のIPアドレスや、ハンドセット30に割り当てられている電話番号などである。アドレス取得部202は、LAN12を介して受信した登録要求に含まれているIPアドレスをアドレス保持部206に保持させた場合に、その旨を呼制御情報通知部208に通知する。
発信操作受付部204は、ユーザコンピュータ20に接続されている入力装置を介してユーザから発信操作を受け付けた場合に、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206から取得し、受け付けた発信操作で示される通話相手のIP電話機14の電話番号等を含む発信情報をハンドセット30へ送信する。TCサーバ部201は、TC端末16から発信操作を受信した場合に、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206から取得し、TC端末16から受信した発信操作をハンドセット30へ送信する。
呼制御情報通知部208は、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206に保持させた旨をアドレス取得部202から通知された場合に、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206から取得し、呼制御情報保持部209に保持されている呼制御情報をハンドセット30へ送信する。
図9は、第2の実施形態におけるハンドセット30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。ハンドセット30は、通信部31、アドレス通知部32、音声通信部33、ネットワークアドレス保持部34、スピーカ35、マイク36、フックスイッチ37、および呼制御部38を有する。なお、以下に説明する点を除き、図9において、図3と同じ符号を付した構成は、図3における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
呼制御部38は、通信部31を介してユーザコンピュータ20から呼制御情報を受信した場合に、当該呼制御情報に含まれている電話番号およびIPテレフォニーサーバ11のアドレスを参照して、ハンドセット30に割り当てられたIPアドレスおよび電話番号を登録するための登録要求を、通信部31を介してIPテレフォニーサーバ11へ送信する。
また、呼制御部38は、通信部31を介してユーザコンピュータ20から発信操作を受信した場合に、通信部31を介してIPテレフォニーサーバ11と通信し、通信相手のIP電話機14との間で、例えばSIP等を用いて呼を確立する。呼が確立された場合、呼制御部38は、通信相手のIP電話機の情報等を含む、確立された呼の情報を、音声通信部33に通知する。そして、音声通信部33から呼の切断を要求された場合、呼制御部38は、通信相手のIP電話機との間で、例えばSIP等を用いてIPテレフォニーサーバ11を介して呼の切断処理を実行する。
また、IPテレフォニーサーバ11を介して着信を受けた場合、呼制御部38は、音声通信部33に着信を通知する。そして、音声通信部33から着信への応答を受信した場合、呼制御部38は、IPテレフォニーサーバ11を介して発信元のIP電話機との間で、例えばSIP等を用いて呼を確立し、確立された呼の情報を、音声通信部33に通知する。呼の切断については、発信の場合と同様である。
音声通信部33は、呼制御部38から着信を通知された場合に、スピーカ35を介して呼び出し音を出力する。そして、フックスイッチ37によりオフフックの操作を受け付けた場合、音声通信部33は、スピーカ35による呼び出し音の出力を停止して、応答を示す信号を呼制御部38に通知する。
また、音声通信部33は、呼制御部38から、確立された呼に関する情報を受信した場合に、通信相手のIP電話機14との間でRTPによる通信路を確立する。そして、音声通信部33は、確立した通信路を介して音声データを受信し、受信した音声データをデコードしてスピーカ35へ出力する。また、音声通信部33は、マイク36を介して取得した音声を音声データに符号化し、確立した通信路を介して当該音声データを通信相手のIP電話機14へ送信する。
また、フックスイッチ37によりオンフックの操作を受け付けた場合、音声通信部33は、終話を要求する信号を呼制御部38に通知する。
図10は、第2の実施形態においてハンドセット30によるユーザコンピュータ20への登録動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、ハンドセット30がLAN12またはLAN15に接続されると、通信部31がLANへの接続を検出し(S400)、アドレス通知部32は、ユーザコンピュータ20が属するネットワークに、登録要求をブロードキャストする(S401)。
ブロードキャストにより登録要求を受け取ったユーザコンピュータ20のアドレス取得部202は、当該登録要求に含まれているMACアドレスがハンドセット情報保持部205が保持しているMACアドレスと同一であることを検出し(S402)、当該登録要求に含まれているIPアドレスをアドレス保持部206に保持させる(S403)。
そして、アドレス取得部202は、ハンドセット30のIPアドレスをアドレス保持部206から取得し、呼制御情報保持部209に保持されている呼制御情報をハンドセット30へ送信する(S404)。ハンドセット30の呼制御部38は、受信した呼制御情報に含まれている電話番号およびIPテレフォニーサーバ11のアドレスに基づいて、ハンドセット30に割り当てられたIPアドレスおよび電話番号を登録するための登録要求を、IPテレフォニーサーバ11へ送信する(S405)。
IPテレフォニーサーバ11は、ハンドセット30のIPアドレスと電話番号を対応付けてデータベースに登録する(S406)。これにより、IPテレフォニーサーバ11は、ハンドセット30への着信をハンドセット30に転送することができる。
図11は、第2の実施形態におけるハンドセット30からの発信動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、発信操作受付部204がユーザコンピュータ20の入力装置を介してユーザからの発信操作を受け付けた場合、または、ユーザコンピュータ20のTCサーバ部201がTC端末16を介してユーザからの発信操作を受け付けた場合(S500)、受け付けた発信操作で示される情報を含む発信情報を、ハンドセット30へ送信する(S501)。ハンドセット30の呼制御部38は、受信した発信情報に基づいて、通話相手のIP電話機14との間で呼を確立する(S502〜S508)。
より詳しく説明すると、呼制御部38は、発信操作で示される通話相手のIP電話機14の電話番号を含むINVITEリクエストをIPテレフォニーサーバ11へ送る(S502)。IPテレフォニーサーバ11は、受信したINVITEリクエストを通話相手のIP電話機14へ転送し(S503)、100 Tryingレスポンスをハンドセット30へ送信する(S504)。
そして、通話相手のIP電話機14は、呼び出し音を鳴らし、180 RingingレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信する(S505)。IPテレフォニーサーバ11は、受信した180 Ringingレスポンスをハンドセット30へ送信する(S506)。
そして、通話相手のIP電話機14のユーザがオフフック操作を行うと、通話相手のIP電話機14は、200 OKレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信し(S507)、IPテレフォニーサーバ11は、受信した200 OKレスポンスをハンドセット30へ送信する(S508)。これにより、ハンドセット30の呼制御部38は、呼が確立されたことを認識する。
次に、呼制御部38は、通信相手のIP電話機14の情報等を含む、確立された呼の情報を音声通信部33に通知する。そして、音声通信部33は、通信相手のIP電話機14との間でRTPによる通信路を確立し、確立した通信路を介して音声データを送受信することにより音声通信を実行する(S509)。
そして、ハンドセット30から終話を行う場合、フックスイッチ37によりオンフックの操作がなされることで、音声通信部33は、終話を呼制御部38に要求し、呼制御部38は、BYEリクエストをIPテレフォニーサーバ11へ送る(S510)。
IPテレフォニーサーバ11は、受信したBYEリクエストを通話相手のIP電話機14へ転送する(S511)。通話相手のIP電話機14は、終話処理を行って、200 OKレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信する(S512)。IPテレフォニーサーバ11は、受信した200 OKレスポンスをハンドセット30へ転送する(S513)。
図12は、第2の実施形態におけるハンドセット30への着信動作の一例を示すシーケンス図である。
まず、発信元のIP電話機14は、ユーザからの操作に応じて、着信先であるハンドセット30の電話番号を含むINVITEリクエストをIPテレフォニーサーバ11へ送る(S600)。IPテレフォニーサーバ11は、受信したINVITEリクエストをハンドセット30へ転送し(S601)、100 TryingレスポンスをIP電話機14へ送信する(S602)。
ハンドセット30の呼制御部38は、着信を示す情報を音声通信部33に通知する。音声通信部33は、スピーカ35を介して呼び出し音を出力し(S603)、呼び出し中を呼制御部38に通知する。呼制御部38は、180 RingingレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信し(S604)、IPテレフォニーサーバ11は、受信した180 RingingレスポンスをIP電話機14へ送信する(S605)。
そして、フックスイッチ37の操作により音声通信部33がオフフックを検出すると(S606)、スピーカ35による呼び出し音の出力を停止して、応答を呼制御部38に通知する。呼制御部38は、200 OKレスポンスをIPテレフォニーサーバ11へ送信することにより呼を確立する(S607)。IPテレフォニーサーバ11は、受信した200 OKレスポンスをIP電話機14へ送信する(S608)。
次に、呼制御部38は、発信元のIP電話機14の情報等を含む、確立された呼の情報を音声通信部33に通知する。そして、音声通信部33は、発信元のIP電話機14との間でRTPによる通信路を確立し、確立した通信路を介して音声データを送受信することにより音声通信を実行する(S609)。なお、終話処理については、図11と同様であるため説明を省略する。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態では、有線ネットワークを例に説明したが、本発明はこれに限られず、各ネットワークは部分的に無線通信により実現されていてもよい。特に、ハンドセット30と、LAN12やLAN15との間の通信は、ハンドセット30の取り扱いの容易さを考慮して、無線LAN等の無線通信により実現されることが好ましい。
また、上記した各実施形態では、ユーザは、ユーザコンピュータ20またはTC端末16を介して、ユーザコンピュータ20またはハンドセット30に発信を指示するが、本発明はこれに限らない。例えば、ハンドセット30にキーパッドや表示画面を設け、ハンドセット30からも発信を指示できるようにしてもよい。また、この場合、ハンドセット30に入力された操作に応じて、ユーザコンピュータ20のユーザデータ保持部207内の電話帳等のデータをハンドセット30の表示画面に表示するようにしてもよい。
また、上記した各実施形態では、自席から離れた場所での発信操作にTC端末16を用いる例を説明しているが、本発明はこれに限られず、ネットワークを介してユーザコンピュータ20を操作することが可能なコンピュータであれば、TC端末16である必要はない。
また、上記した第2の実施形態では、ユーザコンピュータ20に呼制御情報を保持させ、ハンドセット30がLANに接続した場合に、ユーザコンピュータ20からハンドセット30へ呼制御情報を送信するようにしている。これは、ハンドセット30の電話番号やIPテレフォニーサーバ11のIPアドレスが変更された場合を考慮したものであるが、例えば、ハンドセット30の電話番号やIPテレフォニーサーバ11のIPアドレスが変更されないことが分かっている状況では、電話番号やIPテレフォニーサーバ11のIPアドレス等の呼制御情報を予めハンドセット30に保持させるようにしてもよい。
また、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10・・・IP電話システム、11・・・IPテレフォニーサーバ、12・・・LAN、13・・・WAN、14・・・IP電話機、15・・・LAN、16・・・TC端末、20・・・ユーザコンピュータ、200・・・通信部、201・・・TCサーバ部、202・・・アドレス取得部、203・・・呼制御部、204・・・発信操作受付部、205・・・ハンドセット情報保持部、206・・・アドレス保持部、207・・・ユーザデータ保持部、208・・・呼制御情報通知部、209・・・呼制御情報保持部、30・・・ハンドセット、31・・・通信部、32・・・アドレス通知部、33・・・音声通信部、34・・・ネットワークアドレス保持部、35・・・スピーカ、36・・・マイク、37・・・フックスイッチ、38・・・呼制御部、300・・・スピーカ、301・・・フックスイッチ、302・・・マイク、303・・・コネクタ

Claims (6)

  1. IPネットワークを介して音声通信を行うIP電話システムであって、
    ユーザが操作するユーザコンピュータと、
    IPネットワークを介して音声通信を行うハンドセットと
    を備え、
    前記ユーザコンピュータは、
    前記ハンドセットのIPアドレスを保持するアドレス保持部と、
    ユーザの発信操作を受け付ける発信操作受付部と、
    前記発信操作受付部によってユーザの発信操作が受け付けられた場合に、IPテレフォニーサーバを介して着信先のIP電話機との間で呼を確立した後に、着信先のIP電話機の情報をIPネットワークを介して前記ハンドセットに通知し、前記IPテレフォニーサーバを介して着信を受けた場合に、発信元のIP電話機との間で呼を確立した後に、発信元のIP電話機の情報をIPネットワークを介して前記ハンドセットへ送信する呼制御部と
    を有し、
    前記ハンドセットは、
    マイクと、
    スピーカと、
    フックスイッチと、
    前記ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して着信先のIP電話機の情報を受信した場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該着信先のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力し、
    前記ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して発信元のIP電話機の情報を受信した場合に、前記スピーカから呼び出し音を出力し、前記フックスイッチが操作された場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該発信元のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力する音声通信部と
    を有することを特徴とするIP電話システム。
  2. IPネットワークを介して音声通信を行うIP電話システムであって、
    ユーザが操作するユーザコンピュータと、
    IPネットワークを介して音声通信を行うハンドセットと
    を備え、
    前記ユーザコンピュータは、
    前記ハンドセットのIPアドレスを保持するアドレス保持部と、
    ユーザから着信先のIP電話機の情報を含む発信操作を受け付けた場合に、前記アドレス保持部に保持されている前記ハンドセットのIPアドレス宛に、IPネットワークを介して、当該着信先のIP電話機の情報を含む発信情報を送信する発信操作受付部と
    を有し、
    前記ハンドセットは、
    マイクと、
    スピーカと、
    フックスイッチと、
    前記ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して前記発信情報を受信した場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、当該発信情報に含まれている情報に対応する着信先のIP電話機との間で呼を確立し、前記IPテレフォニーサーバを介して着信があった場合に、IPネットワークを介して発信元のIP電話機との間で呼を確立する呼制御部と、
    前記ユーザコンピュータから送信された前記発信情報に応じて、前記呼制御部が呼を確立した場合に、IPネットワークを介して、前記マイクから入力された音声のデータを着信先のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力し、
    前記IPテレフォニーサーバを介した着信に応じて、前記呼制御部が呼を確立した場合に、前記スピーカから呼び出し音を出力し、前記フックスイッチが操作された場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該発信元のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力する音声通信部と
    を有することを特徴とするIP電話システム。
  3. 請求項1または2に記載のIP電話システムであって、
    前記ハンドセットは、
    前記ユーザコンピュータが属するネットワークのアドレスを予め保持するネットワークアドレス保持部と、
    当該ハンドセットがIPネットワークに接続された場合に、当該ハンドセットに割り当てられたIPアドレスおよび当該ハンドセットに予め割り当てられた識別情報を、当該IPネットワークを介して、前記ネットワークアドレス保持部に保持されているアドレスのネットワークへブロードキャスト送信するアドレス通知部と
    をさらに有し、
    前記ユーザコンピュータは、
    呼の確立を通知すべきハンドセットの識別情報を予め保持するハンドセット情報保持部と、
    ブロードキャスト送信されたハンドセットの識別情報を受信した場合に、当該識別情報が前記ハンドセット情報保持部内の識別情報と一致すれば、当該識別情報と共にブロードキャスト送信されたハンドセットのIPアドレスを前記アドレス保持部に保持させるアドレス取得部と
    をさらに有することを特徴とするIP電話システム。
  4. IPネットワークを介して音声通信を行うハンドセットであって、
    マイクと、
    スピーカと、
    フックスイッチと、
    ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して着信先のIP電話機の情報を受信した場合に、IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該着信先のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力し、
    前記ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して発信元のIP電話機の情報を受信した場合に、前記スピーカから呼び出し音を出力し、前記フックスイッチが操作された場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを当該発信元のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力する音声通信部と
    を備えることを特徴とするハンドセット。
  5. IPネットワークを介して音声通信を行うハンドセットであって、
    マイクと、
    スピーカと、
    フックスイッチと、
    ユーザコンピュータから、IPネットワークを介して、着信先のIP電話機の情報を含む発信情報を受信した場合に、IPテレフォニーサーバを介して、当該発信情報に含まれている情報に対応する着信先のIP電話機との間で呼を確立し、前記IPテレフォニーサーバを介して着信があった場合に、IPネットワークを介して発信元のIP電話機との間で呼を確立する呼制御部と、
    前記ユーザコンピュータから送信された前記発信情報に応じて、前記呼制御部が呼を確立した場合に、IPネットワークを介して、前記マイクから入力された音声のデータを着信先の通IP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力し、
    前記IPテレフォニーサーバを介した着信に応じて、前記呼制御部が呼を確立した場合に、前記スピーカから呼び出し音を出力し、前記フックスイッチが操作された場合に、前記IPテレフォニーサーバを介して、前記マイクから入力された音声のデータを発信元のIP電話機へ送信すると共に、当該IP電話機から受信したデータに基づく音声を前記スピーカから出力する音声通信部と
    を備えることを特徴とするハンドセット。
  6. 請求項4または5に記載のハンドセットであって、
    前記ユーザコンピュータが属するネットワークのアドレスを予め保持するネットワークアドレス保持部と、
    当該ハンドセットがIPネットワークに接続された場合に、当該ハンドセットに割り当てられたIPアドレスおよび当該ハンドセットに予め割り当てられた識別情報を、当該IPネットワークを介して、前記ネットワークアドレス保持部に保持されているアドレスのネットワークへブロードキャスト送信するアドレス通知部と
    をさらに備えることを特徴とするハンドセット。
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