JP2012174396A - 固体高分子形燃料電池発電システム - Google Patents

固体高分子形燃料電池発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012174396A
JP2012174396A JP2011032978A JP2011032978A JP2012174396A JP 2012174396 A JP2012174396 A JP 2012174396A JP 2011032978 A JP2011032978 A JP 2011032978A JP 2011032978 A JP2011032978 A JP 2011032978A JP 2012174396 A JP2012174396 A JP 2012174396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel gas
water
gas
amount
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011032978A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Nakagawa
慶一 中川
Eiki Ito
栄基 伊藤
Takuya Moriga
卓也 森賀
Setsuo Omoto
節男 大本
Mitsuyoshi Iwata
光由 岩田
Toshihiro Tani
俊宏 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2011032978A priority Critical patent/JP2012174396A/ja
Publication of JP2012174396A publication Critical patent/JP2012174396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】スタックから排出されるガス流量の異常な低下を不具合なく把握することができる固体高分子形燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】演算制御装置160が、タイマ及びレベルセンサ143,153からの情報に基づいて、単位時間当たりの実回収水量W1を算出する一方、タイマ及び電流計161からの情報に基づいて、単位時間当たりの生成水量W2を算出すると共に、平均電流値Atに対応して予め設定されているガス1,2の排出量G1を呼び出して、タイマ及び温度センサ162〜165並びに圧力センサ166〜169からの情報及び前記排出量G1に基づいて、単位時間当たりの正常時凝縮水量W4を算出し、生成水量W2及び正常時凝縮水量W3に基づいて、単位時間当たりの正常時回収水量W4を算出した後、実回収水量W1と正常時回収水量W2とを比較し、その相違量が許容範囲内であるか否か判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体高分子形燃料電池発電システムに関する。
固体高分子形燃料電池は、プロトン伝導性を有する固体高分子電解質を、導電性及びガス透過性を有する燃料極及び酸化極で挟んだセルと、導電性を有すると共に燃料ガス流通部及び酸化ガス流通部を形成されたセパレータとを複数積層したスタックを備え、当該スタックの上記セパレータの上記燃料ガス流通部に水素ガスを含有する燃料ガスが送給されると共に、上記セパレータの上記酸化ガス流通部に酸素ガスを含有する酸化ガスが送給され、上記セルの上記燃料極に当該燃料ガスが供給されると共に、上記酸化極に当該酸化ガスが供給されることにより、当該セルにおいて前記水素ガスと前記酸素ガスとを電気化学的に反応させて、水を発生させると共に電力を発生させることができるようになっている。
このような固体高分子形燃料電池に対して、例えば、燃料ガスとして水素ガスそのものを利用すると共に、酸化ガスとして酸素ガスそのものを利用するようにした発電システムにおいては、上記電気化学反応で消費される上記ガスの量よりも少し余剰(消費量の数%程度)に上記ガスを上記スタックに送給することにより、上記電気化学反応に伴って生成した水を当該スタックの上記ガス流通部に滞留させることなく当該スタックの外部へ排出させると共に、当該スタックから排出された当該ガスから上記水を気水分離器で分離した後、当該ガスの一部をリーク弁から系外へ排出する一方、当該ガスの残りを循環ブロアによって、当該スタックに新たに供給される上記ガスと共に再び供給することにより、当該ガス中の不純物ガスの蓄積を抑制しつつ当該ガスを循環再利用するようにしている。
特開2010−117123号公報
前述したような固体高分子形燃料電池発電システムにおいては、前記循環ブロアや前記リーク弁が何らかの原因で不具合等を起こして、前記スタックから排出される前記ガスの量が少なくなってしまうと、当該スタック内に水が次第に滞留したり、系内に不純物ガスが次第に蓄積したりしてしまい、発電性能(電圧)が著しく低下するようになってしまう。このため、例えば、前記特許文献1等に記載されているように、前記スタックから排出される前記ガスの流量をガス流量計で計測することにより、上記不具合の発生を把握するようにすることが考えられる。
しかしながら、前記スタックの前記ガスの排出ラインにガス流量計を設けると、当該ガス流量計が、当該スタックから排出される前記水や凝縮水等によって不具合を生じてしまったり、当該ガス流体に対する抵抗体となって循環ブロアの消費電力の増大化を招いたりしてしまうという問題がある。
このようなことから、本発明は、スタックから排出されるガス流量の異常な低下を不具合なく把握することができる固体高分子形燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、固体高分子電解質を燃料極及び酸化極で挟んだセルを複数積層したスタックと、前記スタックに燃料ガスを送給する燃料ガス送給手段と、前記スタックに酸化ガスを送給する酸化ガス送給手段と、前記スタックから排出された余剰の前記酸化ガスから水を分離する酸化ガス用気水分離手段と、前記酸化ガス用気水分離手段で前記水を分離された前記酸化ガスの一部を系外へ排出すると共に、当該酸化ガスの残りを前記スタックに再び送給する酸化ガス再利用手段とを備えている固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、前記スタックから外部負荷へ流れる電流量を計測する電流計測手段と、時間を計測するタイマと、前記スタックから排出される前記酸化ガスの温度を計測する排出酸化ガス温度計測手段と、前記スタックから排出される前記酸化ガスの圧力を計測する排出酸化ガス圧力計測手段と、前記酸化ガス用気水分離手段で前記水を分離される前記酸化ガスを冷却する酸化ガス冷却手段と、前記酸化ガス冷却手段で冷却された前記酸化ガスの温度を計測する冷却酸化ガス温度計測手段と、前記酸化ガス冷却手段で冷却された前記酸化ガスの圧力を計測する冷却酸化ガス圧力計測手段と、前記酸化ガス用気水分離手段で回収された水の量を計測する酸化ガス用回収水量計測手段とを備えると共に、前記タイマ及び前記酸化ガス用回収水量計測手段からの情報に基づいて、前記酸化ガス用気水分離手段で回収される単位時間当たりの酸化ガス側の実回収水量を算出する一方、前記タイマ及び前記電流計測手段からの情報に基づいて、前記スタック内で生成した単位時間当たりの酸化ガス側の生成水量を算出すると共に、単位時間当たりの平均電流値に対応して予め設定されている、前記スタックから排出される単位時間当たりの前記酸化ガスの排出量を呼び出して、前記タイマ、前記排出酸化ガス温度計測手段、前記排出酸化ガス圧力計測手段、前記冷却酸化ガス温度計測手段、前記冷却酸化ガス圧力計測手段からの情報及び前記酸化ガスの前記排出量に基づいて、前記酸化ガス冷却手段で冷却されて凝縮する単位時間当たりの酸化ガス側の正常時凝縮水量を算出し、酸化ガス側の前記生成水量及び前記正常時凝縮水量に基づいて、前記酸化ガス用気水分離手段に回収される単位時間当たりの酸化ガス側の正常時回収水量を算出した後、酸化ガス側の前記実回収水量と前記正常時回収水量とを比較し、その相違量が許容範囲内であるか否か判断する演算制御手段を備えていることを特徴とする。
また、前述した課題を解決するための、第二番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、固体高分子電解質を燃料極及び酸化極で挟んだセルを複数積層したスタックと、前記スタックに燃料ガスを送給する燃料ガス送給手段と、前記スタックに酸化ガスを送給する酸化ガス送給手段と、前記スタックから排出された余剰の前記燃料ガスから水を分離する燃料ガス用気水分離手段と、前記燃料ガス用気水分離手段で前記水を分離された前記燃料ガスの一部を系外へ排出すると共に、当該燃料ガスの残りを前記スタックに再び送給する燃料ガス再利用手段とを備えている固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、前記スタックから外部負荷へ流れる電流量を計測する電流計測手段と、時間を計測するタイマと、前記スタックから排出される前記燃料ガスの温度を計測する排出燃料ガス温度計測手段と、前記スタックから排出される前記燃料ガスの圧力を計測する排出燃料ガス圧力計測手段と、前記燃料ガス用気水分離手段で前記水を分離される前記燃料ガスを冷却する燃料ガス冷却手段と、前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの温度を計測する冷却燃料ガス温度計測手段と、前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの圧力を計測する冷却燃料ガス圧力計測手段と、前記燃料ガス用気水分離手段で回収された水の量を計測する燃料ガス用回収水量計測手段とを備えると共に、前記タイマ及び前記燃料ガス用回収水量計測手段からの情報に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段で回収される単位時間当たりの燃料ガス側の実回収水量を算出する一方、前記タイマ及び前記電流計測手段からの情報に基づいて、前記スタック内で生成した単位時間当たりの燃料ガス側の生成水量を算出すると共に、単位時間当たりの平均電流値に対応して予め設定されている、前記スタックから排出される単位時間当たりの前記燃料ガスの排出量を呼び出して、前記タイマ、前記排出燃料ガス温度計測手段、前記排出燃料ガス圧力計測手段、前記冷却燃料ガス温度計測手段、前記冷却燃料ガス圧力計測手段からの情報及び前記燃料ガスの前記排出量に基づいて、前記燃料ガス冷却手段で冷却されて凝縮する単位時間当たりの燃料ガス側の正常時凝縮水量を算出し、燃料ガス側の前記生成水量及び前記正常時凝縮水量に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段に回収される単位時間当たりの燃料ガス側の正常時回収水量を算出した後、燃料ガス側の前記実回収水量と前記正常時回収水量とを比較し、その相違量が許容範内であるか否か判断する演算制御手段を備えていることを特徴とする。
第三番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、第一番目の発明において、前記スタックから排出される前記燃料ガスの温度を計測する排出燃料ガス温度計測手段と、前記スタックから排出される前記燃料ガスの圧力を計測する排出燃料ガス圧力計測手段と、前記燃料ガス用気水分離手段で前記水を分離される前記燃料ガスを冷却する燃料ガス冷却手段と、前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの温度を計測する冷却燃料ガス温度計測手段と、前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの圧力を計測する冷却燃料ガス圧力計測手段と、前記燃料ガス用気水分離手段で回収された水の量を計測する燃料ガス用回収水量計測手段とを備えると共に、前記演算制御手段が、さらに、前記タイマ及び前記燃料ガス用回収水量計測手段からの情報に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段で回収される単位時間当たりの燃料ガス側の実回収水量を算出する一方、前記タイマ及び前記電流計測手段からの情報に基づいて、前記スタック内で生成した単位時間当たりの燃料ガス側の生成水量を算出すると共に、単位時間当たりの平均電流値に対応して予め設定されている、前記スタックから排出される単位時間当たりの前記燃料ガスの排出量を呼び出して、前記タイマ、前記排出燃料ガス温度計測手段、前記排出燃料ガス圧力計測手段、前記冷却燃料ガス温度計測手段、前記冷却燃料ガス圧力計測手段からの情報及び前記燃料ガスの前記排出量に基づいて、前記燃料ガス冷却手段で冷却されて凝縮する単位時間当たりの燃料ガス側の正常時凝縮水量を算出し、燃料ガス側の前記生成水量及び前記正常時凝縮水量に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段に回収される単位時間当たりの燃料ガス側の正常時回収水量を算出した後、燃料ガス側の前記実回収水量と前記正常時回収水量とを比較し、その相違量が許容範内であるか否か判断するものであることを特徴とする。
第四番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、第一番目又は第三番目の発明において、前記演算制御手段は、酸化ガス側の前記相違量が許容範囲外である場合、酸化ガス側の警告情報を出力するものであることを特徴とする。
第五番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、第二番目又は第三番目の発明において、前記演算制御手段が、燃料ガス側の前記相違量が許容範囲外である場合、燃料ガス側の警告情報を出力するものであることを特徴とする。
第六番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、第一番目、第三番目、第四番目の発明のいずれかにおいて、前記酸化ガスが、純度99%以上の酸素ガスであることを特徴とする。
第七番目の発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、第二番目、第三番目、第五番目の発明のいずれかにおいて、前記燃料ガスが、純度99%以上の水素ガスであることを特徴とする。
本発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムによれば、スタックのガス排出ラインにガス流量計を設けなくても、気水分離手段で回収された回収水量から、前記ガス再利用手段の不具合の発生を把握することができるので、スタックから排出されるガス流量の異常な低下を不具合なく把握することが簡単にできる。
本発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムの主な実施形態の概略構成図である。 図1の固体高分子形燃料電池発電システムの主要部の制御ブロック図である。 図1の固体高分子形燃料電池発電システムの主要制御フロー図である。
本発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムの実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
本発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムの主な実施形態を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、プロトン伝導性を有する固体高分子電解質を、導電性及びガス透過性を有する燃料極及び酸化極で挟んだセルと、導電性を有すると共に燃料ガス流通部及び酸化ガス流通部を形成されたセパレータとを複数積層したスタック110の燃料ガス受入口には、燃料ガスである純度99%以上の水素ガス1を送給する水素ガスボンベ121がバルブ122を介して連結されている。前記スタック110の酸化ガス受入口には、酸化ガスである純度99%以上の酸素ガス2を送給する酸素ガスボンベ131がバルブ132を介して連結されている。前記スタック110には、当該スタック110の内部に温調水4を循環させる温調手段である温調器111が接続されている。
前記スタック110の燃料ガス排出口は、燃料ガス用気水分離手段である気水分離器141の受入口に接続している。前記気水分離器141のガス送出口は、循環ブロア124の受入口に接続している。前記循環ブロア124の送出口は、前記バルブ122と前記スタック110の燃料ガス受入口との間に接続している。前記気水分離器141と前記循環ブロア124との間には、当該間を流通するガスを系外へ排出するリーク弁125が設けられている。
前記スタック110の酸化ガス排出口は、酸化ガス用気水分離手段である気水分離器151の受入口に接続している。前記気水分離器151のガス送出口は、循環ブロア134の受入口に接続している。前記循環ブロア134の送出口は、前記バルブ132と前記スタック110の酸化ガス受入口との間に接続している。前記気水分離器151と前記循環ブロア134との間には、当該間を流通するガスを系外へ排出するリーク弁135が設けられている。
前記気水分離器141の下部には、排水弁142が接続されている。前記気水分離器141には、内部の水3の下限位置と上限位置とを検出するレベルセンサ143が設けられており、上記排水弁142は、当該気水分離器141内の水3の液面が、上限位置に達すると、当該レベルセンサ143からの信号により、当該気水分離器141内から水3を排出するように開放すると共に、下限位置に達すると、当該レベルセンサ143からの信号により、当該気水分離141内からの水3の排出を停止するように閉鎖するようになっている。前記気水分離器141には、当該気水分離器141の内部を規定の温度にまで冷却するように冷却水5を循環流通させる燃料ガス冷却手段である冷却器144が設けられている。
前記気水分離器151の下部には、排水弁152が接続されている。前記気水分離器151には、内部の水3の下限位置と上限位置とを検出するレベルセンサ153が設けられており、上記排水弁152は、当該気水分離器151内の水3の液面が、上限位置に達すると、当該レベルセンサ153からの信号により、当該気水分離器151内から水3を排出するように開放すると共に、下限位置に達すると、当該レベルセンサ153からの信号により、当該気水分離151内からの水3の排出を停止するように閉鎖するようになっている。前記気水分離器151には、当該気水分離器151の内部を規定の温度にまで冷却するように冷却水5を循環流通させる酸化ガス冷却手段である冷却器154が設けられている。
前記スタック110と当該スタック110に接続する外部負荷Lとの間には、電流計測手段である電流計161が設けられている。前記スタック110の燃料ガス排出口の近傍には、当該スタック110の当該燃料ガス排出口の内部の温度を計測する排出燃料ガス温度計測手段である温度センサ162と、圧力を計測する排出燃料ガス圧力計測手段である圧力センサ166とが配設されている。前記気水分離器141には、当該気水分離器141の内部の温度を計測する冷却燃料ガス温度計測手段である温度センサ163と、圧力を計測する冷却燃料ガス温度計測手段である圧力センサ167とが配設されている。
前記スタック110の酸化ガス排出口の近傍には、当該スタック110の当該酸化ガス排出口の内部の温度を計測する排出酸化ガス温度計測手段である温度センサ164と、圧力を計測する排出酸化ガス圧力計測手段である圧力センサ168とが配設されている。前記気水分離器151には、当該気水分離器151の内部の温度を計測する冷却酸化ガス温度計測手段である温度センサ165と、圧力を計測する冷却酸化ガス圧力計測手段である圧力センサ169とが配設されている。
図2に示すように、前記レベルセンサ143,153、前記電流計161、前記温度センサ162〜165、前記圧力センサ166〜169は、時間を計測するタイマを内蔵する演算制御手段である演算制御装置160の入力部に電気的に接続している。前記演算制御装置160の出力部は、前記温調器111、前記バルブ122,132、前記循環ブロア124,134、前記リーク弁125,135、前記冷却器144,154に電気的に接続すると共に、表示手段である表示装置170に電気的に接続しており、当該演算制御装置160は、当該レベルセンサ143,153、当該電流計161、当該温度センサ162〜165、当該圧力センサ166〜169等からの情報に基づいて、当該温調器111、当該バルブ122,132、当該循環ブロア124,134、当該パージ弁125,135、当該冷却器144,154等の作動を制御することができるようになっている(詳細は後述する)。
なお、本実施形態においては、前記水素ガスボンベ121、前記バルブ122等により燃料ガス送給手段を構成し、前記酸素ガスボンベ131、前記バルブ132等により酸化ガス送給手段を構成し、前記循環ブロア124、前記リーク弁125等により燃料ガス再利用手段を構成し、前記循環ブロア134、前記リーク弁135等により酸化ガス再利用手段を構成し、前記排水弁142、前記レベルセンサ143等により燃料ガス用回収水量計測手段を構成し、前記排水弁152、前記レベルセンサ153等により酸化ガス用回収水量計測手段を構成している。
このような本実施形態に係る固体高分子形燃料電池発電システム100の作動を次に説明する。
前記演算制御装置160に運転開始の指令信号が入力されると、当該演算制御装置160は、前記スタック110内に温調水4を循環流通させるように前記温度センサ162,164等からの情報に基づいて前記温調器111を作動させて当該スタック110の内部を規定の運転温度T1に調整すると共に、前記冷却器144,154の冷却水5を循環流通させるように前記温度センサ163,165等からの情報に基づいて当該冷却器144,154を作動させて前記気水分離器141,151内を規定の冷却温度T2(<T1)に調整する。
くわえて、前記演算制御装置160は、前記リーク弁125,135を規定の開度となるように制御すると共に、前記循環ブロア124,134を規定の吐出力で作動させるように制御し、さらに、前記ボンベ121,131内の前記ガス1,2を前記スタック110の内部に所定量で送給するように前記電流計161及び前記圧力センサ166,168等からの情報に基づいて前記バルブ122,132の開度を制御する。
前記ボンベ121,131からの前記ガス1,2は、前記スタック110の前記セパレータの前記流通部を流通して前記セルに供給されることにより、電気化学的に反応して水3を生成すると共に、電力を発生させる。発生した電力は、外部負荷Lに供給される。
前記セルで上記電気化学反応に寄与せずに残った余剰の前記ガス1,2は、当該電気化学反応で生じた水3と共に前記スタック110から飽和水蒸気状態で排出され、前記気水分離器141,151内に送給されて、上記電気化学反応で生じた水3を分離されると共に、前記冷却器144,145で冷却されることによって、温度低下分(T1−T2)に相当する水蒸気の凝縮した水3も分離された後、その一部が前記リーク弁125,135を介して系外へ排出され、その残りが、前記循環ブロア124,134によって、前記ボンベ121,131からの新たな前記ガス1,2と共に前記スタック110の内部に供給されることにより、不純物ガスの蓄積が抑制されつつ再利用される。
そして、前記気水分離器141,151内に回収された水3が上限位置にまで到達すると、前記排水弁142,152は、前記レベルセンサ143,153からの信号に基づいて、当該気水分離器141,151内の水3を外部へ排出するように開放し、下限位置にまで到達すると、当該未遂分離機141,151内の水3の外部への排出を停止するように閉鎖することにより、当該気水分離器141,151内の水3を定量的に排出する。
このような発電運転と併せて、前記演算制御装置160は、前記タイマ及び前記レベルセンサ143,153からの情報に基づいて、前記気水分離器141,151内からの水3の単位時間当たりの実排出回数Nt、すなわち、前記気水分離器141,151に実際に回収した単位時間当たりの水3の量(実回収水量)W1を算出する(図3中、S1)。
さらに、前記演算制御装置160は、前記タイマ及び前記電流計161からの情報に基づいて、単位時間当たりの平均電流値At、すなわち、前記スタック110内で生成した単位時間当たりの水3の量(生成水量)W2を算出すると共に、上記平均電流値Atに対応して予め設定されている、前記スタック110から排出される単位時間当たりの前記ガス1,2の流量(ガス排出量)G1を呼び出す(図3中、S2)。
次に、前記演算制御装置160は、前記タイマ及び前記温度センサ162〜165並びに前記圧力センサ166〜169からの情報及び前記ガス排出量G1に基づいて、前記気水分離器141,151内で凝縮して生成する単位時間当たりの正常時凝縮水量W3を算出する(図3中、S3)。
続いて、前記演算制御装置160は、前記生成水量W2及び前記正常時凝縮水量W3に基づいて、前記気水分離器141,151内に回収される単位時間当たりの正常時回収水量W4、すなわち、前記気水分離器141,151内からの水3の単位時間当たりの正常時排出回数Nnを算出する(図3中、S4)。
そして、前記演算制御装置160は、前記実回収水量W1と前記正常時回収水量W4とを比較、すなわち、前記実排出回数Ntと前記正常時排出回数Nnとを比較し(図3中、S5)、その相違量が許容範囲内であるか否か判断する(図3中、S6)。
前記演算制御装置160は、上記相違量が許容範囲内である場合には、前記循環ブロア124,134や前記リーク弁125,135が正常に作動していると判断し、前記ステップS1,S2に戻って、上述した演算処理を再び行う。他方、前記演算制御装置160は、上記相違量が許容範囲外である場合には、前記循環ブロア124,134や前記リーク弁125,135の作動に異常を生じていると判断し、警告情報を前記表示装置170に出力し(図3中、S7)、当該表示装置170によって警告する。
つまり、本実施形態に係る固体高分子形燃料電池発電システム100では、前記スタック110から排出される前記ガス1,2が常に飽和水蒸気状態であることから、当該ガス1,2を冷却して凝縮する水3の量を単位時間ごとに求め、外部負荷Lからの要求電力量によって定量的に変動を生じる当該スタック110内での水3の単位時間当たりの生成量及び当該スタック110からの前記ガス1,2の単位時間当たりの排出量を考慮することにより、前記スタック110から正常に排出されるときの水3の単位時間当たりの量と比較できるようにして、当該スタック110から排出される前記ガス1,2の単位時間当たりの量を把握するようにしたのである。
このため、本実施形態に係る固体高分子形燃料電池発電システム100においては、前記スタック110の前記ガス1,2の排出ラインにガス流量計を設けなくても、前記気水分離器141,151からの前記水3の単位時間当たりの排出回数、すなわち、排出頻度から、前記循環ブロア124,134や前記リーク弁125,135の不具合の発生を把握することができる。
したがって、本実施形態に係る固体高分子形燃料電池発電システム100によれば、前記スタック110から排出される前記ガス1,2の流量の異常な低下を不具合なく把握することが簡単にできる。
[他の実施形態]
なお、前述した実施形態においては、前記スタック110から排出される水素ガス1及び酸素ガス2の両方の流量の異常な低下を把握できるようにしたが、本発明はこれに限らず、水素ガス1又は酸素ガス2の一方のみの流量の異常な低下を把握できるようにすることだけも可能である。
本発明に係る固体高分子形燃料電池発電システムは、スタックから排出されるガス流量の異常な低下を不具合なく把握することができるので、各種産業において極めて有益に利用することができる。
1 水素ガス
2 酸素ガス
3 水
4 温調水
5 冷却水
100 固体高分子形燃料電池発電システム
110 スタック
111 温調器
121 水素ガスボンベ
122 バルブ
124 循環ブロア
125 リーク弁
131 酸素ガスボンベ
132 バルブ
134 循環ブロア
135 リーク弁
141 気水分離器
142 排水弁
143 レベルセンサ
144 冷却器
151 気水分離器
152 排水弁
153 レベルセンサ
154 冷却器
160 制御装置
161 電流計
162〜165 温度センサ
166〜169 圧力センサ
170 表示装置
L 外部負荷

Claims (7)

  1. 固体高分子電解質を燃料極及び酸化極で挟んだセルを複数積層したスタックと、
    前記スタックに燃料ガスを送給する燃料ガス送給手段と、
    前記スタックに酸化ガスを送給する酸化ガス送給手段と、
    前記スタックから排出された余剰の前記酸化ガスから水を分離する酸化ガス用気水分離手段と、
    前記酸化ガス用気水分離手段で前記水を分離された前記酸化ガスの一部を系外へ排出すると共に、当該酸化ガスの残りを前記スタックに再び送給する酸化ガス再利用手段と
    を備えている固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記スタックから外部負荷へ流れる電流量を計測する電流計測手段と、
    時間を計測するタイマと、
    前記スタックから排出される前記酸化ガスの温度を計測する排出酸化ガス温度計測手段と、
    前記スタックから排出される前記酸化ガスの圧力を計測する排出酸化ガス圧力計測手段と、
    前記酸化ガス用気水分離手段で前記水を分離される前記酸化ガスを冷却する酸化ガス冷却手段と、
    前記酸化ガス冷却手段で冷却された前記酸化ガスの温度を計測する冷却酸化ガス温度計測手段と、
    前記酸化ガス冷却手段で冷却された前記酸化ガスの圧力を計測する冷却酸化ガス圧力計測手段と、
    前記酸化ガス用気水分離手段で回収された水の量を計測する酸化ガス用回収水量計測手段と
    を備えると共に、
    前記タイマ及び前記酸化ガス用回収水量計測手段からの情報に基づいて、前記酸化ガス用気水分離手段で回収される単位時間当たりの酸化ガス側の実回収水量を算出する一方、
    前記タイマ及び前記電流計測手段からの情報に基づいて、前記スタック内で生成した単位時間当たりの酸化ガス側の生成水量を算出すると共に、単位時間当たりの平均電流値に対応して予め設定されている、前記スタックから排出される単位時間当たりの前記酸化ガスの排出量を呼び出して、
    前記タイマ、前記排出酸化ガス温度計測手段、前記排出酸化ガス圧力計測手段、前記冷却酸化ガス温度計測手段、前記冷却酸化ガス圧力計測手段からの情報及び前記酸化ガスの前記排出量に基づいて、前記酸化ガス冷却手段で冷却されて凝縮する単位時間当たりの酸化ガス側の正常時凝縮水量を算出し、
    酸化ガス側の前記生成水量及び前記正常時凝縮水量に基づいて、前記酸化ガス用気水分離手段に回収される単位時間当たりの酸化ガス側の正常時回収水量を算出した後、
    酸化ガス側の前記実回収水量と前記正常時回収水量とを比較し、その相違量が許容範囲内であるか否か判断する
    演算制御手段を備えている
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
  2. 固体高分子電解質を燃料極及び酸化極で挟んだセルを複数積層したスタックと、
    前記スタックに燃料ガスを送給する燃料ガス送給手段と、
    前記スタックに酸化ガスを送給する酸化ガス送給手段と、
    前記スタックから排出された余剰の前記燃料ガスから水を分離する燃料ガス用気水分離手段と、
    前記燃料ガス用気水分離手段で前記水を分離された前記燃料ガスの一部を系外へ排出すると共に、当該燃料ガスの残りを前記スタックに再び送給する燃料ガス再利用手段と
    を備えている固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記スタックから外部負荷へ流れる電流量を計測する電流計測手段と、
    時間を計測するタイマと、
    前記スタックから排出される前記燃料ガスの温度を計測する排出燃料ガス温度計測手段と、
    前記スタックから排出される前記燃料ガスの圧力を計測する排出燃料ガス圧力計測手段と、
    前記燃料ガス用気水分離手段で前記水を分離される前記燃料ガスを冷却する燃料ガス冷却手段と、
    前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの温度を計測する冷却燃料ガス温度計測手段と、
    前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの圧力を計測する冷却燃料ガス圧力計測手段と、
    前記燃料ガス用気水分離手段で回収された水の量を計測する燃料ガス用回収水量計測手段と
    を備えると共に、
    前記タイマ及び前記燃料ガス用回収水量計測手段からの情報に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段で回収される単位時間当たりの燃料ガス側の実回収水量を算出する一方、
    前記タイマ及び前記電流計測手段からの情報に基づいて、前記スタック内で生成した単位時間当たりの燃料ガス側の生成水量を算出すると共に、単位時間当たりの平均電流値に対応して予め設定されている、前記スタックから排出される単位時間当たりの前記燃料ガスの排出量を呼び出して、
    前記タイマ、前記排出燃料ガス温度計測手段、前記排出燃料ガス圧力計測手段、前記冷却燃料ガス温度計測手段、前記冷却燃料ガス圧力計測手段からの情報及び前記燃料ガスの前記排出量に基づいて、前記燃料ガス冷却手段で冷却されて凝縮する単位時間当たりの燃料ガス側の正常時凝縮水量を算出し、
    燃料ガス側の前記生成水量及び前記正常時凝縮水量に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段に回収される単位時間当たりの燃料ガス側の正常時回収水量を算出した後、
    燃料ガス側の前記実回収水量と前記正常時回収水量とを比較し、その相違量が許容範内であるか否か判断する
    演算制御手段を備えている
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
  3. 請求項1に記載の固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記スタックから排出される前記燃料ガスの温度を計測する排出燃料ガス温度計測手段と、
    前記スタックから排出される前記燃料ガスの圧力を計測する排出燃料ガス圧力計測手段と、
    前記燃料ガス用気水分離手段で前記水を分離される前記燃料ガスを冷却する燃料ガス冷却手段と、
    前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの温度を計測する冷却燃料ガス温度計測手段と、
    前記燃料ガス冷却手段で冷却された前記燃料ガスの圧力を計測する冷却燃料ガス圧力計測手段と、
    前記燃料ガス用気水分離手段で回収された水の量を計測する燃料ガス用回収水量計測手段と
    を備えると共に、
    前記演算制御手段が、さらに、
    前記タイマ及び前記燃料ガス用回収水量計測手段からの情報に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段で回収される単位時間当たりの燃料ガス側の実回収水量を算出する一方、
    前記タイマ及び前記電流計測手段からの情報に基づいて、前記スタック内で生成した単位時間当たりの燃料ガス側の生成水量を算出すると共に、単位時間当たりの平均電流値に対応して予め設定されている、前記スタックから排出される単位時間当たりの前記燃料ガスの排出量を呼び出して、
    前記タイマ、前記排出燃料ガス温度計測手段、前記排出燃料ガス圧力計測手段、前記冷却燃料ガス温度計測手段、前記冷却燃料ガス圧力計測手段からの情報及び前記燃料ガスの前記排出量に基づいて、前記燃料ガス冷却手段で冷却されて凝縮する単位時間当たりの燃料ガス側の正常時凝縮水量を算出し、
    燃料ガス側の前記生成水量及び前記正常時凝縮水量に基づいて、前記燃料ガス用気水分離手段に回収される単位時間当たりの燃料ガス側の正常時回収水量を算出した後、
    燃料ガス側の前記実回収水量と前記正常時回収水量とを比較し、その相違量が許容範内であるか否か判断する
    ものである
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
  4. 請求項1又は請求項3に記載の固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記演算制御手段が、酸化ガス側の前記相違量が許容範囲外である場合、酸化ガス側の警告情報を出力するものである
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
  5. 請求項2又は請求項3に記載の固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記演算制御手段が、燃料ガス側の前記相違量が許容範囲外である場合、燃料ガス側の警告情報を出力するものである
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
  6. 請求項1、請求項3、請求項4のいずれか一項に記載の固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記酸化ガスが、純度99%以上の酸素ガスである
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
  7. 請求項2、請求項3、請求項5のいずれか一項に記載の固体高分子形燃料電池発電システムにおいて、
    前記燃料ガスが、純度99%以上の水素ガスである
    ことを特徴とする固体高分子形燃料電池発電システム。
JP2011032978A 2011-02-18 2011-02-18 固体高分子形燃料電池発電システム Pending JP2012174396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032978A JP2012174396A (ja) 2011-02-18 2011-02-18 固体高分子形燃料電池発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032978A JP2012174396A (ja) 2011-02-18 2011-02-18 固体高分子形燃料電池発電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012174396A true JP2012174396A (ja) 2012-09-10

Family

ID=46977154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011032978A Pending JP2012174396A (ja) 2011-02-18 2011-02-18 固体高分子形燃料電池発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012174396A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014105570A1 (en) * 2012-12-31 2014-07-03 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Fuel cell system with anode recycling

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325780A (ja) * 1993-05-10 1994-11-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池システム
JP2004055287A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Honda Motor Co Ltd 水素パージ制御装置
JP2009136851A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 除水装置及びこれを利用する燃料電池発電システム
JP2009158209A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2010257835A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Ngk Spark Plug Co Ltd 燃料電池システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325780A (ja) * 1993-05-10 1994-11-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池システム
JP2004055287A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Honda Motor Co Ltd 水素パージ制御装置
JP2009136851A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 除水装置及びこれを利用する燃料電池発電システム
JP2009158209A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2010257835A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Ngk Spark Plug Co Ltd 燃料電池システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014105570A1 (en) * 2012-12-31 2014-07-03 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Fuel cell system with anode recycling

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8206863B2 (en) Fuel cell system and its temperature adjusting method
US7687168B2 (en) Fuel cell system for setting predetermined operation state when substitutional value control is impossible
WO2011061817A1 (ja) 燃料電池のセル水分量の状態を判定する方法、その装置、燃料電池のセル水分量の状態を制御する方法、その装置及び燃料電池システム
JP2006236799A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法
US20070218330A1 (en) Fuel Cell System
JP5435320B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
KR20090009274A (ko) 연료전지시스템, 그 제어방법 및 이동체
JP2009152067A (ja) 燃料電池システム
JP2006164562A (ja) 燃料電池システム
JP5229528B2 (ja) 燃料電池システム
JP5899000B2 (ja) 燃料電池システムの漏れ異常判定方法
JP4951862B2 (ja) 燃料電池システム
JP5077636B2 (ja) 燃料電池システム
WO2007116814A1 (ja) 燃料電池システムおよびその制御方法
JP4748381B2 (ja) 異常検出装置
JP2010108815A (ja) 電気化学装置
JP5555994B2 (ja) 燃料電池システム
JP2012174396A (ja) 固体高分子形燃料電池発電システム
JP5660841B2 (ja) 燃料電池発電システム
JP5310739B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008041346A (ja) 燃料電池システム及び排気弁の異常判定方法
JP5619432B2 (ja) 固体高分子形燃料電池発電システム
JP2007220527A (ja) 燃料電池システム
JP2005063801A (ja) 燃料電池システムおよび移動体
JP2005209456A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140909