JP2012174256A - 精密減圧弁 - Google Patents

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諒三 有泉
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Abstract

【課題】一次圧力を所定の二次圧力に設定する減圧弁において、二次圧力の感圧部を設置する。
【解決手段】感圧部は感圧ピストン部材59を介して制御部側に上昇ダイヤフラム61を、ボンネット側に下降ダイヤフラム66を対面位置に設置する。下降ダイヤフラム66の有効径は上昇ダイヤフラム61の有効径より小さく設定する。下降ダイヤフラム66とばね受69の間に調整ばね68を、本体部材51と制御ダイヤフラム16の間にバランスばね58を設置して二次圧力の制御に変化の大きい一次圧力を採用せず、二次圧力を用いる構造として精密な減圧弁を実現する。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
本発明は流体の圧力を所定の圧力に調整する減圧弁に属する。
図1は従来の減圧弁の1例を示す断面図である。
図1において、本体部材1に一次圧力室2と二次圧力室3を設け、本体部材1の内部に弁シ−ト4と軸受5を設置する。更に、主弁体6を弁シ−ト4と軸受5に挿入設置して主弁6aを構成し、主弁ばね7を主弁体6とボトム8の間に配設する。
主弁体6の先端部とリテーナ部材9との接触部は排気弁10を形成する。リテーナ部材9とピストン部材11に連通する排気孔12を設け、二次圧ダイヤフラム13はリテーナ部材9とピストン部材11で挟持される。又、二次圧ダイヤフラム13は本体部材1と排気孔14を設けた本体部材15で挟持され、二次圧ダイヤフラム13と本体部材1で形成する空間を圧力室40とする。制御ダイヤフラム16をピストン部材11に設置して、本体部材15と本体部材17で挟持する。制御ダイヤフラム16と本体部材17で形成する空間を圧力室41とする。本体部材17にはノズル18と可変絞り19及び調整ねじ20が設置される。
調圧ダイヤフラム21をリテーナ部材22とピストン部材23で挟持し、前記ノズル18の先端とリテーナ部材22の接触部はパイロット弁24を構成する。又、ピストン部材23に調圧ばね25と調圧ばね受26を設置し、調圧ダイヤフラム21は、排気孔27が設置されたボンネット28と本体部材17で挟持され、調圧ダイヤフラム21と本体部材17で形成する空間を圧力室42とする。更に、ボンネット28に調圧ノブ29とガイドブッシュ30及び固定ナット31を設置する。
一次圧力室2と圧力室41の間に連通孔45を、二次圧力室3と圧力室40の間に連通孔46を設け、連通孔46と圧力室42の間に連通孔47を設ける。
このような構成のもとに、調圧ノブ29を回転すると調圧ばね25が圧縮されリテーナ部材22がパイロット弁24を閉じて一次圧力室2から連通孔45と可変絞り19を通って圧力室41に導入されていた空気の圧力が上昇する。圧力室41の圧力上昇に伴い制御ダイヤフラム16と主弁体6が下降し、主弁6aが開き一次圧力室2の空気が二次圧力室3へ流入する。二次圧力室3の圧力は、二次圧ダイヤフラム13を加圧して、制御ダイヤフラム16の出力に抗する。同時に二次圧力室3の空気は、連通孔46及び連通孔47を通って圧力室42に流入し、調圧ダイヤフラム21を加圧して、パイロット弁24の微調整を行い、調圧ばね25の圧縮によって発生した設定力に平衡する。
発明が解決しようとする課題
従来の減圧弁は、変動が大きい一次圧力が二次圧力の制御に関与しており精密減圧弁に要求される特性は得られない。
本発明はこのような実態を改善するために創案されたものであり、その目的は精度及び信頼性の向上を実現した精密減圧弁を提供することにある。
課題を解決するための手段
このような課題を解決するための手段を図2、を用いて説明する。
図2において、本体部材1に一次圧力室2と二次圧力室3を設け、本体部材1の内部に弁シート4と軸受5を設置する。主弁体6を弁シ−ト4と軸受5に挿入設置して主弁6aを構成し、主弁ばね7を主弁体6とボトム8の間に配設する。
主弁体6の先端部とリテーナ部材9との接触部は排気弁10を形成する。リテーナ部材9とピストン部材11に連通する排気孔12を設ける。二次圧ダイヤフラム13をリテーナ部材9とピストン部材11で挟持する。二次圧ダイヤフラム13は本体部材1と排気孔14を設けた本体部材15で挟持され、二次圧ダイヤフラム13と本体部材1は、圧力室40を形成する。制御ダイヤフラム16をピストン部材11に設置する。制御ダイヤフラム16は本体部材15と本体部材51で挟持され、本体部材51と制御ダイヤフラム16は圧力室80を形成する。
本体部材51に通気孔52と絞り53を設ける。更に、本体部材51にパイロット弁シート54とパイロット弁体55及びパイロット弁ばね56を配設して、パイロット弁57を構成する。又、本体部材51と制御ダイヤフラム16の間にバランスばね58を設置する。
感圧ピストン部材59にはパイロット弁57の開閉を行う弁棒60を設ける。上昇ダイヤフラム61は感圧ピストン部材59とリテーナ部材62で挟持され、ねじ63で固定される。又、上昇ダイヤフラム61は本体部材51と排気孔64が配設された本体部材65で挟持され、上昇ダイヤフラム61と本体部材51は圧力室81を形成する。
下降ダイヤフラム66は感圧ピストン部材59に設置され、リテーナ部材67で挟持される。調整ばね68はリテーナ部材67とバネ受69の間に設置され、バネ受69の外周部にはシール部材70が配設される。
下降ダイヤフラム66は排気孔71が配設されたボンネット72と本体部材65で狭持され、下降ダイヤフラム66とボンネット72で形成する空間を圧力室82とする。又、ボンネット72には調圧ノブ29とガイドブッシュ30及び固定ナット31が設置される。二次圧力室3と圧力室40の間に連通孔46を設け、圧力室40と圧力室81及び圧力室82の間に連通孔83を配設する構成とする。
以下に、上述してきた本発明の精密減圧弁の動作及び作用の説明を図2を用いて行う。
平常状態では、二次圧力室3の微量の空気がパイロット弁57を出て、通気孔52を通過して圧力室80に入り、絞り53から常時外部へ排気されている。
二次圧力室3の圧力が設定値以下になると、圧力室40と圧力室81及び圧力室82の圧力が低くなる。圧力室40の圧力が低くなると、制御部及び主弁体6が降下して主弁6aが開き、一次圧力室2の空気が二次圧力室3へ流れて二次圧力室3の圧力が回復する。同時に、圧力室81及び圧力室82の圧力が低くなると、有効径が異なる上昇ダイヤフラム61と下降ダイヤフラム66の作用で感圧部の弁棒60が下降してパイロット弁体55を押し下げ、パイロット弁57を開く。圧力室40と圧力室80及び圧力室81の圧力は精密に調整されて、二次圧力室3の圧力は設定値に回復する。
二次圧力が高くなると、圧力室40の圧力で制御部が上昇して排気弁10が開き、設定値以上の二次圧力室3の空気が排気孔12と排気孔14を通って外部に排気される。同時に有効径が異なる上昇ダイヤフラム61と下降ダイヤフラム66の作用で感圧ピストン59の弁棒60が上昇してパイロット弁体55を引き上げ、パイロット弁57を閉じる。圧力室40と圧力室80及び圧力室81の圧力は、鋭敏な感圧部の動作によって精密に調整され、二次圧力室3の圧力は設定値に回復する。
発明の効果
以上詳述したように、本発明は一次圧力を所定の二次圧力に設定する減圧弁において、二次圧力の感圧部を設置する。感圧部は感圧ピストン部材を介して制御部側に上昇ダイヤフラムを、ボンネット側に下降ダイヤフラムを対面位置に設置し、下降ダイヤフラムの有効径は上昇ダイヤフラムの有効径より小さく設定する。下降ダイヤフラムとばね受の間に調整ばねを、本体部材と制御ダイヤフラムの間にバランスばねを設置する構造とすることで、先ず、二次圧力を導入した感圧部は上昇ダイヤフラムと下降ダイヤフラムの作用では、圧力の変化に対して鋭敏かつ精密に動作する。又、感圧部には二次圧力の制御に変化の大きい一次圧力が関与しない。更に、微量の二次圧力室の空気を常時大気に開放する構造で、パイロット弁の動作は鋭敏であり、二次圧力の微細な変化に対応して主弁と排気弁を精密に動作させるので、精密減圧弁の圧力特性、流量特性などの諸特性が優れているという効果が実現できる。
従来の減圧弁を示す概略断面図である。 本発明の精密減圧弁の態様を示す概略断面図である。 本発明の圧力特性及び流量特性図の1例である。
1 本体部材
2 一次圧力室
3 二次圧力室
6 主弁体
6a 主弁
9 リテーナ部材
10 排気弁
11 ピストン部材
13 二次圧ダイヤフラム
15 本体部材
16 制御ダイヤフラム
17 本体部材
18 ノズル
21 調圧ダイヤフラム
22 リテーナ部材
23 ピストン部材
24 パイロット弁
25 調圧ばね
28 ボンネット
40 圧力室
41 圧力室
42 圧力室
45 連通孔
46 連通孔
47 連通孔
51 本体部材
57 パイロット弁
58 バランスばね
59 感圧ピストン部材
61 上昇ダイヤフラム
65 本体部材
66 下降ダイヤフラム
67 リテーナ部材
68 調整ばね
80 圧力室
81 圧力室
82 圧力室
83 連通孔

Claims (5)

  1. 一次圧力を所定の二次圧力に設定する減圧弁において、制御部を介して主弁体の反対側に感圧部が設置されることを特徴とする減圧弁。
  2. 前記感圧部に配置される感圧ピストン部材に、制御部側に上昇ダイヤフラムが配設され、感圧ピストン部材を介して対面位置に下降ダイヤフラムが配設されることを特徴とする減圧弁。
  3. 下降ダイヤフラムの受圧面積は、上昇ダイヤフラムの受圧面積より小さいことを特徴とする減圧弁。
  4. 下降ダイヤフラムに接するリテーナ部材には調整ばねが設置されることを特徴とする減圧弁。
  5. 上昇ダイヤフラム及び下降ダイヤフラムに二次圧力が付加されることを特徴とする減圧弁。
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