JP2010525464A - ガスレギュレータの流れブースト用のカートリッジ - Google Patents

ガスレギュレータの流れブースト用のカートリッジ Download PDF

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Abstract

ガスレギュレータが、アクチュエータと、弁と、通常の動作状態においてアクチュエータの下流側に向けてかつアクチュエータとは反対側に向けて流体を案内または「ブースト」することによりレギュレータの動作効率を向上させるために弁内に配置されたカートリッジとを備えている。このカートリッジは、第一の直径を有した第一の部分と、第一の直径よりも大きな第二の直径を有した第二の部分とを備えている。通常の動作時、第一の部分は、弁体およびカートリッジが弁とアクチュエータとの間の流体の流れを制限する(絞る)ように、実質的に漏洩しない許容差内で、アクチュエータの弁体を受けるようになっている。このことにより、ガスが弁の流出口に向けて案内または「ブースト」されることになる。また、逃がし動作時、カートリッジの第二の部分が、弁体を受け、ガスをアクチュエータに向けて自由に流すことを可能とするようになっている。

Description

関連出願相互参照
下記の米国特許仮出願の各々の優先権を主張するものである。これらの特許の全内容は本明細書において参照することにより援用するものとする:2007年4月20日に出願された第60/913、115号;2007年4月20日に出願された第60/913、109号;2007年4月20日に出願された第60/913,135号。
本発明は、ガスレギュレータに関し、特に閉ループ制御を行うアクチュエータを備えたガスレギュレータに関する。
典型的なガス分配システムが供給するガスの圧力は、システムに課される需要、天候、供給源および/または他の要因に応じて変わる場合がある。しかしながら、加熱炉、オーブンなどのガス器具を備えるエンドユーザ施設の殆どが、所定の圧力に応じて、また、ガスレギュレータの最大容量以下でガスが供給されることを必要とする。したがって、供給されるガスがエンドユーザ設備の要求を満たすことを保証するために、ガス分配システムの中にガスレギュレータが組み入れられている。一般的に、従来のガスレギュレータは、供給されたガスの圧力を検出および制御するための閉ループ制御アクチュエータを備えている。
閉ループ制御に加えて、従来のガスレギュレータによっては逃がし弁を備えている場合もある。逃がし弁は、たとえばレギュレータまたは流体分配システムの他の構成部品が故障したときの過剰な圧力を防止するように構成されている。したがって、供給圧力が所定の閾値圧力を超える場合、逃がし弁は、ガスの少なくとも一部を大気に排出するよう開弁し、これによりシステム内の圧力を降下させる。
図1および図1Aには、一つの従来のガスレギュレータ10が示されている。通常、レギュレータ10はアクチュエータ12とレギュレータ弁14とを備えている。レギュレータ弁14には、たとえばガス分配システムからガスを受け取るための流入口16と、一または複数の器具を備えている工場、レストラン、アパートなどのエンドユーザ施設にガスを供給するための流出口18とが形成されている。また、レギュレータ弁14は、流入口と流出口との間に配置される弁ポート36を備えている。ガスがレギュレータ弁14の流入口16と流出口18との間を移動するためには弁ポート36を通り抜けなければならない。
アクチュエータ12はレギュレータ弁14に結合され、レギュレータ弁14の流出口18における圧力、すなわち流出圧が所望の流出圧または制御圧力に従ったものであることを保証するようになっている。したがって、アクチュエータ12は、弁口部34およびアクチュエータ口部20を通じて、レギュレータ弁14と連通している。アクチュエータ12は、レギュレータ弁14の流出圧を検出および調節するための制御組立体22を備えている。詳細にいえば、制御組立体22は、ダイヤフラム24と、ピストン32と、弁体28を有した制御アーム26とを有している。従来の弁体28は、略円筒状の本体25と、この本体25に固定されたシール用挿入部材29とを有している。また、弁の本体25は、図1Aに示されているような、弁の本体に一体成形された環状のフランジ31をさらに有していてもよい。ダイヤフラム24は、レギュレータ弁14の流出圧を感知するようになっている。制御組立体22は制御バネ30をさらに有している、この制御バネ30は、ダイヤフラム24の上側と係合し、感知された流出圧を相殺するようになっている。したがって、所望の流出圧、いわゆる制御圧力は、制御バネ30の選択により設定されることとなる。
ダイヤフラム24は、制御アーム26に作用可能に結合されているので、弁体28は、感知された流出圧に基づいてレギュレータ弁14の開度をピストン32を通じて制御する。たとえば、エンドユーザが加熱炉などの器具を操作し、この器具がレギュレータ10の下流側のガス分配システムに要求を伝えると、流出口の流量が増えて流出圧が降下する。したがって、ダイヤフラム24は、降下した流出圧を感知することになる。これにより、制御バネ30が伸び、図1の配置においてピストン32および制御アーム26の右側を下方に向けて移動させる。この制御アーム26の変位により、弁体28が弁ポート36とは反対側に向けて移動され、レギュレータ弁14が開弁される。図1Aには、正常に開弁した動作位置におかれている弁体28が示されている。このように配置されると、器具は、ガスを弁ポート36を通してレギュレータ弁14の流出口18の方に向けて引くことが可能となる。
従来のレギュレータ10では、弁ポート36を開くように制御アーム26を変位させるとき、制御バネ30は、その固有の特性として、圧縮前の長さに戻るように伸びるにつれ、生成する力が小さくなる。また、制御バネ30が伸びるにつれてダイヤフラム24が変形し、これによりダイヤフラム24の面積が大きくなる。この動作状況では、制御バネ30により付与される力が小さくなることと、ダイヤフラム24の面積が大きくなることとが組み合わさって、制御バネによって付与される力とダイヤフラムによって生成される力との適切なバランスがとれなくなってしまい、流出口の制御圧力がユーザによって当初設定された制御圧力よりも小さくなってしまうようレギュレータが反応してしまう。この現象は「ドループ」として知られている。「ドループ」が生じると、流出圧は設定された制御圧力を下回ることになるため、レギュレータ10は意図されるようには機能しなくなってしまうおそれがある。
図1に示されている従来のレギュレータ10では、前述したように、制御組立体22が逃がし弁としてさらに機能する。詳細にいえば、制御組立体22は逃がしバネ40と放出弁42とをさらに備えている。ダイヤフラム24は、その中央部を貫通する開口44を有しており、ピストン32はシールカップ38を有している。逃がしバネ40は、通常の運転時、ピストン32とダイヤフラム24との間に配置され、シールカップ38に対抗してダイヤフラム24を付勢し、開口44を閉鎖するようになっている。たとえば制御アーム26に破損等の故障が生じると、制御組立体22は、もはや弁体28を直接に制御することはなく、流入口の流れが弁体28を極端な開弁位置へと押しやることになる。このことにより、最大の量のガスがアクチュエータ12の中に流れ込むことが可能となる。したがって、ガスがアクチュエータ12を満たすにつれて、ダイヤフラム24に対抗する圧力が立ち、ダイヤフラム24がシールカップ38から離れるように押され、これにより開口44が開放されることとなる。したがって、ガスは、ダイヤフラム24の開口44を通り抜け、放出弁42に向けて流れる。図2に示されているように、放出弁42は、弁体46と、閉弁位置に向けて弁体46を付勢する放出バネ54とを有している。アクチュエータ12内の放出弁42の近傍の圧力が所定の閾値圧力に達すると、弁体46は、逃がしバネ54の付勢に対抗して上方に向けて変位して開き、これによりガスを大気中に排出し、レギュレータ10における圧力を降下させる。
ある用途に用いるための弁ポートを選択する場合、技術者には、設定された制御圧力で流れ容量を最大化する一方で、「ドループ」の量を最小限に抑えるという課題が課せられる。一般にこの課題は、弁ポート等のレギュレータ10のさまざまな側面を設計または選択することによって達成されるが、これら競合する利害間の妥協の産物となる。逃がし弁によって大気中に逃がすガスの量を制限するために、技術者は、しばしば、必要な流れ容量を満足させる入手可能な最も小さなポートを選択する。
本発明は、レギュレータ弁とアクチュエータとを備えたレギュレータを提供している。レギュレータ弁は弁箱とカートリッジとを有している。弁箱は流入口と流出口とを有している。アクチュエータは、弁箱に結合され、弁体を含む制御要素を有している。弁体は、弁箱内に摺動可能に配置され、閉弁位置と開弁位置との間で変位するように構成されている。カートリッジは弁箱内に設けられ、略中空円筒状の部材を備え、この円筒部材は側面を貫通するアパーチャを有している。より詳細にいえば、カートリッジは、第一の直径の側壁を有する第一の部分と、第一の直径よりも大きな第二の直径の側壁を有する第二の部分とを備えている。また、一実施形態では、略円錐台形状の遷移部が第一の部分と第二の部分との間に延設されている。一実施形態にかかるアパーチャは、カートリッジの第一の部分を貫通するよう配置され、弁の流出口に向けられている。
レギュレータのさらなる態様によれば、弁箱は、流入口および流出口に対して垂直となっている開口を形成する口部を有している。この実施形態では、カートリッジの第二の部分は口部の開口内に設けられている。
また、少なくとも一実施形態において、カートリッジの第二の部分は、口部の開口内に着脱可能に設けられていてもよい。
他の実施形態において、カートリッジは、流体を弁箱の流出口に案内するため、アパーチャに隣接して設けられた導管部を有していてもよい。
本発明の他の実施形態は、レギュレータ弁と該レギュレータ弁の口部に接続されたアクチュエータとを有するガスレギュレータに用いるカートリッジを備えている。カートリッジは、第一のモード、即ち通常動作モードの間、レギュレータを流れる流体の流れをレギュレータ弁の流出口に向け、かつアクチュエータとは反対側に向けて案内するように構成されている。カートリッジの一実施形態は、第一の部分と、第二の部分と、開口と、流入口とを有している。第一の部分は第一の直径を有している。第二の部分は、第一の部分と軸線方向に並ぶように設けられ、第一の直径よりも大きな第二の直径を有している。第二の部分は、レギュレータ弁の口部により設けられるよう構成されている。開口は第一の部分を貫通して設けられ、カートリッジをガスレギュレータ内に設置するときに開口によりレギュレータ弁を流れる流体が流出口に向けて案内されるようになっている。
従来のレギュレータを示す垂直断面図である。 図1のレギュレータのレギュレータ弁を示す垂直断面図である。 本発明の一実施形態に従って製造されたレギュレータの垂直断面図であって、開弁位置にある弁体を示している。 図2のレギュレータの垂直断面図であって、通常動作位置にある弁体を示している。 図3のレギュレータのレギュレータ弁を示す垂直断面図である。 図2および図3のレギュレータ弁の垂直断面図であって、全開位置にあるレギュレータ弁を示している。 本発明の他の実施形態に従って製造された、図2および図3のレギュレータのレギュレータ弁を示す垂直断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に従って製造された、図2および図3のレギュレータのレギュレータ弁を示す垂直断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に従って製造された、図2および図3のレギュレータのレギュレータ弁を示す垂直断面図である。
図2および図3には、本発明の一実施形態に従って製造されたガスレギュレータ100が示されている。通常、ガスレギュレータ100はアクチュエータ102とレギュレータ弁104とを備えている。たとえば、レギュレータ弁104は、ガス分配システムからガスを受け取るための流入口106と、一または複数の器具を有する施設にガスを供給するための流出口108とを備えている。アクチュエータ102は、レギュレータ弁104に結合されており、また、制御要素127を有する制御組立体122を備えている。第一の動作モード、即ち通常動作モードの間、制御組立体122は、レギュレータ弁104の流出口108の圧力、すなわち流出圧を検出し、流出圧が所定の制御圧力とほぼ等しくなるように制御要素127の位置を制御する。また、システムに故障が発生すると、レギュレータ100は逃がし機能を実行するようになっており、当該機能は、図1および図1Aに示したレギュレータ10に関して前述している逃がし機能におおむね類似している。
図2をさらに参照すると、レギュレータ弁104には、喉部110および弁口部112が形成されている。喉部110は、流入口106と流出口108との間に配置されている。弁ポート136は、喉部110に配置されており、弁ポート136には、流入口150および流出口152を有する孔部148が形成されている。ガスは、レギュレータ弁104の流入口106と流出口108との間を移動するためには、弁ポート136の孔部148を通り抜けなければならない。弁ポート136は、レギュレータ弁104から取外し可能であり、直径または構造が異なる孔部を有した別の弁ポートと取り替えて、レギュレータ弁104の動作特性および流れ特性を特定の用途に合わせることができる。開示されている実施形態では、弁口部112には開口114が形成され、開口114は、レギュレータ弁104の流入口106および流出口108の軸線に対して略垂直の軸線に沿って配置されている。
アクチュエータ102は、ハウジング116と、前述した制御組立体122とを有している。ハウジング116は、たとえば複数の締結部材で相互に固定される上側ハウジング部材116aおよび下側ハウジング部材116bを有している。下側ハウジング部材116bには、制御キャビティ118およびアクチュエータ口部120が形成されている。アクチュエータ102とレギュレータ弁104との間を連通させるために、アクチュエータ口部120はレギュレータ弁104の弁口部112に接続されている。開示されている実施形態では、レギュレータ100は、口部112,120同士を固定するカラー111を備えている。上側ハウジング部材116aには、逃がしキャビティ134および排気ポート156が形成されている。上側ハウジング部材116aには更に、制御組立体122の一部を収容するタワー部158が形成されている。
制御組立体122は、ダイヤフラムサブアセンブリ121と、弁体サブアセンブリ123と、放出弁142とを有している。ダイヤフラムサブアセンブリ121は、ダイヤフラム124と、ピストン132と、制御バネ130と、逃がしバネ140と、組合せバネ座164と、逃がしバネ座166と、制御バネ座160と、ピストンガイド159とを有している。
さらに具体的にいえば、ダイヤフラム124は、円盤状ダイヤフラムから成り、その中央部を貫通して開口144が形成されている。ダイヤフラム124は、可撓性を有するとともに実質的に気密性を有した材料から製造されており、その周囲は、ハウジング116の上側ハウジング部材116aと下側ハウジング部材116bとの間にシールを形成して固定される。したがって、ダイヤフラム124は逃がしキャビティ134を制御キャビティ118から分離することとなる。
組合せバネ座164は、ダイヤフラム124の上に配置されている。また、組合せバネ座164には、ダイヤフラム124の開口144と同軸に配置される開口170が形成されている。図2に示されているように、組合せバネ座164は制御バネ130および逃がしバネ140を支持する。
開示されている実施形態に係るピストン132は、概して細長い棒状の部材から成り、当該部材はシールカップ138と、ヨーク172と、ネジ部174と、ガイド部175とを有している。シールカップ138は、凹状且つ略円盤状であり、ピストン132の中央部を中心とする円周方向に延び、ダイヤフラム124の真下に配置されている。ヨーク172は、弁体サブアセンブリ123の一部に接続するカップラ135を収容するよう構成されたキャビティを有しており、前述したようにダイヤフラムサブアセンブリ121と弁体サブアセンブリ123との間の接続を可能にしている。
ピストン132のガイド部175およびネジ部174は、ダイヤフラム124および組合せバネ座164の開口144、170をそれぞれ通り抜けるよう配置されている。ピストン132のガイド部175がピストンガイド159のキャビティ内に摺動可能に配置されているため、ピストン132が制御組立体122のその他の部分に対して軸線方向に位置決めされている状態を維持することができる。逃がしバネ140、逃がしバネ座166およびナット176は、ピストン132のネジ部174に配置されている。ナット176は、組合せバネ座164と逃がしバネ座166と間で逃がしバネ140を保持する。制御バネ130は、前述したように組合せバネ座164の上であって、上側ハウジング部材116aのタワー部158の内部に配置されている。制御バネ座160は、タワー部158内でネジ止めされ、組合せバネ座164に対抗して制御バネ130を圧縮するようになっている。開示されている実施形態では、制御バネ130および逃がしバネ140は圧縮コイルバネから成る。したがって、制御バネ130は上側ハウジング部材116aに対して固定され、組合せバネ座164およびダイヤフラム124に下向きの力を付与する。逃がしバネ140は組合せバネ座164に対して固定され、逃がしバネ座166に上向きの力を付与し、この力はピストン132に付与されることになる。開示されている実施形態では、制御バネ130により生成される力は、タワー部158内の制御バネ座160の位置を調節することにより調節可能となっているので、レギュレータ100の制御圧力も調節可能となる。
制御バネ130は、ダイヤフラム124により感知される制御キャビティ118内の圧力に対抗して動作する。記載のように、この圧力は、レギュレータ弁104の流出口108に存在する圧力と同一の圧力である。したがって、制御バネ130により付与される力により、流出圧がレギュレータ100における所望の圧力、即ち制御圧力に設定される。ダイヤフラムサブアセンブリ121は、前述したように、ピストン132のヨーク172とカップラ135とを通じて、弁体サブアセンブリ123に作用可能に結合されている。
詳細にいえば、弁体サブアセンブリ123は制御アーム126と弁棒ガイド162とを有している。制御アーム126は、弁棒178と、レバー180と、制御要素127とを有している。開示されている実施形態にかかる制御要素127は弁体128から構成されている。また、開示されている実施形態では、図2に示されているように、弁体128は、弁ポート136をシールするためのシール板129を有している。シール板129は、たとえば接着剤または他の手段を用いて、弁体128のその他の部分に取り付けられるようになっていてもよい。シール板129は、弁体128のその他の部分と同一のまたは異なる材質から製造されてもよい。たとえば、一実施形態では、シール板129はポリマー製のシール板129から構成されてもよい。
弁棒178、レバー180および弁体128は、別々に製造され、組み立てられ、制御アーム126を成す。詳細にいえば、弁棒178は、略直線状のロッドであり、当該ロッドは鼻部178aと、開示されている実施形態では略矩形状の凹部178bとを有している。レバー180は、わずかに湾曲したロッドであり、支点端部180aと、自由端部180bとを有している。支点端部180aは、下側ハウジング部材116bにより支持されている回転ピン186を受容するアパーチャ184を有している。また、支点端部180aはナックル部187を更に備え、ナックル部187は、断面視楕円形状であり、弁棒178の凹部178b内に配置されている。自由端部180bは、ピストン132のヨーク172に取り付けられているカップラ135の頂部135aとピン135bとの間に受容される。このように、カップラ135は、弁体サブアセンブリ123をダイヤフラムサブアセンブリ121に作用可能に接続するようになっている。
弁棒ガイド162は、略円筒状の外側部162aと、略円筒状の内側部162bと、これらの外側部162aと内側部162bとを接続する複数の放射状のウェブ162cとを有している。弁棒ガイド162の外側部162aは、レギュレータ弁104および下側ハウジング部材116bの口部112,120内に嵌合するように設計及び構成されている。内側部162bは、制御アーム126の弁棒178を摺動可能に保持するように設計及び構成されている。したがって、弁棒ガイド162は、レギュレータ弁104、アクチュエータハウジング116および制御組立体122、さらに具体的には制御組立体122の制御アーム126の弁棒178が位置決めされた状態を維持するよう機能する。
図3Aおよび図4を参照すると、制御要素127の弁体128は、弁棒178の喉部178a上にスナップ式に嵌合されるように構成されたカラー193を有している。弁体128はシール面188を有している。開示されている実施形態では、シール板129にはシール面188が設けられている。
さらに図3Aおよび図4を参照すると、レギュレータ100の本実施形態は、レギュレータ弁104内に配置されたカートリッジ200を有している。カートリッジ200は、第一の部分202と、第二の部分204と、遷移部206と、導管部208とを有している。第一の部分202および第二の部分204は、略円筒形状であり、同軸上に並ぶように設けられている。第一の部分202は、概して厳しい公差の範囲内で制御組立体122の弁体128を受容するように設計された内径D1を有している。一実施形態では、弁体128は、カートリッジ200の第一の部分202内に受容されうる。本明細書で用いられる場合、用語「摺動可能に受容」は、弁体128が第一の部分202の内径D1に接触することを要さず、むしろ弁体128と第一の部分202との間における接触がない、周期的な接触のみがある、僅かな接触のみがある等の形態を全て含むことを意図したものである。それにもかかわらず、弁体128が第一の部分202内に摺動可能に受容されるとき、弁ポート136を流れる流体のうちのごく少量の流体しか弁体128とカートリッジ200との間を通過することができない。弁体128は、アクチュエータ102に向けた流体の流れを遮断、制限または実質的に阻止するように効率的に機能する。第二の部分204は、第一の部分202の内径D1より大きな内径D2を有しているので、弁体128は第二の部分204の中に摺動可能に受容されることはない。
遷移部206は、第一の部分202と第二の部分204との間に軸線方向に並ぶように配置されている。遷移部206も第一の部分202および第二の部分204と同軸上に並ぶように設けられている。さらに、開示されている実施形態にかかる遷移部206は、略円錐台状(テーパ形状と言い換えてもよい)であり、第二の部分204から第一の部分202の方に向けて先細になっている。
開示されている実施形態では、カートリッジ200の第一の部分202は、その側壁を貫通するアパーチャ210が形成されている。このように、導管部208は、アパーチャ210に隣接して配置され、カートリッジ200のその他の部分とは反対側に延出している。アパーチャ210および導管部208は、図3Aおよび図4にD3として示されるように、その直径がほぼ等しい。開示の実施形態では、アパーチャ210および導管部208の直径D3は、カートリッジ200の第一の部分202および第二の部分204それぞれの直径D1およびD2よりも小さくなっている。
記載のように、カートリッジ200の第二の部分204は、レギュレータ弁104の口部112内に配置されている。より詳細にいえば、カートリッジ200の第二の部分204の円筒状の外面は、口部112の開口114に接触している。したがって、カートリッジ200は、当該カートリッジが異なるカートリッジと交換可能となりうるようにまたはレギュレータ100をカートリッジ無しで動作させうるように、レギュレータ弁104内に着脱可能に配置されてもよい。
カートリッジ200が設置されると、第一の部分202、第二の部分204および遷移部206には、レギュレータ弁104の弁ポート136と口部112との間に矢印F1が示す方向に向かう第一の流路が形成される。さらに、カートリッジ200のアパーチャ210および導管部208には、レギュレータ弁104の弁ポート136と流出口108との間に矢印F2が示す方向に向かう第二の流路が形成される。開示の実施形態では、第一の流路Flおよび第二の流路F2は互いに直交している。
図2には、閉弁位置におかれた制御要素27を備えた本実施形態に係るレギュレータ100が示されている。したがって、制御要素127は、シール面188が弁ポート136の流出口152にシールを形成して係合するように、カートリッジ200の第一の部分202内に摺動可能に配置されている。この場合、ガスは、弁ポート136およびレギュレータ弁104を通り抜けて流れることがない。これが達成されるのは、ハウジング116の制御キャビティ118内の圧力に対応する圧力であってダイヤフラム124により感知される圧力である流出圧が、制御バネ130によって付与される力よりも大きいためである。したがって、流出圧により、ダイヤフラム124、ピストン132および弁体128が閉弁位置へと押される。
しかしながら、ガス分配システムに動作要求がなされる、たとえばユーザが加熱炉、ストーブなどの器具の操作をし始めると、当該器具は、レギュレータ100の制御キャビティ118からガス流を引き出すことにより、ダイヤフラム124により感知される圧力を降下させる。ダイヤフラム124により感知される圧力が降下するに従って、ダイヤフラム124に作用する制御バネの力と流出圧の力との間における力の釣り合いが崩れ、その結果、制御バネ130が伸び、ダイヤフラム124およびピストン132をハウジング116に対して下方に相対変位させる。これにより、レバー180が回転ピン186を中心として時計回り方向に回転し、これにより、ナックル部187が弁棒178内の凹部178bに対して相対回転する。これにより、弁棒178および制御要素127が弁ポート136の流出口152から遠ざかるように移動し、レギュレータ弁104が開弁される。
図3および図3Aには、一例ではあるが、通常の動作位置にある制御要素127を有するダイヤフラムサブアセンブリ121が示されている。詳細にいえば、制御要素127は、弁ポート36から離れてカートリッジ200内のアパーチャ210の領域内へと移動する。しかしながら、制御要素127は、カートリッジ200の第一の部分202内に少なくとも部分的に留まる。
この場合、ガス分配システムは、制御バネ130により設定される制御圧力でレギュレータ弁104を通して下流側の器具にガスを供給することができるようになる。また、ダイヤフラムサブアセンブリ121は、レギュレータ弁104の流出圧を感知し続ける。流出圧が制御圧力とほぼ等しいままである限り、制御組立体122はこの同じ通常位置に弁体128を維持する。しかしながら、流出口の流量、すなわち要求量が減少し、これにより制御バネ130により設定された制御圧力を上回るまで流出圧が上昇した場合、ダイヤフラム124は、流出圧の上昇を感知し、制御バネ130の付勢力に対抗して上向きに移動する。また、流出口の流量、すなわち要求量が増大し、それによって制御圧力を下回る流出圧が降下した場合、ダイヤフラム124は、流出圧の降下を感知し、バネ130が、ダイヤフラム124およびピストン132を下向きに付勢し、レギュレータ弁104を開く。このように、流出圧、即ち制御圧力が少しズレると、制御組立体122は、それに反応し、ズレに応じたぶんだけ弁体128の位置を調節するようになっている。
制御バネ130が伸びて制御要素127を変位させることにより弁ポート136を開弁するにつれて、制御バネ130が生成する力が小さくなり、ダイヤフラム124の面積が広くなる。図1および図1Aを参照して前述した従来のレギュレータ10では、このバネ力の減少およびダイヤフラム面積の増大により、ダイヤフラム24のバランスを保つのに必要となる流出圧の大きさが減少し、これによりダイヤフラム24が実際の流出圧よりも低い圧力を感知することとなる。これにより、制御組立体22が弁ポート36をさらに開き、レギュレータ弁14の流出圧が制御圧力未満にまで下げられる。この現象は「ドループ」として知られている。
しかしながら、開示の実施形態に係るレギュレータ弁104はカートリッジ200を備えている。カートリッジ200は、システムに「ブースト」を与えることにより「ドループ」を削減するように構成されている。詳細にいえば、前述したように、第一の動作モードまたは動作条件の間、制御要素127は、図3および3Aに示されているように、カートリッジ200の第一の部分202内に位置している。この位置では、制御要素127の直径がカートリッジ200の第一の部分202の直径D1よりも僅かしか小さくないので、制御要素127およびカートリッジ200は、口部112内の開口114を実質的に閉じることにより、ガスが口部112を通ってアクチュエータ102の中へ流れないようにしている。もっと正確にいえば、カートリッジ200の第一の部分202および制御要素127は、ガスの流れをカートリッジ200のアパーチャ210および導管部208に向け、最終的にはレギュレータ弁104の流出口108へ案内するようにしている。特筆すべきは、このように構成されると、カートリッジ200の第一の部分202によって提供される制限(restriction)に起因してカートリッジ182が見かけ上低い圧力または誤った圧力をダイヤフラム124に感知させうる点である。ダイヤフラム124で圧力が低く感知されるため、制御バネ130はダイヤフラム124を下向きに付勢し、これにより、弁ポート136がさらに開かれることになる。これにより、弁104を通って流出口に流れるガスの流量が増え、流出口108の流出口の制御圧力が上昇する。したがって、開示の本発明の実施形態に係るカートリッジ200は、本来生じる「ドループ」を相殺するための「ブースト(boost)」を実現している。
システムに故障が生じた場合、開示の実施形態に係る制御要素127はレギュレータ100の逃がし機能に影響を与えることはない。より正確にいえば、図6に示されているように、第二のモード、即ち故障動作モードでは、制御要素127は、レギュレータ100に圧抜きを提供するための全開位置へ移動する。第二の部分204は、制御要素127と同様にカートリッジ200の第一の部分202よりも大きな直径を有している。したがって、ガスは、カートリッジ200の第二の部分204を通り抜けかつ制御要素127の周囲を流れてアクチュエータ102へと流れていく。第二の部分204の直径が大きいため、流れは、実質的に制限されることなくアクチュエータへと流れ、弁104の流出圧と実質的に等しい圧力をダイヤフラム124に作用することになる。したがって、ピストン132および密閉用カップ138を最下方位置に移動させることになる。この場合、カートリッジ200の第二の部分204の大きな直径は、たとえば図3Aに記載の位置にある間、流れに対する制限(絞り)を最小限に抑え、放出弁142の構造により予め定められているような圧抜きをレギュレータ弁104の流出口108に提供する。
たとえば、いったん制御キャビティ118内の圧力が逃がしバネ140によって設定された逃がし圧力を越えると、この圧力は、ダイヤフラム124および組合せバネ座164を上向きに押し、これにより逃がしバネ座166に対抗して逃がしバネ140を圧縮する。次いで、これにより、ダイヤフラム124がピストン132のシールカップ138から離脱し、ガスが開口144、170を通ってダイヤフラム124上の逃がしキャビティ134内へと流れる。逃がしキャビティ134がガスで充填されると、その圧力が上昇する。
逃がしキャビティ134内の圧力が所定の放出圧力を超えると、放出弁142は、開弁し、図1に示されている従来のレギュレータ10に関して前述した排気ポート156を通して大気中にガスを排出する。詳細にいえば、図2および図3に示されているように、放出弁142は弁体146と放出バネ154とを有している。放出弁142は、ハウジング116の上側ハウジング部材116a内の排出ポート156に隣接する部分に収容されている。さらに具体的にいえば、排気ポート156は、鉛直部156aと水平部156bとを有するL字形のキャビティを備えている。鉛直部156aは、逃がしキャビティ134と連通している。水平部156bは大気に開放されている。鉛直部156aは、放出弁142を収容しており、また、弁座面198を形成している。したがって、放出バネ154は、排気ポート156の弁座面198に対抗して閉弁位置へ弁体146を付勢していることになる。
このため、本発明に従って製造されたレギュレータおよび/またはカートリッジは、レギュレータ100内の圧抜きの性能に対して悪い影響を及ぼすことなく、弁ポート136を流れるガスの流れをレギュレータ弁104の流出口108に向け、かつアクチュエータ102とは反対側に向けて案内することによって、「ドループ」を相殺する、又は発生しないようにする効果を奏する。さらに、複数の交換可能なカートリッジは、さまざまな特定の用途に対してレギュレータ100を調整可能になるという効果を奏しうる。たとえば、交換可能なカートリッジの各々が第一の部分、第二の部分ならびに/またはアパーチャおよび導管部に対して異なる寸法を有するように構成されてもよい。したがって、本発明は、本明細書に記載のレギュレータ100および/またはカートリッジ200に限定されるものではなく、より正確にいえば添付の請求項の技術範囲および技術思想に含まれる変形および代替構成を網羅することを意図したものである。
たとえば図2〜図4を参照して本明細書に記載されているカートリッジ200はレギュレータ弁104から分離された構成部材として記載されているが、レギュレータ弁304の他の実施形態は、レギュレータ弁304とカートリッジ部300とが一つの部材として成形されている図5に記載の一体成形されたカートリッジ部300を備えていてもよい。すなわち、カートリッジ部300はレギュレータ弁304と一体成形されている。図5に記載のレギュレータ弁304は、一体成形されたカートリッジ部300を有していること以外は、前述のレギュレータ弁104と同等である。このように、一体成形されたカートリッジ部300は、前述のカートリッジ200と略同一なので、制御要素127と組み合わされると、「ブースト」を提供して「ドループ」を削減するという同じ効果を奏する。
さらに、レギュレータ100が「ブースト」を提供して「ドループ」を削減させるためにカートリッジのみを用いるかのようにこれまで記載したが、レギュレータ100の他の実施形態は、「ブースト」の提供を促進するための追加の手段を組み入れてもよい。たとえば図6には、本発明の原理に従って製造されるレギュレータ弁404の他の実施形態が示されている。レギュレータ弁404はカートリッジ400とピトー管418とを備えている。カートリッジ400は、第一の部分412と、第二の部分414と、これらの第一の部分412と第二の部分414との間に配置されている遷移部416とを備えているという点において、図2〜図4を参照して記載のカートリッジ200と類似する。また、第二の部分414は、その側壁にアパーチャ420が形成されている。カートリッジ400の第二の部分414内のアパーチャ420は、ピトー管418を受容するようになっている。たとえば、ピトー管418は第一の端部422と検出端部424とを有している。第一の端部422は、カートリッジ400の第二の部分414のアパーチャ420内に配置されている。検出端部424は、カートリッジ400の下流側に、さらに具体的にいえばレギュレータ弁404の流出口408に隣接して配置されている。このように配置されると、図6に示されている実施形態に係るピトー管418は、流出口408に隣接する圧力を感知し、カートリッジ400の第二の部分414に伝達し、次いでこの圧力が、アクチュエータ102、さらに具体的にいえばアクチュエータ102のダイヤフラム124に伝達され、制御組立体122を制御するようになっている。
図7には、本発明に係るレギュレータに用いられるレギュレータ弁504の他の実施形態が示されている。レギュレータ弁504は、前述のカートリッジ200、300、400のうちのいずれかに類似するカートリッジ500を備えていることに加えて、シュラウド582と、「ブースト」の提供に特化して製造された弁ポート536とをさらに備えている。レギュレータ弁504およびカートリッジ500は、図3および図3Aを参照して前述したレギュレータ弁104およびカートリッジ200と略同一であるため、同様の部材には同様の参照数字が付与されている。
シュラウド582は、弁体128のシール面188の周囲を、該シール面128を軸線方向に越えるようにして延出しており、制御要素127が図示されているような通常動作位置にあるとき、当該シュラウド582は、弁ポート136からのガスの流れをダイヤフラム124とは反対側に向かうガスの流れをレギュレータ弁104の流出口108に向けて流すことができるようになっている。特筆すべきは、このように構成されると、シュラウド582によって提供される制限に起因してシュラウド582が見かけ上低い圧力または誤った圧力をダイヤフラム124に感知させうる点である。したがって、開示されている実施形態に係るシュラウド582は、本来生じうる「ドループ」を相殺するための「ブースト」を提供するためにカートリッジ500を補完するようになっている。
一実施形態では、シュラウド582を調節可能に弁体128に取り付けることができる。したがって、たとえば制御要素127に対してシュラウド582の軸線方向の位置を調節することで、シュラウド582がシール面188を越えて延出する程度を調節して、ガスの流れをレギュレータ弁504の流出口108に向けることにより、制御要素127をさまざまな用途に対して調整可能となる。シュラウド582に関するさらなる詳細については、2007年4月20日に出願された「ガスレギュレータの調節可能な弁体」という表題の米国特許仮出願第60/913,109号に開示されている。この特許の全内容は本明細書で参照することにより援用されるものとする。
図7をさらに参照すると、記載のように、レギュレータ弁500の開示の実施形態には、特別に製造された弁ポート536が設けられている。所望の用途における流れ性能および流れ効率を最適化するために異なる弁ポートと交換できるように、特別に製造された弁ポート536はレギュレータ弁500から取外し可能となっている。たとえば本明細書において参照することによりここで明示的にその全内容を援用するものとする、2007年4月20日に出願され、「ブースト性能を向上したサービスレギュレータ」という表題を有した米国仮特許出願第60/913,135号番に開示されているように、本発明の技術思想に従って製造されるさまざまな弁ポートは、たとえば弁ポートからレギュレータ弁の流出口を通って流れるガスの流れ効率を最大化する特定の弁座高さを有した弁座を備えるように特別製造されている。一実施形態では、弁座高さを弁ポートのオリフィスまたは孔部の直径に対して実質的に反比例させることができる。しかしながら、他の実施形態では、弁座高さは、たとえば個々の弁ポートの流れ容量、所望の流出圧または実質的にいかなる他の因子の関数として設計されてもよい。このように構成されると、さまざまな用途に対して流れ性能、さらに具体的にいえば流れ効率を効果的に最適化するために特化して製造された弁座高さを備える弁ポートを用いることができる。
言うまでもなく、図7の記載に基づいて、カートリッジ500、シュラウド582および特別製造された弁ポート536は、単独で、相互に組み合わせてまたは本明細書に記載されていない他の構成部材と組み合わせて、本発明に係る「流れ制限部材(絞り部材)」と考えられうる。
上記のとおり、本発明はガスレギュレータの「ドループ」の影響を相殺および/または防止する有効な手段を提供しているが、本明細書に記載のレギュレータ100は、本発明の技術思想を組み入れた流体制御デバイスの一例でしかないことはいうまでもない。また、他のレギュレータおよび制御弁を有する他の流体制御デバイスも、本発明の構造および/または利点から利益を享受することができる。

Claims (25)

  1. 流体調節デバイスであって、
    流入口、流出口、及び前記流入口と前記流出口との間に配置された喉部を有している弁と、
    前記弁に結合され、弁体を有しているアクチュエータと、
    前記弁に配置されており、前記喉部の近傍に配置される略円筒状の第一の部分、前記アクチュエータの近傍に配置される略円筒状の第二の部分、及び前記第一の部分から延び、前記第一の部分と前記弁の前記流出口との間に配置される導管部を有しているカートリッジとを備え、
    前記弁体が、前記弁内に配置されているとともに、前記喉部に隣接する閉弁位置と、前記喉部とは反対側に第一の距離だけ離れている動作位置と、前記喉部とは反対側に第二の距離だけ離れている逃がし位置との間を変位するように構成されており、
    前記弁体および前記カートリッジが協働して前記喉部からの流体の流れを前記流出口の方に向けかつ前記アクチュエータとは反対側に向けて案内するよう、前記カートリッジの前記第一の部分が、前記弁体が前記動作位置にあるときに前記弁体のうちの少なくとも一部分を摺動可能に受容するよう設計および構成された内寸を有する、デバイス。
  2. 前記カートリッジの前記第一の部分が第一の直径を有し、前記カートリッジ前記第二の部分が前記第一の直径より大きな第二の直径を有する、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記弁体が前記逃がし位置にあるとき、前記弁体が前記カートリッジの前記第二の部分に配置され、流体が前記カートリッジの前記第二の部分を通って前記アクチュエータの中へと流れることを許容する、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記弁体が前記動作位置にあるとき、前記第一の部分が前記弁体の少なくとも一部を摺動可能に受容するよう構成される、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記導管部が前記第一の部分に対して垂直に配置される、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記カートリッジが前記弁内に着脱可能に配置される、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記カートリッジが前記弁と一体成形される、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記弁の前記流出口に隣接して配置され、前記流出口の圧力を前記アクチュエータに伝達する検出端部を有したピトー管をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  9. 流れ絞り器をさらに備え、
    当該流れ絞り器は、前記弁体の周面に配置され、前記喉部に向けて軸線方向に延びているシュラウドと、前記弁の前記喉部内に配置され、孔部および弁座が形成された特別製造された弁ポートとの少なくとも一つから成り、前記孔部は、流体が前記弁を流れるのを許容するように構成され、前記弁座は、前記弁体が前記閉弁位置にあるときに前記弁体と係合するように構成され、
    前記弁体が前記動作位置にあるときに、前記流れ絞り器、前記カートリッジおよび前記喉部が協働して流体の流れを前記喉部から前記流出口に向けかつ前記アクチュエータとは反対側に向けて案内する、請求項1に記載のデバイス。
  10. 流体を調節するデバイスであって、
    流入口、流出口、前記流入口と前記流出口との間で配置された喉部を有する弁と、
    前記弁に結合され、弁体を有するアクチュエータと、
    前記喉部に隣接するよう前記弁に設けられ、円筒状の側壁を有する第一の部分を有しているカートリッジとを備え、
    前記弁体は、前記弁内に配置され、前記喉部に隣接する閉弁位置と、前記喉部から間隔をおいて離れた動作位置との間を変位するように構成され、
    前記円筒状の側壁には、前記喉部と前記弁箱の前記流出口との間にアパーチャが形成され、
    前記円筒状の側壁が、前記弁体が前記動作位置にあるときに前記弁体を摺動可能に受容し、前記喉部から前記アクチュエータに向かう流体の流れを実質的に阻止し、前記喉部から前記弁の前記流出口に向かう流体の流れを促進するよう構成される、デバイス。
  11. 前記カートリッジが円筒状の側壁を具備する第二の部分をさらに有し、該第二の部分が前記アクチュエータに隣接して配置される、請求項10に記載のデバイス
  12. 前記カートリッジの前記第一の部分の前記円筒状の側壁が第一の直径を有し、前記カートリッジの前記第二の部分の前記円筒状の側壁が前記第一の直径よりも大きな第二の直径を有する、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記カートリッジが前記第一の部分と前記第二の部分と間に配置されたテーパ状の遷移部をさらに有する、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記カートリッジが導管部をさらに有しており、該導管部が、前記アパーチャに隣接する前記第一の部分から延び、前記アパーチャから前記弁の前記流出口に向かう流れを促進するように構成される、請求項10に記載のデバイス。
  15. 前記カートリッジが前記弁内に着脱可能に配置される、請求項10に記載のデバイス。
  16. 前記カートリッジが前記弁と一体成形される、請求項10に記載のデバイス。
  17. 前記弁の前記流出口に隣接して配置され、前記流出口の圧力を前記アクチュエータに伝達する検出端部を有したピトー管をさらに備える、請求項10に記載のデバイス。
  18. 流れ絞り器をさらに備え、
    当該流れ絞り器が、前記弁体の周面に配置され、前記弁ポートに向けて軸線方向に延びているシュラウドと、前記弁の前記喉部内に配置され、孔部および弁座が形成された特別製造された弁ポートとの少なくとも一つから成り、前記孔部は、流体が前記弁を流れるのを許容するように構成され、前記弁座は、前記弁体が前記閉弁位置にあるときに前記弁体と係合するように構成されており、
    前記弁体が前記動作位置にあるときに、前記流れ絞り器、前記カートリッジおよび前記喉部が協働して流体の流れを前記喉部から前記流出口に向けかつ前記アクチュエータとは反対側に向けて案内する、請求項10に記載のデバイス。
  19. 流体調節デバイスであって、
    流入口、流出口、及び前記流入口と前記流出口との間に配置された喉部を有する弁と、
    前記弁に結合され、弁体を有するアクチュエータと、
    前記弁に配置され、前記喉部の近傍に配置される略円筒状の第一の部分、前記アクチュエータの近傍に配置される略円筒状の第二の部分、及び前記第一の部分から延び、前記喉部と前記弁の前記流出口との間に配置される導管部を有しているカートリッジと、
    前記弁体の周面に配置され、前記喉部に向けて軸線方向に延びているシュラウド、及び前記弁の前記喉部内に配置され、孔部および弁座が形成された特別製造された弁ポートのうちの少なくとも一つから成る流れ絞り器とを備え、
    前記弁体が、前記弁内に配置されているとともに、前記喉部に隣接する閉弁位置と、前記喉部とは反対側に第一の距離だけ離れている動作位置と、前記喉部とは反対側に第二の距離だけ離れている逃がし位置との間を変位するように構成され、
    前記カートリッジの前記第一の部分が、前記弁体が前記動作位置にあるときに前記弁体を摺動可能に受容するよう構成され、
    前記孔部は、流体が前記弁を流れるのを許容するよう構成され、前記弁座は、前記弁体が前記閉弁位置にあるときに前記弁体と係合するように構成され、
    前記弁体が前記動作位置にあるときに、前記流れ絞り器、前記カートリッジおよび前記喉部が協働して流体の流れを前記喉部から前記弁の前記流出口に向けかつ前記アクチュエータとは反対側に向けて案内する、デバイス。
  20. 前記カートリッジの前記第一の部分が第一の直径を有し、前記カートリッジ前記第二の部分が前記第一の直径より大きな第二の直径を有する、請求項19に記載のデバイス。
  21. 前記弁体が前記逃がし位置にあるとき、前記弁体が前記カートリッジの前記第二の部分に配置され、流体が前記カートリッジの前記第二の部分を通って前記アクチュエータの中へと流れるのを許容する、請求項19に記載のデバイス。
  22. 前記導管部が前記第一の部分に対して垂直に配置されてなる、請求項19に記載のデバイス。
  23. 前記カートリッジが前記弁内に着脱可能に配置される、請求項19に記載のデバイス。
  24. 前記カートリッジが前記弁と一体成形される、請求項19に記載のデバイス。
  25. 前記流出口に隣接して配置され、前記流出口の圧力を前記アクチュエータに伝達する検出端部を有したピトー管をさらに備える、請求項19に記載のデバイス。
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