JP2012174055A - 情報生成装置、情報生成方法、情報生成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報生成装置、情報生成方法、情報生成プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが設定操作をしなくても、Webページを構成する要素の表示態様がユーザに適した態様となるように、Webページの表示に用いられる表示情報を生成する。
【解決手段】Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置であって、Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報と、説明情報に関連する要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段と、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段と、関連情報に基づいて、ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する要素のうち、記録された履歴情報が示す説明情報に関連する要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、表示情報を生成する生成手段と、生成された表示情報を端末装置に送信する送信手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、Webページを構成する要素の表示態様がユーザごとにカスタマイズされるように、Webページを表示するために用いられる表示情報を生成する情報生成装置及び情報生成方法の技術分野に関する。
従来、端末装置に表示されるWebページに表示される要素の表示態様を、ユーザごとに設定可能とするカスタマイズ機能が知られている。例えば、このカスタマイズ機能では、ユーザが各要素の表示態様を設定する。この設定により、ユーザは、Webページとして提供されたユーザーインターフェースを、自分が使いやすいものにすることができる。その結果、Webページを通じてユーザに提供されるサービスを利用しやすくすることができる。
また、特許文献1には、Webアプリケーションの各機能を有効に設定する技術が開示されている。具体的に、Webアプリケーションの機能を紹介するチュートリアルコンテンツを閲覧しているユーザが、そのチュートリアルコンテンツを閲覧中にリモコンの所定のボタンを押す。すると、Webサーバは、閲覧中のチュートリアルコンテンツが紹介する機能を有効に設定する。
特開2010−92184号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を用いてWebアプリケーションの機能を有効にさせるためには、機能を有効にするための設定操作をユーザが行わなければならない。そのため、このような設定操作に不慣れなユーザにとっては、設定操作が煩雑であるという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが設定操作をしなくても、Webページを構成する要素の表示態様がユーザに適した態様となるように、Webページの表示に用いられる表示情報を生成することができる情報生成装置、情報生成方法、情報生成プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置であって、Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段と、ユーザにより閲覧された前記説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段と、前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成手段と、前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、端末装置に表示されるWebページを構成する要素のうち、ユーザが閲覧した説明情報に関連する要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように表示される。従って、ユーザが閲覧した説明情報に関連する要素をユーザが見付けやすくなる。そのため、ユーザが表示態様の設定操作をしなくても、Webページを構成する要素の表示態様をユーザに適した態様にすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報生成装置において、端末装置を利用するユーザの識別情報と、前記端末装置に送信されたWebページに含まれる前記説明情報の識別情報と、を前記端末装置から受信する受信手段を更に備え、前記記録手段は、前記受信された説明情報の識別情報とユーザの識別情報とを対応付けて、前記履歴情報として、履歴情報記憶手段に記憶させることを特徴とする。
この発明によれば、各ユーザが何れの説明情報を閲覧したかを示す履歴情報が、履歴情報記憶手段に記憶される。そのため、履歴情報記憶手段に記憶された履歴情報から、サイトに如何なる改善点があるかをサイトの運営者が把握することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の情報生成装置において、前記説明情報が閲覧された後に前記説明情報に対応する前記要素がユーザにより操作された回数を示す回数情報を取得する取得手段と、前記取得された回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であるか否かを判定する第1判定手段と、を更に備え、前記生成手段は、前記取得された回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であると判定された前記要素の表示態様が初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザにより説明情報が閲覧されることにより表示態様が初期状態の表示態様から変更された要素が、予め設定された回数以上操作されると、その要素の表示態様が、初期状態の表示態様に戻る。ユーザが何回か操作することでユーザが操作に慣れた要素は、表示態様を変更しておく必要はないので、そのような要素を、他の要素をユーザが見付ける妨げにならないようにすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報生成装置において、前記記録手段は、閲覧された前記説明情報の識別情報と、前記説明情報が最後に閲覧されたときを示す時情報と、を含む前記履歴情報を記録し、前記取得手段は、前記説明情報が最後に閲覧された後に前記説明情報に対応する前記要素がユーザにより操作された回数を示す前記回数情報を取得し、前記記録された履歴情報に含まれる前記時情報が示すときから、予め設定された長さの期間が経過したか否かを判定する第2判定手段を更に備え、前記生成手段は、前記取得された回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であると判定され、且つ、前記記録された履歴情報に含まれる前記時情報が示すときから予め設定された長さの期間が経過したと判定された前記要素の表示態様が初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザにより関連する説明情報が最後に閲覧されてから予め設定された回数以上操作され、且つ、関連する説明情報が予め設定された長さの期間閲覧されていない場合に、要素の表示態様が、初期状態の表示態様に戻る。ある程度の期間、ユーザが関連する説明情報を閲覧しなくてもユーザが操作することができた要素は、表示態様を変更しておく必要はない。従って、表示態様を変更しておく必要がない要素を確実に特定することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報生成装置において、前記記憶手段は、1つのWebページに含まれる複数の前記説明情報のそれぞれについて、関連する前記要素を示す前記関連情報を記憶し、表示させることがユーザにより指定された前記説明情報の識別情報である第1識別情報を端末装置から受信する第1受信手段と、Webページが端末装置により表示されたときに、表示させることがユーザにより指定された前記説明情報とともに前記端末装置により表示された前記説明情報の識別情報である第2識別情報を端末装置から受信する第2受信手段と、前記受信された第1識別情報及び第2識別情報により識別される前記説明情報に関連する前記要素の表示態様の、初期状態の表示態様からの相違度を示す相違度情報を記録する第2記録手段であり、前記第1識別情報により識別される前記説明情報に関連する前記表示要素の前記相違度を、前記第2識別情報により識別される前記説明情報に関連する前記表示要素の前記相違度よりも高くする第2記録手段と、を更に備え、前記記録手段は、前記受信された第1識別情報及び第2識別情報を、前記履歴情報として記録し、前記生成手段は、前記相違度情報が示す相違度が高い前記要素の表示態様であるほど、初期状態の表示態様との相違度が高くなるように、前記表示情報を生成することを特徴とする。
この発明によれば、端末装置により複数の説明情報が表示された場合、各説明情報に関連する要素の表示態様が、初期状態の表示態様から変更される。このとき、表示された説明情報のうち、ユーザにより表示が指定されなかった説明情報に関連する要素の表示態様よりも、ユーザにより表示が指定された説明情報に関連する要素の表示態様の方が、初期状態の表示状態から相違する度合いが高くなる。すなわち、端末装置により表示された説明情報のうち、ユーザが閲覧する可能性が高い方の説明情報に関連する要素の方が、ユーザが見付けやすくなる。従って、ユーザに閲覧された可能性がある説明情報に関連する要素の表示態様を初期状態の表示態様から変更することができるとともに、閲覧された可能性に応じた表示態様にすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の情報生成装置において、前記記憶手段は、1つの前記説明情報に複数の前記要素が関連することを示す前記関連情報であり、且つ、前記複数の要素間における関連の強弱を示す要素関連情報を含む前記関連情報を記憶し、前記生成手段は、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する全ての前記要素の表示態様が初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成し、前記複数の要素のうち、何れかの前記要素が操作された回数が予め設定された回数以上であると判定された場合に、前記複数の要素に対応する前記要素関連情報が強弱の何れを示すかを判定する第3判定手段を更に備え、前記生成手段は、関連が強いことを前記要素関連情報が示すと判定された場合には、前記複数の表示要素全ての表示態様が初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成し、関連が弱いことを前記要素関連情報が示すと判定された場合には、前記回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であると判定された前記要素の表示態様のみが初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成することを特徴とする。
この発明によれば、ある説明情報に複数の要素が関連する場合、その説明情報が閲覧されると、関連する複数の要素の表示態様が、初期状態の表示態様から変更される。その後、ユーザが、関連する複数の要素のうち何れかの要素を予め設定された回数以上操作したとする。すると、要素間の関連が強い場合には、複数の要素全ての表示態様が初期状態の表示態様に戻り、要素間の関連が弱い場合には、予め設定された回数以上操作された要素のみの表示態様が初期状態の表示態様に戻る。つまり、表示態様を変更しておく必要がないと判定された要素との関連が強い要素について、表示態様が初期状態の表示態様に戻る。そのため、1つの説明情報に関連する複数の要素の表示態様を、適切に設定することができる。
請求項7に記載の発明は、Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置における情報生成方法であって、Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報であり、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録ステップと、前記説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段に記憶された前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成ステップと、前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置に含まれるコンピュータを、Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報であり、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段、前記説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段に記憶された前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成手段、及び、前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信手段、として機能させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置に含まれるコンピュータを、Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報であり、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段、前記説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段に記憶された前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成手段、及び、前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信手段、として機能させる情報生成プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
本発明によれば、端末装置に表示されるWebページを構成する要素のうち、ユーザが閲覧した説明情報に関連する要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように表示される。従って、ユーザが閲覧した説明情報に関連する要素をユーザが見付けやすくなる。そのため、ユーザが表示態様の設定操作をしなくても、Webページを構成する要素の表示態様をユーザに適した態様にすることができる。
一実施形態に係るサービス提供システムSの概要構成の一例を示す図である。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。 (a)は、一実施形態に係る会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、一実施形態に係るカスタマイズ定義情報DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、一実施形態に係るQ&A閲覧履歴DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、一実施形態に係るカスタマイズ要素情報DB12dに登録される内容の一例を示す図である。 電子商店街におけるある商品ページの初期状態の表示例を示す図である。 一実施形態に係るカスタマイズ定義情報DB12bに登録される内容の具体例を示す図である。 (a)は、Q&A目次ページの表示例を示す図であり、(b)は、Q&Aページの表示例を示す図である。 一部の表示要素の表示態様が変更された商品ページの表示例を示す図である。 一実施形態に係るユーザ端末2の処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のリクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のQ&A閲覧履歴記録処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のQ&A閲覧履歴記録処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のHTML文書カスタマイズ処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14の操作回数更新処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のカスタマイズ終了判定制御処理における処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、サービス提供システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.サービス提供システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係るサービス提供システムSの構成及び機能概要について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るサービス提供システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、サービス提供システムSは、サービス提供サーバ1(本発明における情報生成装置の一例)と、複数のユーザ端末2(本発明における端末装置の一例)と、を含んで構成されている。そして、サービス提供サーバ1及び各ユーザ端末2は、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
サービス提供サーバ1は、総合的なサービスを提供する総合サイトに属する様々のサイトに関する各種処理を実行するサーバ装置である。総合サイトに属するサイトとしては、例えば、ポータルサイト、サーチエンジン、ニュースサイト、電子商店街、オークションサイト、ネットスーパーサイト、宿泊施設の予約サイト、求人サイト等がある。サービス提供サーバ1は、例えば、ユーザ端末2からのリクエストに応じて各種サイトのWebページを送信したり、リクエストに応じた処理を行ったりする。
ユーザ端末2は、総合サイトに属する各種サイトを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末2は、ユーザからの操作に基づいて、サービス提供サーバ1等にアクセスする。これにより、ユーザ端末2は、アクセスしたサーバからWebページを受信して表示する。ユーザは、ユーザ端末2の画面に表示されたWebページを通じて、アクセスされたサイトに応じたサービスを利用することができる。ユーザ端末2には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末2としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
このような構成のサービス提供システムSにおいて、サービス提供サーバ1は、ユーザ端末2に送信されるWebページの表示をカスタマイズする。Webページの表示のカスタマイズとは、Webページを構成する表示要素の表示態様をユーザごとに設定することである。総合サイトに属する各サイトは、様々な種類のWebページにより構成されている。そして、各Webページは、1つ以上の表示要素により構成されている。Webページを構成する表示要素は、Webページ内に表示される要素である。例えば、表示要素としては、テキスト、静止画像、動画像、電子文書、表、リンク、ボタン、アイコン、入力欄、スライドバー、チェックボックス、リストボックス等がある。
サービス提供システムSにおいては、表示要素の表示態様の設定操作をユーザが行う必要はない。サービス提供サーバ1が、ユーザによる各サイトのQ&A(本発明における説明情報の一例)の閲覧履歴に基づいて、自動的に設定する。サイトのQ&Aは、そのサイトのWebページを通じて提供されるサービスについての質問と回答を示す情報である。Q&Aに含まれる回答の情報は、サービスに関する説明を示す説明情報の一例である。各サイトには、Q&Aページが存在する。Q&Aページは、そのサイトのQ&Aが表示されるWebページである。
初期状態(デフォルト)における表示要素の表示態様は、どのユーザに対しても同一である。ここで、あるユーザが、あるQ&Aを閲覧したとする。すると、そのQ&Aの内容に関連する表示要素の表示態様が、初期状態の表示態様から変更される。この表示態様の変更は、初期状態の表示態様よりも、ユーザが見付けやすいような表示態様となるように行われる。このような表示態様の変更としては、例えば、表示要素の表示サイズを大きくする、表示要素を点滅させる、表示要素のテキストを太くする、表示要素のテキストのスタイルを変更する、表示要素に吹き出しを付加して表示する(吹き出しには、例えば、「ここだよ!」のテキストが表示される)、表示要素を囲む枠線を太くする等がある。
ユーザは、提供されるサービスについて分からないことがあったり、確認したいことがあったりするときに、Q&Aを閲覧する。ユーザが、あるQ&Aを閲覧したということは、ユーザが、そのQ&Aの内容に対応する態様でサイトを利用しようと考えている可能性が高いものと推測される。そこで、閲覧されたQ&Aの内容に対応する態様でサイトが利用される際に、ユーザが見るであろう表示要素や、ユーザが操作するであろう表示要素が見付けやすくなる。また、表示要素が見付けやすくなることにより、その表示要素を操作しやすくすることができる。これにより、特定の態様でのサイトの利用に慣れていないユーザに対する利便性が向上する。
ユーザが、あるQ&Aを参照することにより、関連する表示要素の表示態様が変更される。その後、ユーザがその表示要素を予め設定された回数以上操作し、且つ、そのQ&Aをユーザが最後に閲覧してから予め設定された時間または期間が経過すると、その表示要素の表示態様は、初期状態に戻る。この場合、ユーザは、ある程度の間、Q&Aを閲覧しなくても、関連する表示要素を操作して、そのQ&Aの内容に対応する態様でサイトを利用することができていたものと推測される。つまり、ユーザは、そのQ&Aの内容に対応する利用の際の操作に慣れてきたものと推測される。そのため、表示態様を変更したままにしておく必要はない。また、表示態様が変更されたままになっていると、1つのWebページ内に、多数の表示要素の表示態様が変更されている状態になる場合がある。そうすると、ユーザが操作に慣れていない表示要素を、ユーザが見付けにくくなる。そこで、表示態様を変更したままにしておく必要がない表示要素の表示態様は、初期状態の表示態様に戻る。
[2.サービス提供サーバの構成]
次に、サービス提供サーバ1の構成について、図2乃至図7を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係るサービス提供サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サービス提供サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWに接続して、ユーザ端末2等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12(本発明における記憶手段及び履歴情報記憶手段の一例)は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。この記憶部12には、会員情報DB(データベース)12a、カスタマイズ定義情報DB12b、Q&A閲覧履歴DB12c及びカスタマイズ要素情報DB12d等が構築されている。
図3(a)は、本実施形態に係る会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB12aには、総合サイトに会員登録しているユーザに関する会員情報が登録される。具体的に、会員情報DB12aには、ユーザの識別情報であるユーザID、パスワード、ユーザ名、生年月日、性別、住所、電話番号、電子メールアドレス等が、ユーザごとに対応付けて登録される。
図3(b)は、本実施形態に係るカスタマイズ定義情報DB12bに登録される内容の一例を示す図である。カスタマイズ定義情報DB12bには、Q&Aページに表示されるQ&Aについて、表示態様のカスタマイズの対象となる表示要素との対応付けを示すカスタマイズ定義情報が登録されている。具体的に、カスタマイズ定義情報DB12bには、Q&A−ID、表示要素ID及び表示要素間関連度(本発明における要素関連情報)が格納された定義レコード(本発明における関連情報の一例)が、Q&Aごとに登録される。これらの情報は、例えば、システムの管理者により設定される。
Q&A−IDは、Q&Aの識別情報である。表示要素IDは、カスタマイズの対象となる表示要素の識別情報である。管理者は、例えば、Q&A−IDが示すQ&Aに関連する表示要素の表示要素IDを設定する。Q&Aに関連する表示要素とは、例えば、Q&Aが示す内容に対応した態様でユーザがサイトを利用する場合に、ユーザが見る表示要素や、ユーザが操作する表示要素等である。表示要素IDは、1つの定義レコードに複数格納される場合がある。つまり、ユーザが、あるQ&Aを閲覧すると、複数の表示要素の表示態様が変更される場合がある。
表示要素間関連度は、定義レコードに複数の表示要素IDが格納されているときに、格納される。表示要素間関連度は、複数の表示要素IDが示す表示要素間の関連の強さを示す情報である。複数の表示要素間の関連が強い場合、表示要素間関連度には、「強」が設定される。複数の表示要素間の関連が弱い場合、表示要素間関連度には、「弱」が設定される。表示態様が変更された複数の表示要素のうち何れかの表示要素が操作されることによりその表示要素の表示態様が、初期状態の表示態様に戻る。表示要素間関連度は、このとき、他の表示要素の表示態様も、初期状態の表示態様に戻すか否かの判定に用いられる。
例えば、Q&Aに対応するカスタマイズ対象の各表示要素が操作されたときの結果が似たようなものであるとする。この場合、表示要素間関連度は「強」に設定される。そして、表示要素間関連度が「強」に設定された表示要素のうち何れかの表示要素の表示態様が初期状態に戻った場合、他の表示態様も初期状態に戻る。また、例えば、Q&Aの内容に対応するサイトの利用態様が複数あるとする。そして、そのQ&Aに対応するカスタマイズ対象の各表示要素が互いに異なる利用態様の中で操作されるとする。この場合、表示要素間関連度は「弱」に設定される。そして、表示要素間関連度が「弱」に設定された表示要素のうち何れかの表示要素の表示態様が初期状態に戻った場合、他の表示態様は初期状態に戻らない。ユーザが閲覧したQ&Aの内容に対応するサイトの利用態様が複数ある場合、ユーザは、ある利用態様には慣れたが、別のある利用態様にはまだ慣れていない場合がある。そのため、このような場合を想定して、表示要素間関連度が「弱」に設定された複数の表示要素の表示態様が初期状態に戻るタイミングは個別に制御される。
なお、定義レコードに格納されている表示要素IDに対応付けて、表示態様を変更するときの変更内容を示す情報が格納されても良い。この情報により、表示要素ごとに、表示態様の変更内容を設定することができる。
ここで、カスタマイズ定義情報DB12bに登録される内容の具体例を示して説明する。ここでは、電子商店街におけるQ&Aを例として説明する。図4は、電子商店街におけるある商品ページの初期状態の表示例を示す図である。図4に示す商品ページを構成する各表示要素の表示態様は、全て初期状態の表示態様である。
商品ページは、電子商店街において購入可能な商品のうち1つの商品の情報が表示されるWebページである。商品ページは、商品ごとに存在する。商品ページには、商品名、商品の価格、商品の説明、商品の画像、商品を販売する店舗の広告を示す画像、購入代金の支払い方法の簡単な説明、商品の配送についての簡単な説明、商品の返品についての簡単な説明等が表示される。なお、これらの情報も、Webページを構成する表示要素である。
また、商品ページには、リンク、ボタン、アイコン、入力欄等の操作可能な表示要素が表示される。これらの表示要素が選択されることにより、現在表示されている商品ページとは異なるWebページが表示されたり、サービス提供サーバ1によって、対応する処理が実行されたりする。商品ページに表示される操作可能な表示要素としては、例えば、買い物かごリンク101、買い物かご投入ボタン102、支払い方法説明リンク103、配送説明リンク104、返品説明リンク105等がある。
買い物かごリンク101が選択操作されると、買い物かごページが画面に表示される。買い物かごとは、電子商店街において、購入する候補としてユーザが選択した商品が入れられる仮想的な入れ物である。買い物かごページは、ユーザが買い物かごに入れている商品の一覧が表示されるWebページである。ユーザは、買い物かごページにおいて、購入手続きに移行するためのボタンを選択すると、一覧表示されている商品の購入手続きを行うことができる。買い物かご投入ボタン102が選択操作されると、商品ページに情報が表示されている商品が買い物かごに入れられた上で、買い物かごページが画面に表示される。支払い方法説明リンク103が選択操作されると、購入代金の支払い方法の詳細な説明が表示されるWebページが、画面に表示される。配送説明リンク103が選択操作されると、商品の配送についての詳細な説明が表示されるWebページが、画面に表示される。返品説明リンク105が選択操作されると、購入した商品の返品についての詳細な説明が表示されるWebページが、画面に表示される。
電子商店街に出店している各店舗は、販売する各商品の商品ページのデザインやレイアウト等を、ある程度自由に決定することができる。そのため、商品ページごとに、操作可能な表示要素の表示位置が異なる場合がある。また、操作可能な表示要素が、商品ページ内のある位置に集中して表示される場合がある。その結果、ユーザが、操作するべき表示要素を見付けにくい場合がある。そのため、商品ページを構成する表示要素のうち予め定められた表示要素が、表示態様のカスタマイズ対象とされる。なお、表示要素の表示態様をカスタマイズ対象とするWebページは、商品ページのみに限られるものではない。また、表示要素の表示態様をカスタマイズ対象とするサイトは、電子商店街に限られるものではない。
図5は、本実施形態に係るカスタマイズ定義情報DB12bに登録される内容の具体例を示す図である。図5は、カスタマイズ対象となる表示要素の表示要素IDの代わりに、その表示要素の表示要素名を示している。また、図5は、説明の便宜のため、Q&Aのカテゴリー及び質問内容を示している。なお、Q&Aの内容は、例えば、カスタマイズ定義情報DB12bとは別のデータベースに登録されている。
Q&A−IDが001であるQ&Aは、配送に関するQ&Aである。このQ&Aに対応するカスタマイズ対象として、配送説明リンク104が設定されている。つまり、配送説明リンク104は、配送に関するQ&Aに関連するものとされている。配送に関するQ&Aを閲覧したユーザは、実際に個別の商品ページにおいて、配送についての詳細な説明を閲覧する可能性がある。
Q&A−IDが002であるQ&A及びQ&A−IDが003であるQ&Aは、買い物かごに関するQ&Aである。これらのQ&Aに対応するカスタマイズ対象として、買い物かごリンク101及び買い物かご投入ボタン102が設定されている。買い物かごリンク101及び買い物かご投入ボタン102の何れも、買い物かごページを表示するための表示要素である。そのため、表示要素関連度は「強」に設定されている。つまり、買い物かごリンク101及び買い物かご投入ボタン102は、買い物かごに関するQ&Aに関連するものとされている。ユーザは、例えば、買い物かごに商品を入れたい場合や買い物かごを見たい場合、買い物かごの利用方法について分からないこと等を、Q&Aを閲覧することにより解決する場合がある。従って、買い物かごに関するQ&Aを閲覧したユーザは、買い物かごリンク101や買い物かご投入ボタン102を操作する可能性がある。
Q&A−IDが004であるQ&Aは、商品の購入に関するQ&Aである。このQ&Aに対応するカスタマイズ対象として、買い物かご投入ボタン102及び共同購入ボタンが設定されている。共同購入ボタンとは、商品ページに情報が表示されている商品を共同購入するためのボタンである。共同購入とは、対象となっている商品の最終的な販売個数が多いほど、販売単価が安くなる購入の仕組みである。商品ごとに、通常の購入にするか、または、共同購入にするかが、店舗によって設定される。そして、通常の購入が設定された商品の商品ページには、買い物かご投入ボタン102が表示される。一方、共同購入が設定された商品の商品ページには、共同購入ボタンが表示される。共同購入ボタンが選択操作された場合、買い物かごへの投入は行われず、直ぐに購入手続きに移行する。同じ商品の購入でも、買い物かご投入ボタン102と共同購入ボタンとでは、操作されるときの商品の購入の態様が異なる。そのため、表示要素関連度は「弱」に設定されている。
ユーザは、例えば、商品を購入する場合に分からないこと等を、Q&Aを閲覧することにより解決する場合がある。従って、購入に関するQ&Aを閲覧したユーザは、商品ページに表示された商品を購入するために必要な、買い物かご投入ボタン102や共同購入ボタンを操作する可能性がある。
Q&A−IDが005であるQ&A及びQ&A−IDが006であるQ&Aは、支払いに関するQ&Aである。これらのQ&Aに対応するカスタマイズ対象として、支払い説明リンク103が設定されている。Q&A−IDが007であるQ&Aは、返品に関するQ&Aである。このQ&Aに対応するカスタマイズ対象として、返品説明リンク105が設定されている。
なお、同一のカテゴリーに属するQ&A間で、カスタマイズ対象とする表示要素が異なっていても良い。
次に、Q&A閲覧履歴DB12cについて説明する。図3(c)は、本実施形態に係るQ&A閲覧履歴DB12cに登録される内容の一例を示す図である。Q&A閲覧履歴DB12cには、各ユーザによるQ&Aの閲覧履歴が登録されている。具体的に、Q&A閲覧履歴DB12cには、ユーザID、Q&A−ID、最終閲覧日時(本発明における時情報の一例)及び閲覧回数が格納された履歴レコード(本発明における履歴情報の一例)が、閲覧したユーザごと及び閲覧されたQ&Aごとに登録される。ユーザIDは、Q&Aを閲覧したユーザのユーザIDである。Q&A−IDは、ユーザIDが示すユーザにより閲覧されたQ&AのQ&A−IDである。最終閲覧日時は、ユーザIDが示すユーザによりQ&A−IDが示すQ&Aが最後に閲覧された日時を示す。閲覧回数は、ユーザIDが示すユーザによりQ&A−IDが示すQ&Aが閲覧された回数を示す。閲覧回数は、サイトの運営者が参照するために登録される情報である。運営者は、Q&A閲覧履歴DB12cに登録された閲覧回数を、サイトの改善に役立てたりする。例えば、特定のQ&Aの閲覧回数が他のQ&Aの閲覧回数と比較して多い場合、特定のQ&Aに関連するサイトやサービスの利用方法が分からない場合がある。そこで、運営者は、こうした問題点に基づいて、サイトの設計の見直し等を行うことができる。
図3(d)は、本実施形態に係るカスタマイズ要素情報DB12dに登録される内容の一例を示す図である。カスタマイズ要素情報DB12dには、表示態様が変更された表示要素に関するカスタマイズ要素情報が登録されている。具体的に、カスタマイズ要素情報DB12dには、ユーザID、表示要素ID、操作回数、カスタマイズ度(本発明における相違度情報の一例)及びカスタマイズ同時終了リストを格納する要素レコードが、ユーザごと及び表示態様が変更された表示要素ごとに登録される。
表示要素IDは、ユーザIDが示すユーザが利用するユーザ端末2に表示されるWebページを構成する表示要素のうち、表示態様が初期状態から変更されて表示される表示要素の識別情報である。操作回数は、ユーザIDが示すユーザに表示要素IDが示す表示要素が操作された回数である。
カスタマイズ度は、表示要素IDが示す表示要素の表示態様が、初期状態から変更される度合いを示す。変更度合いが高い場合、カスタマイズ度には、「高」が設定される。変更度合いが低い場合、カスタマイズ度には、「低」が設定される。1つのQ&Aページには、複数のQ&Aが含まれている場合がある。ユーザは、あるQ&Aを表示指定して、ユーザ端末2の画面にQ&Aページの一部を表示させる。このとき、画面には、ユーザが表示指定したQ&Aが表示されるとともに、ユーザが表示指定していないQ&Aも表示される場合がある。ユーザが表示指定したQ&Aは、必ずといって良いほどそのユーザによって閲覧される。一方、ユーザが表示指定していないQ&Aも画面に表示されるので、ユーザによってそのQ&Aも閲覧される可能性がある。そこで、画面に表示されたQ&Aのうち、ユーザが表示指定したQ&Aと、ユーザが表示指定していないQ&Aとで、対応する表示要素の表示態様の初期状態からの変更度合いを異なるものにする。具体的に、ユーザが表示指定したQ&Aに対応する表示要素のカスタマイズ度は「高」に設定される。また、ユーザが表示指定していないQ&Aに対応する表示要素のカスタマイズ度は「低」に設定される。
カスタマイズ同時終了リストは、表示要素IDが示す表示要素の表示態様が初期状態に戻るときに、同時に表示態様が初期状態に戻す表示要素の表示要素IDのリストである。複数の表示要素がカスタマイズ対象であり、且つ、表示要素間関連度が「強」であるQ&Aが閲覧された場合に、カスタマイズ同時終了リストに表示要素IDが設定される。
ここで、カスタマイズ要素情報DB12dに登録される内容の具体例を示して説明する。ここでは、電子商店街におけるQ&Aを例として説明する。また、図4に示す商品ページの表示内容及び図5に示すカスタマイズ定義情報DB13bにおける登録内容を前提として説明する。
図6(a)は、Q&A目次ページの表示例を示す図である。Q&A目次ページは、Q&Aの目次として、Q&Aの質問内容の一覧が表示されるWebページである。図6(a)に示す例では、Q&A目次ページに、質問201〜205が表示されている。質問201〜205は、Q&Aページにおいて、対応するQ&Aの表示位置へのリンクになっている。質問201は、Q&A−IDが004であるQ&Aの質問である。質問202は、Q&A−IDが002であるQ&Aの質問である。質問203は、Q&A−IDが003であるQ&Aの質問である。質問204は、Q&A−IDが005であるQ&Aの質問である。質問205は、Q&A−IDが006であるQ&Aの質問である。あるユーザXは、スクロールバー210を操作することにより、Q&A目次ページが画面に表示される範囲を変更することができる。
ここで、ユーザXが、質問203を選択操作したとする。つまり、ユーザXは、質問203に対する回答を表示指定する。すると、画面には、Q&Aページが表示される。図6(b)は、Q&Aページの表示例を示す図である。図6(b)に示すように、Q&Aページには、Q&A301が表示される。Q&A301は、Q&A−IDが003であるQ&Aの質問と回答である。Q&Aページには、更にQ&A302が表示される。Q&A302は、Q&A−IDが005であるQ&Aの質問と回答である。Q&A302は、ユーザXが表示指定していないQ&Aである。
図5に示すように、Q&A−IDが003である定義レコードには、買い物かごリンク101及び買い物かご投入ボタン102の表示要素IDが格納されている。そのため、カスタマイズ要素情報DB12dには、買い物かごリンク101の表示要素IDを格納する定義レコードと、買い物かご投入ボタン102の表示要素IDを格納する定義レコードと、が登録される。各定義レコードに格納されるカスタマイズ度には「高」が設定される。また、Q&A−IDが003である定義レコードに格納されている表示要素間関連度は「強」に設定されている。そのため、買い物かごリンク101の表示要素IDを格納する要素レコードに格納されるカスタマイズ同時終了リストには、買い物かご投入ボタン102の表示要素IDが設定される。また、買い物かご投入ボタン102の表示要素IDを格納する定義レコードに格納されるカスタマイズ同時終了リストには、買い物かごリンク101の表示要素IDが設定される。
一方、Q&A−IDが005である定義レコードには、支払い方法説明リンク103の表示要素IDが格納されている。そのため、カスタマイズ要素情報DB12dには、更に、支払い方法説明リンク103の表示要素IDを格納する要素レコードが登録される。この要素レコードに格納されるカスタマイズ度には「低」が設定される。
ここで、ユーザXは、スクロールバー310を操作することにより、Q&Aページが画面に表示される範囲を変更することができる。スクロールバー310の操作により画面に別のQ&Aが表示された場合、カスタマイズ要素情報DB12dには、新しく表示されたQ&Aに対応するカスタマイズ対象の表示要素を格納する要素レコードが登録される。この要素レコードに格納されるカスタマイズ度には「低」が設定される。
図7は、一部の表示要素の表示態様が変更された商品ページの表示例を示す図である。なお、図7に示す例は、表示態様の変更方法として、表示要素の表示サイズを大きくした場合の例である。
ユーザXがQ&Aを閲覧した後、図4に示す商品ページをユーザ端末2に表示させようとする。すると、画面には、図7に示すような商品ページが表示される。図7に示すように、買い物かごリンク101、買い物かご投入ボタン102及び支払い方法説明リンク103の表示態様が、初期状態の表示態様から変更されている。つまり、これらの表示要素の表示サイズが、初期状態の表示サイズよりも大きくなっている。カスタマイズ要素情報DB12dにおいて、買い物かごリンク101及び買い物かご投入ボタン102のカスタマイズ度は「高」に設定され、支払い方法説明リンク103のカスタマイズ度は「低」に設定されている。そのため、買い物かごリンク101及び買い物かご投入ボタン102の表示サイズの拡大倍率は、支払い方法説明リンク103の表示サイズの拡大倍率よりも高くなっている。
なお、図7に示す商品ページと異なる商品ページを、ユーザXがユーザ端末2に表示させた場合にも、同様に、買い物かごリンク101、買い物かご投入ボタン102及び支払い方法説明リンク103の表示態様が変更される。
次に、記憶部12に記憶される情報について説明する。記憶部12には、各サイトのWebページを表示するためのHTML(Hyper Text Markup Language)文書、XML(eXtensible Markup Language)文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、各種の設定値が記憶されている。
ここで、HTML文書に記述されているタグのうち、カスタマイズの対象となる表示要素を定義するタグには、class属性が含まれている。このclass属性には、表示要素の表示要素IDが設定されている。これにより、Webページにカスタマイズの対象となる表示要素が含まれているかが分かるようになっている。また、HTML文書には、各表示要素の表示態様が定義されている。表示要素の表示態様は、例えば、その表示要素を定義するタグ中に記述されていたり、スタイルシート部分に記述されていたりする。記憶部12に予め記憶されているHTML文書において定義されている表示態様は、初期状態の表示態様である。
システム制御部14は、ユーザ端末2から送信されたリクエストに対応するHTML文書を、記憶部15から取得する。このとき、システム制御部14は、表示態様が変更された表示要素の表示態様の定義を書き換える。そして、システム制御部14は、必要に応じて表示態様の定義を書き換えたHTML文書をユーザ端末2に送信する。
Q&AページのHTML文書には、Q&Aの閲覧履歴記録用のスクリプトが記述されている。ユーザ端末2が、このスクリプトを実行することにより、画面に表示されたQ&AのQ&A−IDを含む閲覧履歴記録リクエストを、サービス提供サーバ1に送信する。システム制御部14は、受信した閲覧履歴記録リクエストに基づいて、Q&A閲覧履歴DB12cを更新する。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、WWW(World Wide Web)サーバプログラムが記憶されている。また、記憶部12には、サービス提供サーバ1が各サイトに関する処理を実行するためのプログラムが記憶されている。また、記憶部12には、サービス提供サーバ1がWebページを構成する表示要素の表示態様のカスタマイズに関する各種処理を実行するためのカスタマイズ管理プログラム(本発明における情報生成プログラムの一例)が記憶されている。なお、カスタマイズ管理プログラム等は、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
システム制御部14は、CPU(Central Processing Unit)14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。そして、システム制御部14は、CPU14aが、ショッピングサイト管理プログラム等を読み出し実行することにより、本発明における記録手段、生成手段、送信手段、受信手段、取得手段、第1判定手段、第2判定手段、第1受信手段、第2受信手段、第2記録手段及び第3判定手段として機能するようになっている。
なお、サービス提供サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されても良い。そして、複数のサーバ装置が互いにLAN(Local Area Network)等で接続されても良い。例えば、サイトごとに、そのサイトのWebページを送信するサーバ装置及びそのサイトに関する処理を行うサーバ装置が存在しても良い。また、各種データベースを管理するサーバ装置が、独立して存在しても良い。また、Webページを構成する表示要素の表示態様のカスタマイズに関する各種処理を実行するサーバ装置が、独立して存在しても良い。
[3.サービス提供システムの動作]
次に、サービス提供システムSの動作について、図8乃至図14を用いて説明する。
[3.1 ユーザ端末の動作]
図8は、本実施形態に係るユーザ端末2の処理例を示すフローチャートである。
ユーザ端末2の画面にQ&A目次ページが表示されているとき、ユーザが何れかの質問を選択することにより、Q&Aの表示指定を行う。すると、ユーザ端末2は、選択された質問に対応するQ&AのQ&A−IDを取得する。そして、ユーザ端末2は、Q&AページのHTML文書を要求するリクエストとして、取得したQ&A−IDを要求Q&A−IDとして含むリクエストを、サービス提供サーバ1に送信する。そして、ユーザ端末2は、サービス提供サーバ1から送信されたQ&AページのHTML文書を受信する。次いで、ユーザ端末2は、受信したHTML文書に基づいて、Q&Aページを画面に表示する。ユーザ端末2は、Q&Aページの表示処理が完了すると、受信したHTML文書に記述されている閲覧履歴記録用のスクリプトを実行する。図8に示す処理は、閲覧履歴記録用のスクリプトに基づいて実行される処理である。
先ず、ユーザ端末2は、Q&A表示リストを初期化して、ユーザが表示指定したQ&AのQ&A−IDをQ&A表示リストに登録する(ステップS1)。Q&A表示リストは、Q&Aページに含まれているQ&Aのうち、画面に表示されたことがあるQ&Aを示すリストである。ユーザが表示指定したQ&Aは画面に表示されていることが予め判明しているので、そのQ&AのQ&A−IDが登録される。
次いで、ユーザ端末2は、Q&Aページの表示範囲の座標を取得する。つまり、ユーザ端末2は、画面にQ&Aページのどの範囲が表示されているかを特定する(ステップS2)。次いで、ユーザ端末2は、各Q&AのQ&Aページ内における表示位置を示す座標を取得する(ステップS3)。次いで、ユーザ端末2は、ステップS3及びS4において取得した座標に基づいて、画面に表示されているQ&Aを、第1Q&A群として特定する(ステップS4)。ここで、ユーザ端末2は、全体が画面に表示されているQ&Aのみを抽出しても良いし、全体または一部が画面に表示されているQ&Aを抽出しても良い。
次いで、ユーザ端末2は、第1Q&A群から、Q&A表示リストに表示要素IDが登録されていないQ&Aを、第2Q&A群として抽出する(ステップS5)。次いで、ユーザ端末2は、抽出した第2Q&A群の表示要素IDを、要求Q&A−IDとして含む閲覧履歴記録リクエストを、サービス提供サーバ1に送信する(ステップS6)。閲覧履歴記録リクエストは、非同期リクエストである。次いで、ユーザ端末2は、第2Q&A群の表示要素IDを、Q&A表示リストに登録する(ステップS7)。なお、第2Q&A群に該当するQ&Aが存在しない場合、ステップS6及びS7の処理は実行されない。
サービス提供サーバ1は、Q&AページのHTML文書のリクエストに含まれるQ&A−IDから、表示指定されたQ&Aを特定することができる。そのため、ユーザ端末2は、表示指定されたQ&AのQ&A−IDを、再度サービス提供サーバ1に送信する必要がない。そのため、閲覧履歴記録リクエストには、表示指定されたQ&AのQ&A−IDは含まれない。
次いで、ユーザ端末2は、ユーザの操作によりQ&Aページがスクロールされたか否かを判定する(ステップS8)。このとき、ユーザ端末2は、スクロールがされたと判定した場合には(ステップS8:YES)、ステップS2に移行する。Q&Aページがスクロールすると、画面に表示されるQ&Aページの範囲が変化する。そのため、ユーザ端末2は、再度、画面に表示されている第1Q&A群を抽出する。そして、ユーザ端末2は、第1Q&A群から、まだ表示されたことがない第2Q&A群を抽出する。
サービス提供サーバ1は、閲覧履歴記録リクエストを受信する都度、閲覧履歴記録リクエストに含まれるQ&A−IDが示すQ&Aの閲覧回数を更新する。ユーザが何回もスクロール操作を行うと、画面に表示されたことがあるQ&Aが再度画面に表示される場合がある。この場合に、ユーザ端末2が、表示されたQ&AのQ&A−IDをサービス提供サーバ1に送信すると、閲覧回数が必要以上に増加する。そこで、各Q&AのQ&A−IDは、最多でも1回のみサービス提供サーバ1に送信されるように制御される。
ステップS8において、ユーザ端末2は、スクロールがされなかったと判定した場合には(ステップS8:NO)、Q&Aページの表示が終了したか否かを判定する(ステップS9)。例えば、ユーザが、現在表示されているQ&Aページとは別のWebページを表示されるように操作した場合や、ユーザが、ブラウザを終了させるように操作した場合等に、Q&Aページの表示が終了する。ここで、ユーザ端末2は、Q&Aページの表示が終了していないと判定した場合には(ステップS9:NO)、ステップS8に移行する。一方、ユーザ端末2は、Q&Aページの表示が終了したと判定した場合には(ステップS9:YES)、図8に示す処理を終了させる。
[3.2 サービス提供サーバの動作]
図9は、本実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のリクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。
リクエスト受信時処理は、サービス提供サーバ1が、ユーザ端末2からリクエストを受信したときに開始される。先ず、システム制御部14は、受信手段として、要求ユーザIDを取得する(ステップS51)。要求ユーザIDは、リクエストを送信したユーザ端末2を利用するユーザのユーザIDである。
例えば、ユーザが総合サイトにログインする際に、ユーザが入力したユーザID及びパスワードをユーザ端末2がサービス提供サーバ1に送信する。サービス提供サーバ1は、受信した情報に基づいてユーザの認証を行う。認証が成功すると、サービス提供サーバ1は、受信したユーザID(ユーザIDは暗号化されても良い)をクッキーとしてユーザ端末2に送信する。そうすると、その後ユーザ端末2から送信されるリクエストには、クッキーとしてのユーザIDが付加されている。そのため、システム制御部14は、要求ユーザIDを取得することができる。なお、システム制御部14は、例えば、ユーザ端末2に送信するWebページに含まれるURL(Uniform Resource Locator)にユーザIDを付加しても良い。これにより、ユーザ端末2からサービス提供サーバ1に送信されるリクエストに含まれているURLには、ユーザIDが付加される。
次いで、システム制御部14は、受信したQ&Aリクエストが、閲覧履歴記録リクエストであるか否かを判定する(ステップS52)。このとき、システム制御部14は、受信したQ&Aリクエストが閲覧履歴記録リクエストではないと判定した場合には(ステップS52:NO)、後述する操作回数更新処理を実行する(ステップS53)。操作回数更新処理では、表示態様が変更された表示要素が操作された回数が更新される。
次いで、システム制御部14は、受信したリクエストが、HTML文書のリクエストであるか否かを判定する(ステップS54)。このとき、システム制御部14は、受信したリクエストがHTML文書のリクエストではないと判定した場合には(ステップS54:NO)、リクエストに応じた処理を実行して、リクエスト受信時処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、受信したリクエストがHTML文書のリクエストであると判定した場合には(ステップS54:YES)、リクエストに対応するHTML文書を記憶部12から取得する(ステップS55)。次いで、システム制御部14は、後述するHTML文書カスタマイズ処理を実行する(ステップS56)。HTML文書カスタマイズ処理では、表示態様の変更対象となった表示要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、ユーザ端末2に送信されるHTML文書が生成される。具体的には、取得されたHTML文書に記述されている表示態様の定義のうち、表示態様が変更された表示要素についての定義が書き換えられる。
次いで、システム制御部14は、送信手段として、HTML文書カスタマイズ処理により必要に応じて書き換えが行われたHTML文書を、リクエストの送信元のユーザ端末2に送信する(ステップS57)。
次いで、システム制御部14は、送信したHTML文書が、Q&AページのHTML文書であるか否かを判定する(ステップS58)。このとき、システム制御部14は、送信したHTML文書がQ&AページのHTML文書ではないと判定した場合には(ステップS58:NO)、リクエスト受信時処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、送信したHTML文書がQ&AページのHTML文書であると判定した場合には(ステップS58:YES)、設定カスタマイズ度に「高」を設定する(ステップS59)。次いで、システム制御部14は、受信したリクエストから要求Q&A−IDを取得する(ステップS60)。
次いで、システム制御部14は、後述するQ&A閲覧履歴記録処理を実行する(ステップS61)。Q&A閲覧履歴記録処理では、閲覧されたQ&Aの閲覧回数が更新される。このとき、要求Q&A−IDが示すQ&Aの閲覧回数が更新される。また、Q&A閲覧履歴記録処理では、閲覧されたQ&Aに対応するカスタマイズ対象の表示要素の情報が、カスタマイズ要素情報DB12dに登録される。このときのカスタマイズ度には、設定カスタマイズ度が設定される。Q&AページのHTML文書を要求するリクエストには、表示指定されたQ&AのQ&A−IDが、要求Q&A−IDとして設定されている。そのため、カスタマイズ度は、「高」に設定される。
システム制御部14は、Q&A閲覧履歴記録処理を終えると、リクエスト受信時処理を終了させる。
ステップS52において、システム制御部14は、受信したQ&Aリクエストが閲覧履歴記録リクエストであると判定した場合には(ステップS52:YES)、設定カスタマイズ度に「低」を設定する(ステップS62)。次いで、システム制御部14は、受信したリクエストに含まれる要求Q&A−IDのうち1つを取得する(ステップS63)。次いで、システム制御部14は、Q&A閲覧履歴記録処理を実行する(ステップS64)。閲覧履歴記録リクエストには、ユーザ端末2の画面に表示されたQ&Aのうち、表示指定されていないQ&AのQ&A−IDが、要求Q&A−IDとして設定されている。そのため、カスタマイズ度は、「低」に設定される。
次いで、システム制御部14は、閲覧履歴記録リクエストからまだ取得していない要求Q&A−IDがあるか否かを判定する(ステップS65)。このとき、システム制御部14は、まだ取得していない要求Q&A−IDがあると判定した場合には(ステップS65:YES)、まだ取得していない要求Q&A−IDのうち1つを取得する(ステップS66)。次いで、システム制御部14は、ステップS64に移行する。システム制御部14は、ステップS64〜S66の処理を繰り返すことにより、ユーザ端末2の画面に表示されたQ&Aのうち、表示指定されていない各Q&Aの閲覧回数を更新する。
一方、システム制御部14は、閲覧履歴記録リクエストに含まれる要求Q&A−IDを全て取得したと判定した場合には(ステップS65:NO)、リクエスト受信時処理を終了させる。
図10及び図11は、本実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のQ&A閲覧履歴記録処理における処理例を示すフローチャートである。
受信手段、第1受信手段及び第2受信手段としてリクエストを受信したシステム制御部14は、図10に示すように、記録手段として、閲覧されたQ&AのQ&A−IDを記録するとともに、閲覧回数を更新する。先ず、システム制御部14は、設定カスタマイズ度が「高」に設定されているか否かを判定する(ステップS101)。このとき、システム制御部14は、設定カスタマイズ度が「高」に設定されていると判定した場合には(ステップS101:YES)、設定加算回数に1を設定する(ステップS102)。設定加算回数は、Q&Aの閲覧回数に加算される回数である。一方、システム制御部14は、設定カスタマイズ度が「低」に設定されていると判定した場合には(ステップS101:NO)、設定加算回数に1未満の正の定数を設定する(ステップS103)。設定カスタマイズ度が「低」である場合、要求Q&A−IDが示すQ&Aは画面に表示されたが、表示指定されていないQ&Aである。この場合、Q&Aはユーザによって実際に閲覧されたか否かが分からない。そのため、閲覧回数に加算される数として、1は多い。そこで、設定加算回数として1未満の正の定数が設定される。この定数は、例えば、システムの管理者によって決定され、記憶部12に記憶されている。
システム制御部14は、ステップS102またはS103の処理を終えると、Q&A閲覧履歴DB12cから、要求ユーザID及び要求Q&A−IDを格納している履歴レコードを検索する(ステップS104)。次いで、システム制御部14は、該当する履歴レコードが検索されたか否かを判定する(ステップS105)。このとき、システム制御部14は、該当する履歴レコードが検索されなかったと判定した場合には(ステップS105:NO)、Q&A閲覧履歴DB12cに、要求ユーザID及び要求Q&A−IDを格納する履歴レコードを登録する(ステップS106)。次いで、システム制御部14は、登録した履歴レコードに格納されている閲覧回数に、設定加算回数を設定する(ステップS107)。
一方、システム制御部14は、該当する履歴レコードが検索されたと判定した場合には(ステップS105:YES)、検索された履歴レコードに格納されている閲覧回数に、設定加算回数を加算する(ステップS108)。
システム制御部14は、ステップS107またはS108の処理を終えると、登録または検索された履歴レコードに格納されている最終閲覧日時に、現在日時を設定する(ステップS109)。
次いで、システム制御部14は、図11に示すように、閲覧されたQ&Aに対応するカスタマイズ対象の表示要素の情報を、カスタマイズ要素情報DB12dに登録する。先ず、システム制御部14は、カスタマイズ定義情報DB12bから、要求Q&A−IDを格納する定義レコードを取得する(ステップS110)。次いで、システム制御部14は、定義レコードに格納されている表示要素IDのうち1つを取得する(ステップS111)。
次いで、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dから、要求ユーザID及び取得した表示要素IDを格納する要素レコードを検索する(ステップS112)。次いで、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されたか否かを判定する(ステップS113)。このとき、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されなかったと判定した場合には(ステップS113:NO)、カスタマイズ要素情報DB12dに、要求ユーザID及び取得した表示要素IDを格納する要素レコードを登録する(ステップS114)。
次いで、システム制御部14は、登録した要素レコードに格納されているカスタマイズ同時終了リストを初期化する(ステップS115)。次いで、システム制御部14は、第2記録手段として、登録した要素レコードに格納されているカスタマイズ度に、設定カスタマイズ度を設定する(ステップS116)。次いで、システム制御部14は、登録した要素レコードに格納されている操作回数に0を設定する(ステップS117)。
ステップS113において、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されたと判定した場合には(ステップS113:YES)、検索された要素レコードに格納されているカスタマイズ度が、設定カスタマイズ度よりも低いか否かを判定する(ステップS118)。つまり、システム制御部14は、現在のカスタマイズ度が「低」であり、且つ、設定カスタマイズ度が「高」であるかを判定する。このとき、システム制御部14は、検索された要素レコードに格納されているカスタマイズ度が設定カスタマイズ度よりも低いと判定した場合には(ステップS118:YES)、検索された要素レコードに格納されているカスタマイズ度に、設定カスタマイズ度を設定する(ステップS116)。この場合、要求Q&A−IDが示すQ&Aは、過去にユーザ端末2の画面に表示されたが、ユーザが表示指定していなかったQ&Aである。そして、今回受信されたリクエストにより、このQ&Aはユーザが表示指定したと判明したQ&Aである。そのため、このQ&Aに対応するカスタマイズ対象の表示要素のカスタマイズ度が「強」に設定される。
次いで、システム制御部14は、検索された要素レコードに格納されている操作回数に0を設定する(ステップS117)。要素レコードに格納される操作回数は、Q&Aが最後に閲覧されたときから後に表示要素が操作された回数である。従って、Q&Aが閲覧されるたびに、対応するカスタマイズ対象の表示要素の操作回数はリセットされる。
ステップS118において、システム制御部14は、検索された要素レコードに格納されているカスタマイズ度が設定カスタマイズ度よりも低くはないと判定した場合には(ステップS118:NO)、検索された要素レコードに格納されている操作回数に0を設定する(ステップS117)。
システム制御部14は、ステップS117の処理を終えると、第3判定手段として、カスタマイズ定義情報DB12bから取得された定義レコードに格納されている表示要素間関連度が「強」に設定されているか否かを判定する(ステップS119)。このとき、システム制御部14は、表示要素間関連度が「強」に設定されていると判定した場合には(ステップS119:YES)、定義レコードに格納されている表示要素IDのうち、今回取得した表示要素ID以外の表示要素IDを、登録または検索された要素レコードに格納されているカスタマイズ同時終了リストに追加する(ステップS120)。次いで、システム制御部14は、ステップS121に移行する。
一方、システム制御部14は、表示要素間関連度が「低」に設定されているか、または、表示要素間関連度に「高」及び「低」の何れも設定されていないと判定した場合には(ステップS119:NO)、ステップS121に移行する。表示要素間関連度に「高」及び「低」の何れも設定されていない場合とは、定義レコードに、カスタマイズ対象の表示要素の表示要素IDが1つのみ格納されている場合である。
ステップS121において、システム制御部14は、定義レコードからまだ取得していない表示要素IDがあるか否かを判定する。このとき、システム制御部14は、まだ取得していない表示要素IDがあると判定した場合には(ステップS121:YES)、まだ取得していない表示要素IDのうち1つを取得する(ステップS122)。次いで、システム制御部14は、ステップS112に移行する。システム制御部14は、ステップS112〜S122の処理を繰り返すことにより、閲覧されたQ&Aまたは画面に表示されたQ&Aに対応するカスタマイズ対象の各表示要素について、カスタマイズ要素情報DB12dへの定義レコードの登録を行う。
一方、システム制御部14は、定義レコードから全ての表示要素IDを取得したと判定した場合には(ステップS121:NO)、Q&A閲覧履歴記録処理を終了させる。
図12は、本実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のHTML文書カスタマイズ処理における処理例を示すフローチャートである。なお、図12に示す例は、表示要素の表示態様の変更方法として、表示サイズを初期状態の表示サイズよりも大きくする場合の例である。
HTML文書カスタマイズ処理において、システム制御部14は、生成手段として、各表示要素の表示態様がユーザごとに設定されたHTML文書を生成する。先ず、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dから、要求ユーザIDを格納する要素レコードを検索する(ステップS151)。次いで、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されたか否かを判定する(ステップS152)。このとき、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されなかったと判定した場合には(ステップS152:NO)、HTML文書カスタマイズ処理を終了させる。つまり、表示態様の変更対象となる表示要素が存在しないため、記憶部12から取得されたHTML文書は書き換えられることなく、ユーザ端末2に送信される。
一方、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されたと判定した場合には(ステップS152:YES)、検索された要素レコードのうち1つを、カスタマイズ要素情報DB12dから取得する(ステップS153)。次いで、システム制御部14は、取得した要素レコードから、表示要素ID及びカスタマイズ度を取得する(ステップS154)。
次いで、システム制御部14は、取得した表示要素IDがclass属性として設定されているタグを、記憶部12から取得したHTML文書から検索する(ステップS155)。次いで、システム制御部14は、該当するタグが検索されたか否かを判定する(ステップS156)。このとき、システム制御部14は、該当するタグが検索されたと判定した場合には(ステップS156:YES)、HTML文書から、取得した表示要素IDが示す表示要素の表示サイズ定義値を取得する(ステップS157)。表示サイズ定義値が示す値が、表示サイズを示す。このときの表示サイズ定義値は、初期状態の表示サイズを示す初期値である。
次いで、システム制御部14は、要素レコードから取得したカスタマイズ度が「高」に設定されているか否かを判定する(ステップS158)。このとき、システム制御部14は、カスタマイズ度が「高」に設定されていると判定した場合には(ステップS158:YES)、拡大係数に、記憶部12に記憶されている係数値2を設定する(ステップS159)。一方、システム制御部14は、カスタマイズ度が「低」に設定されていると判定した場合には(ステップS158:NO)、拡大係数に、記憶部12に記憶されている係数値1を設定する(ステップS160)。拡大係数は、表示サイズの拡大倍率を示す。また、係数値1及び係数値2は、1<係数値1<係数値2を満たす定数である。つまり、カスタマイズ度が「低」に設定されているよりも、カスタマイズ度が「高」に設定されている方が拡大倍率が高くなる。
システム制御部14は、ステップS159またはS160の処理を終えると、HTML文書から取得した表示サイズの初期値に、拡大係数を掛け合わせて、新しい表示サイズ定義値を計算する(ステップS161)。次いで、システム制御部14は、HTML文書に記述されている表示サイズ定義値として設定されている初期値を、新しい表示サイズ定義値に書き換える(ステップS162)。
システム制御部14は、ステップS156において該当するタグが検索されなかったと判定した場合(ステップS156:NO)、または、ステップS162の処理を終えた場合には、カスタマイズ要素情報DB12dから検索された要素レコードのうち、まだ取得していない要素レコードがあるか否かを判定する(ステップS163)。このとき、システム制御部14は、まだ取得していない要素レコードがあると判定した場合には(ステップS163:YES)、まだ取得していない要素レコードのうち1つを、カスタマイズ要素情報DB12dから取得する(ステップS164)。次いでシステム制御部14は、ステップS154に移行する。システム制御部14は、ステップS154〜S164の処理を繰り返すことにより、表示態様が変更となる各表示要素について、HTML文書からのタグの検索及びサイズ定義値の書き換えを行う。
一方、システム制御部14は、検索された要素レコードを全て取得したと判定した場合には(ステップS163:NO)、HTML文書カスタマイズ処理を終了させる。
図13は、本実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14の操作回数更新処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、受信したリクエストに含まれるURLに基づいて、ユーザ端末2の画面に表示されたWebページから、ユーザが操作した表示要素を特定する(ステップS201)。次いで、システム制御部14は、特定した表示要素の表示要素IDを、操作対象表示要素IDとして取得する(ステップS202)。
次いで、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dから、要求ユーザID及び操作対象表示要素IDを格納する要素レコードを検索する(ステップS203)。次いで、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されたか否かを判定する(ステップS204)。このとき、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されたと判定した場合には(ステップS204:YES)、検索された要素レコードに格納されている操作回数に1を加算する(ステップS205)。
次いで、システム制御部14は、後述するカスタマイズ終了判定制御処理を実行する(ステップS206)。カスタマイズ終了判定制御処理では、操作対象表示要素IDが示す表示要素の表示態様を、初期状態の表示態様に戻すか否かが判定される。システム制御部14は、ステップS206の処理を終えると、操作回数更新処理を終了させる。
ステップS204において、システム制御部14は、該当する要素レコードが検索されなかったと判定した場合には(ステップS204:NO)、操作回数更新処理を終了させる。要素レコードがカスタマイズ要素情報DB12dに登録されていない表示要素の表示態様は、初期状態の表示態様から変更されていない。従って、この場合、操作回数の更新は不要である。
図14は、本実施形態に係るサービス提供サーバ1のシステム制御部14のカスタマイズ終了判定制御処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dから検索された要素レコード、すなわち、操作対象表示要素IDを格納する要素レコードに格納されているカスタマイズ度が「高」に設定されているか否かを判定する(ステップS251)。このとき、システム制御部14は、カスタマイズ度が「高」に設定されていると判定した場合には(ステップS252:YES)、操作回数閾値に、記憶部12に記憶されている閾値2を設定する(ステップS252)。一方、システム制御部14は、カスタマイズ度が「低」に設定されていると判定した場合には(ステップS252:NO)、操作回数閾値に、記憶部12に記憶されている閾値1を設定する(ステップS253)。
操作回数閾値は、表示態様の変更を終了させる操作回数を示す。また、閾値1及び閾値2は、1≦閾値1<閾値2を満たす定数である。つまり、カスタマイズ度が「高」に設定されている場合よりも、カスタマイズ度が「低」に設定されている場合の方が、少ない操作回数で表示態様が初期状態の表示態様に戻る。表示要素のカスタマイズ度が「低」にされている場合、対応するQ&Aはユーザ端末2の画面に表示されたが、ユーザが実際に閲覧したか否かが分からないQ&Aである。そのため、表示要素の表示要素を変える必要性が、ユーザが実際に閲覧したと判定された場合、すなわち、カスタマイズ度が「高」に設定されている場合よりも低い。そのため、このような表示要素については、表示態様の変更を終了させる条件が低く設定される。
システム制御部14は、ステップS252またはS253の処理を終えると、取得手段及び第1判定手段として、検索された要素レコードに格納されている操作回数が、操作回数閾値以上であるか否かを判定する(ステップS254)。このとき、システム制御部14は、操作回数が操作回数閾値未満であると判定した場合には(ステップS254:NO)、カスタマイズ終了判定制御処理を終了させる。つまり、表示態様の変更を終了させる条件が満たされなかったため、カスタマイズ終了判定制御処理が終了する。
一方、システム制御部14は、操作回数が操作回数閾値以上であると判定した場合には(ステップS254:YES)、判定対象日時に、システム制御部14が設定することが可能な最古の日時を設定することにより、判定対象日時の初期設定を行う(ステップS255)。判定対象日時は、ユーザが操作した表示要素に対応するQ&Aの最終閲覧日時として、表示態様の変更を終了させる条件と比較される日時が設定される。カスタマイズ定義情報DB12bにおける定義により、複数のQ&Aが、同一の表示要素をカスタマイズ対象とする場合がある。この場合、同一の表示要素をカスタマイズ対象とするQ&Aのうち、ユーザが最後に閲覧したQ&Aの閲覧日時から経過した時間が、表示態様の変更を終了させる条件と比較される。
先ず、システム制御部14は、Q&A閲覧履歴DB12cから、必要な履歴レコードを検索する(ステップS256)。具体的に、システム制御部14は、カスタマイズ定義情報DB12bから、操作対象表示要素IDを格納する定義レコードを検索する。次いで、システム制御部14は、検索された各定義レコードに格納されているQ&A−IDを取得する。そして、システム制御部14は、Q&A閲覧履歴DB12cから、要求ユーザID及び取得したQ&A−IDを格納する履歴レコードを検索する。システム制御部14は、この履歴レコードの検索を、定義レコードから取得したQ&A−IDごとに実行する。
システム制御部14は、ステップS256の処理を終えると、検索された履歴レコードのうち1つを、Q&A閲覧履歴DB12cから取得する(ステップS257)。次いで、システム制御部14は、取得した履歴レコードから最終閲覧日時を取得する(ステップS258)。次いで、システム制御部14は、取得した最終閲覧日時が判定対象日時よりも新しいか否かを判定する(ステップS259)。このとき、システム制御部14は、最終閲覧日時が判定対象日時よりも新しいと判定した場合には(ステップS259:YES)、判定対象日時に、取得した最終閲覧日時を設定する(ステップS260)。
システム制御部14は、最終閲覧日時が判定対象日時よりも新しくはないと判定した場合(ステップS259:NO)、または、ステップS260の処理を終えた場合には、検索された履歴レコードのうちまだ取得していない履歴レコードがあるか否かを判定する(ステップS261)。このとき、システム制御部14は、まだ取得していない履歴レコードがあると判定した場合には(ステップS261:YES)、まだ取得していない履歴レコードのうち1つを、Q&A閲覧履歴DB12cから取得する(ステップS262)。次いで、システム制御部14は、ステップS258に移行する。
一方、システム制御部14は、検索された履歴レコードを全て取得したと判定した場合には(ステップS261:NO)、第2判定手段として、比較対象日時から経過した時間が、記憶部12に記憶されている時間閾値以上であるか否かを判定する(ステップS263)。このとき、システム制御部14は、比較対象日時から経過した時間が時間閾値未満であると判定した場合には(ステップS263:NO)、カスタマイズ終了判定制御処理を終了させる。つまり、表示態様の変更を終了させる条件が満たされなかったため、カスタマイズ終了判定制御処理が終了する。
一方、システム制御部14は、比較対象日時から経過した時間が時間閾値以上であると判定した場合には(ステップS263:YES)、表示態様の変更を終了させる処理を行う。具体的に、システム制御部14は、検索された要素レコード、すなわち、要求ユーザID及び操作対象表示要素IDを格納する要素レコードからカスタマイズ同時終了リストを取得する(ステップS264)。次いで、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dから、要求ユーザID及び操作対象表示要素IDを格納する要素レコードを削除する(ステップS265)。要素レコードが削除されると、HTML文書カスタマイズ処理において、表示態様を変更することができない。
次いで、システム制御部14は、取得したカスタマイズ同時終了リストから、表示態様の変更を同時に終了させる表示要素の表示要素IDを1つ取得する(ステップS266)。次いで、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dから、要求ユーザID及びカスタマイズ同時終了リストから取得した表示要素IDを格納する要素レコードを削除する(ステップS267)。次いで、システム制御部14は、カスタマイズ同時終了リストからまだ取得していない表示要素IDがあるか否かを判定する(ステップS268)。このとき、システム制御部14は、まだ取得していない表示要素IDがあると判定した場合には(ステップS268:YES)、まだ取得していない表示要素IDのうち1つを取得する(ステップS269)。次いで、システム制御部14は、ステップS267に移行する。
一方、システム制御部14は、カスタマイズ同時終了リストから全ての表示要素IDを取得したと判定した場合には(ステップS268:NO)、カスタマイズ終了判定制御処理を終了させる。
なお、システム制御部14は、例えば、定期的に、カスタマイズ終了判定制御処理を実行する。操作回数更新処理から実行されるカスタマイズ終了判定制御処理では、主に操作回数の面から、表示態様の変更を終了させる条件がチェックされる。このとき、操作回数が表示態様の変更を終了させる条件を満たした場合であっても、Q&Aの最終閲覧日時からの経過時間が、表示態様の変更を終了させる条件を満たさない場合がある。そこで、定期的に実行されるカスタマイズ終了判定制御処理で、経過時間の面から、表示態様の変更を終了させる条件がチェックされる。このとき、システム制御部14は、カスタマイズ要素情報DB12dに格納されている要素レコードを1つ選択する。そして、システム制御部14は、選択された要素レコードに格納されている表示要素IDを、操作対象表示要素IDとみなして、カスタマイズ終了判定制御処理を実行する。システム制御部14は、この処理を、カスタマイズ要素情報DB12dに格納されている全ての要素レコードについて実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、ユーザにより閲覧されたQ&AのQ&A−IDを格納する履歴レコードを、Q&A閲覧履歴DB12cに登録し、カスタマイズ定義情報DB12bに登録された定義レコードに基づいて、ユーザが利用するユーザ端末2に表示させるWebページを構成する表示要素のうち、登録された履歴レコードに格納されたQ&A−IDが示すQ&Aに関連する表示要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、HTML文書を生成し、生成されたHTML文書をユーザ端末2に送信する。
従って、ユーザが閲覧したQ&Aに関連する表示要素をユーザが見付けやすくなる。そのため、ユーザが表示態様の設定操作をしなくても、Webページを構成する表示要素の表示態様をユーザに適した態様にすることができる。
また、システム制御部14が、ユーザ端末2を利用するユーザのユーザIDと、ユーザ端末2に送信されたWebページに含まれるQ&AのQ&A−IDと、をユーザ端末2から受信し、受信されたQ&A−IDとユーザIDとを対応付けて、Q&A閲覧履歴DB12cに登録する。
従って、Q&A閲覧履歴DB12cに登録された情報から、サイトのどのような改善点があるかをサイトの運営者が把握することができる。
また、システム制御部14が、Q&Aが閲覧された後にQ&Aに関連する表示要素がユーザにより操作された操作回数をカスタマイズ要素情報DB12dから取得し、取得された操作回数が操作回数閾値以上であるか否かを判定し、操作回数が操作回数閾値以上であると判定された表示要素の表示態様が初期状態の表示態様となるように、HTML文書を生成する。
従って、ユーザが何回か操作することで操作に慣れ、表示態様を変更しておく必要はない表示要素を、他の表示要素をユーザが見付ける妨げにならないようにすることができる。
また、システム制御部14がユーザにより閲覧されたQ&AのQ&A−IDと、Q&Aがユーザに最後に閲覧された最終閲覧日時と、を含む履歴レコードを、Q&A閲覧履歴DB12cに登録し、登録された履歴レコードに含まれる最終閲覧日時から時間閾値が示す長さの時間が経過したか否かを判定し、操作回数が操作回数閾値以上であると判定され、且つ、最終閲覧日時から時間閾値が示す長さの時間が経過したと判定された表示要素の表示態様が初期状態の表示態様となるように、HTML文書を生成する。
従って、表示態様を変更しておく必要がない表示要素を確実に特定することができる。
また、システム制御部14が、ユーザにより表示指定されたQ&AのQ&A−IDをユーザ端末2から受信し、Q&Aページがユーザ端末2により表示されたときに、表示指定されたQ&Aとともにユーザ端末2により表示されたQ&AのQ&A−IDをユーザ端末2から受信し、受信されたQ&A−IDが示すQ&Aに関連する表示要素の表示要素IDを、カスタマイズ度と対応付けて、カスタマイズ要素情報DB12dに登録する。このとき、システム制御部14が、表示指定されたQ&Aに関連する表示要素のカスタマイズ度を「高」に設定し、表示指定されなかったQ&Aに関連する表示要素のカスタマイズ度を「低」に設定する。そして、システム制御部14が、カスタマイズ度が「高」に設定された表示要素の表示態様を、カスタマイズ度が「低」に設定された表示要素の表示態様よりも、初期状態の表示態様との相違度が高くなるように、HTML文書を生成する。
従って、ユーザに閲覧された可能性があるQ&Aに関連する表示要素の表示態様を初期状態の表示態様から変更することができるとともに、閲覧された可能性に応じた表示態様にすることができる。
また、システム制御部14が、Q&A閲覧履歴DB12cに登録された履歴レコードに格納されたQ&A−IDを格納する定義レコードに格納された表示要素IDが示す全ての表示要素の表示態様が初期状態の表示態様と異なるように、HTML文書を生成し、複数の表示要素のうち、何れかの表示要素の操作回数が操作回数閾値以上であると判定された場合に、複数の表示要素に対応する表示要素間関連度が「強」または「弱」の何れに設定されているかを示すかを判定し、表示要素間関連度が「強」に設定されていると判定された場合には、複数の表示要素全ての表示態様が初期状態の表示態様となるように、HTML文書を生成し、表示要素間関連度が「強」に設定されていると判定された場合には、操作回数が操作回数閾値以上であると判定された表示要素の表示態様のみが初期状態の表示態様となるように、HTML文書を生成する。
従って、1つのQ&Aに関連する複数の表示要素の表示態様を、適切に設定することができる。
なお、上記実施形態において、システム制御部14は、Q&Aの閲覧履歴及びカスタマイズ要素情報を、サービス提供サーバ1が備える記憶部12に構築されたデータベースに記録していた。しかしながら、システム制御部14は、Q&Aの閲覧履歴及びカスタマイズ要素情報を、クッキーとして、ユーザ端末2に記録されるようにしても良い。具体的に、システム制御部14は、Q&AページのHTML文書のリクエストやQ&A閲覧履歴記録リクエストを受信すると、閲覧されたQ&AのQ&A−ID、最終閲覧日時及び閲覧回数を含むQ&Aの閲覧履歴を、リクエスト送信元のユーザ端末2に、クッキーとして送信する。また、システム制御部14は、閲覧されたQ&Aに対応する表示要素の表示要素ID、操作回数、カスタマイズ度及びカスタマイズ同時終了リストを含むカスタマイズ要素情報を、リクエスト送信元のユーザ端末2に、クッキーとして送信する。これにより、システム制御部14は、ユーザ端末2からリクエストを受信するたびに、ユーザ端末2にクッキーとして保存されたQ&Aの閲覧履歴及びカスタマイズ要素情報を、取得することができる。この場合、システム制御部14は、ユーザ端末2から取得された情報に基づいて、Q&A閲覧履歴記録処理、HTML文書カスタマイズ処理、操作回数更新処理等を行えば良い。
また、上記実施形態においては、表示態様を初期状態の表示態様から変更する表示要素が、操作可能な表示要素とされていた。しかしながら、表示態様を初期状態の表示態様から変更する表示要素が、操作可能ではない表示要素であっても良い。例えば、商品の配送に関するQ&Aが閲覧された場合、商品の配送についての簡単な説明のテキストの表示態様と、配送説明リンク104の表示態様とが変更されても良い。
また、上記実施形態においては、表示要素の表示態様の変更を終了させる条件として、表示要素の操作回数と、Q&Aの最終閲覧日時からの経過時間と、が用いられていた。しかしながら、表示要素の表示態様の変更を終了させる条件として、表示要素の操作回数のみが用いられても良い。
また、上記実施形態においては、ユーザ端末2の画面に表示されたQ&Aのうち、ユーザが表示指定していないQ&Aに関連する表示要素も、表示態様が変更されるようになっていた。しかしながら、ユーザが表示指定したQ&Aに関連する表示要素のみの表示態様が変更されるようになっていても良い。
また、本発明における説明情報が、Q&A以外の情報に適用されても良い。例えば、本発明における説明情報が、ヘルプ、マニュアル、ガイダンス、チュートリアル等の、Webページを通じて提供されるサービスに関する情報に適用されても良い。なお、例えば、ウエブを利用したWebアプリケーションの提供や、何らかの機能を提供することも、Webページを通じてサービスを提供することの一例である。
1 サービス提供サーバ
2 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 会員情報DB
12b カスタマイズ定義情報DB
12c Q&A閲覧履歴DB
12d カスタマイズ要素情報DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
NW ネットワーク
S サービス提供システム

Claims (9)

  1. Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置であって、
    Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザにより閲覧された前記説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段と、
    前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成手段と、
    前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報生成装置。
  2. 請求項1に記載の情報生成装置において、
    端末装置を利用するユーザの識別情報と、前記端末装置に送信されたWebページに含まれる前記説明情報の識別情報と、を前記端末装置から受信する受信手段を更に備え、
    前記記録手段は、前記受信された説明情報の識別情報とユーザの識別情報とを対応付けて、前記履歴情報として、履歴情報記憶手段に記憶させることを特徴とする情報生成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報生成装置において、
    前記説明情報が閲覧された後に前記説明情報に対応する前記要素がユーザにより操作された回数を示す回数情報を取得する取得手段と、
    前記取得された回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であるか否かを判定する第1判定手段と、
    を更に備え、
    前記生成手段は、前記取得された回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であると判定された前記要素の表示態様が初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成することを特徴とする情報生成装置。
  4. 請求項3に記載の情報生成装置において、
    前記記録手段は、閲覧された前記説明情報の識別情報と、前記説明情報が最後に閲覧されたときを示す時情報と、を含む前記履歴情報を記録し、
    前記取得手段は、前記説明情報が最後に閲覧された後に前記説明情報に対応する前記要素がユーザにより操作された回数を示す前記回数情報を取得し、
    前記記録された履歴情報に含まれる前記時情報が示すときから、予め設定された長さの期間が経過したか否かを判定する第2判定手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記取得された回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であると判定され、且つ、前記記録された履歴情報に含まれる前記時情報が示すときから予め設定された長さの期間が経過したと判定された前記要素の表示態様が初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成することを特徴とする情報生成装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報生成装置において、
    前記記憶手段は、1つのWebページに含まれる複数の前記説明情報のそれぞれについて、関連する前記要素を示す前記関連情報を記憶し、
    表示させることがユーザにより指定された前記説明情報の識別情報である第1識別情報を端末装置から受信する第1受信手段と、
    Webページが端末装置により表示されたときに、表示させることがユーザにより指定された前記説明情報とともに前記端末装置により表示された前記説明情報の識別情報である第2識別情報を端末装置から受信する第2受信手段と、
    前記受信された第1識別情報及び第2識別情報により識別される前記説明情報に関連する前記要素の表示態様の、初期状態の表示態様からの相違度を示す相違度情報を記録する第2記録手段であり、前記第1識別情報により識別される前記説明情報に関連する前記表示要素の前記相違度を、前記第2識別情報により識別される前記説明情報に関連する前記表示要素の前記相違度よりも高くする第2記録手段と、
    を更に備え、
    前記記録手段は、前記受信された第1識別情報及び第2識別情報を、前記履歴情報として記録し、
    前記生成手段は、前記相違度情報が示す相違度が高い前記要素の表示態様であるほど、初期状態の表示態様との相違度が高くなるように、前記表示情報を生成することを特徴とする情報生成装置。
  6. 請求項3または請求項4に記載の情報生成装置において、
    前記記憶手段は、1つの前記説明情報に複数の前記要素が関連することを示す前記関連情報であり、且つ、前記複数の要素間における関連の強弱を示す要素関連情報を含む前記関連情報を記憶し、
    前記生成手段は、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する全ての前記要素の表示態様が初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成し、
    前記複数の要素のうち、何れかの前記要素が操作された回数が予め設定された回数以上であると判定された場合に、前記複数の要素に対応する前記要素関連情報が強弱の何れを示すかを判定する第3判定手段を更に備え、
    前記生成手段は、関連が強いことを前記要素関連情報が示すと判定された場合には、前記複数の表示要素全ての表示態様が初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成し、関連が弱いことを前記要素関連情報が示すと判定された場合には、前記回数情報が示す回数が予め設定された回数以上であると判定された前記要素の表示態様のみが初期状態の表示態様となるように、前記表示情報を生成することを特徴とする情報生成装置。
  7. Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置における情報生成方法であって、
    Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報であり、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録ステップと、
    前記説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段に記憶された前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成ステップと、
    前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報生成方法。
  8. Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報であり、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段、
    前記説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段に記憶された前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成手段、及び、
    前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とする情報生成プログラム。
  9. Webページの表示に用いられる表示情報であり、Webページを構成する要素の表示態様を示す表示情報を生成する情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    Webページを通じて提供されるサービスに関する説明として、あるWebページに表示される説明情報であり、ユーザにより閲覧された説明情報を示す履歴情報を記録する記録手段、
    前記説明情報と、前記説明情報に関連する前記要素と、を対応付けて示す関連情報を記憶する記憶手段に記憶された前記関連情報に基づいて、前記ユーザが利用する端末装置に表示されるWebページを構成する前記要素のうち、前記記録された履歴情報が示す前記説明情報に関連する前記要素の表示態様が、初期状態の表示態様と異なるように、前記表示情報を生成する生成手段、及び、
    前記生成された表示情報を前記端末装置に送信する送信手段、
    として機能させる情報生成プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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