JP2012172992A - 蓄電装置、断線検知装置、車両及び断線検知方法 - Google Patents

蓄電装置、断線検知装置、車両及び断線検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】全てのセル電圧を均等に揃えつつ、電圧検出線の断線を正確に検知することができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】制御装置50によって電力システムが起動してから一定時間が経過するまでの間、停止処理中である場合、あるいは全セル中、最大のセル電圧が閾値を越える高電圧である場合、均等化禁止フラグが値1にセットされる。均等化禁止フラグがセットされている場合、CPU28は、均等化放電回路15の動作を禁止し、セルごとに、フィルタ回路18を形成するコンデンサの電荷を放電してセル電圧を検出する。CPU28は、断線検知の対象となるセル11bより1つ上のセル11cのセル電圧が第1の所定値より高い場合、かつ、対象となるセルのセル電圧が第2の所定値より低い場合、その電圧検出線13が断線していると判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、セルの端子間の電圧検出に用いられる電圧検出線の断線を検知する蓄電装置、断線検知装置、車両及び断線検知方法に関する。
従来、リチウムイオンバッテリからなる複数のセルを直列に接続して電池パックとして使用するシステムでは、セル電圧にバラツキが発生している場合、通常、このバラツキが解消されないまま、全セルの充放電が同時に行われる。このセル電圧のバラツキが解消されない限り、電池パックとして使用できる容量は少なくなってしまう。
このため、電池パックには、セル電圧を検出するセル電圧センサが取り付けられている。このセル電圧センサは、個別にセル電圧を検知して、電池の充電状態や、セル電圧(容量)のバラツキを監視する。そして、このセル電圧センサを用いて、電圧の高いセルを放電して電池パック全体のセル電圧を揃えたり、もしくは電圧の高いセルから電圧の低いセルに充電して電池パック全体のセル電圧を揃えることが行われる。
従って、上述したセル電圧センサの機能が失陥すると、電池が過充電になってしまう可能性があることから、セル電圧センサの機能失陥を検知することが必要である。
セル電圧センサの機能失陥を検知するものとして、従来、特許文献1に記載された断線検知装置が知られている。この断線検知装置は、バイパス処理の実行前後でセル電圧を検出し、実行前と実行後のセル電圧の偏差が判定値より大きい場合、電圧検出線が断線していると判定している。
図9(a)及び(b)は、他の従来の蓄電装置の構成およびその断線検知方法を示す図である。蓄電装置100は、直列に接続された複数のセル111a〜111c、均等化放電回路115、フィルタ回路118およびセル電圧検出回路(IC)120を有する。均等化放電回路115は、直列に接続されたスイッチ素子115aおよび抵抗器115bが、各セル111a〜111cの端子間に並列に接続されることで構成され、セル電圧が高いセル111a〜111cに対応するスイッチ素子115aをオンしてセル111a〜111cを放電することにより、セル111a〜111cの端子間の電圧を均等化する。各セル111a〜111cの電圧検出線113には、抵抗器118aおよびコンデンサ118bから形成されるフィルタ回路118が設けられている。セル電圧検出回路120には、コンデンサ118b(C1,C2,C3)と並列に、スイッチ素子121aおよび定電流源121bが直列に接続された断線検知用放電回路121、および各セル111a〜111cの電圧検出線113に印加されているセル電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータ123が設けられている。
この蓄電装置100では、図9(a)に示すように、電圧検出線113が正常である場合、断線検知を行うと、各A/Dコンバータ123から各セル電圧(ここでは、3.6V)がデジタル値として出力される。一方、例えば、真中のセル111bのセル電圧を検出するための電圧検出線113が断線している場合、このセル電圧は電圧検出線113に印加されない。しかしながら、コンデンサC2に蓄積された電荷の影響で断線直前の電圧検出線113の電位がほぼ保たれているので、このままでは、断線の有無を判断することができない。
そこで、断線検知用放電回路121は、断線検知時のみ、スイッチ素子121aをオンに切り替えて定電流源121bを動作させ、コンデンサC2に蓄積された電荷を放電させることで、電圧検出線113の電圧は0Vとなる(図9(b)参照。)。したがって、このA/Dコンバータ123からはセル電圧値として“−3.6V”が出力される。一方、1つの上にある電圧検出線113の電圧値を読み取るA/Dコンバータ123からは、セル電圧値として“10.8V”が出力される。
このように、断線検知用放電回路121の機能を利用することで、電圧検出線113が断線している場合、断線した電圧検出線113の上に位置する、セル電圧値が大きく、断線した電圧検出線113の下に位置する、セル電圧値が小さいという特性が得られるので、この特性を用いて電圧検出線113の断線を検知することが可能となる。
特開2004−180395号公報
ところで、図9に示した従来の蓄電装置の断線検知方法においては、つぎのような問題があった。即ち、断線した真中の電圧検出線113の上下の均等化放電回路115が動作している場合、図10(a)に示すように、上の電圧検出線113に印加される電圧が均等化放電回路115内の抵抗器115bとフィルタ回路118を形成する抵抗器118aとで分圧され、コンデンサC2は充電されることになる。この結果、断線検知時には、真中のA/Dコンバータ123からセル電圧値として正常な場合と同じ“3.8V”が出力され、断線が検知されなくなってしまう。
また、上記と同様、断線した真中の電線検出線113の上下の均等化放電回路115が動作している場合、図10(b)に示すように、真中のセル111bのセル電圧が“4.5V”の過充電になっていても、上のセル111cのセル電圧が“3.1V”であると、真中のA/Dコンバータ123からはセル電圧値として“3.8V”が出力され、断線が検知されないばかりか、過充電であることが見逃されてしまうことになる。リチウムイオンバッテリの場合、過充電を放置することは大きなダメージを招くことに繋がるので、過充電とならないように制御する必要がある。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであり、全てのセル電圧を均等に揃えつつ、電圧検出線の断線を正確に検知することができる蓄電装置、断線検知装置、車両及び断線検知方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の蓄電装置は、
直列に接続された複数のセル(例えば、実施形態のセル11a、11b、11c)と、
前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段(例えば、実施形態のセル電圧検出回路20)と、
前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子(例えば、実施形態のセルの端子11a1〜11c1)と前記セル電圧検出手段の端子(例えば、実施形態のセル電圧検出回路20の端子20a〜20c)とを接続する電圧検出線(例えば、実施形態の電圧検出線13)と、
前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路(例えば、実施形態の均等化放電回路15)と、
一端が前記セルの端子に抵抗器(例えば、実施形態の抵抗器18a)を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサ(例えば、実施形態のコンデンサ18b)と、
前記電圧検出線の断線を検知する断線検知手段(例えば、実施形態のCPU28)と、
を備えた蓄電装置(例えば、実施形態の蓄電装置10)であって、
前記断線検知手段は、前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定することを特徴とする。
請求項2に記載の蓄電装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、
前記均等化放電回路は、直列に接続された他の抵抗器(例えば、実施形態の抵抗器15b)およびスイッチ手段(例えば、実施形態のスイッチ素子15a)が前記各セルの端子間に並列に接続されており、前記スイッチ手段がオンになって前記他の抵抗器が前記セルの端子間に接続されることで、前記複数のセルの端子間の電圧を均等にし、
前記断線検知手段は、前記スイッチ手段をオフに切り替えて前記セルの端子間に接続されていた前記他の抵抗器が前記セルの端子間から切り離されることで、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項3に記載の蓄電装置は、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、
前記セル電圧検出手段は、前記コンデンサに並列に接続され、直列に接続された定電流源(例えば、実施形態の定電流源21b)および他のスイッチ手段(例えば、実施形態のスイッチ素子21a)を有する断線検知用放電回路(例えば、実施形態の断線検知用放電回路21)を備え、
前記断線検知手段は、前記電圧検出線の断線の有無が判定される前、前記他のスイッチ手段をオンにして前記コンデンサが前記定電流源に接続されることで、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電させることを特徴とする。
請求項4に記載の蓄電装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明に加え、
前記蓄電装置によって電力が供給されるシステムの起動後、一定時間が経過するまでの間、前記断線検知手段は、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項5に記載の蓄電装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明に加え、
前記蓄電装置によって電力が供給されるシステムが停止処理中である場合、前記断線検知手段は、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項6に記載の蓄電装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明に加え、
前記複数のセル中、最大となる前記セルの端子間の電圧が閾値を越える高電圧である場合、前記断線検知手段は、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項7に記載の蓄電装置は、請求項6に記載の発明に加え、
前記最大となるセルの端子間の電圧が前記閾値を越える高電圧である期間、前記断線検知手段は、継続して前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項8記載の蓄電装置は、請求項6に記載の発明に加え、
前記最大となるセルの端子間の電圧が前記閾値を越える高電圧である期間、前記断線検知手段は、定期的に前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項9に記載の蓄電装置は、請求項6に記載の発明に加え、
前記最大となるセルの端子間の電圧が前記閾値を越える高電圧になった時、前記断線検知手段は、1回だけ前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする。
請求項10に記載の蓄電装置は、請求項6に記載の発明に加え、
前記閾値は、前記複数のセルの端子間の電圧のバラツキが大きいほど、低い値に設定されることを特徴とする。
請求項11に記載の蓄電装置は、請求項6に記載の発明に加え、
前記閾値は、前記セルの温度が高いほど、低い値に設定されることを特徴とする。
請求項12に記載の断線検知装置は、
直列に接続された複数のセルと、前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサと、を備えた蓄電装置に設けられ、前記電圧検出線の断線を検知する断線検知装置(例えば、実施形態のCPU28)であって、
前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定することを特徴とする。
請求項13に記載の車両は、
蓄電装置から電力が供給されるモータ(例えば、実施形態の駆動モータ40)を有し、前記モータの駆動力によって走行する車両(例えば、実施形態の車両1)であって、
前記蓄電装置は、
直列に接続された複数のセルと、
前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、
前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、
前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、
一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサと、
前記電圧検出線の断線を検知する断線検知手段と、
を備え、
前記断線検知手段は、前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定することを特徴とする。
請求項14に記載の断線検知方法は、
直列に接続された複数のセルと、前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサと、を備えた蓄電装置に適用され、前記電圧検出線の断線を検知する断線検知方法であって、
前記均等化放電回路の動作が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって前記セルの端子間の電圧を検出するステップと、
前記検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定するステップとを有することを特徴とする。
請求項1及び2並びに12〜14に記載の発明によれば、均等化放電回路が動作していない時、セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、電圧検出線が断線していると判定するので、全てのセル電圧を均等に揃えつつ、電圧検出線の断線を正確に検知することができる。また、車両に搭載された場合、フェイルセーフを果たすことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、断線検知が行われる前、コンデンサに蓄積されていた電荷を放電させるので、電圧検出線の断線検知を正確に行うことができる。つまり、電圧検出線が断線している場合、コンデンサに蓄えられた電荷によって、セル電圧が誤検出されることがなくなる。
また、請求項4に記載の発明によれば、例えば定常運転によって放電が行われるまでの間、均等化放電回路が使われないタイミングを利用して断線検知を行うことができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、停止処理が行われている間、例えばモータの駆動力が要求されないので、停止時間を短時間延ばし、その間に断線検知を行うことができる。また、車両に搭載された場合、停止時に実行することで、アクセル開度など予測が困難な要求駆動力の可変域で断線検知を実行することを避けることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、セルが過充電に至らないように制御することができる。また、車両に搭載された場合、最大となるセル電圧が閾値を越える場合に実行することで、アクセル開度など予測が困難な要求駆動力の可変域で必要以上に断線検知を実行することを避けることができる。
また、請求項7〜9に記載の発明によれば、均等化放電の禁止を適切なタイミングで行うことができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、複数のセル電圧のバラツキが大きい場合、高いセル電圧が低く検出される可能性があるので、バラツキが大きいほど閾値を下げることで、断線検知の動作の機会が確保される。
また、請求項11に記載の発明によれば、温度が高い場合、セルが過充電とならないように、セル電圧を頻繁に測定する必要があり、温度が高いほど閾値を下げることで、断線検知の動作の機会が確保される。
本発明における蓄電装置が搭載された車両の要部の構成を示す図である。 蓄電装置の構成を示す回路図である。 蓄電装置の各動作状態を示す図である。 均等化判定動作手順を示すフローチャートである。 セル電圧測定動作手順を示すフローチャートである。 全セル中の最大のセル電圧が閾値を越える場合に設定される均等化禁止フラグの変化を示すタイミングチャートである。 セル電圧のバラツキの度合に応じて設定される閾値を示すグラフである。 セルの最高温度に応じて設定される閾値を示すグラフである。 従来の蓄電装置の構成およびその断線検知方法を示す図である。 従来の蓄電装置の断線検知方法における問題点を説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る蓄電装置、断線検知装置、車両及び断線検知方法について図面を参照しながら説明する。本実施形態の蓄電装置は、ハイブリッド車両、燃料電池車両、電気自動車(EV)等の車両に搭載される。
図1は、本実施形態における蓄電装置が搭載された車両の要部の構成、すなわち、車輪48を駆動する駆動モータ40の電力システムの構成を示す図である。車両1は、蓄電装置10、出力制御器30、駆動モータ40、制御装置50等を有し、駆動モータ40の駆動力によって走行する。
蓄電装置10は、後述するように、複数のセルを直列に接続して1モジュールとし、複数のモジュールが並列に接続された電池パック11(図2参照)を有する。また、蓄電装置10には、温度センサ25が取り付けられており、温度センサ25によって検知された電池パック11の温度が制御装置50に伝達される。また、蓄電装置10の出力端子間には、その出力電圧を検知する電圧センサ60が設けられている。
出力制御器30は、制御装置50からの指示に従って、駆動時には、蓄電装置10からの出力電流を直流/交流変換して駆動モータ40に電力を供給し、回生時には、モータ回生電力を蓄電装置10内の電池パック11に蓄電する。駆動モータ40は、出力制御器30から電力供給を受けると、減速機42を介して車輪48に回転動力を与える。
制御装置50は、電力システムの中心として、車両全体の電力制御を行うものであり、周知のCPU、ROM、RAM等を搭載する。また、制御装置50には、イグニッション(IG)スイッチ55、アクセル開度センサ56等の各種センサ、アクチュエータ等が接続される。
図2は、蓄電装置10の構成を示す回路図である。蓄電装置10は、電池パック11、電圧検出線13、均等化放電回路15、フィルタ回路18、セル電圧検出回路(IC)20およびCPU28を有する。
電池パック11は、リチウムイオンバッテリ、電気二重層コンデンサ、電解コンデンサ等からなるキャパシタである、複数のセル11a、11b、11cが直列に接続されたモジュールから構成される。なお、ここでは、説明を簡単にするために、3個のセルを1モジュールとする電池パックが示されているが、任意の数のセルを1モジュールとし、複数のモジュールが並列に接続された電池パックであってもよいことは勿論である。
3本の電圧検出線13は、各セル11a、11b、11cの端子11a1、11b1、11c1とセル電圧検出回路20の各端子20a、20b、20cを、フィルタ回路18を介してそれぞれ接続するものであり、各セル11a、11b、11cの端子間の電圧をセル電圧検出回路20に伝達する。
フィルタ回路18は、変動するセル電圧を平滑化して検知するために設けられており、抵抗器18aおよびコンデンサ18bから形成される。抵抗器18aは電圧検出線13に介在されている。コンデンサ18b(C1,C2,C3)においては、一端が抵抗器18aに接続されるとともにセル電圧検出回路20の端子20a、20bあるいは20cに接続され、他端が接地されている。なお、コンデンサ18bの他端は、所定の電位に保持されればよい。
均等化放電回路15は、複数のセル電圧を均等に揃えるものであり、各セル11a、11b、11cの端子間に並列に、それぞれスイッチ素子15aおよび抵抗器15bが直列に接続された構成を有する。各スイッチ素子15aは、FET素子からなり、セル電圧検出回路20からの信号によってオンまたはオフにされる。
セル電圧検出回路20には、各フィルタ回路18を形成するコンデンサ18bと並列に、スイッチ素子21aおよび定電流源21bが直列に接続された断線検知用放電回路21、および各セルの電圧検出線13に印加されているセル電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータ23がそれぞれ設けられている。
CPU28は、蓄電装置10を制御するものであり、後述する動作プログラムを格納するROMや均等化禁止フラグの状態を記憶するRAMを内蔵する。
このように構成された蓄電装置10では、電圧検出線13が断線することなく正常である場合、断線検知を行うと、各A/Dコンバータ23からそれぞれのセル電圧がデジタル値として出力される(図9(a)参照)。
なお、本実施形態では、蓄電装置10の内部に断線検知動作を実行するCPU28が設けられ、制御装置50と通信を行う場合を示したが、蓄電装置内部にCPU28を設けることなく、制御装置50が直接に断線検知動作を実行する構成であってもよい。
次に、図3(a)〜(c)を参照して、上記構成を有する蓄電装置10の各動作状態を説明する。
図3(a)の通常動作時、つまり断線検知を行っていない時、蓄電装置10では、均等化放電回路15内のスイッチ素子15aがオンとなり、均等化放電動作が行われている。
図3(b)のセル電圧測定開始前、CPU28からの指示にしたがって、セル電圧検出回路20は、均等化放電回路15内のスイッチ素子15aをオフにし、均等化放電動作を禁止する。そして、セル電圧検出回路20は、断線検知用放電回路21内のスイッチ素子21aをオンにし、コンデンサ18bに並列に接続された定電流源21bによってコンデンサ18bに蓄積された電荷を放電する。これにより、電圧検出線13が断線している場合、コンデンサ18bに蓄えられた電荷によって、セル電圧が誤検出されることがなくなる。
そして、図3(c)のセル電圧測定時、均等化放電回路15内のスイッチ素子15aがオフにされている状態で、セル電圧検出回路20は、スイッチ素子21aをオフにし、A/Dコンバータ23によって電圧検出線13に印加されているセル電圧をデジタル値に変換し、CPU28に出力する。
図4は、均等化判定動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはCPU28内部のROMに格納されており、CPU28によって所定時間ごとに繰り返し実行される。まず、CPU28は、例えば、イグニッションスイッチ55がオンになって、制御装置50によって電力システムが起動した後、一定時間が経過したか否かを判別する(ステップS1)。
一定時間が経過していない場合、CPU28は均等化放電回路15の動作を禁止する放電化禁止フラグをセットする(ステップS5)。この後、CPU28は本動作を終了する。このように、制御装置50によって電力システムが起動してから一定時間が経過するまでの間、少なくとも1回、均等化放電回路の動作を禁止することで、この間に、断線検知を行うことが可能となる。なお、少なくとも1回、均等化禁止フラグがセットされ、断線検知が行われた後は、一定時間内であっても、均等化禁止フラグはリセットされ、再びセットされないようにしてもよい。
次に、ステップS1で一定時間が経過している場合、CPU28は、例えば、イグニッションスイッチ55がオフになって、制御装置50が電力システムの停止処理中であるか否かを判別する(ステップS2)。停止処理中である場合、CPU28はステップS5の処理に進み、前述した動作を行う。
一方、ステップS2で停止処理中でない場合、CPU28は、全セル中、最大のセル電圧(MAX電圧)が閾値を越える高電圧であるか否かを判別する(ステップS3)。なお、ここでは、全セル中、最大のセル電圧が用いられたが、電圧センサ60によって検出される電池パックの電圧を用いて高電圧であるか否かを判別するようにしてもよい。ステップS3で高電圧である場合、CPU28はステップS5の処理に進み、前述した動作を行う。
また、ステップS3で高電圧でない場合、CPU28は、前回、断線検知(セル電圧検知)を行ってから一定時間が経過したか否かを判別する(ステップS4)。なお、この一定時間はステップS1と同じ時間でも異なる時間でもよい。ステップS4で一定時間が経過した場合、CPU28はステップS5の処理に進み、前述した動作を行う。これにより、定期的に前回のセル電圧が更新されることになる。
一方、ステップS4で一定時間が経過していない場合、CPU28は、均等化放電回路15の動作を許可し、放電化禁止フラグをリセットする(ステップS6)。この後、CPU28は本動作を終了する。
図5は、セル電圧測定動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはCPU28内部のROMに格納されており、CPU28によって所定時間ごとに繰り返し実行される。まず、CPU28は、均等化禁止フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS11)。均等化禁止フラグがセットされていない場合、CPU28は、そのまま本処理を終了する。
一方、ステップS11で均等化禁止フラグがセットされている場合、CPU28は、セルごとに、前述した図3(b)、(c)の動作を行い、全セルのセル電圧を検出する(ステップS12)。
CPU28は、電圧検出線の断線検知の対象となるセル(例えば、セル11b)より1つ上に位置するセル(セル11c)のセル電圧が第1の所定値より高いか否かを判別する(ステップS13)。1つ上に位置するセル(セル11c)のセル電圧が第1の所定値より高い場合、CPU28は、さらに、断線検知の対象となるセル(セル11b)のセル電圧が第2の所定値より低いか否かを判別する(ステップS14)。対象となるセルのセル電圧が第2の所定値より低い場合、CPU28は、対象となるセル(セル11b)の電圧検出線13が断線していると判定する(ステップS15)。これは、図9(b)で説明したように、1つの上のセル電圧が高く、その下のセル電圧が低いような特性は、下のセルの電圧検出線13が断線していることによって発生すると考えられるからである。
なお、1番上に位置するセルの断線検知を行う場合、ステップS13の判別処理は行われることなくスキップし、ステップS14における対象となるセルのセル電圧によってのみ、電圧検出線の断線の有無が判断される。
また、対象となるセルのセル電圧が所定の範囲から外れるような、所定値より低いか否かによってのみ、電圧検出線の断線の有無を判別してもよく、その場合、ステップS13の判別処理は必ずしも必要でなく、ステップS14の判別処理だけが行われるようにしてもよい。つまり、図9(b)で説明したように、真中のセル電圧が−3.6Vとなるような低い電圧を示す場合には、この電圧検出線は断線していると判断される。
また、ステップS13、S14の処理の代わりに、1つ上に位置するセルのセル電圧と対象となるセルのセル電圧との差(電圧差)が所定の範囲内であるか否かを判別することにより、断線検知を行ってもよい。このように、対象となるセル、あるいはこのセルを含む複数のセルのセル電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、電圧検出線が断線していることが検知される。
一方、ステップS13で1つ上に位置するセルのセル電圧が第1の所定値より高くない場合、あるいはステップS14で対象となるセルのセル電圧が第2の所定値より低くない場合、CPU28は、電圧検出線13が断線しておらず、正常であると判定する(ステップS16)。
ステップS15あるいはS16の処理後、CPU28は、全てのセルについて断線検知の判定が行われたか否かを判別する(ステップS17)。全てのセルについて判定が済んでいない場合、次のセルについて判定を行うために、CPU28は、ステップS13の処理に戻る。一方、全てのセルについての判定が済むと、CPU28は、全てのセルについて、その判定結果およびセル電圧をCPU28内のRAMに記憶するとともに、制御装置50に出力する(ステップS18)。この後、CPU28は本動作を終了する。
ここで、ステップS3で最大のセル電圧が閾値を越え、ステップS5で均等化禁止フラグがセットされる場合について説明する。本実施形態では、この均等化禁止フラグの設定には、3通りの方法が用いられる。
図6は全セル中の最大のセル電圧が閾値を越える場合に設定される均等化禁止フラグの変化を示すタイミングチャートである。本実施形態では、閾値は、ヒステリシス特性を有しており、例えば上側4.0V、下側3.8Vに設定される。また、閾値と比較される最大のセル電圧は、前回計測された全セル中、最大となるセル電圧(MAX電圧)である。
図6(a)では、最大のセル電圧が上側の閾値を上回ってから下側の閾値を下回るまでの全期間、均等化禁止フラグは継続して値1にセットされる。図6(b)では、最大のセル電圧が上側の閾値を上回ってから下側の閾値を下回るまでの期間中、周期的に均等化禁止フラグは値1にセットされる。図6(c)では、最大のセル電圧が上側の閾値を上回った時の1回のみ均等化禁止フラグは値1にセットされる。
このように、種々の方法で均等化禁止フラグを設定することが可能である。例えば、セル電圧の変動が激しい場合、セルが過充電に至らないように、図6(a)の代わりに、図6(b)の方法で、均等化放電を行いつつ頻繁に均等化禁止フラグを設定することも可能である。逆に、セル電圧の変動が少ない場合、図6(c)の方法で稀に均等化禁止フラグを設定することも可能である。したがって、均等化放電の禁止を適切なタイミングで行うことができる。
図7は、セル電圧のバラツキの度合に応じて閾値(本実施形態では、上側の閾値)を設定するためのグラフである。このグラフでは、セル電圧のバラツキ0V〜2.0Vの範囲に対応する閾値が設定されている。閾値は、セル電圧のバラツキが大きいほど小さな値になるように設定される。すなわち、セル電圧のバラツキが大きい側では、断線検知が優先的に行われるように、閾値は小さな値となり、一方、セル電圧のバラツキが小さい側では、均等化放電の制御が優先的に行われるように、閾値は大きな値に設定される。これは、セル電圧のバラツキが大きい場合、セル電圧が低く検出される可能性があるので、バラツキが大きいほど閾値を下げることで、断線検知の動作の機会が確保される。この設定された閾値はCPU28内のRAMに記憶される。このグラフで表されるセル電圧のバラツキに対応する閾値を示すテーブルは、CPU28内のROMに格納されている。
図8はセルの最高温度に応じて閾値を設定するためのグラフである。前述したように、電池パック11には、温度センサ25が取り付けられている。この温度センサ25は、全セル共通の温度を検知してもよいし、全セル中の最高となるセル温度だけを検知してもよい。
CPU28は、温度センサ25によって検知された電池パック11の温度を、直接にもしくは制御装置50を経由して取り込み、この温度に対応する閾値をCPU28内のRAMに設定する。
このグラフでは、セルの最高温度が35〜55℃の範囲で、閾値は、セルの最高温度が高いほど小さな値になるように設定される。すなわち、セルの最高温度が高い側では、断線検知が優先的に行われるように、閾値は小さな値となり、一方、セルの最高温度が低い側では、均等化放電の制御が優先的に行われるように、閾値は大きな値に設定される。この設定された閾値はCPU28内のRAMに記憶される。このグラフで表されるセルの最高温度に対応する閾値を示すテーブルは、CPU28内のROMに格納されている。
このように、温度が高い場合、セルが過充電とならないように、セル電圧を頻繁に測定する必要があり、温度が高いほど閾値を下げることで、断線検知の動作の機会が確保される。なお、図7、図8を用いて設定される閾値は、全セル共通の値に設定されてもよいし、セルごとに異なる値に設定されてもよい。また、セル電圧のバラツキとセルの温度の両方で閾値を設定する場合には、閾値が低い方の値を選択し、断線検知の動作の機会が確保されるようにする。
このように、本実施形態の蓄電装置10によれば、均等化放電回路15の動作が禁止されている間、セル11a,11b,11cの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、電圧検出線13が断線していると判定するので、全てのセル電圧を均等に揃えつつ、電圧検出線13の断線を正確に検知することができる。また、車両においては、フェイルセーフを果たすことができる。
また、断線検知が行われる前、コンデンサ18bに蓄積されていた電荷を放電させるので、電圧検出線13の断線検知を正確に行うことができる。つまり、電圧検出線13が断線している場合、コンデンサ18bに蓄えられた電荷によって、セル電圧が誤検出されることがなくなる。
また、断線検知を行う機会としては、定常運転によって放電が行われるまでの間、均等化放電回路が使われないタイミングを利用して断線検知を行うことができる。また、電力システムの停止処理が行われている間、モータの駆動力が要求されないので、停止時間を短時間延ばし、その間に断線検知を行うことができる。このように、車両の停止時に実行することで、アクセル開度など予測が困難な要求駆動力の可変域で断線検知を実行することを避けることができる。
また、最大となるセル電圧が閾値を越える場合に、断線検知を実行することで、セルが過充電に至らないように制御することができ、また、車両のアクセル開度など予測が困難な要求駆動力の可変域で必要以上に断線検知を実行することを避けることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本実施形態では、前記均等化放電回路の動作が禁止されている間に断線検知を行っているが、均等化放電回路が動作していない時であれば、均等化放電回路の動作許可中であっても、断線検知の検知ロジック、即ち、均等化放電回路15内のスイッチ素子15のオフ動作、断線検知用放電回路21内のスイッチ素子21aのオン・オフ動作、及び電圧測定を行うようにしてもよい。
1 車両
10 蓄電装置
11 電池パック
11a,11b,11c セル
11a1,11b1,11c1 端子
13 電圧検出線
15 均等化放電回路
15a スイッチ素子(スイッチ手段)
15b 抵抗器(他の抵抗器)
18 フィルタ回路
18a 抵抗器
18b コンデンサ
20 セル電圧検出回路
20a,20b,20c 端子
21 断線検知用放電回路
21a スイッチ素子(他のスイッチ手段)
21b 定電流源
23 A/Dコンバータ
25 温度センサ
28 CPU
30 出力制御器
40 駆動モータ
42 減速機
48 車輪
50 制御装置
55 イグニッション(IG)スイッチ
56 アクセル開度センサ
60 電圧センサ

Claims (14)

  1. 直列に接続された複数のセルと、
    前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、
    前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、
    前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、
    一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサと、
    前記電圧検出線の断線を検知する断線検知手段と、を備えた蓄電装置であって、
    前記断線検知手段は、
    前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定することを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記均等化放電回路は、直列に接続された他の抵抗器およびスイッチ手段がそれぞれ前記各セルの端子間に並列に接続されており、前記スイッチ手段がオンになって前記他の抵抗器が前記セルの端子間に接続されることで、前記複数のセルの端子間の電圧を均等にし、
    前記断線検知手段は、前記スイッチ手段をオフに切り替えて前記セルの端子間に接続されていた前記他の抵抗器が前記セルの端子間から切り離されることで、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記セル電圧検出手段は、前記コンデンサに並列に接続され、直列に接続された定電流源および他のスイッチ手段を有する断線検知用放電回路を備え、
    前記断線検知手段は、前記電圧検出線の断線の有無が判定される前、前記他のスイッチ手段をオンにして前記コンデンサが前記定電流源に接続されることで、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電させることを特徴とする請求項1または2記載の蓄電装置。
  4. 前記蓄電装置によって電力が供給されるシステムの起動後、一定時間が経過するまでの間、前記断線検知手段は、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記蓄電装置によって電力が供給されるシステムが停止処理中である場合、前記断線検知手段は、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  6. 前記複数のセル中、最大となる前記セルの端子間の電圧が閾値を越える高電圧である場合、前記断線検知手段は、前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  7. 前記最大となるセルの端子間の電圧が前記閾値を越える高電圧である期間、前記断線検知手段は、継続して前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項6に記載の蓄電装置。
  8. 前記最大となるセルの端子間の電圧が前記閾値を越える高電圧である期間、前記断線検知手段は、定期的に前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項6に記載の蓄電装置。
  9. 前記最大となるセルの端子間の電圧が前記閾値を越える高電圧になった時、前記断線検知手段は、1回だけ前記均等化放電回路の動作を禁止することを特徴とする請求項6に記載の蓄電装置。
  10. 前記閾値は、前記複数のセルの端子間の電圧のバラツキが大きいほど、低い値に設定されることを特徴とする請求項6に記載の蓄電装置。
  11. 前記閾値は、前記セルの温度が高いほど、低い値に設定されることを特徴とする請求項6に記載の蓄電装置。
  12. 直列に接続された複数のセルと、前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサとを備えた蓄電装置に設けられ、前記電圧検出線の断線を検知する断線検知装置であって、
    前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定することを特徴とする断線検知装置。
  13. 蓄電装置から電力が供給されるモータを有し、前記モータの駆動力によって走行する車両であって、
    前記蓄電装置は、
    直列に接続された複数のセルと、
    前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、
    前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、
    前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、
    一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサと、
    前記電圧検出線の断線を検知する断線検知手段と、
    を備え、
    前記断線検知手段は、前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定することを特徴とする車両。
  14. 直列に接続された複数のセルと、前記セルの端子間の電圧を検出するセル電圧検出手段と、前記セルの端子間の電圧検出に用いられ、前記セルの端子と前記セル電圧検出手段の端子とを接続する電圧検出線と、前記複数のセルの端子間の電圧を均等にする均等化放電回路と、一端が前記セルの端子に抵抗器を介して接続されるとともに前記セル電圧検出手段の端子に接続され、他端が所定の電位に保持され、前記抵抗器とともにフィルタ回路を形成するコンデンサとを備えた蓄電装置に適用され、前記電圧検出線の断線を検知する断線検知方法であって、
    前記均等化放電回路が動作していない時、前記セル電圧検出手段によって前記セルの端子間の電圧を検出するステップと、
    前記検出される前記セルの端子間の電圧が所定の電圧範囲から外れる場合、前記電圧検出線が断線していると判定するステップとを有することを特徴とする断線検知方法。
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