JP2012171041A - ピッチを違えたスパイラルコンベアを用いた切削廃棄物の搬送廃棄処理装置 - Google Patents

ピッチを違えたスパイラルコンベアを用いた切削廃棄物の搬送廃棄処理装置 Download PDF

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Abstract

【目的】 スパイラルコンベアによって切削廃棄物を含む液体より切削廃棄物の搬送廃棄を行うについて、搬送槽の移送方向上側の切削廃棄物を迅速に搬送するとともに搬送槽の移送方向下側の切削廃棄物を円滑に搬送し、切削廃棄物を目詰まりさせることなく外部へ連続的に排出する。
【構成】 スパイラルコンベアによって切削廃棄物を含む液体より切削廃棄物の搬送廃棄を行うについて、スパイラルコンベアを数ブロックに構成し、各ブロックのスパイラルコンベアのピッチを、切削廃棄物の搬送方向にしたがって数段階または順次小さくした、ピッチを違えたスパイラルコンベアを用いた切削廃棄物の搬送装置。
【選択図】図4

Description

本発明は切削加工機械等から排出する切屑や切粉等の切削廃棄物を含む液体、たとえば、クーラント廃液に含まれる切削廃棄物を分離してスパイラルコンベアで連続的に搬送して廃棄処理するピッチを違えたスパイラルコンベアを用いた切削廃棄物の搬送廃棄処理装置に関するものである。
最近の旋盤等の切削加工においては、被加工材として焼入れ済材を直接切削することによる切屑、切粉等の切削廃棄物の増大化、微細化、高硬度化、高剛性化の傾向にある。
従来、このように増大化、微細化、高硬度化、高剛性化した切屑や切粉等の切削廃棄物を、開放状の搬送槽内に設けたスパイラルコンベアで搬送して外部に廃棄する切削廃棄物の搬送廃棄処理装置(特許出願公告昭和60年第21159号)は公知であった。
また、クーラント廃液などの液体に含まれる切屑や切粉等の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置としては、図1に示すように、水平状態に設置した開放状の搬送槽1内の底面2に、その外周面を近接させてスパイラルコンベア3を設け、搬送槽1の上方部に切削廃棄物を含む液体の流入部4を形成し、搬送槽1の一端には立上排出管6を接続した構造の装置(実用新案公開平成6年第61433号公報)もあった。
さらに、クーラント廃液などの液体中の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置としては、図2と図3に説明するように、開放状の搬送槽1内に設置したトレイ2の内面に断面が台形状のレール10を装着するとともに、この台形状のレール10の上面にスパイラルコンベア3の外周面に近接するように、スパイラルコンベア3をトレイ2に設置して、スパイラルコンベア3をモーター7と連結した回転軸9によって回転させて、切削廃棄物の搬送を促進するものもあった。
すなわち、搬送槽1の上部に設けた流入部4より切屑や切粉等の切削廃棄物を含む液体を搬送槽1内に流入させると同時に、モーター7によって、搬送槽1内に装填したスパイラルコンベア3を回転させるが、スパイラルコンベア3は、その回転運動を直線運動に変えて、切削廃棄物の搬送力として利用して、搬送槽1のトレイ2内の切削廃棄物を、トレイ2の底面および側面とレール10に沿って強制的に搬送し、搬送槽1の末端より立上排出管6内に押し込んで行くものである。
立上排出管6内の切屑や切粉等の切削廃棄物は、スパイラルコンベア3によって立上排出管5内に次々に押し込まれ、立上排出管5内においては切削廃棄物はスパイラルコンベア3によって押せ押せの状態になって、立上排出管5の上方から脱液されて落下して廃棄タンク5に破棄され、一方、切屑や切粉等の切削廃棄物を分離した液体は搬送槽1の流出液口13より外部に流出させて貯留するものである。
しかし、前述した切削廃棄物の搬送廃棄処理装置のスパイラルコンベアとしては、何れもスパイラルコンベアのピッチとしては同じものを使用しており、この同一のピッチのスパイラルコンベアでは、搬送槽の移送方向上側(上流側)の切削廃棄物に対して−搬送速度を高めて迅速に搬送することができるが、搬送槽の移送方向下側(下流側)の切削廃棄物に対してはスパイラルコンベアの搬送力、すなわち、スパイラルコンベアの駆動トルクが低下して切削廃棄物の目詰まりを起こしたり、搬送に時間がかかることがあり、特に、立上排出管においては切削廃棄物に対するスパイラルコンベアの推力、すなわち、切削廃棄物への排出力が低下して管外(廃棄タンク)への廃棄ができなくなり、切削廃棄物の搬送廃棄処理を中断せざるをえない場合もあった。
特許出願公告昭和60年第21159号 実用新案公開平成6年第61433号公報
本発明は、スパイラルコンベアによって切屑や切粉等の切削廃棄物を含む液体より切削廃棄物の搬送廃棄処理を行うについて、搬送槽の移送方向上側(上流側)の切削廃棄物を迅速に搬送するとともに、搬送槽の移送方向下側(下流側)の切削廃棄物を円滑に搬送し、切削廃棄物を目詰まりさせることなく外部へ連続的に排出することに目的がある。
本発明は、スパイラルコンベアで切屑や切粉等の切削廃棄物を搬送する際に、スパイラルコンベアによる搬送槽の移送方向下側(下流側)の切削廃棄物へのスパイラルコンベアの搬送力、すなわち、スパイラルコンベアの駆動トルクを増大させて切削廃棄物をスムースに目詰まりさせることなく搬送することによって、特に、立上排出管における切削廃棄物に対するスパイラルコンベアの排出推力を向上させて外部へ切削廃棄物の排出を容易に行うことができる。
本発明の切屑や切粉等の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の一例について説明すると、搬送槽1にスパイラルコンベア3を設け、その搬送槽1の上部一端を切削廃棄物を含む液体の流入液口4とし、搬送槽1の他端には断面を逆テーパー状に形成した立上排出管6を接続する基本構成は、図2と図3に示す従来の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の場合と同様であるが、相違する点は、断面が四角形状の螺旋状物体であるスパイラルコンベア3を数ブロックに構成し、スパイラルコンベア3のピッチを、切削廃棄物の搬送方向に従って数段階に小さくしたもの、すなわち、ピッチを違えたスパイラルコンベア3を用いることである。
パイラルコンベア3は、その一端をモーター7と連結した回転軸9にネジ等で着脱可能に取り付けて、回転軸9とともに一体となって回転可能するように構成するものであって、このパイラルコンベア3は、その回転運動を直線運動に変えて、切屑や切粉等の切削廃棄物の搬送力、すなわち、駆動トルクとして利用するもので、搬送槽1の流入部4より流入させた液体中の切屑や切粉等の切削廃棄物をスパイラルコンベア3の回転によってトレイ2から立上排出管6に移送して廃棄する機能を有するものである。
スパイラルコンベア3は、たとえば、図4に示すように、その移送方向入口側(上流側)のスパイラルコンベア3aと移送方向出口側(下流側)のスパイラルコンベア3bとの2ブロックに構成し、この移送方向下側のスパイラルコンベア3aのピッチP1を大きくするとともに、移送方向下側のスパイラルコンベア3bのピッチP2を小さくして、スパイラルコンベア3のピッチを、切削廃棄物の搬送方向に従って二段階にピッチを違えることに特徴ある
すなわち、スパイラルコンベア3aと3bとしては、従来のようにスパイラルコンベアのピッチとして同じピッチのものを使用することなく、切削廃棄物の種類、粒径、処理量、パイラルコンベア3の回転速度等の処理条件に応じて、移送方向入口側のスパイラルコンベア3aのピッチP1と移送方向出口のスパイラルコンベア3bのピッチP2とを、切削廃棄物の搬送方向にしたがって二段階に小さくした、ピッチを違えたスパイラルコンベアを使用し、たとえば、移送方向入口側のスパイラルコンベア3aのピッチP1を150mm、移送方向出口のスパイラルコンベア3bのピッチP2を70mmのものを使用するが、通常の場合、スパイラルコンベア3aのピッチP1としては100〜200mm、スパイラルコンベア3bのピッチとしては50mm〜80mmの範囲より選択決定して使用する。
前述したスパイラルコンベア3aと3bは、図3に示すように、断面がU字状のトレイ2内に付設したレール10の上面にスパイラルコンベア3aと3bの外周面が近接するように回転可能に装填したり、あるいは、図5と図6に示すように、長板形の傾斜板2s、2sの上面に付設したレール10の上面とトレイ2の長板形の底板2s、2sの上面に、スパイラルコンベア3aと3bの外周面が近接するように回転可能に装填してもよい。
後者の場合は、長板形の底板2hと長板形の傾斜板2s、2sに付設したレール10とスパイラルコンベア3aと3bとによって切削廃棄物を搬送するチャンネル状に拡張した空隙を形成することによって、切削廃棄物をスパイラルコンベア3aと3bに絡みついたりせず、スパイラルコンベア3aと3bの間に嵌まり込まずに、台形状のレール10に沿って効率的に円滑に移送でき、スパイラルコンベア3aと3bの切削廃棄物への搬送力、すなわち、駆動トルクを最大限に発揮させることができる。
また、図5に示すように、一枚の金属薄板を折り曲げて、中央部分を水平状の長板形の底板2hとし、両端部分を長板形の傾斜板2s、2sにしてもよいし、さらに、図6に示すように、前述の一枚の金属薄板を折り曲げて形成した中央部分を少し折り曲げて、断面がV字状の底板2hにしてもよい。
トレイ2の両側面部分の長板形の傾斜板2s、2sには液体抜け穴11を設けてもよく、また、この長板形の傾斜板2s、2sの上端にはトレイ補助板15を設けて切削廃棄物を含む液体の液位を調整してもよく、さらに、傾斜板2s、2sの傾斜角度は、水平面に対して30〜60度にするが、傾斜板2s、2sの傾斜角度が30度未満であると、傾斜板2s、2s上の切削廃棄物の落下、移送が悪くなり、傾斜板2s、2sの傾斜角度が60度を超えると、切削廃棄物の摩擦抵抗が増大して切削廃棄物の移送が不都合となる。
スパイラルコンベア3の外径は、トレイ2の幅より若干小さくし、また、スパイラルコンベア3の長さは、トレイ2の長さと同じくするが、通常の場合は、コンベヤー3の直径としては50〜500mm、長さとして300〜50000mmの範囲のものを用いるとよく、さらに、スパイラルコンベア3の一端はモーター7の回転軸4に接続し、その他端は立上げ排出管6の直管部分の末端まで達するようにし、またスパイラルコンベア3の回転数は5〜150rpm程度でよく、また、スパイラルコンベア3については、図5と6に示すように、トレイに付設した押さえローラ14によってスパイラルコンベア3を押圧してスパイラルコンベア3の搬送力を安定させることが望ましい。
搬送槽1の上部に設けた流入部4より切屑や切粉等の切削廃棄物を含む液体を搬送槽1内に流入させると同時に、モーター7によって、搬送槽1内に装填したスパイラルコンベア3を回転させて、搬送槽1のトレイ2内に切削廃棄物を含む液体を導入し、スパイラルコンベア3aと3bの搬送力(駆動トルク)によって、切削廃棄物を長板形の底板2hと長板形の傾斜板2sに付設したレール10とスパイラルコンベア3とによって構成した適切な状態に拡大した空隙に沿って、摩擦抵抗が小さい状態で円滑に搬送し、搬送槽1の末端より立上排出管6内に押し込んで行く。
さらに、立上排出管6内の切屑や切粉等の切削廃棄物は、スパイラルコンベア3aと3bによって立上排出管5内に次々に押し込まれ、立上排出管5内の切削廃棄物は、スパイラルコンベア3の排出推力によって次々に押し込まれてくる切削廃棄物によって、押圧されて立上排出管6内に持ち上げられて行き、立上排出管5の上方から脱液されて管外に落下して廃棄タンク5に破棄され、一方、切屑や切粉等の切削廃棄物を分離した液体は搬送槽1の流出液口13より外部に流出させて貯留するが、切削廃棄物を分離した液体が有価物であれば流出液口13より回収して再利用する。
レール10は棒状のものであって、その断面が台形状で高さが0.5〜1cmのものを使用し、その長さはスパイラルコンベア3の長さとほぼ同じ長さとし、このレール10は長板形の傾斜板2s、2sの上面に固定して一体にするが、場合によっては長板形の傾斜板2s、2sの上面に着脱可能に取り付けてもよく、通常、ステンレス鋼で製作するが、しんりゅう窒化処理鋼や17%Cr−2%Niを主成分として軟質なフェライト相と硬質なマルテンサイト相と微細混合組織を有する高強度複層組織ステンレス鋼で製作すると、ステンレス鋼で製作した場合に比較して2〜3倍寿命を長くできる。
スパイラルコンベア3に断面が台形状のレール10を付設するのは、切屑や切粉等の切削廃棄物が、スパイラルコンベア3に絡みついたりせず、スパイラルコンベア3とトレイ2の間に嵌まり込まずに、台形状のレール10に沿って円滑に移送するようにするためであり、換言すると、スパイラルコンベア3の推進力、搬送力を促進して最大限に発揮させるためであり、これによって切削廃棄物との摩擦抵抗は低減し、スパイラルコンベア3の磨耗あるいは破損、トレイ2の亀裂または穴が開くことも少なくするためである。
スパイラルコンベア3、トレイ2、レール10を着脱可能に設けてもよく、これらの装置の構成部品をパーツとして準備し、例えば、スパイラルコンベア3が磨耗した場合には、この磨耗したスパイラルコンベア3のみを取り除いて新しいスパイラルコンベア3を取り付け、まだ使用可能な高価なモーター7やトレイ2やレール10を設置した搬送槽1および立上げ排出管6まで含めて装置全体はそのまま使用するものであって、従来の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の場合のように、搬送廃棄処理装置全体を廃棄する無駄はしない。
切削廃棄物を分離した液体は、搬送槽1の流出液口13より流出させるが、図5に示すように、搬送槽1の上端開口にパンチング板12を設けて液体のみを溢流させると、トレイ2内の上面液圧が低下するので、これによって液体と切削廃棄物との分離性を一段と高めてもよい。
スパイラルコンベア3が回転によって振動すると、切削廃棄物の移送効果が低下するとともに周辺に騒音を発生して向上の環境を悪化するので、このような場合には、トレイ2の底面部分の長板形の底板2hの上面に、裏面にゴム製の振動吸収板を貼り付けた焼入れ鋼薄板を挿填し、ゴム製の振動吸収板を貼り付けた焼入れ鋼薄板の上面に、スパイラルコンベア3の外周面が近接するように装着して、スパイラルコンベアの駆動時の振動、騒音を吸収することによって切削廃棄物の搬送廃棄処理装置を静かにに安全に運転させてもよい。
また、立上排出管6は、水平状の搬送槽1と接続して切屑や切粉等の切削廃棄物を搬送廃棄するものであるが、この立上排出管6は傾斜角度を40〜60度に傾斜させ、その断面を逆テーパー状、すなわち、先太り状態に構成することに大きな特徴があり、このような構造にすることによって、立上排出管6内を搬送する切削廃棄物の摩擦抵抗を低減し、かつ、切削廃棄物の搬送する際のスパイラルコンベア3の排出推力を最大限に発揮して、切削廃棄物の排出を容易にする。
立上排出管6のテーパー角度は、切屑や切粉等の切削廃棄物の種類、搬送量等の処理条件やスパイラルコンベア3の直径、長さ、ピッチおよび回転数等の切削廃棄物を圧送する力を生じさせる条件に応じて適宜決定するが、通常の場合は、前述した搬送槽1に接続する立上排出管6のテーパー角度を1.5〜10度とすると、切削廃棄物を搬送する際の摩擦抵抗を低減でき、かつ、切削廃棄物の搬送する際のスパイラルコンベア3の排出推力を最大限に発揮できる点から望ましく、最も好ましくは2〜4度にするとよく、さらに、立上排出管6の長さは100〜1500mmとし、立上排出管6の内径(管内中央線部分)50〜600mmとする。
なお、前述した本発明のスパイラルコンベア3としては、移送方向上側(上流側)のスパイラルコンベア3aと移送方向下側(下流側)のスパイラルコンベア3bの2ブロックに構成したが、場合によっては、3ブロックあるいはそれ以上のブロックに構成して、スパイラルコンベア3のピッチを、切削廃棄物の搬送方向にしたがって数段階に小さくしたピッチを違えたスパイラルコンベア3を用いてもかまわなく、この場合にも、切削廃棄物の種類、粒径、処理量、パイラルコンベア3の回転速度等の処理条件に応じて、スパイラルコンベア3のピッチを200mm〜50mmの範囲において数段階のピッチに適宜選択することによって、スパイラルコンベア3のピッチを、切削廃棄物の搬送方向に従って数段階に小さくして、ピッチを違えたスパイラルコンベア3としてもかまわない。
さらに、図示をしていないが、スパイラルコンベア3の全体のピッチを切削廃棄物の搬送方向にしたがって順次に小さくした、ピッチを違えたスパイラルコンベア3を用いてもかまわなく、たとえば、スパイラルコンベア3の全体のピッチを、200mm〜50mmの範囲において、切削廃棄物の搬送方向にしたがって10mm毎に順次に小さくしたスパイラルコンベア3aを使用してもかまわない。
以下に本発明と従来の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の実施例(装置構成部材はいずれも普通鋼で製作)について説明すると、「本発明装置」として、図4示すように、外径100mmであって、長さ1400mmの断面が四角形のスパイラルコンベアを移送方向入口側のスパイラルコンベア(長さ1100mm)と移送方向出口のスパイラルコンベア(長さ300mm)を2ブロックに構成し、この移送方向入口側のスパイラルコンベアのピッチを130mmとし、移送方向出口側のスパイラルコンベアのピッチを65mmとしたスパイラルコンベアを用い、このスパイラルコンベアの外周面を、内径120mmであって、長さ1150mmの断面がU字状のトレイに付設した断面が台形状のレールに近接させて装着して搬送槽を構成し、この搬送槽に傾斜角度を50度であって、テーパー角度を3度の逆テーパー状に形成した立上排出管を接続した切削廃棄物の搬送廃棄処理装置として用意した。
「従来装置」として、外径100mmであって、長さ1400mmの断面が四角形のスパイラルコンベアのピッチを130mmとし、このスパイラルコンベアの外周面を、内径120mmであって、長さ1150mmの断面がU字状のトレイに付設した断面が台形状のレールに近接させて装着して搬送槽を構成し、この搬送槽に傾斜角度を50度であって、テーパー角度を3度の逆テーパー状に形成した立上排出管を接続した切削廃棄物の搬送廃棄処理装置として用意した。
前述した本発明と従来の切削廃棄物搬送廃棄処理装置に、ステンレスや熱処理されたSC材を旋盤によって切削加工処理した際に発生する微細化、高硬度化、高剛性化したステンレスや熱処理されたSC材の切屑や切粉等の切削廃棄物を含む廃液を搬送槽のトレイに導入して、スパイラルコンベアの回転速度を毎分30rpmの条件で切削廃棄物の搬送、廃棄処理を行うと、本発明の切削廃棄物理装置は従来の切削廃棄物搬送廃棄処理装置に比較してスパイラルコンベアの推力を160%増大させることができ、この増大させたスパイラルコンベアの駆動力(排出推力)によって切削廃棄物を目詰まりさせることなくスムースに搬送して廃棄タンクへの切削廃棄物の排出を連続的に行うことができたが、従来の切削廃棄物搬送廃棄処理装置は本発明の切削廃棄物搬送廃棄処理装置のようにスパイラルコンベアの推力の増大はなく、切削廃棄物の目詰まりが発生して搬送が困難になり廃棄タンクへの切削廃棄物の排出を連続的に行うことができなかった。
本発明の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置は、金属等の切削加工機械の切屑と切粉等の切削廃棄物を含む液体、特に旋盤のように増大化、微細化、高硬度化、高剛性化し、形状の複雑化した雑多な切屑と切粉等の切削廃棄物を含む液体より切削廃棄物分離、搬送、廃棄することに利用できる。
従来の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の搬送槽の断面がU字状のトレイにスパイラルコンベアを固定して装填した状態を示す縦断面図である。 従来の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の搬送槽の断面がU字状のトレイにレールとトレイとスパイラルコンベアを付設した状態を示す縦断面図である。 従来の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の搬送槽の断面がU字状のトレイにレールとトレイとスパイラルコンベアを付設した状態を示す横断面図である。 本発明の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置のスパイラルコンベアを二つのブロックに構成し、このスパイラルコンベアのピッチを、切削廃棄物の搬送方向に従って二段階に小さくしてピッチを違えたスパイラルコンベアの説明図である。 本発明の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の搬送槽のトレイを、長板形の水平状の底板と長板形の傾斜板によって形成し、ピッチを違えたスパイラルコンベアを長板形の傾斜板のレールとトレイの長板形の水平状の底板に近接するように構成した状態を示す横断面図である。 本発明の切削廃棄物の搬送廃棄処理装置の搬送槽のトレイを、長板形の断面がV字状の底板と長板形の傾斜板によって形成し、ピッチを違えたスパイラルコンベアを長板形の傾斜板のレールとトレイの長板形の断面がV字状の底板に近接するように構成した状態を示す横断面図である。
1 搬送槽
2 トレイ
3 ピッチを違えたスパイラルコンベア
4 流入液口
5 廃棄タンク
6 立上排出管
7 モーター
8 排出口
9 回転軸
10 レール
11 液体抜け穴
12 パンチング板
13 流出液口
14
押さえローラ
15
トレイ補助板

Claims (2)

  1. スパイラルコンベアを数ブロックに構成し、各ブロックのスパイラルコンベアのピッチを、切削廃棄物の搬送方向にしたがって数段階に小さくした、ピッチを違えたスパイラルコンベアを用いた切削廃棄物の搬送装置。
  2. 開放式の搬送槽内に断面が四角形のスパイラルコンベアを設置するについて、スパイラルコンベアのピッチを、切削廃棄物の搬送方向にしたがって順次小さくした、ピッチを違えたスパイラルコンベアを用いた切削廃棄物の搬送装置。
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