JP2012056028A - 工作機械の切屑排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造により、切屑に付着しているクーラントの分離回収率を向上でき、クーラントの機外持ち出し量を削減できる工作機械の切屑排出装置を提供する。
【解決手段】
掻板は、受け板14との対向端面cを、チェーン10への取付点c′からチェーン10の進行方向aの反対側に距離L1だけ偏位させて取り付けられた第1掻板11と、前記受け板14との対向端面dを、チェーン10への取付点d′から前記進行方向aの反対側に前記第1掻板11より小さい距離L2だけ偏位させて取り付けられた第2掻板12とで構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、工作機械の切屑排出装置に関し、詳細には、切屑と共に機外に排出されるクーラントの機外持ち出し量の削減に関する。
工作機械では、切削加工等により発生した切屑を機外に自動的に排出する切屑排出装置を備える場合がある。この種の切屑排出装置では、ワーク加工部に供給されるクーラントが切屑と共に機外に排出される問題があり、クーラントの機外持ち出し量を削減することが要請される。
この種の要請に応えるようにした切屑排出装置として、従来、例えば特許文献1に開示されたものがある。この従来装置は、ワーク加工部の下方に配設されたクーラントタンクを機外に延長するとともに、該クーラントタンク内に、落下した切屑を搬送するチップコンベアを配設し、該チップコンベアを機外に延長した構成となっている。
特開2002−96237号公報
前記従来の切屑排出装置では、チップコンベアを通過して落下したクーラントについてはクーラントタンクにより回収することができる。一方、前記チップコンベアで搬送される切屑には多量のクーラントが付着しており、このクーラントの大部分については、切屑と共に機外に持ち出されるのを回避できず、従ってクーラントの機外持ち出し量のさらなる削減が求められる。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、簡単な構造により、切屑に付着しているクーラントの分離回収率を向上でき、クーラントの機外持ち出し量を削減できる工作機械の切屑排出装置を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、回転駆動される左,右一対の円形の駆動側部材と、該左,右の駆動部材に対応するように配置された左,右一対の従動側部材と、前記左,右の駆動側部材と左,右の従動側部材のそれぞれに巻回された左,右一対の無端帯状の連結部材と、該左,右の連結部材に所定ピッチ毎に架け渡して固定された複数の掻板と、上側を通過する掻板の下端が摺接するように配設され、切屑を受け止めるとともに、切屑を排出口に案内する受け板とを備え、前記掻板を、前記受け板上を摺動させることにより該受け板上の切屑を排出口に移動させる工作機械の切屑排出装置であって、前記掻板は、前記受け板との対向端面を、前記連結部材への取付点から連結部材の進行方向反対側に所定値以上偏位させて取り付けられた第1掻板と、前記受け板との対向端面を、前記連結部材への取付点から連結部材の進行方向反対側に前記第1掻板より小さく偏位させて取り付けられた第2掻板とを含むことを特徴としている。
ここで本発明における「所定値以上偏位させて」については、後述するように、前記偏位が大きいほど掻板と受け板との隙間が大きくなることから、該隙間の必要大きさに応じて適宜設定することとなる。
また「第1掻板より小さく偏位させて」については、後述するように、前記偏位が小さいほど前記隙間が小さくなることから、該隙間が小さくなるように、第2掻板の偏位を可能な限り小さくすることが望ましい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の工作機械の切屑排出装置において、前記第1掻板の枚数が前記第2掻板の枚数より多いことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第1掻板を、受け板への対向端面を連結部材への取付点から進行方向反対側に所定値以上偏位させて取り付けたので、第1掻板は、前記円形の駆動側部材の近傍を通過する際に、その受け板への対向端面が受け板から離間する軌跡を描いて移動する。そのため受け板と第1掻板との間に隙間が生じ、この隙間に移動した切屑は第1掻板で押されないためそれ以上移動せず、該隙間に残留することとなる。前記切屑が受け板上の前記隙間部分に残留している間に、切屑に付着しているクーラントは自重により分離し、流下することとなる。この場合、前記第1掻板の、受け板との対向端面と連結部材への取付点との偏位量が大きいほど該第1掻板の受け板からの離間量が大きくなり、受け板上の切屑の残留量を多く確保でき、より確実にクーラントを分離流下させることができる。
一方第2掻板は、受け板への対向端面と連結部材への取付点との偏位量が第1掻板より小さく設定されているので、前記駆動部材の近傍を通過する際においても、その対向端面が受け板からあまり離間することなく移動し、前記受け板上に残留していた切屑をさらに移動させ、排出口に落下させ排出することができる。この場合、前記偏位量が小さいほど、前記離間量を小さくでき、前記隙間に残留している切屑をより確実に排出することができる。
請求項2の発明では、第1掻板を第2掻板より多く設けたので、前記切屑の受け板上での残留量,残留時間が長くなり、それだけクーラントの分離流下が確実になり、クーラントの機外持ち出し量をより多く削減できる。
本発明の実施例1に係る工作機械の切屑排出装置の全体斜視図である。 前記切屑排出装置の断面側面図である。 前記切屑排出装置の第1掻板の駆動側部材(スプロケット)付近での移動軌跡を示す側面図である。 前記切屑排出装置の第2掻板のスプロケット付近での移動軌跡を示す側面図である。 前記第1掻板及び第2掻板の連結部材(チェーン)への取付け状態を示す断面側面図である。 前記チェーンの模式平面図である。 前記第1掻板及び第2掻板のチェーンへの取付け状態を示す斜視図である。 前記第1掻板の従動側部材(ガイドプレート)付近での移動軌跡を示す側面図である。 前記第2掻板のガイドプレート付近での移動軌跡を示す側面図である。 前記第1掻板のスプロケット付近での移動軌跡を示す模式拡大図である。 前記第2掻板のスプロケット付近での移動軌跡を示す模式拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図11は、本発明の実施例1による工作機械の切屑排出装置を説明するための図である。
図において、1は切屑排出装置であり、該切屑排出装置1は、例えばNC旋盤(図示せず)に隣接させて配置され、ワークの加工中に発生する切屑がクーラントと共に移送され、この切屑を、クーラントを分離させつつ機外の切屑回収バケット2に排出する。
前記切屑排出装置1は、主としてケーシング3と、該ケーシング3内に配設されたチップコンベア4とで構成されている。
前記ケーシング3は、前記クーラントを貯留する機能を有するタンク部5と、該タンク部5の上部開口5aを開閉可能に装着された矩形板状の蓋部6と、前記タンク部5の長手方向一端部から機外に向けて切屑を排出する排出ダクト部7とを有する。
前記タンク部5は、矩形箱状のもので、底壁5bと、該底壁5bの周縁に立設固定された側壁5cと、該側壁5cに固定された天壁5dとを備えている。このタンク部5に貯留されたクーラントは所定の再処理工程を経て再使用される。
前記上部開口5aは前記天壁5dの図1奥側に偏位するように形成され、該上部開口5aに前記蓋部6が配置されている。
前記蓋部6には、矩形筒状の導入ダクト部6aが前記タンク部5内に連通するように形成されており、該導入ダクト部6aに前記切屑w及びクーラントが移送される。
前記排出ダクト部7は、前記タンク部5の一端部から斜め上方に延びる傾斜部7a、該傾斜部7aの上端部から下方に延びる排出口7bとを有する。
前記チップコンベア4は、前記排出ダクト部7の傾斜部7aと排出口7bとの境界部に配置された左,右一対の円形の駆動スプロケット(駆動側部材)8,8と、前記タンク部5の端部に配置された左,右一対のガイドプレート(従動側部材)9,9と、前記左,右の駆動スプロケット8,8と左,右のガイドプレート9,9のそれぞれに巻回された左,右のチェーン10,10と、左,右のチェーン10,10に所定ピッチ毎に架け渡され、固定された多数の第1掻板11及び少数の第2掻板12とを有する。なお、本実施例では、前記第2掻板12は一枚だけ設けられ、残りは全て第1掻板11となっている。
前記左,右の駆動スプロケット8,8は、円盤の外周に、前記チェーン10,10に噛合する歯8aを所定ピッチで形成したものであり、それぞれ駆動軸8bの左,右端部に固定され、該駆動軸8bを介して駆動モータ(図示せず)により回転駆動される。また前記ガイドプレート9,9は、略半円状に形成され、チップコンベア4に固定されると共に、支持パイプ9aに挿通せられ、これの外周を前記チェーン10が摺動する。
前記チェーン10は、前記ケーシング3の蓋部6から傾斜部7aの傾斜天壁7cに沿って延び、張り側となる上側部分10′と、傾斜部7aの傾斜底壁7dからタンク部5の底壁5bに沿って延び、緩み側となる下側部分10′′とを有する環状をなしている。
そして、前記チェーン10は、適所に配設されたガイド部材16a〜16d及びガイドスプロケット15により、図2に示す所要のルートを描くようにガイドされている。本実施例では、さらに前記上側部分10′の、駆動スプロケット8に進入する直線部10eは帯板状のガイド部材14eにより直線状をなすようにガイドされている(図3,4参照)。
前記チェーン10は、長円状又は瓢箪形状の外側プレート10aと、内側プレート10bとをブッシュ及び軸10cで前記環状をなすように連結したものであり、前記外側プレート10aには所定ピッチ毎にアタッチメント10dが前記軸10c,10c間中央に位置するように一体形成されている。この左,右のチェーン10,10のアタッチメント10d,10dに多数の前記第1掻板11,少数の前記第2掻板12が架け渡され、ボルト13により着脱可能に固定されている。本実施例では、第2掻板12は一枚のみ設けられ、残りは全て第1掻板11となっている。なお、第2掻板12を複数枚設けても勿論構わない。
前記第1掻板11は、図5に横断面を示すように、前記チェーン10の進行方向aと平行な取付辺部11aと、該取付辺部11aから前記進行方向aに対して角度θだけ後斜め下方に傾斜する傾斜辺部11bと、該傾斜辺部11bに続いて前記進行方向aと直角方向に屈曲する掻辺部11cとを有する。該掻辺部11cの前記受け板14への対向端面11c′が受け板14上に摺接することとなる。なお、切屑が比較的大きい場合には、前記対向端面11c′と受け板14との間に隙間を設けても良い。前記取付辺部11aの左,右端部11a′が前記アタッチメント10dにボルト締め固定されている。
そして前記第1掻板11では、前記対向端面11c′は、前記取付辺部11aの前記チェーン10への取付点c′から該チェーン10の進行方向aの反対側に距離L1だけ偏位している。
前記第2掻板12は、図5に横断面を示すように、前記チェーン10の進行方向aと平行な取付辺部12aと、該取付辺部12aの前縁から前斜め上方に屈曲する上掻辺部12bと、前記取付辺部12aの後縁から前記進行方向aに対して直角下方に折り曲げられた下掻辺部12cとを有する。該下掻辺部12cの前記受け板14への対向端面12c′が前記受け板14上に摺接することとなる。なお、前記第1掻板11と同様に、切屑が比較的大きい場合には、前記対向端面12c′と受け板14との間に隙間を設けても良い。前記取付辺部12aの左,右端部12a′が前記アタッチメント10dにボルト締め固定されている。
そして前記第2掻板12では、前記対向端面12c′は、前記取付辺部12aの前記チェーン10への取付点d′から該チェーン10の進行方向aの反対側に距離L2だけ偏位している。
ここで前記第1掻辺11の偏位する距離L1は大きく、第2掻辺11の偏位する距離L2は小さく設定されており、具体的には距離L2は距離L1の1/2以下となっている。
前記チェーン10の上側部分10′と下側部分10′′との間には受け板14が配設されている。この受け板14は、前記上側部分10′に取付けられている第1,第2掻板11,12の対向端面11c′,12c′が摺動するように配設されている。
また前記受け板14は、前記導入ダクト部6a内に移送された切屑及びクーラントを受け止める受け部14aと、前記傾斜部7aの傾斜天壁7cに沿って前記切屑を前記排出口7bに誘導するガイド部14bとを有する。また前記受け板14の左,右縁部には、切屑の落下を防止する側板14cが設けられている。なお、図示していないが、前記受け板14には、クーラントをタンク部5の底壁5bに落下させる流下孔が適所に形成されている。
また前記受け板14の前記駆動スプロケット8近傍部分には、前記チェーン10の直線部10eと略平行をなす直線部14dが形成されており、さらに前方に屈曲する屈曲部14fが形成されている。前記屈曲部14f及び直線部14dの屈曲部近傍部分は、前記第1掻板11が該部分を通過する際に該部分に切屑を貯留可能とする貯留部となっており、また該貯留された切屑は、第2掻板12により前記屈曲部14fからさらに移動されて下方に落下する。
また、前記チェーン10の下側部分10′′に取付けられている第1掻板11の取付辺部11aと前記タンク部5の底壁5bとの間には隙間が設けられている。一方、前記第2掻板12の上掻辺部12bの端部12b′は、前記タンク部5の底壁5b上を摺動する。そのため、タンク部5の底壁5b上に沈降している細かい切屑w′は第2掻板12により上方に押し上げられ、再び受け板14上に落下し、第1掻板11により前記排出口7b側に搬送される。なお、前記端部12b′と底壁5bとの間に隙間を設けることも可能である。
本実施例の切屑排出装置1では、機械加工により発生した切屑及びクーラントが導入ダクト部6aからチップコンベア4の受け板14上に導入される。チップコンベア4の駆動スプロケット8の回転によりチェーン10が図2反時計回りに駆動され、前記受け板14の上側を通過する第1掻板11及び第2掻板12が前記切屑及びこれに付着しているクーラントを排出口7b方向に移動させる。
そして前記第1掻板11は、前記駆動スプロケット8近傍まで移動すると、図3,図10に示すように、徐々にその掻辺部11cの対向端面11c′が受け板14の直線部14dから離間する移動軌跡を描く。そのためこの第1掻板11により押されて来た切屑wは前記直線部14d,屈曲部14fの第1掻板11の対向端面11c′との隙間e部分に残留することとなる。この場合、全掻板のうち第2掻板12は一枚のみで、残りは第1掻板11であるため、次々に駆動スプロケット8近傍に移動してくる第1掻板11により、前記切屑wの残留量が増加し、また残留時間も長くなる。そのため、前記切屑wに付着していたクーラントは自重により切屑wから確実に分離して流下する。
一方、第2掻板12においては、図4,図11に示すように、その下掻辺部12cの対向端面12c′と受け板14の直線部14d,屈曲部14fとの隙間e′が小さいので、前記貯留されている切屑wは第2掻板12により直線部14d,屈曲部14fから押し出され、排出口7bに落下する。
このように本実施例では、第1掻板11を、その対向端面11c′がその取付点c′からチェーン10の進行方向aの反対側に大きな距離L1だけ偏位するようにチェーン10に取り付けたので、該第1掻板11と受け板14の直線部14d,屈曲部14fとの間に大きな隙間eを形成でき、該隙間eに切屑を残留させることができ、この残留している間に切屑に付着しているクーラントを分離流下させることができる。
一方第2掻板12を、その対向端面12c′がその取付点d′から前記進行方向aの反対側に小さな距離L2だけ偏位するように取り付けたので、該第2掻板12と前記直線部14d,屈曲部14fとの隙間e′を小さくでき、前記駆動スプロケット8の近傍に残留している切屑を第2掻板12によりさらに移動させ、受け板14上から排出口7bに落下させることができる。このようにして切屑と共に機外に持ち出されるクーラント量を削減できる。
また第2掻板12に上掻辺部12bを形成し、該上掻辺部12bが底壁5b上を摺動するように構成したので、底壁5b上に沈降した細かい切屑w′についても受け板14上に移動させ、排出口7bに搬送でき、切屑の排出効率を高めることができる。
なお、前記実施例では、従動側部材が、回転不能に設けられたガイドプレートである場合を説明したが、本発明の従動側部材は、回転可能な従動スプロケットであっても勿論構わない。また連結部材がチェーンである場合を説明したが、本発明の連結部材はチェーンに限らず、例えばベルトであっても良く、この場合は駆動スプロケットの代わりに駆動プーリが採用される。
また、前記実施例では、切屑排出装置を工作機械から分離して配設した例を説明したが、本発明の切屑排出装置は、例えば旋盤の底部に組み込むことも可能である。
1 切屑排出装置
8 駆動スプロケット(駆動側部材)
9 ガイドプレート(従動側部材)
10 チェーン(連結部材)
11 第1掻板
11c′ 対向端面
12 第2掻板
12c′ 対向対面
14 受け板
c′ 第1掻板の取付点
d′ 第2掻板の取付点
L1 第1掻板の取付点から対向端面までの距離
L2 第2掻板の取付点から対向端面までの距離
w 切屑

Claims (2)

  1. 回転駆動される左,右一対の円形の駆動側部材と、
    該左,右の駆動部材に対応するように配置された左,右一対の従動側部材と、
    前記左,右の駆動側部材と左,右の従動側部材のそれぞれに巻回された左,右一対の無端帯状の連結部材と、
    該左,右の連結部材に所定ピッチ毎に架け渡して固定された複数の掻板と、
    上側を通過する掻板の下端が摺接するように配設され、切屑を受け止めるとともに、切屑を排出口に案内する受け板とを備え、
    前記掻板を前記受け板上を摺動させることにより該受け板上の切屑を排出口に移動させる工作機械の切屑排出装置であって、
    前記掻板は、前記受け板との対向端面を、前記連結部材への取付点から連結部材の進行方向反対側に所定値以上偏位させて取り付けられた第1掻板と、前記受け板との対向端面を、前記連結部材への取付点から連結部材の進行方向反対側に前記第1掻板より小さく偏位させて取り付けられた第2掻板とを含むことを特徴とする工作機械の切屑排出装置。
  2. 請求項1に記載の工作機械の切屑排出装置において、
    前記第1掻板の枚数が前記第2掻板の枚数より多い
    ことを特徴とする工作機械の切屑排出装置。
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