JP2012170317A - 浸漬型電気機械、冷却システムおよび電気機械の冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機械の速度と逆の関係で電気機械内の冷媒量を変化させることにより、風損を最小化するとともに電気機械の冷却効率を最大化する、電気機械用の冷却システムを提供する。
【解決手段】電気機械12は、冷却システム10によって動作される冷媒34用の閉ループ冷媒回路によってリザーバ14と連通している。速度センサ28がコントローラ30に接続されている。速度センサ28は、電気機械12が中間速度で動作していることを検出し、コントローラ30に中間速度信号を送信する。コントローラ30は、ルックアップテーブルにおいて電気機械12の中間速度を参照し、機械容積に占める中間の容積部が最適であることを決定する。そして、コントローラ30は、電気機械12内において機械容積に占める中間の容積部を達成するために、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻りポンプ24や戻りオリフィス26のパラメータを設定する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、電気機械に関し、特に、浸漬型可変速電気機械に関する。
電気機械、例えば、モータや発電機は、電力変換装置である。電気機械における電力の変換は、機械的摩擦または電気的損失に関連しており、これらの摩擦や損失は熱を生じさせる。発生した熱は望ましくないものであり、したがって、従来の方法においては、電気機械は、空気、液体またはこれらの組み合わせを用いて冷却される。少なくとも3つの異なる種類の液体冷却方式の電気機械が存在し、これら3種類の冷却方式としては、(a)後部鉄を用いた冷却(back iron cooled)、(b)スプレー油冷および(c)浸漬冷却(オイル内の浸水)が挙げられる。
浸漬型電気機械が提供される。浸漬型電気機械は、流体密閉ハウジングと、この流体密閉ハウジング内に配置されたロータと、このロータから半径方向距離だけ離間するように流体密閉ハウジング内に配置されたステータとを備えている。エアギャップが、半径方向距離によってロータとステータとの間に画定される。浸漬型電気機械は、ロータおよびステータの双方と接触するようにエアギャップ内に配置される、冷却流体からなる容積部をさらに備えている。コントローラが、電気機械の速度の関数としてエアギャップ内の容積部を調整する。
また、ロータと、ステータと、該ロータと該ステータとの間に画定されたエアギャップとを有した可変速電気機械用の冷却システムも提供される。この冷却システムは、ロータおよびステータの双方と接触するようにエアギャップ内に配置される、冷媒からなる容積部を備えている。冷媒を貯蔵するためのリザーバが、閉ループによって電気機械と連通している。電気機械とリザーバとの間で冷媒を移動させるための少なくとも1つのポンプが、リザーバと電気機械との間の導管に配置される。電気機械についての情報を検出するセンサが、電気機械と関連している。電気機械のエアギャップ内の容積部が電気機械についての検出した情報の関数として変化するように、コントローラがこの検出した情報を受け、これに応じて少なくとも1つのポンプの速度を変化させる。
さらに、ロータと、ステータと、該ロータと該ステータとの間の空間によって画定されたエアギャップとを有した電気機械を冷却する方法が提供される。この方法は、電気機械の速度を検出するステップと、電気機械から検出した速度に応答してエアギャップ内に配置された冷媒からなる容積部を変化させるステップとを含む。
中間速度で動作する電気機械用の冷却システムの概略図である。 図1Aの電気機械の断面図である。 低速度で動作する電気機械用の冷却システムの概略図である。 図2Aの電気機械の断面図である。 高速度で動作する電気機械用の冷却システムの概略図である。 図3Aの電気機械の断面図である。
本発明は、機械効率を最大化する浸漬型可変速電気機械を冷却するシステムを提供する。電気機械の効率は、動作時に生じるエネルギ損失の関数として計測され得る。エネルギ損失は、本質的には、電気的損失または機械的損失である。電気的損失は、鉄損および銅損を含み、機械的損失は、摩擦損失および風損(windage loss)を含む。風損は、機械速度の三次関数として増加する。本発明の冷却システムは、電気機械の速度と逆の関係で電気機械内の冷媒量を変化させることにより、風損を最小化するとともに、電気機械の冷却効率を最大化する。
図1Aには、中間速度で動作する電気機械12用の冷却システム10が概略的に示されている。図1Aには、電気機械12用の冷却システム10の構成要素、即ち、リザーバ14、供給導管16、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻り導管22、戻りポンプ24、戻りオリフィス26、速度センサ28、コントローラ30、流体センサまたは冷媒センサ32および冷却流体または冷媒34が示されている。冷却システム10は、電気機械12の動作時に生成した熱を管理するために、電気機械12へ冷媒34を供給する。
電気機械12は、冷却システム10によって動作される冷媒34用の閉ループ冷媒回路によってリザーバ14と連通している。冷却システム10の冷媒34用の回路またはループは、供給側(供給導管16、供給ポンプ18および供給オリフィス20)と、反対の戻り側(戻り導管22、戻りポンプ24および戻りオリフィス26)とを備えている。供給導管16は、リザーバ14と電気機械12との間に延びており、リザーバ14を電気機械12に接続している。供給ポンプ18は、供給導管16に沿った約半分の箇所に配置されている。供給オリフィス20は、供給ポンプ18と電気機械12との間に配置されている。供給ポンプ18および供給オリフィス20は、コントローラ30に電気的に接続されている。同様に、戻り導管22は、電気機械12とリザーバ14との間に延びており、電気機械12をリザーバ14に接続している。戻りポンプ24は、戻り導管22に沿った約半分の箇所に配置されている。戻りオリフィス26は、戻りポンプ24と電気機械12との間に配置されている。戻りポンプ24および戻りオリフィス26は、コントローラ30に電気的に接続されている。速度センサ28および冷媒センサ32の双方が、コントローラ30に電気的に接続されている。図示した実施例では、電気機械12内には、冷媒34からなる機械容積に占める中間の容積部(intermediate machine volume)が存在する。
電気機械12は、商用目的または産業目的の発電機、モータ、もしくは発電機とモータとの組み合わせとされ得る。電気機械12は、冷媒34(例えば、オイル)で浸水されるか、または「浸漬」される。冷媒34は、リザーバ14内に貯蔵されており、冷媒34用のループの供給側を介して電気機械12へ供給される。より詳細には、冷媒34は、リザーバ14から供給導管16を通して電気機械12へと通流する。供給導管16内を移動しているときには、冷媒34は、供給ポンプ18を通流した後に供給オリフィス20を通流する。供給ポンプ18は、リザーバ14から電気機械12へ所定の速度で冷媒34をポンプ輸送するための可変速ポンプである。供給オリフィス20は、冷媒34の完全な流れ、または減少した流れ、部分的な流れを電気機械12へと通流させるか、もしくは流れを電気機械12へと通流させない固定オリフィスまたは可変オリフィスである。冷媒34は、電気機械12から冷媒34用のループの戻り側を介してリザーバ14へと戻る。より詳細には、冷媒34は、電気機械12から戻り導管22を通してリザーバ14へと流入する。戻り導管22を通流しているときには、冷媒34は、戻りオリフィス26を通流した後に戻りポンプ24を通流する。戻りオリフィス26は、電気機械12から、冷媒34の完全な流れ、または減少した流れ、部分的な流れを通流させるか、もしくは流れを通流させない固定オリフィスまたは可変オリフィスである。戻りポンプ24は、電気機械12からリザーバ14へと所定の速度で冷媒34をポンプ輸送するための可変速ポンプである。電気機械12内の風損を減少するとともに、電気機械12の冷却効率を最大化するために、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻りポンプ24および戻りオリフィス26の各々は、コントローラ30によって制御される。
動作時には、電気機械12は、一定の周波数または回転速度を有しており、これは速度センサ28によって検出される。速度センサ28は、電気機械12から検出した速度をコントローラ30へと送信する。コントローラ30は、電気機械12内の冷媒34の最適な流体レベルまたは体積を決定するために、電気機械12から検出した速度を用いる。コントローラ30は、所定の速度で動作する電気機械12内の冷媒34の最適な流体レベルを決定するために、ルックアップテーブルにおいて、電気機械12から検出した速度を参照する。冷媒34の最適な流体レベルは、製造時に決定される値であり、この値は、風損を減少し、所定の速度で動作する電気機械12の冷却効率を最大化するものである。コントローラ30は、冷媒34の量を増加させて電気機械12内の冷媒34の量を最適な流体レベルにより近づけるように、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻りオリフィス26および戻りポンプ24の1つまたは複数のパラメータを調整する。冷媒センサ32が、電気機械12内に流入する冷媒34の量を検出し、コントローラ30にフィードバックを与えることに寄与するように冷却システム10に任意選択的に用いられる。
図1Aでは、電気機械12は、中間速度で動作している。速度センサ28は、電気機械12が中間速度で動作していることを検出し、コントローラ30に中間速度信号を送信する。コントローラ30は、ルックアップテーブルにおいて電気機械12の中間速度を参照し、中間量の冷媒34つまり機械容積に占める中間の容積部(IMV)が最適であることを決定する。そして、コントローラ30は、電気機械12内において機械容積に占める中間の容積部を達成するために、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻りポンプ24や戻りオリフィス26のパラメータを設定する。より多量の冷媒34が電気機械12内において必要とされる場合には、コントローラ30は、供給ポンプ18の速度を増加してリザーバ14から電気機械12へと冷媒34をより迅速にポンプ輸送することができ、供給オリフィス20を拡大(開く)して電気機械12へと冷媒34の流れをより迅速に通流させることができ、戻りオリフィス26を制限(閉じる)して電気機械12から流出する冷媒34の流れを減少させることができ、また、戻りポンプ24の速度を減少して電気機械12からリザーバ14へと向かう冷媒34の流れを減少させることができる。より少量の冷媒34が電気機械12内において必要とされる場合には、コントローラ30は、供給ポンプ18の速度を減少してリザーバ14から電気機械12へと冷媒34をより遅くポンプ輸送することができ、供給オリフィス20を制限(閉じる)して電気機械12へと流入する冷媒34の流れを減少させることができ、戻りオリフィス26を拡大(開く)して電気機械12から流出する冷媒34の流れを増加させることができ、また、戻りポンプ24の速度を増加して電気機械12からリザーバ14へとより迅速に冷媒34の流れをポンプ輸送することができる。冷媒センサ32は、コントローラ30が冷却システム10のパラメータをさらに増加し、即ち良く調整し、機械容積に占める中間の容積部を実現することができるように、機械容積に占める中間の容積部の実現についてのフィードバックをコントローラ30へ与えることができる。
図1Bには、中間速度で動作し、機械容積に占める中間の容積部を実現する、図1Aの電気機械12の断面が示されている。図1Bには、電気機械12の構成要素、即ち冷媒34、ハウジング36、ステータ38、ロータ40およびエアギャップ42が示されている。電気機械12が中間速度で動作し、冷媒34のレベルが機械容積に占める中間の容積部とされているときには、風損は最小化され、冷却効率が最大化される。
電気機械12の作動部品が、流体を密閉するハウジング36内に収容されている。ハウジング36は、電気機械12の最外の半径方向部分である。ステータ38つまり電気機械12の固定部分が、ハウジング36内に半径方向に配置されている。ロータ40つまり電気機械12の回転部分が、ステータ38内に半径方向に配置されている。機械的エアギャップ42が、ステータ38の最内部分とロータ40の最外部分との間で半径方向に延びている。冷媒34がエアギャップ42内に存在しており、ステータ38の最内部分およびロータ40の最外部分の双方と接触している。図1Bにおいては、電気機械12は、中間速度で動作しており、したがって、機械容積に占める中間の容積部は、冷媒34の最適の容量である。図示したように、機械体積に占める中間の容積部は、エアギャップ42の約半分を満たしている。電気機械の中間速度においては、機械容積に占める中間の容積部によって、風損を最小化し、かつ冷却効率を最大化するようにバランスを保っている。しかし、電気機械12は、可変速の機械であり、異なる速度で動作するときには冷媒34の異なるレベルが必要となる。
図2Aには、低速で動作する電気機械12用の冷却システム10が概略的に示されている。図2Aには、電気機械12用の冷却システム10の構成要素、即ちリザーバ14、供給導管16、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻り導管22、戻りポンプ24、戻りオリフィス26、速度センサ28、コントローラ30、冷媒センサ32および冷媒34が示されている。図2Aは図1Aと実質的に同じであり、冷却システム10の同じ構成要素を示している。図2Aと図1Aとの相違は、以下に強調される。
図2Aでは、電気機械の速度が、図1Aに示した中間速度よりも低いものとされている。速度センサ28は、電気機械12が比較的低速で動作していることを検出し、コントローラ30へ低速信号を送信する。コントローラ30は、ルックアップテーブルにおいて電気機械12の低速を参照し、比較的多量の冷媒34つまり機械容積に占める大きな容積部(high machine volume)が最適であることを決定する。そして、コントローラ30は、電気機械12内で機械容積に占める大きな容積部(HMV)を達成するために、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻りポンプ24や戻りオリフィス26のパラメータを設定する。(図1Aの機械容積に占める中間の容積部よりも)多量の冷媒34が電気機械12内において必要とされるので、コントローラ30は、供給ポンプ18の速度を増加してリザーバ14から電気機械12へと冷媒34をより迅速にポンプ輸送することができ、供給オリフィス20を拡大(開く)して電気機械12へと冷媒34の流れをより迅速に通流させることができ、戻りオリフィス26を制限(閉じる)して電気機械12から流出する冷媒34の流れを減少させることができ、また、戻りポンプ24の速度を減少して電気機械12からリザーバ14へと向かう冷媒34の流れを減少させることができる。1つまたは複数の上記パラメータを増加させることにより、より多量の冷媒34がリザーバ14から電気機械12へと通流することになり、機械容積に占める中間の容積部が、機械容積に占める大きな容積部へと増加する。冷媒センサ32は、コントローラ30が冷却システム10のパラメータをさらに増加し、即ち良く調整し、機械容積に占める大きな容積部を実現することができるように、機械容積に占める大きな容積部の実現についてのフィードバックをコントローラ30へ与えることができる。
図2Bには、低速で動作する図2Aの電気機械12の断面が示されている。図2Bには、電気機械12の構成要素、即ち冷媒34、ハウジング36、ステータ38、ロータ40およびエアギャップ42が示されている。図2Bは、図1Bと実質的に同じであり、電気機械12の同じ構成要素を示している。図2Bでは、電気機械12は、低速で動作しており、したがって、機械容積に占める大きな容積部は、冷媒34の最適な容量である。図示したように、機械容積に占める大きな容積部は、エアギャップ42を実質的に満たし、冷媒34は、ステータ38の最内部分およびロータ40の最外部分の双方と接触する。低速の電気機械12においては、風損はさほど問題とならず、より多量の冷媒34が最適である。
図3Aには、高速で動作する電気機械12用の冷却システム10が概略的に示されている。図3Aには、電気機械12用の冷却システム10の構成要素、即ちリザーバ14、供給導管16、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻り導管22、戻りポンプ24、戻りオリフィス26、速度センサ28、コントローラ30、冷媒センサ32および冷媒34が示されている。図3Aは、図1Aおよび図2Aと実質的に同じであり、冷却システム10の同じ構成要素を示している。図3Aと図1A,2Aとの相違は、以下に強調される。
図3Aでは、電気機械の速度は、図1Aの中間速度または図2Aの低速よりも高いものとされている。速度センサ28は、電気機械12が比較的高速で動作していることを検出し、コントローラ30へ高速信号を送信する。コントローラ30は、ルックアップテーブルにおいて電気機械12の高速を参照し、比較的少量の冷媒34つまり機械容積に占める小さな容積部(low machine volume)が最適であることを決定する。そして、コントローラ30は、電気機械12内において機械容積に占める小さな容積部を達成するために、供給ポンプ18、供給オリフィス20、戻りポンプ24や戻りオリフィス26のパラメータを設定する。(図1の機械容積に占める中間の容積部および図2の機械容積に占める大きな容積部よりも)少量の冷媒34が電気機械12内において必要とされるので、コントローラ30は、供給ポンプ18の速度を減少してリザーバ14から電気機械12へと冷媒34をより遅くポンプ輸送することができ、供給オリフィス20を制限(閉じる)して電気機械12へと流入する冷媒34の流れを減少させることができ、戻りオリフィス26を拡大(開く)して電気機械12から流出する冷媒34の流れを増加させることができ、また、戻りポンプ24の速度を増加して電気機械12からリザーバ14へとより迅速に冷媒34の流れをポンプ輸送することができる。1つまたは複数の上記パラメータを増加させることにより、より多量の冷媒34が電気機械12からリザーバ14へと通流し、機械容積に占める中間の容積部または機械容積に占める大きな容積部が、機械容積に占める小さな容積部へと減少する。冷媒センサ32は、コントローラ30が冷却システム10のパラメータをさらに増加し、即ち良く調整し機械容積に占める小さな容積部を実現することができるように、機械容積に占める小さな容積部の実現についてのフィードバックをコントローラ30へ与えることができる。
図3Bには、高速で動作する図3Aの電気機械12の断面が示されている。図3Bは、図1Bおよび図2Bと実質的に同じであり、電気機械12の同じ構成要素を示している。図3Bでは、電気機械12は高速で動作しており、したがって、機械容積に占める小さな容積部は、冷媒34の最適な容量である。図示したように、機械容積に占める小さな容積部は、エアギャップ42の約4分の1を満たしているが、冷媒34は、ステータ38の最内部分およびロータ40の最外部分の双方と接触したままである。高速の電気機械12においては、風損は、最も問題となるものであり、より少量の冷媒34が最適である。
本発明の例示的な実施例について説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更がなされ得ることを理解されたい。

Claims (18)

  1. 流体密閉ハウジングと、
    前記流体密閉ハウジング内に配置されたロータと、
    前記ロータから半径方向距離だけ離間するように前記流体密閉ハウジング内に配置されたステータと、
    前記半径方向距離によって前記ロータと前記ステータとの間に画定されたエアギャップと、
    前記ロータおよび前記ステータの双方と接触するように前記エアギャップ内に配置される、冷却流体からなる容積部と、
    前記電気機械の速度の関数として前記エアギャップ内の前記冷却流体からなる容積部を調整するコントローラと、
    を備えた浸漬型電気機械。
  2. 前記電気機械は、モータであることを特徴とする請求項1に記載の浸漬型電気機械。
  3. 前記電気機械は、発電機であることを特徴とする請求項1に記載の浸漬型電気機械。
  4. 前記エアギャップ内の前記容積部は、前記電気機械の速度がいかなる速度であっても、前記ステータおよび前記ロータの双方と接触することを特徴とする請求項1に記載の浸漬型電気機械。
  5. 前記容積部は、前記電気機械の速度が低速であるときに、前記エアギャップを実質的に満たすことを特徴とする請求項4に記載の浸漬型電気機械。
  6. 前記容積部は、前記電気機械の速度が高速であるときに、前記エアギャップを部分的に満たすことを特徴とする請求項4に記載の浸漬型電気機械。
  7. ロータと、ステータと、該ロータと該ステータとの間に画定されたエアギャップとを有した可変速電気機械用の冷却システムであって、
    前記ロータおよび前記ステータの双方と接触するように前記エアギャップ内に配置される、冷媒からなる容積部と、
    閉ループによって前記電気機械と連通し、冷媒を貯蔵するリザーバと、
    前記リザーバと前記電気機械との間で冷媒を移動させるように、前記リザーバと前記電気機械との間の導管に配置された少なくとも1つのポンプと、
    前記電気機械についての情報を検出するセンサと、
    前記電気機械の前記エアギャップ内の前記容積部が前記検出した情報の関数として変化するように、前記電気機械についての検出した情報を受け、これに応答して前記少なくとも1つのポンプの速度を変化させるコントローラと、
    を備えた冷却システム。
  8. 前記センサは、前記電気機械の速度を検出する速度センサであることを特徴とする請求項7に記載の冷却システム。
  9. 前記センサは、前記エアギャップ内の前記容積部を検出する冷媒レベルセンサであることを特徴とする請求項7に記載の冷却システム。
  10. 前記少なくとも1つのポンプは、前記リザーバから前記電気機械へ冷媒をポンプ輸送するように第1の導管に配置された可変速供給ポンプであることを特徴とする請求項7に記載の冷却システム。
  11. 前記電気機械への冷媒流を制限するように、前記供給ポンプと前記電気機械との間の前記第1の導管に配置されたオリフィスをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の冷却システム。
  12. 前記少なくとも1つのポンプは、前記電気機械から前記リザーバへ冷媒をポンプ輸送するように第2の導管に配置された可変速戻りポンプであることを特徴とする請求項7に記載の冷却システム。
  13. 前記電気機械からの冷媒流を制限するように前記戻りポンプと前記電気機械との間の前記第2の導管に配置されたオリフィスをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の冷却システム。
  14. ロータと、ステータと、該ロータと該ステータとの間の空間によって画定されたエアギャップとを有した電気機械を冷却する方法であって、
    前記電気機械の速度を検出するステップと、
    前記電気機械から検出した速度に応答して前記エアギャップ内に配置された冷媒からなる容積部を変化させるステップと、
    を含む方法。
  15. 前記エアギャップ内の前記容積部は、前記電気機械から検出した速度がいかなる速度であっても、前記ロータおよび前記ステータと接触することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記変化させるステップは、前記エアギャップが冷媒からなる比較的大きな容積部を含むように、前記電気機械から検出した速度が比較的低速であるときに前記エアギャップ内の前記容積部を増加させることをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記変化させるステップは、前記エアギャップが冷媒からなる比較的小さな容積部を含むように、前記電気機械から検出した速度が比較的高速であるときに前記エアギャップ内の前記容積部を減少させることをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記エアギャップ内の前記容積部を検出するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
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