JP2012169124A - 端子金具付き電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性に優れた端子金具付き電線を提供する。
【解決手段】端子金具20の底板部22において電線11が載置される凹状面23のうち芯線12の先端の前方に嵌め込まれ接着された止水壁30と、加熱による収縮で一方側が止水壁30と凸状面26とを包囲しつつ止水壁30を押さえつけて止水壁30及び凸状面26に密着するとともに他方側が絶縁被覆を取り囲むように密着する筒状の熱収縮チューブ33と、を備え、止水壁30が嵌め込まれた部分の凹状面23には、熱収縮チューブ33の収縮で止水壁30が押さえつけられることにより凹状面23に付着した液体Liを止水壁30が押しのけて逃がす第1逃がし凹部25が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、端子金具付き電線に関する。
従来、電線と電線端末を圧着する端子金具とを備えてなる端子金具付き電線として特許文献1に記載のものが知られている。
この端子金具付き電線は、例えば、自動車のエンジンルーム内で用いられているが、通常、エンジンルーム内には、水が浸入し得るため、端子金具と電線との接続部分に水が接触する虞がある。この接続部分に水が接触すると、金属材料からなる端子金具及び芯線は腐蝕してしまう。例えば、端子金具が銅からなり、芯線がアルミニウムからなる場合等の、互いに異なる金属部材同士が接続している場合は、特に腐蝕しやすい。そのため、特許文献1に記載の端子金具付き電線は、接続部分の周囲に熱収縮チューブを被せている。このように熱収縮チューブを被せることによって、端子金具付き電線の接続部分に、その周囲から水が滲み込まないようにしている。
特開2000−285983号公報
ところで、水は接続部分の周囲(周方向)から滲み込んでくる場合もあれば、端子金具の先側から伝って接続部分へ浸入してくることもある。
特許文献1に記載の端子金具付き電線において、接続部分に被せられた熱収縮チューブの先側は、口が開いた状態になっている。そのため、熱収縮チューブの先側から、水が入り得る状態になっており、問題となっている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、防水性に優れた端子金具付き電線を提供することを目的とする。
本発明に係る端子金具付き電線は、芯線とこの芯線の周囲を被覆する絶縁被覆とからなり端末部において前記絶縁被覆が剥ぎ取られ芯線が露出した電線と、前記電線が載置される側に設けられた凹状面とこの凹状面の裏側に設けられた凸状面とを有する底板部とこの底板部の側縁から立ち上がり前記芯線を圧着するバレル部とを備えた端子金具と、を備える端子金具付き電線であって、前記凹状面のうち前記芯線の先端の前方に嵌め込まれ前記凹状面に接着された止水壁と、加熱による収縮で一方側が前記止水壁と前記凸状面とを包囲しつつ前記止水壁を押さえつけて前記止水壁及び前記凸状面に密着するとともに他方側が前記絶縁被覆を取り囲むように密着する筒状の熱収縮チューブと、を備え、前記止水壁が嵌め込まれた部分の前記凹状面には、前記熱収縮チューブの収縮で前記止水壁が押さえつけられることにより前記凹状面に付着した液体を前記止水壁が押しのけて逃がす第1逃がし凹部が形成されているところに特徴を有する。
本構成によれば、止水壁により熱収縮チューブの先端側からの水の浸入を防止することができるため、端子金具付き電線を防水性(止水性)に優れたものとすることができる。
ところで、端子金具は、一般に、プレス機により金属板材に打ち抜き加工や曲げ加工を施して形成されている。ここで、プレス機は、金型の摩耗等の防止の為に時々油(プレス油、潤滑剤、防錆剤等)をかけつつプレス作業を行っているが、このプレスの際に、端子金具の表面に油が付着しやすい。この油が端子金具の凹状面に付着した状態で止水壁を接着すると、油により止水壁が凹状面に対して十分に接着されず、止水壁と端子金具との間のシール性が低下することが懸念される。
一方、本構成によれば、止水壁が嵌め込まれた部分の凹状面には、熱収縮チューブの収縮で止水壁が押さえつけられることにより凹状面に付着した液体を止水壁が押しのけて逃がす第1逃がし凹部が形成されているため、凹状面に付着した油等の液体を、第1逃がし凹部内に逃がすことができる。よって、第1逃がし凹部の外における凹状面の表面に付着する油等の液体を少なくできるため、止水壁と凹状面との間の接着性を良好にすることができる。よって、端子金具に付着した油等の液体による止水壁と端子金具との間のシール性の低下を防止することができる。
上記構成に加えて以下の構成を有すればより好ましい。
(1)前記熱収縮チューブは前記凸状面に接着されるものであり、前記凸状面には、前記熱収縮チューブの収縮の際に押しのけられた前記凸状面に付着した液体を逃がす第2逃がし凹部が形成されている。
熱収縮チューブを接着層を介して凸状面に隙間なく密着させることができ、熱収縮チューブと凸状面との間のシール性を向上させることができる。
ところで、プレスの際には、油が端子金具の凹状面だけでなく、凸状面にも付着しうる。この凸状面に油が付着した状態で熱収縮チューブを装着すると、油により熱収縮チューブと凸状面との間の接着性が低下し、熱収縮チューブと端子金具との間のシール性の低下が懸念される。
本構成によれば、熱収縮チューブが密着する凸状面には、凸状面に付着した液体を熱収縮チューブが収縮の際に押しのけて逃がす第2逃がし凹部が形成されているため、凸状面に付着した油等の液体を、第2逃がし凹部内に逃がすことができる。よって、第2逃がし凹部の外における凸状面の表面に付着する油等の液体を少なくできるため、熱収縮チューブと凸状面との間の接着性を良好にすることができる。よって、端子金具に付着した油等の液体による熱収縮チューブと端子金具との間のシール性の低下を防止することができる。
(2)前記逃がし凹部は、溝状である。
このようにすれば、油等を逃がし凹部に導きやすくなる。
(3)前記逃がし凹部は、前記底板部の周方向に沿った方向に延びている。
軸方向に延びる場合等と比較して電線側に油等が移動しにくいため、シール性を向上させることができる。
(4)前記逃がし凹部は、複数条形成されている。
より確実にシール性を発揮させることができる。
(5)前記逃がし凹部は、点状であって、複数形成されている。
本発明によれば、防水性(止水性)に優れた端子金具付き電線及び端子金具を提供することができる。
実施形態1に係る端子金具付き電線を示す斜視図 端子金具付き電線を示す側面図 端子金具付き電線を示す側断面図 止水壁を有する部分を拡大して示した側断面図 止水壁が載せられた端子金具と電線を示す斜視図 端子金具に電線が載置された状態を示す平面図 端子金具の底板部を逃がし凹部を有する部分について拡大して示した側断面図 熱収縮チューブを装着していない状態の端子金具付き電線を示す平面図 端子金具付き電線に熱収縮チューブを通した状態を示す側断面図 連鎖端子を示す平面図 連鎖端子に止水壁が嵌め込まれた状態を示す平面図 装着部に止水壁が嵌め込まれた状態を拡大して示す側断面図 実施形態2に係る端子金具付き電線を構成する端子金具及び電線を示す平面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1に係る端子金具付き電線10を、図1ないし図12を参照しつつ説明する。
端子金具付き電線10は、図2に示すように、電線11と、この電線11の端末に取り付けられる端子金具20と、この端子金具20に取り付けられる止水壁30と、この止水壁30と共に、電線11と端子金具20との接続部分を包囲するように被せられる筒状の熱収縮チューブ33とを備える。以下では、上下方向については図2を基準とし、図2の左方を前方、右方を後方として説明する。
(電線)
電線11は、複数本の金属細線を撚り合せてなる芯線12と、この芯線12の外周を被覆する合成樹脂製の絶縁被覆13(絶縁層)と、を備える。芯線12を構成する材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等が挙げられ、必要に応じて任意の金属材料の中から適宜選択される。電線11の端末部分の絶縁被覆13は除去され、芯線12が露出している。なお、芯線12は単芯線を用いてもよい。
(端子金具)
端子金具20は、例えば、金属板材を所定形状にプレス加工することによって得られ、雌型であり、図示しない相手側の雄型端子と接続される。
この端子金具20は、図5に示すように、相手側の雄型の端子金具20(図示しない)と接続される接続部21と、接続部21における側壁21B及び底板21Cの後方に連なり電線11が載置される底板部22と、この底板部22の両側縁部から立ち上がり電線11をかしめて圧着するバレル部28とを備える。
接続部21は、端子金具20の先端側に設けられ、断面が略正方形の筒状をなし、この接続部21内には、相手側の端子金具20と弾性的に接触する弾性接触片21Aが設けられている。
底板部22は、前後方向(電線11の軸方向)に長い形状であって、幅方向に略U字状(左右方向の断面が略U字状)に湾曲した形状であり、これにより内面側(電線11が載置される側)に凹状に湾曲した凹状面23が設けられ、凹状面23の裏側に凸状に湾曲した凸状面26が設けられている。
凹状面23には、電線11の端末において絶縁被覆13が剥ぎ取られて露出した芯線12と、絶縁被覆13を有する部分とが載置され、後端部から電線11が延出される。
ここで、図6に示すように、凹状面23のうち芯線12の先端の前方は、前後方向に所定寸法(止水壁30の厚み寸法。図6のAの範囲)に亘って止水壁30が嵌め込まれる部分(領域)である装着部24とされている。
この装着部24には、底板部22の周方向に沿った方向に溝状に延びる第1逃がし凹部25が、前後方向に4本(複数条)並んで設けられている。
第1逃がし凹部25は、図7に示すように、一定の深さで凹状面23の全幅(略半円形の全幅)に亘って凹み形成されており、深くなるほど幅寸法が傾斜状に狭くなる側断面形状とされている。これら第1逃がし凹部25は、熱収縮チューブ33の収縮で止水壁30が押さえつけられた際に、凹状面23の表面(第1逃がし凹部25以外の部分)に付着した油等の液体Liを止水壁30が押しのけて逃がす領域を形成するために設けられている。
4本(条)の第1逃がし凹部25の間隔は、装着部24内において前後方向(軸方向)に等間隔で設けられており、第1逃がし凹部25の最深部の幅B1と第1逃がし凹部25間(開口端間)の間隔B2とは、B2の寸法がわずかに大きい。
凸状面26には、装着部24の裏面側(装着部24に対応する位置)に、底板部22の凸状面26の周方向に沿う方向に溝状に延びる第2逃がし凹部27が、前後に4本(複数条)並んで設けられている。
第2逃がし凹部27は、一定の深さで凸状面26の全幅(略半円形の全幅)に亘って凹み形成されており、深くなるほど幅寸法が傾斜状に狭くなる断面形状とされている。この第2逃がし凹部27は、熱収縮チューブ33の収縮の際に押しのけられた凸状面26に付着した液体Liを逃がす領域となるように設けられている。
4本(条)の第2逃がし凹部27の間隔は、装着部24内において前後方向(軸方向)に等間隔で設けられており、第2逃がし凹部27の最深部の幅C1と第2逃がし凹部27間(開口端間)の間隔C2とは、C2の寸法がわずかに大きい。
ここで、第1逃がし凹部25と第2逃がし凹部27とは、互いの逃がし凹部25(27)が他方の凸部(凹状面又は凸状面の表面)となるように前後方向に位置をずらして(交互に)形成されている。
各逃がし凹部25,27の本数、幅及び深さは、熱収縮チューブ33の収縮時に凹状面23や凸状面26に付着した油等の液体Liを逃がすことができる本数、幅及び深さが設定される。例えば製造時のプレスの際に使用する油の量に応じて付着する油の量や油等の液体Liの種類を想定し、これに応じて液体Liを逃がすことができる本数、幅及び深さを設定することができる。なお、逃がし凹部25,27の深さは、底板部22の強度を維持できる範囲で設定される。
バレル部28は、図5に示すように、芯線12をかしめて圧着するワイヤーバレル28Aと、電線11を絶縁被覆13の上からかしめて保持するインシュレーションバレル28Bとからなる。
ワイヤーバレル28Aは板片状であり、端子金具20が電線11に取り付けられる前は、底板部22の両縁から立ち上がるように設けられている。このワイヤーバレル28Aは、端子金具20が電線11に取り付けられる際に、底板部22上の芯線12を抱きかかえるように芯線12に対して圧着される(かしめられる)。
インシュレーションバレル28Bは、ワイヤーバレル28Aよりも幅が細い板片状であり、端子金具20が電線11に取り付けられる前は、ワイヤーバレル28Aと同様、底板部22の両縁から立ち上がるように設けられている。このインシュレーションバレル28Bは、底板部22上に載せられている根元の絶縁被覆13を抱きしめるようにして絶縁被覆13をかしめる。
ワイヤーバレル28Aが延設されている部分の凹状面23には、複数個の略四角形状(略平行四辺形状)に凹設されたセレーション29が形成されている。このセレーション29が圧着の際に芯線12の表面の酸化膜を破ることで、電気抵抗の低下を抑制しつつ、ワイヤーバレル28Aと芯線12との固着力を高めることができる。
端子金具20を構成する金属材料としては、例えば、銅、銅合金等が挙げられ、必要に応じて任意の金属材料の中から適宜選択される。なお、本実施形態の端子金具20を構成する金属板材の表面には、メッキ層(不図示)が形成されている。メッキ層を構成する金属としては、例えば、スズ、ニッケル等が挙げられ、必要に応じて任意の金属材料の中から適宜選択される。本実施形態においては、端子金具20を構成する金属材料(銅又は銅合金)の表面にスズメッキ層が形成されている。なお、メッキ層が形成されていない金属板材を、端子金具20の材料として用いてもよい。
(止水壁)
止水壁30は、所定形状に加工された樹脂加工物を用いて製造される。本実施形態の止水壁30は、略円柱状であり、装着部24の内側に嵌るような形状に加工されている。この止水壁30に使用される樹脂材料としては、例えば、対金属良接着性エラストマー(商品名:ペルプレン(登録商標)、東洋紡績株式会社)が挙げられる。この樹脂材料は、適度な剛性(弾性)を備えると共に、加熱処理によって金属に対する接着性を発現する。この樹脂材料からなる止水壁30は、所定温度で加熱処理すると、全体としては形状(剛性)を維持しつつも、表面から溶融した液状の樹脂材料であり金属に対して接着性を有する熱可塑性接着剤31が滲み出してくる。例えば、樹脂材料における母材部分の融点は170℃程度であり、上記のように滲み出してくる熱可塑性接着剤31の融点は120℃程度である。なお、常温(室温)下では、止水壁30は、金属に対する接着性はなく、取り扱いやすい。このような止水壁30は、例えば、樹脂材料を、押出成形装置を利用して細長い円柱状の成形物に押出成形し、その成形物を所定形状(大きさ)に切り分けることによって得られる。
断面が略円形である止水壁30の直径は、装着部24の幅よりも、若干大きくなるように設定されており、止水壁30は、装着部24の内側に嵌め込まれる。いる。
この止水壁30は適度な弾性を有しており、底板部22の内側から外側に向かって押し返すようにして、装着部24の内側表面に対して密着する。なお、止水壁30を端子金具20に取り付ける作業は、端子金具20に電線11を取り付ける前に行ってもよいし、端子金具20に電線11を取り付けた後に行ってもよい。
装着部24の内側に嵌め込まれた止水壁30は、その後、端子金具20と共に加熱処理される。この加熱処理は、止水壁30の外周面と、装着部24の内側表面(金属表面)とを隙間なく液密的に密着させるために行われる。上述したように、本実施形態の止水壁30は、所定温度(例えば、120℃)で加熱されると表面から熱可塑性接着剤31が滲み出してくる。この熱可塑性接着剤31が、加熱処理時に止水壁30の外周面と、装着部24の内側表面との間に入り込む。
止水壁30は、その一部(上側部分)が装着部24からはみ出しており、露出している。この露出した部分は、後述するように、最終的に筒状の熱収縮チューブ33によって覆われる。
(熱収縮チューブ)
熱収縮チューブ33は、加熱処理によって収縮する合成樹脂材料からなる筒状の部材であって、図2に示すように、熱収縮チューブ33の先側の開口端部は、止水壁30とこの止水壁30を受け支える部分の底板部22とを取り囲むように、これらと密着している。これに対して、後側の開口端部は、芯線12の根元の絶縁被覆13を取り囲むように、絶縁被覆13と密着している。
本実施形態において、先側の開口端部と、後側の開口端部との間に存在している部分の熱収縮チューブ33は、端子金具20と電線11との接続部分を外側から締付けるように密着している。
熱収縮チューブ33の内周面には、加熱されて軟化又は溶融することで接着性を発現する接着層34が形成されている。接着層34に用いられる接着剤としては、この種の電線11で利用される公知のものを適用できる。なお、熱収縮チューブ33の内周面に、接着層34又は粘着層を設けない構成とすることも可能である。
(製造工程)
次いで、本実施形態に係る端子金具付き電線10の製造工程の一例を示す。
先ず、プレス機により平板状の金属板材に対して展開形状に打ち抜く打ち抜き工程及び立体的な形状とする曲げ工程が施され、図10に示すような複数の端子金具20が連なって構成されてなる連鎖端子40が形成される。この打ち抜き工程の際に、底板部22の逃がし凹部25,27も形成される。なお、別工程において逃がし凹部25,27を形成することも可能である。
打ち抜き工程の際には、ワイヤーバレル28Aが延設されている部分の底板部22上に、複数個のセレーション29が形成される。
ここで、このようなプレス機による打ち抜き工程や曲げ工程の際に、金型の摩耗等の防止の為に時々油(プレス油、潤滑剤、防錆剤等)をかけつつプレス作業を行っているが、このプレス作業の際に、端子金具20の表面に油等の液体Liが付着しやすい。そのため、底板部22の凹状面23及び凸状面26には、それぞれ全体に油等の液体Liが付着した状態となっている(図7)。
打ち抜き工程や曲げ工程で形成された連鎖端子40は、図10に示すように、複数個の端子金具20と、複数個の端子金具20を等間隔で横並びに連結するキャリア41とを備えて構成される。
キャリア41には、長手方向に沿って略等間隔に並んだ送り孔42が形成されている。送り孔42としては、略円形状のものと、略矩形状のものとが交互に並べられている。この送り孔42は、図示しない加工機に設けられた送り爪が係合するように設定されている。
次に、キャリア41に形成されている送り孔42に、加工機の送り爪を係合させて、順次、各端子金具20を送りながら、凹状面23の装着部24に、予め所定形状に加工された止水壁30を、組立機によってそれぞれ嵌め込む。この止水壁30を装着部24に嵌め込む間は、キャリア41の移動は停止される。嵌め込み後に、キャリア41の移動が再開される。
なお、この段階では、止水壁30は、凹状面23の装着部24に強く押しつけられていないため、凹状面23の装着部24に付着した油等の液体Liを第1逃がし凹部25に十分に逃がすに至っておらす、底板部22と止水壁30との間は、依然として付着した液体Liによる油層(液層)が形成されている。
止水壁30が嵌め込まれた連鎖端子40は、加熱装置50により加熱処理工程が施される。この加熱処理工程において、図12に示すように、止水壁30から、金属に対して接着性を有する熱可塑性接着剤31が滲み出す。
この段階においても、(金属と油等とは比較的親和性が高いため)止水壁30から滲み出した熱可塑性接着剤31が、防水性を十分に発揮する程度(十分な接着性を生じさせる程度)に止水壁30と装着部24との間の液体Li(油層(液層))を通って装着部24の表面に達することができないとともに、止水壁30が装着部24側に強く押しつけられていないため、凹状面23の装着部24に付着した油等の液体Liを第1逃がし凹部25に十分に逃がすに至っていない。
加熱処理工程後は、装着部24の後方の凹状面23上に、電線11の端末部分が載せられる。
上記のように、端子金具20の底板部22上に電線11の端末部分を載せた後、加工装置を利用して、端子金具20のワイヤーバレル28A及びインシュレーションバレル28Bをかしめ付ける(圧着する)。
また、圧着の際に、キャリア41と端子金具20とをが切断される。この切断工程は、圧着工程と同時に行うことが可能である。このように端子金具20が電線11に対して圧着され、かつ端子金具20(端子金具20)がキャリア41から切り離されると、電線11の端末に端子金具20が取り付けられた状態の端子金具付き電線が得られる(図8)。
次いで、図9に示されるように、熱収縮チューブ33からなる未加熱状態の筒状の熱収縮チューブ33が、電線11と端子金具20との接続部分を包囲するように被せられる。熱収縮チューブ33は、端子金具20側から挿通させて被せられてもよいし、電線11側から挿通させて被せられてもよい。なお、電線11側から被せられる場合、上記圧着工程の前に、予め電線11に熱収縮チューブ33を挿通させておくことが好ましい。未加熱状態における熱収縮チューブ33の内径は、電線11と端子金具20との接続部分よりも大きく設定されている。熱収縮チューブ33は、接続部21分を包囲できるように先側の開口端部と、後側の開口端部との位置が、熱収縮量を考慮して、位置決めされる。
上記のように位置決めされた後、熱収縮チューブ33が被せられた電線11及び端子金具20は、図示されない加熱装置内で加熱処理工程が施される。この加熱処理工程において、熱収縮チューブ33からなる熱収縮チューブ33が熱収縮する。
これにより、凹状面23側(止水壁30側)の熱収縮チューブ33については、収縮により止水壁30の周面に押しつけられ、止水壁30を凹状面23側に押しつける。これにより、図4に示すように、凹状面23の表面に付着した油等の液体Liは、止水壁30からの比較的強い力で凹状面23の表面から押しのけられ、第1逃がし凹部25内に逃がされる。なお、凹状面23の表面に付着した油等の液体Liのうちの一部は、装着部24の前後の止水壁30のない部分に逃がされる。これにより止水壁30から滲み出た熱可塑性接着剤31が、止水壁30としての機能を十分に生じさせる程度(十分な接着性を生じさせる程度)に止水壁30と凹状面23の装着部24との間の液体Liを押しのけ凹状面23の表面に達することができ、止水壁30が凹状面23の装着部24に対して熱可塑性接着剤31により隙間なく密着する。
一方、凸状面26側の熱収縮チューブ33については、収縮により凸状面26に押しつけられることにより、凸状面26の表面に付着した油等の液体Liは、比較的強い力で凸状面26の表面から押しのけられ、第2逃がし凹部27内に逃がされる。なお、凸状面26の表面に付着した油等の液体Liのうちの一部は、熱収縮チューブ33のない前方に逃がされる。
これにより凸状面26においても熱収縮チューブ33の内周面上に形成されている接着層34が接着性を発現し、熱収縮チューブ33の一方の開口端側について凸状面26(装着部24の裏面側)と熱収縮チューブ33との間が接着層34(接着剤)により隙間なく密着する。なお、熱収縮チューブ33の他方の開口端側は、電線11の絶縁被覆13に密着するものであるため、プレスの際等における油等の液体Liは付着しておらず、熱収縮チューブ33は、他方の開口端側についても電線11に隙間なく密着する。
開口端側以外の部分は、その表面形状に対応して全体が熱収縮チューブ33の収縮により密着する。
以上の製造工程によって端子金具付き電線10が得られる。
本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(1) 電線11が載置される側に設けられた凹状面23のうち芯線12の先端の前方に嵌め込まれ凹状面23(の装着部24)に接着された止水壁30と、加熱による収縮で一方側が止水壁30と凸状面26とを包囲しつつ止水壁30を押さえつけて止水壁30及び凸状面26に密着するとともに他方側が絶縁被覆13を取り囲むように密着する筒状の熱収縮チューブ33と、を備える。
このようにすれば、止水壁30により熱収縮チューブ33の先端側からの水の浸入を防止することができるため、端子金具付き電線10を防水性(止水性)に優れたものとすることができる。
また、本実施形態によれば、装着部24(止水壁30が嵌め込まれた部分の凹状面23)には、熱収縮チューブ33の収縮で止水壁30が押さえつけられることにより装着部24(凹状面23)に付着した油等の液体Liを止水壁30が押しのけて逃がす第1逃がし凹部25が形成されているため、装着部24(凹状面23)に付着した油等の液体Liを、第1逃がし凹部25内に逃がすことができる。よって、第1逃がし凹部25の外における装着部24(凹状面23)の表面に付着する油等の液体Liを少なくできるため、止水壁30と装着部24(凹状面23)との間の接着性を良好にすることができる。よって、端子金具20に付着した油等の液体Liによる止水壁30と端子金具20との間のシール性の低下を防止することができる。
(2)熱収縮チューブ33は凸状面26に接着されるものであり、凸状面26には、熱収縮チューブ33の収縮の際に押しのけられた凸状面26に付着した液体Liを逃がす第2逃がし凹部27が形成されているため、熱収縮チューブ33を接着層34を介して凸状面26に隙間なく密着させることができ熱収縮チューブ33と凸状面26との間のシール性を向上させることができる。
ところで、プレスの際には、油等の液体Liが端子金具20の凹状面23だけでなく、凸状面26にも付着しうる。この凸状面26に油等の液体Liが付着した状態で熱収縮チューブ33を装着すると、油等の液体Liにより熱収縮チューブ33と凸状面26との間の接着性が低下し、熱収縮チューブ33と端子金具20との間のシール性の低下が懸念される。
本実施形態によれば、熱収縮チューブ33が密着する凸状面26には、凸状面26に付着した液体Liを熱収縮チューブ33が収縮の際に押しのけて逃がす第2逃がし凹部27が形成されているため、凸状面26に付着した油等の液体Liを、第2逃がし凹部27内に逃がすことができる。よって、第2逃がし凹部27の外における凸状面26の表面に付着する油等の液体Liを少なくできるため、熱収縮チューブ33と凸状面26との間の接着性を良好にすることができる。よって、端子金具20に付着した油等の液体Liによる熱収縮チューブ33と端子金具20との間のシール性の低下を防止することができる。
(3)逃がし凹部25,27は、溝状であるため、油等を逃がし凹部25,27に導きやすくなる。
(4)逃がし凹部25,27は、凹状面23(底板部22)の周方向に沿った方向に延びているため、軸方向に延びる場合等と比較して電線11側に油等が移動しにくいため、シール性を向上させることができる。
(5)逃がし凹部25,27は、複数条形成されているため、より確実にシール性を発揮させることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図13を参照して説明する。実施形態2では、逃がし凹部25,27は、溝状であったが、実施形態2は、逃がし凹部61を点状としたものである。以下では、上記実施形態と同一の構成については同一の符号と付して説明を省略する。
端子金具60における装着部24には、点状の逃がし凹部61が、複数個(図13では15個)周囲とは所定以上の間隔を隔てて(他とは所定以上離間して)形成されている(散在している)。各逃がし凹部61は、ほぼ同じ径の円形状である。なお、逃がし凹部61の径、深さ、個数は、底板部22に付着する油等の液体Liの性質や量等に応じて適宜設定される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、逃がし凹部25,27は、溝状又は点状(円形状)としたこれに限られない。例えば、多角形状でもよい。
(2)実施形態1では、溝状の逃がし凹部25,27は、周方向に延びていたが、これに限られず、他の方向に延びるものでもよい。なお、前後方向に延びる逃がし凹部25,27とすると、この逃がし凹部25,27が前方からの水の通り路となるおそれがあるため、逃がし凹部25,27の延びる寸法を短くするか、若しくは、前後方向以外の方向に延びるようにすることが望ましい。
(3)凸状面26側に設ける第2逃がし凹部27は、止水壁30の装着部24の裏側(装着部24に対応する位置)に限らず、凸状面26のうち、装着部24の裏側(装着部24に対応する位置)以外の位置であってもよい。
(4)上記実施形態においては、止水壁30として加熱処理時に表面から熱可塑性接着剤31が滲み出してくるものを使用したが、例えば、断面が円形状の芯材と、この芯材の外周面を覆う皮材とからなる止水壁を使用してもよい。芯材は、例えば、融点が170℃程度の樹脂材料からなり、皮材は、融点が120℃程度の樹脂材料(接着性可塑性樹脂)からなる。この場合、皮材が加熱処理時に溶融及び変形して接着成分となる。このような構成の止水壁も、装着部24に嵌め込んで(圧入して)設けられる。このように装着部24に嵌め込まれた後、加熱処理されると、止水壁の皮材部分が溶融して、装着部24の内側表面形状に適合するように変形する。そして、止水壁の外周面(つまり、皮材の表面)と、装着部24とが液密的に密着する。なお、芯材は上記のように加熱処理されても溶融せず、止水壁の形状を維持する。
(5)上記実施形態においては、バレル部28としてインシュレーションバレル28Bを備えていたが、インシュレーションバレル28Bを備えておらず、ワイヤバレル28Aのみを有する構成であってもよい。
(6)上記実施形態においては、端子金具20が所謂、雌型であったが、これに限らず、雄型であってもよいし、丸型端子(所謂、LA端子)であってもよい。つまり、端子金具の形状は、目的に応じて適宜選択すればよい。
10…端子金具付き電線
11…電線
12…芯線
13…絶縁被覆
20,60…端子金具
22…底板部
23…凹状面
24…装着部
25,61…第1逃がし凹部
26…凸状面
27,61…第2逃がし凹部
28…バレル部
30…止水壁
31…熱可塑性接着剤
33…熱収縮チューブ
34…接着層
40…連鎖端子
41…キャリア
Li…液体

Claims (6)

  1. 芯線とこの芯線の周囲を被覆する絶縁被覆とからなり端末部において前記絶縁被覆が剥ぎ取られ芯線が露出した電線と、
    前記電線が載置される側に設けられた凹状面とこの凹状面の裏側に設けられた凸状面とを有する底板部とこの底板部の側縁から立ち上がり前記芯線を圧着するバレル部とを備えた端子金具と、を備える端子金具付き電線であって、
    前記凹状面のうち前記芯線の先端の前方に嵌め込まれ前記凹状面に接着された止水壁と、
    加熱による収縮で一方側が前記止水壁と前記凸状面とを包囲しつつ前記止水壁を押さえつけて前記止水壁及び前記凸状面に密着するとともに他方側が前記絶縁被覆を取り囲むように密着する筒状の熱収縮チューブと、を備え、
    前記止水壁が嵌め込まれた部分の前記凹状面には、前記熱収縮チューブの収縮で前記止水壁が押さえつけられることにより前記凹状面に付着した液体を前記止水壁が押しのけて逃がす第1逃がし凹部が形成されている端子金具付き電線。
  2. 前記熱収縮チューブは前記凸状面に接着されるものであり、前記凸状面には、前記熱収縮チューブの収縮の際に押しのけられた前記凸状面に付着した液体を逃がす第2逃がし凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具付き電線。
  3. 前記逃がし凹部は、溝状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子金具付き電線。
  4. 前記逃がし凹部は、前記底板部の周方向に沿った方向に延びていることを特徴とする請求項3に記載の端子金具付き電線。
  5. 前記逃がし凹部は、複数条形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の端子金具付き電線。
  6. 前記逃がし凹部は、点状であって、複数形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子金具付き電線。
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