JP2012168412A - 液体現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】絶縁性のキャリア液と、前記キャリア液中に分散され、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含むトナー粒子と、を有する液体現像剤。
【選択図】なし
Description
特許文献1には、スチレンアクリル系樹脂、ポリスチレンとポリオレフィンとのブロック共重合体、及びワックスを含むトナー用樹脂組成物が開示されている。
特許文献2には、重量平均分子量(Mw)が1万〜15万のスチレンアクリル系樹脂と、スチレンとオレフィンとのブロック共重合体からなるトナー用樹脂組成物が開示されている。
特許文献3には、熱可塑性エラストマーを結着樹脂として用いたトナーが開示されている。
例えば、特許文献4には、重量平均分子量がスチレン換算で2000以上20000以下のポリエステル樹脂および融点が50℃以上100℃以下の離型剤を含有する液体現像剤が開示されている。
請求項1の発明は、絶縁性のキャリア液と、前記キャリア液中に分散され、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含むトナー粒子と、を有する液体現像剤である。
請求項2の発明は、前記トナー粒子中の前記アクリル系熱可塑性エラストマーの含有率が全結着樹脂中の10質量%以上である請求項1に記載の液体現像剤である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤を収納し、静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を前記液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段を備え、画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジである。
請求項4の発明は、静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体の表面を帯電する帯電手段と、前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を前記液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着手段と、を備える画像形成装置である。
請求項5の発明は、静電潜像保持体の表面を帯電する帯電工程と、前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、前記静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像工程と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写工程と、前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着工程と、を含む画像形成方法である。
請求項2の発明によれば、前記トナーに含まれる全結着樹脂に対する前記アクリル系熱可塑性エラストマーの含有率が10質量%未満である場合に比べ、耐折曲げ特性に優れた液体現像剤が提供される。
請求項3の発明によれば、アクリル系熱可塑性エラストマーとアクリル系熱可塑性樹脂を含まないトナー粒子が分散された液体現像剤を用いる場合に比べ、耐折り曲げ特性に優れた画像が得られるプロセスカートリッジが提供される。
請求項4の発明によれば、アクリル系熱可塑性エラストマーとアクリル系熱可塑性樹脂を含まないトナー粒子が分散された液体現像剤を用いる場合に比べ、耐折り曲げ特性に優れた画像が得られる画像形成装置が提供される。
請求項5の発明によれば、アクリル系熱可塑性エラストマーとアクリル系熱可塑性樹脂を含まないトナー粒子が分散された液体現像剤を用いる場合に比べ、耐折り曲げ特性に優れた画像が得られる画像形成方法が提供される。
本実施形態に係る液体現像剤は、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含むトナー粒子と、前記トナー粒子を分散させるための絶縁性のキャリア液と、を含む。本実施形態の液体現像剤を用いて紙などの記録媒体に画像を形成すれば、耐折曲げ特性、すなわち、記録媒体を折り曲げたときに折り曲げた部分のトナーの脱落が抑制される画像が得られる。本実施形態に係る液体現像剤を用いることで耐折曲げ特性に優れた画像が得られる理由としては以下のことが考えられる。
以下、本実施形態に係る液体現像剤の構成成分について、詳細に説明する。
本実施形態の液体現像剤に含まれるトナー粒子は、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含んで構成される。
本実施形態のトナー粒子に含まれるアクリル系熱可塑性エラストマーは、Tgが100℃以上のメタクリル酸エステルとTgが0℃以下のメタクリル酸エステルもしくはアクリル酸エステルとのブロック共重合体であり、常温では、ゴムの特色を持つが、高温では、熱可塑性プラスチックと同様、軟化する材料である。
具体的には、ポリメタクリル酸メチル−ポリアクリル酸nブチル−ポリメタクリル酸メチルブロック共重合体、ポリメタクリル酸メチル−ポリメタクリル酸ドデシル−ポリメタクリル酸メチルブロック共重合体、ポリメタクリル酸メチル−ポリメタクリル酸2エチルヘキシル−ポリメタクリル酸メチルブロック共重合体、ポリメタクリル酸メチル−ポリメタクリル酸ラウリル−ポリメタクリル酸メチルブロック共重合体などのA-B-A型ブロック共重合体が挙げられる。
製品としてはクラレ社製のLA2250、LAB550、LA4285(以上、商品名)などが挙げられる。
一般には、重合体ブロック(A)の数平均分子量が1000〜1000000の範囲内であり、重合体ブロック(B)の数平均分子量が1000〜1000000の範囲内であり、ブロック共重合体全体の数平均分子量が3000〜3000000の範囲内であることが、得られるブロック共重合体の成形性、取り扱い性、力学的特性、アクリル系樹脂との相容性、微分散性、接着性等の点から好ましい。
本実施形態のトナー粒子に含まれるアクリル系熱可塑性樹脂としては、メタクリル酸エステル単量体の重合体、または/およびアクリル酸エステル単量体の重合体とを構成単位として含有するビニル系共重合体が挙げられる。以下、「(メタ)アクリル」とはアクリル又はメタクリルのいずれかまたは両方であることを意味する。
上記(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸のアルキルエステルの他、アクリル酸2−クロルエチル、(メタ)アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸グリシジル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、ビスグリシジルメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、メタクリロキシエチルホスフェートなどが挙げられる。中でも、メタクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル等が望ましく用いられる。
トナー粒子におけるアクリル系熱可塑性樹脂の含有率は、全結着樹脂中で50質量%以上95質量%以下であることが望ましい。
また、スチレン系単量体との共重合体も使用してもよいが、アクリル系熱可塑性エラストマーとの相溶性の観点から、樹脂全体の10質量%以内で使用することが望ましい。
また、分子量分布(Mw/Mn)は2以上20以下が望ましい。Mw/Mnが2以上であれば、高温領域における粘度の低下が抑制され、耐オフセット性が阻害され難く、20以下であれば、定着性の低下が抑制される。
上記ビニル系重合体は、GPCで測定される分子量分布において、複数のピークや肩部をもっていてもよい。
マゼンタの顔料としては、縮合アゾ化合物、ジケトピロロピロール化合物、アントラキノン、キナクリドン化合物、塩基染料レーキ化合物、ナフトール化合物、ベンズイミダゾロン化合物、チオインジゴ化合物、ペリレン化合物が用いられる。
シアンの顔料としては、銅フタロシアニン化合物及びその誘導体、アントラキノン化合物、塩基染料レーキ化合物等が利用される。
黒の顔料としては、カーボンブラック、アニリンブラック、アセチレンブラック、鉄黒等が用いられる。
なお、アクリル系熱可塑性エラストマーとアクリル系熱可塑性樹脂以外の成分は、定着性の観点から、50質量%以下であることが望ましい。
本実施形態のトナー粒子を製造する方法は特に限定されず、例えば、粉砕トナー、液中乳化乾燥トナー、もしくは重合トナーの製造方法で製造したトナーをキャリア液中で微粉砕して得られる。
例えば、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含む結着樹脂、着色剤、必要に応じて、他の添加剤をヘンシェルミキサー等の混合装置に投入して混合し、この混合物を二軸押出機、バンバリーミキサー、ロールミル、ニーダー等で溶融混練した後、ドラムフレーカー等で冷却し、ハンマーミル等の粉砕機で粗粉砕し、さらにジェットミル等の粉砕機で微粉砕した後、風力分級機等を用いて分級することにより、粉砕トナーが得られる。
キャリア液は、トナー粒子を分散させるための絶縁性の液体であり、特に制限はないが、例えば、パラフィンオイル等の脂肪族系炭化水素溶媒(市販品では、松村石油社製モレスコホワイトMT−30P、モレスコホワイトP40、モレスコホワイトP70、エクソン化学社製アイソパーL、アイソパーMなど)、ナフテン系オイル等の炭化水素系溶媒(市販品では、エクソン化学社製 エクソールD80、エクソールD110、エクソールD130、日本石油化学社製 ナフテゾールL、ナフテゾールM、ナフテゾールH、Newナフテゾール160、Newナフテゾール200、Newナフテゾール220、NewナフテゾールMS−20Pなど)が挙げられ、それらの中に、トルエン等の芳香族化合物を含有させてもよい。
本実施形態の液体現像剤は、既述のトナー粒子とキャリア液とを、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ビーズミル等の分散機を用いて混合し、粉砕して、トナー粒子をキャリア液中に分散することにより得られる。
なお、トナー粒子のキャリア液中への分散は分散機に限られず、ミキサーのごとく、特殊な攪拌羽根を高速で回転させ分散してもよいし、ホモジナイザーとして知られるローター・ステーターの剪断力で分散してもよいし、超音波によって分散してもよい。
本実施形態の画像形成装置は、静電潜像保持体(以下、「感光体」という場合がある)と、前記静電潜像保持体の表面を帯電する帯電手段と、前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、上記本実施形態に係る液体現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を前記液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着手段と、を備える。
以下、本実施形態における、液体現像剤を用いた画像形成装置を、図面を参照しつつ説明する。
以下、この画像形成装置100の動作について簡単に説明する。
現像装置14は、現像ローラ14aと現像剤収納容器14bとを含んで構成される。現像ローラ14aは、現像剤収納容器14bに収納される液体現像剤24に一部が浸るようにして設けられる。液体現像剤24は、絶縁性のキャリア液と、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含むトナー粒子を有する。
転写定着ローラ28は、中間転写体16とともに用紙30を挟み、中間転写体16上のトナー像を用紙30に密着させる。これによって用紙30にトナー像を転写し、用紙上にトナー像が定着され、定着画像29となる。トナー像の定着は、転写定着ローラ28に発熱体を設けて加圧及び加熱により行うことが望ましい。定着温度は、通常、120℃以上200℃以下である。
画像形成装置100は、さらに、転写後かつ次の帯電までに感光体10の表面を除電する除電装置(図示せず)を備えていてもよい。
画像形成装置100に備えられる帯電装置20、露光装置12、現像装置14、中間転写体16、転写定着ローラ28、及び、クリーナ18は、すべて感光体10の回転速度と同期をとって動作されている。
このような構成の画像形成装置100を用いて紙などの記録媒体30に画像を形成することで、耐折り曲げ特性が高い画像が得られる。
<現像剤の作製>
アクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:アクリベースMH−105−1)60質量部にシアン顔料C.I.ピグメントブルー15:3(クラリアント(株)製)40質量部を加え、加圧ニーダーで混練した。この混練物を粗粉砕して、シアン顔料マスターバッチを作製した。
次に以下の組成の混合物をボールミルで24時間溶解分散した。
上記シアン顔料マスターバッチ:25質量部
アクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:アクリベースMM−428):60質量部
(メタ)アクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー4285」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体):10質量部
(メタ)アクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー2250」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体):5質量部
酢酸エチル:200質量部
乾燥したシアン粒子35質量部に、揮発性のパラフィンオイル(エクソン社製アイソパーL)103質量部、ソルスパース1.5質量部の混合物をボールミルで微粉砕して平均粒径1.2μmの液体現像剤1を得た。
<現像剤の作製>
アクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:アクリベースMH−101−5)60質量部にシアン顔料C.I.ピグメントブルー15:3(クラリアント(株)製)40質量部を加え、加圧ニーダーで混練した。この混練物を粗粉砕して、シアン顔料マスターバッチを作製した。
次に以下の組成の混合物を再度加圧ニーダーで混練した。
上記シアン顔料マスターバッチ:25質量部
アクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:アクリベースMM−2002−1):45質量部
アクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー4285」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体):20質量部
アクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー2250」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体):10質量部
このシアン粒子35質量部に、難揮発性のパラフィンオイル(松村石油(株)製モレスコホワイトP40)103質量部、ソルスパース1.5質量部の混合物をボールミルで微粉砕して平均粒径1.1μmの液体現像剤2を得た。
実施例2におけるアクリル系熱可塑性樹脂:45質量部を68質量部に、アクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー4285」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体):20質量部を7質量部に、さらにアクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー2250」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体):10質量部を0質量部に変更した他は同様にして、液体現像剤3を得た。キャリア液体中のトナー粒子の体積平均粒径は0.9μmであった。
実施例3におけるアクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:アクリベースMH−101−5)68重量部を三菱レイヨン社製、ダイヤナールMB2660(重量平均分子量=65000、Tg=52℃、酸価=3mgKOH/g)25重量部、アクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー4285」 MMA・nBA・MMAブロック共重合体)7質量部を50質量部に変更した他は同様にして、液体現像剤4を得た。キャリア液体中のトナー粒子の体積平均粒径は1.0μmであった。
実施例2におけるアクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー4285」および:「LAポリマー2250」)30質量部をアクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:アクリベースMM−428)に置き換えた他は同様にして、液体現像剤101を得た。キャリア液体中のトナー粒子の体積平均粒径は1.4μmであった。
実施例2におけるアクリル系熱可塑性エラストマー(クラレ製品:「LAポリマー4285」及び「LAポリマー2250」)をスチレン系熱可塑性エラストマーの「旭化成製品:「アサプレンT439」スチレン・ブタジエンブロック共重合体」に変更した他は同様にして、液体現像剤102を得た。キャリア液体中のトナー粒子の体積平均粒径は0.9μmであった。
実施例2におけるアクリル系熱可塑性樹脂(藤倉化成製品:「アクリベースMH−101−5」及び「アクリベースMM−2002−1」)をスチレン系熱可塑性樹脂(藤倉化成社製、FSR053、重量平均分子量=320000、Tg=59℃、酸価=10mgKOH/g)に変更した他は同様にして、液体現像剤103を得た。キャリア液体中のトナー粒子の体積平均粒径は1.6μmであった。
−定着性(MFT評価)−
調製した各液体現像剤を、2.5%になるように同じオイル(モレスコホワイトP−40)で希釈し、ディスポセル(ポリスチレン性)に入れた。この中に1mmの間隙で対向させた二枚の透明電極を浸漬し、300Vの電圧を30秒間印加した。電極を引き上げ、プラス電極上に堆積させたトナーを富士ゼロックス社製Jコート紙に転写した。堆積したトナーの載り量を測定すると2g/m2であった。転写画像は、外部定着器を用い、Nip6mm下、定着速度500mm/secにて定着した。
耐折り曲げ特性は、画像を内側にして用紙を折り曲げ、折り曲げた部分を軽く拭きとった後の画像の破壊具合から評価した。以下の基準で評価した。
◎:軽微で不連続な画像の剥がれがある。
○:不連続な破損がある。
×:連続した破損がある。
結果を表1に示す。
耐引っ掻き特性は、ライナックス社製ひっかき試験器の加圧力0.5kgを用いて評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:濃度低下はあるが画像は残っている。
○:下地が残り一部分が剥がれている。
×:画像の大部分が剥がれている。
結果を表1に示す。
12 露光装置(静電潜像形成手段)
14 現像装置(現像手段)
16 中間転写体
18 クリーナ
20 帯電装置(帯電手段)
24 液体現像剤
26 トナー像
28 転写定着ローラ(転写手段)
29 定着画像
30 記録媒体
100 画像形成装置
Claims (5)
- 絶縁性のキャリア液と、
前記キャリア液中に分散され、アクリル系熱可塑性エラストマー及びアクリル系熱可塑性樹脂を含むトナー粒子と、
を有する液体現像剤。 - 前記トナー粒子中の前記アクリル系熱可塑性エラストマーの含有率が全結着樹脂中の10質量%以上である請求項1に記載の液体現像剤。
- 請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤を収納し、静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を前記液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段を備え、画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。
- 静電潜像保持体と、
前記静電潜像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を前記液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。 - 静電潜像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、
前記静電潜像保持体の表面に形成された静電潜像を請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像工程と、
前記トナー像を記録媒体に転写する転写工程と、
前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着工程と、
を含む画像形成方法。
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