JP2012166109A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
盗難やいたずら操作を防止することができるようにすべく、操作部に鍵機構を設け、正しい鍵解除操作をした場合に限り取り外しや操作ができる手乾燥装置を得ること。
【解決手段】
手乾燥装置(100)は、手を挿抜可能な手挿入部(3)及び手から吹き飛ばされた水滴を回収する水受け部が形成された本体箱体(1)に、本体箱体に収納され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、前記高圧空気流発生装置が生成した高圧空気流を手挿入部(3)に噴出するノズルとを備えている。そして、装置の運転状態を切り換える操作部をさらに有し、この操作部は、開閉可能な操作部蓋体(18)に覆われて設けられ、操作部蓋体(18)の開閉を規制する第3の鍵機構(19)が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄後の濡れた手を衛生的に乾燥させるための手乾燥装置に関するものであり、特に開閉可能な操作部等を有する手乾燥装置に関するものである。
洗浄後の濡れた手を乾燥させる装置として、高速空気流により手に付着した水滴を吹き飛ばし乾燥させる手乾燥装置がある。この装置は、外殻を形成する本体箱体に凹状形態に処理空間としての手挿入部が設けられ、手挿入部にはエアーノズルが配設されている。エアーノズルには送風機(高圧空気流発生装置)に接続されたエアーダクトが繋がれ、手挿入部内に高速空気流を噴出するようになっている。手の乾燥処理に伴い手挿入部に吹き飛ばされた水は、手挿入部の底部に設けられた水受け部から手挿入部の下方に備えられたドレン容器に滴下し受容される。この種の従来技術としては、特許文献1及び2に開示されているものがある。
特開平11−244192号公報 特開2001−327433号公報
高速空気流で手を乾燥する手乾燥装置では、送風機を保護するために吸込んだ空気から塵埃を除去するエアーフィルタが必要である。また、手の乾燥処理で吹き飛ばされた水を床に垂れ流さないために、水を溜めるドレン容器も必要である。特許文献1の場合、清掃時にドレン容器やエアーフィルタを付け忘れるといった問題を解消するために、ドレン容器とエアーフィルタを連結している。そして、エアーフィルタを取り付けてない場合は、運転できないようになっている。このような構成の場合、いたずらや盗難でドレン容器やエアーフィルタが紛失してしまうと、床への水垂れ、塵埃異物の吸い込み、長期間運転停止などが発生するという問題がある。
また、手乾燥装置は、本体清掃時や、長時間使わない時のために電源スイッチを備えている。特許文献2の場合、電源スイッチに直接水がかかりにくく、使用者が誤って操作しないように製品外殻の下部もしくは裏側に配置した構成になっている。この場合、容易に場所が特定できないものの、確実ではないため、いたずら操作をされる恐れがある。また、静音を求められる環境では管理者が送風機の出力を調節できるように、風量調節器が備えられているが、使用者の勝手な操作で出力を上げ、騒音の問題になる場合がある。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するためになされたもので、その課題とするところは、盗難やいたずら操作を防止することができる手乾燥装置を得ることであり、操作部に鍵機構を設け、正しい鍵解除操作をした場合に限り、取り外しや操作ができる手乾燥装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の手乾燥装置は、手を挿抜可能な手挿入部及び手から吹き飛ばされた水滴を回収する水受け部が形成された本体箱体と、本体箱体に収納され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、高圧空気流発生装置が生成した高圧空気流を手挿入部に噴出するノズルと、装置の運転状態を切り換える操作部とを有する手乾燥装置において、前記操作部は、開閉可能な操作部蓋体に覆われて設けられ、前記操作部蓋体の開閉を規制することを特徴とする。
上記手段を採用することにより、管理者、清掃者が意図したときにのみ、盗難やいたずら操作を防止することができる。また、使用者が使いたいときに電源が入っていないことや、管理者が設定した状態で運転していないといったことがなくなり扱い易い手乾燥装置となる。
図1は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1の縦断面図である。 図2は、実施の形態1の手乾燥装置の斜視図である。 図3は、本体箱体の下部に配置したドレン容器周辺を示す右側面断面図である。 図4は、図2のドレン容器とエアーフィルタ収納部の拡大図である。 図5は、図2の操作部蓋体の周辺を示す拡大図である。 図6は、操作部の様子を示す断面図である。 図7は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態2のエアーフィルタ収納部の拡大図である。 図8は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態3の操作部蓋体の周辺を示す拡大図である。 図9は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態4の受光部とリモコンの通信をする様子を示した概略図である。 図10は、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態5のエアーフィルタ収納部の拡大図である。
最初に、本発明の手乾燥装置の概要を説明し、次いで具体的な実施の形態について、説明する。
本発明の手乾燥装置は、凹状空間として構成された手挿入部が構成された本体箱体に、高速空気流を生成する高圧空気流発生装置が組込まれている。高圧空気流発生装置に空気を取込む空気取入口は、本体箱体内部に形成された吸気通路端として本体箱体最下部に開口している。この空気取入口には塵埃を除去するエアーフィルタが装着されており、このフィルタを通過した空気を吸気通路に配置したヒーターによって加熱している。本体箱体の手挿入部の下方には前後方向に抜き差して脱着できるドレン容器が装着されている。高圧空気流発生装置で生成された高圧空気流は、手挿入部の上部に設けられたエアーノズルに導かれる。このエアーノズルから高速空気流を手挿入部内に噴出して、手挿入部に入れた手に付着した水分を吹き飛ばし、手挿入部の底の水受け部に設けられた排水口からドレン容器に溜めるようになっている。
そして、本発明の手乾燥装置においては、ドレン容器に設けられた鍵機構により、管理者や清掃者が専用の鍵を使用してドレン容器を取り出す構造となっている。これにより、鍵を持つ特定者以外は取外せないこととなり、使用者のいたずら操作や盗難を防止することができる。
また、本発明の手乾燥装置においては、ドレン容器にエアーフィルタの取外しを規制する係合部を設けた構造になっている。この構造によりドレン容器に設けられた鍵機構を外し、ドレン容器を取り外した時のみエアーフィルタを取り出すことができるようになっている。すなわち、ドレン容器の鍵機構がエアーフィルタの鍵機構を兼ねている。
手乾燥装置においては、外殻を形成する本体箱体の一部に、開閉可能な蓋体で覆われた操作部が設けられている。この操作部には、電源の入/切スイッチやヒータースイッチ、高圧空気流を調節する風量調節器がある。本発明の手乾燥装置においては、操作部の開閉可能な蓋体に鍵機構が設けられている。この構造により、管理者、清掃者以外は操作部蓋体を開閉することができないので、操作部に配置した電源スイッチや高圧空気流の調節器を使用者にいたずら操作される心配がなくなる。
また、本発明の手乾燥装置においては、複数の鍵機構に対して同一の鍵で解除できる構造にされている。また、複数の鍵機構に対して同一の解除方法にて解除できる構造にされている。この構造により、清掃者がメンテナンスを行う際の手間を軽減し、なおかつ構造が簡素化されて安価な手乾燥装置とすることができる。なお、同一の解除方法とは、例えば、同一の入力部からの暗証番号入力であり、或いは、同一のリモコンからの同一の受光部への信号入力である。
また、本発明の手乾燥装置においては、鍵機構を正しく解除することなしに、ドレン容器またはエアーフィルタを取り出す操作や、操作部蓋体の開閉操作をすると警告音のブザーが鳴る構造とされている。この構造により、使用者や不特定者が盗難、いたずら操作できなくするとともに、仮に盗難、いたずら操作が行われた場合には、周囲に異常を知らせることができるため、製品の安全性を向上することができる。
以下に、本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態1の縦断面図である。図2は本実施の形態の手乾燥装置の斜視図である。本実施の形態の手乾燥装置100は、装置の外殻を形成する本体箱体1を有している。本体箱体1は、背面外殻をなすベース4と、正面外殻をなす正面パネル5とから構成されている。本体箱体1の上部に、手を挿抜可能な手挿入部3が凹状空間として形成されている。手挿入部3の底部に手から吹き飛ばされた水滴を回収する水受け部6が形成されている。
本体箱体1内部に、高速空気流を生成する送風機(高圧空気流発生装置)2が組み込まれている。また、この送風機2に空気を取り込むための空気取入口12が、本体箱体1の内部に形成された吸気通路11の端部として本体箱体1の最下部に開口している。この空気取入口12には塵埃を除去するエアーフィルタ13が装着されており、このエアーフィルタ13を通過した空気を吸気通路11に配置したヒーター14によって加熱している。一方、本体箱体1の手挿入部3の下方に、引き出し状に前後方向に抜き差して脱着できるドレン容器9が装備されている。送風機2で生成された高圧空気流は、手挿入部3の上部に設けられたエアーノズル3aに導かれる。このエアーノズル3aから高速空気流を手挿入部3内に噴出して、手挿入部3に入れた手に付着した水分を吹き飛ばし、手挿入部3の底の水受け部6に設けられた排水口7から排水管8を介してドレン容器9に溜めるようになっている。
手挿入部3は本体箱体1の正面上部に、両側面が開放した手の挿抜可能の開放シンク状の凹状空間として形成され、手挿入部3にて吹き飛ばした水分は傾斜が付いた水受け部6で回収し、その回収した水を傾斜下端の排水口7へ導く構成である。
排水口7には排水管8が接続されている。排水管8で運ばれた水は、開放容器構造のドレン容器9に貯溜される。ドレン容器9には取り外し可能な蓋10が設けられている。なお、ドレン容器9とその蓋10は、耐薬品性のあるPPまたはABS又はASA樹脂で作られ、中性洗剤及びアルコール等を使って洗浄し清掃することができる。また、手挿入部3の表面には、シリコン系もしくはフッ素系等の撥水性コーティング、又は酸化チタン等の親水性を有するコーティング、又は抗菌剤が含浸され、表面への汚れの付着の軽減や細菌の繁殖の低減が図られている。
送風機2は、DCブラシレスモーター(整流子モーター又は誘導電動機であっても良い)と、これを駆動させる駆動回路及びDCブラシレスモーターによって回転するターボファンにより構成され、この実施の形態では手挿入部3の直下に取付けられている。空気取入口12より奥の吸気通路11にヒーターボックス16が設けられている。このヒーターボックス16内部には蓄熱式のヒーター14が組込まれている。
図2において、本体箱体1の上部左側面には、装置の運転状態を切り換える図示しない操作部が設けられており、この操作部は開閉可能な操作部蓋体18により覆われている。この操作部には、電源スイッチ、ヒータースイッチ及び風量調節器が設けられている。
図3は本体箱体1の下部に配置したドレン容器9周辺を示す右側面断面図である。ドレン容器9は、図3に記載の矢印Aに示すように、前後方向に抜き差し可能な構造になっている。ドレン容器9の中央下部に、ドレン容器9の取り外しを規制するドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)15が設けられている。ドレン容器9に具備されたドレン容器鍵機構15の鍵の差し込み部には、所定の溝もしくは突起が設けられ、この鍵差し込み部形状に合うよう製作された専用鍵20を差し込むことでドレン容器鍵機構15を回転させる(解除する)ことができるようにされている。一方、ヒーターボックス16には、このドレン容器鍵機構15と噛み合う部分があり、両者が重なっているときはドレン容器9が引き抜けない構造になっている。この構造により、専用の鍵を所持している清掃者や管理者のみがドレン容器9を抜き差しできることとなり、盗難やいたずら操作を防止することができる。
図4は図2のドレン容器とエアーフィルタ収納部の拡大図である。エアーフィルタ収納部は、空気取入口12の開口部に設けられ、開閉可能な収納部蓋体21を有している。収納部蓋体21は、一端に設けられたヒンジ21aによりヒーターボックス16と連結され、ヒンジ21aを支点として回動して、矢印Bに示すように手前側に開き、内側にあるエアーフィルタ13を取り出せる構造とされている。収納部蓋体21の開放側端部には、ドレン容器9から延びるドレン容器突起部17が掛かっている。ドレン容器突起部17は短冊状の金属板を断面L字型に折り曲げて作製され、ドレン容器9に図示しないネジ等で固定されており、収納部蓋体21の開放を規制している。ドレン容器突起部17は、ドレン容器9を矢印Cのように引き出すと収納部蓋体21から外れる。これにより、収納部蓋体21が開放可能となるので、エアーフィルタ13の取り出しが可能となる。ドレン容器鍵機構15により、ドレン容器9は専用鍵20がないと取り出せないため、エアーフィルタ13も取り出せなくなる。つまり、ドレン容器鍵機構15は、エアーフィルタ13の取り出しを規制する鍵機構としても機能している。この構造により、エアーフィルタ13の盗難、いたずら防止用としての鍵機構を別に設ける必要がなくなるため、安価で構造を簡素化することができる。なお、ドレン容器突起部17はドレン容器9と一体に作製された構造であってもよい。
図5は図2の操作部蓋体の周辺を示す拡大図である。図6は操作部の様子を示す断面図である。操作部蓋体18は、一端に設けられた図示しないヒンジ構造により本体箱体1と連結され、このヒンジ構造を支点として回動して、図5の矢印Dに示すように手前側に開き、内側の操作部18Bに設けられた電源スイッチ25、ヒータースイッチ26、及び風量調節器24を操作可能な構造とされている。操作部蓋体18には、操作部蓋体18の開閉を規制する操作部鍵機構(第3の鍵機構)19が設けられている。この操作部鍵機構19の鍵の差し込み部の形状には特定の溝もしくは突起がある。そして、この差し込み部形状に合うよう製作された専用鍵20を差し込むことで操作部鍵機構19を回転させる(解除する)ことができるようにされている。操作部鍵機構19を回転させると、先端が背面パネル23の一部と重なり、操作部蓋体18を開かないようにする。この構造により、操作部18Bに配置した電源スイッチ25、ヒータースイッチ26、及び風量調節器24を使用者にいたずら操作されることなく、専用鍵20を所持した専任者のみ、操作が可能となるため、管理が容易になる。
なお、上述のドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)15、及び操作部鍵機構(第3の鍵機構)19の差し込み部形状を同一にして、一つの専用鍵で解除できる構造としてもよい。このような構成とすることにより、さらに管理を容易とするとともに作業性を向上させる。
実施の形態2.
図7は本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態2のエアーフィルタ収納部の拡大図である。実施の形態1と同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
エアーフィルタ収納部は、空気取入口12の開口部に設けられ、開閉可能な収納部蓋体21を有している。収納部蓋体21は、一端に設けられたヒンジ21aによりヒーターボックス16と連結され、ヒンジ21aを支点として回動して、手前側に開き、内側に収納されたエアーフィルタ13を取り出せる構造とされている。収納部蓋体21の開放側端部には、エアーフィルタ収納部鍵機構(第2の鍵機構)22が設けられている。エアーフィルタ収納部鍵機構22の鍵差し込み部には特定の溝もしくは突起が設けられ鍵差し込み部に合うよう製作された専用鍵20を差し込むことでエアーフィルタ収納部鍵機構22を回転させる(解除する)ことができるようにされている。また、エアーフィルタ収納部鍵機構22とヒーターボックス16は一部が噛み合う構造となっており、両者が重なっているときは収納部蓋体21が開かずエアーフィルタ13が取り出せない構造になっている。専用鍵20を使用し、エアーフィルタ収納部鍵機構22を回転することで、収納部蓋体21が開放可能となり、内側にあるエアーフィルタ13を取り出すことが可能となる。この構造により、専用の鍵を所持している清掃者や管理者のみがエアーフィルタ13を取り出し可能となり、盗難やいたずら操作を防止することができる。その他の構成は実施の形態1と同様である。
なお、本実施の形態のエアーフィルタ収納部鍵機構(第2の鍵機構)22と、実施の形態1のドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)15、及び操作部鍵機構(第3の鍵機構)19の差し込み部形状を同一にして、一つの専用鍵で解除できる構造としてもよい。このような構成とすることにより、さらに管理を容易とするとともに作業性を向上させる。この効果は、少なくとも2つの鍵機構の施錠の操作が、一つの専用鍵により行われるようにすれば得ることができる。
実施の形態3.
図8は本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態3の操作部蓋体の周辺を示す拡大図である。実施の形態1と同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
操作部蓋体18は、一端に設けられた図示しないヒンジ構造により本体箱体1と連結され、このヒンジ構造を支点として回動して、手前側に開き、内側の操作部18Bに設けられた電源スイッチ25、ヒータースイッチ26及び風量調節器24を操作可能な構造とされている。操作部蓋体18には、その開閉を規制する操作部鍵機構(第3の鍵機構)19Bが設けられている。さらに、本体箱体1の上部には、この操作部鍵機構19Bを解除するための暗証番号確認画面(暗証番号の入力部)27が設けられている。また、この暗証番号確認画面27に隣接して、暗証番号入力ボタン28が具備されており、管理者が任意の番号を設定することができるようにされている。初期設定した番号を清掃時等に暗証番号確認画面27に入力することで、製品内部に搭載されているマイクロコンピュータが入力した番号を認識し、番号が一致することで解除信号を出力し、操作部鍵機構19Bが解除される。この構造により、操作部に配置した電源スイッチ25、ヒータースイッチ26及び風量調節器24を使用者にいたずら操作されることなく、暗証番号を設定した管理者や清掃者のみが操作可能となるため、管理が容易になる。その他の構成は実施の形態1と同様である。
なお、本実施の形態の操作部鍵機構(第3の鍵機構)19Bに限らず、実施の形態1のドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)15や、実施の形態2のエアーフィルタ収納部鍵機構(第2の鍵機構)22についても、本体箱体1に設けられた同一の暗証番号確認画面27からの暗証番号入力により解除されるようにしてもよい。この場合、例えば“1”で始まる暗証番号が操作部鍵機構19Bの解除、“2”で始まる暗証番号がドレン容器鍵機構15の解除などとして区別してもよい。この構成により、専用の鍵なしで複数の鍵機構が解除可能となり、管理が容易となるとともに、装置の簡素化を図ることができる。
実施の形態4.
図9は本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態4の受光部とリモコンの通信をする様子を示した概略図である。実施の形態1と同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
上記記載の通り、ドレン容器やエアーフィルタは盗難の危険があり、電源スイッチ25や風量調節器24はいたずら操作される危険があるため、個々に盗難、いたずら防止用の鍵機構を設けている。本実施の形態においては、本体箱体1の上部にリモコンの送信内容を受光するリモコン受光部30を備えている、そして、専用のリモコン29で鍵機構の施錠及び解除の信号を送信し、送信内容を受光したリモコン受光部30から本体内部に搭載されているマイクロコンピュータが送信内容を認識し、鍵機構を自動で施錠或いは解除する。
このリモコン29からのリモコン受光部30への信号入力による施錠及び解除の操作は、実施の形態1のドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)15、操作部鍵機構(第3の鍵機構)19、及び実施の形態のエアーフィルタ収納部鍵機構(第2の鍵機構)22の施錠及び解除の操作として適用される。この構造により、清掃者や管理者などの作業する人が容易に盗難やいたずら操作を防止できる。なお、上記複数の鍵機構の施錠及び解除の操作が、同一のリモコン29からの同一のリモコン受光部30への信号入力により行われるようにすることにより、装置の簡素化を図ることができる。なお、この効果は、少なくとも2つの鍵機構の施錠及び解除の操作が、同一のリモコン29からの同一のリモコン受光部30への信号入力により行われるようにすれば得ることができる。なお、この場合、専用鍵20による施錠及び解除構造と併用して設けることで、さらに使い勝手が良くなる。
実施の形態5.
図10は本発明にかかる手乾燥装置の実施の形態5のエアーフィルタ収納部の拡大図である。実施の形態1と同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。本実施の形態は、ドレン容器9の取り外し、或いは収納部蓋体21の開放が、鍵機構の正しい解除操作をせずに行われたとき、警告音を鳴らす警報器を設けるというものである。
上記記載の通り、取り外し可能なドレン容器9やエアーフィルタ13は盗難の恐れがある。そこで本体箱体1の内部に警告音を発生させるブザー(警報器)を設け、ドレン容器9やエアーフィルタ13を鍵機構の正しい解除操作をせずに取り外すとブザーが鳴り、いたずら操作をしたときに注意を促すことができる。また、清掃する際には、ドレン容器9やエアーフィルタ収納部に設けられている警告音解除ボタン(ドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)15B及びエアーフィルタ収納部鍵機構(第2の鍵機構)22Bが兼用)に専用鍵20を差し込むことで、つまり、鍵機構の正しい解除操作を行うことで解除信号が入力され、この解除信号を本体箱体1内部のマイクロコンピュータが認識しブザー機能を停止して、警告音なく取り外しが可能となる。この構造により、盗難などのいたずら操作をする使用者への警告となり、周囲へ異常を知らせることもできるため管理が容易となる。
なお、本実施の形態においては、ドレン容器の取り外し及び収納部蓋体の開放に限らず、操作部蓋体の開放が、鍵機構の正しい解除操作をせずに行われたとき、警告音を鳴らすようにしてもよい。
本発明は、洗浄後の濡れた手を衛生的に乾燥させるための手乾燥装置に適用されて好適なものであり、特に本体に着脱自在に設けられたドレン容器或いはエアーフィルタ、または開閉可能な操作部等を有する手乾燥装置に適用されて最適なものである。
1 本体箱体
2 送風機(高圧空気流発生装置)
3 手挿入部
4 ベース
5 正面パネル
6 水受け部
7 排水口
8 排水管
9 ドレン容器
10 ドレン容器の蓋
11 吸気通路
12 空気取入口
13 エアーフィルタ
14 ヒーター
15,15B ドレン容器鍵機構(第1の鍵機構)
16 ヒーターボックス
17 ドレン容器突起部(係合部)
18 操作部蓋体
19,19B 操作部鍵機構(第3の鍵機構)
20 専用鍵
21 収納部蓋体
22,22B エアーフィルタ収納部鍵機構(第2の鍵機構)
23 背面パネル
24 風量調節器
25 電源スイッチ
26 ヒータースイッチ
27 暗証番号確認画面
28 暗証番号入力ボタン
29 リモコン
30 リモコン受光部(受光部)

Claims (4)

  1. 手を挿抜可能な手挿入部及び手から吹き飛ばされた水滴を回収する水受け部が形成された本体箱体と、
    前記本体箱体に収納され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、
    前記高圧空気流発生装置が生成した高圧空気流を前記手挿入部に噴出するノズルと、
    装置の運転状態を切り換える操作部とを有する手乾燥装置において、
    前記操作部は、開閉可能な操作部蓋体に覆われて設けられ、
    前記操作部蓋体の開閉を規制する鍵機構が設けられている
    ことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記鍵機構には、前記鍵機構を回転させる(解除する)ことができる溝もしくは突起がある差し込み部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記差し込み部の形状に合った鍵を前記差し込み部に差し込むことで前記鍵機構を回転させる(解除する)ことができる
    ことを特徴とする請求項2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記操作部蓋体に鍵機構が設けられ、前記操作部を回転させると、前記本体箱体の一部と重なり、操作部蓋体を開かないようにする
    ことを特徴とする請求項3に記載の手乾燥装置。
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