JP2012165312A - 放射線画像検出装置及び放射線の照射開始検出方法 - Google Patents

放射線画像検出装置及び放射線の照射開始検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】衝撃ノイズによる誤動作を防止しつつ、X線の照射開始を自己検出する。
【解決手段】画素37を制御するための走査線47が行毎に、信号電荷を読み出すための信号線48が列毎に配設された撮像領域51を有するFPD25と、蓄積動作と読み出し動作とを行わせるゲートドライバ52と、X線の照射開始を検出するとともに、X線の照射開始を検出したときに、蓄積動作が開始するようにゲートドライバ52を制御する制御部54と、信号線48のうち少なくとも1本の第1信号線に接続され、TFT43のオンオフの状態に関わらず、X線の入射量に応じた信号電荷を第1信号線に送出する短絡画素62を有し、制御部54は、蓄積動作が開始された後、第1信号線の出力値と第1信号線とは別の第2信号線の出力値に基づいて、照射開始の検出が、X線の照射による正当なものか、ノイズによる誤検出かを判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被写体を透過した放射線の照射を受けて放射線画像を検出する放射線画像検出装置及び放射線の照射開始検出方法に関する。
医療分野において、画像診断を行うために、放射線、例えば、X線を利用したX線撮影システムが知られている。X線撮影システムは、X線を発生するX線源と、被写体を透過したX線の照射を受けて、X線画像を検出するX線画像検出装置とからなる。X線画像検出装置としては、X線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する画素が配列されたTFT(Thin Film transistor)アクティブマトリクス基板を用いて、信号電荷を画素毎に蓄積することで被写体の画像情報を表すX線画像を検出し、これをデジタルな画像データとして出力するFPD(flat panel detedtor)を利用したものが実用化されている。
FPDを利用したX線画像検出装置は、フィルムやIP(イメージングプレート)を利用したものと異なり、X線源がX線を照射する照射時間に合わせてFPDが信号電荷を蓄積する蓄積動作を実行するように、X線源との同期制御を行う必要がある。X線画像検出装置を制御するコンソール等の制御装置は、X線源に接続された照射スイッチが操作されてX線の照射が開始されるタイミングとFPDが信号電荷の蓄積動作を開始するタイミングとを同期させるために、照射スイッチが発生する照射開始信号を受信し、これを同期信号としてX線画像検出装置に対して出力する。X線画像検出装置は、同期信号を受信すると、蓄積動作へ移行して撮影を開始する。
しかし、X線画像検出装置とX線源とでメーカが異なるものを用いてX線撮影システムを構築する場合には、X線画像検出装置やその制御装置に標準で装備されている同期制御用のインターフェース(ケーブルやコネクタの規格、同期信号の形式等)が、X線源のインターフェースと適合しない場合もある。このため、同期信号を用いることなく、X線画像検出装置でX線の照射開始を自己検出してX線源との同期を取る自己検出技術が各種提案されている(特許文献1〜3)。
特開2003−126072号公報 特表2002−543684号公報 特開2008−125903号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示される自己検出技術は、X線画像検出装置に衝撃や振動等によるノイズ(以下、衝撃ノイズ)が発生すると、これをX線の照射開始と誤検出してX線画像検出装置が蓄積動作に移行してしまうおそれがある。特許文献1〜3では、衝撃ノイズに起因する誤検出を防止するという課題及びその対策について明示も示唆もなく、何ら考慮されていない。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、X線の照射開始を自己検出するとともに、衝撃ノイズによる誤動作を防止することを目的とする。
本発明の放射線画像検出装置は、放射線源から照射され被写体を透過した放射線を撮像して放射線画像を得る撮像手段であり、放射線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素が二次元に配列され、各々の前記画素を制御するための走査線が行毎に、前記信号電荷を読み出すための信号線が列毎に配設された撮像領域を有する撮像手段と、前記走査線を通じて駆動信号を出力して各々の前記画素が有するスイッチング素子をオン状態とオフ状態に切り替えることにより前記画素を駆動する駆動手段であり、前記スイッチング素子をオフ状態にして前記画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と、前記スイッチング素子をオン状態にして前記信号線を通じて前記信号電荷を読み出す読み出し動作とを行わせる駆動手段と、前記信号線のうち少なくとも1本の第1信号線には、前記スイッチング素子のオンオフの状態に関わらず、前記放射線の入射量に応じた前記信号電荷を前記第1信号線に送出する短絡画素が接続されており、前記第1信号線の出力値と、前記第1信号線とは別の、前記短絡画素が接続されていない第2信号線の出力値との差に基づいて、前記放射線源による前記放射線の照射開始を検出することを特徴とする。
前記第1信号線と前記第2信号線の出力値の差を所定の閾値と比較し、前記差が前記閾値以上の場合に前記照射開始と判定し、蓄積動作に移行することが好ましい。
前記第1信号線の出力値に応じて、前記照射開始の一次判定を行って前記蓄積動作に移行し、前記蓄積動作に移行後に、前記第1信号線と前記第2信号線の出力値の差に基づいて、前記一次判定の正当性を判定する二次判定を行うことが好ましい。
前記第1信号線と前記第2信号線には、それぞれの前記出力値として前記信号電荷の積分値に応じた電圧を出力する積分アンプが接続されていることことが好ましい。
前記蓄積動作が開始された後、前記積分アンプを所定間隔でリセットするとともに、前記積分アンプの1回目のリセットと2回目のリセットの間の区間において、前記二次判定を行うことが好ましい。
前記二次判定の結果、前記一次判定による判定結果が誤検出と判定された場合に、前記蓄積動作を停止し、前記照射開始の検出を再開させることことが好ましい。
前記照射開始を検出するときに、前記駆動手段によって全ての前記画素の前記スイッチング素子をオン状態に制御することが好ましい。
前記短絡画素は、前記撮像領域の中央付近に配置されていることが好ましい。
前記撮像手段で得た前記放射線画像に対して、前記短絡画素及び前記短絡画素が配置される列に対応する画素値を補正する処理を施す補正手段を備えることが好ましい。
本発明の放射線の照射開始検出方法は、放射線源から照射され被写体を透過した放射線を撮像して放射線画像を得る撮像手段であり、放射線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素が二次元に配列され、各々の前記画素を制御するための走査線が行毎に、前記信号電荷を読み出すための信号線が列毎に配設された撮像領域を有するとともに、前記信号線のうち少なくとも1本の第1信号線には、前記スイッチング素子のオンオフの状態に関わらず、前記放射線の入射量に応じた前記信号電荷を前記第1信号線に送出する短絡画素が接続された撮像手段と、前記走査線を通じて駆動信号を出力して各々の前記画素が有するスイッチング素子をオン状態とオフ状態に切り替えることにより前記画素を駆動する駆動手段であり、前記スイッチング素子をオフ状態にして前記画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と、前記スイッチング素子をオン状態にして前記信号線を通じて前記信号電荷を読み出す読み出し動作とを行わせる駆動手段とを用い、前記第1信号線の出力値と、前記第1信号線とは別の、前記短絡画素が接続されていない第2信号線の出力値との差に基づいて、前記放射線源による前記放射線の照射開始を検出することを特徴とする。
本発明によれば、衝撃ノイズによる誤動作を防止しつつ、X線の照射開始を自己検出することができる。
X線撮影システムの構成を示す概略図である。 FPDのの構成を示す説明図である。 X線の照射開始を検出する態様を示すタイミングチャートである。 衝撃ノイズによる誤動作を防止する態様を示すタイミングチャートである。 短絡画素が複数設けられている例を示す模式図である。 短絡画素が撮像領域の中央付近に設けられている例を示す模式図である。 第2実施形態のX撮影システムにおいて、X線の照射開始を検出する態様を示すタイミングチャートである。 第2実施形態のX線撮影システムにおいて、衝撃ノイズが発生した場合の態様を示すタイミングチャートである。
[第1実施形態]
図1に示すように、X線撮影システム10は、被写体Hを載置する天板11を有する撮影台と、被写体Hに向けてX線焦点13からX線を照射するX線源12と、被写体Hを透過したX線の照射を受けて、被写体HのX線画像を検出する電子カセッテ14(放射線画像検出装置)とを備える。X線源12は、X線を発生するX線管とX線の照射野を限定するコリメータとを有する。
また、X線撮影システム10は、高電圧発生部16、X線源制御部17、コンソール21、モニタ22を備えている。X線源制御部17には、図示しない操作パネルなどから、管電圧、管電流、照射時間といった撮影条件が入力される。X線源制御部17は、入力された撮影条件を高電圧発生部16に送る。またX線源制御部17には照射開始信号を入力する照射スイッチ23が接続されており、X線源制御部17は、照射スイッチ23から入力される照射開始信号を、高電圧発生部16を通じてX線源12に与える。
高電圧発生部16は、X線源制御部17から入力された撮影条件に応じた管電圧や管電流を発生し、発生した管電圧や管電流をX線源12に与える。X線源12は、照射開始信号を受けると、与えられた管電圧や管電流に応じたX線の照射を開始し、照射時間が経過した時点でX線の照射を停止する。
コンソール21は、電子カセッテ14を制御する制御装置である。コンソール21に対しては、照射スイッチ23からの照射開始信号は入力されない。コンソール21は、通信部24を介して電子カセッテ14に対して制御信号を送信し、電子カセッテ14が検出したX線画像のデータを受信する。モニタ22は、コンソール21が受信したX線画像を表示する他、コンソール21を操作するための操作画面の表示を行う。
また、コンソール21は、補正部31を有する。補正部31は、電子カセッテ14から入力されるX線画像のデータに対して各種画像処理を施して、モニタ22に出力する。例えば、補正部31は、X線画像データに対して、欠陥のある画素の画素値を補間により補正する欠陥補正処理、撮影したX線画像のデータからオフセット画像を差し引くことにより、暗電荷によるノイズ成分を除去するノイズ除去処理を施す。オフセット画像や欠陥画素のデータはメモリ32に予め記録されている。なお、画素毎に出力値を調節するゲイン補正は電子カセッテ14の信号処理回路(後述)で行われる。
電子カセッテ14は、扁平なほぼ直方体形状の筐体内に、X線画像を検出するFPD25と、FPD25が出力するX線画像のデータを一時的に記憶するメモリ26と、コンソール21との間でメモリ26内のデータや制御信号の通信を行う通信部27とが内蔵されている。通信部27は、例えば、赤外線などの光や電波によって無線通信を行う無線通信部であり、電子カセッテ14は、FPD25などの各部に給電を行うバッテリ(図示しない)を内蔵したワイヤレスタイプである。通信部24,27は、ケーブルを通じて通信を行う有線通信部であってもよいし、電子カセッテ14はバッテリの代わりに商用電源から電源ケーブルを通じて給電を受けるものでも良い。
図2において、FPD25は、TFTアクティブマトリクス基板を有し、この基板上にX線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素37を配列した撮像領域51が形成された撮像パネルと、画素37を駆動して信号電荷の読み出しを制御するゲートドライバ52と、画素37から読み出された信号電荷をデジタルデータに変換して出力する信号処理回路53と、ゲートドライバ52と信号処理回路53を制御して、FPD25の動作を制御する制御部54とを備えている。複数の画素37は、所定のピッチで二次元にn行(x方向)×m列(y方向)のマトリクスに配列されている。
FPD25は、Xを可視光に変換するシンチレータ(蛍光体)を有し、シンチレータによって変換された可視光を画素37で光電変換する間接変換型である。シンチレータは、画素37が配列された撮像領域51の全面と対向するように配置されている。
画素37は、可視光の入射によって電荷を発生する光電変換素子であるフォトダイオード42及びフォトダイオード42が発生した電荷を蓄積するキャパシタからなり、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)43を備える。
フォトダイオード42は、電荷(電子‐正孔対)を発生する半導体層(例えばPIN型)とその上下に上部電極及び下部電極を配した構造を有している。フォトダイオード42は、下部電極にTFT43が接続され、上部電極には、図示しないバイアス線が接続されており、バイアス線を通じてバイアス電圧が印加される。バイアス電圧の印加により半導体層内に電界が生じるため、光電変換により半導体層で発生した電荷(電子‐正孔対)は、一方がプラス、他方がマイナスの極性を持つ上部電極と下部電極に移動し、キャパシタに電荷が蓄積される。
TFT43は、ゲート電極が走査線47に接続され、ソース電極が信号線48に接続され、ドレイン電極がフォトダイオード42に接続される。走査線47と信号線48は格子状に配線されており、走査線47は、撮像領域51内の画素37の行数分(n行分)、信号線48は画素37の列数分(m列分)それぞれ配線されている。走査線47はゲートドライバ52に接続され、信号線48は信号処理回路53に接続される。
ゲートドライバ52は、TFT43を駆動することにより、X線の入射量に応じた信号電荷を画素37に蓄積する蓄積動作と、画素37から信号電荷を読み出す読み出し動作と、画素リセット動作の3つの動作を行わせる駆動手段である。フォトダイオード42の半導体層には、X線の入射の有無に関わらず暗電荷が発生し、バイアス電圧が印加されているために、暗電荷はキャパシタに蓄積される。画素リセット動作は、画素37において発生する暗電荷を、信号線48を通じて掃き出して画素37をリセットする動作である。制御部54は、通信部27を通じて入力されるコンソール21からの制御信号に基づいて、ゲートドライバ52によって実行される、画素リセット動作、蓄積動作及び読み出し動作の動作タイミングを制御する。
蓄積動作では、TFT43がオフ状態にされ、その間、画素37に信号電荷が蓄積される。蓄積動作の開始と同時に、制御部54は、タイマを作動させて蓄積時間の計時を開始する。蓄積時間は、X線が照射されている間、蓄積動作が継続するように、X線源12の最大照射時間よりも長い時間が設定されている。読み出し動作では、ゲートドライバ52が、TFT43を駆動する駆動パルスであるゲートパルスG1〜Gnを順次発生して、走査線47を1行ずつ順に活性化し、走査線47に接続されたTFT43を1行分ずつオン状態とする。画素37のキャパシタに蓄積された電荷は、TFT43がオン状態になると信号線48に読み出されて、信号処理回路53に入力される。
信号処理回路40は、積分アンプ66、マルチプレクサ(MUX)67、及びA/D変換器68を備える。積分アンプ66は、各信号線48に対して個別に接続される。積分アンプ66は、オペアンプとオペアンプの入出力端子間に接続されたキャパシタとからなり、信号線48はオペアンプの一方の入力端子に接続される。もう一方の入力端子はグラウンド(GND)に接続される。積分アンプ66は、信号線48から入力される電荷を積算し、電圧信号D1〜Dmに変換して出力する。各列の積分アンプ66の出力端にはMUX67が接続される。MUX67の出力側には、A/D変換器68が接続される。
MUX67は、パラレルに接続される複数の積分アンプ66から順に1つの積分アンプ66を選択肢、選択した積分アンプ66から出力される電圧信号D1〜DmをシリアルにA/D変換器68に入力する。A/D変換器68は、入力された電圧信号D1〜Dmをデジタルデータに変換して、電子カセッテ14の鏡体内に内蔵されるメモリ26に出力する。
MUX67によって積分アンプ66から1行分の電圧信号D1〜Dmが読み出されると、制御部54は、積分アンプ66に対してリセットパルス(リセット信号)RSTを出力し、積分アンプ66のリセットスイッチ69をオンにする。これにより、積分アンプ66に蓄積された1ライン(行)目の信号電荷がリセットされる。積分アンプ66がリセットされると、制御部54は、ゲートドライバ52に対して2ライン目のゲートパルスG2の出力を指令して、2ライン目の画素37の信号電荷の読み出しを開始させる。2ライン目移行の読み出しも1ライン目と同様の手順で行われる。
全ラインの読み出しが完了すると、1画面分のX線画像を表す画像データがメモリ26に記録される。画像データはメモリ26から読み出されて、通信部27を通じて、コンソール21に出力される。こうして被検体HのX線画像が検出される。
また、画素37において発生する暗電荷は、画像データに対してはオフセットノイズとなるので、信号電荷の蓄積動作が開始される前に、画素リセット動作が行われる。画素リセット動作は、例えば、1ラインずつ画素37をリセットする順次リセット方式で行われる。
順次リセット方式の場合は、信号電荷の読み出し動作と同様に、ゲートドライバ52が走査線48に対してゲートパルスG1〜Gnを順に発生して画素37のTFT43を1行ずつオン状態にする。TFT43がオン状態になっている間、暗電荷が、画素37から信号線48を通じて積分アンプ66に流れる。画素リセット動作では、読み出し動作と異なり、MUX67による、積分アンプ47に蓄積された電荷の読み出しは行われず、制御部54は、各ゲートパルスG1〜Gnの発生と同期して、リセットパルスRSTを出力し、積分アンプ47をリセットする。
さらに、電子カセッテ14は、X線の照射開始を自己検出する照射検出動作を行う。照射検出動作は、前述の画素リセット動作を行いながら、X線の照射開始の照射開始を検出する動作であり、コンソール21から制御部54に撮影条件が入力されたときに開始される。X線の照射開始が検出されると蓄積動作に移行される。
FPD25は、TFT43を介さずに信号線48に直接接続された短絡画素62と、TFT43を介して信号線48に接続された画素37の中から選択され、短絡画素62の出力値との比較に用いられる比較用画素63とを有する。短絡画素62と比較用画素63は、近傍位置、具体的には同じ行の隣接する列にそれぞれ配置される。
短絡画素62は、信号線48との間にTFT43が設けられていない点を除けば他の画素37と同様の構造である。しかし、短絡画素62は、スイッチング素子であるTFT43を介さずに信号線48に接続されているため、短絡画素62で発生する信号電荷は、直ぐに信号線48に読み出される。これは、同列の画素37がTFT43をオフにされ、信号電荷を蓄積する期間であっても同様である。短絡画素62に接続された信号線48上の積分アンプ66が出力する電圧信号(図2ではD3)は、電子カセッテ14の動作状態によらず、電圧信号Vout1としてA/D変換回路68を介して制御部54に入力される。
比較用画素63は、短絡画素62とともに照射開始を検出するための画素として用いられるが、その構造は他の画素37と同様である。したがって、比較用画素63で発生した信号電荷は、TFT43がオフであれば蓄積され、TFT43がオンであれば信号線48に読み出される。比較用画素63のTFT43は、同行にある他の画素37とともに走査線47に入力されるゲートパルスG1〜Gn(図2ではG2)によってオンオフが切り替えられる。比較用画素63が接続された信号線48上の積分アンプ66が出力する電圧信号(図2ではD4)は、電子カセッテ14の動作状態によらず、電圧信号Vout2としてA/D変換回路68を介して制御部54に入力される。
制御部54は、短絡画素62及び比較用画素63が設けられた信号線48上の積分アンプ66から入力される電圧信号Vout1,Vout2に基づいて、X線の照射開始を検出するとともに、検出した照射開始がX線の照射による正当なものか、衝撃ノイズによる誤検出かを判定する。
制御部54は、照射開始の検出、及び、検出した照射開始が正当なものであるか誤検出であるかの判定は、以下のように行う。まず、制御部54は、照射検出動作が開始されると、電圧信号Vout1の値を監視し、所定の閾値Th1と比較する。このとき、電圧信号Vout1が閾値Th1以上の値になったことを照射開始として検出する。
こうして照射開始を検出すると、制御部54は、一定の期間、電圧信号Vout1及びVout2の差分Δを算出し、差分Δと所定の閾値Th2とを比較する。X線の照射開始が検出されると、照射検出動作から蓄積動作に移行されるが、後述するように、検出した照射開始が衝撃ノイズによるものであった場合、差分Δは常に閾値Th2未満であり、検出した照射開始がX線の照射によるものであった場合、差分Δは閾値Th2以上の値になる。このため、制御部54は、電圧信号Vout1及びVout2の差分Δが閾値Th2以上の値になったことをもって、検出した照射開始がX線の照射による正当なものであると判定する。一方、差分Δが一定の期間、閾値Th2未満の場合は、検出した照射開始が衝撃ノイズによる誤検出であったと判定する。
制御部54は、X線の照射開始を検出すると、照射検出動作から蓄積動作に移行させる。その後、検出された照射開始がX線の照射による正当なものであると判定された場合にはそのまま蓄積動作を継続させ、検出された照射開始が衝撃ノイズによる誤検出であると判定された場合には、再び全てのTFT43をオンにさせ、照射検出動作を開始させる。
X線源12及び電子カセッテ14を用いて撮影を行うにあたっては、X線源制御部17と電子カセッテ14のそれぞれに対して撮影条件が設定される。撮影条件は、X線源12が照射するX線のエネルギースペクトルを決める管電圧、X線の単位時間あたりの照射量を決める管電流、X線を照射する照射時間である。撮影条件は、撮影部位、被写体Hの年齢等によって変わる。
電子カセッテ14に対しては、コンソール21を通じて撮影条件が設定される。電子カセッテ14は、設定された撮影条件に応じて積分アンプ66のゲインなどを設定する。コンソール21には、撮影条件が異なる複数の撮影メニューが用意されており、これらの撮影メニューが操作画面に選択可能に表示される。操作画面において撮影メニューが選択されると、それに応じた撮影条件が電子カセッテ14に設定される。コンソール21から撮影条件が入力されると、制御部54は、その入力を撮影準備開始指示として受け取る。制御部54は、撮影準備開始指示が入力されると、照射検出動作を開始させる。
まず、電子カセッテ14が起動すると、FPD25は、撮影準備開始指示の入力を待機する待機状態に入る。待機状態は、ゲートドライバ52、信号処理回路53が制御部54からの指令により動作可能な状態である。待機状態においては例えば順次リセット方式による画素リセット動作が繰り返し実行される。また、待機状態においては、照射検出動作は開始されていないため、制御部54は、衝撃ノイズ等により電圧信号Vout1が閾値Th1以上の値になっても、照射開始を検出しない。
コンソール21において撮影メニューが選択されると、電子カセッテ14に撮影条件が入力される。制御部54は、撮影条件の入力を撮影準備開始指示の入力として受け取り、照射検出動作を開始させる。そして、制御部54は、短絡画素62が接続された信号線48上の積分アンプ66から入力される電圧信号Vout1の監視を開始する。
図3に示すように、照射検出動作が開始されてからX線の照射開始前までの間、電圧信号Vout1は、リセット動作に応じて暗電荷によるノイズ(以下、暗電荷ノイズという)の値となる。制御部54がX線の照射開始を検出するために電圧信号Vout1と比較する閾値Th1は、暗電荷ノイズよりも大きな値に設定されている。このため、衝撃ノイズ等が発生しなければ、照射検出動作の開始後X線の照射開始までの間に、制御部54がX線の照射開始を検出することはない。また、電圧信号Vout2は、電圧信号Vout1とほぼ同様の変化をするが、常に暗電荷による信号を出力する短絡画素62が設けられていないので、短絡画素62の分だけノイズが小さく、電圧信号Vout2は、電圧信号Vout1の1/2の値である。
ある時刻T0に照射スイッチ23が押され、X線源12からX線が照射されると、電圧信号Vout1は、短絡画素62で発生した信号電荷が積分アンプ66に流入することにより、ノイズレベルV0を超える値を示すようになる。制御部54は、電圧信号Vout1と閾値Th1を比較し、はじめて電圧信号Vout1が閾値Th1以上の値になった時点T1をX線の照射開始時点として検出する。制御部54は、X線の照射開始を検出すると、ゲートドライバ52を制御して、全画素37のTFT43をオフにする。これにより、蓄積動作が開始される。このとき、比較用画素63のTFT43がオフにされることによって、比較用画素63が接続された信号線48上の積分アンプ66に流入する電荷がなくなるので、衝撃ノイズ等がなければ、電圧信号Vout2は、蓄積動作に移行すると同時に0になる。
こうしてX線の照射開始を検出することにより、蓄積動作が開始されると、制御部54は、自らが検出した照射開始がX線の照射による正当なものかノイズによる誤検出かを次のように判定する。照射検出動作及び蓄積動作中には各積分アンプ66にリセットパルスRSTが一定の周期で入力される。制御部54は、蓄積動作に移行された後(T1後)の1回目のリセットパルスRST間の区間αにおいて、入力される電圧信号Vout1及びVout2の差分Δ(=Vout1−Vout2)を閾値Th2と比較する。
本例のように、検出した照射開始がX線の照射による正当なものであれば、区間αにおいて、電圧信号Vout1は、X線の照射(及び暗電荷の発生)により、短絡画素62で発生した信号電荷に対応する値になる。一方、電圧信号Vout2は、蓄積動作への移行と同時に0になる。これは、蓄積動作への移行により、比較用画素63のTFT43がオフにされているので、比較用画素63で発生した信号電荷(暗電荷を含む)は、積分アンプ66に流入しないからである。したがって、検出された照射開始がX線の照射によるものである場合には、区間αにおいて、電圧信号Vout1及びVout2の差分Δは電圧信号Vout1と同じ値になる。
閾値Th2は、X線の照射された場合に差分Δが閾値Th2以上の値となるように設定される。例えば、閾値Th2は、閾値Th1よりも大きく設定される。本例では、区間α内において、差分Δが閾値Th2以上の値になる。制御部54は、差分Δが閾値Th2以上の値になると、先に検出した照射開始がX線の照射による正当なものであると判定する。
制御部54は、判定結果に基づいて時刻T1に検出した照射開始が、X線の照射によるものであることを確認すると、時刻T1から撮影条件に応じて計時される所定の期間、蓄積動作を行わせ、その後読み出し動作を実行させる。
一方、電子カセッテ14に衝撃や振動等が加わり、衝撃ノイズが発生した場合には以下のように動作する。
図4に示すように、衝撃ノイズが発生した場合、電圧信号Vout1には、衝撃ノイズが重畳された値となる。前述のように閾値Th1は、暗電荷ノイズよりも大きく設定されているので、暗電荷ノイズだけでは電圧信号Vout1が閾値Th1以上の値になることはないが、電圧信号Vout1に衝撃ノイズに重畳されると、電圧信号Vout1はX線の照射がなくても閾値Th1以上の値になることがある。ここでは、ある時刻T3に電圧信号Vout1が閾値Th1以上の値になったとする。
制御部54は、電圧信号Vout1を閾値Th1以上の値になったことをもって照射開始を検出するので、その内訳が衝撃ノイズと暗電荷ノイズであり、X線の照射によるシグナルが含まれていない本例の場合であっても、時刻T3を照射開始として検出する。制御部54は、照射開始を検出すると、全画素37のTFT43をオフにし、蓄積動作を開始させる。
電圧信号Vout1は、短絡画素62による積分アンプ66の出力値であるので、蓄積動作が開始された後も、衝撃ノイズと暗電荷ノイズが重畳された波形で出力される。一方、電圧信号Vout2は、比較用画素63による積分アンプ66の出力値であるので、蓄積動作が開始されて、比較用画素63のTFT43がオフにされると、比較用画素63で発生した暗電荷は積分アンプ66に流入しなくなり、暗電荷ノイズは電圧信号Vout2に重畳されなくなる。しかし、衝撃ノイズは、積分アンプ66等の回路に発生するノイズであるため、比較用画素63のTFT43がオフになってもかわらずに電圧信号Vout2に重畳される。
制御部54は、時刻T3以降ではじめてのリセットパルスRST間の区間αにおいて、電圧信号Vout1及びVout2の差分Δを算出するが、衝撃ノイズによる成分は、電圧信号Vout1及びVout2でほぼ共通である。したがって、衝撃ノイズを照射開始と誤検出して移行された蓄積動作の期間中においては、衝撃ノイズがキャンセルされ、差分Δは高々暗電荷ノイズ程度である。したがって、区間αにおいて、差分Δが閾値Th2以上の値になることがないので、制御部54は、自らが検出した照射開始がX線の照射による正当なものではなく、衝撃ノイズ等による誤検出であったと判定する。
制御部54は、時刻T3に検出した照射開始が誤検出であったと判定すると、全画素37のTFT43をオンにする。これにより、蓄積動作を中止し、照射検出動作を再開させる。このとき、制御部54は、照射開始を検出した時刻T3から、衝撃ノイズが減衰するまでの所定期間τの経過を待って照射開始の検出を始める。したがって、電子カセッテ14は、検出した照射開始が衝撃ノイズに基づく誤検出であった場合であっても、速やかに照射検出動作に移行されるため、X線が照射されるまでほぼ連続して照射検出動作が可能である。なお、所定期間τは衝撃の具体的態様等によらず概ね一定であるとみなせ、予め設定される。
なお、電子カセッテ14を用いて撮影されたX線画像のデータには、短絡画素62及び短絡画素62のある列の画素に欠陥が生じる。例えば、短絡画素62は、短絡画素62には他の画素37のように信号電荷が蓄積されず、発生した信号電荷は常に信号線48に読み出されているので、読み出し動作時に短絡画素62から読み出されるデータには、被写体Hによる情報はなく、暗電荷によるノイズ成分しかない。また、短絡画素62と同じ信号線48に接続された画素37から読み出される信号電荷には、短絡画素62から流出する暗電荷が重畳されるため、短絡画素62がない他の列の画素37と比較して暗電荷ノイズが常に多い。このように、短絡画素62及び短絡画素62と同列に位置する画素37は、他の画素37とは異なる特性を示すので、コンソール21は、電子カセッテ14からX線画像のデータを受信すると、補正部31でこれらの欠陥を補間等により補正してからモニタ22に出力する。
なお、上述の第1実施形態では、照射開始の検出に閾値Th1を用い、検出した照射開始がX線の照射によるものか否かの判定に閾値Th2を用いる例を説明したが、これに限らない。例えば、閾値Th1,Th2は同じ値でも良い。
また、上述の実施形態では、閾値Th2が閾値Th1よりも大きな値に設定される例を説明したが、閾値Th2は閾値Th1よりも小さい値に設定しても良い。但し、閾値Th1は、できるだけ小さい値であることが好ましい。閾値Th1が小さいほど照射開始を素早く検出することができ、照射開始を検出するまでに失われるX線を少なくすることができるからである。一方、閾値Th2は、できるだけ大きい値であることが好ましい。閾値Th2は、検出した照射開始が正当なものであるか否かをチェックするためのものであり、検出した照射開始がX線の照射による正当なものであれば、差分Δは衝撃ノイズの振幅と比べて大きい値となる。このため、閾値Th2を大きな値(例えば閾値Th1よりも大きな値)に設定しておくことで、検出した照射開始がX線の照射による正当なものか否かの判定をより確実に行うことができる。
なお、上述の第1実施形態では、照射開始を検出して、照射検出動作から蓄積動作に移行したときに、最初のリセットパルスRST間の区間αにおいて、検出された照射開始がX線の照射によるものか否かの判定を行う例を説明したが、X線の照射によるものか否かの判定を行うタイミングはこれに限らない。検出した照射開始がX線の照射による正当なものであるか否かの判定は、少なくとも衝撃ノイズが減衰する期間τが経過するまでに行えば良い。衝撃ノイズが減衰する期間τが経過したあとであってもX線の照射によるものか否かの判定は可能であるが、検出した照射開始が衝撃ノイズによる誤検出であった場合に、X線の照射開始を検出可能な期間に長期的な空白期間を生じることを防ぐためである。同様の理由から、X線の照射による正当なものか否かの判定を行うタイミングは、上述の実施形態のように蓄積動作に移行した後、できるだけ早いタイミングであることが好ましい。
さらに、上述の実施形態では、蓄積動作に移行した後、最初のリセットパルスRST間の区間αにおいて、検出された照射開始がX線の照射によるものか否かの判定を行う例を説明したが、検出された照射開始がX線の照射によるものか否かの判定は区間αにおけるものを含め、複数回行っても良い。例えば、1回目の区間α、2回目の区間α、3回目の区間α、・・・と、複数回にわたって判定し、差分Δが所定回数以上閾値Th2以上の値になったときに検出した照射開始がX線の照射によるものと判定するようにしても良い。
なお、上述の第1実施形態では、短絡画素62が一つ設けられている例を説明したが、短絡画素62は、図5に示すように、撮像領域51上に複数設けられていることが好ましい。短絡画素62を複数設ける場合、複数の短絡画素62について、出力値を比較する比較用画素63を共通化することができる。短絡画素62を複数設ける場合、例えば、各々の短絡画素62が接続される信号線48の出力値に基づいて、検出した照射開始が正当であるか否かを判定し、判定結果が所定数以上(所定数未満)の場合に検出結果が正当(誤検出)であると判定すれば良い。
このように、短絡画素62が複数設けられている場合、被写体Hに特にX線を透過し難い箇所が含まれているようなときに、これに短絡画素62が覆われて照射検出ができなくなってしまうことを防止することができる。また、短絡画素62が複数設けられていると、照射開始の検出及びこれが正当であるか否かの判定をより正確に行うことができる。
また、図5及び図6に示すように、少なくとも一つの短絡画素62は、撮像領域51の中央付近に設けられていることが好ましい。こうして、複数の短絡画素62を設けたり、少なくとも一つの短絡画素62を撮像領域51の中央付近に設けておくことで、X線の照射位置の中心や撮影範囲の中心と、撮像領域51の中心とがずれた状態で撮影が行われても、正確にX線の照射開始を検出することができる。
なお、上述の第1実施形態では、短絡画素62と比較用画素63が同じ行内に隣接して設けられる例を説明したがこれに限らない。短絡画素62と比較用画素63は、同じ行内で他の画素37を挟んで設けられていても良く、また、他の行に設けられていても良い。但し、短絡画素62及び比較用画素63に照射されるX線の条件等がほぼ等しくなるように、短絡画素62と比較用画素63はできるだけ近接した位置に設けられることが好ましい。
また、前述のように、制御部54は、電圧信号Vout1及びVout2の差分Δに基づいて照射開始が正当か否かの判定を行う。このため、短絡画素62と比較用画素63が同じ列(同一の信号線48上)に設けられていると、電圧信号Vout1及びVout2は同じになるため、照射開始が正当か否かの判定を行うことができなくなる。したがって、短絡画素62と比較用画素63は別の列に設けることが必要である。
[第2実施形態]
なお、上述の第1実施形態では、電圧信号Vout1が閾値Th1以上の値になったときに、これがX線による正当なものであっても、衝撃ノイズによるものであっても、これを照射開始として検出し、その後、検出した照射開始がX線の照射による正当なものか否かを判定する例を説明したが、衝撃ノイズの場合には照射開始を検出せず、X線が照射された場合の正当な照射開始だけを確実に検出することがより好ましい。以下、X線の照射による正当な照射開始だけを確実に検出する態様を第2実施形態として説明する。なお、この場合も、X線撮影システムの構成は、第1実施形態のX線撮影システム10と同様であるので、説明は省略する。また、第1実施形態と同様の動作についても説明を省略する。
図7に示すように、照射検出動作が開始されると、制御部54は、短絡画素62が設けられた列から電圧信号Vout1を取得すると同時に、比較用画素63及び同列の画素のTFT43がオフにされた状態となるように、リセットタイミングに合わせて、比較用画素63が設けられた列から電圧信号Vout2を取得する。そして、制御部54は、電圧信号Vout1及びVout2の差分Δを算出し、閾値Th3と比較する。
本例のように、X線が照射された場合、短絡画素62が設けられた列の積分アンプ66には短絡画素62で蓄積された信号電荷が流入するので、電圧信号Vout1は、X線の照射量に応じて、ノイズレベルを超える所定の信号値Sとなる。一方、X線の照射により比較用画素63ではX線の照射量に応じた信号電荷が発生するが、TFT43がオフにされていることにより、比較用画素63で発生した信号電荷は比較用画素63に蓄積され、積分アンプ66には流入しない。このため、電圧信号Vout2は、ほぼ0であり、出力される信号値はノイズレベルである。こうしたことから、X線が照射された場合、差分Δは短絡画素62で発生した信号電荷Sにほぼ等しく、閾値Th3を超え、制御部54は、差分Δが閾値Th3以上の値になった時点をX線の照射開始として検出し、蓄積動作を開始させる。
一方、図8に示すように、衝撃ノイズは電圧信号Vout1及びVout2にほぼ等しく重畳される。このため、衝撃ノイズが発生しても、差分Δは、短絡画素63で発生する暗電荷ノイズの程度であり、常にほぼ0である。したがって、制御部54は、照射検出動作中に差分Δを閾値Th3と比較し続けるが、衝撃ノイズが発生しても差分Δは常に0なので、照射開始を検出することはない。このため、衝撃ノイズでは、蓄積動作に移行することもない。
以上のように、照射開始の検出を、差分Δと閾値Th3とを比較して行うことによって、衝撃ノイズによって照射開始を誤検出することはなく、X線の照射による正当な照射開始だけを正確に検出して蓄積動作に移行させることができる。この場合、前述の第1実施形態のように、検出された照射開始がX線の照射による正当なものか否かを、後から判定する必要がなくなり、素早くかつ正確に照射開始を検出することができる。
なお、上述の第2実施形態では、比較用画素63の列の全画素のTFT43がオフにされた状態で電圧信号Vout2を取得する例を説明したが、これは、同じ列に短絡画素62が1個だけ設けられている場合である。同じ列に短絡画素62が複数設けられている場合には、リセットタイミングによらず、比較用画素63の列のTFT43がオンにされた状態で電圧信号Vout2を読み出しても良い。
まず、X線が照射された場合、電圧信号Vout1は、複数(ここではN個とする)の短絡画素62で発生した信号電荷と、リセットタイミングによってTFT43がオンになっている画素で発生した信号電荷により、1個の画素で発生する信号電荷による信号値SのN+1倍の信号値(N+1)Sになる。同時に、電圧信号Vout2は、リセットタイミングに応じてTFT43がオンになっている画素で発生した信号電荷により、その信号値は1個の画素で発生する信号値Sになる。したがって、X線が照射された場合、差分Δは、概ね(N+1)S−S=NS≠0であり、閾値Th3以上の値となるるので、制御部54は照射開始を検出する。一方、衝撃ノイズが発生した場合、電圧信号Vout1及びVout2は、どちらも衝撃ノイズによるほぼ等しい信号値である。このため、差分Δは、暗電荷ノイズのN倍程度の値であり、ほぼ0に等しいので、閾値Th3を超えることはない。したがって、衝撃ノイズが発生した場合には、制御部54は照射開始を検出しない。
なお、上述の第1,第2実施形態では、短絡画素62や短絡画素62と同じ信号線48上の画素37の画素値を補正する補正部31がコンソール21に設けられている例を説明したが、補正部31は電子カセッテ14に設けられていても良い。
なお、上述の第1,第2実施形態では、照射検出動作中に、順次リセット方式にてリセット動作を行う例を説明したがこれに限らない。照射検出動作中は、全画素37のTFT43をオンにしても良い。照射検出動作中に全画素37のTFT43をオンにしておくと、常に全画素37がリセットされた状態を保てるので、照射開始の検出と同時に蓄積動作に移行しても、オフセットノイズを抑えることができる。上述の実施形態のように、照射検出動作中に、全画素37のTFT43をオンにしておかない場合、照射検出動作を開始してからの経過時間が長いと、画素37に画質に影響を与える程に暗電荷が蓄積することがあるので、照射開始の検出後、蓄積動作に移行するときに全画素37のリセットを行うことが好ましい。
なお、上述の第1,第2実施形態では、待機動作中に行毎に画素37を順次リセットする例を説明したが、待機動作中に行う画素37のリセットは全画素37を同時にリセットする同時リセットであっても良い。また、上述の実施形態では、待機動作中に画素37の順次リセットを繰り返し行う例を説明したが、照射検出動作に移行したときに、各画素37のTFT43がオンにされた途端に、電圧信号Vout1(及びVout2)が閾値Th1以上の値になり、X線の照射も衝撃ノイズもない状態で蓄積動作に移行されてしまう等の照射検出動作への支障がなければ、任意のタイミング及び頻度で行えば良く、例えば、少なくとも照射検出動作に移行する直前に画素37のリセットを行うようにすれば良い。
なお、上述の第1,第2実施形態では、FPD25として間接変換型のパネルを例に説明したが、X線を直接電気信号に変換する直接変換型パネルを用いても良い。
10 X線撮影システム
11 天板
12 X線源
13 X線焦点
14 電子カセッテ
16 高電圧発生部
17 X線源制御部
21 コンソール
22 モニタ
23 照射スイッチ
24,27 通信部
25 FPD
26,32 メモリ
31 補正部
37 画素
42 フォトダイオード
43 TFT
47 走査線
48 信号線
51 撮像領域
52 ゲートドライバ
53 信号処理回路
54 制御部
62 短絡画素
63 比較用画素
66 積分アンプ
67 MUX
68 A/D変換器
69 リセットスイッチ

Claims (10)

  1. 放射線源から照射され被写体を透過した放射線を撮像して放射線画像を得る撮像手段であり、放射線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素が二次元に配列され、各々の前記画素を制御するための走査線が行毎に、前記信号電荷を読み出すための信号線が列毎に配設された撮像領域を有する撮像手段と、
    前記走査線を通じて駆動信号を出力して各々の前記画素が有するスイッチング素子をオン状態とオフ状態に切り替えることにより前記画素を駆動する駆動手段であり、前記スイッチング素子をオフ状態にして前記画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と、前記スイッチング素子をオン状態にして前記信号線を通じて前記信号電荷を読み出す読み出し動作とを行わせる駆動手段と、
    前記信号線のうち少なくとも1本の第1信号線には、前記スイッチング素子のオンオフの状態に関わらず、前記放射線の入射量に応じた前記信号電荷を前記第1信号線に送出する短絡画素が接続されており、前記第1信号線の出力値と、前記第1信号線とは別の、前記短絡画素が接続されていない第2信号線の出力値との差に基づいて、前記放射線源による前記放射線の照射開始を検出することを特徴とする放射線画像検出装置。
  2. 前記第1信号線と前記第2信号線の出力値の差を所定の閾値と比較し、前記差が前記閾値以上の場合に前記照射開始と判定し、蓄積動作に移行することを特徴とする請求項1記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記第1信号線の出力値に応じて、前記照射開始の一次判定を行って前記蓄積動作に移行し、前記蓄積動作に移行後に、前記第1信号線と前記第2信号線の出力値の差に基づいて、前記一次判定の正当性を判定する二次判定を行うことを特徴とする請求項1記載の放射線画像検出装置。
  4. 前記第1信号線と前記第2信号線には、それぞれの前記出力値として前記信号電荷の積分値に応じた電圧を出力する積分アンプが接続されていることを特徴とする請求項3記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記蓄積動作が開始された後、前記積分アンプを所定間隔でリセットするとともに、前記積分アンプの1回目のリセットと2回目のリセットの間の区間において、前記二次判定を行うことを特徴とする請求項4記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記二次判定の結果、前記一次判定による判定結果が誤検出と判定された場合に、前記蓄積動作を停止し、前記照射開始の検出を再開させることを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記照射開始を検出するときに、前記駆動手段によって全ての前記画素の前記スイッチング素子をオン状態に制御することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記短絡画素は、前記撮像領域の中央付近に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記撮像手段で得た前記放射線画像に対して、前記短絡画素及び前記短絡画素が配置される列に対応する画素値を補正する処理を施す補正手段を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  10. 放射線源から照射され被写体を透過した放射線を撮像して放射線画像を得る撮像手段であり、放射線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する複数の画素が二次元に配列され、各々の前記画素を制御するための走査線が行毎に、前記信号電荷を読み出すための信号線が列毎に配設された撮像領域を有するとともに、前記信号線のうち少なくとも1本の第1信号線には、前記スイッチング素子のオンオフの状態に関わらず、前記放射線の入射量に応じた前記信号電荷を前記第1信号線に送出する短絡画素が接続された撮像手段と、前記走査線を通じて駆動信号を出力して各々の前記画素が有するスイッチング素子をオン状態とオフ状態に切り替えることにより前記画素を駆動する駆動手段であり、前記スイッチング素子をオフ状態にして前記画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と、前記スイッチング素子をオン状態にして前記信号線を通じて前記信号電荷を読み出す読み出し動作とを行わせる駆動手段とを用い、前記第1信号線の出力値と、前記第1信号線とは別の、前記短絡画素が接続されていない第2信号線の出力値との差に基づいて、前記放射線源による前記放射線の照射開始を検出することを特徴とする放射線の照射開始検出方法。
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