JP2012165214A - 成膜システム及び成膜方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板18上に形成された複数箇所のレジスト19を測定する測定室102と、基板18を1枚ずつ成膜して基板18上に電極21を形成する枚葉式成膜室104と、を有する成膜システム100であって、基板18上にて隣接するレジスト19のレジスト間距離またはレジスト線幅を測定する測定手段116を測定室102に有し、測定手段116によって測定したレジスト間距離またはレジスト線幅に基づいて、基板18から作製される電気素子が所定の周波数を得るための最適な電極膜厚を算出する制御手段114を有し、枚葉式成膜室104は、基板18の電極膜厚が制御手段114で算出された最適な電極膜厚となるように、基板18に電極を形成する成膜手段10を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
coupled wave analysis: RCWA)が行なわれる。
"Algorithm for the rigorous couple-wave analysis of grating
diffraction" Journal of the Optical Society of America, Vol. 11, No. 4
(April 1994) 及びMoharam, "Stable implementation of the rigorous coupled-wave
analysis for surface-relief grating: enhanced transmittance matrix
approach", Journal of the Optical Society of America, Vol. 12, No. 3 (May
1995)、で議論されている。
で与えられる(式(1)とする)。ここで、Rは、基板の外周部の径であり、外周部での開口率k(R)は、適当に決定する。
で与えられる(式(2)とする)。
で与えられる(式(3)とする)。ここで、基板18の外周部での開口率k(R)は適当に決める必要がある。
1.基板保持部材16に基板18がセットされた後、基板18の回転が開始する。
2.シャッタ部材14を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に位置させて通路を閉じ、膜厚補正部材20を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上から退避させる。
3.射出源12中の成膜物質Gを電子ビームで加熱することで成膜物質の蒸発を開始する。
4.シャッタ部材14を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上から退避させて通路を開くことで基板18上に成膜物質Gの蒸着を開始する。
5.膜厚部材部材20を退避させた状態の成膜工程において基板18上に成膜された特定部分の膜厚が所定の値に達した時点で(換言すれば、平坦状な膜厚を作成する場合であれば、基板中心部が所定膜厚に到達した時点で)、膜厚補正部材20を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に挿入する。なお、膜厚部材部材20の形状は、目標とする膜厚分布が得られる形状のものを適宜選択する。本実施形態では、膜厚分布が断面視にて平坦状とする場合、凸部状とする場合、凹部状とする場合の3パターンの膜厚補正部材20の形状が上記各式により特定される。
6.基板18に形成された膜18Aの膜厚が目標とした膜厚分布に到達した時点で、シャッタ部材14を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に位置させて通路を閉じ、成膜作業を終了する。
具体的には、図10(A)、(B)に示すように、基板18に形成される膜18Aの膜厚が断面視にて平坦状となる膜厚分布を得る場合には、式(1)で特定される開口率の膜厚補正部材20(図11参照)を用いる。すなわち、図11に示すように、膜厚補正部材20は、射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線からの半径距離に応じて、開口部20Aの開口率が次第に大きくなるものである。先ずは、膜厚補正部材20が無い状態で成膜した後、基板18の中心部の膜18Aの膜厚が所定膜厚に到達したときに、射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に膜厚補正部材20を挿入し、成膜工程を継続する。そして、基板18に形成される膜18Aの膜厚が断面視にて平坦状となる目標の膜厚分布に到達したときに、シャッタ部材14を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に挿入して、成膜物質Gを遮断し、成膜工程を終了する。成膜物質Gを遮断するタイミングは、予め求めた付加膜厚と時間の関係からタイマーで設定してもよい。
基板18に形成される膜18Aの膜厚が凹部状となる膜厚分布を得る場合には、式(3)で特定される開口率の膜厚補正部材20を用いる。すなわち、膜厚補正部材20は、射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線からの半径距離に応じて、開口部20Aの開口率が次第に大きくなるものである。先ずは、膜厚補正部材20が無い状態で成膜した後、基板18の中心部の膜18Aの膜厚が所定膜厚に到達したときに、射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に膜厚補正部材20を挿入し、成膜工程を継続する。そして、基板18に形成される膜18Aの膜厚が凹部状となる目標の膜厚分布に到達したときに、シャッタ部材14を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に挿入して、成膜物質Gを遮断し、成膜工程を終了する。成膜物質Gを遮断するタイミングは、予め求めた付加膜厚と時間の関係からタイマーで設定してもよい。
図12に示すように、基板18に形成される膜18Aの膜厚が凸部状となる膜厚分布を得る場合には、式(2)で特定される開口率の膜厚補正部材20(図13参照)を用いる。すなわち、図13に示すように、膜厚補正部材20は、射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線からの半径距離に応じて、開口部20Aの開口率が次第に小さくなるものである。先ずは、膜厚補正部材20が無い状態で成膜した後、基板18の外周部の膜18Aの膜厚が所定膜厚に到達したときに、射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に膜厚補正部材20を挿入し、成膜工程を継続する。そして、基板18に形成される膜18Aの膜厚が凸部状となる目標の膜厚分布に到達したときに、シャッタ部材14を射出源12と基板18の中心とを結んだ軸線上に挿入して、成膜物質Gを遮断し、成膜工程を終了する。成膜物質Gを遮断するタイミングは、予め求めた付加膜厚と時間の関係からタイマーで設定してもよい。
特開2002−217665号公報の図5のように弾性表面波素子の製造方法において、圧電性基板上にインターデジタルトランスデューサ(IDT)電極等が形成されるが、上記電極の膜厚や線幅が基礎的な弾性表面波素子の特性に大きな影響を与えることがわかっている。また、同公報の図6のように弾性表面波素子の周波数特性には、電極の膜厚/線幅の比が大きな影響を与えることもわかっている。従って電極の膜厚の規格範囲は非常に狭いため、これらの範囲に制御することは非常に困難であった(同公報の段落(0002)〜(0005)参照)。
12 射出源
14 シャッタ部材
16 基板保持部材(基板回転手段)
18 ウエハ(基板)
19 レジスト
20 膜厚補正部材(膜厚補正手段)
20A 開口部
20B 遮蔽部
21 電極
25 膜厚検出部
100 成膜システム
102 測定室
104 枚葉式成膜室
114 制御部(制御手段)
116 走査電子顕微鏡(測定手段)
G 成膜物質
Claims (6)
- 基板上に形成された複数箇所のレジストを測定する測定室と、前記基板を1枚ずつ成膜して前記基板上に電極を形成する枚葉式成膜室と、を有する成膜システムであって、
前記基板上にて隣接する前記レジストのレジスト間距離またはレジスト線幅を測定する測定手段を前記測定室に有し、
前記測定手段によって測定した前記レジスト間距離または前記レジスト線幅に基づいて、前記基板から作製される電気素子が所定の周波数を得るための最適な電極膜厚を算出する制御手段を有し、
前記枚葉式成膜室は、前記基板の電極膜厚が前記制御手段で算出された最適な電極膜厚となるように、前記基板に電極を形成する成膜手段を有することを特徴とする成膜システム。 - 前記測定室では、真空環境において前記基板上の前記レジスト間距離または前記レジスト線幅の測定が行われ、
前記枚葉式成膜室では、真空環境において前記基板への成膜が行われ、
前記測定室から前記枚葉式成膜室への基板の搬送が、真空環境を保ちながら搬送されることを特徴とする請求項1に記載の成膜システム。 - 前記成膜手段は、前記基板を回転させる基板回転手段を有し、
さらに、前記基板の電極膜厚を補正する膜厚補正手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の成膜システム。 - 測定室において、基板上に隣接するレジストのレジスト間距離またはレジスト線幅を測定する測定工程と、
前記測定工程において測定された前記レジスト間距離または前記レジスト線幅に基づいて、前記基板から作製される電気素子が所定の周波数を得るための最適な電極膜厚を算出する算出工程と、
枚葉式成膜室において、前記基板の電極膜厚が前記算出工程で算出された最適膜厚となるように、前記基板に電極が成膜される成膜工程と、
を有することを特徴とする成膜方法。 - 前記測定工程では、真空環境において前記基板上の前記レジスト間距離または前記レジスト線幅の測定が行われ、
前記成膜工程では、前記枚葉式成膜室の真空環境において前記基板への成膜が行われ、
前記測定室から前記枚葉式成膜室への基板の搬送が、真空環境を保ちながら搬送されることを特徴とする請求項4に記載の成膜方法。 - 前記成膜工程では、前記基板の電極膜厚を補正する膜厚補正工程が行われることを特徴とする請求項4又は5に記載の成膜方法。
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