JP2012161308A - うろこ取り刃物及び動力型うろこ取り機並びにうろこ取り方法 - Google Patents

うろこ取り刃物及び動力型うろこ取り機並びにうろこ取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 作業者の負担を軽減して作業効率の向上を図り、うろこ取り作業が面倒な魚でも効率的かつ高仕上がりのうろこ取り処理を施すことを可能とする。
【解決手段】 軸方向の一方側を基端領域部5として先端面に開口して形成した軸嵌合孔7に把持体16側の回転軸18が挿脱される刃物本体2と、軸方向の他方側を刃部形成領域部6として外周部に円周方向に等間隔に配列されて形成された複数の軸方向の凸部からなる刃部3を有し、刃部3が移動方向側の第1側面9にすくい角αを付して傾斜側面として形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、魚のうろこ取り等を行ううろこ取り刃物及びこのうろこ取り刃物を備える動力型うろこ取り機並びにうろこ取り方法に関する。
魚料理においては、うろこが残っていると食感や舌触りが著しく損なわれることから、下拵えとしてうろこを丁寧に除去することが基本である。うろこ取りは、一般に包丁や種々のうろこ取り具が用いられ、魚の頭を抑えた状態でこれらうろこ取り具を尾の方から頭に向かって押し付けながら移動させて処理が行われる。かかる手動型のうろこ取り具は、処理効率も悪く、また手や腕に大きな負担をかけるために作業者の疲れも大きい。
うろこ取り処理には、大量に処理する場合や作業の負担を軽減するために、電動或いは空圧駆動等によりうろこ取り刃物を回転駆動させるいわゆる動力型うろこ取り機も用いられている。動力型うろこ取り機は、例えば、握り部にモータ等の駆動源を内蔵し、この駆動源の出力軸にうろこ取り刃物を着脱自在に設ける。動力型うろこ取り機は、包丁や手動型のうろこ取り具に比べて処理能力が大きく作業者の負担を大幅に軽減することが可能である。
動力型うろこ取り機には、うろこ取り刃物として、種々の形状の刃を有するものが提供されている。例えば特許文献1や特許文献2には、円柱或いは円筒状の刃物本体の外周部に多数個の突起を一体に形成したうろこ取り刃物が記載されている。例えば特許文献3や特許文献4には、円柱形状等の刃物本体の外周部に軸方向の多数個の刃を一体に形成したうろこ取り刃物が記載されている。例えば特許文献5や特許文献6には、円柱形状等の刃物本体の外周部に一体に形成した多数個の軸方向の刃が連続した凹凸部により構成されるうろこ取り刃物が記載されている。
ところで、例えば小魚、カンパチ、ブリ等のうろこの小さい魚やヒラメ等の様にうろこが小さくヌメリの多い魚のうろこ取りは、熟練者であっても全ての部位からうろこを取ることが困難であり、取り残しも多くなるとともに処理時間が長くなってしまう。また、例えば鯛類等のようにうろこが大きくかつ硬く、魚体の大きな魚のうろこ取りは、動力型うろこ取り機を用いた場合でも作業者の手や腕にかかる負担が大きい。
図6は、動力型うろこ取り機に着脱される従来のうろこ取り刃物50を用いて魚体60からうろこ61を引き剥がすうろこ取り処理の説明図である。うろこ取り刃物50は、金属素材により円柱形状等に形成した刃物本体51の外周部に多数個(図では4個)の軸方向の刃部52を円周方向に隣り合って形成してなる。うろこ取り刃物50は、刃部52が、刃物本体51から断面略台形を以って一体に形成され、移動方向B側の側面53を略垂直面として先端部に刃先54を形成してなる。すなわち、うろこ取り刃物50は、刃部52の側面53が、回転軸芯55に対してほぼ同一面を構成する平面に形成されている。
うろこ取り刃物50は、図6矢印Aで示す方向に回転されながら刃先54を魚体60に押し付けて同図矢印Bで示すように尾側から頭側に向かって移動させることによりうろこ取りを行う。うろこ取り刃物50は、上述した刃部52の形状により、移動する際に刃部52の側面53がうろこ61に対してほぼ直角に近い角度で衝突してうろこ61のつけ根部位を魚体60に食い込ませてしまう。
うろこ取り刃物50においては、うろこ61に対して魚体60からの押戻し力が作用されるとともに、つけ根部位が魚体60に食い込むにしたがって刃部52に対する負荷も次第に増大する。このため、うろこ取り刃物50においては、魚体60に対して刃部52を強く押し付けるとともに大きな力を以って移動させなければならず、その自重も相俟って作業者に大きな負担をかけていた。
また、うろこ取り刃物50においては、例えば小魚、カンパチ、ブリ等のうろこの小さい魚に用いた場合に、刃部52が魚体60と小さなうろこ61の間に進入し得ないためにうろこ取りができないといった問題があった。さらに、うろこ取り刃物50においては、ヒラメ等の様にうろこが小さくかつヌメリの多い魚に用いた場合に、刃部52がうろこ61の上で滑ってしまうことによりうろこ取りができないといった問題があった。
なお、うろこ取り刃物50は、全体が円柱或いは円筒状に形成された場合に、小魚或いは頭部等の複雑な部位やひれ回り等の部位に刃先54の回り込みが困難となることから処理時間が長くなるとともに取り残したうろこを除去する仕上げ処理が必要であった。
実開昭60−64081号公報 実開昭60−160170号公報 実開昭57−4987号公報 特開平9−224558号公報 実開昭57−69590号公報 実開平2−78085号公報
うろこ取りの処理は、上述したように動力型うろこ取り機を用いることにより、手動治具等を用いる方法と比較して処理の効率化と作業者の負担を軽減させる。しかしながら、動力型うろこ取り機であっても、上述した刃物50の構造によって作業者の負担軽減や処理の効率化についてはまだまだ改善が必要である。また、動力型うろこ取り機は、初心者であってもうろこの小さい魚やヒラメ等の様なうろこ61が小さくヌメリの多い魚の処理を簡単・確実に素早く行うことが可能であり、廉価であるものが望まれている。また、同様に鯛のようにうろこの大きな魚についても簡単。確実に素早く行うことが可能であり、廉価なものであることが望まれている。
本発明は、上述した動力型うろこ取り機の着脱される従来のうろこ取り刃物の問題を解決し、作業者の負担を大幅に軽減して作業効率の向上を図り、またうろこ取り作業が面倒な魚でも効率的かつ高仕上がりのうろこ取り処理を施すことを可能とするうろこ取り刃物及び動力型うろこ取り機並びにうろこ取り方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明に係るうろこ取り刃物は、回転駆動部に対して着脱され、金属素材からなる棒状体の外周部に円周方向に等間隔に配列されて形成された複数の軸方向の凸部からなる刃部を有し、刃部が、回転方向側の第1側面にすくい角を付して形成される。うろこ取り刃物においては、第1側面にすくい角を付したことにより、移動するにしたがって刃先がうろこを確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入し、回転動作によりうろこを起こしながら剥がして跳ね飛ばすことにより、魚体から剥ぎ落としていく。
うろこ取り刃物においては、刃先がうろこ上を空滑りことを抑制されるとともに、回転しながら移動するに伴ってうろこを側面に沿って刃先から刃底へと導くようにしながら剥ぎ落とすことから移動力の負荷が低減されるようにする。うろこ取り刃物においては、うろこの小さい魚やうろこが小さくヌメリの多い魚に対しても、刃先が魚体とうろこの間に確実に入り込むことにより、うろこ取りを可能とする。したがって、うろこ取り刃物においては、高仕上がりのうろこ取り処理を作業者の負担を軽減して効率的に実施することを可能とする。
また、上述した目的を達成する本発明に係るうろこ取り刃物は、金属素材により全体棒状体に形成した刃物本体の外周部に複数の刃部を一体に形成してなり、回転駆動部に対して着脱されることにより動力型うろこ取り機を構成する。うろこ取り刃物は、回転駆動部により回転駆動された状態で刃部を魚体に押し付けながらうろこの向きと対向する方向に移動させることにより魚体からうろこを剥ぎ落としていく。うろこ取り刃物は、刃物本体の軸方向の一方側を基端領域部として先端面に開口する軸嵌合孔を内部に形成して軸嵌合孔に回転駆動部の回転軸を挿脱する。うろこ取り刃物は、刃物本体の軸方向の他方側を刃部形成領域部として外周部に円周方向に等間隔に配列された複数の軸方向の凸部からなる刃部を形成する。うろこ取り刃物は、刃部が、移動方向側の第1側面にすくい角を付して傾斜側面として形成される。うろこ取り刃物は、刃部のすくい角を、例えば3°〜20°の範囲、好ましくは5°〜15°の範囲に設定する。
うろこ取り刃物においては、刃部の第1側面に上述したすくい角を付して形成したことにより、移動するにしたがって刃先がうろこを確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入し、回転動作によりうろこを起こしながら剥がして跳ね飛ばすことにより、魚体から剥ぎ落としていく。うろこ取り刃物においては、刃先がうろこ上を空滑りことを抑制されるとともに、移動するに伴ってうろこを側面に沿って刃先から刃底へと導くようにしながら剥ぎ落とすことから移動力の負荷が低減されるようにする。うろこ取り刃物においては、うろこの小さい魚やうろこが小さくヌメリの多い魚に対しても、刃先が魚体とうろこの間に確実に入り込むことにより、うろこ取りを可能とする。したがって、うろこ取り刃物においては、高仕上がりのうろこ取り処理を作業者の負担を軽減して効率的に実施することを可能とする。
うろこ取り刃物は、刃物本体の刃部形成領域部に、基端から先端側に向かって刃高が次第に小さくなるように刃部を形成してもよい。うろこ取り刃物は、刃部の先端部を低刃高に形成することにより、低刃高の刃部を小魚或いは頭部等の複雑な部位やひれ回り等の部位に導いてうろこ取りを行うことが可能であり、うろこ取り処理の効率化とともに汎用性の向上も図られる。
うろこ取り刃物は、基端領域部側における刃部の刃高を、少なくとも8mm以上、好ましくは9mm〜12mm、最大で13mmに設定して形成してもよい。うろこ取り刃物は、例えば市場に供給される鯛の大きさが1.0Kg〜1.3Kg、うろこの大きさが9mm〜10mm程度であることから、かかる刃高を有する刃部により上述したうろこ取りが効率的に行われる。
うろこ取り刃物は、刃部を、軸方向に所定の間隔を以って形成した複数の凹部により鋸歯状に形成してもよい。うろこ取り刃物は、例えば2.0Kg以上の鯛のようにうろこが大きな魚を処理する場合に、うろこに直接当たる刃部の刃先が部分的に形成されることにより、負荷の軽減が図られる。
うろこ取り刃物は、少なくともすくい角を付した第1側面を凹曲面として形成してもよい。うろこ取り刃物は、すくい角を付した刃部の刃先が移動するにしたがってうろこを確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入し、回転動作によりうろこを起こしながら剥がして跳ね飛ばしていくが、うろこが凹曲面として形成した第1側面に沿って刃先から刃底へと滑らかに移動し、負荷の低減が図られるようになる。
上述した目的を達成する本発明に係る動力型うろこ取り機は、把持体と、この把持体に着脱されるうろこ取り刃物とから構成される。動力型うろこ取り機は、把持体が、筐体と、この筐体内に収納され外部からの電源供給により駆動される回転駆動部と、筐体から突出されて回転駆動部により回転駆動される回転軸を有する。動力型うろこ取り機は、うろこ取り刃物が、金属素材により全体棒状体に形成した刃物本体の外周部に複数の刃部を一体に形成してなり、把持体の回転軸に対して着脱される。うろこ取り刃物は、刃物本体の軸方向の一方側を基端領域部として先端面に開口する軸嵌合孔を内部に形成し、軸嵌合孔に回転駆動部の回転軸を挿脱して把持体に着脱される。うろこ取り刃物は、刃物本体の軸方向の他方側を刃部形成領域部として外周部に円周方向に等間隔に配列された複数の軸方向の凸部からなる刃部を形成してなる。うろこ取り刃物は、刃部が、移動方向側の第1側面にすくい角を付して傾斜側面として形成される。
動力型うろこ取り機においては、刃部の第1側面にすくい角を付したうろこ取り刃物を用いることにより、移動するにしたがって刃先がうろこを確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入し、回転動作によりうろこを起こしながら剥がして跳ね飛ばすことにより、魚体から剥ぎ落としていく。動力型うろこ取り機においては、刃先がうろこ上を空滑りことを抑制されるとともに、移動するに伴ってうろこを側面に沿って刃先から刃底へと導くようにしながら剥ぎ落とすことから移動力の負荷が低減されるようにする。動力型うろこ取り機においては、うろこの小さい魚やうろこが小さくヌメリの多い魚に対しても、刃先が魚体とうろこの間に確実に入り込むことにより、うろこ取りを可能とする。したがって、動力型うろこ取り機においては、高仕上がりのうろこ取り処理を作業者の負担を軽減して効率的に実施することを可能とする。
上述した目的を達成する本発明に係るうろこ取り方法は、金属素材により全体棒状体に形成したか刃物本体の、軸方向の一方側を基端領域部として先端面に開口する軸嵌合孔を内部に形成して回転駆動部の回転軸を挿脱し、軸方向の他方側を刃部形成領域部として外周部に円周方向に等間隔に配列された複数の軸方向の凸部からなる刃部を形成し、刃部が移動方向側の第1側面にすくい角を付して傾斜側面として形成されたうろこ取り刃物が用いられる。うろこ取り方法は、うろこ取り刃物を回転駆動部により回転駆動した状態で刃部を魚体に軽く押し付けながらうろこの向きと対向する方向に移動させることによりうろこ取りを行う。
うろこ取り方法においては、刃部の第1側面にすくい角を付したうろこ取り刃物を用いることにより、うろこ取り刃物を移動するにしたがって刃先がうろこを確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入し、回転動作によりうろこを起こしながら剥がして跳ね飛ばすことにより、魚体からの剥ぎ落としが行われるようにする。うろこ取り方法においては、刃先がうろこ上を空滑りことを抑制されるとともに、移動するに伴ってうろこを側面に沿って刃先から刃底へと導くようにしながら剥ぎ落とすことから移動力の負荷が低減されるようにする。うろこ取り方法においては、うろこの小さい魚やうろこが小さくヌメリの多い魚に対しても、刃先が魚体とうろこの間に確実に入り込むことにより、うろこ取りを可能とする。したがって、うろこ取り方法においては、高仕上がりのうろこ取り処理を作業者の負担を軽減して効率的に実施することを可能とする。
以上のように構成された本発明によれば、刃部の移動方向側の側面にすくい角を付したことから、回転状態で魚体に軽く押し付けながら移動させると刃先がうろこを確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入し、回転動作によりうろこを起こしながら剥がして跳ね飛ばす。本発明によれば、うろこ側からの反力が低減されることで作業者の負担を軽減させるとともに効率的かつ精度の高いうろこ取り処理を行うことが可能となる。
本発明に係るうろこ取り刃物を備える動力型うろこ取り機の要部正面図である。 同うろこ取り刃物の断面図である。 うろこ取り刃物によるうろこ取り動作の説明図である。 第2の実施の形態として示すうろこ取り刃物の正面図である。 第3の実施の形態として示すうろこ取り刃物の断面図である。 従来のうろこ取り刃物によるうろこ取り動作の説明図である。
以下、本発明の実施の形態として示すうろこ取り刃物(以下、刃物と略称する。)1及びこの刃物1を把持体16に着脱してなる動力型うろこ取り機(以下、うろこ取り機と略称する。)15について詳細に説明する。刃物1は、刃物本体2と複数の刃部3とからなり、防滴構造の把持体16に内蔵した詳細を省略する回転駆動部17の回転軸18に対して着脱されてうろこ取り機15を構成する。
うろこ取り機15は、把持体16からコードが引き出され図示を省略するコントロールボックスと接続され、回転駆動部17に電源供給が行われる。うろこ取り機15は、コントロールボックスが、商用電源(AC電源)と接続されて所定電圧の直流とするAC−DC変換を行って回転駆動部17へと供給するとともに、刃物1の回転数を設定するボリュームを有する。コントロールボックスは、例えば電源オン・オフ・スイッチや電源接続状態を点灯表示するパイロットランプ等を有する。
うろこ取り機15は、刃物1を回転駆動部17により回転させた状態で、魚体20に軽く押し付けながら尾側から頭側に向かって移動させることにより、魚体20を傷付けることなくうろこ21を効率よく剥ぎ落としていく。うろこ取り機15の回転駆動部17は、例えば回転制御可能な電動モータにより構成される。うろこ取り機15は、図示を省略するが把持体16にもオン・オフ・スイッチを設け、このスイッチを操作することにより回転駆動部17の起動・停止を行うようにしてもよい。なお、うろこ取り機15は、回転駆動部17として電動モータに限定されず、例えば空気圧供給部に接続されて回転駆動される空気モータであってもよい。うろこ取り機15は、もっぱら業務用として提供されるが、把持体16に電池を電源とするモータを収納した小型、低トルク型の家庭用うろこ取り機であってもよい。
刃物1は、例えば防錆性を有するステンレス材等の棒状金属材を素材とし、この金属材に対して例えば削り出し法により刃物本体2に複数の刃部3を形成し、この刃部3の先端に刃先形成処理を施して刃先4を形成する。なお、刃物1は、例えばロストワックス法等の鋳造法により刃物本体2と複数の刃部3を一体に形成し、刃部3の先端に刃先形成処理を施して刃先4を形成してもよい。勿論、刃物1は、刃部3に焼き入れ処理を施して刃先4を形成してもよい。
刃物本体2は、図1及び図2に示すように、丸棒状体からなり、軸方向の一方領域をうろこ取り機15の回転軸18に着脱される基端領域部5として構成する。刃物本体2は、軸方向の他方領域を刃部形成領域部6として外周部に複数の刃部3を一体に形成する。刃物本体2には、基端領域部5の内部に、回転軸18とほぼ同径、同長の軸嵌合孔7が形成される。軸嵌合孔7は、基端領域部5の先端面に開口する軸方向の軸孔であり、円周方向に位置を異にして2個のねじ孔が設けられている。
刃物1は、先端開口から軸嵌合孔7内に嵌合された回転軸18に対して、ねじ孔にねじ込んだセットボルト8により当該回転軸18に取り付けられて一体に回転する。刃物1は、セットボルト8を取り外すことによりうろこ取り機15の把持体16からの取り外しが行われる。
刃物1は、うろこ取り機15に対する着脱構造を、上述したようにねじ孔とセットボルト8からなるねじ止め構造により構成したが、かかるねじ止め構造に限定されないことは勿論である。刃物1は、上述したねじ止め構造に代えて例えばキー溝とキーを嵌合して一体化するキー構造によって着脱構造を構成するようにしてもよい。さらに、刃物1は、回転方向と逆方向のネジ切りを施した逆ネジ構造によって着脱構造を構成するようにしてもよい。
刃部3は、図1及び図2に示すように、刃部形成領域部6の外周部に等間隔で形成された互いに同形の4個の軸方向のリブ状の凸部3A〜3Dからなる。刃部3は、刃部形成領域部6の外周部から立ち上がる回転方向の前方側の第1側面9と回転方向の後方側の第2側面10とで構成する稜線部位が刃先4とされる。刃部3は、図1に示すように全体として基端領域部5側から先端部に向かって次第に刃高Hを小さくし、図2に示すように中心対称位置の刃の先端間隔Dが先端側に向かって次第に小径となす刃部形成領域部6に形成される。
なお、刃物本体2の刃部形成領域部6の外周部に等間隔で形成される刃部3の数は4個に限定されない。
刃部3は、先端部位11において同図に示すように円弧状に形成される。刃部3は、先端部位11を刃高を小さくかつ円弧状に形成することにより、小魚或いは頭部等の複雑な部位やひれ回り等の部位に導いてうろこ取りを行うことが可能となり、うろこ取り処理の効率化とともに汎用性の向上も図られる。なお、刃部3は、全体に亘ってほぼ同径に形成してもよいことは勿論であるが、小魚等に用いた場合に効率が低下する。
刃部3は、それぞれが図2に示すように隣り合う第1側面9Bと第2側面10Aとがなす刃の開き角度βがほぼ90°若しくは90°よりもやや大きく設定される。刃部3は、同図に示すように第1側面9が、回転軸芯12と刃先4を結ぶ面に対して反回転方向に後退するように、いわゆるすくい角αを付されて傾斜側面として形成される。刃部3は、第1側面9にすくい角αを付したことにより、刃先4から基端部に向かって次第に後退する凸形状に形成される。刃部3には、3°〜20°の範囲のすくい角αが付されて形成される。刃部3には、好ましくは5°〜15°の範囲のすくい角αが付されて形成される。
刃部3は、後述するうろこ取り操作に際して、移動されるにしたがって刃先4がうろこ21の先端部位から内方へと入り込んで魚体20から剥ぎ落としていく。刃部3は、すくい角αを付されることにより刃先4がうろこ21上を空滑りことを抑制されるとともに、移動するにしたがって刃先4がうろこ21を確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入していく。刃部3は、回転動作によりうろこ21を起こしながら剥がして跳ね飛ばすことにより、魚体20から剥ぎ落としていく。
また、刃部3は、うろこ21の小さい魚やうろこ21が小さくヌメリの多い魚に対しても、刃先4が魚体20とうろこ21の間に確実に入り込むことにより、うろこ取りを可能とする。したがって、刃部3は、高仕上がりのうろこ取り処理を作業者の負担を軽減して効率的に実施する刃物1を実現する。
刃部3は、すくい角αが3°以下の場合に、上述した従来の刃物50と同様にうろこ21に対して第1側面9が直交状態で突き当たり、魚体20側からの負荷を大きくしてしまう。刃部3は、すくい角αが20°以上の場合に、刃先4が魚体20に鋭く突き当たって皮や肉を損傷させてしまう。刃部3は、10°のすくい角αを付して形成した場合に、皮や肉の損傷を生じさせずに従来の刃物50との比較でほぼ50%以上の処理効率が図られた。
なお、刃部3は、上述したようにうろこ21を魚体20から剥がして跳ね飛ばしてうろこ取りを行うが、うろこ21の一部が刃先4から刃底へと移動して剥ぎ落とされる。刃部3は、剥ぎ落とされたうろこ21の一部が次第に刃底に溜まり、刃高H分の量が溜まって刃先4まで達してしまうと使用不能な状態となってしまう。一方、刃部3は、刃高Hを大きくした場合に、回転軸芯12から刃先4の距離、すなわち支点から作用点の距離が大きくなり、力点すなわた把持体16における負荷が大きくなる。刃部3は、このために作業量や処理対象魚等に応じて刃高Hが適宜設定される。
刃部3は、例えば鯛等のようにうろこ21が大きな魚を処理する場合に、刃高Hが小さいとうろこ21が魚体20から剥ぎ落とされる前にその先端が刃底に突き当たってしまうことがある。このため、刃部3は、うろこ21が刃先4と刃底との間で楔状に存在することで負荷が大きくなってしまうことから、対象とする魚に応じて刃高Hを適宜に設定することが好ましい。
刃部3は、基端領域部5側における刃高Hを、少なくとも8mm以上、好ましくは9mm〜12mm、最大で13mmに設定して形成する。刃部3は、例えば市場に供給される鯛の大きさが1.0Kg〜1.3Kg、うろこの大きさが9mm〜10mm程度であることから、かかる刃高Hを有することにより上述したうろこ取りを効率的に行うことが可能である。
以上のように構成された刃物1を用いたうろこ取り作業について図3を参照して説明する。刃物1は、刃物本体2の先端開口から軸嵌合孔7内にうろこ取り機15側の回転軸18を嵌合しセットボルト8で締め付けることにより、回転軸18と一体化される。刃物1は、うろこ取り機15側においてスイッチ操作が行われて回転駆動部17により回転軸18が回転することにより矢印A方向に一体に回転する。
刃物1も、従来のうろこ取り刃物50と同様に、回転状態で刃部3を頭を抑えた魚体20に押し付けて矢印Bで示すように尾側から頭側に向かって移動させることによりうろこ取りを行う。刃物1においては、刃部3が移動されるにしたがって刃先4をうろこ21の先端部位から内方へと入り込ませて回転することにより、魚体20からうろこ21を剥ぎ落としていく。刃物1においては、第1側面9にすくい角αを付したことにより、刃先4がうろこ21上をから滑りすることなく内方へとスムーズに入り込んでいく。刃物1においては、刃先4が第1側面9にすくい角αを付されたことにより、移動するにしたがってうろこ21を確実にとらえてその先端部位からつけ根に向かって進入する。刃物1においては、刃先4が回転動作によりうろこ21を起こしながら剥がして跳ね飛ばし、魚体20から剥ぎ落としていく。
刃物1においては、刃部3とうろこ21の突き当たりによる負荷が大幅に低減される。刃物1においては、魚皮や肉に損傷を生じさせることなく、作業者の操作力を軽減させながらうろこ21を高精度かつ効率的に剥ぎ落としていく。また、刃物1においては、うろこ21をすくい角αを付した第1側面9に沿って刃底へと導くことで、うろこ21からの反力が高さ方向に分力され、移動力の負荷が低減されて作業者の負担を軽減して効率的なうろこ取り作業が実施されるようにする。
刃物1においては、うろこ21の小さい魚やうろこ21が小さくヌメリの多い魚に対しても、刃先4が魚体20とうろこ21の間に確実に入り込むことにより、うろこ取りを可能とする。したがって、刃物1においては、高仕上がりのうろこ取り処理を作業者の負担を軽減して効率的に実施することを可能とする。
上述した刃物1においては、刃部3が第1側面9と第2側面10とにより直刃状の刃部3を構成してなる。刃物1においては、例えば2.0Kg以上の鯛のようにうろこ21が大きな魚を処理する場合に、うろこ21に直接当たる刃部3の負荷が大きくなる。本発明の第2の実施の形態として図4に示した刃物30は、大きなうろこ21を有する魚体20を処理する場合に、作業者の負担を軽減を図った刃部31の構成に特徴がある。刃物30は、刃部31を除く他の構成を刃物1と同様とすることから、対応する部位には同一符号を付すことにより説明を省略する。
刃物30は、刃部31の刃先32に複数の凹部33を形成したことを特徴とする。刃物30は、刃先32に沿って軸方向に所定の間隔を以って凹部33を形成することにより、刃部31が鋸歯状に形成される。
刃物30においては、刃先32に複数の凹部33を形成したことにより、これら凹部33を介して刃先32に直接当たるうろこ21が少なくなるようにする。刃物30においては、凹部33の対応部位において剥ぎ落とし残しが生じるが、魚体20に直接当たる刃先32が部分的に形成されることにより、うろこ21からの反力による負荷が低減される。
本発明の第3の実施の形態として図5に示した刃物40は、大型の魚から剥ぎ落としたうろこ21の効率的な取り除きを図るとともに飛散を抑制した刃部41の構成に特徴がある。刃物40は、刃部41を除く他の構成を刃物1と同様とすることから、対応する部位には同一符号を付すことにより説明を省略する。
刃物40も、刃部41が、刃部形成領域部6の外周部から立ち上がる回転方向の前方側の第1側面43と回転方向の後方側の第2側面10とで構成する稜線部位が刃先42とされる。刃物40は、第1側面43が上述した第1側面9と同様にすくい角αを付されているが、凹曲面で構成したことを特徴とする。
うろこ21は、一般に魚体20から剥ぎ落とされたすぐの状態ではまだ柔軟性を有している。刃物40においては、刃部41の第1側面43にすくい角αを付すことにより上述したように刃先42が魚体20とうろこ21との間にスムーズに入り込んで、うろこ21を剥ぎ落としていく。刃物40においては、うろこ21が第1側面43に沿って刃先42から刃底へと導かれるが、その際に凹曲面に倣って丸めながら移動していく。
刃物40においては、これにより刃部41へのうろこ21の突き当てが低減されてさらに負荷の低減が図られる。刃物40においては、上述したようにうろこ21が巻かれるようにして剥ぎ落とされることにより、鱗21の剥離がスムーズに行われるようになり、負荷の低減も図られる。
うろこ取り機15は、上述した刃物1、30、40を把持体16に着脱してもっぱら魚体20からうろこ21を剥ぎ落とす動力型うろこ取り機ではあるが、うろこ取り処理以外の用途にも適用される。うろこ取り機15は、例えば牡蠣殻から付着物を除去し或いは鱧のヌメリ除去等の用途にも使用可能である。また、うろこ取り機15は、海産物ばかりでなく、例えば里芋の皮むき用等の農産物用としても適用される。
1 刃物(うろこ取り刃物)、2 刃物本体、3 刃部、4 刃先、5 基端領域部、6 刃部形成領域部、7 軸嵌合孔、8 クリック凸部、9 第1側面、10 第2側面、11 先端部位、12 回転軸芯、15 うろこ取り機、16 把持体、17 回転駆動部、18 回転軸、20 魚体、21 うろこ、30 刃物、31 刃部、32 刃先、33 凹部、40 刃物、41 刃部、42 刃先、43 第1側面

Claims (9)

  1. 回転駆動部に対して着脱され、
    金属素材からなる棒状体の外周部に円周方向に等間隔に配列されて形成された複数の軸方向の凸部からなる刃部を有し、
    上記刃部が、回転方向側の第1側面にすくい角を付して形成されることを特徴とするうろこ取り刃物。
  2. 金属素材により全体棒状体に形成した刃物本体の外周部に複数の刃部を一体に形成してなり、回転駆動部に対して着脱されることにより動力型うろこ取り機を構成し、上記回転駆動部により回転駆動された状態で上記刃部を魚体に押し付けながらうろこの向きと対向する方向に移動させることによりうろこ取りを行ううろこ取り刃物において、
    上記刃物本体の軸方向の一方側を基端領域部として先端面に開口する軸嵌合孔を内部に形成して上記軸嵌合孔に上記回転駆動部の回転軸を挿脱するとともに、
    上記刃物本体の軸方向の他方側を刃部形成領域部として外周部に円周方向に等間隔に配列された複数の軸方向の凸部からなる上記刃部を形成し、
    上記刃部が、移動方向側の第1側面にすくい角を付して傾斜側面として形成されることを特徴とするうろこ取り刃物。
  3. 上記すくい角は、3°〜20°であることを特徴とする請求項2に記載のうろこ取り刃物。
  4. 上記刃部は、刃高が、基端から先端側に向かって次第に小さくなるようにして形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のうろこ取り刃物。
  5. 上記刃部は、上記基端領域部側における刃高Hが、少なくとも8mm以上であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のうろこ取り刃物。
  6. 上記刃部は、上記刃先に、軸方向に所定の間隔を以って複数の凹部が形成されることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のうろこ取り刃物。
  7. 上記刃部は、上記第1側面が凹曲面として形成されることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のうろこ取り刃物。
  8. 筐体と、この筐体内に収納され外部からの電源供給により駆動される回転駆動部と、上記筐体から突出されて上記回転駆動部により回転駆動される回転軸を有する把持体と、
    金属素材により全体棒状体に形成した刃物本体の外周部に複数の刃部を一体に形成してなり、上記把持体の上記回転軸に対して着脱されるうろこ取り刃物とから構成され、
    上記うろこ取り刃物が、
    上記刃物本体の軸方向の一方側を基端領域部として先端面に開口する軸嵌合孔を内部に形成し、上記軸嵌合孔に上記回転駆動部の回転軸を挿脱して上記把持体に着脱され、
    上記刃物本体の軸方向の他方側を刃部形成領域部として外周部に円周方向に等間隔に配列された複数の軸方向の凸部からなる上記刃部を形成してなり、上記刃部が、移動方向側の第1側面にすくい角を付して傾斜側面として形成される
    ことを特徴とする動力型うろこ取り機。
  9. 金属素材により全体棒状体に形成したか刃物本体の、軸方向の一方側を基端領域部として先端面に開口する軸嵌合孔を内部に形成して回転駆動部の回転軸を挿脱し、軸方向の他方側を刃部形成領域部として外周部に円周方向に等間隔に配列された複数の軸方向の凸部からなる刃部を形成し、上記刃部が移動方向側の第1側面にすくい角を付して傾斜側面として形成されたうろこ取り刃物が用いられ、
    上記うろこ取り刃物を上記回転駆動部により回転駆動した状態で上記刃部を魚体に押し付けながらうろこの向きと対向する方向に移動させることによりうろこ取りを行うことを特徴とするうろこ取り方法。
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