JP2012159296A - 呼気捕集容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】口部2および有底筒状の本体部3を有する容器体4を備え、口部2に吹き込まれた呼気を本体部3内に捕集する容器であって、口部2内には、該口部2に呼気が吹き込まれたときに呼気の流入圧により開放されるとともに、呼気の吹き込みが停止されたときに閉塞される開閉弁が設けられ、本体部3には、その軸線O1方向の全長にわたって延在する反転ライン部9が形成され、本体部3において反転ライン部9により軸線O1回りに区画された複数の区画部分3a、3bのうちの一部は、本体部3の内側に向けて陥没している呼気捕集容器20を提供する。
【選択図】図4
Description
また呼気捕集容器は、その搬送時や保管時など、使用前にコンパクトであることが望まれているが、前記従来の呼気捕集容器では、使用前の状態でのコンパクト化に改善の余地があった。
本発明に係る呼気捕集容器は、口部および有底筒状の本体部を有する容器体を備え、前記口部に吹き込まれた呼気を前記本体部内に捕集する呼気捕集容器であって、前記口部内には、該口部に呼気が吹き込まれたときに呼気の流入圧により開放されるとともに、呼気の吹き込みが停止されたときに閉塞される開閉弁が設けられ、前記本体部には、その軸線方向の全長にわたって延在する反転ライン部が形成され、前記本体部において前記反転ライン部により軸線回りに区画された複数の区画部分のうちの一部は、前記本体部の内側に向けて陥没していることを特徴とする。
また使用前の状態では、本体部における複数の区画部分の一部が陥没しているので、本体部を減容化することが可能になり、呼気捕集容器のコンパクト化を図ることができる。
さらに、使用前の複数の呼気捕集容器を同時に搬送や保管などする場合には、例えば、一の呼気捕集容器に他の呼気捕集容器を重ね合わせ、一の呼気捕集容器において本体部の区画部分が陥没させられることにより形成される本体部の陥没凹部内に、他の呼気捕集容器を配置すること等により、複数の呼気捕集容器を全体でコンパクトなものとすることができる。
またこのように、口部が、本体部の硬部分に設けられているので、軟部分の反転変形時に、口部が軟部分に追従して変位することがないので、口部の設計の自由度を高めることが可能になり、例えば口部の剛性を高める等することにより、口部からの呼気の吹き込みを容易なものとすることができる。
また、本体部が硬部分を備えているので、例えば本体部が袋状部材により構成されている場合に比べて、本体部を減容化した状態で本体部の形状を定形に確保し易くすることが可能になり、搬送時や保管時などの取扱い性を向上させることができる。
図1に示すように、呼気捕集容器の原容器1は、口部2および有底筒状の本体部3を有する容器体4と、該口部2に着脱自在に装着されるキャップ5と、を備えている。
本体部3は、口部2に連設される肩部6と、その下端部を閉塞する底部8と、肩部6と底部8との間に配置される筒状の胴部7と、により有底筒状に形成されている。なお以下では、本体部3の軸線O1方向に沿った本体部3の肩部6側を上側といい、底部8側を下側という。
また図1および図2に示すように、本体部3には、前記軸線O1方向の全長にわたって延在する反転ライン部9が形成されており、本体部3は、反転ライン部9により前記軸線O1回りに2つ(複数)に区画されている。本実施形態では、反転ライン部9は、本体部3を周回するように延設されるとともに、前記軸線O1および本体部3の前記平面視形状における長軸O2の両軸O1、O2が位置する仮想面S上に配設されている。つまり反転ライン部9は、前記仮想面S上において胴部7の側面、肩部6、底部8を通る環状に形成されている。
また図3に示すように、口部2内には、該口部2に呼気が吹き込まれたときに呼気の流入圧により開放されるとともに、呼気の吹き込みが停止されたときに閉塞される開閉弁10が設けられている。
装着部材11は、口部2の上端部に外嵌された外筒体13と、口部2の上端部内に嵌合されて口部2を閉塞する有底筒状の内筒体14と、を備えている。これらの外筒体13および内筒体14は、いずれも口部軸線O3と同軸に配置されるとともに、両筒体13、14の上端は、口部2の開口端縁上で連結されている。この構成によれば、口部2に呼気が吹き込まれたときに、呼気は、まず口部2内の内筒体14内に流入することとなる。
また図示の例では、内筒体14の周壁部14bにおける下端部は、該下端部よりも上側に位置する部分に比べて縮径している。
弁体部17は、外嵌筒部16の内径よりも小径とされるとともに口部軸線O3上に配置され、装着部材11における貫通孔15の開口周縁部15a(弁座部)に外周縁部が着座する板状に形成されている。該弁体部17には、内筒体14内に呼気が流入したときに、呼気の流入圧が貫通孔15を通して作用する。
呼気捕集容器20は、原容器1における本体部3の軟部分3bを、前記仮想面Sに直交する反転方向の内側に向けて反転変形させて、陥没させることにより形成される。なおこのとき、例えば、原容器1の口部2からキャップ5および開閉弁10を取り外した状態で、原容器1における本体部3の軟部分3bを、前記反転方向に沿った本体部3の外側から押圧し、反転ライン部9を起点として前記反転方向に沿った本体部3の内側に向けて反転変形させることにより陥没させ、この陥没状態を維持させる。
この呼気捕集容器20は、口部2に吹き込まれた呼気を本体部3内に捕集するものであり、口部2に呼気を吹き込むと、口部2内の開閉弁10が呼気の流入圧により開放されて、呼気が、開閉弁10における装着部材11の内筒体14内、貫通孔15、口部軸線O3回りに隣り合う弾性連結片18の間、および口部2の下端部内を通して本体部3内に流入する。すると本体部3内の圧力が上昇し、陥没させられた軟部分3bが、反転ライン部9を起点として前記反転方向に沿った本体部3の外側に向けて反転変形する。そして、口部2からの呼気の吹き込みを停止すると、開閉弁10が閉塞され、本体部3内からの口部2を通した呼気の流出が規制される。
さらに本実施形態では、反転ライン部9が、前記仮想面S上に配設されているので、本体部3の軟部分3bが陥没していることにより、軟部分3bを硬部分3a内に収容し、本体部3を扁平形状にして効果的に減容化することが可能になり、呼気捕集容器20のコンパクト化を確実に図ることができる。
さらに本実施形態では、反転ライン部9が、前記仮想面S上に配設されているので、前記陥没凹部19を大きく形成することが可能になり、前述の作用効果を確実に奏功させることができる。
またこのように、口部2が、本体部3の硬部分3aに設けられているので、軟部分3bの反転変形時に、口部2が軟部分3bに追従して変位することがないので、口部2の設計の自由度を高めることが可能になり、例えば口部2の剛性を高める等することにより、口部2からの呼気の吹き込みを容易なものとすることができる。
例えば、キャップ5はなくてもよい。また口部2は、本体部3の軟部分3bに設けられたり、硬部分3aと軟部分3bとを跨ぐように設けられたりしていてもよい。
また弁部材12の弁体部17は、口部軸線O3と同軸に配置された環状の弾性膜とされている。弁体部17の外周縁は、外嵌筒部16に連結されるとともに、弁体部17の内周縁は、内筒体14の底壁部14aにおける弁座部32に着座している。
この呼気捕集容器30の開閉弁31では、口部2に呼気が吹き込まれたときに、呼気の流入圧が貫通孔15を通して弁体部17に作用することにより、弁体部17が外周縁を起点として弾性変形する。このとき、弁体部17の内周縁が下方に向けて変位して弁座部32から離間し、装着部材11の貫通孔15が開放され、開閉弁31が開状態となる。また、前述の呼気の吹き込みが停止されると、弁体部17が復元変形して弁体部17の内周縁が弁座部32に着座し、装着部材11の貫通孔15が閉塞され、開閉弁31が平常体となる。
また弁部材12は、弾性体材料で有底筒状に形成されており、装着部材11の内筒体14の下端部内に嵌合されている。弁部材12の底壁部12aにおいて貫通孔15上に位置する部分には、該底壁部12aを貫通するスリット部42が形成されている。口部2に呼気が吹き込まれていない非流入状態では、弁部材12の底壁部12aにおけるスリット部42の周縁部42aが互いに当接してスリット部42が閉塞されており、開閉弁41は閉状態となっている。
この呼気捕集容器40の開閉弁41は、いわゆるスリット弁であり、該開閉弁41では、口部2に呼気が吹き込まれたときに、呼気の流入圧が弁部材12の底壁部12aに作用することにより、底壁部12aが弾性変形してスリット部42が広げられて開口し、開閉弁41が開状態となる。また、前述の呼気の吹き込みが停止されると、弁部材12の底壁部12aが復元変形してスリット部42が閉塞され、開閉弁41が閉状態となる。
なお図示の例では、弁部材12の底壁部12aは、口部軸線O3に直交する平板状に形成されているが、これに限られるものではない。例えば弁部材の底壁部は、下方に向けて漸次、縮径するように膨出する縮径膨出部を備え、該縮径膨出部にスリット部が形成された構成であってもよい。この場合、本体部から口部を通して呼気が流出しようとしても、縮径膨出部に呼気の流出圧が作用することにより、スリット部の周縁部が互いに圧接させられることなり、本体部からの口部を通した呼気の外部への流出がより確実に阻止されることとなる。
さらに反転ライン部9は、複数配設されていてもよい。この場合、複数の反転ライン部により、本体部が3つ以上の区画部分に区画されることとなるが、当該呼気捕集容器20では、これら3つ以上の区画部分のうちの一部である1つまたは2つの区画部分が、本体部の内側に向けて陥没した構成を採用することができる。
3 本体部
3a 硬部分
3b 軟部分
4 容器体
9 反転ライン部
10、31、41 開閉弁
20、30、40 呼気捕集容器
O1 軸線
Claims (2)
- 口部および有底筒状の本体部を有する容器体を備え、
前記口部に吹き込まれた呼気を前記本体部内に捕集する呼気捕集容器であって、
前記口部内には、該口部に呼気が吹き込まれたときに呼気の流入圧により開放されるとともに、呼気の吹き込みが停止されたときに閉塞される開閉弁が設けられ、
前記本体部には、その軸線方向の全長にわたって延在する反転ライン部が形成され、
前記本体部において前記反転ライン部により軸線回りに区画された複数の区画部分のうちの一部は、前記本体部の内側に向けて陥没していることを特徴とする呼気捕集容器。 - 請求項1記載の呼気捕集容器であって、
前記本体部は、前記反転ライン部により軸線回りに2つに区画され、
これらの両区画部分のうち、一方の軟部分は、他方の硬部分よりも剛性が低い構成とされるとともに、前記本体部の内側に向けて陥没し、
前記口部は、前記硬部分に配設されていることを特徴とする呼気捕集容器。
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