JP2012158896A - 太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法 - Google Patents

太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012158896A
JP2012158896A JP2011018491A JP2011018491A JP2012158896A JP 2012158896 A JP2012158896 A JP 2012158896A JP 2011018491 A JP2011018491 A JP 2011018491A JP 2011018491 A JP2011018491 A JP 2011018491A JP 2012158896 A JP2012158896 A JP 2012158896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
base
jaw member
support
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011018491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5200125B2 (ja
Inventor
Shungo Funato
俊吾 船戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2011018491A priority Critical patent/JP5200125B2/ja
Publication of JP2012158896A publication Critical patent/JP2012158896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5200125B2 publication Critical patent/JP5200125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】安価な市販の部材を多用でき、設置工事を簡易に、安価に行うことができる太陽電池パネルの取り付け構造と、取り付け方法を提供する。
【解決手段】ベース金具1と、ベースパイプ2、支持パイプ3、起立パイプ4と、上下直交クランプ5,6と、接続金具7が用いられる。ベース金具1は、ボルト8で屋根上に固定される。その上にベースパイプ2が平行に敷設される。一対の支持パイプ3がベースパイプ3上に、それと直交方向に井桁状に配置される。起立パイプ4が、ベースパイプ2上に支持パイプ3を支持する。起立パイプ4は、直交クランプ5,6で、支持パイプ3とベースパイプ2とに結合される。接続金具7は、ブラケット23、顎部材24、ストッパ25、付勢手段26を具備し、太陽電池パネルの縦枠P1に取り付けられる。接続金具7の顎部材24を支持パイプ3に押し当て、保持位置へ回転させ、ストッパ25で開口を閉じて支持パイプ3を把持する。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池パネルを屋根上に取り付ける簡易な構造と取り付け方法に関する。
特許文献1には、以下のような太陽電池パネルの固定方法が記載されている。架台の上面にボルトを立設する。ボルトを貫通する貫通孔有するベース金具と、ブラケットと、押さえ金具とを設ける。ブラケットは、太陽電池パネルの枠体の裏面部にボルトで固定する貫通孔を有し、且周縁部に上向き係止部を有する。押さえ金具は、ブラケットの上向き係止部の内側方に嵌挿する係止壁部を有する上面部に貫通孔を有する。架台の上面に架台に対しベース金具を直角状にボルトを貫通して載置し固定する。押さえ金具の貫通孔にボルトを貫通すると共に、ブラケットの上向き係止部に押さえ金具の係止壁部を嵌挿し、ボルトにナットを締め付け組立てる太陽電池パネルの固定方法である。
特許文献2には、太陽電池パネルのような部材を単管パイプのような管体へ固定するための把持金具であって、管体に対する装着、ロック、取り外し作業が容易で、構造の簡易なものが提案されている。この金具においては、ブラケットが、ほぼ円弧状の凹部を前方へ開口させる。顎部材が、ブラケットに枢支され、保持位置と解放位置との間で回転自在である。ストッパが、ブラケットに枢支され、ロック位置と非ロック位置との間で回転自在で、ロック位置に回転付勢される。ストッパは、ロック位置において、顎部材が保持位置から解放位置へ回転するのを阻止するが、顎部材24が解放位置から保持位置へ回転するのを許容し、かつ、非ロック位置において、顎部材が保持位置から解放位置へ回転するのを許容する。付勢手段が、顎部材の回転途上でデッドポイントを越えて顎部材を選択的に、ロック位置又は非ロック位置に保持する。
特開2010−248763号公報 特開2011−6937号公報
上記特許文献1に記載された従来の太陽電池パネルの固定方法は、専用の部材を用いた複雑な構成であり、設置工事費用を引き上げる一因となっている。
したがって、この出願に係る発明は、安価な市販の部材を多用でき、設置工事を簡易に、安価に行うことができる太陽電池パネルの取り付け構造と、取り付け方法を提供することを課題としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、この出願に係る発明の太陽電池パネルPの取り付け構造は、各一対の縦枠P1と横枠P2からなる枠材により四囲を包囲された縦長矩形の太陽電池パネルPを屋根R上に固定するためのものである。この取り付け構造においては、ベース金具1、単管パイプからなるベースパイプ2、単管パイプからなる支持パイプ3、単管パイプからなる起立パイプ4、上部及び下部の直交クランプ5,6、太陽電池パネルの縦枠P1に取り付けられる接続金具7が用いられる。ベース金具1は、少なくとも2本のベースパイプ2を屋根R上に互いに平行に敷設するためのもので、相互に所定間隔を置いて少なくとも4つがボルト8で固定される。ベース金具1は、本体9と、これの片側に枢着される把持アーム10と、他側に枢着されるアイボルト11とを具備する。ベース金具の本体9は、屋根Rに植立される一対のルーフボルト8を挿通させる一対のボルト孔14を有する底板12と、底板の対向両縁から直角に立ち上がり、ベースパイプ3の下部を受ける上開きの円弧状切欠15を有する一対の支持板13とを有する。把持アーム10は、支持板13の一端側に基端部が枢着され、中間にベースパイプ3の上部を受けて支持板13との間にベースパイプ3を把持するための円弧状湾曲部17を有し、先端側にボルト挿通用の切欠溝18を有する。アイボルト11は、支持板13の他端側にアイ部20が枢着され、ねじ部21を把持アーム10の切欠溝18に挿通してナット22で支持アームを10締め付け可能である。支持パイプ3は、少なくとも一対が、ベースパイプ3上に所定の間隔を置き、かつ相互間に太陽電池パネルの縦枠P1の長さ寸法より小なる間隔を置いて、ベースパイプ2と直交方向に井桁状に配置される。起立パイプ4は、ベースパイプ2上に支持パイプ3を支持するために、両パイプ2,3の交差部対応位置のベースパイプ2上に、上向きに立ち上げられる。起立パイプ4の下部は、下部直交クランプ5でベースパイプ2と結合され、上部は、上部直交クランプ6で支持パイプに結合される。接続金具7は、太陽電池パネルPを支持パイプ3に結合するために、各縦枠P1の下面に、支持パイプ3の相互間隔に対応する相互間隔を置いて固着される。接続金具7は、ブラケット23、顎部材24、ストッパ25、付勢手段26を具備する。ブラケット23は、太陽電池パネルの縦枠P1の下面にボルト止めされ、支持パイプ3を受ける円弧状保持凹部27を太陽電池パネルPの反対側へ開口させてなる。顎部材24は、ブラケット23に枢支されることで、保持位置と解放位置との間を回転自在で、保持位置においてブラケット23の保持凹部27の開口を40閉じて保持凹部27との間に支持パイプ3を抱持し、解放位置において保持凹部27の開口38を開いて支持パイプ3を解放し、又は開口38へ進入する支持パイプ3を受け入れて保持位置へ回転可能である。ストッパ25は、中間部においてブラケット23支されることで、ロック位置と非ロック位置との間を回転自在で、常時はロック位置に回転付勢され、一端側にロック部28すると共に、他端側に回転操作部29し、ロック位置において顎部材24が保持位置から解放位置へ回転する経路上にロック部28を配置して顎部24の回転を阻止するが、解放位置から保持位置へ回転する顎部材24に押されて顎部材の回転経路から退避することで顎部材24の保持位置への通過を許容し、また非ロック位置において顎部材24が保持位置から解放位置へ回転する経路の外にロック部28を配置して顎部材24の回転を許容する。付勢手段26は、ブラケット23と顎部材24との間に介設され、顎部材24の回転途上でデッドポイントを越えて顎部材24をロック位置又は非ロック位置に選択的に保持するよう付勢する。
この出願に係る発明の取り付け構造と、これを用いた取り付け方法によれば、安価な市販の部材を多用して、太陽電池パネルの設置工事を簡易に、安価に行うことができる。
太陽電池パネルの取り付け構造を示す正面図である。 太陽電池パネルの取り付け構造を示す側面図である。 太陽電池パネルの取り付け構造を示す一部の平面図である。 ベース金具の正面図である。 ベース金具の側面図である。 ベース金具の平面図である。 接続金具の正面図である。 接続金具の側面図である。 接続金具による太陽電池パネルの固定操作過程を示す側面図である。 接続金具による太陽電池パネルの固定操作過程を示す側面図である。 接続金具による太陽電池パネルの固定操作過程を示す側面図である。 直交クランプの斜視図である。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
太陽電池パネルPは、各一対の縦枠P1と横枠P2からなる枠材により四囲を包囲された縦長矩形の板状部材である。この太陽電池パネルPの取り付け構造においては、ベース金具1、単管パイプからなるベースパイプ2、単管パイプからなる支持パイプ3、単管パイプからなる起立パイプ4、下部及び上部の直交クランプ5,6、太陽電池パネルPの縦枠P1に取り付けられる接続金具7が用いられる。
ベース金具1は、少なくとも2本のベースパイプ2を屋根R上に互いに平行に敷設するためのもので、相互に所定間隔を置いて少なくとも4つがボルト8で屋根R上に固定される。図4〜6に示すように、ベース金具1は、本体9と、これの片側に枢着される把持アーム10と、他側に枢着されるアイボルト11とを具備する。
ベース金具の本体9は、底板34と、底板34の対向両縁から直角に立ち上がる一対の支持板13とを有する。底板34は、屋根Rに植立される一対のルーフボルト8を挿通させる一対のボルト孔14を有する。支持板13は、ベースパイプ2の下部を受ける上開きの円弧状切り欠き15を有する。
把持アーム10は、支持板13の一端側に枢ピン16で基端部が枢着され、支持板13との間を開閉自在である。把持アーム10は、中間にベースパイプ2の上部を受けて支持板の切り欠き15との間にベースパイプ2を把持するための円弧状湾曲部17を有し、また先端側にボルト挿通用の切り欠き溝18を有する。
アイボルト11は、支持板13の他端側に枢ピン19でアイ部20が枢着され、ねじ部21を把持アーム10の切り欠き溝18に挿通して、ナット22で支持アーム10を締め付ける。
支持パイプは3、少なくとも一対が、ベースパイプ2の上方に間隔を置いて、これと直交方向に井桁状に配置される。太陽電池パネルPを載せ置くことができるように、支持パイプ3の相互間隔は、太陽電池パネルPの縦枠の長さ寸法より小なる間隔に設定される。
起立パイプ4は、ベースパイプ2上に支持パイプを支持するためのもので、両パイプの交差部対応位置のベースパイプ2上に、上向きに立ち上げられる。起立パイプ4の下部は、下部直交クランプ5でベースパイプ2と結合され、上部は、上部直交クランプ6で支持パイプ3に結合される。直交クランプ5,6は、例えば図12に示すような市販のものである。
図7〜11に示すように、接続金具7は、太陽電池パネルPを支持パイプ3に結合するためのもので、各縦枠P1の下面に、支持パイプ3の相互間隔に対応する相互間隔を置いて固着される。接続金具7は、ブラケット23、顎部材24、ストッパ25、付勢手段26を具備する。
ブラケット23は、太陽電池パネルの縦枠P1の下面にボルト止めされ、支持パイプ3を受ける円弧状保持凹部27を太陽電池パネルPの反対側へ開口させてなる。
顎部材24は、ブラケット23に軸30で枢支されることで、保持位置と解放位置との間を回転自在で、保持位置においてブラケット23の保持凹部27の開口を閉じて保持凹部27との間に支持パイプ3を抱持し、解放位置において保持凹部27の開口を開いて支持パイプ3を解放し、又は開口へ進入する支持パイプ3を受け入れて保持位置へ回転可能である。ストッパ25は、中間部において軸31でブラケット23に枢支されることで、ロック位置と非ロック位置との間を回転自在で、常時はばね32でロック位置に回転付勢され、一端側にロック部28を有すると共に、他端側に回転操作部29を有し、ロック位置において顎部材24が保持位置から解放位置へ回転する経路上にロック部28を配置して顎部材24の回転を阻止するが、解放位置から保持位置へ回転する顎部材24に押されて顎部材24の回転経路から退避することで顎部材24の保持位置への通過を許容し、また非ロック位置において顎部材24が保持位置から解放位置へ回転する経路の外にロック部28を配置して顎部材24の回転を許容する。付勢手段26は、ブラケット23と顎部材24との間に介設され、顎部材24の回転途上でデッドポイントを越えて顎部材24をロック位置又は非ロック位置に選択的に保持するよう付勢する。
顎部材24は、図7に示す保持位置と図10に示す解放位置との間で軸30を中心にして回転自在である。顎部材24は、ブラケット23の一対の支持板33の内側に、これと平行に配置される平行一対の支持板34を具備する。支持板34は、凹状保持面35と、これを囲むように相互に反対方向へ延びる第1及び第2の脚36,37を有するほぼU字状に湾曲した平板材である。凹状保持面35は、保持位置において開口38を太陽電池パネルの裏面と平行方向に向け、ブラケットの凹部27と対向して内側に支持パイプ3を抱持する。第1の脚36は、保持位置において太陽電池パネルの裏面と平行方向に延び、ブラケット23の凹部27の開口38に交差してこれを閉じ、解放位置において太陽電池パネルと反対側へ転倒し、開口38を開くように配置される。第2の脚34の先端部には、ストッパ25と係合する係合部39が設けられる。顎部材24は、解放位置において、凹状保持面35の開口40を太陽電池パネルと反対側へ斜めに向け、ここに支持パイプ3を受け入れることができるように配置される。顎部材24の回転範囲は、ブラケット23の円弧状ガイド孔41を通して支持板34を貫通するガイド軸42により規制される。
ブラケット23と顎部材24との間には、顎部材をロック位置又は非ロック位置に保持するよう付勢する付勢手段26が介設される。付勢手段26は、ばねガイド43とこれに嵌め込まれたばね44とを具備する。ばねガイド43は、下端部に軸線方向の長孔45を有し、これを貫通してブラケットの支持板33に支承された軸46により、軸線方向移動自在に枢支される。上端の係合凹部47が軸42に回転自在に係合することによって、ばねガイド43は顎部材24に枢支される。ばね44は、ばねガイド43を常時軸線方向先端側へ付勢することによって、顎部材24を回転付勢するが、顎部材24の回転途上でデッドポイントを越えて、それまでと反対方向へ顎部材24を回転付勢する。
ストッパ25は、一端側にロック部28を有すると共に、他端側に回転操作部29を有し、中間部に軸受部49を有する。ストッパ25は、軸受部49においてブラケット23の突出部48の先端部間に軸31で枢支され、図7に示すロック位置と図10に示す非ロック位置との間で回転自在である。ロック部28付近には、デテントボール52が組み込まれ、これが、ブラケット23のデテント孔53に落ち込むことにより、ストッパ4を非ロック位置に保持する(図9)。軸受部49の先端側には当接面50が設けられ、この当接面50が、ブラケット23の突出部48の先端に設けられた当接片51に当接(図7)することにより、ストッパ25をロック位置に保持する。
しかして、ストッパ25は、ロック位置において、顎部材24が保持位置から解放位置へ回転する経路上、すなわち係合部39の移動経路上にロック部28を配置して顎部材24の回転を阻止するが、非ロック位置においては、係合部39の移動経路の外にロック部28を配置して顎部材24の回転を許容する。またストッパ25は、ロック位置において、顎部材24が解放位置から保持位置へ回転するときに係合部39に押し上げられ(図11)、その移動経路からいったん退避し、保持位置への回転を許容する。
太陽電池パネルPを、水平に架設された支持パイプ3に支持する場合、図10に示す開放状態(ストッパ25はロック位置にあり、顎部材24は解放位置にある。)において、太陽電池パネルPを支え持って接続金具7を支持パイプ3に当てがい、顎部材24の凹状保持面35を支持パイプ3に嵌合させつつ、太陽電池パネルPを支持パイプ3へ押しつける。顎部材24は、当初は、ばね44を圧縮しながら、支持パイプ3と共に保持位置へ回転(図10において反時計方向)し、その途上でデッドポイントを越えたばね44に回転付勢され、図11に示すように、係合部39がストッパ25のロック部28を押し上げるように、ストッパ25をばね力に抗して回転(図において時計方向)させ、保持位置(図7)に至る。ストッパ25は、係合部39が通過した後、ロック位置に反時計方向へ回転して復元し、図7のロック状態に至る。
図7の状態では、顎部材24がばね44により保持位置に付勢されているが、解放方向(時計方向)へ回転する強い外力が加わった場合でも、係合部39がストッパ25のロック部28に当接することにより、顎部材24の回転が阻止され、保持位置に拘束されるから、太陽電池パネルPを確実に支持パイプ3に固定することができる。
太陽電池パネルPを支持パイプ3から取り外す場合には、図7の状態から、図9のように、ストッパ25の回転操作部29を押し上げて、ストッパ25を非ロック位置(時計方向)へ回転させると、ロック部28が顎部材24の係合部39の回転経路から外れる。この状態で、太陽電池パネルPを支持パイプ3から引き剥がすように操作すると、顎部材24が解放位置(時計方向)へ回転し、図10に示すように、支持パイプ3を解放するので、太陽電池パネルPを支持パイプ3から取り外すことができる。この間に、ばね44がデッドポイントを越え、顎部材24は解放位置に付勢される。
屋根R上に太陽電池パネルPを取り付ける場合には、まず屋根R上に少なくとも4つのベース金具1を相互に所定間隔を置いてボルト8で固定する。このベース金具1上に、少なくとも2本のベースパイプ2を互いに平行に敷設する。2本のベースパイプ2の4箇所に下部直交クランプでベースパイプ2と支持パイプ1との交差部に対応する位置のベースパイプ上に、下部直交クランプ5で起立パイプ4の下部を結合し、四方に起立パイプ4を立ち上げる。起立パイプ4の上部に、上部直交クランプ6で少なくとも2本の支持パイプ3を結合して、これをベースパイプ2に対して井桁状に固定する。太陽電池パネルPの縦枠P1の下面に予めボルト止めされている接続金具7の顎部材24を解放位置に配置した状態で、ブラケット23の保持凹部27に支持パイプ3を受け入れるように太陽電池パネルPを配置する。太陽電池パネルPを支持パイプ3に押しつけるように操作することにより、顎部材24が、解放位置から保持位置へ、付勢手段26のデッドポイントを越えて回転する。これで自動的に太陽電池パネルPが支持パイプ3上に固定される。
太陽電池パネルPを支持パイプ3上にいったん固定した後、例えば太陽電池パネルPの縦方向一端側の一対の接続金具7のストッパ25を非ロック位置(時計方向)へ回転させて、太陽電池パネルPの一端側を支持パイプ3から引き剥がすように操作すると、一端側が支持パイプ3から外れ、他端側の接続金具7が支持パイプ3に対して相対回転することで、太陽電池パネルPの縦方向一端側を容易に引き起こすことができる。この状態で、太陽電池パネルPの結線作業を容易に行うことができる。再度の固定も容易である。
1 ベース金具
2 ベースパイプ
3 支持パイプ
4 起立パイプ
5 下部直交クランプ
6 上部直交クランプ
7 接続金具
8 ボルト
9 ベース金具の本体
10 把持アーム
11 アイボルト
12 底板
13 支持板
14 ボルト挿通孔
15 円弧状切欠
16 枢ピン
17 湾曲部
18 切欠溝
19 枢ピン
20 アイ部
21 ねじ部
22 ナット
23 ブラケット
24 顎部材
25 ストッパ
30 軸
31 軸
33 支持板
40 開口
27 凹部
48 突出部
34 支持板
35 凹状保持面
36 第1の脚
37 第1の脚
39 係合部
38 開口
41 ガイド孔
42 ガイド軸
26 付勢手段
43 ばねガイド
44 ばね
45 長孔
46 軸
47 係合凹部
32 ばね
28 ロック部
29 回転操作部
49 軸受部
52 デテントボール
53 デテント孔
50 当接面
51 当接片
P 太陽電池パネル
P1 縦枠
P2 横枠

Claims (2)

  1. 各一対の縦枠と横枠からなる枠材により四囲を包囲された縦長矩形の太陽電池パネルを屋根上に、固定するための取り付け構造であって、
    屋根上に相互に所定間隔を置いてボルトで固定される少なくとも4つのベース金具と、
    このベース金具を介して屋根上に互いに平行に敷設される単管パイプからなる少なくとも2本のベースパイプと、
    このベースパイプ上に所定の間隔を置き、かつ相互間に太陽電池パネルの縦枠の長さ寸法より小なる間隔を置いて、ベースパイプと直交方向に井桁状に配置される単管パイプからなる少なくとも一対の支持パイプと、
    前記ベースパイプ上に前記支持パイプを支持するために、両パイプの交差部対応位置のベースパイプ上に上向きに立ち上げられる単管パイプからなる起立パイプと、
    この起立パイプの下部と前記ベースパイプとを結合するための下部直交クランプと、
    前記起立パイプの所定高さ位置に前記支持パイプを結合するための上部直交クランプと、
    太陽電池パネルの各縦枠の下面に、前記支持パイプをの相互間隔に対応する相互間隔を置いて固着され、支持パイプを把持する接続金具とを具備し、
    前記ベースパイプを支持するベース金具は、屋根に植立される一対のルーフボルトを挿通させる一対のボルト孔を有する底板と、底板の対向両縁から直角に立ち上がり、前記ベースパイプの下部を受ける上開きの円弧状切り欠きを有する一対の支持板とを有する本体と;支持板の一端側に基端部が枢着され、中間にベースパイプの上部を受けて支持板との間にベースパイプを把持するための円弧状湾曲部を有し、先端側にボルト挿通用の切り欠き溝を有する把持アームと;支持板の他端側にアイ部が枢着され、ねじ部を把持アームの切り欠き溝に挿通してナットで把持アームを締め付け可能なアイボルトとを具備し、
    前記接続金具は、前記太陽電池パネルの縦枠の下面にボルト止めされ前記支持パイプを受ける円弧状保持凹部を太陽電池パネルの反対側へ開口させたブラケットと;このブラケットに枢支されることで、保持位置と解放位置との間を回転自在で、保持位置においてブラケットの保持凹部の開口を閉じて保持凹部との間に前記支持パイプを抱持し、解放位置において保持凹部の開口を開いて支持パイプを解放し、又は開口へ進入する支持パイプを受け入れて保持位置へ回転可能な顎部材と;中間部において前記ブラケットに枢支されることで、ロック位置と非ロック位置との間を回転自在で、常時はロック位置に回転付勢され、一端側にロック部を有すると共に、他端側に回転操作部を有し、ロック位置において顎部材が保持位置から解放位置へ回転する経路上にロック部を配置して顎部材の回転を阻止するが、解放位置から保持位置へ回転する顎部材に押されて顎部材の回転経路から退避することで顎部材の保持位置への通過を許容し、また非ロック位置において顎部材が保持位置から解放位置へ回転する経路の外にロック部を配置して顎部材の回転を許容するストッパと;前記ブラケットと前記顎部材との間に介設され、顎部材の回転途上でデッドポイントを越えて顎部材をロック位置又は非ロック位置に選択的に保持するよう付勢する付勢手段とを具備することを特徴とする太陽電池パネルの取り付け構造。
  2. 請求項1に記載の取り付け構造を用いて屋根上に太陽電池パネルを取り付ける方法であって、
    屋根上に相互に所定間隔を置いてボルトで少なくとも4つの前記ベース金具を固定する工程と、
    このベース金具上に前記ベースパイプを把持して、少なくとも2本のベースパイプを互いに平行に敷設する工程と、
    前記ベースパイプと前記支持パイプとの交差部対応位置のベースパイプ上に、前記下部直交クランプで前記起立パイプの下部を結合する工程と、
    前記起立パイプの上部に前記上部直交クランプで前記支持パイプを結合して、少なくとも2本の支持パイプを前記ベースパイプに対して井桁状に固定する工程と、
    太陽電池パネルの縦枠の下面に予めボルト止めされている前記接続金具の顎部材を解放位置に配置した状態で、前記ブラケットの保持凹部に前記支持パイプを受け入れるように太陽電池パネルを配置し、これを支持パイプに押しつけるように操作することにより、顎部材を解放位置から保持位置へ前記付勢手段のデッドポイントを越えて回転させ、太陽電池パネルを支持パイプ上に固定する工程と、を含むことを特徴とする太陽電池パネルの取り付け方法。
JP2011018491A 2011-01-31 2011-01-31 太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法 Active JP5200125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011018491A JP5200125B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011018491A JP5200125B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012158896A true JP2012158896A (ja) 2012-08-23
JP5200125B2 JP5200125B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=46839656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011018491A Active JP5200125B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5200125B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256862A (ja) * 2013-09-26 2013-12-26 Sk:Kk 太陽光パネルの設置、取付に伴うガイドレール
KR101495104B1 (ko) * 2012-12-17 2015-02-26 보성파워텍 주식회사 태양광 발전모듈 지지 브라켓
JP2019090225A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 ニイガタ製販株式会社 折板屋根用ソーラーパネル取付装置
JP2019196701A (ja) * 2019-07-17 2019-11-14 ニイガタ製販株式会社 折板屋根用ソーラーパネル取付装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667654U (ja) * 1993-02-26 1994-09-22 株式会社北川堂製作所 ルームエアコンの屋外機の縦置き屋根台
JP2001303724A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Matsushita Electric Works Ltd 太陽電池モジュールの取付構造
JP2006104770A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Hiroshi Ueno 太陽電池パネルの据付具
JP2010248763A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Sakata Seisakusho:Kk 太陽電池モジュールの固定金具及び固定方法
JP2011006937A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Takigen Mfg Co Ltd 管体把持金具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667654U (ja) * 1993-02-26 1994-09-22 株式会社北川堂製作所 ルームエアコンの屋外機の縦置き屋根台
JP2001303724A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Matsushita Electric Works Ltd 太陽電池モジュールの取付構造
JP2006104770A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Hiroshi Ueno 太陽電池パネルの据付具
JP2010248763A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Sakata Seisakusho:Kk 太陽電池モジュールの固定金具及び固定方法
JP2011006937A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Takigen Mfg Co Ltd 管体把持金具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101495104B1 (ko) * 2012-12-17 2015-02-26 보성파워텍 주식회사 태양광 발전모듈 지지 브라켓
JP2013256862A (ja) * 2013-09-26 2013-12-26 Sk:Kk 太陽光パネルの設置、取付に伴うガイドレール
JP2019090225A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 ニイガタ製販株式会社 折板屋根用ソーラーパネル取付装置
JP2019196701A (ja) * 2019-07-17 2019-11-14 ニイガタ製販株式会社 折板屋根用ソーラーパネル取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5200125B2 (ja) 2013-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724239B2 (ja) 管体把持金具
JP5291693B2 (ja) パネル材の自立型固定金具
JP5200125B2 (ja) 太陽電池パネルの取り付け構造と取り付け方法
US20170224569A1 (en) Gripping claw for mounting on a slide rail of an operating table
JP2011236611A (ja) 太陽電池モジュールの設置方法およびその設置構造
TW201237284A (en) Clamp mechanism
JP5535255B2 (ja) 管体固定装置及び管体固定金具
EP2737976A2 (en) Clamp assembly
JP5270719B2 (ja) 管体把持装置
JP5722119B2 (ja) パイプクランプ
TWI456590B (zh) 管道提升工具及方法
CN211572650U (zh) 一种h型钢夹紧吊装装置
JP5686451B1 (ja) 仮設足場用連結器具
JP2016034210A (ja) 太陽光発電パネル取付用クランプ金具
JP5588741B2 (ja) 屋根上設置物の取付装置
JP5437412B2 (ja) 管体把持具
JP5129947B2 (ja) 足場固定装置におけるキャッチクランプ
KR20170042069A (ko) 복공판 체결장치 및 이에 의한 복공판 구조물
JP4005537B2 (ja) 足場板用幅木
CN219075455U (zh) 一种管道检测定位机构
CN220118801U (zh) 一种方便调节卡固松紧的紧固件
JP5722120B2 (ja) パネル取付具
CN216641413U (zh) 一种梁卡扣
JP2010223240A (ja) 連結クランプ
JP3156385U (ja) 快速トグルクランプの安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5200125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250