JP2012154699A - 自動車のテスト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車速が車速指令値になるようアクセルペダルやブレーキペダルを制御する自動運転制御を実行する際にアクセルペダルやブレーキペダルの操作量の急変を抑制する。
【解決手段】アクセルペダルがオンされているときにはアクセルブレーキ踏み替え時間設定値aを先読み時間Xに設定し(ステップS100,S120)、アクセルペダル63がオンされているときにタイミングT1で車速指令値V*が減少することが予測されたときにはタイミングT1より先読み時間Xだけ早いタイミングでアクセルペダル63がオフされると共にタイミングT1でブレーキペダル65がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御する(ステップS150)。これにより、車速Vを車速パターンに追従させることができ、ブレーキペダル65の操作量の急増を抑制することができる。
【選択図】図2
【解決手段】アクセルペダルがオンされているときにはアクセルブレーキ踏み替え時間設定値aを先読み時間Xに設定し(ステップS100,S120)、アクセルペダル63がオンされているときにタイミングT1で車速指令値V*が減少することが予測されたときにはタイミングT1より先読み時間Xだけ早いタイミングでアクセルペダル63がオフされると共にタイミングT1でブレーキペダル65がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御する(ステップS150)。これにより、車速Vを車速パターンに追従させることができ、ブレーキペダル65の操作量の急増を抑制することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車のテスト装置に関する。
従来、自動車としては、ハイドロプレーニング現象やカーブ路走行などのイベントが生じたときにはそのときの運転者のアクセルやブレーキの操作方法など運転者の癖を予め記憶しておき、次にイベントが生じたときには運転者の実際のアクセルやブレーキの操作に先立ち記憶している運転者の癖に基づいてアクセルやブレーキを操作する支援制御を実行するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、こうした制御により、イベントが生じたときに運転者の癖に合致した支援制御を行なうことできるとしている。
ところで、燃費などの各種データの収集を目的として上述の自動車をテストするテスト装置では、自動車の車速が予め定めた車速指令値になるようアクセルペダルやブレーキペダルを制御する自動運転制御が実行される。こうしたテスト装置では、運転者の操作を忠実に再現するために、ブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み替えやアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替えに多少の時間を設けている場合には、車速が車速指令値と乖離して、車速を車速指令値に追従させるためにアクセルペダルの操作量やブレーキペダルの操作量が急変して、精度良いデータの収集ができなくなってしまう。
本発明の自動車のテスト装置は、車速が車速指令値になるようアクセルペダルやブレーキペダルを制御する自動運転制御を実行する際に、アクセルペダルやブレーキペダルの操作量の急変を抑制することを主目的とする。
本発明の自動車のテスト装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動車のテスト装置は、
アクセルペダルの操作量に応じて動力を車軸に出力する動力源とブレーキペダルの操作量に応じて前記車軸に制動力を付与するブレーキ装置とを有する自動車を自動運転する所定の自動運転指示がなされたときには、前記自動車の車速が予め定められた車速指令値になるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御する制御手段、を備える前記自動車のテスト装置において、
前記アクセルペダルがオンされているときには予め定められた第1の時間を先読み時間に設定し、前記ブレーキペダルがオンされているときには予め定められた第2の時間を前記先読み時間に設定する先読み時間設定手段
を備え、
前記制御手段は、前記アクセルペダルがオンされているときに第1のタイミングで前記車速指令値が減少することが予測されたときには、前記第1のタイミングより前記先読み時間だけ早いタイミングで前記アクセルペダルがオフされると共に前記第1のタイミングで前記ブレーキペダルがオンされるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御し、前記ブレーキペダルがオンされているときに第2のタイミングで前記車速指令値が増加することが予測されたときには、前記第2のタイミングより前記先読み時間だけ早いタイミングで前記ブレーキペダルがオフされると共に前記第2のタイミングで前記アクセルペダルがオンされるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御する手段である、
ことを要旨とする。
アクセルペダルの操作量に応じて動力を車軸に出力する動力源とブレーキペダルの操作量に応じて前記車軸に制動力を付与するブレーキ装置とを有する自動車を自動運転する所定の自動運転指示がなされたときには、前記自動車の車速が予め定められた車速指令値になるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御する制御手段、を備える前記自動車のテスト装置において、
前記アクセルペダルがオンされているときには予め定められた第1の時間を先読み時間に設定し、前記ブレーキペダルがオンされているときには予め定められた第2の時間を前記先読み時間に設定する先読み時間設定手段
を備え、
前記制御手段は、前記アクセルペダルがオンされているときに第1のタイミングで前記車速指令値が減少することが予測されたときには、前記第1のタイミングより前記先読み時間だけ早いタイミングで前記アクセルペダルがオフされると共に前記第1のタイミングで前記ブレーキペダルがオンされるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御し、前記ブレーキペダルがオンされているときに第2のタイミングで前記車速指令値が増加することが予測されたときには、前記第2のタイミングより前記先読み時間だけ早いタイミングで前記ブレーキペダルがオフされると共に前記第2のタイミングで前記アクセルペダルがオンされるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御する手段である、
ことを要旨とする。
この本発明の自動車では、アクセルペダルがオンされているときには予め定められた第1の時間を先読み時間に設定し、ブレーキペダルがオンされているときには予め定められた第2の時間を先読み時間に設定し、アクセルペダルがオンされているときに第1のタイミングで車速指令値が減少することが予測されたときには、第1のタイミングより先読み時間だけ早いタイミングでアクセルペダルがオフされると共に第1のタイミングでブレーキペダルがオンされるようアクセルペダルとブレーキペダルとを制御し、ブレーキペダルがオンされているときに第2のタイミングで車速指令値が増加することが予測されたときには、第2のタイミングより先読み時間だけ早いタイミングでブレーキペダルがオフされると共に第2のタイミングでアクセルペダルがオンされるようアクセルペダルとブレーキペダルとを制御する。これにより、第1のタイミングでアクセルペダルをオフした後にブレーキペダルをオンするものや第2のタイミングでブレーキペダルをオフした後にアクセルペダルをオンするものに比して、車速を車速指令値に追従させることができ、アクセルペダルの操作量やブレーキペダルの操作量の急変を抑制することができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、自動車20をテストする本発明の一実施例としてテスト装置10の構成の概略を示す構成図である。まずは、テスト装置10の構成の説明に先立って、自動車20の構成について説明する。自動車20は、図示するように、ガソリンや軽油などを燃料としアクセルペダル63の操作に応じて動力を出力するエンジン22と、駆動輪24a,24bにデファレンシャルギヤ26を介して接続された駆動軸28にエンジン22からの動力を変速して出力するトランスミッション30と、ブレーキペダル65の操作に応じて油圧を発生させるハイドロブースタ92と駆動輪24a,24b,従動輪25a,25bに取り付けられたブレーキホイールシリンダ32a,32b,33a,33bへの油圧を調整するブレーキアクチュエータ94とを有する油圧ブレーキ装置90と、イグニッションスイッチ60からのイグニッション信号やシフトレバー61のポジションを検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジション,アクセルペダル63の操作量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル65の操作量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキポジションBP、車速センサ68からの車速Vなどが入力されると共にエンジン22やトランスミッション30,ブレーキアクチュエータ94などを制御する電子制御ユニット50と、を備える。自動車20は、各種データの測定のため、図示しないローラの上に載置されており、実際に路面を走行しなくともエンジン22から動力を出力してローラを回して走行することができる。
こうして構成された自動車20では、基本的には、電子制御ユニット50により、アクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Accに応じたスロットル開度でエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などが実行される。自動車20は、こうした制御により、駆動軸28に動力を出力して走行することができる。
また、自動車20では、ブレーキペダル65が踏み込まれたときには、電子制御ユニット50により、ブレーキペダル65の踏み込み力(ブレーキ踏力)に対して油圧ブレーキにより車両に付与すべき制動力が図示しないマップから導出され、導出された制動力が付与されるように、ブレーキアクチュエータ94が制御されることにより各ブレーキホイールシリンダ32a,32b,33a,33bの油圧が調節される。自動車20では、こうした制御により、ブレーキ踏力に応じた制動力を付与することができる。
テスト装置10は、自動車20のアクセルペダル63に取り付けられアクセルペダル63の操作量を調整するアクセル操作量調整装置12と、自動車20のブレーキペダル65に取り付けられブレーキペダル65の操作量を調整するブレーキ操作量調整装置14と、自動車20の自動運転を指示する自動運転指示スイッチ16からの自動運転指示信号などを入力すると共にアクセル操作量調整装置12やブレーキ操作量調整装置14を制御する制御装置18と、を備える。なお、制御装置18は、自動車20の電子制御ユニット50と通信により、車速センサ68からの車速Vなど必要なデータがやり取りしている。
こうして構成されたテスト装置10では、自動運転指示スイッチ16がオンされたとき、すなわち、自動運転が指示されたときには、基本的には、車速Vが予め定められた車速パターンに基づく車速指令値V*になるようアクセル操作量調整装置12やブレーキ操作量調整装置14を制御してアクセルペダル63の操作量やブレーキペダル65の操作量を調整する。ここで、車速パターンは、例えば、10モード燃費の測定など自動車20をテストするために予め定められた車速の時間変化を用いるものした。
次に、こうして構成されたテスト装置10で自動車20を自動運転する際の動作について説明する。図2は、テスト装置10の制御装置18により実行される自動運転制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、自動運転指示スイッチ16がオンとなったときに実行される。自動運転制御ルーチンが実行されると、アクセル操作量調整装置12やブレーキ操作量調整装置14の制御量に基づいてアクセルペダル63の操作量とブレーキペダル65の操作量とを調べ(ステップS100,S110)、アクセルペダル63の操作量が0%より大きいとき、すなわち、アクセルペダル63がオンであるときには、アクセルペダル63からブレーキペダル65に踏み替えるのに要する時間として予め定められたアクセルブレーキ踏み替え時間設定値a[sec]を車速指令値Vの先読み時間Xに設定する(ステップS120)。ここで、アクセルブレーキ踏み替え時間設定値aは、運転者がアクセルペダル63からブレーキペダル65への踏み替えを行なったと仮定したときに、踏み替えに要する時間として予め定められた所定値を用いるものとした。
こうして先読み時間Xを設定すると、車速パターンに基づいて車速指令値V*が減少するタイミングT1を予測し、タイミングT1より先読み時間Xだけ早いタイミングでアクセルペダル63がオフされると共にタイミングT1でブレーキペダル65がオンされるようアクセル操作量調整装置12とブレーキ操作量調整装置14によりアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。運転者がアクセルペダル63からブレーキペダル65への踏み替えを行なう場合、アクセルペダル63からブレーキペダル65への踏み替えに時間を要するため、タイミングT1でアクセルペダル63をオフした後にブレーキペダル65をオンすると車速Vが車速指令値V*に追従しなくなる。車速Vが車速指令値V*に追従しなくなると、車速Vが車速指令値V*に追従するようブレーキペダル65の操作量が急増して、精度良い測定ができなる場合がある。実施例では、タイミングT1より先読み時間Xだけ早い時間でアクセルペダル63をオフしてタイミングT1でブレーキペダル65をオンすることにより、より人間に近いペダルの踏み替え操作で自動運転を行なうことができると共にブレーキペダル65の操作量の急増を抑制することができる。
アクセルペダル63の操作量が0%でブレーキペダル65の操作量が0%より大きいとき、すなわち、アクセルペダル63がオフでブレーキペダル65がオンされているときには、ブレーキペダル65からアクセルペダル63に踏み替えるのに要する時間として予め定められたブレーキアクセル踏み替え時間設定値b[sec]を先読み時間Xに設定する(ステップS130)。ここで、ブレーキアクセル踏み替え時間設定値bは、運転者がブレーキペダル65からアクセルペダル63への踏み替えを行なったと仮定したときに、踏み替えに要する時間として予め定められた所定値を用いるものとした。
こうして先読み時間Xを設定すると、車速パターンに基づいて車速指令値V*が増加するタイミングT2を予測し、タイミングT2より先読み時間Xだけ早いタイミングでブレーキペダル65がオフされると共にタイミングT2でアクセルペダル63がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。図3は、車速パターンやブレーキペダル65がオンからオフされたときのアクセルペダル63,ブレーキペダル65の操作量、車速指令値V*、車速Vの時間変化の一例を示す説明図である。図中、実線は実施例における車速パターン,アクセルペダル63,ブレーキペダル65の操作量、車速指令値V*、車速Vの時間変化の一例を示しており、破線は、比較例としてタイミングT2でブレーキペダル65をオフした後にアクセルペダル63をオンした場合のアクセルペダル63,ブレーキペダル65の操作量、車速Vの時間変化の一例を示している。運転者がブレーキペダル65からアクセルペダル63への踏み替えを行なったと仮定すると、ブレーキペダル65からアクセルペダル63への踏み替えに時間を要するため、タイミングT2でブレーキペダル65をオフした後にアクセルペダル63をオンすると車速Vが車速指令値V*に追従しなくなる。車速Vが車速指令値V*に追従しなくなると、車速Vが車速指令値V*に追従するようアクセルペダル63の操作量が急増して、精度良い測定ができなる場合がある。実施例では、タイミングT2より先読み時間Xだけ早い時間でブレーキペダル65をオフしてタイミングT2でアクセルペダル63をオンすることにより、より人間に近いペダルの踏み替え操作で自動運転を行なうことができると共にアクセルペダル63の操作量の急増を抑制することができる。
アクセルペダル63の操作量もブレーキペダル65の操作量も共に0%であるとき、すなわち、アクセルペダル63とブレーキペダル65とが共にオフであるときには、アクセルブレーキ踏み替え時間設定値aとブレーキアクセル踏み替え時間設定値bとのうち小さいほうの値やアクセルブレーキ踏み替え時間設定値aおよびブレーキアクセル踏み替え時間設定値bの双方より小さい値とした予め定めた設定値cを先読み時間Xに設定する(ステップS140)。そして、車速パターンに基づいて車速指令値V*が増加または減少するタイミングT3を予測し、車速指令値V*が増加するときにはタイミングT3より先読み時間Xだけ早いタイミングでブレーキペダル65がオフされると共にタイミングT3でアクセルペダル63がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御し、車速指令値V*が減少するときにはタイミングT3より先読み時間Xだけ早いタイミングでアクセルペダル63がオフされると共にタイミングT3でブレーキペダル65がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。こうした制御により、アクセルペダル63とブレーキペダル65とが共にオフであるときでも、アクセルペダル63やブレーキペダル65の操作量の急増を抑制することができる。
以上説明した実施例のテスト装置10によれば、アクセルペダル63がオンされているときにはアクセルブレーキ踏み替え時間設定値aを先読み時間Xに設定し、ブレーキペダル65がオンされているときにはブレーキアクセル踏み替え時間設定値bを先読み時間Xに設定し、アクセルペダル63がオンされているときにタイミングT1で車速指令値V*が減少することが予測されたときにはタイミングT1より先読み時間Xだけ早いタイミングでアクセルペダル63がオフされると共にタイミングT1でブレーキペダル65がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御し、ブレーキペダル65がオンされているときにタイミングT2で車速指令値V*が増加することが予測されたときにはタイミングT2より先読み時間Xだけ早いタイミングでブレーキペダル65がオフされると共にタイミングT2でアクセルペダル63がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御することにより、アクセルペダル63やブレーキペダル65の操作量の急変を抑制することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、アクセルペダル63がオンされているときにはアクセルブレーキ踏み替え時間設定値aを先読み時間Xに設定し、ブレーキペダル65がオンされているときにはブレーキアクセル踏み替え時間設定値bを先読み時間Xに設定する図2の自動運転時制御ルーチンのステップS100〜S130の処理を実行する制御装置18が「先読み時間設定手段」に相当し、自動運転指示スイッチ16がオンされたときに車速Vが車速指令値V*となるようアクセルペダル63やブレーキペダル65を制御したり、アクセルペダル63がオンされているときにタイミングT1で車速指令値V*が減少することが予測されたときにはタイミングT1より先読み時間Xだけ早いタイミングでアクセルペダル63がオフされると共にタイミングT1でブレーキペダル65がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御し、ブレーキペダル65がオンされているときにタイミングT2で車速指令値V*が増加することが予測されたときにはタイミングT2より先読み時間Xだけ早いタイミングでブレーキペダル65がオフされると共にタイミングT2でアクセルペダル63がオンされるようアクセルペダル63とブレーキペダル65とを制御する図2の自動運転時制御ルーチンのステップS150の処理を実行する制御装置18が「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車のテスト装置の製造産業などに利用可能である。
10 テスト装置、12 アクセル操作量調整装置、14 ブレーキ操作量調整装置、16 自動運転指示スイッチ、18 制御装置、20 自動車、22 エンジン、24a,24b 駆動輪、25a,25b 従動輪、26 デファレンシャルギヤ、28 駆動軸、30 トランスミッション、32a,32b,33a,33b ブレーキホイールシリンダ、50 電子制御ユニット、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ、90 油圧ブレーキ装置、92 ハイドロブースタ、94 ブレーキアクチュエータ。
Claims (1)
- アクセルペダルの操作量に応じて動力を車軸に出力する動力源とブレーキペダルの操作量に応じて前記車軸に制動力を付与するブレーキ装置とを有する自動車を自動運転する所定の自動運転指示がなされたときには、前記自動車の車速が予め定められた車速指令値になるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御する制御手段、を備える前記自動車のテスト装置において、
前記アクセルペダルがオンされているときには予め定められた第1の時間を先読み時間に設定し、前記ブレーキペダルがオンされているときには予め定められた第2の時間を前記先読み時間に設定する先読み時間設定手段
を備え、
前記制御手段は、前記アクセルペダルがオンされているときに第1のタイミングで前記車速指令値が減少することが予測されたときには、前記第1のタイミングより前記先読み時間だけ早いタイミングで前記アクセルペダルがオフされると共に前記第1のタイミングで前記ブレーキペダルがオンされるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御し、前記ブレーキペダルがオンされているときに第2のタイミングで前記車速指令値が増加することが予測されたときには、前記第2のタイミングより前記先読み時間だけ早いタイミングで前記ブレーキペダルがオフされると共に前記第2のタイミングで前記アクセルペダルがオンされるよう前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルとを制御する手段である、
自動車のテスト装置。
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Cited By (1)
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JP2019177856A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車速制御装置 |
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2011
- 2011-01-24 JP JP2011012421A patent/JP2012154699A/ja active Pending
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JP2019177856A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車速制御装置 |
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