JP2012153028A - インクジェットヘッド及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体クロストークを抑制できるインクジェットヘッド及び記録装置を提供する。
【解決手段】インクジェットヘッド5は、複数の吐出孔29aにそれぞれ通じる複数の加圧室31と、複数の加圧室31にそれぞれ通じる複数の供給孔33と、複数の供給孔33が内周面に開口する副流路27cとが形成された基体21を有する。複数の供給孔33は、副流路27cの延びる方向に2列で配列されており、一方の列(第2供給孔33−F2の列)は、副流路27cの一方及び他方の側面よりも副流路27cの中央に近い位置に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェットヘッド及び記録装置に関する。
複数の吐出孔に通じる複数の加圧室と、当該複数の加圧室に通じる複数の供給孔と、当該複数の供給孔が内周面に開口する共通流路(リザーバ)とを有するインクジェットヘッドが知られている(例えば特許文献1)。共通流路から複数の吐出孔に至る空間にはインクが満たされている。そして、複数の加圧室の容積が変化してインクに圧力が付与されることにより、複数の加圧室から複数の吐出孔へインクが送出され、複数のインク滴が複数の吐出孔から吐出される。また、複数の加圧室へは複数の供給孔を介して共通流路からインクが補充される。
特開平11−309877号公報
上記のような構成のインクジェットヘッドにおいては、複数組の吐出孔、加圧室及び供給孔に対して共通流路が共通化されている。従って、共通流路内における供給孔間の圧力伝搬により、複数組の吐出孔、加圧室及び供給孔内のインクの圧力は、相互に影響する(流体クロストークが生じる)。その結果、インク滴の吐出速度にばらつきが生じるなどの不都合が生じる。
本発明の目的は、流体クロストークを抑制できるインクジェットヘッド及び記録装置を提供することにある。
本発明の一態様に係るインクジェットヘッドは、複数の吐出孔にそれぞれ通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室にそれぞれ通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、前記複数の供給孔は、前記共通流路の延びる方向に2列で配列されており、一方の列は、前記共通流路の一方及び他方の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されている。
好適には、他方の列は、前記共通流路の中央よりも前記共通流路の前記一方の側面に近い位置に配置されている。
好適には、前記一方の列の供給孔と、前記他方の列の供給孔とは、前記共通流路の延びる方向において交互に配置されている。
本発明の一態様に係るインクジェットヘッドは、複数の吐出孔にそれぞれ通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室にそれぞれ通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、前記複数の供給孔の一部は、前記共通流路の一方及び他方の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されており、前記複数の供給孔の残りは、前記共通流路の中央よりも前記共通流路の前記一方の側面に近い位置に配置されている。
本発明の一態様に係る記録装置は、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを制御する制御部と、を有し、前記インクジェットヘッドは、複数の吐出孔に通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室に通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、前記複数の供給孔は、前記共通流路の延びる方向に2列で配列されており、一方の列は、前記共通流路の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されており、前記制御部は、他方の列の供給孔に通じる加圧室に対する圧力付与の開始タイミングに対して、1ドットの記録を行う周期よりも短い時間差で遅れて、前記一方の列の供給孔に通じる加圧室に対して圧力付与を開始するように、前記インクジェットヘッドを制御する。
本発明の一態様に係る記録装置は、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを制御する制御部と、を有し、前記インクジェットヘッドは、複数の吐出孔に通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室に通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、前記複数の供給孔の一部は、前記共通流路の一方及び他方の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されており、前記複数の供給孔の残りは、前記共通流路の中央よりも前記共通流路の前記一方の側面に近い位置に配置されており、前記制御部は、前記複数の供給孔の前記残りに通じる加圧室に対する圧力付与の開始タイミングに対して、1ドットの記録を行う周期よりも短い時間差で遅れて、前記複数の供給孔の前記一部に通じる加圧室に対して圧力付与を開始するように、前記インクジェットヘッドを制御する。
上記の構成によれば、流体クロストークを抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る記録装置の要部を模式的に示す斜視図。 図1の記録装置のインクジェットヘッドの一部を破断・拡大して示す模式的な斜視図。 図1の記録装置のインクジェットヘッドを模式的に示す平面図。 図3の領域IVにおいて流路の構成を示す平面透視図。 図3のインクジェットヘッドにおけるインク滴の吐出タイミングを説明する図。 図6(a)〜図6(c)は図3のインクジェットヘッドの作用を説明するための模式図。 第2の実施形態のインクジェットヘッドの吐出素子を示す断面図。 図7のインクジェットヘッドの流路の構成を示す平面透視図。 図7のインクジェットヘッドにおけるインク滴の吐出タイミングを説明する図。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る記録装置1の要部を模式的に示す斜視図である。
なお、記録装置1及び後述するインクジェットヘッド5は、いずれの方向が上方または下方とされてもよいものであるが、以下では、便宜的に、直交座標系xyzを定義するとともに、z方向の正側(図1の紙面上方)を上方として、上面、下面等の用語を用いることがあるものとする。
記録装置1は、例えば、メディア(例えば紙)101を矢印y1で示す方向へ搬送する搬送部3と、搬送されているメディア101に向けてインク滴を吐出するヘッド5と、搬送部3及びヘッド5の動作を制御する制御部7とを有している。
搬送部3は、例えば、不図示の供給スタックに積層された複数のメディア101を一ずつ不図示の排出スタックへ搬送する。搬送部3は、公知の適宜な構成とされてよい。図1では、搬送経路がストレートパスとされ、メディア101に当接するローラ9と、ローラ9を回転させるモータ11とが設けられた搬送部が例示されている。
ヘッド5は、メディア101の搬送経路の途中に配置されており、z方向の正側からメディア101に対向する。ヘッド5は、メディア101の印画面及び搬送方向に直交する方向(主走査方向、x方向)にシャトル運動を行うシリアルヘッドであってもよいし、当該直交する方向に(ほぼ)固定されたラインヘッドであってもよい。なお、本実施形態においては、ヘッド5がラインヘッドである場合を例に挙げて説明するものとする。
ヘッド5は、x方向の複数位置においてインク滴をメディア101に吐出、付着させる。当該動作が、メディア101の搬送に伴って繰り返し行われることにより、メディア101には2次元画像が形成される。
制御部7は、例えば、CPU、ROM、RAM及び外部記憶装置を含んで構成されている。制御部7は、モータ用ドライバ13に制御信号を出力することにより、所望の電圧をモータ11に印加して、モータ11を制御する。同様に、制御部7は、ヘッド用ドライバ15に制御信号を出力することにより、所望の電圧をヘッド5に印加して、ヘッド5を制御する。
図2は、ヘッド5の一部を破断・拡大して示す模式的な斜視図である。なお、図2の下方がメディア101に対向する側である。
ヘッド5は、例えば、圧電素子の機械的歪によりインクに圧力を付与するピエゾ式のヘッドである。ヘッド5は、インク滴を吐出する複数の吐出素子19を有している。複数の吐出素子19は、xy平面において配列されており、各吐出素子19はメディア101上の1ドットに対応している。
また、別の観点では、ヘッド5は、インクを貯留する空間を形成する基体21と、基体21に貯留されているインクに圧力を付与するためのアクチュエータユニット23(一部基体21に兼用)とを有している。複数の吐出素子19は、基体21及びアクチュエータユニット23により構成されている。
基体21の内部には、複数の個別流路25と、当該複数の個別流路25に通じる共通流路(マニホールド)27とが形成されている。個別流路25は、吐出素子19毎に設けられている。各個別流路25は、メディア101に対向する吐出孔29aを含むディセンダ(部分流路)29と、吐出孔29aに通じる加圧室31と、加圧室31に通じるとともに、共通流路27の内周面に開口する供給孔33とを有している。また、加圧室31から供給孔34の間の流路の一部は、インクが流れる方向に対する断面積が共通流路27および加圧室31より狭くなっているしぼりとなっている。
複数の個別流路25及び共通流路27にはインクが満たされている。複数の加圧室31の容積が変化してインクに圧力が付与されることにより、複数の加圧室31から複数のディセンダ29へインクが送出され、複数の吐出孔29aからは複数のインク滴が吐出される。また、複数の加圧室31へは複数の供給孔33を介して共通流路27からインクが補充される。
複数の個別流路25及び共通流路27の断面形状若しくは平面形状は、適宜に設定されてよい。本実施形態では、加圧室31は、z方向において一定の厚さに形成されるとともに、z方向に見てx方向及びy方向を対角線方向とする菱形とされている。その菱形のy方向の一方の角部はディセンダ29と連通され、他方の角部は供給孔33と連通されている。
基体21は、例えば、複数の基板が積層されることにより構成されている。具体的には、基体21は、複数の個別流路25及び共通流路27を構成する貫通孔が形成された第1基板35A〜第6基板35F(以下、単に「基板35」ということがある。)と、複数の加圧室31の上面開口を塞ぐ振動板37とを有している。
複数の基板35の厚み及び積層数は、複数の個別流路25及び共通流路27の形状等に応じて適宜に設定されてよい。複数の基板35は、適宜な材料により形成されてよく、例えば、金属、セラミック若しくはシリコンにより形成されている。
アクチュエータユニット23は、例えば、撓みモードで変位する、ユニモルフ型の圧電素子により構成されている。具体的には、例えば、アクチュエータユニット23は、加圧室31側から順に積層された、振動板37、共通電極39、圧電体41及び複数の個別電極43を有している。個別電極43は、吐出素子19毎に設けられている。
振動板37、共通電極39及び圧電体41は、例えば、複数の加圧室31を覆うように複数の加圧室31に共通に設けられている。一方、個別電極43は、加圧室31毎に設けられている。より具体的には、個別電極43は、概ね、加圧室31と相似形(本実施形態では概ね菱形)で、加圧室31の広さよりも若干小さい個別電極本体と、その個別電極本体の角部に接続されている引出電極45とから成っている。
振動板37、共通電極39、圧電体41及び複数の個別電極43は、適宜な材料により形成されてよい。例えば、振動板37は、セラミック、酸化シリコン若しくは窒化シリコンにより形成されている。共通電極39及び複数の個別電極43は、例えば、白金若しくはパラジウムにより形成されている。圧電体41は、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等のセラミックにより形成されている。
圧電体41は、厚さ方向(z方向)を分極方向とされている。従って、共通電極39及び個別電極43に電圧を印加して、圧電体41に対して分極方向に電界を作用させると、圧電体41は面内で収縮する。この収縮により振動板37は、加圧室31側に凸となるように撓み、その結果、加圧室31の体積は変化する。
複数の加圧室31は、概ね、メディア101の搬送方向(y方向)及び搬送方向に直交する方向(x方向)に配列されている(図4も参照)。より具体的には、複数の加圧室31がx方向に配列された列に関しては、隣接する列間においては、x方向の位置を互いに異ならせて交互に加圧室31が配置されており、x方向に見て加圧室31同士がy方向において一部重複している。y方向の配列についても同様である。
図3は、ヘッド5を模式的に示す平面図である。
ヘッド5は、複数(図3では4つ)のブロック51を有している。図3では図示しないが、吐出素子19は、各ブロック51に多数配置されている。アクチュエータユニット23は、例えば、ブロック51毎に設けられている。基体21は、例えば、複数のブロック51に共通に設けられている。ブロック51(アクチュエータユニット23)は、例えば、概ね台形状に形成されており、y方向に見て一部が重複するように互い違いにx方向に配列されている。
図3においては、共通流路27が点線で示されている。共通流路27は、マニホールド状に形成されており、ヘッド5の表面に開口し、不図示のインクタンクからインクが供給される開口部27aと、開口部27aから延びる主流路27bと、主流路27bから分岐する複数の副流路27cとを有している。
図2において示された、共通流路27の、供給孔33が開口する部分は、副流路27cであり、x方向に延びるとともに、y方向に配列されている。副流路27cの断面形状は例えば矩形であり、供給孔33は矩形の上面に開口している。
なお、共通流路27は、ブロック51毎に設けられている。ただし、本実施形態では、複数の共通流路27は、隣接するブロック51間において互いに一部が共有化され、互いに接続されている。
図4は、図3の領域IVにおいて流路の構成を示す平面透視図である。図4においては、加圧室31が実線で示され、供給孔33が実線の丸で示され、ディセンダ29が複数の実線の丸で示され、共通流路27が点線で示されている。一つの加圧室31に繋がっているディセンダ29が複数の丸で示されているのは、ディセンダ29が、x方向およびy方向に位置を変えながら、加圧室31から吐出孔29aに向かって(z方向の負側に向かいながら)いることを表している。
以下では、複数の加圧室31がx方向に配列されて構成された列であって、互いに隣接する列を「第1加圧室列F1」及び「第2加圧室列F2」(以下、単に「加圧室列F」といい、これらを区別しないことがある。)と参照することがある。また、複数の加圧室31を構成要素として持つ複数の吐出素子19及びその吐出素子19構成部分について、「第1」又は「第2」、及び、「−F1」又は「−F2」を付して、第1加圧室列F1及び第2加圧室列F2のいずれに属するものであるか、区別することがある。例えば、第1加圧室列F1に属する加圧室31を構成要素としている複数の吐出素子19の複数の供給孔33を「複数の第1供給孔33−F1」、第2加圧室列F2に属する加圧室31を構成要素としている複数の吐出素子19の複数の供給孔33を「複数の第2供給孔33−F2」と参照することがある。
各加圧室列Fに繋がっている個別流路25において、複数の吐出孔29aは、x方向のピッチが一定とされている。そのx方向のピッチを幅とし、y方向に延びる帯状領域Rにおいては、加圧室列Fのy方向の数と同数の吐出孔29aが含まれている。y方向に配列された複数の加圧室31は、千鳥格子状に配列されている。ディセンダ29は、x方向およびy方向に位置をずらしながら、加圧室31から吐出孔29aに向かうように構成されており、帯状領域Rに含まれる全ての吐出孔29aは、x方向の位置が互いに異なるとともにそのx方向のピッチが一定である。また、このようにディセンダ29により吐出孔29aの位置をずらすことにより、x方向において隣接する吐出孔29aの繋がっている加圧室31を隣接しないものにすることができる。これにより、メディア101上でx方向に隣接して着弾するインク滴を隣接しない加圧室31により吐出されたものにできるので、クロストークを低減できる。
従って、ヘッド5においては、x方向及びy方向に配列された複数の吐出素子19全体として、x方向において所望の解像度が実現されている。加圧室列Fのy方向の数は8とされており(帯状領域Rに8個の吐出孔29aが含まれ)、帯状領域Rの幅は1/75インチであり、ヘッド5は、600dpi(=8/(1/75))の解像度を実現する。他の例として副流路27cのy方向の本数を8本にすれば、加圧室列Fのy方向の数は16となり(帯状領域Rに16個の吐出孔29aが含まれ)、帯状領域Rの幅は1/37.5インチであり、ヘッド5は、600dpi(=16/(1/37.5))の解像度を実現する。
第1加圧室列F1及び第2加圧室列F2は、吐出素子19のy方向の向きが互いに逆向きとなっている。そして、隣接する加圧室列F同士は、x方向に見て、y方向の一方側においては、加圧室31のディセンダ29側同士を互いに重複させ、y方向の他方側においては、加圧室31の供給孔33側同士を互いに重複させている。
一方、副流路27cは、1組の第1加圧室列F1及び第2加圧室列F2に対して1本設けられている。具体的には、副流路27cは、第1加圧室列F1及び第2加圧室列F2の加圧室31の供給孔33側同士を互いに重複させている部分を含むように形成されている。
そして、複数の第1供給孔33−F1は、(その開口面の図心が)副流路27cの中央よりも副流路27cの一方(y方向の正側)の側面に近い位置に配置され、複数の第2供給孔33−F2は、副流路27cの一方及び他方の側面よりも副流路27cの中央に近い位置に配置されている。
好適には、副流路27cを幅方向(y方向)において4等分し、その両側の1/4の領域を第1側方領域RG1、第2側方領域RG2とし、中央の1/2の領域を中央領域RG0とすると、複数の第1供給孔33−F1は、第1側方領域RG1に収まり、複数の第2供給孔33−F2は、中央領域RG0に収まっている。
なお、副流路27cに開口する全ての複数の供給孔33は、第1側方領域RG1及び中央領域RG0に収まり、第2側方領域RG2には収まっていない(副流路27cの中央よりも副流路27cの他方(y方向の負側)の側面に近い位置に配置されていない)。
また、複数の第1供給孔33−F1及び複数の第2供給孔33−F2は、x方向において、交互に配列されており、一方は他方の間(より好適には中間)に位置している。なお、複数の吐出孔29aは、複数の副流路27c間に配置されている。
図5は、制御部7により制御される、複数の吐出素子19における吐出孔29aからのインク滴の吐出タイミングを説明する図である。具体的には、図5は、吐出素子19(共通電極39及び個別電極43)へ出力される吐出信号の波形パターン(時系列変化)を示している。図5の上段は、第1吐出素子19−F1に対する吐出信号に対応し、図5の下段は、第2吐出素子19−F2に対する吐出信号に対応している。図5において、横軸は時刻tを示し、縦軸は電位Eを示している。
まず、図5の上段を参照して、第1吐出素子19−F1及び第2吐出素子19−F2に共通する事項を説明する。ヘッド5の駆動方式は、引き打ち方式、押し打ち方式等の公知の駆動方式から適宜に選択されてよい。以下では、引き打ち方式を例にとって説明する。
引き打ち方式では、駆動に先立って、共通電極39及び個別電極43に電圧が印加されている(時刻t0)。従って、振動板37は撓み、加圧室31の容積は縮小されている。そして、パルスの立ち下り(時刻t1)に対応して、加圧室31の容積は拡大し、インクが加圧室31に引き込まる。この際生じる吐出孔29aから加圧室31に向かう圧力波がしぼりで反射される前後のタイミングで、パルスの立ち上がり(時刻t2)に対応して、加圧室31の容積は縮小し、反射された圧力波と容積の収縮により発生した圧力波が重なるようにして吐出孔29aに向かう。これにより、インク滴が吐出孔29aから吐出される。
このように、幅Tの吐出パルス1つにより1つのインク滴が吐出される。1ドットの記録に対してインク滴の数が増減されること、および幅Tを変えることによりインク滴の量を変えることにより、階調が表現される。図5では、一つのドットに対応して3つのインク滴を吐出する場合を例示している。なお、最後の幅Tのパルスは、残留圧力を除去するためのキャンセルパルスである。
吐出パルスの幅Tは、吐出孔29aからしぼりまでの流路内の液体の固有振動周期の半分、すなわち圧力波が吐出孔29aからしぼり(正確にはしぼりの加圧室31側の端)まで伝わる時間AL(Acoustic Length)の長さ程度の値で、インク滴の飛翔速度および量が極大になる。幅T の値がALから離れるに従って、インク滴の飛翔速度が低くなり、量が少なくなっていくので、幅T を調整することで、インク滴の飛翔速度および量を調整することができる。駆動(加圧室31への圧力付与)開始からキャンセルパルスの終了までの期間Tは、パルスの周波数が一定であれば、パルス数によって規定される。パルス数は、期間Tが1ドットの記録を行う周期T内に収まる数を限度とする。周期Tは、例えば、搬送部3によりメディア101を解像度に応じた距離(例えば解像度が600dpiであれば1/600インチ)で移動させるのに要する時間である。最大パルス数のときの期間Tの終了から周期Tの終了までは、残留圧力がある程度まで低減されるまでの待機時間が設定されてもよい。
次に、第1吐出素子19−F1及び第2吐出素子19−F2の駆動の相違について説明する。第2吐出素子19−F2の駆動は、第1吐出素子19−F1の駆動に対して、遅延時間tdで遅れて開始される。これにより、例えば次のような効果が期待できる。個別電極43と共通電極39とに挟まれた圧電体41が圧電駆動されると、その部分の圧電体41は面方向に収縮し、圧電体41が複数の加圧室31の間で繋がっていると、発生した引張応力が隣接する加圧室31上の圧電体41まで伝わる。このため、隣接する加圧室31上の圧電体41をほぼ同時に圧電駆動すると、それぞれの変位量が低下するが、この影響を低減できる。なお、ここで加圧室31が隣接するとは、辺と辺とが向かい合うようにして隣り合っていることを言う。また、複数の吐出素子19において消費電力のピーク値の到来時期が互いに重なることを避け、ヘッド5全体としての消費電力のピーク値を下げたり、複数の吐出素子19において吐出量のピーク値の到来時期が互いに重なることを避け、共通流路27の流速を下げたりすることができる。また、流体クロストークの抑制も期待される。
遅延時間tdの長さは、第1吐出素子19−F1と第2吐出素子19−F2との間で、メディア101の搬送方向(y方向)の同一位置にドットを形成しようとしたときの位置の差が大きくなり過ぎない範囲で、上述したピーク値低下等の効果が好適に得られるように適宜に設定される。例えば、遅延時間tdの長さは、周期Tよりも短く、好適には、吐出孔29aからしぼりまでの流路内の液体の固有振動周期よりも短い。一例として、遅延時間tdは3.2μsである。なお、第1吐出孔29a−F1と第2吐出孔29a−F2との間における、遅延時間tdに相当する位置ずれが相殺されるように第1吐出孔29a−F1及び第2吐出孔29a−F2の相対位置が決定されてもよい。
図6(a)〜図6(c)は、ヘッド5の作用を説明する図である。
図6(a)は、比較例における副流路27cの模式的な断面図を示している。図6(a)において、第1供給孔33−F1及び第2供給孔33−F2は、副流路27cの両側の側面寄りに配置されている。
第1加圧室33−F1に圧力が付与されると、当該圧力は、第1供給孔33−F1を介して副流路27cに伝搬し、更には、第2供給孔33−F2に伝搬し、流体クロストークを生じる。このときの副流路27cの圧力変動を解析した結果、点線L1で示すように、概ね、副流路27cの側面に圧力波の腹が位置し、副流路27cの幅方向中央に圧力波の節が位置することが分かった。すなわち、副流路27cの中央においては、圧力変動が小さいことが分かった。また、このような圧力波の分布は副流路27cの、インクの流れに直交する方向の断面において、厚さ方向(z方向)よりも幅方向(y方向の)が長い場合において、より明確に生じることが分かった。さらに、このような圧力波の分布は、両端が閉じた管の基本波に相当するものであるので、副流路27cのy方向の中心から片側の側面までの間に存在する供給孔33の列が一列であるため生じ易く、供給孔33から広がる圧力波の周期のひとつは2ALであり、この2ALが前述の基本波の周期よりも短い場合に生じ易い。
一方、実施形態では、複数の供給孔33は、副流路27cの延びる方向に2列(第1供給孔33−F1の列及び第2供給孔33−F2の列)で配列されており、一方の列(第2供給孔33−F2の列)は、副流路27cの一方及び他方の側面よりも副流路27cの中央に近い位置に配置されている。
従って、第1供給孔33−F1の圧力が第2供給孔33−F2に伝搬することによる流体クロストークが抑制される。その結果、例えば、第1吐出素子19−F1と第2吐出素子19−F2との間におけるインク滴の吐出速度のばらつきが抑制され、高品質の画像が形成される。
さらに、実施形態では、他方の列(第1供給孔33−F1の列)は、副流路27cの中央よりも副流路27cの一方の側面に近い位置に配置されている。
この場合、第1供給孔33−F1が副流路27cの一方及び他方の側面よりも副流路27cの中央に近い位置に配置されている場合(この場合も本願発明に含まれる)に比較して、第1供給孔33−F1の圧力変動による副流路27c内の圧力波の分布は、より理想的に、腹が側面に位置し、節が中央に位置する分布となりやすい。従って、上述した第2供給孔33−F2が副流路27cの中央寄りに位置することによる流体クロストークの抑制効果が増大することが期待される。
図6(b)及び図6(c)は、以上の効果を確認するためのシミュレーション計算における副流路27cのモデルを示す平面図である。
図6(b)は、比較例の副流路27cのモデルを示しており、第1供給孔33−F1及び当該第1供給孔33−F1に遅れて圧力変動が生じる第2供給孔33−F2は、副流路27cの両側側方の対称な位置に配置されている。
一方、図6(c)は、実施例の副流路27cのモデルを示しており、第1供給孔33−F1及び第2供給孔33−F2は、比較例に対して、y方向の正側(図6の紙面左側)へΔdだけ移動した位置に配置されている。
第1供給孔33−F1及び第2供給孔33−F2のx方向の位置は互いに同一とした。各種寸法は、d0=1.5625mm、d1=0.16mm、d2=0.33625mm、d3=0.57mm、Δd=0.156mmである。なお、比較例と実施例との差であるΔdは、供給孔33の直径であるd1と概ね同等である。
計算の結果、実施例は、比較例に比較して、第1供給孔33−F1からの圧力伝搬による第2供給孔33−F2における圧力の振幅の最大値が約7%減少した。このように、供給孔33の直径だけ供給孔33の位置をずらすだけで、大きな効果が得られることが確認された。
実施形態では、第1供給孔33−F1と第2供給孔33−F2とは、副流路27cの延びる方向(x方向)において交互に配置されている。従って、図6(c)のように第1供給孔33−F1及び第2供給孔33−F2のx方向の位置が互いに同一の場合(この場合も本願発明に含まれる)に比較して、第2供給孔33−F2の第1供給孔33−F1からの距離は長くなる。その結果、第1供給孔33−F1から第2供給孔33−F2への圧力伝搬が抑制され、流体クロストークの抑制効果の増大が期待される。
なお、同様の観点から、第1供給孔33−F1と第2供給孔33−F2とは、副流路27cの幅方向(y方向)の距離がある程度大きいことが好ましい。例えば、第1供給孔33−F1と第2供給孔33−F2とは、幅方向(y方向)の距離(d3)が副流路27cの幅の1/4以上であることが好ましい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のインクジェットヘッドは、第1の実施形態のインクジェットヘッド5と、個別流路の形状、並びに、吐出タイミングの遅延パターンが相違する。具体的には、以下のとおりである。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態の構成と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付して説明を省略する。
図7は、第2の実施形態の吐出素子219を示す断面図である。
吐出素子219の基体221に形成された個別流路225は、供給孔33と加圧室31との間に、xy平面に沿って延びる連通路232を含んでいる。従って、加圧室31の、供給孔33と連通される側の端部は、必ずしも副流路27cと重なっている必要はない。また、一の吐出素子219の供給孔33は、他の吐出素子219の加圧室31の直下に配置されることが可能である。なお、連通路232はしぼりとしても働く。
図8は、第2の実施形態のヘッドの流路の構成を示す、図4と同様の平面透視図である。
第2の実施形態においては、第1加圧室列F201〜第4加圧室列F204が一組となって、y方向に配列されている。そして、副流路27cは、4つの加圧室列F毎に1本配置されている。
複数の供給孔33は、4列配置されていると捉えることもできるし、2列配置されていると捉えることもできる。いずれにせよ、複数の供給孔33は、副流路27cの一方の側面又は中央に近い位置に配置され、他方の側面に近い位置には配置されていない(好適には、第1側方領域RG1及び中央領域RG0に収まっており、第2側方領域RG2には収まっていない。)。
図9は、制御部7により制御される、複数の吐出素子219における吐出孔29aからのインク滴の吐出タイミングを説明する、図5と同様の図である。
この図に示されるように、4つの加圧室列Fは、互いに異なるタイミングで駆動(加圧室31への圧力付与)が開始される。なお、F201、F202、F203、F204の順としたのは一例に過ぎず、他の順で駆動開始のタイミングが設定されてもよい。例えば、図示した順とは別の順で、第1側方領域RG1の供給孔33(を含む吐出素子219)と中央領域RG0の供給孔33とで交互に駆動が開始されてもよいし(例えば、F202、F201、F204、F203の順)、第1側方領域RG1の2種の供給孔33において駆動が開始された後に、中央領域RG0の2種の供給孔33において駆動が開始されてもよい(例えば、F201、F203、F204、F202の順)。また、第1の実施形態のように、2種の駆動開始タイミングとされるなど、2種以上の供給孔33の駆動開始が同時とされてもよい(例えば、F201及びF203を同時、その後、F201及びF203を同時)。また、複数の遅延時間td1〜td3は、互いに同一であっても互いに同一でなくてもよい。
第2の実施形態においても、中央領域RG0に配置された供給孔33においては、他の領域に配置された場合に比較して流体クロストークが抑制され、特に、他の供給孔33(を含む吐出素子19)の駆動開始に遅れて駆動が開始された場合における流体クロストークが好適に抑制される。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
上述した複数の実施形態等は、適宜に組み合わされてよい。例えば、第2の実施形態の連通路232は第1の実施形態のように2種の供給孔が共通流路(副流路27c)に開口する個別流路に設けられてもよい。
加圧室への圧力付与の方法は、適宜な方法とされてよい。すなわち、インクジェットヘッドは、ピエゾ式ヘッドに限定されず、例えば、インクを加熱して気泡を発生させることによりインクに圧力を付与するサーマル式ヘッドであってもよい。また、ピエゾ式のインクジェットヘッドは、撓みモードヘッドに限定されず、例えば、振動板の振動方向に圧電体を収縮させる縦モードヘッドであってもよいし、圧電体の剪断変形を利用するシアモードヘッドであってもよい。撓みモードヘッドは、ユニモルフ型ヘッドに限定されず、互いに対向する2つの圧電体を有するバイモルフ型ヘッドであってもよい。
ディセンダ、加圧室及び供給孔を含む個別流路の形状、及び、共通流路の形状は、実施形態において例示したものに限定されない。例えば、ディセンダ、加圧室及び供給孔は、その一部又は全部が一体化されてよく、必ずしもその境界位置が明確でなくてもよい。例えば、サーマルヘッドにおいて、ディセンダと加圧室とは一体化されてよい。また、例えば、共通流路(副流路27c)は、平面視において必ずしも加圧室に重なっている必要はなく、加圧室の側方等に位置してもよい。また、例えば、供給孔が開口する共通流路(副流路27c)は、搬送方向や搬送方向に斜めに交差する方向に延びてもよい。また、例えば、共通流路の中央に配置されない供給孔は、共通流路の側面に開口してもよい。共通流路の一方及び他方の側面は、重力方向及び加圧室との相対位置に捉われずに適宜な面とされてよい。
供給孔を共通流路の中央に配置することによる流体クロストークの低減は、駆動が遅れて開始される供給孔以外の供給孔に適用されてもよい。これに関連して、複数の供給孔は、遅延時間が全く設定されず、駆動開始タイミングが互いに同一とされてもよい。
5…インクジェットヘッド、21…基体、29…ディセンダ、29a…吐出孔、31…加圧室、33…供給孔、27c…副流路(共通流路)、RG0…中央領域。

Claims (6)

  1. 複数の吐出孔にそれぞれ通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室にそれぞれ通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、
    前記複数の供給孔は、前記共通流路の延びる方向に2列で配列されており、
    一方の列は、前記共通流路の一方及び他方の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されている
    インクジェットヘッド。
  2. 他方の列は、前記共通流路の中央よりも前記共通流路の前記一方の側面に近い位置に配置されている
    請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記一方の列の供給孔と、前記他方の列の供給孔とは、前記共通流路の延びる方向において交互に配置されている
    請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド。
  4. 複数の吐出孔にそれぞれ通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室にそれぞれ通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、
    前記複数の供給孔の一部は、前記共通流路の一方及び他方の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されており、
    前記複数の供給孔の残りは、前記共通流路の中央よりも前記共通流路の前記一方の側面に近い位置に配置されている
    インクジェットヘッド。
  5. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを制御する制御部と、
    を有し、
    前記インクジェットヘッドは、複数の吐出孔にそれぞれ通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室にそれぞれ通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、
    前記複数の供給孔は、前記共通流路の延びる方向に2列で配列されており、
    一方の列は、前記共通流路の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されており、
    前記制御部は、他方の列の供給孔に通じる加圧室に対する圧力付与の開始タイミングに対して、1ドットの記録を行う周期よりも短い時間差で遅れて、前記一方の列の供給孔に通じる加圧室に対して圧力付与を開始するように、前記インクジェットヘッドを制御する
    記録装置。
  6. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを制御する制御部と、
    を有し、
    前記インクジェットヘッドは、複数の吐出孔にそれぞれ通じる複数の加圧室と、前記複数の加圧室にそれぞれ通じる複数の供給孔と、前記複数の供給孔が内周面に開口する共通流路とが形成された基体を有し、
    前記複数の供給孔の一部は、前記共通流路の一方及び他方の側面よりも前記共通流路の中央に近い位置に配置されており、
    前記複数の供給孔の残りは、前記共通流路の中央よりも前記共通流路の前記一方の側面に近い位置に配置されており、
    前記制御部は、前記複数の供給孔の前記残りに通じる加圧室に対する圧力付与の開始タイミングに対して、1ドットの記録を行う周期よりも短い時間差で遅れて、前記複数の供給孔の前記一部に通じる加圧室に対して圧力付与を開始するように、前記インクジェットヘッドを制御する
    記録装置。
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