JP2012150568A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より有用な情報を運転者に提供することができる情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システム100は、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において変更設定された目的地に関する変更情報を取得する初期・到着目的地情報収集部11と、目的地の変更処理が行われた時点での走行経路上の地点に関する地点情報を取得する目的地変更地点推定部12と、取得された変更情報と地点情報とに基づいて、目的地の変更が行われた変更要因を推定する目的地変更理由推定部13と、推定された変更要因に関する変更関連情報を車両Cに送信する到着率通知部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体に情報を提供する情報処理システムに関する。
従来、車両の運転者に対して目的地までの経路案内を行う装置が提案されている。例えば、下記の特許文献1には、目的地までの経路案内が終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を車載器から情報センターが収集し、多くの車載機から収集した走行軌跡を情報センターが統計処理して、目的地に対応した駐車場情報を生成して、同じ目的地に向かう車両の車載機へ駐車場情報を送信するナビゲーション装置が開示されている。
特開2008−2978号公報
特許文献1に記載のナビゲーション装置では、同じ目的地に向かう車両の車載器へ駐車場情報を送信しているが、他の車両における目的地の変更動向に関する情報についてなんら考慮されていないため、運転時におけるこの変更動向が考慮された、より有用な情報を必要とする運転者にとって利便性が低い。
本発明は、上記の問題点を解消する為になされたものであり、より有用な情報を運転者に提供することができる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る情報処理システムは、移動体に情報を提供する情報処理システムであって、他の移動体に搭載されたナビゲーション装置から、当該他の移動体の変更された目的地に関する変更情報と、目的地の変更が行われた地点に関する地点情報とを取得する変更取得手段と、変更取得手段により取得された変更情報と地点情報とに基づいて、目的地の変更が行われた変更要因を推定する推定手段と、推定得手段により推定された変更要因に関する変更関連情報を移動体に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この情報処理システムは、まず、ナビゲーション装置から、他の移動体の変更された目的地に関する変更情報と、目的地の変更が行われた地点に関する地点情報とを取得する。そして、この情報処理システムは、取得された変更情報と地点情報とに基づいて、目的地の変更が行われた変更要因を推定し、推定された変更要因に関する変更関連情報を移動体に送信する。これにより、車両を含む他の移動体における目的地の変更動向が考慮された、目的地の変更が行われた変更要因に関する、より有用な情報を運転者に提供することができるようになる。
また、変更取得手段は、他の移動体の周囲の環境に関する環境情報を取得し、推定手段は、変更情報と地点情報と環境情報とに基づいて、変更要因を推定するのも好ましい。
これにより、推定手段は、変更情報と地点情報とだけでなく、他の移動体の周囲の環境に関する環境情報にも基づいて、変更要因を推定するため、目的地の変更が行われた変更要因がより正確に推定されることになり、より正確に推定された変更要因に関する、より有用な情報を運転者に提供することができるようになる。
本発明によれば、より有用な情報を運転者に提供することができる情報処理システムを提供することが可能になる。
情報処理システムの構成を説明するための構成概略図である。 目的地変更理由推定テーブルの構成を説明するためのテーブル構成図である。 ディスプレイ装置を用いた表示画面の一例を示したものである。 情報処理システムで実行される到着率提供処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理システムで実行される周辺目的地提供処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理システムで実行される施設向け情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)情報処理システムの構成
まず、本実施形態である情報処理システムの構成について、図1を用いて説明する。図1は、車両Cといった移動体に情報を提供する情報処理システム100の構成を説明するための構成概略図である。情報処理システム100は、他の複数の車両(図示せず)が目的地を変更した際の理由や原因となる変更要因を推定し、この変更要因に関する目的地設定情報(変更関連情報)を車両Cに送信してドライバ等のユーザに提供するコンピュータ装置群である。目的地設定情報は、例えば、車両Cの目的地と同じ目的地に向かっていた他の複数の車両が目的地を変更した場合における、この目的地の変更を行った理由と、変更後の目的地とに関する情報である。
情報処理システム100は、車両に提供する情報を生成する情報提供センター1と、情報提供センター1との通信が可能であって車両の目的地に成り得る施設が備える情報処理部21と、を含んで構成されている。図1において、車両の目的地に成り得る施設は、一例としてテーマパーク2であるとして説明するが、そのような施設はテーマパークに限定されず、例えば店舗であってもよい。
情報提供センター1及び情報処理部21による機能は、例えば、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール、並びにハードディスク等の補助記憶装置等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、後述するそれぞれの機能が発揮される。
また、車載通信装置3による機能は、例えば、通信を行うための通信モジュールと、情報提供センター1との通信により受信した情報を表示するディスプレイ装置と、電子制御装置であるECUとにより実現される。ECUは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(RandomAccess Memory)等からなるマイクロコンピュータを主要構成部品とするユニットである。これらの構成要素が動作することにより、後述するそれぞれの機能が発揮される。
図1に示されるように、情報提供センター1は、初期・到着目的地情報収集部11(変更取得手段)と、目的地変更地点推定部12(変更取得手段)と、目的地変更理由推定部13(推定手段)と、到着率通知部14(送信手段)と、目的地設定パターン記憶部15(推定手段)と、目的地設定パターンDB(データベース)16(推定手段)と、ユーザ適合周辺目的地提案部17(送信手段)と、到着率閾値超え検知部18(検知手段)と、目的地設定情報通知部19(通知手段)と、を備えている。
初期・到着目的地情報収集部11は、車両Cや他の車両のそれぞれに搭載されたナビゲーション装置から、これらの車両において新規設定された目的地に関する初期到着目的地情報や、この目的地に到着する前に変更設定された目的地に関する変更情報を収集して取得する通信部分である。このナビゲーション装置は、ドライバ等による目的地の新規入力や変更入力を受け付けて経路案内することが可能であって、車両に搭載されたアンテナ等を用いて外部(例えば、情報提供センター1)に対して、初期到着目的地情報や変更情報や後述の地点情報等を送信することが可能な装置である。
これにより、初期・到着目的地情報収集部11は、他の複数の車両に搭載のナビゲーション装置から、初期到着目的地情報や変更情報や地点情報を受信することが可能である。なお、初期・到着目的地情報収集部11は、移動通信網を経由したインターネット検索を行って、各目的地において開催されるイベントに関するイベント情報を取得することも可能である。
目的地変更地点推定部12は、車両Cや他の複数の車両のそれぞれに搭載されたナビゲーション装置から、これらの車両における目的地の変更処理が行われた時点での走行経路上の地点に関する地点情報を取得する通信部分である。なお、目的地変更地点推定部12は、車両Cとは別のこの他の複数の車両の周囲の環境(例えば、渋滞の有無や天候の状況等)に関する環境情報を、道路状況等の交通情報を送信するVICS(Vehicle Information and CommunicationSystem:道路交通情報通信システム)や全国の天候情報を収集する事業者等から取得することも可能である。
目的地変更理由推定部13は、初期・到着目的地情報収集部11により取得された変更情報と、目的地変更地点推定部12により取得された地点情報とに基づいて運転経路及び経路変更地点周辺を分析し、目的地の変更が行われた変更要因を推定する演算部分である。変更要因の例として、テーマパーク2までの経路における交通渋滞や、テーマパーク2周辺の駐車場が満車状態であることや、テーマパーク2におけるイベントの開催等が挙げられる。
例えば、目的地変更理由推定部13は、車両Cとは別の他の複数の車両において目的地がテーマパーク2から他のテーマパークに変更されたことを示す変更情報と、テーマパーク2までの経路上における分岐地点であって他のテーマパークへ走行経路が逸脱している分岐地点を示す地点情報と、初期・到着目的地情報収集部11により取得されたイベント情報と、目的地変更地点推定部12により取得された交通情報とを併せて分析して、この変更要因はテーマパーク2までの経路における交通渋滞又は天候不順であると推定する。
ここで、目的地変更理由推定部13は、変更情報と地点情報とだけに基づくのではなく、目的地変更地点推定部12により取得された環境情報とにも基づいて、目的地の変更が行われた変更要因を推定することも可能である。例えば、目的地変更理由推定部13は、他の複数の車両において目的地がテーマパーク2から他のテーマパークに変更されたことを示す変更情報と、テーマパーク2までの経路上における他のテーマパークへの分岐地点を示す地点情報と、テーマパーク2までの経路上における天候が良好であることを示す環境情報と、を併せて分析して、この変更要因はテーマパーク2までの経路における交通渋滞であると推定することが可能である。
到着率通知部14は、目的地変更理由推定部13により推定された変更要因に関連する目的地設定情報を、車両Cが備える車載通信装置3に送信して(例えば、目的地を登録設定しようとしている)ドライバ等に提供する通信部分である。この目的地設定情報は、例えば、テーマパーク2までの経路における交通渋滞によってテーマパーク2から変更された他の目的地ごとの、他の複数の車両の到着率を示す情報である。ここで、テーマパーク2の到着率とは、他の複数の車両のドライバ等によりナビゲーション装置に対してテーマパーク2が最初に目的地として設定された回数のうち、予定通りこの目的地に到着した回数が占める割合を意味する。
目的地設定パターン記憶部15は、車両Cのドライバ等によりナビゲーション装置に対して最初に設定された目的地(以下、初期目的地という)や、車両Cの目的地が初期目的地から他の目的地に変更された場合の変更後の目的地(以下、変更目的地という)の設定パターンを、後述の目的地設定パターンDB16に、ユーザ好みの設定の履歴として記憶・学習させる処理を行う記憶処理部分である。なお、この設定パターンは、車載通信装置3においても記憶が可能である。
目的地設定パターンDB16は、初期目的地や変更目的地の設定パターンを、ユーザ好みの設定の履歴として記憶・学習するデータベースである。設定された回数が多いほど、信頼性のある設定パターンとして記憶・学習される。
ユーザ適合周辺目的地提案部17は、目的地設定パターンDB16に記憶された設定パターンに基づいて、(例えば、初期目的地を設定しようとしている)車両Cのドライバ等の趣味や嗜好にマッチ(適合)した目的地に関する適合情報を優先的に演算・生成して、車両Cが備える車載通信装置3に送信することにより提供する演算送信部分である。より詳しくは、ユーザ適合周辺目的地提案部17は、設定パターンに基づいて、初期目的地の周辺施設(以下、周辺目的地という)とこの周辺目的地への他の複数の車両についての到着率とに関する適合情報や、他の複数の車両においてこの初期目的地から変更された変更目的地とこの変更目的地への他の複数の車両についての到着率とに関する適合情報を提供する。
到着率閾値超え検知部18は、ユーザ適合周辺目的地提案部17により生成された到着率が、到着率閾値超え検知部18において予め定められて記憶された所定の閾値(又は、設定範囲)をよりも大きくなって超えたか否かを検知する判定演算部分である。生成された到着率が、所定の閾値(又は、設定範囲)を超えたと判定された場合、後述の目的地設定情報通知部19による処理が行われる。
目的地設定情報通知部19は、生成された到着率が所定の閾値(又は、設定範囲)を超えたと到着率閾値超え検知部18によって判定された場合、目的地変更理由推定部13により推定された変更要因に関する目的地設定情報を、テーマパーク2が備える情報処理部21に送信することにより提供する。例えば、目的地設定情報通知部19は、他の複数の車両において目的地がテーマパーク2から変更された他のテーマパークを特定する施設情報と、目的地の変更が行われた変更要因の推定結果を示す要因情報とを、情報処理部21に送信することにより提供する送信部分である。
情報処理部21は、目的地設定情報通知部19から施設情報及び要因情報を受信して、テーマパーク2の運営管理に必要な形式で記憶したり、テーマパーク2の運営管理者による視認及び理解が可能な形式で表示したりする処理を行う処理部分である。
車載通信装置3は、到着率表示部31及び周辺目的地表示部32を有している。ここで、到着率表示部31は、到着率通知部14から目的地設定情報を受信して、車両Cのドライバ等による視認及び理解が可能な形式で表示する処理を行う処理部分である。また、周辺目的地表示部32は、ユーザ適合周辺目的地提案部17から適合情報を受信して、車両Cのドライバ等による視認及び理解が可能な形式で表示する処理を行う処理部分である。
(2)目的地変更理由推定部による推定処理の詳細
引き続き、目的地変更理由推定部13による推定処理の詳細について、図2を用いて説明する。図2は、目的地変更理由推定部13による推定処理が行われる際に用いられる目的地変更理由推定テーブルの構成を説明するためのテーブル構成図である。この目的地変更理由推定テーブルは、他の複数の車両の初期目的地として指定された施設A〜施設Eのそれぞれについて、目的地が初期目的地から他の目的地に変更された場合における目的地変更理由推定部13により推定された変更要因の回数をカウントアップ(集計)するのに用いられる。カウントアップ後の目的地変更理由推定テーブルが、次の変更要因の推定に用いられる。
例えば、施設Aに関しては、他の複数の車両の目的地が施設Aから他の目的地に変更された総回数は、この時点では、100回、5回、及び20回の合計125回であり、125回のうち、100回が走行中の経路上での事故を原因とする渋滞によると推定される施設Aへの移動中止であり、5回が走行中の経路上での工事を要因とする渋滞によると推定される施設Aへの移動中止であり、20回が施設A周辺の駐車場が満車状態であることによると推定される施設Aへの移動中止である。このため、施設Aに関するこの時点における変更要因は、カウント数が最も多い事故渋滞であると推定される。
(3)到着率表示部及び周辺目的地表示部による表示内容の詳細
引き続き、到着率表示部31及び周辺目的地表示部32による表示内容の詳細について、図3を用いて説明する。図3は、到着率表示部31及び周辺目的地表示部32による、ディスプレイ装置を用いた表示画面の一例を示したものである。この表示画面には、車両Cの出発地と、出発当初に設定された初期目的地と、初期目的地の周辺施設又は他の複数の車両における変更目的地としての周辺目的地A〜周辺目的地Dと、出発地から初期目的地及び周辺目的地A〜周辺目的地Dのそれぞれまでの破線で示された経路と、が表示されている。
ここで、出発地から初期目的地までの経路上の地点で他の複数の車両による何らかの事故が発生し、この事故を原因とする渋滞が所定区間で発生したとする。この場合、初期目的地までの到着に要する時間が非常に長くなるため、ユーザ適合周辺目的地提案部17により判定されるお勧め度合いが星印一つで表されている。また、他の複数の車両の多くは、初期目的地への移動を中止するため、他の複数の車両の初期目的地の到着率は、100%とはならず30%になっている。
周辺目的地Aは、初期目的地の近辺に位置し、且つ、人気のある魅力的なイベントが開催されているため、ユーザ適合周辺目的地提案部17により判定されるお勧め度合いが星印三つで表されている。また、初期目的地への移動を諦めた他のドライバの多くが、周辺目的地Aを変更目的地としており、周辺目的地Aの到着率は80%になっている。
周辺目的地Bは、初期目的地の近辺に位置しているが、人気のある魅力的なイベントが開催されていないため、ユーザ適合周辺目的地提案部17により判定されるお勧め度合いが星印二つで表されている。また、初期目的地への移動を諦めた他のドライバが、周辺目的地Bを変更目的地とすることはそれほど多くなく、周辺目的地Bの到着率は60%になっている。
周辺目的地Cは、車両Cのドライバ等の趣味や嗜好にマッチ(適合)したイベントが開催されているため、ユーザ適合周辺目的地提案部17により判定されるお勧め度合いが星印三つで表されている。しかしながら、周辺目的地Cは、初期目的地の近辺に位置していないため、初期目的地への移動を諦めた他のドライバが、周辺目的地Cを変更目的地とすることはそれほど多くなく、周辺目的地Cの到着率は50%になっている。
周辺目的地Dは、車両Cのドライバ等の趣味や嗜好にマッチ(適合)していない目的地であるため、ユーザ適合周辺目的地提案部17により判定されるお勧め度合いが星印一つで表されている。
(4)情報処理システムにおける情報提供処理の流れ
続いて、情報処理システム100で実行される情報提供処理の流れ(情報提供方法)について、図4〜図6を用いて説明する。図4は、情報処理システム100で実行される到着率提供処理の流れを示すフローチャートであり、図5は、情報処理システム100で実行される周辺目的地提供処理の流れを示すフローチャートであり、図6は、情報処理システム100で実行される施設向け情報提供処理の流れを示すフローチャートである。図4〜図6のフローチャートに示される処理は、主として上記したCPUによって行われるものであり、情報提供センター1、情報処理部21、及び車載通信装置3の全ての電源がオンされてからオフされるまでの間、所定のタイミングで繰り返し実行される。
最初に、図4を用いて、情報処理システム100で実行される到着率提供処理について説明する。まず、初期・到着目的地情報収集部11が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において新規設定された目的地に関する初期到着目的地情報を収集して取得する(ステップS01)。そして、初期・到着目的地情報収集部11が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において変更設定された目的地に関する変更情報を収集して取得する。
次に、目的地変更地点推定部12が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において目的地の変更が行われた走行経路上の地点に関する地点情報を取得することにより、目的地変更地点を推定する(ステップS02)。そして、目的地変更理由推定部13が、初期・到着目的地情報収集部11により取得された変更情報と、目的地変更地点推定部12により取得された地点情報とに基づいて、目的地の変更が行われた変更要因としての目的地変更理由を推定する(ステップS03)。
次に、到着率通知部14が、目的地変更理由推定部13により推定された変更要因に関する目的地設定情報を、車両Cが備える車載通信装置3に送信してドライバ等に通知する(ステップS04)。この目的地設定情報は、例えば、テーマパーク2までの経路における交通渋滞によってテーマパーク2から変更された他の目的地ごとの、他の複数の車両の到着率を示す情報である。
次に、車載通信装置3が有する到着率表示部31が、到着率通知部14から目的地設定情報を受信して、車両Cのドライバ等による到着率の視認及び理解が可能な形式で表示する(ステップS05)。そして、一連の処理が終了する。
引き続き、図5を用いて、情報処理システム100で実行される周辺目的地提供処理について説明する。まず、初期・到着目的地情報収集部11が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において新規設定された初期目的地に関する初期到着目的地情報を収集して取得する(ステップS01)。そして、初期・到着目的地情報収集部11が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において変更設定された変更目的地に関する変更情報を収集して取得する。
次に、目的地設定パターン記憶部15が、初期目的地や変更目的地の設定パターンを、目的地設定パターンDB16に記憶させる(ステップS11)。そして、ユーザ適合周辺目的地提案部17が、目的地設定パターンDB16に記憶された目的地設定パターンに基づいて、車両Cのドライバ等のユーザにマッチ(適合)したユーザ適合周辺目的地に関する適合情報を生成して車載通信装置3に送信することにより提案する(ステップS12)。
次に、車載通信装置3が有する周辺目的地表示部32が、目的地設定パターン記憶部15から適合情報を受信して、車両Cのドライバ等による周辺目的地の視認及び理解が可能な形式で表示する(ステップS13)。そして、一連の処理が終了する。
引き続き、図6を用いて、情報処理システム100で実行される施設向け情報提供処理について説明する。まず、初期・到着目的地情報収集部11が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において新規設定された初期目的地に関する初期到着目的地情報を収集して取得する(ステップS01)。そして、初期・到着目的地情報収集部11が、車両Cとは別の他の複数の車両に搭載されたナビゲーション装置から、この他の複数の車両において変更設定された変更目的地に関する変更情報を収集して取得する。
次に、到着率閾値超え検知部18が、ユーザ適合周辺目的地提案部17により生成された到着率が、予め定められた所定の閾値(又は、設定範囲)をよりも大きくなって超えたか否かを検知する(ステップS21)。生成された到着率が、所定の閾値(又は、設定範囲)を超えたと判定された場合、目的地設定情報通知部19が、目的地変更理由推定部13により推定された変更要因に関する目的地設定情報を、テーマパーク2が備える情報処理部21に送信することにより通知する(ステップS22)。なお、上述したように、この目的地設定情報には、他の複数の車両において目的地がテーマパーク2から変更された他のテーマパークを特定する施設情報と、目的地の変更が行われた変更要因の推定結果を示す要因情報とが含まれる。
次に、情報処理部21が、目的地設定情報通知部19から施設情報及び要因情報が含まれる目的地設定情報を受信して、テーマパーク2の運営管理に必要な形式で記憶したり、テーマパーク2の運営管理者による視認及び理解が可能な形式で表示したりする処理を行う(ステップS23)。そして、一連の処理が終了する。
(5)情報処理システムによる作用及び効果
情報処理システム100は、まず、ナビゲーション装置から、車両Cとは別の他の複数の車両の変更された目的地に関する変更情報と、目的地の変更が行われた地点に関する地点情報とを取得する。そして、この情報処理システム100は、取得された変更情報と地点情報とに基づいて、車両Cとは別の他の複数の車両において目的地の変更が行われた変更要因を推測し、推測された変更要因に関する目的地設定情報を車両Cに送信する。
これにより、車両Cとは別の他の複数の車両における目的地の変更動向が共有されることになり、この変更動向が考慮された、目的地の変更が行われた変更要因に関する、より有用な付加価値情報を(例えば、初期目的地を設定しようとしている)ドライバ等のユーザに提供するサービスの実施が可能になる。より詳しくは、例えば、車両Cの初期目的地で開催中のイベントよりも車両Cや他の複数の車両の乗員にとって魅力的なイベントが周辺施設で開催中であるために、車両Cとは別の他の複数の車両の多くが目的地をこの周辺施設に変更して到着している、といった情報を提供するサービスの実施が可能になる。
また、車両Cの初期目的地までの経路が渋滞中である場合に、車両Cとは別の他の複数の車両においてこの初期目的地から変更された変更目的地ごとの、この他の複数の車両の到着率に関する情報を提供するサービスの実施も可能になる。更に、車両Cとは別の他の複数の車両における初期目的地からの変更要因の推測結果に基づいて、混雑情報を外部に発信していない初期目的地から変更すべきか否かの判定に必要な情報を提供するサービスの実施も可能になる。
また、目的地変更理由推定部13は、変更情報と地点情報とだけでなく、車両Cとは別の他の複数の車両の周囲の環境に関する環境情報にも基づいて、変更要因を推測する。このため、環境情報が加味されて、目的地の変更が行われた変更要因がより正確に推測されることになり、より正確に推測された変更要因に関する、より有用な情報を、車両Cのドライバ等に提供することができるようになる。
また、情報処理部21は、施設情報及び要因情報を受信して、テーマパーク2の運営管理に必要な形式で記憶したり、テーマパーク2の運営管理者による視認及び理解が可能な形式で表示したりする処理を行う。このため、テーマパーク2の運営管理者は、受信した情報を参考にすることにより、テーマパーク2への集客を行うキャンペーンを変更したり、テーマパーク2周辺の渋滞を緩和する対応策が必要か否かを検討したりすることが可能になる。
(6)変形例
上記の実施例では、情報処理システム100は情報提供センター1及び情報処理部21を含んで構成されているが、情報処理システム100は、情報提供センター1及び情報処理部21の他に、車両Cが備える車載通信装置3を更に含んで構成されるものであってもよい。
本発明によれば、より有用な情報を運転者に提供することができる情報処理システムを提供することができる。
1…情報提供センター、2…テーマパーク、3…車載通信装置、11…初期・到着目的地情報収集部、12…目的地変更地点推定部、13…目的地変更理由推定部、14…到着率通知部、15…目的地設定パターン記憶部、16…目的地設定パターンDB、17…ユーザ適合周辺目的地提案部、18…到着率閾値超え検知部、19…目的地設定情報通知部、21…情報処理部、31…到着率表示部、32…周辺目的地表示部、100…情報処理システム、C…車両。

Claims (2)

  1. 移動体に情報を提供する情報処理システムであって、
    他の移動体に搭載されたナビゲーション装置から、当該他の移動体の変更された目的地に関する変更情報と、目的地の変更が行われた地点に関する地点情報とを取得する変更取得手段と、
    前記変更取得手段により取得された前記変更情報と前記地点情報とに基づいて、目的地の変更が行われた変更要因を推定する推定手段と、
    前記推定得手段により推定された変更要因に関する変更関連情報を前記移動体に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記変更取得手段は、前記他の移動体の周囲の環境に関する環境情報を取得し、
    前記推定手段は、前記変更情報と前記地点情報と前記環境情報とに基づいて、前記変更要因を推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
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